...

白鳥庭園(「年度評価」、「施設の現状」、「指定期間を通じた

by user

on
Category: Documents
11

views

Report

Comments

Transcript

白鳥庭園(「年度評価」、「施設の現状」、「指定期間を通じた
評価シート(年度評価)
白鳥庭園の管理運営状況
1 基本情報
指定管理者名
主な業務内容
施設の所在地
評価対象期間
<所管局:緑政土木局>
岩間造園・トーエネックグループ
白鳥庭園の管理運営業務
名古屋市熱田区熱田西町2番5号
指定管理期間
平成24年4月~平成25年3月
平成22年4月~平成26年3月
2 評価結果
評価項目
管理体制
1 管理体制
評価区分
特記事項
適切な職員配置
緊急時の体制
○
人材育成
維持・管
理運営等
1 維持管理
◎
庭園管理のレベルアップのため、アド
バイザーによる評価を行った。
施設の小修繕については、直営作業員
等により適切に行われていた。また、
老朽化による不具合にも工夫して対応
していた。
日比野商店街との協働で、「蝶とみつ
ばちの飛ぶ熱田のまちプロジェクト」
を実施するなど、地元と連携した活動
を行った。
夜間開園を4回行った。また、新規で夏
の蓮の開花に合わせた早朝開園を行
い、利用者ニーズに応じた運営を行っ
た。
◎
市民茶会を昨年度に引き続き、7回実施
した。
新規に他施設との連携イベント「花鳥風
月の庭」、「東海ガーデン王国」を実施
した。
園内清掃
樹木・花壇等の管理
建物・設備の管理
保守・点検・小修繕
管理水準の維持
◎
駐車場管理業務
関係書類の調製・保管
市民との協働による活動
2 運営管理
利用者アンケートの実施
利用者ニーズの把握と反映
接客・接遇向上の取組
苦情・要望に対する適切な処理
個人情報の適切な管理
3 魅力増進・
利用促進 創意工夫した施設管理
利用者への広報・情報提供の実施
イベントの実施
4 施設特有の
喫茶・売店業務
管理
5 自主事業 事業計画に基づく自主事業の実施
集客対策への効果
6 収納金の処 現金等の取扱い
理業務
関係書類の調製・保管
自己評価
1 自己評価
◎
臨時駐車場の常時利用について提案
し、平成25年4月から実施した。
○
利用者数の増加
法令・協定の遵守
○
入園者117,761人(前年度比 3.4%増)
事業計画との比較分析
【総合評価】
目標が明確で、そのための「3つの柱」に沿って「4つのキーワード」をたて、優先順位を考えながら仕
事をしている点やマニュフェストという名で職員一人一人の成長を促し、人材育成を行っている点が評価
できる。
白鳥庭園アドバイザー制度など庭園管理の充実を図っているほか、植栽管理については、きめ細かい配
慮がなされている。松の剪定担当者制度は、今後の職人の養成に寄与すると思われる。また、エリアごと
の管理のためのカルテ(庭園評価表)を作成中であるが、今年度に完成することを希望する。
その他、地元商店街との協働や大学との連携など、開かれた白鳥庭園づくりにも努力している。
施設の現状
施
直営理由
白鳥庭園
施設概要
文化の薫り高いまちづくりの一環として整備された池泉廻遊式庭園であり、市内はもとより国内外の来場者
も多い施設です。 庭園本館の清羽亭は茶会、香、歌会など伝統的室内芸能に有料で利用できます。
施
設
の
現
状
市の収支状況(千円) (24年度決算見込み額)
指定管理料
支出
その他
94,880
収入
一般財源
計
使用料
その他特定財源
94,880
24,101
1,647
69,132
計
利用料金
94,880
―
特記事項
取組状況
指標
単位
利用者1人あたりの運営費
管
利用可能日数あたり運営費
理
運
営
指 入園者数
標
の
状
況
※支出のうち「その他」欄は、経常修繕費を記載
平成21年度 平成22年度 平成23年度
平成24年度
円
1,133
797
832
810
円
400,676
320,540
321,627
319,461
人
104,610
119,487
113,872
117,761
特記事項
評価シート(指定期間を通じた評価)
白鳥庭園における指定管理者の管理運営実績
<所管局:緑政土木局>
1 基本情報
指定管理者
岩間造園・トーエネックグループ
主な業務内容
白鳥庭園の管理運営業務
評価対象期間
平成22年4月~平成25年3月
2 管理運営状況(評価結果の推移)
評価項目
評価区分
1 管理体制
適切な職員配置
緊急時の体制
人材育成
2 維持管理
特記事項
22年度
23年度
24年度
△
○
○
22年度
23年度
24年度
園内清掃
樹木・花壇等の管理
建物・設備の管理
保守・点検・小修繕
管理水準の維持
◎
◎
◎
22年度
23年度
24年度
○
◎
◎
22年度
23年度
24年度
◎
◎
◎
22年度
23年度
24年度
駐車場管理業務
関係書類の調製・保管
市民との協働による活動
3 運営管理
利用者アンケートの実施
利用者ニーズの把握と反映
接客・接遇向上の取組
苦情・要望に対する適切な処理
個人情報の適切な管理
4 魅力増進・利用促進
創意工夫した施設管理
利用者への広報・情報提供の実施
イベントの実施
5 施設特有の管理
喫茶・売店業務
6 自主事業
事業計画に基づく自主事業の実施
集客対策への効果
7 収納金の処理業務
現金等の取扱い
関係書類の調製・保管
8 自己評価
利用者数の増加
法令・協定の遵守
事業計画との比較分析
◎
○
◎
22年度
23年度
24年度
-
○
○
22年度
23年度
24年度
◎
○
○
【23年度】樹木管理においては、白鳥庭園の風
景を意識し、流れを見せるように剪定を行うな
ど工夫がみられた。マツの剪定においては、担
当者制度を導入した。竹垣の修繕や三和土によ
る園路の補修など適切に行われた。
【24年度】庭園管理のレベルアップのため、ア
ドバイザーによる評価を行った。施設の小修繕
については、直営作業員等により適切に行われ
ていた。また、老朽化による不具合にも工夫し
て対応していた。日比野商店街との協働で、
「蝶とみつばちの飛ぶ熱田のまちプロジェク
ト」を実施するなど、地元と連携した活動を
行った。
【23年度】イベント、ガイドツアー、講習会開
催時に積極的にアンケートを実施し、市民意見
の反映に努めた。夜間開園を4回行い、利用者
ニーズに応じた運営を行った。
【24年度】夜間開園を4回行った。また、新規
で夏の蓮の開花に合わせた早朝開園を行い、利
用者ニーズに応じた運営を行った。
【23年度】スタッフ、ガイドボランティアのガ
イド技術の向上のため、庭園やガイド方法の研
修を受講し、施設の魅力アップに努めた。新規
イベントとして「観蓮会」を実施し、夏場の閑
散期対策となった。市民茶会を6回から7回に増
加し、充実させた。
【24年度】市民茶会を昨年度に引き続き、7回
実施した。新規に他施設との連携イベント「花
鳥風月の庭」、「東海ガーデン王国」を実施し
た。
【24年度】臨時駐車場の常時利
用について提案し、平成25年4月
から実施した。
【24年度】入園者117,761人(前
年度比3.4%増)
年度ごとの総合評価(評価委員会のコメント)
平成22年度
平成の名園を目指しての取り組みは着実に進行しており、各所に管理に対する努力がうかがえる。全体と
して手入れが行き届いているものの、マツの剪定をはじめ植栽管理に改善の余地がある。日本庭園としての
風景を創り出すうえで詳細な管理計画を立て、庭を巡るシナリオを考える必要がある。
また、単に植物を管理するばかりでなく、全体として景観を創りだす人材の育成も不可欠である。イベン
トについては、いろいろ努力していてよいが、アンケートをとるにしても、評価や改善につながるように工
夫してほしい。
平成23年度
様々なイベントによる集客の工夫や、おもてなしの心が来園者に伝わる取り組みの姿勢に好感が持て、評価
できる。松の剪定担当制についは、職人のレベルアップにつながり評価できるが、さらに剪定後の評価をす
ることにより、より植栽技術の質を向上させる仕組みが必要である。全体の植栽管理については、ゾーン別
の管理計画が必要であり、ゾーン毎にどういう風景を創っていくのか、検討し、庭園の質を高める努力が求
められる。
平成24年度
目標が明確で、そのための「3つの柱」に沿って「4つのキーワード」をたて、優先順位を考えながら仕事
をしている点やマニュフェストという名で職員一人一人の成長を促し、人材育成を行っている点が評価でき
る。
白鳥庭園アドバイザー制度など庭園管理の充実を図っているほか、植栽管理については、きめ細かい配慮
がなされている。松の剪定担当者制度は、今後の職人の養成に寄与すると思われる。また、エリアごとの管
理のためのカルテ(庭園評価表)を作成中であるが、今年度に完成することを希望する。
その他、地元商店街との協働や大学との連携など、開かれた白鳥庭園づくりにも努力している。
3 利用状況等
具体的な取組みや成果等
毎年、新たなイベントを企画したり、講習会・展示会を積極的に行うなどして、提案時
の目標年間入園者数である100,000人を超える入園者数(平均117,040人)を維持してき
た。
4 収支状況等
具体的な取組みや成果等
指定期間を通じ、指定管理料は適切な執行がなされた。
5 利用者の意見や満足度等
利用者の意見や満足度等の内容・推移
平成23、24年度のアンケート結果によると、イベント、庭園管理、スタッフ対応におい
て「良い・非常に良い」と回答した者の割合は、平均83.8%と高い割合を維持してきた。
6 総合評価
評価委員会のコメント
年々管理手法の向上が見られ、創意工夫を凝らし、きめ細かい配慮を行っている。特に
日本庭園に必要な人材育成にも寄与している点が評価できる。
また、与えられた職務以上の努力と工夫がみられ、おもてなしの心が徐々に形にあらわ
れてきており、さらなる展開に期待したい。
Fly UP