校長室だより

〔家 庭 数 〕
校長室だより
平成 27 年７月第 16 号
枚方市立菅原東小学校
校 長
金丸 豊彦
ありがとう、すばらしい班長さん！
先日、毎朝元気にあいさつをしてくれる一人の女の子がいたので、「いつも元気にあいさつしてくれ
るね。」と、声をかけました。そしたら、その女の子は、「登校班の班長さんに『いつも、ちゃんとあい
さつしいや。』って言われてんねん。」と、笑顔で返事を返してくれました。
その女の子の班長さんは、自分が「あいさつ」するだけでなく、班員の人達にも、こうした方がいい
と教えてくれていたのです。「へーぇー、そうなんだ。」と、その班長さんの態度にも感心しました。
朝の集団登校時の一瞬の通りすがり、正門前で子ども達と数十回のあいさつを交わすことが毎朝の日
課となっています。子ども達は大勢なので、あいさつのタイミングがうまく合わず、そのまま通り過ぎ
る子ども達もたくさんいます。しかし、こちらが背中を向けているときでも、元気な声をかけてくれた
りすると、嬉しくて慌てて振り向いてあいさつを返すようにしています。やっぱり、笑顔のあいさつの
交換は気持ち良いものです。
高学年の人が、あいさつを交わす姿を毎日身近で見ることで、低・中学年の人たちにも自然とその良
い習慣が身についてきます。高学年のお兄さんお姉さん人たちは、低・中学年の人たちの一番身近なお
手本です。班長さんの正しい行いは、班員の人たちの正しい行いとなって広がっていきます。
お名前は知りませんが、その女の子にとても素敵なアドバイスをしてくれた登校班の班長さん、どう
もありがとう。「あいさつの輪」がもっと広がってくれるといいなって思っています。
プールで泳げても過信は禁物。水難事故には十分気をつけましょう。
６月２６日（金）に６年生で「着衣泳」が予定されていましたが、雨模様の天気で気温・水温とも低
く、今年度は残念ながら中止となりました。
万が一の事故の時に自分の命を守るにはどうすればいいのかを学ぶのが、「着衣泳」の目的です。
Ｔシャツやジーパンを身につけたままプールに入ると、水で濡れた衣類が体にぴったりとまとわりつ
き、水を含んで重くなため、水着のときよりはるかに動きにくくなります。事故などで川や池に転落し
た場合も、これと同じようなことが起こり、プールでは泳げた人も慌ててしまい、おぼれてしまうこと
があるそうです。
こんな場合は、大急ぎで自力で岸まで泳ぎ切るという考えに縛られずに、水面に浮かんだら呼吸をす
ることだけを考え、心を落ち着けて救助を待つのが良いそうです。水面に浮かんでいるペットボトルや
木ぎれ等を見つけたら、それを浮き輪代わりに抱きかかえて待つのも良い方法だそうです。
もちろん水難事故に遭遇しないことが何より一番大事なのですが、どんな状況下でも自身の生命を守
るための冷静・適切な判断ができる様に、いろいろな場面を想定して心構えを作っておくことはよいこ
とだと思いますので紹介しておきます。
夏休み初日は、校区「ふれあい夏まつり」で楽しんで下さい
今年も 7 月 18 日（土）に、菅原東校区コミュニティ主催の「ふれあい夏まつり」が菅原神社境内で開
かれます。すでに回覧板等でご存じだとは思いますが、出店には、アメリカンドック・からあげ・フラ
イドポテト・焼きそば・焼き鳥・フランクフルト・いかゲソ焼き・たこせん・綿菓子・かき氷・ソフト
クリーム・アイスキャンデー・ジュース・ビール・チューハイなどといった食べ物屋さんの屋台と金魚
すくい・スーパーボールすくい・三角くじ・輪投げ・ヨーヨーつり・パーフェクトピッチング等のゲー
ムコーナーの屋台があり、その多くが 100 円ぐらいで提供されています。（最高金額 300 円）
この祭での出店は全て、コミュニティ協議会を構成している校区の各団体の皆さんの手作りで、本校
ＰＴＡ役員の皆さんも「綿菓子」の屋台コーナーで売り子として協力していただいています。
毎年、子ども達が楽しめる行事として、校区コミュニティの皆様が一致団結し、テントを持ち寄り出
店を並べ、各種イベントを開いてくれているのです。
子ども達への目玉イベントは、3 時 20 分から開かれる「カブトムシ争奪ビンゴ大会」です。会場で子
ども達に配られるビンゴカードで、今年もオオクワガタをはじめ、ヒラタクワガタ、ミヤマクワガタ、
ノコギリクワガタ、カブトムシといったかっこいい大人気の昆虫が、たくさんの子ども達に当たると思
いますので、是非ビンゴゲームに参加して、運試しをしてみてください。他の時間帯にも、カラオケ大
会や盆踊り、南中ソーランの踊りなどが披露される予定です。晴れるといいですね。雨天中止の場合は、
同じ時間帯で 7 月 19 日（日）に延期されます。
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