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線形代数 柳澤 幸雄
線形代数 1年次/ 2 単位 選択 前期 柳澤 幸雄【教授】 学科・クラス 指 定 等 学習目標 線形代数の基礎を学ぶ。行列と行列式、ベクトルを学び、連立方程式問題の基礎、固有値と固有ベクトル問題を勉強する。2元1次方程式は、既に高等学校 までに習ってきたが、4元、5元と、元の数が増加してくると、効率的に解くのは結構大変である。ここでは、システマティックに連立方程式などを解く方 法を学ぶ。線形代数は、数学全般の基礎である。計算ができるようになることを目的にしているので、式の証明は行わない。 学 び の 行列、行列式、ベクトル、ベクトル空間、固有値、固有ベクトル、連立方程式。 キーワード 数III、数Cを選択していないことを前提に授業を行う。基本的には数学II、数学Bの知識を仮定する。履修条件は特になし。 準備学習及び復習 の内容・履修条件 講義の形態は、60分の授業、30分の問題演習で構成される。 授業方法 演習問題20%と試験80%の総合評価(一般的な連立方程式の解法が理解できれば合格(60点))。 成績評価 基 準 講義ノートと演習問題の解答を配布する。、オフィースアワー:水曜日1:00∼6:00,金曜日1:00∼6:00、場所:4号館4階、統計学研究室、予約不要。 備 考 回 数 授 業 内 容 線形代数の概要と目的、講義内容の説明と成績の評価方法についての説明。 1 行列。行列の定義と演算。 2 行列演算の性質。 3 2次の行列の1次変換。 4 合成変換、逆変換、座標の回転、回転移動。 5 行列式の定義、行列式の性質。 6 小行列式、行列の(i,j)余因数、余因子行列、行列式の展開。 7 連立方程式の解法と逆行列の解法。 8 ベクトルの定義、ベクトルの演算。 9 ベクトルの内積。一次従属と一次独立。 10 ベクトルの外積。 11 平行6面体の体積。 12 固有値と固有ベクトル。 13 2次実対称行列の対角化。 14 期末試験。 15