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p p 8 7 - p p 8 9 フレンチパフTシャツ 縫製仕様書

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p p 8 7 - p p 8 9 フレンチパフTシャツ 縫製仕様書
pp87-pp89 フレンチパフTシャツ 縫製仕様書
polka drops
http://www.polkadrops.com/
身頃から
裁ち出された袖
裁断枚数4枚で縫えるパフスリーブTシャツ、
バインダーを除けば、前身頃と後身頃
2パーツのみの大変シンプルな作りです。
バストダーツ
身頃から袖がそのまま裁ち出されています。
バストダーツで胸の立体感を出し、
ウエストラインは軽く絞りました。女性らしい柔らかいラインです。
用尺は目安です。柄あわせ等により、
必要な用尺は変わる場合がございます。
寸法、用尺について
また生地の用尺は「有効生地巾」で
(パターン上の寸法になります)
計算しています。有効生地巾とは、
ミミなど除いた生地として使える部分の
サイズ
S
着丈
52.1cm
背肩幅
33.0cm
バスト
76.0cm
袖丈
9.0cm
生地幅のことです。
○ 参考用尺
各サイズとも 0.8m(生地巾 130cm 以上)
M
55.1cm
34.5cm
82.0cm
9.5cm
伸び止めテープ(10mm巾) 1.3m
衿ぐりの伸び止めテープは仕上がりの良さを
L
58.2cm
36.0cm
88.0cm
10.0cm
考えた場合5mm巾がオススメですが
(10mm巾のものを、丁寧に細長くカットして
お使いいただいてもかまいません)
○ お使いいただける素材について
10mm巾でも特に問題なくお使いいただけます。
ニット専用パターンです。ニット地をお使いください。薄手∼中くらいの
衿ぐりは
やわらかめの素材が適しています。天竺、スムース、接結ニットなど。
0.5mm巾か
ただし接結ニットは2重になっているため、バインダー(衿ぐり)には不向きです。
10mm巾で
細かい部分には別素材を使うなど工夫が必要です。
裁断と芯貼りについて
10mm巾
○ 裁断の注意点
前身頃、後身頃に1箇所ずつまたバインダーに1箇所、パターンの
衿ぐりは
0.5mm巾か
10mm巾で
接ぎ合わせがあります。必ず、パターンをつなげてから裁断してください。
接ぎ合わせライン
前身頃
○ 右図の の部分にあらかじめ、伸び止めテープを貼っておきます。
1枚 わ
だ
ち
10mm巾
伸び止めテープは、生地の裏側に貼るのが基本になります。
内側を見た時に、芯がなるべく見えないようにするためです。
接ぎ合わせライン
もし裁断後すぐに縫い始める場合は、縫製手順①の「身頃に切込みを入れます」を
裁断時に一緒に行ってしまう方法があります。チャコやきりじつけをしなければ、
切り込むラインに目印がなくなるため、型紙をはずしてから切り込むのが難しく、
そのため裁断時に型紙ごと切り込んでしまう方がやりやすくなります。
後身頃
わ 1 枚
だ
ち
(型紙も切れますが)この場合切り込んだあと伸び止めテープをを貼ります。
切り込んだあと放置しますと、ニットであり縫い代巾も少ない場所なので、
ほつれてくる危険性がありますのでご注意ください。
1
二次配布・無断転載禁止
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■工程5・6・7の図解
1 身頃に切り込みを入れます
←合印
前後身頃の
切り込み止まりまで
生地を切り込みます
(◎印)
7
後身頃(裏)
6
後身頃(裏)
◎
から
←縫い代に
止めミシン
5
←合印
前身頃(裏)
◎
まで
6 肩を始末します
前身頃(裏)
★
前後の左肩を中表に合わせ、本縫い+ロック、もしくは
4本糸オーバーロックで縫い合わせます。
2 右肩と袖山を縫います
縫い代は後身頃側に倒し、衿ぐり部分の縫い代を
バインダーの上から、止めミシンします。
右肩、左右の袖山部分の肩をそれぞれ前後
(縫い代が起き上がってこないように)
中表に合わせ、本縫い+ロック、もしくは
4本糸オーバーロックで縫い合わせます。
縫い代は後身頃側に倒します。
7 袖にギャザーを寄せます
袖付け側、袖口側、両方にそれぞれ2本ずつ
3 ダーツを縫います
ギャザーミシンをかけます。縫い代端から0.2cm、
そこから更に0.5cm内側にもう1本入れます(合計2本)
裏側からバストダーツを縫います。
縫い代は上に倒します(★)
袖付け側のギャザーミシンは、本縫いをした後ほどきます。
袖口側のギャザーミシンも、バインダー始末をした後、
4 バインダー作り
糸が見えるようならほどいてください。
衿ぐり袖ぐり用とも、
袖の袖付け側は袖山と同寸になるように、袖の袖口側は、
アイロンで折って
袖口バインダーと同寸になるようにギャザーを寄せ、
おきます。
縫い代のみにアイロンをあてて、
ギャザーをつぶして
0.8cm
落ち着かせます。
同寸
後身頃(表)
5 衿ぐりバインダー始末します
衿ぐり縫い代をバインダーで
くるみ、ステッチで始末します。
左肩から始め、
左肩で終わります。
前身頃(表)
袖口バインダー
こちらの縫い代にも、
出来上がりと同寸
アイロンをあてます。
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8 袖付け部分を中縫いします
10 裾始末をして完成です
縫い代巾0.5∼0.7cm程度で本縫いし、
0.5cm
ロック(ジグザグ)始末します。
縫い代は身頃側に倒します。
袖口はバインダー始末します。終わったら、
ギャザーミシンを抜きます。
2cm
縫いどまり
後身頃(表)
0.5∼
0.7cm
裏
前身頃(表)
縫いどまり
9 袖下∼脇を縫います
本縫い+ロック、
もしくは4本糸
オーバーロック。
縫い代は後身頃側に
倒します。
前身頃(裏)
図1
前
後
袖口に、縫い代止めミシンを入れます
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