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7ページ - 富山県

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7ページ - 富山県
今から備える!野生鳥獣被害対策!
近年、高岡農林振興センター管内においても、中山間地域の集落を中心に、イノシシやハクビシン等野生動物によ
るさまざまな農作物被害が広がってきています。
1.被害対策と電気柵について
効果的な対策とするためには、収穫時期になってからではなく、日頃か
ら集落ぐるみで取組みを進めることが大切です。特定の人、一部の人だけ
では目が行き届かず、農地を守り切れません。また、草刈等の管理作業も
少人数で行うのは大変です。常に集落を管理することで、野生鳥獣が近づ
きにくい環境を作ることが大切です。
イノシシやハクビシンから農地を守るには電気柵の設置が最も効果的で
す。電気柵の設置の際には、農地の状況や対象となる動物の大きさや習性
に合わせた調整や漏電を防ぐための草刈り作業が必要です。
集落環境点検の実施
継続的に電気柵を利用されている方は、設置の前にバッテリーや電池は十分か、ワイヤーやクリップ、グラスファ
イバーポールは足りているか、支柱の強度は十分か等を確認してください。
また、集落を点検することで動物の侵入路を特定でき、隠れ家となる藪の伐採や、重点的に守る農地に優先した電
気柵の設置、わな檻の設置等を効率的に進めることができます。
地形に合わせた設置(イノシシ用 2 段張り) 果樹園に設置(ハクビシン用 4 段張り)
2.狩猟免許取得について
野生鳥獣害を減らすためには、捕獲処分により生息数を調整することも重要と
なります。県では年に 2 回の狩猟免許試験を行うとともに、初心者向けの狩猟
ガイダンスや狩猟講習会を合わせて行っています。
<狩猟免許試験>
・試験日時 第1回目 平成 23 年 9 月 2 日(金)10:00 ∼ 16:00
第2回目 平成 24 年 2 年 26 日(日)10:00 ∼ 16:00
・場 所 富山市県民会館
住民が狩猟免許を取得し、檻を設置
* たとえ農作物被害があっても、狩猟免許を持たずに、イノシシやハクビシン、タヌキ等を捕獲することはできません。
また、狩猟免許があっても、有害鳥獣捕獲隊員でない限り、狩猟期間 (11/15 ∼ 2/15) にしか捕獲できません。
■ 問合せ先 ・高岡市鳥獣被害防止対策協議会
高岡市農業水産課 0766-20-1111
・氷見市鳥獣被害対策協議会
氷 見 市 農 林 課 0766-74-8086
・小矢部市有害鳥獣対策協議会
小 矢 部 市 農 林 課 0766-67-1760(代)
・射水市有害鳥獣対策協議会
射水市農林水産課 0766-82-1959
・高岡農林振興センター
企 画 振 興 課 0766-26-8448
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