Comments
Description
Transcript
24年度年次報告
平成24年度 年 次 報 告 書 第61回全国民俗芸能大会(日本青年館大ホール) 宮城県気仙沼市本吉町「平磯虎舞」より 財団法人日本青年館 日本青年館と日本青年団協議会 〈日本青年館〉 財団法人日本青年館は、1921(大正10)年 9月2日に設立されました。 当時、明治神宮造営にあたり、全国各地の青年 団からのべ11万人におよぶ青年たちが造営に労 力奉仕で協力しました。この功績に対し1920 (大正9)年11月22日、時の皇太子殿下より賜 旧館 った令旨拝受を記念するために日本青年館建設の 議がおこり、大正時代の青年団員による一人一円拠出運動により、総工費162万円、地 上4階地下1階建ての旧日本青年館が、1925(大正14)年10月26日、神宮外苑に 完成しました。 その後、青少年の要求の多様化や国際化に対応した新館建設を企画、全国青年団の積極 的な募金活動と関係者の協力により1979(昭和54)年2月1日、総工費54億円、地 上9階地下3階の旧館に倍する施設が完成しました。 せいけい また、山中湖畔には体育館や野外活動施設を有する分館・山中湖畔荘 清渓があります。 日本青年館は、この諸施設を運営管理することと併せて、その建設趣旨に照らし、青年 教育を使命とし全国の地域青年団の育成、また、青少年団体に対する支援など、青少年の 教育活動の拠点としてその推進に寄与する事業型の公益法人です。 〈日本青年団協議会〉 日本青年団協議会(日青協)は、敗戦後の虚脱状態の中から青年の生活を高め、平和と民 主主義の確立を目指して立ち上がった各地の青年団の全国組織として1951(昭和26) 年に発足して今日に至っています。 その組織は、北海道から沖縄にいたる全国の道府県連合青年団(連絡協議会)で構成さ れ、事務局は日本青年館に置かれています。 現在の構成人員は約15万人で、日本における最大の青年組織です。青年団は、非常に 長い歴史と伝統をもち、それぞれの地域を基盤にして活動を続けています。 青年団の目的と性格 青年団は地域を基盤にした青年の自主的な大衆組織です。市町村や小学校区などを単位 に、そこに住んでいる青年が職業や思想、信条、性別にかかわりなく誰でも入ることので きる組織です。 青年団運動の目的をひと口にいえば、「青年一人ひとりの要求を実現し、青年の生活を 高める」ことにありますが、その根源をなすものは、青年一人ひとりの人格の形成と地域 社会への貢献にあります。 青年団ではあたたかい仲間の力で人間性を回復し、豊かな想像力を養い、さらに社会の 仕組みを理解するための学習活動や平和と民主主義を守るための活動、地域づくり運動な ど、さまざまな問題に取り組んでいます。年齢はとくに制限はありませんが、義務教育を 終了してから30代くらいまでの青年が構成メンバーです。 日本青年館の主な事業・施設 ● 公益事業 ☆青年団に対する支援 ☆図書・資料室の開放 ☆青少年に対する施設開放と事業協力 ☆民俗芸能大会の開催 ☆青年活動リーダーの育成 ☆高校オーケストラの育成 ☆青年問題研究所活動 ☆文化事業 ☆青年・社会教育情報誌の発行 ☆国際交流 ☆全国青年大会の開催 ●施設 〈日本青年館〉 鉄筋鉄骨コンクリート造地上9階地下3階 神宮外苑の緑につつまれた都心とは思えない静かな環境に あり、また国立競技場、東京体育館、神宮球場、秩父宮ラグ ビー場などに隣接し、全国的な各種大会、研修会、団体旅行、 修学旅行の宿舎・会場として多くの皆様にご愛顧いただいて います。 ☆ホテル 宿泊室 会議室 400名 (和室43室 洋室29室 和洋室12室) 12名から216名まで大小16室 中ホール 300名収容 大ホール 1360席 (テレビ中継システム完備) ☆宴会場 少人数の会合から300名のパーティまで6室 ☆レストラン 大小4店 ☆駐車場 31台 ☆図書資料室(一般公開) 青年に関する図書(32,000 冊)・資料(15,000 点) 〈分館・山中湖畔荘清渓〉 本館-鉄筋3階建 新館-鉄骨造3階建 体育館 大浴場 富士山を望む山中湖畔の静かな落葉松林の中にあり、四季折々の美しい景色を楽 しむことができます。また、高原や湖でのアウトドアスポーツ、林の中に点在する 美術館めぐり、文学の森(三島由紀夫文学館、徳富蘇峰館)など、年齢を問わずたく さんの方々にご利用いただいています。 ☆ホテル 宿泊室 本館 250名 (和室29室 新館 80名 (洋室28室 洋室2室) 和洋室2室) 会議室 18名から300名まで大小10室 ホール 300名収容 ☆体育館 ☆野外炊飯場・バーベキュー場 ☆レイクサイドダイニング「ラプソディ」 目 次 Ⅰ.公益活動 1.青年活動振興事業 ······················································ 6 1)活動家養成研修会 2 ) 第 61 回 全 国 青 年 大 会 3 ) 第 58 回 全 国 青 年 問 題 研 究 集 会 4 ) 第 43 回 北 方 領 土 復 帰 促 進 婦 人 ・ 青 年 交 流 集 会 5)青年団平和集会 6 ) 日 青 協 第 21 次 植 林 訪 中 団 2.第 61 回全 国 民 俗 芸 能 大 会 ··············································· 9 3.「 The Seinen」 と 月 刊 誌 「 社 会 教 育 」 の 発 行 ··························· 10 1)「The Seinen」の発行 2)月刊誌「社会教育」の発行 4.文 化 事 業 ··························································· 1 1 1)ウィーン・ピアノデュオ・クトロヴァッツ公演交流 2)山中湖音楽祭2012 5.高 校 オ ー ケ ス ト ラ 活 動 支 援 事 業 ··········································· 13 1 ) 第 13 回 全 国 高 等 学 校 オ ー ケ ス ト ラ ・ サ マ ー ク リ ニ ッ ク 2 ) 第 19 回 全 国 高 等 学 校 オ ー ケ ス ト ラ フ ェ ス タ 3 ) 全 日 本 高 等 学 校 合 奏 演 奏 会 2012 4 ) 全 日 本 高 等 学 校 オ ー ケ ス ト 海 外 公 演 2013 6 . 第 17 回 清 渓 セ ミ ナ ー ················································· 1 6 7 . 国 際 交 流 活 動 ························································· 1 7 1)中日青年交流センターとの交流 (1)中日青年交流中心幹部職員訪日団の受入 (2)日本青年館訪中団の派遣 8.図 書 ・ 資 料 セ ン タ ー ····················································· 18 9.関連事業 ································································ 18 1)全国青年会館協議会活動 (1)総会 (2)理事長会 (3)理事会 (4)幹部役職員会議 (5)加盟青年会館一覧 2)全国青年団OB会総会山口大会 3)第68回田澤義鋪記念会 4)大九報光会 5)清渓フォーラム 6)全国青年団OB県議の会 1 0 . 後 援 ・ 協 力 事 業 ······················································· 2 1 Ⅱ.日本青年館の維持管理 1. 理 事 、 監 事 の 交 替 ····················································· 2 3 2.寄附行為の一部変更 ···················································· 2 3 3.諸会議の開催 ····························································· 23 1)第1回評議員会 2)第2回評議員会 3)臨時評議員会 4)第1回理事会 5)第2回理事会 6)臨時理事会 7)第3回理事会 8)監査会 4 . 国 立 競 技 場 の 改 築 と そ れ に 伴 う 日 本 青 年 館 の 対 応 ························ 2 5 5 . 一 般 財 団 法 人 日 本 青 年 館 へ の 移 行 ······································ 2 6 6 . 職 員 人 事 ··························································· 2 6 1)人事異動 2)職員の退職 3)定年後の再雇用嘱託職員の退職 4)嘱託職員の採用 5)賞与の支給 7 . 開 館 記 念 式 典 ························································· 2 6 8 . 他 団 体 と の 合 併 等 ····················································· 2 6 9 . テ ナ ン ト の 退 去 と 入 居 ················································ 2 7 10. 維 持 会 員 ····························································· 2 7 11. 平 成 2 4 年 度 収 支 決 算 状 況 ············································ 2 8 1)補正予算の編成 2)財政運営と昨年度対比執行状況 3)借入金の返済 4)正味財産増減計算書概要 12. 施 設 管 理 ····························································· 3 0 1)携帯電話の通信エリア 2)防災対策 3)緊急工事の実施 4)駐車場管理業務 5)本館の保守・防火防災・保健衛生 6)分館の施設管理 7)その他の財産管理 Ⅲ . 収 益 事 業 ································································· 33 1.日本青年館ホテルの実績 2.山中湖畔荘清渓の実績 Ⅳ . そ の 他 ···································································· 41 1.大 ホ ー ル の 実 績 Ⅴ . 役 員 名 簿 ······························································ 4 2 Ⅵ . 事 務 局 職 員 組 織 図 ································ ·········· 4 3 Ⅰ.公益活動 1. 青年活動振興事業 1 ) 活 動 家 養 成 研 修 会 の 開 催 ( 6月 16日 ~ 17日 : 日 本 青 年 館 ) 青年活動を継続発展させていくためには、常に中心的な担い手となるリーダーを養 成していくことが不可欠です。また、全国規模で活動をすすめていくために、全国の 優れた活動事例にふれ合い、交流して道府県の枠を超えて学びの場をつくっていくこ とが、リーダーを養成していくために極めて重要なことです。このような視点で、 青 年団の全国組織である 日本青年団協議会 (日青協) は地域青年活動リーダーの養成に 向けた研修会を継続的に行っています。 今年度は、道府県 青年団役局員18名が参加し、活動家養成 研修会「かつけん」を開 催しました。 研修会では若者が積極的に地域や社会に参加していくことを目指して、 3名の講師による講義 とグループ討議を行い、青年集団のリーダー として活動する意 義について討議しました。 全体コーディネーター 坂西 友秀 氏(埼玉大学教育学部教授) ★テーマ1「若者と政治参加」 講師 菅 源太郎 氏(NPO法人Rights代表理事) ★テーマ2「若者と国際活動」 講師 野平 晋作 氏(国際交流NGOピースボート共同代表) ★テーマ3 講師 西梶 三枝 氏(元日本青年団協議会副会長) 2 ) 第 61回 全 国 青 年 大 会 の 開 催 ( 11月 9日 ~ 12日 : 東 京 武 道 館 他 ) 全国青年大会は、講和条約発効を記念して 1952(昭和27)年に第1回目の大会が開催さ れ、以来、勤労青年のスポーツ・文化活動の発表と技能向上の場として全国の青年団 が中心となって毎年東京で開催しています。 この大会は、一部の種目を除き国民体育大会や国際競技会などに出場した経験のあ る選手には参加資格がなく、地域で地道にスポーツや文化活動に携わっている青年が 参加するものです。つまり、地域のスポーツ、文 化活動の裾野を広げ、より多くの青 年たちに活躍の場を提供するとともに、全国から集まった青年たちの交流と友好を深 めることにも重点を置くことにより、平和で文化的な住みよい地域を創っていくこと を目的にしています。 第61回目の全国青年大会は18のスポーツ・文化種目と、のどじまん・舞台パフォー マンスなどに2,357名の選手が参加し、スポーツと芸能文化に 熱戦・発表を繰り広げま した。 東京武道館での開会式には、昨年に引き続き瑶子女王殿下 にご臨席 いただきおこと ばを賜りました。また、文部科学省から 笠浩史副大臣にご祝辞をいただきました 。交 歓プログラムでは、オリンピックメダリストの岩崎恭子さんと荻原次晴さんをお招き し、参加者との交流を深める場となりました。 なお、郷土芸能の部で優れた活動をしている団体に贈られる後藤文夫賞は、今年度 は「田植踊」を演じた岩手県の上幅庭田植踊チームが受賞しました。実施種目は以下 のとおりです。 <スポーツ> バレーボール、バスケットボール、バドミントン、軟式野球、ソフト ボール、卓球、柔道、剣道、ボウリング、フットサル <文 化> 演劇、人形劇、合唱、郷土芸能(民俗芸能/創作芸能)、写真展、 生活文化展、 将棋、意見発表 <交流プログラム> のどじまん大会、舞台パフォーマンス大会 3 ) 第 58回 全 国 青 年 問 題 研 究 集 会 の 開 催 ( 3月 1日 ~ 3日 : 日 本 青 年 館 ) 「青年問題研究集会」(青研集会)は、 1950年代に日本青年団協議会が創造した、 働く青年の生活課題解決を目指す学習・実践活動 の集約の場としての集会 です。1954 (昭和29)年に、勤労青年の教育のあり方、考え方として「勤労青年教育基本要綱」 を策定した日本青年団協議会 は、青年の自主的学習活動として「共同学習」運動を全 国に呼びかけました。共同学習運動は、仲間づくりと話し合 い学習を重視し、生活や 活動の身近な問題を語り合う中から共通の課題を見出し、共同の力によって課題解決 の実践に取り組んでいくという、青年の主体性、自主性を重視した実践的学習運動で す。このような共同学習運動の全国的集約と発展的展開を目指す場として、 日本青年 団協議会は1955(昭和 30)年から「全国青年問題研究集会」(全国青研集会)を開催 しています。 青研集会は、青年個人や青年組織を巡る問題を、取り組んだ実践活動に基づいてレ ポート化し、テーマごとに分科会を設定して議論します。助言者の力も借りながら参 加者全体の討議に よって問題の所在や社会的背景を明らかにし、再び地域で実践する ことで課題解決に努めることを目指しています。 今年度は、26道府県から105名(県団司会者6名、オブサーバー10名含む)の参加に より第58回全国青年問題研究集会を 開催しました。 問題別集会では、内閣府及び男女共同参画推進連携会議との共催で、「大震災から 2 年、被災地の女性は今」と題し、避難所や仮設住宅など震災から 2年を迎えた被災地の 暮らしの現状と今後の課題、展望について 陸前高田市議会議員の大坪涼子さんにお話 いただきました。 パネルディスカッションでは 、復興に向け一歩ずつ前進する活動事例を、岩手、宮 城、福島の女性パネリストに報告いただきました。 基調講演では「語り合いからうまれるつながり」をテーマに、(特活)NPOカタ リ バ 代 表 の 今村 久 美 さん を 迎 え 、 語り 合 い の大 切 さ に つ いて お 話 いた だ き ま し た。 2 日目からの分科会では、仕事をはじめ日頃の暮らしから地域活動、社会活動、そして 団体の組織運営まで11分科会がつくられ、日々の暮らしにまつわることや活動上の成 果や悩みについて討議を深めました。 また、青年教育や青年活動の支援者同士のネットワークづくりをねらいに、「青年 活動推進研究フォーラム」を全国 青年問題研究集会と同時開催し、全国から 25名が参 加しました。本事業には(特活)コミュニティワーク研究実践センター事務局長の穴 澤義晴氏と、北海道大学大学院教授の姉崎洋一氏がコーディネーターとして関わって いただきました。青年教育や若者支援に携わる人たちが都道府県の垣根を越えて経験 を交流し課題を共有する場にできました。 あわせて、全国の優れた青年活動の取り組みに学び合い、それを顕彰することをね らいとして、全国の青年団や教育委員会等を通じて呼びかけた「全国地域青年実践大 賞」には、19道府県から32件の活動事例の応募がありました。審査会では「質量共に 広がりが見られる」との高い評価を頂きました。受賞団体は次の通りです。 全国地域青年実践大賞には19道府県から32件の応募がありました。審査会では「質 量共に広がりが見られる」との高い評価を頂きました。受賞団体は次の通りです。 ◇実践大賞 もりやま青年団(滋賀県守山市) 「もりやま☆こんにちワーク」 ◇準実践大賞 かわにし塾わげしゅ(山形県川西町) 「かわにし塾わげしゅ」 うるま市連合青年会(沖縄県うるま市) 「飲酒運転根絶道じゅね~」 ◇実践奨励賞 大槌町青年団体連絡協議会(岩手県大槌町) 「出会い応援プロジェクト」 西土佐連合青年団(高知県四万十市西土佐地区) 「にぎわいボニー ト“ship for ship”2012「私たちにできること 」 日向市青年団連絡協議会(宮崎県日向市) 「勉強会」 ◇田澤義鋪賞 安城市南部青年団(愛知県安城市) 「校庭キャンプ」 ◇全国青年団OB会奨励賞 訓子府町青年団体連絡協議会(北海道訓子府町) 「舞台パフォーマンス『妻恋橋』の制作」 ◇全国青年団OB県議の会奨励賞 香川県連合青年会 「香川県青年センターの指定管理受託の取り組み」 ◇後藤文夫賞 上幅庭田植踊(岩手県奥州市)「田植踊」 4 ) 第 43回 北 方 領 土 復 帰 促 進 婦 人 ・ 青 年 交 流 集 会 の 開 催 ( 7月 27日 ~ 29日 : 根 室 市 ) 日本青年団協議会は1966(昭和41)年より北方領土返還要求運動に取り組み、1970 (昭和45)年より婦人会の全国組織である全国地域婦人団体連絡協議会と共に、北方 領土を望む納沙布岬での視察、北方領土問題の学習、元島民の返還への思いを伺うな どの内容で、北方領土復帰促進婦人青年交流集会を開催してきました。また、北方領 土返還要求署名運動、世論啓発のための全国キャラバンなどにも取り組み、 日本青年 団協議会は北方領土返還要求運動連絡協議会の議長団体も務めています。 今年度は、第43回北方領土復帰促進婦人・青年交流集会を実施しました。元島民の お話を伺う貴重な機会となった他、グループ討議では婦人会の皆さんと有意義な懇談 ができました。 5 ) 青 年 団 平 和 集 会 の 開 催 ( 8月 5日 ~ 6日 : 広 島 市 ) 日本青年団協議会は結成当初より平和の問題を大切にしてきました。1954(昭和29) 年のビキニ事件をきっかけとして国民に広がった原水爆禁止と被爆者援護の運動に連 動し、青年団運動の柱として平和運動に取り組んでいくようになります。核兵器廃絶 の署名運動、広島・長崎の視察と学習、被爆者の話を聞き被爆の実相を継承していく ことなどに、多くの若者が取り組みました。 今年度は青年団平和集会in広島を実施し、全国各地から25名が参加しました。被爆 体験の聞き取りで貴重な体験に接する機会となった他、日本大学の野口邦和准教授よ り放射能について講演をいただき、原発とエネルギー問題に関して考える場にできた ことは大きな成果でした。 6 ) 日 青 協 第 21次 植 林 訪 中 団 の 派 遣 ( 9月 15日 ~ 20日 : 中 国 内 モ ン ゴ ル 自 治 区 ) 日本青年団協議会は1956(昭和31)年より中華全国青年連合会との交流を行ってい ます。長年にわたる中国の青年たちの交流の経験にたち、 1992(平成4)年より軍事 によらない国際交流と地球環境の保全という視 点から、中華全国青年連合会の受け入 れと協力のもと、内モンゴル自治区で沙漠の緑化事業に取り組んでいます。 2001(平 成13)年には日本政府が日中緑化交流基金を設立、 日本青年団協議会も基金から助成 を受け、内モンゴル自治区に加えて河北省豊寧県でも事業を行っています。 今年度は、日本青年団協議会と中華全国青年連合会との定期交流を兼ねた第21次植 林訪中団(参加者7名)を内モンゴル自治区に 派遣しました。折しも領土問題をめぐっ て中国国内で反発の声が先鋭化する最中ではありましたが、予定通り植林活動を行い 現地の青年たちとの友 好を確かめ合うことができました。訪中団名簿は以下のとおり です。 団 長 副団長 秘書長 団 員 団 員 団 員 団 員 山中ちあき 久保田秀樹 早川 麻登 渡部明日香 川上 秀人 新田めぐみ 山中 政弘 日本青年団協議会会長 日本青年団協議会監事 日本青年団協議会事務局員 北海道青年団体協議会事務局長 香川県さぬき市青年会会員 日本青年団協議会事務局員 元北海道森林管理局網走西部森林管理者 2 . 第 61 回全国民俗芸能大会の開催 (11 月 17 日:日本青年館大ホール) 全国各地に伝えられる民俗芸能は、各地の風土と生活の中で生まれ、地域の人々によっ て歴史的に育まれてきたものです。それらは国民の生活の推移を物語る貴重な民俗文化財 でもあります。この大会は、このような各地の貴重な民俗芸能を舞台で公開し、民俗芸能 の重要性を多くの人々に認識してもらおうと開催してきました。 歴史をひもとくと、日本で初めて地域の芸能を舞台で紹介したのが日本青年館のこけら 落としとして開催された「郷土舞踊と民謡の会」で、1925(大正 14)年のことでした。戦後、 この流れを継承してきた当事業は、通算す ると、71 回目となります。これまでに 450 あま りの芸能を紹介してきました。出演者にとっては大会出場が大きな自信につながり、これ を契機に芸能の保存の機運も高まり大きな成果をあげています。また、早くからこうした 芸能の記録保存に取り組んできたのも当大会でした。 第 61 回全国民俗芸能大会は、文化庁補助事業として全国民俗芸能保存振興市町村連盟と の共催で、満員の鑑賞者をお迎えし盛会裡に開催しました。青年団の代表として全国青年 大会で最優秀賞を 受賞し、一昨年東日本大震災の被災にあいながらも、いち早く虎舞を復 活させて住民を励ましている「平磯虎舞」をはじめ、以下 4 団体が出演しました。研究公 演は山口県の山代本谷神楽にお願いしました。 愛知県半田市 亀崎潮干祭保存会田中組 「半田市亀崎のからくり人形」 福島県喜多方市 下柴彼岸獅子団 「下柴彼岸獅子舞」 宮城県気仙沼市本吉町 平磯芸能保存会 「平磯虎舞」 山口県岩国市 山代神楽本谷保存会 「山代本谷神楽」 〈企画委員〉 山路 興造 民俗芸能学会代表理事 西角井 正大 前実践女子大学大学院教授 吉川 周平 京都市立芸術大学名誉教授 星野 紘 元文化庁伝統文化課主任調査官 齊籐 裕嗣 前文化庁伝統文化財課主任調査官 宮田 繁幸 (独)国立文化財機構 東京文化財研究所 無形文化遺産部部長 俵木 悟 成城大学文芸学部准教授 神田 竜浩 (独)日本芸術文化振興会 国立劇場第二制作課主任 3 . 「The Seinen」と月刊誌「社会教育」の発行 1 ) 「 The Seinen 」 の 発 行 今年度、「The Seinen」を、春号として平成 25年3月に発行しました。紙面では、地 域に於ける青年団の性格を「公共財」としてとらえ、若者 たちが地域をつないでいく ためのきっかけづくりの視点を提起しました。内容は以下のとおりです。 〔2013 年春号〕 3 月 15 日発行 「The Seinen」特集: 公共財としての青 年 団 - 地域をつなぐ若者たち- 1、つながる若者たち -続・地域青年団再生への胎動- 日本青年団協議会事務局長 田中 潮 冨永 貴公 2、どうする青年の仕事と労働問題 日本学術振興会特別研究員 3、若者たちと行政の関係 -もっと聞いて知って活用しよう- 前日本福祉大学教授 中川 晴夫 4、「起こし屋」のすすめ 自治体問題研究所主任研究員 池上 洋通 5、なぜ?の疑問が、地域や青年を元気にし、世界が見えてくる -ずぶんのあすで歩こうよ- 農 業 佐藤 藤三郎 6、日本青年館・青年団いんふぉめーしょん 2)月刊誌「社会教育」の発行 平成24年10月18日、(財)全日本社会教育連合会を吸収合併したことに伴い、そ れま で同会が発行していた「社会教育」を、 11月号から日本青年館が継続して発行してい ます。これまで編集に携わっていたスタッフ 2名を日本青年館が雇用し、雑誌の編集発 行体制、流通等も含めてスムーズに移行され、順調に購読部数を維持することができ ました。平成24年11月号以降の特集テーマは以下のとおりです。また、書籍について は、在庫する書籍を継続して販売しました。 平成 24 年度 (財)日本青年館発行の雑誌「社会教育」特集テーマ 2012-11 月号 子どもの読書活動 2012-12 月号 地域とともにある公民館 2013-01 月号 体験活動を仕掛ける 2013-02 月号 創刊800号特集 2013-03 月号 平成 24 年度社会教育・生涯学習の課題と今後の展望 4. 文化事業 1)ウィーン・ピアノデュオ・クトロヴァッツ公演交流 全国各地の方々に地元で一流の音楽に触れ る機会を提供することを目的に、ヨーロッパ を中心とした海外からすぐれたアーティスト を招聘し、全国的なコンサートツアーを実施 しています。今年度は世界屈指のピアノデュ オ奏者で、ウィーン国立音楽大学の教授も務 めるエドワード&ヨハネス・クトロヴァッツ の 両 名 を 9月 12日 ~ 10月 4日 の 日 程 で 招 聘 し 、 各地で公演・交流を実施しました。 9月14日にはヤマハホール(銀座)において、 日本 青年 館の 主 催公 演 を実 施。 満席 の お客 様 に ピア ノ1 台に よ る四 手 連弾 曲に 絞っ た 選り す ぐ りのプログラムで、2人の渾身の演奏をお楽しみ いただきました。 東京 都 町田 市で は 清渓 セミ ナ ーの 参加 者 が、 鹿児 島県 鹿屋 市 では 青 年団 OB が中 心 とな っ て 結成 した 市民 グ ルー プ (写 真右 ) が 公 演を 主 催 し、どちらも大成功を収めました。 全7公演の公演地は以下のとおりです。( )内は主催団体。 9月 14 日(金)東京都/ヤマハホール(日本青年館) 9月 15 日(土)新潟県/小出郷文化会館(魚沼文化自由大楽実行委員会) 9月 25 日(火)東京都/町田市民ホール(クトロヴァッツ コンサート町田実行委員会) 9月 29 日(土)鹿児島県/鹿屋市文化会館(鹿屋市音楽家支援ネットワーク) 10 月 2 日(日)沖縄県/うるま市民芸術劇場(うるま市教育委員会文化課) 2 ) 山 中 湖 国 際 音 楽 祭 2012の 開 催 ( 9月 21日 ~ 23日 : 山 中 湖 畔 荘 清 渓 ) 優れた音楽芸術鑑賞の機会を多くの方に提供し、文化振興と若手音楽家の発掘・育 成、開催地周辺の地域活性に寄与することを目的に 2007年から山中 湖国際音楽祭を開 催しています。昨年度は東日本大震災の影響から休止したため、 2年ぶり5回目となる 同音楽祭を開催し、3日間に全4公演 を実施しました。 今回も「世界最高峰のピアノデュ オ」呼ばれるエドワード&ヨハネ ス・クトロヴァッツ兄弟を中心に、 オーストリアを拠点に第一線で活 躍する演奏家6人と、日本の若手ピ アノデュオの2人を招聘。 今回の特 徴 と な っ た 東 西 の ピ ア ノ デ ュ オ 2組 の共演では、賑やかで色彩豊かな演 奏が繰り広げられました。 クラシックの名曲からジャズや現 代音楽まで、多彩なプログラムで構 成される4コンサートを楽しんだお 客様からは、「これまでの人生の中 で1、2を争う良い音楽体験だった」 「帰ってからも耳に音色が残り興奮 冷めやらぬ感じだ」「ダイナミックかつ繊細な演奏に強く心を打たれた」といった声 が寄せられました。また、今回も地元の小中学生や教員を招待し、世界レベルの音楽 に身近に触れる機会を提供しました。 過去の来場者が家族や友人を連れてリピート参加するケースが多いことや、出演者 との懇親パーティーが音楽を通した国際交流の場として人気を集めていることから、 「アットホームな雰囲気の中で世界レベルの演奏が楽しめる」音楽祭とし て、ますま す定着してきました。期日、出演者、来場者数等の概要は以下のとおりです。 主催:財団法人日本青年館、山中湖国際音楽祭実行委員会 後援:文化庁、オーストリア大使館、山梨県教育委員会、山中湖村、 山中湖村教育委員会、山中湖観光協会、富士急行株式会社、 社団法人全日本ピアノ指導者協会、読売新聞東京本社、NHK甲府放送局、 山梨日日新聞社、山梨放送、テレビ山梨 協賛:ヤマハ株式会社 協力:Tanaka Keiko Office、PDK 200 Club Japan、スピカ 開催期日:2012 年9月 21 日(金)~23 日(日) 出演者:〔オーストリア 6名〕 ヨハネス・クトロヴァッツ (Johannes Kutorowatz) 音楽監督・ピアノ エドワード・クトロヴァッツ (Eduard Kutorowatz) ピアノ クリスチャン・ショル (Christian Scholl) ヴァイオリン マーティン・ライニング (Martin Reining) ヴァイオリン シンシア・ リャオ (Cynthia Liao) ヴィオラ ルイス・ゾリタ (Luis Zorita) チェロ 〔日本 2名〕 木内 佳苗 ピアノ 大嶋 有加里 ピアノ 来場者数:3日間4コンサートで 650 名。 21 日(金/19:00) ハンガリー舞曲&スラヴ舞曲 140 人 22 日(土/19:00) リストに捧ぐ 195 人 23 日(日/11:00) シュトラウス・マチネー 155 人 24 日(日/16:00) 山中湖国際音楽祭 2012 フィナーレ 160 人 5 . 高校オーケストラ活動支援事業 日 本 青 年 館 の施 設 を 活用 し て オ ー ケス ト ラ 活動 を 通 じ た 青少 年 の 育成 に 取 り 組 んで 19 年目を迎えました。「吹奏楽は全国的な発表・交流の場があるのに、オーケストラの場合 はそうした場がない。ぜひそのような場を…」という高 校の先生方の声を受けてのスター トでした。以来、ティンパニやコントラバスなどの大型楽器の配備・充実に努めるととも に、平成10年には全日本高等学校オーケストラ連盟(事務局:日本青年館)を組織し、 全国的なネットワークづくりにも取り組んできました。現在、連盟には全国 94 の高校が加 盟しています。 今年度は、その連盟と協力して以下の3つの事業に取り組んできました。 1 ) 第 13回 全 国 高 等 学 校 オ ー ケ ス ト ラ ・ サ マ ー ク リ ニ ッ ク の 開 催 ( 8月 16日 ~ 19日 : 山 中 湖 畔 荘 清 渓 ) 演奏技術のレベルアップと音楽を通じた仲間づくりを目的に 、全国の高校生に呼び かけて今回で13回目の開催になります。今回も夏休み期間中 に3泊4日の日程で、関東 地方を中心に25校から 170名の高校生が参加して開催しました。 内容は、23名の講師による楽器の各パート毎に分かれての基礎練習、多様な編成に よるアンサンブルやオーケストラ合奏の練習、最終日には 3日間の成果を発表し合うア ンサンブルとオーケストラの発表会を行いました。 今回は初めて、指揮者の河地良智 先生の指導による指揮法講座を実施し、盛りだくさんの内容が参加者に大好評で した。 *参加者出身校は以下のとおりです。 〈福島県〉県立福島高等学校 〈茨城県〉清真学園中学校 〈群馬県〉県立中央中等教育学校 〈千葉県〉県立千葉高等学校 千葉市立稲毛高等学校 聖徳大学附属女子中学校・高等学校 県立千葉女子高等学校 成田高等学校・附属中学校 県立船橋高等学校 県立小金高等学校 習志野市立第二中学校 〈東京都〉明治大学付属中野中学校高等学校 品川女子学院 麻布高等学校 国立音楽大学附属高等学校 〈神奈川県〉森村学園中等部 江戸川女子高等学校 目黒星美学園高等学校 県立横須賀高等学校 湘南白百合学園高等学校 〈新潟県〉県立高田高等学校〈長野県〉長野高等学校〈京都府〉京都女子中学・高等学校 〈福岡県〉大牟田高等学校〈熊本県〉県立御船高等学校 2 ) 第 19回 全 国 高 等 学 校 オ ー ケ ス ト ラ フ ェ ス タ の 開 催 ( 12月 26日 ~ 28日 : 日 本 青 年 館 大 ホ ー ル ) 全国の高等学校のオーケストラ部、弦楽部等を対象に、その技術力・表現力の向上 と交流を深めることを目的に 、全日本高等学校オーケストラ連盟との共催で 開催しま し た 。 全 国 から 70校 のオ ー ケ ス ト ラ部 や 弦 楽部 の 生 徒 た ち 3,857人が 参 加 し 、 参加 校 数・参加生徒数とも過去最高を記録しました。 フェスタはこれまで、大きく分けると3つの内容で構成してきました。メインは各 学校の演奏です。二つ目はそれぞれの学校から選抜された生徒による演奏(オーケス トラ、弦楽アンサンブル)で、ふだん学校ではなかなか演奏できないような大曲に挑 戦しようというものです。三つ目は生徒同士の交流会で、音楽を愛する仲間のネット ワークを大きく広げる場になっています。オーケストラフェスタの出場校 は以下のと おりです。 ※()内 数字は出場回数 〈宮城県〉 宮城学院高等学校(13) 宮城第一高等学校(13) 仙台第一高等学校 (10) 富谷高等学校(7) 〈福島県〉 県立福島高等学校(17) 県立橘高等学校(11) 県立郡山商業高等学校(7) 〈茨城県〉 清真学園高等学校・中学校(17) 〈栃木県〉 県立栃木女子高等学校 (9) 県立鹿沼高等学校(7) 〈群馬県〉 県立桐生女子高等学校 (16) 県立中央中等教育学校(6) 〈埼玉県〉 県立浦和西高等学校(17) 春日部共栄中学高等学校(19) 県立川越女子高 等学校(9) 浦和明の星女子中学・高等学校 (6) 県立大宮光陵高等学校(13) 〈千葉県〉 県立千葉中学校・高等学校(17) 国府台女子学院中学・高等部(13) 千葉市 立稲毛高等学校・附属中学校(17) 聖徳大学附属女子中学校・高等学校 (19) 県立千葉女子高等学校 (19) 県立津田沼高等学校(13) 県立幕張総合高等 学校(15) 成田高等学校(11) 県立船橋高等学校(10) 県立小金高等学校 (3) 市川学園中学校・高等学校 (1) 〈東京都〉 都立青山高等学校(15) 聖心女子学院(13) 明治大学付属中野中学高等 学校(17)都立日比谷高等学校(8) 品川女子学院(8) 都立駒場高等学校(4) 江戸川女子中学高等学校(9) 目黒星美学園中学校・高等学校 (3) 都立三田 高等学校(2) 田園調布学園中等部高等部(1) 国際基督教大学高等学校 (11) 明星学園中学校・高等学校 (18) 明星中学高等学校(18) 玉川学園 (4) 〈神奈川県〉 横浜英和女学院中学高等学校 (16) 神奈川大学附属中・高等学校 (10) 森村 学園中高等部(7) 関東学院中学校高等学校 (6) 県立川和高等学校(4) 慶 應義塾湘南藤沢中等部・高等部 (2) 日本女子大学附属高等学校(1) 〈新潟県〉 県立高田高等学校(7) 〈長野県〉 長野高等学校(17) 上田高等学校(12) 須坂高等学校(4) 長野西高等学校 (4) 屋代高等学校(4) 小諸高等学校(7) 〈岐阜県〉 県立大垣南高等学校(3) 〈静岡県〉 浜松開誠館中学校・高等学校 (9) 静岡県西遠女子学園(7) 県立清水南高等 学校・同中等部(3) 県立浜松西高等学校・同中等部 (3) 〈愛知県〉 安城学園高等学校(18) 〈京都府〉 京都女子中・高等学校 (17) ノートルダム女学院中学高等学校 (1) 〈大阪府〉 府立清水谷高等学校(4) 府立高津高等学校(1) 〈岡山県〉 県立岡山朝日高等学校 (9) 〈広島県〉 広島大学附属中・高等学校(10) 山陽女学園中等部・高等部(4) 〈高知県〉 土佐中・高等学校(4) 3 ) 全 国 高 等 学 校 選 抜 合 奏 演 奏 会 2012の 開 催 ( 12月 27日 、 28日 : 日 本 青 年 館 大 ホ ー ル ) オーケストラフェスタ にあわせて、参加各校から選抜された生徒による演奏会を「全 国高等学校選抜合奏演奏会2012」として開催しました。これは、単独校のオーケスト ラではなかなか体験できない大編 成による演奏体験や、全国から選抜された生徒同士 の交流と学び合いをねらいとするもので、43校から393名の生徒の参加がありま した。 <オーケストラ> 演奏曲目:マスカーニ/歌劇「カヴァレリアルスティカーナ」より抜粋 “ 前奏曲”、“ 間奏曲”、“ 二重唱” 指揮者:河地良智(洗足学園音楽大学 大学院 副学長) ソリスト:谷原めぐみ(サントゥッツァ)、今尾滋(トゥリッドゥ) <弦楽アンサンブル> 演奏曲目:マーラー/交響曲第5番第4楽章 “ アダージェット” 指揮者:大川内弘(元日本フィルハーモニー交響楽団コンサートマスター) ハープ:山徳理沙(ハープ奏者) 4 ) 全 日 本 高 等 学 校 選 抜 オ ー ケ ス ト ラ ・ オ ー ス ト リ ア 公 演 2013の 実 施 ( 平 成 25年 3月 23日 ~ 4月 1日 : オ ー ス ト リ ア ・ ザ ル ツ ブ ル グ 他 ) 全国の音楽を愛する高校生により選抜オーケストラを結成し、オーストリアでコン サートと交流会を行うことを通じて、一人ひとりの音楽性の向上と国際性を育てるこ とを目的に毎年春休み期間に実施してきました。昨年は震災の影響で1年休止し、今 年度、第17回目の海外派遣を実施しました。2月10日~11日、3月23日~24日の2回の 練習合宿を経て、3月25日~4月1日の日程でオーストリアを訪問しました。参加者は、 全国24の高校・中学校から55人の生徒と、応援団・引率教諭・事務局等含め 68人でし た。 今回の演奏旅行では、3月27日にザルツブルグ音楽院“ムジクム”スタインウェイホ ールにて交流プログラム(第1部:コンサート/第2部:ゲームと文化交流)、 28日 にモーツァルテウム・オーケストラハウスにて日本の震災復興支援のためのチャリテ ィーコンサートを開催しました。このコンサート では1,095ユーロ(約142,350円)の 募金が集まり、「アジア太平洋こども救済センター この指とまれ」を通じて東日本大 震災の被災地に贈られる予定です。 その後ウィーンに移動、市内を視察し、 4月1日に全員無事に帰国しました。 詳細は下記のとおりです。 (1)コンサート ①3月27日 15:30~ 交流プログラムでのコンサート 会場:ザルツブルク音楽院“ムジクム”スタインウェイホール 指揮:河地 良智 (洗足学園音楽大学 大学院 副学長) 選抜オーケストラの演奏曲目: ビゼー作曲/カルメン組曲より第1幕前奏曲、アラゴネーズ、闘牛士 アルルの女組曲より序曲 ※ザルツブルク・ハープアンサンブル、フルートオーケストラの演奏も披露 ②3月28日 19:30~ 本コンサート 会場:モーツァルテウム・オーケストラハウス・メインホール 指揮:河地 良智 (洗足学園音楽大学 大学院 副学長) 演奏曲目: ・ビゼー作曲/カルメン組曲より第1幕前奏曲、アラゴネーズ、闘牛士 ・モーツァルト作曲/交響曲第39番より第3楽章 メヌエット 交響曲第41番より第3楽章 メヌエット ・ビゼー作曲/アルルの女組曲より序曲 ・ザルツブルク・ハープアンサンブルによる演奏 指揮:ドリス・レーム(モーツァルテウム・オーケストラ ハープ奏者) ・ザルツブルク・フルートオーケストラによる演奏 指揮:佐藤 智子(ザルツブルク音楽院講師) ・合同演奏 岡野 貞一作曲/故郷 久石 譲作曲/天空の城ラピュタ モーツァルト作曲/アヴェ・ヴェルム・コルプス ・アンコール 日本の歌(荒城の月、浜辺の歌) (2)参加者出身校(全国25校より55人の生徒が参加) 〈北海道〉音更高等学校 〈埼玉県〉県立浦和西高等学校 浦和明の星女子高等学校 県立川越女子高等学校 県立大宮光陵高等学校 〈千葉県〉 成田高等学校 県立船橋高等学校 市川高等学校 〈東京都〉 聖心女子学院 都立日比谷高等学校 都立駒場高等学校 田園調布学園高等部 目黒星美学園高等学校 〈長野県〉長野高等学校 上田高等学校 長野西高等学校 小諸高等学校 文化学園長野高等学校 松本深志高等学校 長野吉田高等学校 〈愛知県〉県立尾北高等学校 〈京都府〉京都女子中学・高等学校 同志社女子高等学校 〈岡山県〉県立岡山城東高等学校 6 . 第17回清渓セミナーの開催(11月14日~16日:日本青年館) 若手の地方政治家の研修の場をつくろうとの声を受け、青年団出身の若手政治家の手に よって平成9年2月に第1回目が開催されて以来、今年度で 17回目を迎えました。 この清渓セミナーには大きな特色が三つあります。一つは、各ブロックから選出された 実行委員による自主的な運営であること。二つ目は、参加者の声を活かし時宜を得たテー マを設定し、専門の講 師をお招きしていること、そしてその講師の先生方の地方政治家を 育てたいという情熱的な姿勢が共感を呼び合っていること。三つ目は、全く超党派である こと、があげられます。 今年は、「地域の復興と再生に向けて力強い政治を」をテーマに、全国より地方議員を 中心に、99名の参加を得て開催されました。 〈プログラム〉 14日 講座Ⅰ「陸前高田市の再生に向けて」 講師:戸羽 太(岩手県陸前高田市長) 講座Ⅱ「『知の地域づくり』と自治体のあり方」 講師:片山 善博 (元総務大臣、元鳥取県知事、慶應義塾大学教授) 15日 講座Ⅲ「高松丸亀町商店街再開発事業」 講師:古川 康造 (高松丸亀町商店街振興組合理事長 ) 講座Ⅳ「地域を錦に飾る政治活動の実践に学ぶ」 コーディネート:福岡 パネラー 政行(白鴎大学教授) :富山県魚津市長 澤﨑 義敬(元魚津市青年団長) :宮城県大崎市長 伊藤 康志(元古川市青年団長) :山口県長門市長 大西 倉雄(元日置町青年団長) 講座Ⅴ「2012年解散、総選挙は…。 」 講師:福岡 16 日 講座Ⅵ「自治体首長のリーダーシップとは」講師:久住 政行(白鴎大学教授) 時男(新潟県見附市長) 7. 国際交流活動 1)中日青年交流センターとの交流 中日青年交流センターは、1984年、当時の中曽根康弘内閣総理大臣と中国の胡耀邦総書 記との共同発意によるもので、日中友好 21世紀委員会が、その建設をそれぞれの政府に提 唱し、日本政府の無償資金協力と中国政府の資金により 1991年共同プロジェクトで建設さ れた施設です。 以来、日本青年館は施設の運営等について支援するため、中日青年交流センターから研 修生を受け入れるなど施設間の交流を続 けてきました。今年度の交流は以下の通り、相互 に訪問・交流し、相互理解と友好を深め合いました。 (1)中日青年交流中心幹部職員訪日団の受入れ ( 6月 10日 ~ 17日 : 宮 城 、 岩 手 、 秋 田 ) 孟昆龍中日青年交流センター副主任を団長とする 15名が、日本青年館の招待により8 日間の日程で来日し、宮城県青年会館、岩手県青少年会館、秋田県青年会館が受け入 れました。訪日団の名簿は以下のとおり です。 〈中日青年交流中心幹部職員訪日団〉 団 長 孟 昆龍 中日青年交流中心 副主任 秘 書 長 于 新林 中日青年交流中心 弁公室主任 副秘書長 于 泊寧 中日青年交流中心 日本事業部副部長 団 員 劉 春英 中日青年交流中心 財務部部長 羅 建国 同上 投資と資産管理部部長 李 金彪 同上 総務部部長 袁 為民 同上 保衛部部長 孟 至新 同上 工程部部長 楊 莉 同上 人力資源部部長 李 悦 同上 二十一世紀飯店執行総経理 王 守成 同上 質量検査とエネルギー管理弁公室主任 劉 偉婷 同上 二十一世紀大厦経営管理部常務副部長 張 虎 同上 二十一世紀国際旅行社セールスディレクター 通 訳 羊 強振 同上 環保基金部職員 事 務 局 李 星華 同上 弁公室秘書課副課長 ( 2 ) 日 本 青 年 館 訪 中 団 の 派 遣 ( 12月 3日 ~ 10日 : 中 国 重 慶 市 他 ) 中日青年交流センターからの招待を受け、全国青年会館協議会との共催に よ り 8日 間 の 日 程 で 、山 本 日 本 青 年 館 常 務 理 事 を 団 長 と す る 日 本 青 年 館 訪 中 団 9名を派遣しました。訪問地は北京市のほか、重慶市から武漢市までの三峡 下り、三峡ダムなどを訪問しました。訪中団の名簿は以下のとおりです。 〈日本青年館訪中代表団〉 団 長 山本 信也 顧 問 佐々木計三 (財)日本青年館常務理事 (財)日本青年館中央理事 秘 書 長 団 員 江口 芳人 横山 陽一 國廣 京子 佐々木ヨシ子 藤田 治夫 松田 浩 笹木 茂 (財)日本青年館総務課長 (財)栃木県青年会館理事長 (一財)北海道青年会館評議員 (財)日本青年館維持会員 (財)滋賀県青年会館理事 (一財)滋賀県青年会館事務局長 滋賀県立長浜ドーム宿泊研修館館長 8 . 図書・資料センター 日本で唯一、戦前・戦後期の地域青年団活動資料を所蔵する当館の図書・資料センターは、 財団設立4年後の1925(大正14)年に建物の竣工とともに付設されました。以来、広く一 般に公開してきましたが、とりわけ社会教育関係者、大学教師や大学院生などの研究者、 自治体史編さん関係、NHKなどテレビ関係者など多くの方々に利用されてきました。 市町村合併や青年集団活動の低迷などから、各 青年団では事務所移転や縮小などで活動 資料の保存が困難になってきており、青年団の資料収集や、OBの所蔵する資料の寄贈や 提供のお願いなどもしています。 9. 関連事業 1)全国青年会館協議会活動 各県における青年団運動の拠点としての役割を担う青年会館の建設は、昭和 25年2月の 佐賀県青年会館がスタートでした。その後、各地に青年会館の建設運動が起こり、現在 21の都道県に青年団の手による青年会館が建設されています。それらの青年会館同士の 連絡協調と青年団体の振興、地域社会の発展を図ることを目的として、全国青年会館協 議会が組織され活動しています。 主な活動内容は、財団運営に関わる研修、青年団をはじめとする青少年団体への支援、 施設運営のノウハウの相互交換など多岐にわたっています。また、中日青年交流センタ ーとの交流など、国際交流も行い施設の運営等に役立てています。今年度は以下の活動 を展開してまいりました。 (1)総会〈6月10日~11日:気仙沼プラザホテル〉 宮城県気仙沼市の気仙沼プラザホテルにおいて 15 会館 29 人の参加により総会を開 催しました。平成 23 年度の事業報告・決算及び平成24年度の事業計画・予算につい て協議、承認され、平 成 25 年度の総会開催地は栃木県青年会館が担当することも決定 しました。夜の懇親会では、来日中の中日青年交流センター訪日団をゲストとしてお 迎えし、3.11 大震災後、地域ぐるみで復活した「平磯虎舞」の勇壮な郷土芸能も披露 されました。翌日は参加者と中国代表団共々気仙沼市内の被災地を訪問し、犠牲者の ご冥福をお祈りしました。 全国青年会館協議会役員名簿(平成23~24年度) 会 長 小里 貞利 (日本青年館理事長) 常任理事 山本 信也 (日本青年館常務理事) 理 事 岡 泰一 (北海道青年会館理事長) 理 事 佐藤 光保 (岩手県青少年会館理事長) 理 事 横山 陽一 (栃木県青年会館理事長) 理 事 伊藤 武夫 (福井県青年館会長) 理 事 青山 秋男 (愛知県青年会館理事長) 理 事 岩永 峯一 (滋賀県青年会館理事長) 理 事 大西 倉雄 (防長青年館理事長) 理 事 大坪 勇郎 (佐賀県青年会館理事長) 監 事 長谷川章悦 (青森県青年会館館長) 監 事 圷 健男 (茨城県立青少年会館理事長) 〈感謝状〉 佐々木 計三氏 平成18年から平成24年まで財団法人日本青年館常務理事 〈表彰状〉 鳥居 憲太郎氏 平成14年より平成24年まで財団法人熊本県青年会館前理事長 (2)理事長会〈平成 24年10月22日~23日:日本青年館〉 内閣府大臣官房公益法人行政担当室企画官 ・稲垣好展氏をお招きし、「一般財団法 人への移行と運営にあたっての課題、注意点」というテーマで講演をいただきました。 (3)理事会〈平成25年2月25日:日本青年館〉 平成 25 年度の総会に向けて、平成 24 年度事業報告・決算及び平成 25 年度事業計画・予 算案について協議しました。 (4)幹部役職員会議 〈平成 25 年 2 月 25 日~26 日:日本青年館〉 理事会終了後、11 会館から 18 名の参加により日本青年館で開催しました。 今回は「危機管理学を活かす」というテーマで、坂本尚史氏(千葉科学大学危機管理 学部学部長)より、災害時のリスク管理について講演をいただきました。 (5)加盟青年会館一覧(平成 25 年 4 月 1 日現在) 一 般 財 団 法 人 北 海 道 青 年会 館 〒 060-0806 札 幌 市 北 区 北 六 条 西 6-3-1 ℡ 011-726-4235 一 般 財 団 法 人 岩 手 県 青 少年 会 館 〒 020-0196 盛 岡 市 み た け 3-38-20 ℡ 019-641-4550 (財 ) 宮 城 県 青 年 会 館 〒 983-0836 仙 台 市 宮 城 野 区 幸 町 4-5-1 ℡ 022-293-4631 一 般 財 団 法 人 秋 田 県 青 年会 館 〒 011-0905 秋 田 市 寺 内 神 屋 敷 3-1 ℡ 018-880-2303 福島県青年会館 〒 960-8103 福 島 市 舟 場 町 3-26 ℡ 024-523-1484 茨城県立青少年会館 〒 310-0034 水 戸 市 緑 町 1-1-18 ℡ 029-226-1388 ( 一 般 財 団 法 人 茨 城 県 青少 年 育 成 協 会 ) 一 般 財 団 法 人 栃 木 県 青 年会 館 〒 320-0066 宇 都 宮 市 駒 生 1-1-6 ℡ 028-624-1417 群馬県青少年会館 〒 371-0044 前 橋 市 荒 牧 町 2-12 ℡ 027-234-1131 ( 公 益 財 団 法 人 群 馬 県 青少 年 育 成 事 業 団 ) (財 ) 福 井 県 青 年 館 〒 910-0005 福 井 市 大 手 3-11-17 ℡ 0776-22-5625 (財 ) 静 岡 県 青 少 年 会 館 〒 420-0068 静 岡 市 葵 区 田 町 1-70-1 ℡ 054-255-2566 一 般 財 団 法 人 愛 知 県 青 年会 館 〒 460-0008 名 古 屋 市 中 区 栄 1-18-8 ℡ 052-221-6001 一 般 財 団 法 人 滋 賀 県 青 年会 館 〒 520-0851 大 津 市 唐 橋 町 23-3 ℡ 077-537-2753 (財 ) 奈 良 県 青 少 年 会 館 〒 630-8108 奈 良 市 法 蓮 佐 保 山 1-3-1 ℡ 0742-22-5540 (財 ) 島 根 青 年 館 〒 690-0033 松 江 市 大 庭 町 1751-13 ℡ 0852-21-2818 一 般 財 団 法 人 岡 山 県 青 年館 〒 700-0081 岡 山 市 北 区 津 島 東 1-4-1 ℡ 086-254-7722 一般財団法人防長青年館 〒 753-0064 山 口 市 神 田 町 1-80 ℡ 083-923-6088 特 定 非 営 利 活 動 法 人 高 知県 青 年 会 館 〒 781-2122 吾 川 郡 い の 町 天 王 北 1-14 ℡ 088-891-5300 一 般 財 団 法 人 佐 賀 県 青 年会 館 〒 849-0923 佐 賀 市 日 の 出 1-21-50 ℡ 0952-31-2328 (財 ) 熊 本 県 青 年 会 館 〒 862-0950 熊 本 市 水 前 寺 3-17-15 ℡ 096-381-6221 (財 ) 鹿 児 島 県 青 年 会 館 〒 890-0005 鹿 児 島 市 下 伊 敷 1-52-3 ℡ 099-218-1225 一 般 財 団 法 人 沖 縄 県 青 年会 館 〒 900-0033 那 覇 市 久 米 2-15-23 ℡ 098-864-1780 〈事務局〉 (財)日本青年館 〒 160-0013 新 宿 区 霞 ヶ 丘 町 7-1 ℡ 03-3475-2550 ※ 青 森 県 青 年 会 館 は 、 平成 24年 12月をもって閉館となりました。 2 ) 全 国 青 年 団 O B 会 総 会 山 口 大 会 の 開 催 ( 11月 17日 ~ 18日 : 山 口 市 ) 1982(昭和57)年、日本青年団協議会及び日本青年館のOB・OGを中心にして、互い の情報交換、親睦、そして地域青年団の支援などを目的に全国青年団OB会が結成され ました。地域コミュニティの中核を担い、地域の文字通りリーダーとして活躍するOB・ OGの方々は、当初は日本青年館で総会を開催してきましたが、 1988(昭和63)年からは 持ち回りで地方総会を開催することとし、奈良県大会を皮切りに現在に至っています。 今年の全国青年団OB会総会は、 全国から 118 名のOB並びにOGの参加を得て、山 口市湯田温泉にて開催されました。開会式、総会後の記念講演には地元郷土作家であり、 直木賞作家の古川薫先生をお招きし、明治維新での若者群像について幅広いお話を伺い ました。 交流会には地元山口大学の学生たちによる芸能が披露され、全体的に若々しい交流会 となりました。翌日は維新の志士を生み出す原動力となった萩市を訪問し、松下村塾な どを視察し、散会しました。次年度は三重県伊勢市にてOB会 総会が開催されます。 現役の青年団活動に対する奨励賞は、3月3日の全国青年問題研究集会閉会式の場に おいて、北海道訓子府町青年団体連絡協議会の「舞台パフォーマンス『妻恋橋』の制作」 に贈呈しました。 3 ) 第 68回 田 澤 義 鋪 記 念 会 の 開 催 ( 11月 9日 : 日 本 青 年 館 ) 第68回田澤義鋪記念会 では、日本青年館との合併登記完了(平成24年5月15日)報告の 後に、明治神宮国際神道文化研究所より今泉宜子主任研究員をお招きし、「明治神宮と 田澤義鋪-造営運動の原動力としての青年団奉仕」として記念講演を行いました。 出席 者は40名でした。 4 ) 大 九 報 光 会 の 開 催 ( 11月 1日 : 明 治 神 宮 ) 明治神宮造営に際し、全国の青年団が労力奉仕にあたり、そのことがきっかけとなっ て日本青年館は誕生しました。その造営の労力奉仕に参加された方々が 1950(昭和25)年 11月1日、明治神宮御鎮座30年祭に参加された折、そのことを記念して大九報光会を結成 しました。大九は、明治神宮御鎮座の年、大正9年によるものであり、さらに耐乏生活 に耐え光明と希望に生きる耐久生活にもかけて命名されたものです。以来、ほぼ毎年 11 月1日に、労力奉仕に参加された方の二世、三世の方々等により 明治神宮において総会が 開催されています。 今年度も明治神宮にて総会を行った後、秋の大祭に 32 名が参加しました。 5 ) 清 渓 フ ォ ー ラ ム 行 政 懇 談 会 の 開 催 ( 10月 19日 ~ 20日 : 山 形 県 南 陽 市 ) まちづくり政策や青年活動支援の方策等をお互いに情報交換しようとの目的で、平成 12年に全国青年団出身市長会が、続いて平成 14年に青年団OB全国町村長会が結成され ました。その後平成19年6月5日に両団体の幹部が協議し、両組織を合併して「清渓フォ ーラム」として再スタートすることとしました。 今年は、幹事会を6月5日に日本青年館において開催し、行政懇談会を山形県南陽市の 協力により7市町15名の参加を得て開催しました。懇談会では南陽市における青少年教育 推進事業の取り組みと駅伝等における南陽ブランドの発信事業について報告があり、い ずれも多大な成果を生み出しつつある事業でした。来年度は山梨県甲斐市において開催 することを決めたほか、南陽宣言を採択し、各自治体で実践に移すことを確認し合いま した。 会員は以下の通り(敬称略) 代 表 幹 事 伊藤 康志 (宮城県大崎市長) 幹 事 長 塩田 秀雄 (山形県南陽市長) 幹 事 保坂 武 (山梨県甲斐市長) 澤﨑 義敬 (富山県魚津市長) 大西 倉雄 (山口県長門市長) 監 事 稲田 米昭 (徳島県小松島市長) 6)全国青年団OB県議の会の活動 石川 上田 平岡 金森 英明 信雅 仁 勝雄 (愛知県豊明市長) (富山県砺波市長) (奈良県広陵町長) (富山県舟橋村長) 平成16年に、全国の青年団への支援と地域社会の発展へ寄与することを目的として結 成されました。 今年度の現役青年団活動への奨励賞は、 3月3日の全国青年問題研究集会閉会式の場に おいて香川県連合青年会の「香川県青年センターの指定管理受託の取り組み」に贈呈し ました。 会員名簿は以下の通り(敬称略) 会 長 代 行 瀬田川栄一(秋田県) 幹 事 木本 利夫(石川県) 宮本 光明(富山県) 会 員 青山 秋男(愛知県) 伊藤 保(鳥取県) 内田 博長(鳥取県) 大野 久芳(富山県) 川上万一郎(愛知県) 瀬川 光之(長崎県) 中野 一則(宮崎県) 三浦 治雄(滋賀県) 御手洗吉生(大分県) 監 事 田中 敏幸(福井県) 10 . 後援・協力事業 今年度、日本青年館が依頼を受けて後援・協力をした事業は下記のとおりです。 ① 版画フォーラム2012年和紙の里ひがしちちぶ展 (平成24年6月23日) 〈主催者〉 版画フォーラム実行委員会 〈回 答〉 後援名義使用、日本青年館賞提供 ② 2012山中湖ジャズ・コンペティション inきらら (平成24年8月4日) 〈主催者〉 山中湖村 〈回 答〉 後援名義使用 ③ 第14回全国こども民俗芸能大会 (平成24年8月19日) 〈主催者〉 公益社団法人全日本郷土芸能協会 〈回 答〉 後援名義使用 ④ 平成24年度青年地域活動研修会 (平成24年6月30~7月1日) 〈主催者〉 公益財団法人群馬県青少年育成事業団、群馬県青少年団体連絡協議会 〈回 答〉 後援名義使用 ⑤ 平成24年度全国青年団OB会総会山口大会 (平成24年11月17~18日) 〈主催者〉 山口県青年団OB会、全国青年団OB会 総会山口大会実行委員会 〈回 答〉 後援名義使用 ⑥ 第38回太陽美術協会展覧会 (平成24年11月16~24日) 〈主催者〉 太陽美術協会 〈回 答〉 後援名義使用、日本青年館賞提供 ⑦ スチューデント・ジャズフェスティバル 2013 (平成25年1月5~6日) 〈主催者〉 日本学校ジャズ教育協会東日本本部 〈回 答〉 後援名義使用 ⑧ 都道府県における「結婚支援事業」担当者会議 〈主催者〉 全国地域結婚支援センター 〈回 答〉 後援名義使用 (平成24年7月20日) Ⅱ .日 本 青 年 館 の 維 持 管 理 当 財 団 に は 、役 員 と し て 理 事 (21名 以 上 29名 以 内 )及 び 監 事 (2名 ま た は 3名 )が 置 か れ 、 い ず れ も 評 議 員 会 (40名 以 上 75名 以 内 )で 選 任 さ れ る こ と に な っ て い ま す 。 ま た 、 理 事 長及び常務理事は理事の互選によって定めることになっています。 理事は理事会を構成し、この法人の業務に関する事項を決議・執行し、評議員会は 前述の事項の他、理事会の諮問に応じ理事長に対し必要と認める事項について助言す る こ と に な っ て い ま す 。 理 事 会 は 年 3回 開 催 さ れ て お り 、 評 議 員 会 は 2回 開 催 さ れ 、 毎 年 3月 に 次 年 度 の 事 業 計 画 と 予 算 を 審 議 し 、 5月 に は 前 年 度 の 事 業 活 動 と 決 算 を 審 議 し て い ま す 。 今 年 度 は 、 役 員 改 選 ( 任 期 : 平 成 24年 4月 1日 ~ 平 成 26年 3月 31日 ) に あ た る ため中央評議員並びに地方評議員を委嘱し、 理事・監事の選出をおこないました。ま た 、 9月 に 臨 時 理 事 会 、 11月 に 第 3回 理 事 会 と 臨 時 評 議 員 会 を 開 催 し ま し た 。 監 事 会 は 今 年 度 2回 開 催 さ れ ま し た 。 (現在数 理 事 29名 監 事 3名 評 議 員 40名 ) 1. 理事、監事の交替 1 )平 成 24年 度 日 青 協 定 期 大 会 で 役 員 の 改 選 が あ り 、5月 4日 付 で 日 青 協 選 出 の 理 事 、 監事が次のとおり交替しました。 (旧) (新 ) 理事 山 中 ち あ き (会 長 ) 理事 山 中 ち あ き (会 長 ) 理事 森 藤 ま り 子 (副 会 長 ) 理事 立道 理事 戸 嶋 幸 司 (副 会 長 ) 理事 照 屋 仁 士 (副 会 長 ) 監事 冨 川 幸 三 (監 事 ) 監事 冨 川 幸 三 (監 事 ) 斉 (副 会 長 ) 2 ) 岡 山 県 青 年 団 協 議 会 よ り 地 方 評 議 員 交 替 の 申 し 出 が あ り 、平 成 24年 5月 28日 付 け で井上恵一氏から武市昌之氏に交替しました。 2. 寄附行為の一部変更 財団法人全日本社会教育連合会を吸収合併したことに伴い、寄附行為の目的に「社 会 教 育 振 興 上 必 要 な 事 業 」「 社 会 ス ポ ー ツ 振 興 上 必 要 な 事 業 」「 青 少 年 団 体 相 互 の 連 絡 協力上必要な事業」を加える一部改正をおこない、文部科学省の認可を受けました。 3. 諸会議の開催 以下は、今年度の評議員会、理事会、監査会の議事内容です。 1)第1回評議員会 期 日: 平 成 24年 3月 19日 場 所: 日 本 青 年 館 国際ホール 議 事: 第 1 号 議 案 理 事 ・ 監 事 の 互 選 に 関 す る 件 第 2 号 議 案 平 成 24年 度 事 業 計 画 並 び に 一 般 会 計 収 支 予 算 に 関 す る 件 第 3 号 議 案 平 成 24年 度 特 別 会 計 収 支 予 算 に 関 す る 件 2)第2回評議員会 期 日: 平 成 24年 5月 28日 場 所: 日 本 青 年 館 国際ホール 議 事: 第 1 号 議 案 平 成 23年 度 年 次 報 告 承 認 に 関 す る 件 第 2 号 議 案 平 成 23年 度 一 般 会 計 収 支 計 算 書 の 承 認 に 関 す る 件 (同 監査報告) 第3号議案 財団法人全日本社会教育連合会との合併に関する件 3)臨時評議員会 期 日: 平 成 24年 11月 8日 場 所: 日 本 青 年 館 国際ホール 議 事: 第 1 号 議 案 一 般 財 団 法 人 日 本 青 年 館 定 款 の 変 更 ( 案 ) に 関 す る 件 第2号議案 国立競技場の改築に伴う日本青年館の移転に関する件 4)第1回理事会 期 日: 平 成 24年 3月 19日 場 所: 日 本 青 年 館 301会 議 室 議 事: 第 1 号 議 案 理 事 長 の 選 任 に 関 す る 件 第2号議案 常務理事の選任に関する件 第3号議案 名誉役員の推戴に関する件 第 4 号 議 案 平 成 24年 度 事 業 計 画 並 び に 一 般 会 計 収 支 予 算 に 関 す る 件 第 5 号 議 案 平 成 24年 度 特 別 会 計 収 支 予 算 に 関 す る 件 第 6 号 議 案 平 成 24年 度 第 2回 理 事 会 ・ 評 議 員 会 の 日 程 に 関 す る 件 第7号議案 財団法人全日本社会教育連合会との合併について 5)第2回理事会 期 日: 平 成 24年 5月 28日 場 所: 日 本 青 年 館 501会 議 室 議 事: 第 1 号 議 案 平 成 23年 度 年 次 報 告 承 認 に 関 す る 件 第 2 号 議 案 平 成 23年 度 一 般 会 計 収 支 計 算 書 の 承 認 に 関 す る 件 (同 監査報告) 第3号議案 財団法人全日本社会教育連合会との合併に関する件 第4号議案 国立競技場改築に係わる対策検討委員会の設置に関する件 6)臨時理事会 日 時: 平 成 24年 9月 28日 場 所: 日 本 青 年 館 501会 議 室 議 事: 第 1 号 議 案 国 立 競 技 場 の 改 築 に 伴 う 日 本 青 年 館 の 移 転 に 関 す る 件 7)第3回理事会 日 時: 平 成 24年 11月 8日 場 所: 日 本 青 年 館 501会 議 室 議 事: 第 1 号 議 案 一 般 財 団 法 人 日 本 青 年 館 定 款 の 変 更 ( 案 ) に 関 す る 件 第2号議案 一般財団法人日本青年館の評議員選定委員会の設置運営細 則に関する件 第 3 号 議 案 平 成 25年 度 第 1回 評 議 員 会 の 日 程 及 び 提 出 議 案 に 関 す る 件 8)監査会 ① 平 成 23年 度 決 算 監 査 会 日 時: 平 成 24年 4月 27日 場 所: 日 本 青 年 館 ② 平 成 24年 度 上 半 期 監 査 会 日 時: 平 成 24年 10月 24日 ~ 25日 場 所: 日 本 青 年 館 ③日本青年館所有地の視察と監査報告 視 察 日 時 : 三 重 県 伊 勢 市 ( 平 成 24年 10月 8日 現 地 視 察 ) 岡 山 県 勝 央 町 ( 平 成 24年 11月 19日 現 地 視 察 ) 監 査 報 告 : 平 成 25年 3月 19日 ( 平 成 25年 度 第 1回 評 議 員 会 ・理 事 会 ) 4. 国立競技場の改築とそれに伴う日本青年館の対応について 国立競技場改築と周辺開発の計画に伴う日本青年館の対応について検討するた め、第2回理事会において下記委員会を設置しました。 委員会名 国立競技場改築対策検討委員会 目 国立競技場改築に伴う日本青年館の諸課題並びに今後の方向を検討 的 する。 委 員 榎 信 晴 ( 委 員 長 )( 元 日 青 協 会 長 、 元 五 條 市 市 長 、 元 新 館 建 設 副 委 員 長 ) 加藤 義 弘 ( 副 委 員 長 )( 元 日 青 協 会 長 、 宮 城 県 青 年 会 館 常 務 理 事 ) 小野寺 喜一郎(元日青協会長、元遊佐町町長) 佐々木 計三(前日本青年館常務理事) 松下 育 郎 ( (財 )鹿 児 島 県 青 年 会 館 理 事 長 ) 山中 ちあき(日青協会長) 特別委員 水野 光四郎(元日本青年館常務理事、元新館建設総合企画室次長) 嶋田 清隆(元日本青年館常務理事、新館建設当時日青協事務 局長) 〈会議日程〉 第 1 回 委 員 会 平 成 24年 7月 6日 第2回委員会 同 9月 7日 第3回委員会 同 9月 28日 第4回委員会 同 11月 8日 第 5 回 委 員 会 平 成 25年 2月 19日 第6回委員会 3月 19日 同 委 員 会 で の 協 議 に 基 づ き 、理 事 会・評 議 員 会 に お い て 、国 立 競 技 場 改 築 と い う 国 家 プ ロ ジ ェ ク ト に 伴 い 日 本 青 年 館 の 移 転 を 要 請 さ れ た こ と を 受 け 、当 財 団 が こ れ ま で 果 た し て き た 歴 史 や 役 割 を ふ ま え 、現 在 の 規 模 、役 割 、機 能 を 維 持 す る こ と を 条 件に、移転に応ずることを確認し、今後の協議を進めていくことといたしました。 5. 一般財団法人日本青年館への移行について 特例民法法人日本青年館は一般財団法人への移行を予定し、この間、最初の評議員 の選任方法、一般財団法人日本青年館定款について審議し、今年度の理事会・評議員 会にて一般財団法人日本青年館定款の変更案、評議員選定委員会の設置運営細則、評 議員選定委員会構成について審議決定してまいりました。また、最初の評議員の選任 方 法 に つ い て は 、 5月 30日 付 け で 文 部 科 学 大 臣 か ら 認 可 さ れ ま し た 。 平 成 25年 に 、 理 事 会 ・ 評 議 員 会 の 議 を 経 て 内 閣 府 に 申 請 し 、 平 成 26年 4月 1日 に 一 般 財 団 法 人 日 本 青 年 館 としてスタートする予定です。 6. 職員人事 1)人事異動 下 記 の と お り 、 5月 7日 付 に て 職 員 の 人 事 異 動 を 行 い ま し た 。 ( )内 は 前 職 。 佛木 完 新 総 務 部 長 兼 公 益 事 業 部 長 (前 総 務 部 長 兼 業 務 部 長 ) 真田 秀実 新 業 務 部 長 (前 町田 敏 新 業務部長代理兼本館ホテル支配人 (前 業務部長代理兼分館所長代理) 総 務 部 主 幹 ・総 務 課 長 兼 管 理 課 長 ) 江口 芳人 新 総務部主幹兼総務課長(前 業務部本館ホテル支配人) 眞下 浩二 新 総務部主幹兼会計課長(前 総務部会計課長) 鈴木 善彦 新 総務部管理課長(前 高橋 大介 新 業務部本館ホテル主任(前 松尾 直泰 新 業務部本館ホテル係(前 総務部管理課課長補佐) 業務部本館ホテル係) 公益事業部青年活動課係) 2)職員の退職 平 成 25年 1月 11日 付 定 年 退 職 町 田 真 弓 (総 務 部 総 務 課 長 補 佐 )33年 8ヵ 月 3)定年後の再雇用嘱託職員の退職 平 成 24年 5月 31日 付 神山光男(業務部ホテル) 平 成 25年 2月 13日 付 4)嘱託職員の採用 山﨑仁子(総務部会計課) 財団法人全日本社会教育連合会との合併により、嘱託職員を採用し ました。 平 成 24年 10月 18日 付 近 藤 真 司 ( 公 益 事 業 部 社 会 教 育 編 集 長 ) 〃 香田明子(公益事業部 社会教育編集部係) 5)賞与の支給 ( 1 ) 6月 賞 与 支給せず ( 2 ) 12月 賞 与 ( 本 給 + 厚 生 手 当 ) ×1 ヶ 月 7. 開館記念式典 平 成 25年 2月 1日 、 日 本 青 年 館 に お い て 小 里 理 事 長 、 佐 々 木 中 央 理 事 、 田 中 日 青 協 事 務局長出席のもと、開館記念式典を行い、下記の職員を永年勤続表彰しました。 木付 安孝 1982年 10月 21日 就 職 ( 勤 続 30年 ) 熊井 英人 1992年 2月 22日 就 職 ( 勤 続 20年 ) 8. 他団体との合併等について 1)財団法人田澤義鋪記念会との合併 平 成 24年 2月 23日 に 文 部 科 学 大 臣 の 認 可 を 受 け 、 官 報 で の 公 告 期 間 2ヶ 月 を 経 て 、 平 成 24年 5月 15日 法 務 局 へ の 登 記 が 完 了 し ま し た 。 2)財団法人全日本社会教育連合会との合併 平 成 24年 7月 4日 に 文 部 科 学 大 臣 へ 合 併 認 可 申 請 書 を 提 出 し 、 8月 6日 に 合 併 認 可 が 下 り 、 8月 17日 付 け 官 報 で の 公 告 し 、 公 告 期 間 2ヶ 月 を 経 て 、 平 成 24年 10月 18日 法務局への登記が完了しました。 3)社団法人中央青少年団体連絡協議会の解散と基本財産の寄付 8月 6日 に 社 団 法 人 中 央 青 少 年 団 体 連 絡 協 議 会( 中 青 連 )が 解 散 し た こ と に 伴 い 、 それまで中青連が担っていた機能を中青連世話人会(日本レクリエーション協会、 日本YMCA同盟、日本青年協会、日本青年団協議会)が引き継ぎ、日本青年団 協議会はその事務局団体としての役割を果たすことになりました。 また、日本青 年館は中青連の資料を保管することとなり、併せて中青連の基本財産の寄付を受 けました。 9. テナントの退去と入居 1 ) 社 団 法 人 中 央 青 少 年 団 体 連 絡 協 議 会 は 、 平 成 24年 6月 13日 を も っ て 5階 事 務 所 を 退 去 し 、 解 散 に 伴 う 諸 作 業 に つ い て は 2階 青 年 館 事 務 所 を 無 償 提 供 し ま し た 。 2 )平 成 24年 6月 20日 を も っ て NPO法 人 全 国 地 域 結 婚 支 援 セ ン タ ー と の 5階 事 務 所 賃 貸 借契約をおこないました。 3 ) 5階 に 入 居 し て い た 市 民 ス ポ ー ツ 文 化 研 究 所 ・ あ や め 行 政 書 士 事 務 所 が 、 平 成 24 年 11月 30日 付 け で 退 去 し ま し た 。 1 0 . 維持会員 当財団の目的に賛同し、事業を後援する方を維持会員として募集しています。会員 には、年会費1口以上(1口1万円)納入する普通会員、3口以上納入する特別会員 と団体会員とがあり、会員になっていただいた個人、団体の方々には各種イベントへ のご招待や宿泊費の割引などの特典をご用意しています。今年度も多くの個人、団体 のから浄財をいただくことが出来ました。今後ともよろしくお願い申し上げます。 <維 持 会 員 内 訳 > 会 員 区 分 件 個 人 会 員 1 1 4 1,160,000円 団 体 会 員 3 5 4,750,000円 特 別 会 員 合 計 数 金 2 額 60,000円 151 5,970,000円 平成24年度日本青年館維持会員一覧(敬称略・順不同) <個人会員> 青山 青山 秋山 圷 朝倉 英治 猛 公代 健男 千栄 安谷屋 安部 天野 石田 板井 幸勇 昭治 仁 泰清 泉一 板本 市川 伊藤 伊藤 犬飼 登 善浩 進 武夫 晃 岩永 氏家 内田 内山 梅澤 峯一 寿士 俊彦 政夫 耕一郎 榎 太田 大坪 大西 大西 岡 岡下 岡本 小川 男成 鬼木 小野寺 垣本 加藤 河村 河野 紀伊野 北崎 木村 久保田 河野 小池 小西 信晴 誠一 勇郎 倉雄 義幸 泰一 進一 徳彦 良和 洋三 恵美子 喜一郎 正直 義弘 朋邦 順吉 勇人 孝 眞 満宏 蝶子 俊明 健充 西郷 斎藤 坂本 佐々木 佐々木 佐々木 佐々木 佐藤 佐藤 嶋田 下田 清水 杉浦 杉本 砂坂 瀬田川 高橋 鷹觜 武市 太刀川 立道 田中 田中 京太 三郎 武一郎 計三 章一 榮造 英雄 悦郎 光保 清隆 和夫 昇 正行 美智夫 實 栄一 成雄 忠一 昌之 紀子 斉 勉 喜隆 谷川 辻 出村 照屋 冨川 富田 豊岡 中川 中平 中村 新川 西井 西沖 西田 西村 布広 野崎 長谷川 羽根岡 濱野 東 平野 百本 實 きぬ 喜義 仁士 幸三 昌宏 北士 晴夫 章仁 與弘 豊実 勇 和己 保子 清太郎 覚 長和 章悦 伝治 徹郎 和文 重徳 敏昭 藤木 藤田 藤田 星野 堀田 前川 桝田 松井 松浦 松下 水野 宮本 村上 村田 森田 栁本 矢野 山崎 山中 湯浅 湯浅 横山 吉田 猛 彰裕 三智子 太朗 隼人 一恵 健三 妙子 利明 育郎 光四郎 てい子 嘉彦 昭弘 覚 嘉昭 茂文 栄一 ちあき 悦司 直樹 陽一 恵三 鹿島印刷(株) 関東地区八郎潟町ふるさと会 <団体会員> ( 株 )ア サ ヒ ト ラ ベ ル イ ン タ ー ナ シ ョ ナ ル / 秋 田 県 青 年 会 O B 会 /( 株 )ア サ ン テ / エ ヌ テ ー ア ク ア ツ イ ン ズ ( 株 ) / ( 株 ) 市 川 環 境 エ ン ジ ニ ア リ ン グ / ( 株 ) エ ー ジ ェ ン ト / (有 ) オ カ ベ 工 芸 / 岡 山 製 畳( 株 )/ 岡 山 県 青 年 団 協 議 会 O B 会 / 栗 原 工 業 (株 )東 京 支 店 / 鹿 児 島 県 青 年 団 O B 会 / 岐 阜 県 青 年 団 O B 会 / 群 馬 県 青 年 問 題 研 究 会 / (公 社 )国 際 農 業 者 交 流 協 会 / シ ダ ッ ク ス フ ー ド サ ー ビ ス( 株 )/ シ ダ ッ ク ス レ ス ト ラ ン マ ネ ジ メ ン ト( 株 )/ シ ダ ッ クス大新東ヒューマンサービス(株)/新篠津村/ N P O 法 人 地 球 緑 化 セ ン タ ー / 筑 前 建 物 管 理( 株 )/( 株 )テ ク ノ 菱 和 / 栃 木 県 青 年 団 O B ( O G )会 / 富 山 県 青 年 団 O B 会 / 寺 田 倉 庫( 株 )/( 株 )ジ ャ パ ン ビ バ レ ッ ジ / 日 本 青 年 団協議会/日東パシフィックベンディング(株)/(株)ニッセイ ( 株 ) 白 洋 舎 / 萬 力 / (財 )宮 城 県 青 年 会 館 / 明 治 神 宮 崇 敬 会 / 山 梨 県 青 年 団 O B 会 (有)横山工芸/日本カルミック(株) <特別会員> 小里貞利 山本信也 11. 平成24年度収支決算状況 1)補正予算について 本年度は、2団体の吸収合併とそれに伴う月刊雑誌「社会教育」を発行するこ となどがあり補正予算を編成しました。 2)財政運営と昨年度対比執行状況について 収 入 の 部 で は 、 昨 年 度 に 対 し 、 全 体 で 7,813万 円 の 収 入 増 と な り ま し た 。 主 な 増 収 は 、 本 館 ホ テ ル 収 入 で 4,138万 円 の 増 収 、 分 館 ホ テ ル で 684万 円 の 増 収 、 公 益 事 業 収 入 で 984万 円 の 増 収 と な り ま し た 。 ま た 、 合 併 団 体 等 の 残 余 財 産 を 寄 付 金 収 入 に 4,666万 円 計 上 し ま し た 。 一 方 、 支 出 の 部 で は 昨 年 度 に 対 し 全 体 で 8,757万 円 の 増 額 と な り ま し た 。 主 な 支 出 増 は 事 業 費 で 5,326万 円 、 管 理 費 で 1,477万 円 。 ま た 2 年 ぶ り に 民 俗 芸 能 大 会 を 実施しました。また、合併した団体等の残余財産を公益事業基金に積み立てまし た。 そ の 結 果 、 今 年 度 の 収 支 差 額 は 213万 円 の 黒 字 と な り 、 前 年 度 か ら の 繰 越 額 と 合 わ せ て 2,973万 円 を 次 年 度 に 繰 り 越 し ま し た 。 3)借入金の返済 今年度も借入金を計画通り返済することができ、その結果、平成25年3月末 日 現 在 の 借 入 金 残 高 は 、 1億 5百 万 円 と な り ま し た 。 4)正味財産増減計算書概要 平成24年4月1日~平成25年3月31日 (単 位 : 円 、 消 費 税 抜 ) 科 Ⅰ 目 金 額 一般正味財産増減の部 1.経常増減の部 (1) 経常収益 会費収益 6,088,000 事業収益 954,638,514 補助金事業等収入 受取寄付金等 経常収益計 (2) 4,600,000 86,663,310 1,051,989,824 経常費用 事業費 774,574,849 管理費 219,368,386 補助金事業等支出 8,935,882 寄付金支出 40,000,000 公益事業基金支出 46,663,310 経常費用計 当期経常増減額 1,089,542,427 -37,552,603 2.経常外増減の部 (1) 経常外収益 1,380,362 (2) 経常外費用 3,114,708 当期経常外増減額 当期一般正味財産増減額 -1,734,346 -39,286,949 一般正味財産期首残高 -1,050,561,323 一般正味財産期末残高 -1,011,274,374 3.指定正味財産増減の部 指定正味財産増減額 46,663,630 指定正味財産期首残高 2,194,752 指定正味財産期末残高 48,858,382 正味財産期末残高 1,060,132,756 12. 施設管理 1)携帯電話の通信エリアについて ソフトバンクからの要請により、モバイル通信基地局アンテナが屋上に設置さ れ 、 docomo、 au、 softbank、 大 手 3 社 の 通 信 が 地 下 ま で 可 能 に な り ま し た 。 2)防災対策について 東京都震災対策条例に基づき事業所防災計画を作成し、防災用資機材及び非常 食を購入しました。 3)緊急工事の実施 経年劣化による施設・設備の緊急工事を実施しました。主な工事は以下のとお りです。 (1 )6 階 男 子 ト レ イ 汚 水 管 の 引 替 工 事 (2 )消 防 設 備 改 修 工 事 (3 )本 館 外 壁 タ イ ル 落 下 防 止 補 強 工 事 4)駐車場管理業務 本 館 地 下 3 階 に あ る 駐 車 場 に つ い て は 、 31台 駐 車 が 可 能 で 、 宿 泊 ・ 会 議 室 利 用 のお客様及び周辺施設・イベント等のお客様など、幅広くご利用いただいて いま す。出入りにエレベーターを使用していただくため、安全管理に万全を期してい ます。 5)本館の保守・防火防災・保健衛生 (1)電気設備保守 実施月 内 容 毎月実施 電気施設保守点検 1月 高 圧 ・低 圧 電 気 設 備 点 検 10月 中ホール調光設備点検 (2)空調設備保守 実施月 内 容 毎月実施 空気清浄機点検 4月より隔月実施年6回 空気環境測定 4月・11月 冷温水発生機点検〔夏・冬切替〕 5月 カセット空調機点検 3月 各空調機、給排風機点検 運転時間により適時 客室空調機点検 (3)保健衛生設備管理 実施月 内 容 6・10・2月 全館消毒 毎月 鼠対策作業 4・6・12・3月 冷却塔洗浄・飲料水・給湯水水質検査、 浴槽高圧洗浄 実施月 内 10月 高置水槽・受水槽清掃 7・11・3月 汚水槽清掃 12月 貯湯タンク清掃 容 (4)その他保健衛生関係の動き 7月 10月 建 築 物 環 境 衛 生 管 理 技 術 者 講 習 受 講 (鈴 木 職 員 ) ビ ル 衛 生 管 理 講 習 会 受 講 (鈴 木 ・ 岩 﨑 職 員 ) 食 品 衛 生 大 会 参 加 (鈴 木 ・ 岩 﨑 職 員 ) (5)防火防災設備保守 実施月 内 容 6月・1月 自火報・防排煙・非常放送・ガス漏警報 7月・2月 消 火 栓・スプリンクラー・ハロンガス・消 化 設 備 点 検 7月・1月 消火器・救助袋点検 7月・1月 非常用蓄電池点検 7月・1月 非常用自家発電機点検 (6)その他防火防災関連の動き 6月 危 険 物 安 全 管 理 連 絡 会 研 修 会 参 加 (鈴 木 職 員 ) 四谷消防署による防火水槽調査 大ホール及びテナント消防訓練 8月 神宮外苑花火大会警備 9月 ホテル消防訓練 自 衛 消 防 業 務 講 習 ・ 防 災 セ ン タ ー 要 員 講 習 受 講 (岩 﨑 職 員 11月 四 谷 消 防 署 に よ る 震 災 対 策 に 係 わ る 説 明 会 参 加 (鈴 木 ・ 岩 﨑 職 員 ) (7)その他の保守 実施月 内 毎月実施 エレベーター点検 毎月実施 空気清浄機保守 2ヶ月毎 空気環境測定 発生機冷房切替作業 ゴミ貯留機保守 4月 (8)主な修繕について 実施月 内 容 5月 9階客室空調室内機洗浄工事 7月 中ホール入口壁面補修工事 9月 給湯配管漏れ補修工事 10月 フロント事務所空調圧縮機交換工事 11月 揚水ポンプ逆止弁交換工事 12月 5階フロアー間仕切移設工事 容 実施月 1月 内 容 6階共用トイレ排水管引替工事 外壁補修工事 2月 国際ホールCP盤制御線引替工事 3月 空気制御用エアドライアー交換工事 非常用発電機起動用圧縮機交換工事 6)分館の施設管理 (1)電気設備管理 実施月 3月 内 容 高圧受電設備機器試験変圧器油濾過工事 (2)空調設備管理 実施月 内 容 11・1月 空調機点検 2月 新館冷暖房機32台の保守整備 (3)衛生設備管理 実施月 内 容 6・11月 鼠・衛生害虫防除及び殺菌消毒 11月 受水槽清掃 (4)防災設備管理 実施月 内 容 4・11月 自火報・非常放送・自家発電機・誘導灯 保守点検 7・11月 消防訓練 (5)その他の管理(施設の改修・修繕関係) 実施月 4月 6月 内 容 本館給湯ボイラー マイコン交換 本館給湯配管 フレキシブル交換 非常階段塗装 キュービクルのフェンス取り付け 浴室棟給湯用の不凍栓修理 9月 新館高圧進相コンデンサ交換 3月 ボイラー清掃 7)その他の財産管理 当財団は、本館分館の他に以下のような土地を所有しています。 ① 三 重 県 伊 勢 市 … 216,323 ㎡ = 6 万 5,552 坪 ( 大 半 が 山 林 ) ② 岡 山 県 勝 央 町 … 22,971 ㎡ = 6,960 坪 ( 山 林 。平 成 8 年 よ り (財 )岡 山 県 青 年 館 と 契 約 し 、 (財 )ボ ー イ ス カ ウ ト 岡 山 連盟維持財団にキャンプ場施設として無償で貸与しています) Ⅲ.収益事業 日 本 青 年 館 ホ テ ル は 、 6階 か ら 9階 ま で に 和 室 43室 、 洋 室 29室 、 和 洋 室 12室 合 計 84室 400名 収 容 の 客 室 と 、 地 下 1階 及 び 3階 ~ 5階 に 大 小 17の 会 議 室 が あ り 、 6階 に は 300名 の 食 事 が 可 能 な レ ス ト ラ ン 、4階 に 200名 の 立 食 パ ー テ ィ ー が 可 能 な 宴 会 場 、 1階 に は 喫 茶 室 を 2店 舗 、 そ し て 売 店 が あ り ま す 。 ま た 1,360席 の 客 席 を 持 つ 大 ホ ー ル が あ り 、 講 演 会やコンサートに利用されております。 分 館 ・ 山 中 湖 畔 荘 清 渓 に は 和 室 29室 、 洋 室 30室 、 和 洋 室 2室 合 計 61室 330名 の 宿 泊 室 と 会 議 室 が 大 小 10室 、 そ れ に 体 育 館 と 野 外 炊 飯 場 が あ り ま す 。 両施設とも個人、団体のお客様から学生、スポーツ団体、一般企業等団体で研修さ れるお客様まで、さまざまな形で多くの皆様にご活用いただいております。 日 本 青 年 館 ホ テ ル で は 、 東 京 体 育 館 の 改 修 工 事 ( 7/ 1~ 3/ 31) に よ り 、 12月 の 全 国 高 校 バ ス ケ ッ ト ボ ー ル 選 抜 優 勝 大 会 、1月 の 全 日 本 バ レ ー ボ ー ル 高 等 学 校 選 手 権 大 会 な ど大きな大会でご利用いただくことができず、スポーツ関係青少年団体の減少が見ら れ ま し た が 、 修 学 旅 行 で は 4月 ~ 6月 の 前 半 シ ー ズ ン で 大 震 災 の 影 響 を 受 け た 昨 年 同 期 よ り 3,110名 を 回 復 、 通 年 で も 昨 年 比 1,215名 の 増 加 と な り ま し た 。 ま た 、 個 人 客 で は イ ン タ ー ネ ッ ト 予 約 の 伸 び も 著 し く 、昨 年 比 で 6,028名 の 増 加 と な り 、宿 泊 全 体 の 比 率 で も 35.4% 、 3人 に 1人 が 個 人 客 と な り ま し た 。 分 館 で は 、 教 育 旅 行 が 昨 年 比 2,197名 増 加 、 一 般 ・ 青 少 年 団 体 は 279名 の 増 加 、 個 人 は 微 減 で 例 年 並 み と な り ま し た 。 ま た 外 国 人 の 宿 泊 は 、 最 も 多 か っ た 平 成 18年 度 の 2,600名 に 対 し て 136名 に 留 ま り ま し た 。 今年度行ってきた営業取り組みの主なものは以下の通りです。 1.お客様の多様なニーズに応えるべく宿泊、会議室の各種プランを作成して、営 業活動に取り組みました。 2.一般企業の他、全国組織団体、スポーツ・文化団体、官公庁の外郭団体等に営 業を行い、新規開拓に取り組みました。 3.インターネット予約サイトへ部屋提供と価格設定 を、繁閑の状況を見ながら細 かく積極的に行い、宿泊者の便宜を図りました。 4.お得意様優待券などを活用しリピーター顧客に対して、こまめな対応を心がけ ました。 5.管理職会議、支配人会議を毎月定期的に行うほか、フロントミーティングを随 時行い、目標達成のための点検作業と利用客へのサービス向上に努め ました。 6.エージェントを対象にお互いに情報を共有する商談会を開催したほか、修学旅 行誘致営業に九州をはじめとした各地に担当者を派遣し ました。 7.分館ホームページをリニューアルし、周辺イベント情報を提供するなど、閑散 期を中心に個人、小グループ誘致に努めました。 こうした取り組みを全館で情報を共有しながら積極的な営業を続けた結果、本分館 ともに予算目標を達成することができました。実績については別表の通り です。 < 釜山ユースホステルアルピナホテルとの提携> 大韓民国釜山市にある釜山ユースホステルアルピナホテルから日本青年館への招 待 に よ り 、山 本 常 務 理 事 、 佐 々 木 中 央 理 事 、江 口 総 務 課 長 が 8月 16日 ~ 18日 に 訪 韓 し ま し た 。 ホ テ ル は 2004年 に 釜 山 市 に よ り 建 設 さ れ た ユ ー ス ホ ス テ ル で あ り 、 客 室 数 103室 、 宿 泊 人 員 469名 、 セ ミ ナ ー ・ 宴 会 場 8室 の ほ か フ ィ ッ ト ネ ス ク ラ ブ 、 ゴ ル フ 練 習場、プール、サウナ、レストラン、インターネットカフェ、スカイラウンジの設 備 を 有 し て い ま す 。 職 員 数 は 120名 で 総 務 、 ホ テ ル 、 宴 会 場 、 文 化 ・ ス ポ ー ツ 部 と 施 設管理部門があります。青少年の施設として独自の事業も展開しており、日本のマ ーケット拡大のため日本青年館との提携を熱望してい ます。会談ではお互いの窓口 を設置し、職員の交流を始めることなどについて合意し ました。 11月 26日 ~ 29日 ま で の 4日 間 の 日 程 で 、 ア ル ピ ナ ホ テ ル 営 業 チ ー ム 長 ソ ン ・ イ ル グ ォ ン 他 5名 の 代 表 団 を 招 待 し 、 日 本 青 年 館 と 山 中 湖 畔 荘 「 清 渓 」 を 視 察 し ま し た 。 今後についてはお互いのホテル職員の相互訪問を継続しながら、段階的に各青年 会館との交流拡大につなげていく予定です。 1.日本青年館ホテルの実績 日本青年館ホテル 年間売上実績表 (単位:円) 平成24年度 決算額 予算額 315,000,000 196,000,000 28,000,000 539,000,000 宿 泊 収 入 会 議 室 収 入 付帯サービス収入 合 計 平成23年度 決算額 対予算達成率 100.75% 100.74% 96.89% 100.54% 317,356,037 197,451,022 27,128,154 541,935,213 289,603,183 189,752,356 25,733,612 505,089,151 36,846,062 2,935,213 (単位:千円) 昨年度実績 今年度目標 今年度実績 本館ホテル月別売上実績表(宿泊) 40,000 35,000 30,000 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000 0 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 昨年度実績 11,654 17,043 17,320 24,136 35,683 22,490 31,511 28,185 27,068 22,572 23,102 28,832 今年度目標 28,000 29,500 26,000 27,000 34,000 23,000 29,000 27,000 23,500 20,500 21,000 26,500 今年度実績 28,111 29,566 25,186 30,378 33,350 25,795 27,301 25,833 27,618 18,446 19,857 25,916 単位(千円) 昨年度実績 今年度目標 今年度実績 本館ホテル月別売上実績表(会議室) 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000 0 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 昨年度実績 14,778 13,591 18,305 13,041 10,793 14,038 19,129 18,429 12,020 13,561 20,643 21,418 今年度目標 20,000 14,500 18,000 18,000 12,000 14,500 18,000 16,500 12,000 12,000 20,000 20,500 今年度実績 20,041 14,805 18,875 16,826 12,692 14,646 14,710 18,984 11,629 10,980 19,761 23,495 日本青年館ホテルの実績 日 本 青 年 館 ホ テ ル 平成24年度 顧 客 別 実 績 一 覧 表 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合 計 任意団体 391 611 534 803 184 638 420 571 283 333 747 943 6,458 協会・連盟 268 667 133 389 189 275 6 349 19 130 128 150 2,703 一般企業 1,457 444 214 122 474 606 577 238 1,030 512 465 766 6,905 労働組合 63 61 139 81 114 223 115 12 0 74 115 103 1,100 0 25 6 13 0 0 0 24 2 0 4 3 77 961 1,742 1,118 1,194 1,334 1,049 1,459 1,965 17,243 官公庁 一般団体小計 スポーツ 青少年団体 文化 青少年団体 その他 青少年団体 青少年団体小計 青年団 青年団OB 青年団関係小計 個人 2,179 1,808 1,026 1,408 135 0 68 688 102 82 243 5,378 132 0 146 108 726 30 62 317 1,794 694 258 702 0 166 26 143 159 4,411 451 2,644 3,568 393 848 176 1,580 158 287 719 11,583 13 34 5 569 38 7 20 8 833 32 8 9 21 34 29 15 44 21 277 43 21 43 26 603 67 22 64 29 1,110 1,851 1,577 1,625 1,534 2,092 1,737 1,839 1,821 1,854 2,253 2,036 2,463 22,682 88 338 341 551 2,742 0 84 27 162 194 55 83 1,931 282 477 31 31 66 11 9 26 29 40 57 95 外国人 14 9 20 1 10 4 1 2 17 0 3 38 119 その他 8 25 1 11 0 31 23 253 1 1 98 406 858 574 1,029 317 0 190 1,178 1,244 95 0 0 0 4,627 683 0 0 365 0 0 0 0 116 318 3,462 小学校 修学旅行 中学校 修学旅行 高等学校 修学旅行 養護・特別支援学校 修学旅行 修学旅行小計 合 計 0 737 1,243 80 1 0 0 0 0 20 0 729 293 0 0 1,123 129 0 139 90 20 380 383 41 0 0 0 0 1,182 946 1,818 1,851 407 20 935 1,581 1,285 824 293 116 318 10,394 5,320 5,771 5,069 6,048 6,672 4,885 5,436 5,334 5,677 3,776 4,063 5,938 63,989 日本青年館ホテルの実績 日本青年館ホテル 順位 業者名 旅行業者別宿泊実績一覧 受入人数 率 売上金額 前年受入 前年順位 1 JTB 5,806 16.25% 27,107,048 4,393 1 2 トップツアー 2,386 6.68% 11,845,725 3,457 2 3 近畿日本ツーリスト 2,060 5.77% 10,459,395 2,884 3 4 JR 1,301 3.64% 7,134,989 45 - 5 国際観光 1,285 3.60% 6,312,648 1,559 4 6 名鉄観光 1,043 2.92% 4,956,370 847 5 7 東武トラベル 960 2.69% 4,567,890 340 9 8 全旅 861 2.41% 4,261,581 356 8 9 日本旅行 842 2.36% 4,159,108 661 6 SET 364 1.02% 2,077,740 199 - その他 18,811 52.66% 87,704,760 12,744 合計 35,719 100.0% 170,587,254 27,485 10 旅行業者扱いと直接扱いとの比較 平成24年度 受入人数 率 平成23年度 受入人数 率 増 減 受入人数 旅行業者 35,719 55.8% 27,485 47.4% 8,234 直接扱い 28,270 44.2% 30,488 52.6% ▲ 2,218 計 63,989 100.0% 57,973 100.0% 6,016 日本青年館ホテルの実績 2.山中湖畔荘清渓の実績 山中湖 畔荘清 渓 年 間売 上実 績 表 (単位:円) 平成24年度 決算額 予算額 宿 泊 収 入 会 議 室 収 入 付帯サービス収入 貸店舗賃貸収入 雑 収 入 合 計 82,500,000 6,500,000 4,200,000 9,000,000 10,000 102,210,000 平成23年度 決算額 対予算達成率 82,087,533 7,588,197 4,656,210 9,144,893 853 103,477,686 99.50% 116.74% 110.86% 101.61% 8.53% 101.24% 1,267,686 74,715,092 6,896,460 3,953,816 7,104,697 282,209 92,952,274 10,525,412 (単位:千円) 昨年度実績 今年度目標 今年度実績 山中湖畔荘清渓 月別売上実績表(宿泊) 20,000 18,000 16,000 14,000 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 0 4月 5月 6月 7月 8月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 9月 10月 11月 12月 11月 1月 12月 2月 1月 3月 2月 3月 昨年度実績 9,859 8,066 4,381 7,843 17,977 9,528 4,858 2,498 2,135 1,364 1,377 4,829 今年度目標 10,900 9,000 4,500 11,100 19,900 8,500 4,900 2,700 2,500 2,000 2,000 4,500 今年度実績 10,986 9,124 4,600 11,271 18,369 8,778 5,249 3,249 1,832 1,518 2,518 4,594 (単位:千円) 昨年度実績 今年度目標 今年度実績 山中湖畔荘清渓 月別売上実績表(会議室) 3,000 2,500 2,000 1,500 1,000 500 0 4月 4月 5月 6月 7月 8月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 9月 10月 11月 1月 12月 2月 1月 3月 2月 3月 昨年度実績 742 119 292 455 2,998 1,323 234 60 16 9 161 488 今年度目標 1,300 300 200 550 1,900 1,000 250 100 100 100 200 500 今年度実績 1,320 301 287 753 2,583 1,243 282 8 32 29 168 582 山中湖畔荘清渓の実績 山中湖畔荘清渓 顧客別実績一覧表 (利用人数) 平成24年度 平成23年度 平成22年度 平成21年度 一般 3,215 3,010 3,548 3,470 修学旅行ほか 8,899 6,702 5,178 5,983 個人 2,041 2,153 2,041 3,956 音楽関係 2,938 2,371 2,592 2,379 新入社員 803 925 810 1,118 スポーツ団体 485 954 562 567 大学ゼミ 195 187 43 267 労働組合 370 93 108 180 インバウンド 136 77 473 555 3,751 3,720 4,083 3,580 22,833 20,192 19,438 22,055 Webサイト 合計 山中湖畔荘清渓 旅行業者別宿泊実績一覧 平成24年度 受入人数 率 売上金額 平成23年度 売上率 受入人数 率 売上金額 売上率 JTB 3,780 36.96% 11,924,399 34.04% 2,365 25.47% 7,989,410 24.29% トップツアー 1,915 18.72% 6,813,226 19.45% 1,026 11.05% 3,687,402 11.21% 東武トラベル 351 3.43% 1,132,920 3.23% 1,578 16.99% 5,427,060 16.50% 日本旅行 200 1.96% 676,650 1.93% 197 2.12% 666,500 2.03% 近畿日本ツーリスト 167 1.63% 493,705 1.41% 238 2.56% 764,313 2.33% 3,815 37.30% 13,990,243 39.94% 3,882 41.81% 14,351,627 43.64% 10,228 100.00% 35,031,143 100.00% 9,286 100.00% 32,886,312 100.00% その他 合 計 旅 行 業 者 扱 い と 直 接 扱 い と の 比 較 平成24年度 受入人数 率 売上金額 平成23年度 売上率 受入人数 率 売上金額 売上率 旅行業者 10,228 44.79% 35,031,143 42.68% 9,286 45.99% 32,886,312 44.02% 直接扱い 12,605 55.21% 47,056,390 57.32% 10,906 54.01% 41,828,780 55.98% 22,833 100.00% 82,087,533 100.00% 20,192 100.00% 74,715,092 100.00% 合 計 山中湖畔荘清渓の実績 Ⅳ.その他 1. 大ホールの実績 東 日 本 大 震 災 の 直 接 の 影 響 は 払 拭 さ れ た も の の 、上 半 期 の 予 約 状 況 は 芳 し く な く 、キ ャンセルが相次ぎ苦戦を強いられる年となりました。 今 期 は 、大 規 模 な 設 備 投 資 を 控 え 、緊 急 性 の 高 い 補 修 や お 客 様 へ の サ ー ビ ス 向 上 を 目 指した取り組みを重視しました。 主 な 修 繕 工 事 等 と し て 、ト イ レ・業 務 用 エ レ ベ ー タ 改 装 、空 調 制 御 盤・舞 台 操 作 盤 の 修繕及び部品交換、釣り物バトン設定機構の調整工事を実施しました。 今 期 の 年 間 稼 働 日 数 は 前 年 比 で 4日 増 の 259日 で 、 稼 働 率 で は 前 期 比 1.1% 増 の 70.8% となりました。 利 用 内 訳 は 、一 般 公 演 78日 、宝 塚 公 演 76日 、大 会・講 演 会 65日 、コ ン サ ー ト 31日 の 順 と な り ま し た 。前 年 と の 比 較 で は 、一 般 公 演・宝 塚 公 演 の 減 少 分 を 大 会 等・コ ン サ ー ト で補う形となりました。 売上高においては、稼働日と平均単価も前年を少し上回りました。 日本青年館大ホール使用実績 平成25年3月31日 使 用 内 容 平 成 24 年 度 平 成 23 年 度 日数 日数 率 率 前期比 増減日数 大会・講演会・研修会 65 17.8% 54 14.8% 11 コンサート 31 8.5% 22 6.0% 9 宝塚公演 76 20.8% 89 24.3% -13 一般公演 78 21.3% 83 22.7% -5 9 2.5% 7 1.9% 2 空 き 日 (保 守 点 検 含 む ) 106 29.0% 111 30.3% -5 年 間 稼 働 (日 ・率 ) 259 70.8% 255 69.7% 4 そ の 他 (館 主 催 、 等 ) < ㈱ ニ ッ セ イ か ら の 家 賃 収 入 等 と 支 援 ・ 協 力 (日 青 協 を 含 む )> ●賃借料・一括共益費・駐車料 37,278,297 ●水光熱費他 38,487,778 ●修繕・工事関係 5,669,500 ●維持会費・販売手数料・広告宣伝他 4,680,000 合 計 86,115,575 ※対売上比約 32.8% Ⅴ.役員名簿 ( 平 成 2 5 年 3 月 31 日 現 在 ) 顧 問 安 部 昭 治 貞 利 信 也 峯 一 信 平 野 重 徳 矢 野 茂 文 小野寺 喜一郎 中 川 晴 夫 山 中 晴 加 義 弘 西 沖 和 己 立 道 倉 雄 佐 々 木 計 三 松 下 育 郎 照 屋 仁 士 泰 一 杉 浦 正 行 栁 本 嘉 昭 猛 中 平 章 仁 和 文 泉 一 理 事 長 小 里 常務理事 山 本 中央理事 岩 永 榎 大 西 岡 藤 ち あ き 斉 地方理事 佐 藤 悦 郎 湯 浅 直 樹 藤 木 吉 田 恵 三 野 崎 長 和 新 川 豊 実 東 健 男 濱 野 徹 郎 藤 田 彰 裕 板 井 栄 一 氏 家 寿 士 冨 川 幸 三 登 岡 下 進 一 佐 々 木 西 井 武 夫 男 成 洋 三 嶋 喜 義 内 田 俊 彦 東 の 真 佐 彦 湯 章 悦 伊 藤 崇 藤 田 三 智 子 紀 伊 野 圷 監 事 瀬 田 川 中央評議員 板 本 伊 藤 田 英 雄 清 隆 水 野 勇 光 四 郎 地方評議員 出 村 長 谷 川 松 浦 利 明 久 保 田 高 橋 弘 則 堀 田 小 川 良 和 犬 飼 横 山 陽 一 青 山 北 崎 孝 村 坂 間 正 昭 参 満 宏 桝 田 人 天 野 晃 秋 山 英 治 武 田 昭 弘 松 井 妙 隼 健 浅 悦 司 勇 人 三 鬼 木 恵 美 子 仁 大 坪 勇 郎 公 代 中 村 與 弘 市 昌 之 西 郷 京 太 石 田 泰 清 楠 元 章 一 子 沖 本 和 彦 安 谷 屋 幸 勇 与 岡 本 文 夫 成 沢 勇 記 萩 森 良 房 青 木 富 田 昌 宏 高 橋 成 雄 前 川 和 昭 本 田 榮 造 谷 川 實 城 吉 信 徳 西 井 通 泰 美 智 夫 星 野 雅 春 佐 々 木 真 野 昭 一 東 吉 田 利 昭 杉 本 政 幹 雄 徹 平成24年度日本青年館事務局組織図 平成25年3月31日現在 理事長 小里 貞利 常務理事 山本 信也 総務部長 佛木 完 総 務 課 課 長 江口 芳人 係 会 計 課 課 長 小森 真知子 眞下 浩二 課長補佐 杉浦 協子 鈴木 善彦 管 理 課 課 長 係 岩﨑 剛 臨時職員 和田 照智 業務部長 真田 秀実 業務部長代理 町田 敏 本館ホテル 支配人 町田 敏 副支配人 鈴木 茂 池田 健二 中山 篤 主 幹 渡辺 幸勇 主 任 河野 ゆかり 小川 里津子 高橋 大介 係 熊井 英人 渡辺 輝明 松尾 直泰 澁谷 隆 営 業 課 課 長 課長補佐 長尾 清一郎 坂野 直子 ホテル売店 臨時職員 花田 悦子 分館 清渓 支配人 吉田 豊 副支配人 後藤 雄次 祐成 一男 主 任 木付 安孝 係 相澤 ちえみ 臨時職員 河野 邦浩 公益事業部長 佛木 完 事 業 課 課長補佐 永田 晋一郎 係 大江 博美 青年問題 研究所・ 嘱託職員 資料センター 嘱託職員 社会教育 編集部 (編集長) 掛谷 曻治 近藤 真司 嘱託職員 香田 明子 日本青年団協議会 事務局長 田中 潮 青年活動課 主 幹 田中 潮 (日本青年団協議会出向) 主 任 尾路 克彦 鳥澤 文彦 係 棚田 一論 早川 麻登 臨時職員 板本 加奈子 新田 めぐみ 鎌田 菜穂 平成24年度 年次報告書 平成25年5月 財団法人 日本青年館 〒160-0013 東京都新宿区霞ヶ丘町7番1号 TEL.03-3475-2550 FAX.03-3475-6605 http://www.nippon-seinenkan.or.jp/index2.html