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資料4-1 受賞メニュー概要 ~学校給食・社員食堂部門

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資料4-1 受賞メニュー概要 ~学校給食・社員食堂部門
農林水産大臣賞(学校給食・社員食堂部門)
応募者:PFUライフエージェンシー株式会社
メニュー:自社農園千両茄子の肉はさみ揚げ
と加賀野菜炊き合わせ
(茄子の肉はさみ揚げ、金時草と
もやし酢、加賀野菜炊き合わせ、
トマトと小松菜野菜炒め など)
提供先:株式会社PFU 本社社員食堂
(石川県かほく市)
自社農園千両茄子の肉はさみ揚げ
と加賀野菜炊き合わせ
旬の地場産野菜の旨みを味わっていただくとともに、「医食同源」を基本に低カロ
リーだが満腹感のあるバランスメニューとして提供。また、自社農園で収穫した野菜
(千両茄子、太胡瓜)等をメニューに活用している。
<取組内容>
1 「本日の地産地消品」を始めとした効果的な情報提供活動の実施
○ 毎日、当日使用する地場産食材を「本日の地産地消品」として食堂入り口に
表示。品名と産地名だけでなく、地産地消品の謂れや特徴なども情報提供する
とともに、ホームページにも掲載。
○ 特産品の「ながいも」を使った「ながいも料理月間」などを実施
○ 表彰メニュー以外にも来客用地産地消弁当を提供。
2 「環境」への配慮
○ 生ごみなどの残渣を自社の処理機で肥料化し、自社農園で利用することによ
りリサイクル。天ぷら油等は社内でバイオディーゼル(BDF)として精製し、社有
車で利用。
3 持続的な取組で多くの地場産物を社員食堂に導入
○ 県内産野菜を毎日4~6品目継続して使用。これまでに延べ30品目を使用。
○ 近隣のぶどう農家と連携し、朝収穫したぶどうを会社内で販売。東京の事業
所でも販売。
地産地消品の展示
自社農園
文部科学大臣賞(学校給食・社員食堂部門)
応募者:丸亀市綾歌学校給食センター
メニュー:今と昔 ふるさとの味 再発見!
(ばらずし、牛乳、れんこんのあげもん、
しょうゆ豆、月菜汁、みかん)
提供先:丸亀市綾歌地区の幼稚園・小学校・中
学校の1園、4校
香川県に伝わる郷土料理(ばらずし、あげもん、しょうゆ豆)や、丸亀市で新しく子ど
もたちが考え出した料理(月菜汁)を味わうことで、地域で収穫される農水産物や郷土
料理に込められた先人の知恵や工夫などを知る機会としている。1つの献立の中に、
今と昔の郷土料理を組み合わせたのである。
<取組内容>
1 年間を通じた地場産物の積極的な活用
○ 献立の年間計画を作成し、献立のねらいや旬の食材、地場産物、郷土料理等を
示し、年間を通じて計画的に献立を作成。
○ 平成14年から地場産物の活用に取り組み、毎年地場産物の品目を増やす。
現在では丸亀市産の農産物30品目程度を使用。
○ 丸亀市産の米を100%使用したごはんや、「さぬきの夢2000」 の全粒粉を使用
したパンを給食で提供。
2 児童生徒や保護者、地域に対する情報提供
○ 配膳表の中に地場産物を書き出すとともに、校内放送等で地場産物に関する情
報を提供。 「食育資料」や献立予定表はケーブルテレビにより地域住民へも情報
提供。
○ 献立予定表の中に「今月の地産」コーナーを設け、保護者に情報提供。
3 地域の生産者との連携・交流の促進
○ 地域の生産者と連携し、総合的な学習の時間での郷土料理づくりや親子料理教
室を開催。
○ 毎年、1月の全国学校給食週間中には、町内の生産者との交流会や招待給食
を開催。
生産者との交流会
ランチルームでの説明風景
生産局長賞(学校給食・社員食堂部門)
応募者:今金町学校給食センター
メニュー:ごはん、牛乳、いまかね風ハンバーグ、
いまかね旬の温サラダ、ほうれん草の
みそ汁
提供先:今金町内の小中学校 4校
(北海道瀬棚郡今金町)
子供達に人気のハンバーグに地元産ジャガイモ「今金男爵」をサイコロ状に切って
混ぜ込んだ、男爵いもの特性を生かしたメニュー。「家庭でも親子で作り、食べても
らえるようなメニュー」を発信するため、このハンバーグをメインに地元でとれる食材
を多く使ったサラダやみそ汁と組み合わせて提供している。
<取組内容>
1 今金食材サプライチームとの連携による地場産物の安定供給
○ 地場産物を安定供給するため、町内の農業法人や農協などで構成される「今
金食材サプライチーム」を組織化。新たな地場産物の導入や規格外品の安価な
安定供給のルート改革などに取り組み、地場産物の納入率が向上。
2 行事食における地場産物の活用
○ 「ふるさとの恵みに感謝する日」に生産者から地元でとれた新米や新ジャガイ
モの話を聞くとともに、地域の昔から伝わる食べ方を体験。
○ 11月の今金町教育週間に、地場産物を使った給食を食べる日として「ふるさ
と給食の日」を設け、地場産物を活用した新メニューを提供するとともに、保護者
にレシピを配布。
3 児童生徒や保護者への情報提供
○ 総合的な学習の時間に稲刈りやジャガイモ掘りなどの農業体験、地場産物を
活用したメニューでの親子料理教室などを実施。
○ 学校給食で使用する地場産物を示した「いまかね地場産品マップ」を作成し、
小中学校や地域に配布。
生産局長賞(学校給食・社員食堂部門)
応募者:西郷村教育委員会学校教育課
西郷村学校給食センター
メニュー:雑穀ごはん、牛乳、まめみそ、
いんげんのじゅうねんあえ、肉じゃが、
ミニトマト
提供先:西郷村内の小中学校 8校
(福島県西白河郡西郷村)
和食を中心にした「にしごうマクロビ給食」による児童生徒の健康づくりを推進。西
郷村産の胚芽精米に県産の七穀をブレンドした雑穀ごはんや野菜、大豆、大豆製
品を多く使った和食中心のおかずを提供している。
<取組内容>
1 学校給食協力会や学校農園の野菜、村の特産品等を積極的に利用
○ 地元農家で構成される学校給食協力会の野菜や体験学習で取り組んでいる
学校農園で収穫された野菜を給食で使用。
○ にじます、会津ユキマス、追原そばなどの村の特産品や振興作物を給食で積
極的に使用。
2 西郷村産大豆を使った加工品を給食で使用
○ 西郷村農政課とタイアップした事業として西郷村産大豆を使用した納豆を加
工業者に委託加工し、給食で使用。
○ 村の特産品のじゃがいもと大豆を使用した「にこにこコロッケ」を商品化し、給
食で提供。
3 児童生徒や保護者への情報提供
○ 毎日の指導資料に本日の給食で使用されている西郷村内の野菜を表示。
○ 農家の顔写真入り学校給食協力会マップを各学校に提示し、児童生徒の地
産地消への関心を向上。
○ 親子料理教室や「お弁当の日」の設定等により、児童生徒や家庭、地域へ食
育・地産地消を普及啓発。
生産局長賞 審査委員特別賞(学校給食・社員食堂部門)
応募者:東京都江戸川区立第二葛西小学校
メニュー:小松菜のビスキュイパン、牛乳、
ポークビーンズ、茎ワカメと小松菜の
サラダ、みかん
提供先:東京都江戸川区立第二葛西小学校
(東京都江戸川区)
地場産の食材が限られる中で、メロンパンをヒントに小松菜を使った小松菜ビス
キュイパンを開発。食物繊維の多い茎ワカメ、もやし、小松菜で和えたサラダも併せ
て提供することにより、小松菜を無理なく活用している。
<取組内容>
1 小松菜の学校給食での活用
○ 生産者との話し合いを重ね、小松菜の運搬方法や量の確保などの課題を解
決し、18年4月から年間を通して使用。
○ 現在では区内のほとんどの学校が直接生産者と契約し、価格も年間同一価
格で使用。
○ 区の農産振興課と生産者と連携して一斉小松菜給食を実施し、小松菜から食
育の輪が広がる。
2 小松菜メニューの開発
○ 茹でても煮ても焼いてもきれいな緑色が残ることやカルシウム、鉄分が多い
小松菜の特徴を生かし、野菜嫌いの児童からも人気の数多くのメニューを開発。
3 生産者との交流
○ 社会科の授業で、生産者が教育パートナーとして小松菜の由来等を説明。
○ 児童に人気のメニューを青年部の生産者に紹介する料理講習会やJA女性部
と連携して親子料理講習会を開催。
○ 給食試食会では小松菜生産者に都市農業の現状を話してもらい、小松菜を
使ったメニューを提供。保護者にも好評。
《親子料理講習会》JA女性部と連携
《マナー給食》肉料理の添えに小松菜、
デザートに小松菜アイス
生産局長賞(学校給食・社員食堂部門)
応募者:七宗町学校給食室
メニュー:五穀飯、牛乳、宿儺かぼちゃのチーズ
焼き、ほうれん草のカリカリ和え、こん
ぶ汁、ぎふのなしゼリー
提供先:七宗町内の小中学校
(岐阜県加茂郡七宗町)
広い農地が少ない地域ではあるが、夏はじゃがいも、たまねぎ、秋以降は大根、
白菜、里芋などの町産野菜を積極的に使用している。また、県内の地場産物である
宿儺(すくな)かぼちゃ、梨、五穀米などを献立に取り入れることで、岐阜県の他地
域の食材や様子についても考えられるような工夫がされている。
<取組内容>
1 計画栽培による地元産食材の利用促進
○ 農産物の供給について月に1回、野菜生産者と栄養教諭が会議を開き、翌月
の納入計画や栽培状況について情報交換し、計画栽培を推進。
○ 地元の生産者、町の農林課、給食関係者、PTA等が連携し、学校給食への
地元産食材の活用を推進。
2 行事食における地場産物の活用
○ 毎年、学校給食週間に給食感謝会と称し、野菜生産者と児童の交流会を
実施。児童の食に対する感謝の気持ちの醸成や農業への理解を促進。
○ 毎年6月に郷土料理「ほう葉ずし」を地域の方や学校関係者と協力し、給食で
提供し、地域食文化を伝承。
3 情報提供及び研修交流の実施
○ 年1回、学校、PTA、生産者が連携して作る学校給食だよりを20年間発行。
○ 生産者、普及指導センター、町農林課、学校関係者、PTAとともに、他地域の
野菜生産者との研修交流会を実施。
写真
写真
生産局長賞(学校給食・社員食堂部門)
応募者:中津川市立西小学校
メニュー:地域で育つなかつっこメニュー
(麦ごはん、牛乳、ふるさとカラフル
あげに、チコリ入りごまあえ など)
提供先:中津川市立西小学校
(岐阜県中津川市)
児童が苦手なゴーヤやピーマンを、南瓜やパプリカと併せて彩りよく苦みを抑え
た味付けになるように工夫している。また、地元産の米で作った米粉を揚げ物の衣
に使うなど学校給食で米粉を使用することにより、米の消費拡大にも寄与している。
<取組内容>
1 生産者との交流
○ 社会科や総合的な学習の時間の中で、地元の農業に関する学習や米作りを
行っている。児童が直接生産者から話を聞く機会もあり、地元の農業や食へ
の関心が高まっている。
○ 生産者を招いた会食会や生産者の畑での作物収穫などの体験学習を実施。
○ 栄養教諭や調理員が生産者と定期的に話し合いの場を持つとともに、生産
者の畑を訪問し、食育の資料を作成。
○ 給食で出た残渣を利用した堆肥を使い、生産者は給食の野菜を栽培。
2 生産者や商店と連携した地場産物の確保
○ 生産者グループ「アグリウーマン中津川」や市内の一般商店から中津川産の
野菜を購入。20年度は品目数ベースで中津川産の野菜を65%使用。
3 児童や保護者等への情報提供
○ 給食時の教室訪問や校内放送により、給食で使用されている地元産食材を
紹介。
○ 給食試食会や地域公民館での給食展、市の農業祭などにおいて、保護者や
地域住民に給食での取組を紹介。
生産局長賞(学校給食・社員食堂部門)
応募者:西尾市立八ツ面小学校
メニュー:八ツ面っ子あじわ~い給食
(てん茶飯、牛乳、なすと元気ボール
の味噌汁、お茶入りあじ味バーグ
など)
提供先:西尾市立八ツ面小学校
(愛知県西尾市)
日本一の抹茶の里、西尾市の地域特性を生かし、抹茶の原材料茶のてん茶を使
用した「てん茶飯」と、児童からの提案「お茶入りあじ味バーグ」を採用。ハンバーグ
の材料には、地元産大豆を使用した豆腐やタマネギを加え、また、てん茶飯で使用
した茶殻を再利用してあじの臭みをとるなどの工夫もしている。
<取組内容>
1 地元産食材の積極的利用
○ 旬の青果物は、青果市場や地区の八百屋との連携により、西尾市産を優先
的に納入する仕組みを構築。
○ 西尾市の農産物を毎月の献立に積極的に使用。
○ 生産者や商店と連携し、地元産大豆やおからなどの大豆製品を積極的に使
用。
2 食育月間や学校給食週間での取組
○ 6月19日の「愛知を食べる学校給食の日」に地産地消をテーマに西尾市なら
ではの給食を実施。食育だより増刊号で児童や保護者に情報提供。
○ 1月24日からの学校給食週間で地産地消メニューを取り入れるとともに、給
食委員会が校内放送で紹介。
3 製茶業組合や市農林水産課との連携
○ 製茶業組合と連携し、お茶の収穫期に児童が茶摘みに参加するなど体験学
習の実施により、地場農産物に対する理解を促進。
○ 市農林水産課と連携し、西尾市産の米「三河自慢」を年2回給食で使用。
地元製茶工場見学の風景
授業「へんしんだいず」で収穫した枝豆を描く児童
生産局長賞(学校給食・社員食堂部門)
応募者:伊賀市立府中小学校
メニュー:麦飯、牛乳、二色でんがく、なばなの金
ごま和え、伊賀のかす汁、りんご
提供先:伊賀市立府中小学校
(三重県伊賀市)
郷土料理である「田楽」に地元の特産品である大豆を使った豆腐と味噌を使うなど、
地域性を生かした献立。給食をきっかけに田楽の歴史や味を子どもや保護者に紹
介している。また、校区内にある提携農園で収穫された野菜や地元の酒蔵の酒か
すを使うなど、地元食材を多く使っている。
<取組内容>
1 提携農園などから地場産物を調達
○ 校区内にある提携農園から年間を通じて地場野菜やくだものを多く調達。
○ できるだけ農園に出向いて収穫状況を把握して、農園の農産物を使った献立
を作成。
2 農業体験や食育講座の実施
○ 提携農園や学級園において、じゃがいも掘りや野菜づくりなどの児童の農業
体験を実施。
○ 市内の児童・保護者を対象に「地元野菜を使った給食メニューをつくろう」を
テーマに食育講座を開催。
3 児童や保護者への情報提供
○ 伊賀地区の食文化について児童が早い段階から関心を持つことができるよう、
地元食材、旬の食材、郷土料理、伝統料理等の献立を取り入れるとともに、食
育用教材として使用。
○ 保護者に対し、献立表、給食だよりを用いて学校給食における地元農産物の
活用などの情報を提供。
学級園で児童が収穫したほうれん草が給食へ
生産者の指導でじゃがいも収穫体験
生産局長賞(学校給食・社員食堂部門)
応募者:ジャパンウェルネス株式会社
関西ペイント平塚事業所食堂
メニュー:神奈川てんこ盛り欲張り弁当
(ご飯、相模豚と地茄子のミルフィーユ
揚げ、地鯖の彩り巻き照焼仕立て
など)
提供先:関西ペイント平塚事業所食堂
(神奈川県平塚市)
写真
「地元は旨い!」、「地元のお役に立ちたい!」、「環境を守りたい!」をテーマに湘
南米キヌヒカリ、相模豚、平塚産野菜、片瀬江ノ島漁港直送地魚など神奈川県産の
食愛を使用し、地産地消メニューを提供。また、本メニュー以外にも季節ごとに地産
地消アラカルトメニューを提供している。
<取組内容>
1 地域独自の食文化の見直し
○ 郷土食、行事食など地域独自の食文化の見直しと併せて食育を推進。
○ 地元産食材及び会社の地産地消活動についてPOPを展示し喫食者に提供。
社内ホームページでも紹介。
2 多様な関係者との連携強化による食材の安定調達
○ 既存の取引業者に協力を呼びかけ、地元の食材を調達。
○ 近隣の直売所からも地場産食材を調達。
○ 藤沢市と連携し、片瀬江ノ島漁港から直接仕入れを実現。
写真
片瀬江ノ島漁港から早朝水揚げ地魚を
調達
写真
会社と連携し店頭POP、社内ホーム
ページでPR
生産局長賞(学校給食・社員食堂部門)
応募者:株式会社魚国総本社
豊田自動織機共和事業所
メニュー:愛を知るかつ丼(味噌汁、香の物付き)
提供先:㈱豊田自動織機 共和工場内食堂
(愛知県大府市)
愛知県のよさを認識してもらえるよう、豚肉、タマネギ、みつば、鶏卵、米などの地
元食材を人気のある「カツ丼」として提供。毎月15日には地場産食材を使用した「地
産地消メニュー」を提供するとともに、食材やメニューに対する思いを愛知県産で
『愛』を『知』ると表現し、喫食者の関心を高めるよう工夫している。
<取組内容>
1 喫食者のニーズに即した健康情報や地場産物の情報を積極的に提供
○ 愛知県版地産地消の取組「いいともあいち運動」に賛同し、地産地消について
社内で啓発。
○ 地産地消メニューの提供日には地場産物の実物サンプルを産地名と併せて
提示。
○ 栄養士によるチームを編成し、食生活改善・健康維持、食育情報等に関する
新聞を4ヶ月に1回のペースで発行。
2 生産者との交流促進・連携体制の構築でこだわり食材を調達
○ 10月の「新米」イベントや「でかでかかぼちゃ重量あてクイズ」を実施するなど
農業情報をイベントで提供。
○ 地元の特色あるこだわり食材の調達に当たり、地元の生産者、納入業者との
連携体制を構築。
使用している地場食材の展示
毎月15日は愛を知る日POP
生産局長賞(学校給食・社員食堂部門)
応募者:山崎製パン株式会社安城工場
メニュー:三河定食セット
(ご飯、エコポークのミルフィーユ味噌
カツ、サラダバー、赤だし味噌汁、
いちじく入り牛乳羹)
提供先:山崎製パン株式会社安城工場
(愛知県安城市)
毎月19日に「食育の日」として地元産の豚肉と野菜をメイン食材にしたメニューを
2種類提供するとともに、地元産の野菜を中心としたサラダバーを毎日提供。愛知
県三河地方特産の「なし」や「イチジク」に加え、JAとの共同企画であるイチジクジャ
ムを使用したメニューも提供するほか、地元産大豆を使用した八丁味噌を使用した
メニューを提供している。
<取組内容>
1 残渣を活用した飼料で育てた豚肉を利用するなど食品リサイクルループを構築
○ 安城工場内から出た製品ロスや食堂の残渣などを飼料とした豚肉(エコポー
ク)を使用。
○ メニューの提供に当たり、栄養バランスに加え、JAから提供された畑の様子
や収穫地がわかる地図を喫食者向けに提示。
2 地元「三河」にこだわった製品開発や地場産物の積極的な活用
○ 米の生産者、JA、地元製粉会社の協力のもと「三河の米粉パン」を製品化。
食堂でも提供。
○ 年間を通じて利用頻度の高い野菜と果物は規格外野菜も含めて「三河産」の
ものを中心に利用。野菜は年間を通してJAから直接仕入れ。
食事バランスガイドにそった栄養バランスメニュー2種
毎日のご飯も地場産・炊きたて 麦や八穀も入れています
生産局長賞(学校給食・社員食堂部門)
応募者:磐田市立豊田南第2保育園
メニュー:福立菜めし、豆腐ハンバーグ肉みそ
ソースかけ、カラフルソテー、ミニトマ
ト、チンゲン菜の野菜のスープ、メロン
提供先:磐田市立豊田南第2保育園
(静岡県磐田市)
写真
磐田市生まれの中国野菜(磐生福立菜)、しらす干しなど6種類の地場産物を使
用したメニュー。磐生福立菜は葉を菜めしに、茎をカラフルソテーに調理するなど工
夫して利用。安くて、簡単、おいしいメニューを工夫して提供している。
<取組内容>
1 体験や交流を核とした実践的な食育活動を展開
○ 園児にその日のメニューに利用する調理前の野菜を見てもらい、食べ物に対
する理解を醸成。
○ 保育園で野菜の栽培を実施。園児が収穫した野菜を使用して園児が給食の
調理を体験。
○ 生産者を含めた老人クラブとの交流の一環として園児に果物狩り、タケノコ掘
り、サツマイモ栽培等を体験してもらい、農業に対する理解を促進。
2 保護者へのわかりやすい情報提供で農業や農産物に関する理解を深める。
○ JAの協力を得て、保育園で特産の中国野菜の食べ方などに関する説明会を
開催。
○ 保育園食事年間計画により、毎月の地産地消のお知らせを廊下に提示し、保
護者の理解を促進。
写真
写真
生産局長賞 審査委員特別賞(学校給食・社員食堂部門)
応募者: 医療法人勝久会
介護老人保健施設 気仙苑
メニュー:県産食材で介護食!~噛む力、飲み
込む力が衰えても県産食材を美味しく
食べよう~(ひえご飯、南瓜と豆腐の
がんも、じゃがいものきんぴら など)
提供先: 介護老人保健施設 気仙苑
(岩手県大船渡市)
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ひえ、南瓜、じゃがいもなどの地場産食材を用いて、脳血管疾患や歯の欠損、加
齢等により噛む力、飲み込む機能の低下した方々でも形あるものをおいしく食べら
れるように工夫。また、刻んだものやミキサーにかけると見栄えが悪くなり、美味しさ
が半減することに配慮してメニューを検討し、普段刻み食やミキサー食を食べてい
る高齢者も食べることができるように工夫している。
<取組内容>
1 高齢者の立場に立った情報提供
○ 県産食材を使用する際、食事提供前に食材についての説明を実施。高齢者
と管理栄養士のコミュニケーションの契機となる。
○ 高齢者にわかりやすいよう、生産者の顔写真やコメントが載ったパンフレット
を作成して情報提供。
○ 地産地消の取り組みについての記事を、法人で発行する新聞に掲載する。
(近隣3000戸へ配布)
2 県内産農林水産物を年間を通じて積極的に活用
○ 「いわて地産地消給食実施事業所」として認定。
○ 施設で利用する米は100%県内産。
○ 県産食材を利用したイベントを開催。
○ 地元の味噌など県産食材を定期的に利用。
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地産地消への取り組み記事
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管理栄養士による食材の紹介
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