園だより - 麻生明星幼稚園

ＮＯ．
園だより
201４.9.２5
麻生明星幼稚園
http://www.asabu-mj.com
「私の目にあなたは高価で尊い」
(イザヤ書４３章３節)
○保護者向け講演会＆芋煮会（９/１９）
先日は東京池袋教会牧師であり、聖学院大学副院長の山口博先生をお招きしての講演会
を行いました。幼稚園の園長、中学・高校の校長、牧師として長年お働きになった実体験
から子どもたちが元気に育つためには神さまの愛と親の愛が大切であることをわかりやす
くお話してくださいました。その後の芋煮会もとても良い会でした。またチャンスがあれ
ばこうした機会を持ちたいと思います。どうぞご期待ください。
○日本の子どもたちの「自尊感情の低さ」について
近年、幼児教育の研修会に行くと「自尊感情」という単語をよく耳にします。日本の子
どもたちは他国と比べてこれが低すぎることが問題となっているようです。自尊感情とは
「自分には価値があると思える気持ち」と言ってよいと思います。自分はまるで生きてい
る価値がない。自分がこの世からいなくなっても誰も悲しまない。もし子どもがそのよう
に感じていたとしたらどうなのでしょう。健やかな成長は望めないはずです。
では自尊感情が低いと、どのようなことが起こるのでしょう。少し古い資料ですが、裏
面に東京都が発行している「子供の自尊感情や自己肯定感についてＱ＆Ａ」の一部分を載
せておきました。興味がある方は是非、検索してみてください。子育ての助けになります。
子どもたちが元気にまっすぐに育つ秘訣。それは各家庭で親が子の「自尊感情」を高め
ることができるかにかかっています。我が子は自分は「大切にされている」、「関心をもた
れている」と十分感じているでしょうか。もし子どもから裏面にあるような反応があった
なら、それは子どもからのSOSかもしれません。愛をもって接しましょう。子は親に自
分の話を「聴いて」もらいたいものです。「ほめて」もらいたいものです。「みとめて」も
らいたいものです、
「信じて」もらいたいものです。
「感謝の言葉」を待っているものです。
日常の１コマ１コマで自分が子どもとどう接しているか思い出してみましょう。頭ごなし
に叱っていないでしょうか。子どもとの約束を平気で破っていないで
しょうか。子どもの声に心から耳を傾けているでしょうか。「そんな余
裕はありません・・・」という方がいたら、子どもと一緒に教会に来
てみてください。神さまの愛が大人も子どもも育てます。
麻生明星幼稚園園長
久保哲哉
「子どもの自尊感情や自己
肯定感についてQ＆A」
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