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生きがい - 北九州市立学校

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生きがい - 北九州市立学校
北九州市立石峯中学校
校長通信
【学校ホームページアドレス】
平成28年
www.kita9.ed.jp/ishimine-j
№67
7月
7日
「 生きがい 」
校長
江
口
満
「あなたの生きがいは何ですか。」と問われたとき、生徒の皆さんは何と答える
だろうか。
さて私の場合はどうだろうか。私が「仕事です」と答えたら、問うた人は、話の
続きに 窮 するだろうか。では、「7月10日に総合体育館で開催される全日本オー
プンスタンダードに出場します!」と答えたら、生徒の皆さんに「びっくりぽんや」
と言われ、信じてもらえないだろう。「とりあえず、ジョギング」という回答で、
お互いの趣味の話に花を咲かせることが無難だろうか。
「食事を作って食べること」
と回答したら「先生が食事を作るの?」と切り替えされそうだ。私の趣味のスポー
ツは、あくまでも食べることの前哨戦。とっても食いしん
坊のようですが、走った後、お腹を空かして食事を家族み
んなで作って、今日の出来事をワイワイしゃべりながら食
べる。生きていてよかったと思える瞬間のひとつだ。生徒
の皆さんは、いかがだろうか。「寝ること」と答える人も
いるかもしれない。
私にとって学校の先生という仕事は、子どもの頃からの
夢であり、また「生きがい」だ。ところが最近の流行なの
か、
「仕事以外に」というのが暗黙の前提にあるのか。仕事
ばかりで趣味がない人はつまらないとか、退職後豊かに生
きるためには趣味の一つぐらいはとかいう声をよく耳にす
【上】6月11日(土)12日(日)先陣を切って行われた若松区陸上競 る。大リーガーを目指すプロ野球選手はどうだろうか。私
技大会に出場した選手の皆さん。7月16日(土)17日(日)に行われ
る市内大会での活躍が期待されます!
には計り知れない厳しい練習や努力を積み重ねていると聞
く。とても私にはまねがでないがまさに仕事一途。でも大好き
な野球なのだから「仕事が趣味だ」とも言えるのかもしれない。
仕事一筋に生きる。趣味に生きる。ご飯を作る。ご飯を食べ
る。寝る。ご飯を作って家族のみんなが「おいしー」と言って
くれた瞬間、生きがいを感じることもあるだろう。私は、今日
という一日の中に、生きる張り合いや生きていてよかったと思
える瞬間が、「生きがい」であると思っている。今の仕事、学
習や生徒会活動、部活動などの様々な活動に全力を傾け、今日
という日を精一杯生きてみる。毎日のその瞬間、瞬間が、「生
きがい」づくりなのかも知れない。
いよいよ3年生にとって最後の大会やコンクールが始まっ
【上】初戦に臨む野球部員の皆さ
た。まず7月2日(土)、若松区中体連軟式野球大会が行われた。 ん【右】試合前、シートノックで
初戦の相手は、二島中学校。1回の表、本校の攻撃。主審のプ 気合いを入れる斉藤孝弘監督。
【左下】二島中との熱戦の様子。
レーボールの声がグランドに響き渡った直後、いきなり先頭打 【中下】エースピッチャーI君の
者のI君が、レフトオーバーのエンタイトル2ベースを放った。 力投。
勢いづいた本校は、ヒットで
1点をもぎ取る。その後、1
点を取られ追いつかれるもの
の、1点を入れて突き放す。
相手も踏ん張り、ヒヤヒヤさ
せられる場面もあったが、さらに1点を追加し、見
事、初戦を突破しました。
準決勝は、市内トップの実力を持つ向洋中学校だ。
きゅう
ぶ な ん
ぜんしょうせん
あんもく
ぜんてい
しかし、野球はやってみなければ分からない。本校にも必ずチャンスはある。本校は、1、2回とランナーを出す
ものの、何とかかわした。しかし、相手の攻撃の圧力は、相当なものだ。3回、相手のプレッシャーをまともに受
け、得点を許してしまった。その後、土砂降りの雨で約1時間試合が中断。夏の太陽が球場に戻り、試合が再開。
本校の応援団の誰もが、この中断で試合の流れが変わることを祈ったが、力を出し切り、野球部は、準決勝でこの
夏が終わった。
私は、試合を終えた野球部員の「有り難うございました!」と挨拶する姿から、
「私たち野球部員は、監督、保護
者の方々、そして、チームメイト、たくさんの方々の支えがあったからこそ、今まで、自分たちの生きがいである、
大好きな野球ができたんだ。
」という思いがスタンドの観客に通じ、拍手が巻き起こった。大好きな野球ができるこ
とに感謝し、僕たちをここまで育ててくれた方々に、何とか最高のプレーで恩返しする。厳しい練習を乗り越え、
今まで流した汗と涙を無駄にせず、最高の仲間と共に、最高の思い出を作り、最後まであきらめず、精一杯、戦い
抜いた彼らの姿に、夏の暑さも忘れさせる、さわやかな風を感じた。
この夏、野球部は、惜しくも準決勝で敗れたが、彼らの「生きがい」である野球人生は、今、始まったばかりだ。
「一球を繋げる夏」
女子バレー部主将 3年 Nさん
私たち女子バレー部は、顧問の廣末先生と桂コーチのご指導のもと、
3年生5名、2年生6名、1年生1名、計12名で日々の練習に励ん
でいます。昨年の先輩方は、県大会に出場し、ベスト16という結果
でした。今年は、先輩方の伝統を受け継ぎ、5年連続県大会出場を目
指します。そのためには、普段の練習から一球を大事に、一人一人が
声を出し、明るい雰囲気でがんばります。チーム目標にしている「最
笑限」最も限りなく笑うを実践し、また、バレーができる環境をサポ
ートしていただいている保護者の方々に感謝し、一戦一戦を必死に戦
います。区内大会は、7月9日(土)10日(日)、二島中学校で開催さ
れます。応援よろしくお願いします。
「自分たちの全部を出し切る」
男子バスケット部主将 3年 Tくん
僕たち男子バスケット部は、部員3年生8人、2年生4人、1年生
6人で、顧問の柳瀬先生、久米先生の指導のもと、日々練習に励んで
います。僕たちの夏の大会は、7月9日(土)10日(日)に若松中学校
であります。去年の先輩たちは、惜しくも市内大会に行けずに終わっ
てしまったので、僕たちの代は最後までボールに飛びつき、あきらめ
ないで、自分たちの全部を出し切って試合に臨みたいと思います。今
回の石峯中は違うと、石峯中は強くなったというところを見せつけて
やりたいと思います。もちろん、区内で終わらずに市内まで行きたい
です。そして、悔いの残らない試合をしたいと思います。まだ僕たちは、1位や2位
を取ったことがないので、勝って勝って優勝を目指します。それには大会まで練習を
本気でやって、練習試合を大会のように頑張りますので応援よろしくお願いします。
「精一杯の力で」
女子バスケット部主将
3年
Kさん
私たち女子バスケ生部は、顧問の柳瀬先生、久米先生のご指導のもと、3年4名、
2年4名、1年1名という少ない人数の中、男子と共に練習してきました。赤根先生
から教えていただいたこと、柳瀬先生や久米先生に教えていただいたこと全てを、大
会で出し切ります。区内大会は、7月9日(土)の3試合目に洞北中学校と戦います。
これまでの大会があるたびに戦ってきた相手で、何度も負けてしまいましたが、最後
は勝ってみせます。精一杯の力で頑張ります。7月9日(土)10日(日)に若松中学校で試合があるので、ぜひ応援よろしくお願
いします。
「本気で挑む」
剣道部主将
3年
Nさん
「団体で市内大会に行くこと。個人で県大会に行くこと」こ
れが私たちの目標です。石峯中剣道部の先輩方は、代々、とて
も良い成績を残しています。
「礼儀・挨拶・言葉遣い」というモ
ットーのもと、部員全員が同じ目標に向かって努力し、県大会
で去年よりも良い成績を修めることができるよう、稽古にはげ
んでいきたいと思います。最後の夏、相手も本気で来るので、
私たちも本気で挑んでいきます。7月9日(土)に若松体育館で
行われます。ぜひ応援よろしくお願いします。
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