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仕様書(PDF:141KB)
沖縄ソフトパワー発信事業委託業務に係る
仕様書
平成
27
年
沖縄県知事公室
4
月
広報交流課
1 件名
沖縄ソフトパワー発信事業委託業務(以下「本業務」という。)
2 目的
沖縄の文化や自然、歴史、平和を希求する心などを沖縄が持つソフトパワーとして、米国へ
発信し、人々の共感を得ることで沖縄に対する理解、認知度を高めることを目的として、「沖
縄ソフトパワー発信事業」を実施する。
3 契約期間
契約締結日~平成 28 年 3 月 31 日
※スケジュールについては、本県と協議の上、業務スケジュールを確定すること。業務履行期
間中にやむなくスケジュールの変更を要する場合は、速やかに本県と調整すること。
4 提案総額の上限額
提案にあたっては、41,120,000 円(消費税込み)の範囲内で見積もること。ただし、この金
額は、企画提案のために設定した金額であり、実際の契約金額とは異なる場合もある。
5 委託業務内容
(1)
ジャパン・ソサエティにおけるイベントの計画・運営
米国ニューヨーク市内にある非営利団体ジャパン・ソサエティ(Japan Society)において、
下記ア~エを実施。
【9月~10 月】
ア 1週間に1本、4週間にわたり、講堂(260 席)において沖縄関連映画を上映
イ 映画上映の際に、沖縄紹介パネル展示、パンフレット等を配布
ウ 映画上映に併せて、泡盛カクテル等を提供
【11 月3日(火)】18 時~21 時
ア
テキスタイルを中心とした沖縄の工芸品の展示、サンプル販売
イ
沖縄を紹介するレクチャー
ウ
レセプション
【11 月7日(土)】13 時~20 時
ア
空手ワークショップの開催
イ
レセプション
【11 月8日(日)】13 時~20 時
ア 紅型ワークショップの開催
イ レセプション
※沖縄関連映画については、県で選定する。
※レクチャーは、講堂(260 席)で実施し、内容は沖縄について広く紹介するものとし、
構成、演出を工夫すること。想定時間は、1時間~1 時間 30 分。
※紅型ワークショップは、紅型についてのレクチャー、型紙作りを想定。実施にあたっ
ては、琉球びんがた事業協同組合の協力を得る予定。
※レセプションでは、米国に持ち込める県産加工品等や現地で調達可能な食材を使った
沖縄料理等の提供を想定。参加想定人数は、260 人。
空手ワークショップについては、県文化振興課のスキームを活用するため、実施に係
※人件費等のコストは見積りに含めなくてよい。
※会場は県が確保するため、会場使用料は見積もりに含めなくてよい
※直接ジャパン・ソサエティに対して質問等はおこなわないこと
→【企画提案部分】 ・展示・販売する工芸品の内容とサンプル販売のスキーム
・沖縄紹介レクチャーの内容(構成、演出方法)
・レセプションで提供する飲食の内容
・ジャパン・ソサエティ内における沖縄らしさを演出する装飾
(2)
ワシントン D.C.における紅型展(2016 年度開催予定)に向けての準備行為
2016 年度に、テキスタイル博物館(米国ワシントンDC)で開催を予定している紅型展に
向けた準備行為として、下記ア~エを実施。
ア
展示予定品の高画質写真撮影
イ 展示図録作成準備
ウ 展示予定品選定・図録作成担当者のアシスタント業務
エ テキスタイル博物館職員1名の招聘
※展示予定品は県立博物館・美術館、那覇市歴史博物館、一般財団法人沖縄美ら島財団
が所有する紅型を中心に 100 点程度を想定
※展示予定品の写真撮影時期は、5月~6月を想定
※アシスタントは、週 2 日程度、原稿の整理・作品の借用事務処理等に従事する想定
※テキスタイル博物館職員は、米国ワシントンDCより3泊5日程度の旅程を想定
→【企画提案部分】・図録のデザイン
(3) 全米桜祭りを活用した沖縄の広報につながるイベントの実施
毎年 3 月~4 月にかけて、ワシントン D.C.で開催される全米桜祭りを活用し、沖縄の広
報を実施。
*テキスタイル博物館において、平成 26 年度に実施した紅型ワークショップは平成 27
年3月にも実施する。(26 年度事業報告書参照)
→【企画提案部分】・テキスタイル博物館で実施する紅型ワークショップに加えて全米桜
祭りを活用したイベント
※テキスタイル博物館内の会場は県が確保するため、会場使用料は見積もりに含めなく
てよい。
*直接テキスタイル博物館に対して質問等はおこなわないこと。
(4)
アメリカ東海岸において、上記(1)~(4)以外に、提案総額内で実施可能なイベント等の
提案
→【企画提案部分】・イベント等の内容、開催地、時期等
(5) 効果測定
→【企画提案部分】上記各イベントにおける適切な効果測定方法
6
見積もりに入れる主な事項
(1)
○
ジャパンソサエティにおけるイベントの計画・運営
映画上映に係る費用
・フィルムレンタル 1本 10 万円を想定
・フィルム送料
・泡盛カクテル材料費、ソフトドリンク提供費用
・沖縄紹介パンフレット送料(パンフレットは県で用意する。ジャパン・ソサエティで
実施する全てのイベントで使用する分を想定すること)
○
テキスタイルを中心とした沖縄の工芸品の展示、サンプル販売に関する費用
・工芸品の輸送に関する費用
○
沖縄を紹介するレクチャーに関する費用
・内容、構成、演出に必要な人件費、旅費、造作物費等
○
レセプション
・提供する飲食に係る費用全般(ジャパン・ソサエティで実施する全てのレセプション
で使用する分を想定すること)
○
紅型ワークショップの開催
・型紙作りに係る費用(例:キットの購入等)、講師等の人件費、旅費
○
その他
・会場内の造作費用、その他必要と想定される経費
(2)
○
ワシントンDCにおける紅型展(2016 年度開催予定)に向けての準備行為
展示予定品の高画質写真撮影
・展示予定品 100 点の写真撮影に係る費用全般
○
展示図録作成準備
・図録作成に必要な各種資料収集(例:写真の借り上げ)などに関する費用
○
展示予定品選定・図録作成担当者のアシスタント業務
・アシスタントの人件費、旅費等に関する費用。(アシスタントが通う場所は、県立博
物館・美術館を想定)
○
テキスタイル博物館職員1名の招聘
・招聘に係る旅費
(3)
全米桜祭りを活用した沖縄の広報につながるイベント
○テキスタイル博物館における紅型ワークショップ
・講師の旅費、人件費、染め体験キットの購入費等
○全米桜祭りを活用したイベント
・提案内容を実施するにあたり必要な費用
(4) 追加提案
・提案内容を実施するにあたり必要な費用
(5) 効果測定
・効果測定を実施するにあたり必要な費用
(6) その他
・広報用パンフレットの印刷 A4 両面カラー6ページ 1000 部(データは県より提供)
委託業務の内容、見積もりに関しての質問は、「沖縄ソフトパワー発信事業委託業務企画提案
募集要項」の「5 手続き及びスケジュール(3)」に記載の手順のとおり行うこと。
7
実施体制
受託者の体制は次の条件を満たすこと。
(1) 本業務の責任者として、プロジェクト全体を十分に管理可能な者をプロジェクトリーダー
として設置すること。
(2) 本業務に専任担当者を設置すること。
(3) 本業務に必要な要員を配置しチームとして編成すること。
(4) プロジェクトリーダー及びメンバーの責任・権限を明確にし、本業務への参画度、参画時
期について明確化すること。
(5) 問題等発生時の対応体制を明確にし、その責任者名を明確にすること。
(6) 受託者は速やかに体制図を提出すること。
(7) 通常及び緊急時において迅速に委託者との連絡を可能とすること。
8
再委託等の制限
(1) 再委託の範囲
契約の一部を第三者に委託し、又は請け負わせようとするとき(以下「再委託」)
は、以下の業務については、県への事前の承認を受けて再委託を行うことができる。
①レセプション等、飲食提供のための飲食業者への再委託
②米国現地におけるカウンターパートとの調整等の業務補助に関する再委託
③物品の運送・輸出・販売のための輸送会社・貿易会社への再委託
④適切な効果測定方法の検討・実施・分析のための再委託
⑤その他、県と事前協議の上、再委託承認が必要と認められるもの。
(2) 一括再委託の禁止
委託業務の契約金額の1/2を超える業務、委託業務に係る統括的かつ根幹的な業
務に関する再委託は禁止する。
(3) 簡易な業務の内容
第一項の規定に関わらず、以下の簡易な業務については事前の承認を要さずに再委
託を行うことができる。
① 原稿・データの入力及び集計
② イベント現場の受付業務や通訳補助等の簡易的な運営業務
(4) 再委託の相手方の制限
再委託の相手方は、本契約の公募に参加していた者、指名停止措置を受けている者、
暴力団員又は暴力団と密接な関係を有する者を選定することはできない。
9
業務履行に係る関係人に関する措置要求
(1) 県は、本業務の履行につき著しく不適当と認められる場合は、受託者に対して、その理由
を明示した文書により、必要な措置をとるべきことを請求することができる。
(2) 県は、上記「6 再委託等の制限」により受託者から委託を受けた者で本業務の履行につ
き著しく不適当と認められる場合は、受託者に対して、その理由を明示した文書により、必
要な措置をとるべきことを請求することができる。
(3) 受託者は、上記(1)、(2)による請求があったときは、当該請求に係る事項について必要
な措置を講じ、その結果を、請求を受けた日から 10 日以内に、県に対して文書により通
知しなければならない。
10
個人情報の保護
受託者は、本業務を履行する上で、個人情報を取り扱う場合は、沖縄県個人情報保護条例(平
成 17 年 3 月 31 日沖縄県条例第2号)を遵守しなければならない。
11
瑕疵担保責任
受託者は、本県に納入した納品物の瑕疵について、納品日から起算して 1 年間、担保の責を負
うものとする。受託者は、納品物の瑕疵が受託者の故意又は重大な過失に基づく場合には、当該
瑕疵を発見したときから1年間、担保の責を負うものとする。
県は、前述の期間、瑕疵のある納品物について、受託者に相当の期間を定めて修補を依頼し、
又は修補に代え若しくは修補と共に当該瑕疵により生じた損害に対する賠償の請求をすることが
できるものとする。
12
著作権
本業務で納品する成果物については、著作権法(昭和 45 年法律第 48 号)第 21 条(複製権)、
第 26 条の2(譲渡権)、第 26 条の3(貸与権)、第 27 条(翻訳権、翻案権)及び第 28 条(二
次的著作物の利用に関する原著作者の権利)に規定する権利は、成果品の引渡しと同時に、委託
者に帰属するものとする。
なお、業務を遂行するにあたり、第三者が権利を有する画像等の利用が必要となるときは、そ
の取扱いについて協議し、受託者又は本県と該当第三者との間でライセンス契約の締結等、必要
な処置を講じるものとする。
13
成果物
(1)事業報告書(現物5部、電子データ1部)
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