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社団法人都市住宅学会大会(東京) ―第18回学術講演会(2010 年度
社団法人都市住宅学会大会 (東京) ―第18回学術講演会 (2010 年度)―開催について 社団法人都市住宅学会 大会実行委員会 委員長 浅見泰司 標記学術講演会を下記要領にて開催いたします。今回は、初の試みとして、日本不動産学会、資産評価政策学会と の合同開催となります。多数のご参加をいただきますよう、お願い申し上げます。 記 1. 日時 11 月 26 日(金)13 : 30 ∼ 17 : 00 見学会 11 月 27 日(土)09 : 00 ∼ 09 : 30 開会式 09 : 30 ∼ 12 : 30 論文発表等、博士論文コンテスト 14 : 00 ∼ 15 : 10 各種表彰 15 : 30 ∼ 18 : 00 シンポジウム 18 : 30 ∼ 20 : 30 懇親会 11 月 28 日(日)09 : 00 ∼ 11 : 40 論文発表 13 : 00 ∼ 15 : 00 ワークショップ 15 : 15 ∼ 17 : 15 ワークショップ 2. 会場:東京大学本郷キャンパス工学部 14 号館(本郷通り沿い、正門近く) 所在地 〒 113-8656 東京都文京区本郷 7-3-1 ただし、見学会は下記参照、懇親会は東京大学本郷キャンパス内山上会館談話ホールにて行います。 3. 内容:(1) 研究発表 141-145 講義室 (2) シンポジウム『アジア都市間競争で日本の諸都市は埋没していくのか』141 講義室 (3) ワークショップ ・ 都市住宅学会「健康まちづくり」141 講義室 ・ 都市住宅学会「2050 年の東京の居住を考える」141 講義室 ・ 都市住宅学会「住宅・福祉の連携と居住安定」143 講義室 ・ 日本不動産学会「不動産取引価格データを活用したヘドニック分析の展開」142 講義室 ・ 資産評価政策学会「不動産の公的評価について」144 講義室 (4) 見学会 密集市街地(曳舟駅周辺地区、京島地区)と東京スカイツリー周辺のまちづくり視察 (5) 博士論文コンテスト 144 講義室 4. 参加費:懇親会 5,000 円、他は無料 5. 申込み:各プログラムへのご参加は、[email protected] までメール、もしくは別紙の送信票で(社)都市住宅学会事 務局までファックスにてお申し込みください。11 月 12 日締切。 詳細は、プログラムが掲載されている 4-10 ページをご覧ください。 11 月 26 日(金) 13:30 ∼ 17:00 見学会 11 月 27 日(土) 09:00 ∼ 09:30 09:30 ∼ 12:30 14:00 ∼ 15:10 15:30 ∼ 18:00 18:30 ∼ 20:30 開会式 論文発表等、 博士論文コンテスト 各種表彰 シンポジウム 11 月 28 日(日) 09:00 ∼ 11:40 論文発表 13:00 ∼ 15:00 ワークショップ 15:15 ∼ 17:15 ワークショップ 懇親会 都市住宅学 71 号 2010 AUTUMN ● 3 大会 社団法人都市住宅学会大会(東京) プログラム ―第18 回学術講演会(2010 年度)― 開催について 社団法人都市住宅学会 大会実行委員会 委員長 浅見泰司 ■会場案内:東京大学本郷キャンパス 〒 113-8654 東京都文京区本郷 7-3-1 電話: 03-3812-2111(代表) ・アクセスマップ <最寄り駅> 本郷三丁目駅(地下鉄丸の内線)徒歩 12 分 本郷三丁目駅(地下鉄大江戸線)徒歩 10 分 根津駅(地下鉄千代田線)徒歩 10 分 東大前駅(地下鉄南北線)徒歩 8 分 春日駅(地下鉄三田線)徒歩 10 分 JR 御茶ノ水駅、上野駅より学バスあり JR 御徒町駅より都バスあり ・キャンパスマップ ・工学部 14 号館(本郷通り沿い、正門近く) 1 階平面図: 141,142,143 講義室 4 ● URBAN HOUSING SCIENCES 2 階平面図: 144,145 講義室 ■都市住宅学会、日本不動産学会、資産評価政策学会 三学会合同大会開催にあたって 三学会合同大会実行委員長 浅見泰司 今年度は、初めての試みとして、都市住宅学会、日本不動産学会、資産評価政策学会の三学会合同の全国大会を開催します。各学会で それぞれ大会で実施していたイベントは合同大会でも実施いたします。また、出版物も例年の各学会のものと同じとしました。その上で、 見学会、表彰式、シンポジウムなど合同化できるイベントは共通化いたしました。 大会に参加される方は、三学会のどれかに所属していれば、すべてのイベントに参加できます。各学会の発表資料は、パスワード付き のサイトを用意し、そこから pdf 資料がダウンロードできるように致しました。 大会のスケジュール概要は以下の通りです。 11 月 26 日(金) 13 : 30 ∼ 17 : 00 見学会(学外) 11 月 27 日(土) 141 講義室 9 : 00 ∼ 9 : 30 142 講義室 143 講義室 144 講義室 145 講義室 開会式 9 : 30 ∼ 10 : 50 都:セッション 9 : 30 ∼ 11 : 10 不:セッション 9 : 30 ∼ 11 : 00 11 : 10 ∼ 12 : 10 都:セッション 11 : 15 ∼ 12 : 05 不:セッション 11 : 15 ∼ 12 : 30 14 : 00 ∼ 15 : 10 合同:表彰式 15 : 30 ∼ 18 : 00 合同:シンポジウム 18 : 30 ∼ 20 : 30 合同懇親会(山上会館の談話ホール) 不:実務報告 9 : 30 ∼ 11 : 40 不:セッション 都:博士論文 コンテスト 11 : 10 ∼ 12 : 30 都:セッション 11 月 28 日(日) 9 : 00 ∼ 10 : 20 都:セッション 9 : 00 ∼ 10 : 30 不:実務報告会 9 : 00 ∼ 10 : 40 不:セッション 9 : 00 ∼ 10 : 30 資:セッション 9 : 00 ∼ 10 : 40 不:セッション 10 : 40 ∼ 11 : 40 都:セッション 10 : 45 ∼ 12 : 00 不:セッション 10 : 45 ∼ 12 : 00 不:セッション 10 : 45 ∼ 11 : 45 資:セッション 10 : 45 ∼ 12 : 25 不:セッション 13 : 00 ∼ 15 : 00 都: WS 13 : 00 ∼ 14 : 15 不:セッション 13 : 00 ∼ 13 : 50 不:セッション 13 : 00 ∼ 15 : 00 資:セッション 15 : 15 ∼ 17 : 15 都: WS 15 : 15 ∼ 17 : 15 不: WS 15 : 15 ∼ 17 : 15 都: WS 15 : 15 ∼ 17 : 15 資: WS (都:都市住宅学会、不:日本不動産学会、資:資産評価政策学会、合同:合同イベント、WS :ワークショップ) 発表会場に Windows 用ノート PC を 1 台ずつ用意します。時間的にとてもタイトなので、発表者は各セッションが始まる 30 分前までに 発表用の ppt ファイルを PC に移してください。当日持ち込みの PC やマックでしか使えないフォントやファイルは使えません。ただし、 ワークショップについては、持ち込みのノート PC の利用を認めますが、その場合は WS 担当者の責任で操作してください。OHP など他 の発表用機材は用意しません。教室にはマイクは用意しておりません。 大会期間中に 141 講義室内では、無線 LAN が使えます。設定の情報は、当日にお知らせします。発表資料のダウンロード先は、 http://ua.t.u-tokyo.ac.jp/joint3/index.html です。ID は joint3admin、パスワードは 113hongo8656 です。大会期間中および、その前後 1 週間 だけ使える予定です。 多くの皆様のお越しをお待ちしております。 都市住宅学 71 号 2010 AUTUMN ● 5 ■プログラム第 1 日目 2010 年 11 月 26 日(金) 見学会 密集市街地等のまちづくり見学会 密集市街地(曳舟駅周辺地区、京島地区)と東京スカイツリー周辺のまちづくり視察 曳舟駅周辺地区・京島地区は東京でも有数の密集市街地であるが、近年、市街地再開発事業や防災街区整備事業等のまちづくり手法を 活用して、密集市街地の改善を図り土地の高度利用を促進する取組みが行われている。 また、墨田区のほぼ中央に位置する押上・業平橋駅周辺地区では、建設中の東京スカイツリーによりもたらされる先進機能とこれまで 培われた下町文化とを融合させた観光拠点整備が進められている。 見学会ではこの両エリアを中心に密集市街地等におけるまちづくりを現地で学ぶ。 ●日時: 11 月 26 日(金) ●集合:東武伊勢崎線曳舟駅から徒歩 1 分 UR 都市機構 墨田市街地整備事務所会議室(2 階)13:30 ●スケジュール: 13:30 集合・ UR 都市機構より曳舟駅周辺地区・京島地区のまちづくりの説明を受ける 13:50 墨田市街地整備事務所発(徒歩移動) 14:00 「イーストコア曳舟一番館」(UR 施行再開発ビル)到着 屋上へ移動し、屋上から地区周辺を俯瞰 14:20 「イーストコア曳舟一番館」発(徒歩移動) 京成曳舟駅前東第三地区内(組合施行再開発、H22.7 組合設立認可)、曳舟たから通り、京島地区(リング道路概成部、老朽家屋密 集部、キラキラ橘商店街、京島三丁目地区)を経て 15:10 マイクロ場所待機場所よりバスに乗車・出発 15:30 押上・業平橋周辺地区(組合施行土地区画整理事業)到着 バスを降車し、徒歩にて東京スカイツリー建設工事現場を視察後、事務所会議室にて事業概要説明を受ける ※当日の工事進捗状況によっては、工事現場内を通るルートではなく周辺から視察するルートに変更する場合があります。 17:00 視察終了・解散 ●参加人数: 30 名まで ●参加費:無料 ●申込み:別紙の申込書により FAX、またメールにて(社)都市住宅学会事務局までお申込みください。 集合場所: UR 都市機構 墨田市街地整備事務所 2 階会議室 〒 131-0032 東京都墨田区東向島二丁目 16 番地 14 号 ナンカイ 3 ビル ①東武線曳舟駅より徒歩 1 分②京成線京成曳舟駅より徒歩 5 分 TEL 03-3610-1120 6 ● URBAN HOUSING SCIENCES ■プログラム 2 日目 2010 年 11 月 27 日(土) 開会式、学生論文コンテスト、学術研究発表会 ○ 2010 年度 3 学会合同大会開会式(09 : 00 ∼ 09 : 30) 会場:工学部 14 号館 141 講義室 ・大会実行委員長挨拶 時間 No. ○発表者 タイトル 09 : 50 A08 ○丁 志映 都心部のシェア居住における住宅ストック 活用の可能性に関する研究 10 : 10 B05 ○川岸梅和 モンゴル・ウランバートル市街地における 集合住宅地区の生活・居住環境に関する研 究−経年変化からみた集合住宅居住者の意 識及び活動の実態について− 10 : 30 B07 ○小木曽 裕 高層集合住宅の専用庭に対する居住者の利 用と意識 ・会長挨拶 ○都市住宅学会全支部共催事業 第 6 回学生論文(博士)コンテスト(9 : 30 ∼ 11 : 40) 会場:東京大学本郷キャンパス 工学部 14 号館 144 講義室 審査員: 大月 敏雄(東京大学大学院工学研究科准教授)*審査委員長 角野 幸博(関西学院大学総合政策学部教授) 鮫島 和夫(長崎すまい・まちづくりトラスト代表) 高井 宏之(名城大学理工学部教授) セッション B 三浦 研(大阪市立大学大学院准教授) 司会:鈴木雅之(千葉大学大学工学部助教) 山崎 福寿(上智大学経済学部教授) 発表(15 分)・質疑(5 分) 発表者および発表タイトル(発表時間 10 分、質疑応答 10 分) 時間 (141 講義室)「居住システム」(4 題) 時間 No. ○発表者 タイトル 11 : 10 A01 ○齊藤広子 ドイツの中古住宅取引制度と専門家の役 割−公証人の役割に注目して− No. ○発表者 タイトル 09 : 40 D1 ○赤闢 盛久/経営的側面からみた工業化 住宅の生産・供給の変遷に関する研究 −主として有価証券報告書の分析による− 11 : 30 A07 ○三浦逸朗 地域材住宅促進のための木材トレーサビリ ティの可能性 10 : 00 D2 ○室崎 千重/高齢者の居住継続を支える 地区環境ネットワークに関する研究 11 : 50 C01 10 : 20 D3 ○郭 雅 /台湾の日式住宅における居住 空間の変容過程に関する研究 −台北市青田街を対象として− ○小西智剛 マンション建替えの平均像と実務上の課題 ∼建替え実施事例からみるマンション建替 えの課題∼ 10 : 40 D4 ○相 尚寿/大都市圏駅前商店街の時系列 分析 −建物用途別の立地と床面積の変容傾向の 定量化− セッション E 11 : 00 11 : 20 D5 D6 ○児玉 道子/家具類の転倒防止対策推進 のための実践的、方法論的研究 −災害時要支援者へのボランティア活動 「かぐてんぼう隊」運動の拡大に向けて (145 講義室)「団地」 (4 題) 司会:森 傑(北海道大学大学院工学研究院教授) 発表(15 分)・質疑(5 分) 時間 No. ○発表者 タイトル 11 : 10 A05 ○小林佐和子 子育て環境から見た集合住宅団地の再評価 と課題− UR 賃貸住宅の居住者意識調査か ら− 11 : 30 A03 ○今西一男 郊外住宅団地再生に資する公共空間として のコミュニティ・サロンに関する研究−福 島市蓬莱団地におけるコミュニティ・サロ ンの実験的運営を中心に− 11 : 50 A06 ○平尾貴博 中層分譲集合住宅団地における長期修繕計 画のための住環境意識調査とその分析∼名 古屋市 M 住宅を事例として∼ 12 : 10 a01 ○大水敏弘 団地型マンションの建替え制度に関する分析 ○佐藤 由美/住宅と福祉の連携による高 齢者居住政策の形成と展開 ○学術研究発表会(09 : 30 ∼ 12 : 30) 〔A00 :審査付論文 a00 :審査付論説(論文集掲載)B00 :一般 論文 b00 一般論説(梗概集掲載)C00 :報告部門(梗概集掲載) 〕 セッション A (141 講義室)「すまい方」 (4 題) 司会:浅沼由紀(文化女子大学造形学部教授) 発表(15 分)・質疑(5 分) 時間 No. ○発表者 タイトル 09 : 30 A02 ○藤井詩織 民間事業者が管理する学生寮における共同 生活の自主運営 都市住宅学 71 号 2010 AUTUMN ● 7 ■プログラム 2 日目 2010 年 11 月 27 日(土) 表彰式、メインシンポジウム ○ 2010 年度 3 学会合同大会表彰式(14 : 00 ∼ 15 : 10) 会場:工学部 14 号館 141 講義室 【14:00 ∼ 14:25 :都市住宅学会表彰式】 ○資産評価政策学会/社団法人都市住宅学会/社団法人日本不動 産学会メインシンポジウム 会場:東京大学本郷キャンパス 工学部 14 号館 141 講義室 15 : 30 ∼ 18 : 00 ・学会賞(業績賞)表彰式 ・都市住宅学会支部共催事業 第 6 回学生(博士)論文コンテス ト表彰式 ●テーマ:『アジア都市間競争で日本の諸都市は埋没していくの 【14:25 ∼ 14:50 :日本不動産学会表彰式】 か∼東京など日本の諸都市、そして日本経済の再浮上 【14:50 ∼ 15:10 :資産評価政策学会表彰式】 策を探る∼』 *141 講義室前にて 2010 年業績賞授賞プロジェクトのパネル展 示を予定。 ●主旨 世界の成長センターとして活力ある発展を続けるアジア諸国の 中で、日本が埋没することなく再成長を遂げていくためには、東 京ほか日本の諸都市が、アジア都市間でのグローバル競争に生き 残っていくことが不可欠である。 しかしながら、今や地下鉄営総延長が世界一に達した上海、猛 烈な勢いでマンション再開発が進むソウル、さらには香港、シン ガポール等の諸都市と比較しても、日本の諸都市は依然として停 滞した状況にある。 金融、研究開発、コンテンツ産業などの都市型知財産業がリー ディング産業となった今日、日本の経済社会における閉塞状況を 打破し、再浮上を図っていくためには、東京を初めとする日本の 諸都市が、これら産業のインキュベーターとして機能することが 必須である。 このため、なおダイナミックな成長を続けているソウル、上海 に関する昨今の都市開発・成長動向について最新の報告をいただ くとともに、東京を初めとする日本の諸都市の活性化戦略を再考 し、日本経済の再浮上策を探るため、本パネルディスカッション を開催する。 ●プログラム 第 1 部 「上海・ソウルの都市開発・成長動向」 勒 周鉉(建国大学教授/日本大学客員教授) 陳 雲(復旦大学国際関係與公共事務学院 副教 授/広島大学博士) 第 2 部 「東京など日本諸都市の活性化戦略を再考する」 コーディネーター 氷鉋揚四郎(筑波大学大学院生命環境科学研究科教授) パネリスト 金 惺潤(野村総合研究所主任コンサルタント) 出口 敦(九州大学人間環境工学研究院教授) 山崎 福寿(上智大学経済学部教授) 8 ● URBAN HOUSING SCIENCES ■プログラム 第 3 日目 2010 年 11 月 28 日(日) 学術研究発表会、ワークショップ ○学術研究発表会(09 : 30 ∼ 11 : 40) 〔A00 :審査付論文 a00 :審査付論説(論文集掲載)B00 :一般 ○ワークショップ① 会場:東京大学本郷キャンパス 工学部 14 号館 141 講義室 13 : 00 ∼ 15 : 00 論文 b00 一般論説(梗概集掲載)C00 :報告部門(梗概集掲載) 〕 企画:総務企画委員会「健康まちづくり」 セッション C (141 講義室) 「都市計画」 (4 題) 司会:久米良昭(政策研究大学院大学教授) 発表(15 分)・質疑(5 分) 主旨 少子高齢化の本格的な進展を迎え、老人保健給付費や年金保険 給付費などの高齢者関係給付費も年々増加している。このような 時間 No. ○発表者 タイトル 09 : 00 A09 ○高 寛 韓国の地域内緑空間整備における第 3 セク ター方式団体の運営 −日本の緑関連財団法人との比較考察を通じて 健康な高齢期の生活を過ごす環境を整えることは、医療費等の社 ○大浦寛登 大阪都市圏における都心回帰の進行に伴う 住宅需要の変化に関する研究 −『住宅双六』の『上り』のその後(その 2)− 関や保険所等と連携した食事指導等の啓発活動を進めるだけでな ○松宮かおる 歴史文化観光都市・京都におけるホームレ スの居住様態に関する調査研究 スの供給水準が低下する懸念が増大している。 09 : 20 09 : 40 10 : 00 A04 B01 B03 ○藤本和男 公共空間活用による効果と評価に関する研 究−広島・京橋川の事例− 状況にあり、市民が健康な生活を送りうる社会を構築する、特に 会的コスト低減に資する重要なテーマとなっている。 このため、近年では健康増進プログラムの開発、提供、医療機 く、市民の健康づくりと整合的なまちづくりを追及する都市の在 り方の模索が始まっている。一方、地方部を中心に、医療サービ このような状況を背景に、当ワークショップでは、市民の健康 増進活動の展開、医療の安心の確保を都市政策面でバックアップ する方策を実務家、研究者の間で議論を行うこととしたい。 セッション D (141 講義室) 「都市のマネジメント」 (4 題) 司会:小浦久子(大阪大学大学院工学研究科教授) 発表(15 分)・質疑(5 分) 【コーディネータ】 中川 雅之 (日本大学経済学部教授) 【パネリスト】(予定) 時間 No. ○発表者 タイトル 10 : 40 B02 ○山本敏史 公有地の利用転換とその効果 −工業都市における地域活性化のための学 校跡地活用を事例として− 11 : 00 B04 ○張 永強 中国の創造都市計画に関する研究−「場所」 創造型の都市再開発手法を中心に− 11 : 20 B06 ○郷田 淳 高齢社会における持続可能なニュータウン のマネジメントモデル 宮下 雅夫 (前橋市健康部部長) 豊田 奈穂 ( (財)総合研究開発機構(NIRA)主任研究員) 長谷川 敏彦(日本医科大学医療管理学教室主任教授) 石川 徹 (東京大学大学院情報学環・准教授) 都市住宅学 71 号 2010 AUTUMN ● 9 ■プログラム 第 3 日目 2010 年 11 月 28 日(日) ワークショップ ○ワークショップ② ○ワークショップ③ 会場:東 京 大 学 本 郷 キ ャ ン パ ス 工 学 部 1 4 号 館 1 4 1 講 義 室 会場:東 京 大 学 本 郷 キ ャ ン パ ス 工 学 部 1 4 号 館 1 4 3 講 義 室 15 : 15 ∼ 17 : 15 15 : 15 ∼ 17 : 15 企画:三学会合同大会 ホスト校「2050 年の東京の居住を考える」 企画:関西支部「住宅と福祉の連携と居住安定」 主催:都市住宅学会関東支部 共催:東京大学 GCOE プログラム 「都市空間の持続再生学の展開」C 部会 主旨 かつて救貧施策の色彩が強かったわが国の介護施設は、2000 年の介護保険制度の発足により民間事業者も参入するサービスに 主旨 本三学会合同大会のホスト校である東京大学では「東京 2050」 スとして提供されるようになった。高齢化率は今後も上昇を続け、 と題する、2050 年の東京都市圏における都市像とそこで生じる 2055 年 には 40.5 %という超高齢社会となる。このため、高齢者 課題への対応策についての共同研究を、都市計画学、建築学、社 を介護施設に切り分けるのではなく、安心して地域で暮らし続け 会基盤工学の連携の中で進めている。本ワークショップでは、 る、まちづくりや住まいのあり方がいっそう求められる。本シン 2050 年の東京圏の都市住宅像を様々にシュミレーションした結 ポジウムでは、「住宅・福祉の連携と居住安定」をテーマに、福 果をもとに、その年に至るまでに生じるであろう居住に関わる諸 祉、住居の側から、高齢居住福祉をどう捉え、何が行われてきた 問題を、都市計画・交通計画・コミュニティガバナンス・住宅の のかを概観し、課題を明確にするとともに、介護保険、行政、住 諸観点から展望するための発表を行い、その上で、都市住宅学会 宅、NPO における課題、ストックの活用、福祉と住居の「連携」 に関わりのある他分野の研究者を交え、長期的都市居住問題の本 の意味や有用性、方向性について示し、どのように住宅管理と福 質を捉えるための分野横断的討議を行うことを目的としている。 祉の「すき間」を埋めるべきか、議論を深める。 【趣旨説明】 小泉 秀樹(モデレーター) 高齢者の家計と介護保険制度: 所 道彦(大阪市立大学大学院生活科学研究科准教授) 【発表 1】 行政における住宅と福祉の連携: 「2050 年までの東京圏の土地利用」 佐藤 由美(大阪市立大学都市研究プラザ) 高齢者住宅における課題: 【発表 2】 山口 健太郎(近畿大学工学部 講師) 「2050 年の東京圏のモビリティの展望」 NPO による居住支援事業の可能性と課題: 羽藤 英二(東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻准教授) 【発表 3】 「2050 年の住宅地とコミュニティ」 大月 敏雄(東京大学大学院工学系研究科建築学専攻准教授) 【討議】 【コメンテーター】 経済学分野から 清水 千弘(麗澤大学経済学部准教授) 社会学分野から 森反 章夫(東京経済大学現代法学部教授) ● 【パネリスト】 (東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻准教授) 大方 潤一郎(東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻教授) 10 生まれ変わり、高齢者専用賃貸住宅などの在宅でも介護がサービ URBAN HOUSING SCIENCES 米野 史健(大阪市立大学都市研究プラザ博士研究員) 【コメンテーター】 田端 和彦(兵庫大学生涯福祉学部社会福祉学科教授) 【司会】 三浦 研(大阪市立大学生活科学研究科准教授)