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教科書の研究のために作成した資料

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教科書の研究のために作成した資料
平成28年度使用中学校教科用図書研究結果
発行者一覧
国語
発行者番号
発行者敬称
2
11
15
東書
学図
三省堂
備考
発行者番号
発行者敬称
17
38
教出
光村
発行者番号
発行者敬称
17
38
教出
光村
発行者番号
発行者敬称
46
116
帝国
日文
発行者番号
発行者敬称
116
225
227
229
日文
自由社
育鵬社
学び舎
発行者番号
発行者敬称
116
225
227
日文
自由社
育鵬社
発行者番号
発行者敬称
46
帝国
発行者番号
発行者敬称
61
104
116
啓林館
数研
日文
備考
書写
発行者番号
発行者敬称
2
11
15
東書
学図
三省堂
備考
備考
社会(地理的分野)
発行者番号
発行者敬称
2
17
東書
教出
備考
備考
社会(歴史的分野)
発行者番号
発行者敬称
2
17
35
46
東書
教出
清水
帝国
備考
備考
社会(公民的分野)
発行者番号
発行者敬称
2
17
35
46
東書
教出
清水
帝国
備考
備考
地図
発行者番号
発行者敬称
2
東書
備考
備考
数学
発行者番号
発行者敬称
2
4
11
17
東書
大日本
学図
教出
備考
10
備考
理科
発行者番号
発行者敬称
2
4
11
東書
大日本
学図
備考
発行者番号
発行者敬称
17
61
教出
啓林館
発行者番号
発行者敬称
27
教芸
発行者番号
発行者敬称
27
教芸
発行者番号
発行者敬称
116
日文
発行者番号
発行者敬称
50
224
大修館
学研
発行者番号
発行者敬称
9
開隆堂
発行者番号
発行者敬称
9
開隆堂
発行者番号
発行者敬称
15
17
38
三省堂
教出
光村
備考
音楽(一般)
発行者番号
発行者敬称
17
教出
備考
備考
音楽(器楽合奏)
発行者番号
発行者敬称
17
教出
備考
備考
美術
発行者番号
発行者敬称
9
38
開隆堂
光村
備考
備考
保健体育
発行者番号
発行者敬称
2
4
東書
大日本
備考
備考
技術・家庭(技術分野)
発行者番号
発行者敬称
2
6
東書
教図
備考
備考
技術・家庭(家庭分野)
発行者番号
発行者敬称
2
6
東書
教図
備考
備考
英語
発行者番号
発行者敬称
2
9
11
東書
開隆堂
学図
備考
11
備考
教科
①
国
語
②
③
①
書
写
②
③
平成28年度使用中学校教科用図書研究結果
中学校学習指導要領の教科
内 容
資 料
の目標とのかかわり
全学年、学習にかかわるキーワードを 段階的な課題構成や学習の 巻頭に教科書の使い方
中心に、7つの単元となっている。習 振り返りとともに「生活に生か 等、巻末に「学習を広げる」
得と活用を繰り返しながら国語を学習 す」視点が設けられている。ま ための補充教材が配置さ
光村 させ、系統性を図った教材が配列さ た、「書くこと」では伝え合う力 れている。また、四季それ
れている。
を身に付けさせるための取組 ぞれをテーマにした詩など
が配置されている。
が紹介されている。
発行者番号
発行者略称
38
2
17
38
17
2
2015/7/
表記・表現
総 括
用例とともに筆順が示され
たり、「学習のための用語一
覧」が索引で示されたりして
いる。脚注に写真等を使っ
た説明がある。
全学年7つの単元と巻末の資料等で構成され
ている。「学習を振り返る」で学習の成果が確
認できるようになっている。言語活動で身に付
けた力を日常生活等で生かせるように「生活に
生かす」「他教科
に生かす」が設けられている。
本編・基礎編・資料編の3部、さらに
本編は7つの単元で構成され、学習
の深化や拡充が図れるようになってい
東書 る。言語活動を通して習得・活用させ
ることができるよう教材が配置されて
いる。
教材ごとに「てびき」や「学び
の扉」が設定され、導入的に
用いることができる配置に
なっている。また、教材ごとに
学習の目標等が示されてい
る。
巻頭に「領域別学習材一
覧」を掲載し、目標等が示
しされている。巻末には「学
びを支える言葉の力」があ
り、実生活にどう生かせる
かが示されている。
新出漢字の読みと用例、部
首、筆順を示しされている。
キーワードが色のついた太
い文字で表され、強調され
ている。
全学年が7つの単元の「本編」と「基礎編」「資
料編」で構成され、それぞれの教材で身に付
けたい知識・技能のポイントが示されている。
「学びを支える言葉の力」では、他教科とのつ
ながりや生活とのつながりが意識されている。
本編はテーマごとに7~8つの単元で
構成され、領域のバランスと教材の配
列が工夫されている。対話力の育成
教出 を目標に、伝え合う力の育成を目指し
た教材が設定されている。
「書くこと」では「学びの重点」
に、身に付けたい学習内容
が明示されている。「読むこ
と」には、生徒同士が共働的
な学びへ展開できるような課
題が設定されている。
教材ごとに言語活動例と学
習内容の重点が示されて
いる。巻末には、学びのヒ
ントとなるものや、補充学習
のできる教材が配置されて
いる。
巻末に「学習に必要な用
語」等の索引があったり、本
文の下段には、1行ごとに
「・」を記して行数を数えや
すくしている。
中1・2は8単元、中3は7単元と、「言葉の自習
室」等で構成されている。「確かめよう」「深めよ
う」「考えよう」の3段階の学習課題が示された
り、思考力・判断力・表現力等を高めさせるた
めに、発展的な問題が設けられたりている。
ポイントとなる事柄を、穴埋め形式に
することで、理解を促すようになって
いる。目的等に応じて楷書と行書を適
光村 切に使い分けることができるように、写
真や絵を用いて示しながら、理解が
深まるようになっている。
教材ごとに「目標」を示し、文
字のバランスを身に付けさせ
るよう「なぞり書き」や書き込
み式の確認箇所が設けられ
ている。ポイントを記入させた
り、練習したりする欄がある。
「筆記具の持ち方」等が写
真を使って解説されてい
る。また、文字や書に関す
る「コラム」が写真図版と解
説を交えて掲載されてい
る。
筆使いのポイントが教科書
の初めに表記され、運筆感
覚をとらえる指導ができるよ
うになっている。学習目標と
振り返りが別枠で示されて
いる。
B5の判型である。各単元の教材が見開き2
ページにまとめてあり、毛筆で学習したことを
硬筆で生かせる構成になっている。後半は資
料編であり、書写で学習したことを生活に「活
用するヒント」がまとめて掲載されている。
穂先の写真や点線、筆順を表す数字
がある。目的に応じて楷書と行書を使
い分けたり、書き表し方等を工夫した
教出 りする必要があることを話し合わせる
活動例として示されている。
教材ごとに「目標」を示され、
文字のバランスが身に付くよ
うに「なぞり書き」が設けられ
ている。各資料には解説があ
り、課題意識をもって取り組
むように編集されている。
「用具の置き方」等が写真
を使って解説されている。
また、随所に文字や書に関
する資料が写真とともに掲
載されている。
筆使いのポイントが記号・
点線・濃淡・穂先の図で示
されている。また、学習目標
と進め方、振り返りがマーク
で示されている。
B5の判型である。見開き2ページの右に毛筆
手本、左に「目標」「考えよう」等の学習項目を
示している。書写で学んだ内容を、日常生活
に生かす学習は2年の単元としている。
文字を整えて書くためのポイントが色
分けや点線等によって視覚的に示さ
れている。目的に応じて楷書と行書を
選択できる力を養わせるために話し
東書 合い活動が取り入れられている。
教材ごとに「目標」が示され、
「調べよう」「確かめよう」「広げ
よう」の三段階の過程が設け
られている。キャラクターのセ
リフによる解説等により、課題
を意識しながら取り組めるよう
な構成となっている。
写真や原寸大のイラストに
よる解説があったり、随所
にコラムが掲載されたりし
ている。「常用漢字表」と
「人名用漢字表」は楷書体
と行書体が併記されてい
る。
筆使いのポイントが表記さ
れ、運筆感覚をとらえる指
導に対応している。点線・
濃淡・穂先の図で示されて
いる。
ABの判型である。毛筆で学習したことを硬筆
の学習で確認・発展させるような構成となって
いる。書写で学習したことを日常生活に生かす
ための教材が用意されている。
教科
①
社
会
・
地
理
②
③
①
社
会
・
歴
史
②
③
発行者番号
発行者略称
2
46
17
2
46
35
中学校学習指導要領の教科
の目標とのかかわり
事例や地図を多用し、多面的・多角
的に地理的事象をとらえる学習を通し
て、地理的な見方や考え方の基礎が
東書 身に付くような構成が工夫されてい
る。
内 容
資 料
表記・表現
総 括
「地理スキルアップ」では、
地理の学習を進めるうえで、
地図の活用法や景観写真の
見方、グラフの見方、作り方
など、地理的技能が高められ
るよう工夫されている。
写真が豊富で、世界の衣 各テーマごとに学習目標 授業時毎に課題が示され、調べ方やまとめ
食住・宗教、日本の各地域 や課題が明示されている。 方の例示もあり、学び方を学びやすくなってい
の特色の違いが分かるよう
る。各種コーナーや発展的な内容など、学習
な構成となっている。
を深化・発展できるよう工夫されている。
地図や資料、写真などの活用して、
地理的特色を具体的に考察してい
る。学習の導入時に写真をもとに、学
帝国 習する地域を大観して、学習課題に
つなげている。確認しよう、説明しよう
で学習内容を確認できるように構成さ
れている。
地図やグラフを多用し、様々な視点
から地理的事象をとらえるようにして
いる。直接記入するページも設けなが
教出 ら、地図帳と関連づけながら構成され
ている。
「技能をみがくコーナー」を設
置し、地図の読み方、資料の
活用、景観写真の見方など
が具体的に記されている。
写真が豊富で、各節にお
いて、各州や各地域の様
子を的確に捉えることがで
きるよう興味をそそる内容と
なっている。
コラムややってみよう、資料
活用の項目が設定され、現
在の取組について記されて
いたり、作業ができるような
構成になっている。
学習課題が明示され、各種資料やコーナー
を活用しながら、生徒が主体的に作業や学習
を進め、応用したり学習を発展させたりできるよ
う工夫している。
「スキルをみがくコーナー」が
設けられ、地図やグラフの読
み取り方、理解の仕方など変
わりやすく説明し、自ら進ん
で学習できるよう工夫されて
いる。
ポイントでは写真を適切に
用いて説明している。全体
的には、グラフや地図など
による資料が多く、地図の
活用を意識した構成となっ
ている。
「地理の窓(コラム)」や「特
設ページ」を設け、学習をも
とに興味や関心を広めてい
く構成となっている。
学習課題が明確に示され、内容が関連する
ページや参考になる用語解説などを関連さ
せ、資料ナンバーで本文との資料との関連を
示し、主体的な学習に生かせるような構成に
なっている。
折り込みの「時代の概観年表」を常
時参照して時代を意識しながら学習
できるよう工夫されている。また背景と
東書 しての世界史を精選しながら、学習を
深めるよう工夫されている。
「歴史スキルアップ」「調査の
達人」「歴史にアクセス」など
作業のコーナー、技能を身に
付けるコーナー、関連内容を
取り上げたコーナーを設け、
学習を意欲的に進められるよ
う工夫している。
写真や地図などの資料を
掲載し、生徒が理解を深め
ることができるよう掲載され
ている。
見開き2ページに学習課
題、資料、本文を配置し
て、学習内容が分かりやす
いよう工夫されている。
資料や課題提示等を工夫して生徒の学習意
欲を高め、基礎的・基本的な内容の確実な定
着が図れるよう、また、歴史の学び方・調べ方
を習得できるように工夫されている。
第1部で歴史のとらえ方と調べ方で
構成され、歴史学習を進めるための
基礎的な事柄を学ぶようになってい
帝国 る。歴史に対する興味・関心を高める
資料や地図、写真などを見やすく配
置している。
部、章の構成となっていて、
部の最初に学ぶことや学習
意欲を向上させるような作業
的な学習内容となっている。
「トライアル歴史」「歴史を
探ろう」で、学習内容を深
めたり、具体例を通じて学
習をさらに深めていく場面
が設けられている。
わかりにくい用語を解説す
るコーナーや地域の歴史を
紹介したコラム、歴史上の
人物を詳しく紹介したコラム
を設け、興味・関心を高め
ている。
学習した内容を振り返るコーナーでは、学習
内容のまとめに向けて、確認したり説明したり
しながら定着を図っている。また、タイムトラベ
ルでこれからの学習に向けての準備する場面
が設けられ、学習の見通しが持てるような構成
になっている。
冒頭に小学校での学習の振り返り
や、歴史学習の流れについて配慮さ
れている。資料や地図、写真などを活
清水 用しながら歴史に対する興味・関心を
高める構成となっている。
「もっと知りたい歴史」「歴史の
とびら」のページを設け、歴史
にまつわるエピソード、知って
おきたいことや調べ学習の方
法を学べるようになっている。
地図で見る世界史では、
世界地図と図版から当時
の世界の様子を眺め世界
史との関連を図っている。
「深めよう」「資料」「コラム」 学習のまとめでは、年表や写真などをもとにわ
などが適宜記され、学習内 かりやすくまとめ、理解が定着するよう配慮され
容を深めたり補足できるよう ている。
になっている。
教科
①
社
会
・
公
民
②
③
①
発行者番号
発行者略称
内 容
資 料
表記・表現
総 括
「公民にチャレンジ」「調査の
達人」「公民にアクセス」など
作業のコーナー、技能を身に
付けるコーナー、関連内容を
取り上げたコーナーを設け、
学習を意欲的に進められるよ
う工夫している。
写真資料やグラスなどを十 見出し・学習課題などが
分示しながら、多くの視点 見やすいように文字や色彩
から考えることができるよう が工夫されている。
工夫されている。
冒頭で公民の学習を始めるに当
たってで「持続可能な未来」のテーマ
を示している。人権・福祉・環境・情
報・国際政治などの観点を示し、身近
教出 で具体的なテーマを取り上げ、ディ
ベート等の体験的な活動を通して、こ
れからの社会と自分の在り方につい
て考えられるよう工夫されている。
授業の導入資料や中心資
料として現代社会に生きる
様々な人々の写真を掲載す
ることで学習のイメージを広
げ、社会的事象に対する興
味・関心を高めるよう工夫され
ている。
巻頭の共に生きる社会を 相互に関連するページが 視覚効果の高い導入・中心資料とキャラク
目指してでは、ユニバーサ 示され、側注で用語が補足 ターの発問等で生徒の興味・関心を高め、学
習内容を精選した平易な本文や大型の図解
ルデザインによるまちづくり されている。
によって学習内容の確実な定着が図れるよう
の観点から考えることがで
きるよう工夫されている。
工夫されている。
30年前と今の社会を比較する現代
社会の学習から始まり、政治・経済・
国際などの学習に話題を広げながら
帝国 学習を進めている。
部、章の構成となっていて、
部の最初に学ぶことや学習
意欲を向上させるような作業
的な学習内容となっている。
「トライアル公民」「未来に
向けて」で、学習内容を深
めたり、各地域で行われて
いる取組の紹介する場面
が設けられている。
46
各州や各地域のページにおいては、
「地図を見る目」「やってみよう」を参
考しにながら全体の様子をまとめて示
してある。その後、「資料図」のページ
帝国 では、写真やデータを活用した資料
集的な構成となっており、調べ学習と
共に、細部にわたって地理的な見方
や考え方が身につくような構成となっ
ている。
地図帳の使い方のページが
巻頭にあり、具体的な使い方
や、「資料図」のページの扱
い方など詳しく示されている。
テーマに沿った学習のため
の資料が掲載されている。
「地図を見る目」「やってみ 見開きで内容をまとめてあ 全体として、地図のページが充実している。基
よう」のコーナーでは、具体 り、見やすくなっている。
本図をページいっぱいに扱い、地域の基本図
的なな学習の視点が示さ
では事項を厳選し、首都や県庁所在地を太字
れている。
で表現するなど、地図を読み取りやすくする工
夫がみられる。
2
一般図のページでは国旗や世界の
国や都市、日本の都道府県や市町村
の詳しい場所を確認できる。世界全
体や日本全体、様々な国や地域の情
東書 報を集めた資料のぺージ、データを
集めた統計や国、都市などを探すとき
に使う索引のページに分かれて、地
理的な見方や考え方が身に付くような
構成となっている。
資料図のページに、世界の
各州、日本の各地方を大きく
眺めるときに役立つように掲
載されている。テーマ資料は
テーマ学習に役立つように
テーマに沿った学習のため
の資料が載っている。
資料図では、各種資料が
掲載されていると共に、
キャラクターの吹き出しの
内容も参考にしながら資料
を読み取る力をつけてい
る。
2
17
46
地
図
②
中学校学習指導要領の教科
の目標とのかかわり
現代社会とわたしたちの生活の章を
冒頭に位置付け、次に憲法に規定さ
れた人権の学習、法に基づいて行わ
東書 れる政治学習という流れの中で、社会
の構成員として行動する上で人権尊
重が大切であることが理解できるよう
配慮されている。
わかりにくい用語を解説す
るコーナーや地理・歴史で
学んだ語句を紹介するコー
ナーを設け、つながりを深
めている。
随所に設けられた作業的な学習や豊富な資
料を生かして、生徒の自主的な学習活動を促
すとともに、学習技能を高めるよう配慮されて
いる。
学習した内容を振り返るコーナーでは、学習
内容のまとめに向けて、確認したり説明したり
しながら定着を図っている。また、次の部や章
への準備のコーナーが設けられ、学習の見通
しが持てるような構成になっている。
目次や各ページ脇に扱っ 全体として、資料のページが充実している。
ている州や地域がわかりや 資料の豊富さ、色彩等も見やすく興味をかき
すく色分けされており、検 立てられるものとなっている。
索しやすいよう工夫されて
いる。
教科
①
数
学
②
③
発行者番号
発行者略称
中学校学習指導要領の教科
の目標とのかかわり
数学を活用して身のまわりの問題を
解決する課題が設けられ、数学を学
ぶ意義と有用性が感じられる構成に
なっている。また、根拠を明らかにし、
啓林 筋道を立てて説明する力が身につく
よう、言語活動の場面が設けられてい
る。
内 容
資 料
表記・表現
総 括
本編の「問」と「基本のたし
かめ」の問題が整われて、基
礎・基本が身につくように工
夫されている。基本のたしか
めは、理解が不十分であった
場合、該当ページに戻って復
習できるように工夫されてい
る。
ICT活用のため、具体的
なコンピュータの利用場面
が用意されている。また、
習熟度別・少人数指導など
多様化する学習形態へ対
応するため、分冊が準備さ
れた。
一行の文字数、意味改
行、ページの右端の余白な
ど、インクルーシブ教育(
共育)に配慮した構成や紙
面レイアウトになっている。
「全国学調4年間の結果から内容のまとめ」
(国研)を分析して、生徒のつまずきやすい部
分に配慮し内容構成がされている。特に小中
の系統性が重視され、スパイラルに継続的な
学習が設定されている。また、利活用の場面
が数多くあり実践力育成のための工夫がされ
ている。
2
数や図形の性質などを見いだす活
動、数学を利用する活動、数学的に
説明し伝え合う活動から、数学的な思
考力や表現力を育てるよう工夫されて
東書 いる。
数学を利用する活動を設定
し、数学を学ぶ意義や有用
性が実感できるよう工夫され
ている。また、数学のまどや
巻末課題編では、社会や職
業における数学の活用、他教
科の学習への数学の活用が
取り上げられている。
「学び合い」のページに
対応したノートの記述例を
示し、思考過程や深まりを
ノートに書くことが促され、
数学的な思考力や表現力
の育成を図ろうと工夫され
ている。
色覚特性にも配慮し、配
色やデザインを検証し、C
UDに対応している。また、
文字のルビや側注などの小
さい文字には、視認性を高
めたUDフォントが使用され
ている。
基礎的・基本的な内容を重視し、既習事項
の確認やくり返し学習ができるよう工夫されて
いる。また、各種の窓を工夫し、確認、練習、
系統、発展などが意図的に取り入れている。さ
らに、章末問題の工夫や課題学習の取扱も積
極的に位置付けている。
17
論理的な思考力や数学的な見方、
考え方などを養い、身のまわりの事象
に対する科学的な見方を育てるよう工
教出 夫されている。
日常生活や社会で利用す
る課題や話題が多く掲載され
ている。これらの教材に触れ
ることで、数学の実用性を知
り、数学のよさを味わえるよう
工夫されている。
小学校で学習した主な内
容を、領域ごとに一覧に
し、『小学算数のまとめ』が
掲載されている。また、操
作順序を示す際にも、挿絵
や写真が用いられている。
小中学校のギャップを軽
減させるために、1学年1
章、2章については他の章
より文字が大きくなってい
る。
章へ入る前の準備として問題形式で既習事
項を確認する「〇章を学習する前に」が設けら
れ、既習事項で定着していない場合は「もどっ
て確認」で取り上げられる。また、誤答につい
ても例を示し、何故間違ったのかを考えさせる
問題が設けられている。
61
教科
中学校学習指導要領の教科
の目標とのかかわり
既習事項の確認や単元末の「学習
のまとめ」、「単元末問題」等を用いて
基礎・基本の定着を図る工夫がされ
学図 ている。学習内容と職業や日常生活
との関連を「科学の窓」等で示すな
ど、科学を学ぶ意義や有用性を実感
できる構成となっている。
内 容
資 料
表記・表現
総 括
活用力や表現力を養い、学
力の向上を図れるように、「活
用」マークや「表現」マークで
図示している。また、既習事
項を活用したり理由を説明さ
せたりする問題が取り上げら
れている。
写真資料や挿絵が豊富
で、生徒の興味関心を引き
出すよう工夫されている。
教科書全体の文字や図な
どの視認性について、色使
いやレイアウトなどに配慮
して編集されている。
重要語句や式はゴシック体
の太字が使われ、見やす
い。実験事故が起こりやす
いものに関しては、黄色と
赤を持ちいて表記してあ
る。
生徒が自然に対する興味・関心を高め、目
的意識をもって、観察・実験などに取り組むこ
とができるよう、観察・実験の進め方が示されて
いる。科学的な思考力・表現力・判断力が身に
つくよう各単元の最後には活用問題として「活
用しよう」が設けてある。
②
2
生徒の興味・関心を高め、主体的な
取り組みを促すため、身のまわりの事
象について考えさせる場面が意図的
に設けてある。基礎的・基本的な知
東書 識・技能を習得するため「?(課題)」
に対する「!(結論)」として明示して
ある。
目次に、各単元と4つの概
念(生命・物質・エネルギー・
地球)の関連を示し、系統性
を重視している。観察・実験
を行う上で目的や方法を明確
に示してある。方法も図を多
用し、見て分かる構成となっ
ている。
見開きの大きな写真資料
は見ごたえがあり、生徒関
心を引き出すよう工夫され
ている。「科学でGO」「from
JAPAN ニッポンの科学」な
ど読み物資料が豊富にあ
り、科学の有用性に触れる
ことができる。
重要な語句や式は太字の
ゴシック体で表記されてい
る。さらに、公式や重要な
事項は、「ここがポイント」欄
を設けて強調してある。
日常生活や社会との関連コラム「科学で
GO!」などで、日常生活や社会と学習内容と
の関連が示されている。生徒の活動や課題、
観察・実験、考察、活用の場面は、共通の
マークや色で統一され、学習の流れがよく分
かるように示されている。
③
単元の導入では系統性を踏まえて
既習事項を確認し、スムーズに学習
に入っていくよう工夫されている。課
題を明確に示し、目的意識を高め、
61 啓林館 見通しを持って学習できるようになっ
ている。別冊の「マイノート」を活用す
ることで、基礎学力の定着を図る構成
になっている。
単元導入から観察・実験、
読み物に至るまで、科学への
関心を高め、理科を学ぶこと
の楽しさや意義・有用性を実
感できる場面が多く掲載され
ている。
実験時の行動を自己確
認する「実験チェックリスト」
等、安全面に配慮した表
記がある。「きみも科学
者」、「サイエンストラベ
ラー」等の読み物資料が豊
富に用意してある。
重要な語句や式は太字の
ゴシック体で表記され、強
調されている。図や写真は
見開きの両側と下部にまと
められ、情報が整理されて
いる。
学習したことを普段の生活の中で活用できな
いかを考えたり、説明したりする 「活用してみ
よう」、部活動に関連する科学の話題を紹介
し、学校生活と理科を結びつけられるようにし
た「部活ラボ」など、科学を身近に感じ、また、
科学の有用性を実感できる内容になってい
る。
①
理
科
発行者番号
発行者略称
11
教科
①
発行者番号
発行者略称
27
音
楽
・
一
般
②
①
17
27
音
楽
・
器
楽
②
17
中学校学習指導要領の教科
の目標とのかかわり
「音楽マップ」では、学習内容と各教
材との関係や歌唱・創作・鑑賞といっ
た分野を横断した関連図が示されて
いる。また、音楽を愛好する心情を育
教芸 て、音楽に対する感性を豊かにする
教材が工夫されている。音楽文化に
ついて幅広い分野からの学習を通し
て学習できるように工夫されている。
内 容
資 料
表記・表現
総 括
各学年のビンゴゲームやリズ
ムゲームを通して、音符や休
符について繰り返し学習し、
定着がはかれるようになって
いる。「学習の窓口」や吹き出
しにより、学習内容や情報が
明確に示され、主体的に学
習できる構成になっている。
音楽文化に触れるための
写真、情報、「ルールを
守って音楽をたのしもう!」
等を掲載し、音楽を多面的
な角度から学習できるよう
に工夫されている。
歌唱共通教材において楽
譜、縦書き歌詞、写真作者
の言葉が掲載されている。
教材にでてくる用語や記号
が、巻末の「音楽の約束」で
調べることができるように
なっている。学習事項がわ
かりやすく提示してある。
命の大切さや思いやりの心など、道徳教育の
関連が図れる歌唱教材が掲載されている。
ユニバーサルデザインを意識し、学習内容や
手順が理解できるよう工夫されている。
「共通事項」の3つの柱の学習をはじ
め、表現及び鑑賞等の幅広い活動を
通して、音楽を愛好する心情を育て、
音楽に対する感性を豊かにする教材
が示されている。また、音楽文化につ
教出 いて幅広い分野からの学習を通して
学習できるように工夫されている。
「Let's try!」や「Let's sing!」
など歌うためのアドバイスや
主体的に学習を進められる
構成に工夫されている。創作
「音のスケッチ」により活動の
ポイントに沿って学習に取り
組む構成になっている。「さま
ざまな音楽文化」では、、日
本と世界の音楽文化につい
て学習できる教材が示されて
いる
巻頭口絵により、音楽の向
き合い方や魅力を生きた
言葉で伝えている。教材の
特徴や器楽の特徴が捉え
らすくなるように文章や資
料等が工夫されている。
歌唱共通教材において楽 命の大切さや思いやりの心など、道徳教育の
譜、縦書き歌詞、写真が掲 関連が図れる歌唱教材が掲載されている。
載されている。教材にでて
くる用語や記号が、該当
ページに示され、巻末の楽
典で調べることができるよう
になっている。
指導事項と共通事項の関連がわかる
ように「音楽マップ」に示されている。
音楽を愛好する心情を育て、音楽活
動の基礎的な能力を伸ばすために、
様々な奏法について写真等の具体
教芸 的な資料が取り上げられている。アン
サンブルを通して、我が国や音楽文
化にふれるよう構成されている。
各楽器の構造や各部の名称
が写真や図を用いて説明さ
れている。また、複数の角度
から楽器の構え方の写真も掲
載され、奏法の説明もされて
いる。
「学習の窓口」「Q&A」など、
学習に必要な情報が掲載さ
れている。和楽器の特徴や奏
法についてより深く学習でき
るようになっている。
巻頭では、演奏家の写真と
メッセージが掲載されてい
る。巻末では、「リコーダー
の運指標」「ギターのコード
ダイアグラム一覧」「音楽の
約束」「日本の伝統音楽の
楽器編成」が掲載されてい
る。
楽器の基本的な奏法が写
真やイラストを使って説明さ
れている。和楽器におい
て、五線譜と和楽器固有の
奏法譜が示されている。
「名曲スケッチ」では名曲の解説とリコーダーで
演奏できる編曲が掲載されている。ギター、
箏、太鼓、尺八等の音色を聞くための鑑賞教
材が掲載され、表現と演奏を関連させる教示
が示されている。
各楽器の基礎を身につける「演奏の
仕方を身につけよう」演奏を中心とし
た「合わせて演奏しよう」が設けられて
いる。諸外国の楽器や和楽器を取り
上げ、様々な音楽にふれるように構成
教出 されている。
楽器の構造や各部の名称、
複数の角度からの写真や図
が活用されている。演奏のポ
イント等、具体的なアドバイス
がしめされている。教材は共
通事項の踏まえた学習課題
が示され「音のスケッチ」の
コーナーでは、創作活動に
取り組めるように工夫されて
いる。
「With my heart」では演
奏家の写真やメッセージが
掲載されている。巻末に
は、リコーダーの運指標や
ギター&キーボードコード
表が掲載されている。
楽器に関するアドバイスが
写真やイラストを使って説
明されている。各教材で扱
われている記号、用語、が
解説されている。
「Let's play!」「名曲旋律集」などで多くの楽曲
が掲載されている。箏や三味線等を学習する
コーナーでは楽器と鑑賞を関連させた教材が
示されている。
教科
①
美
術
発行者番号
発行者略称
9
② 116
③
38
中学校学習指導要領の教科
の目標とのかかわり
デザイン性や美しさに配慮し、レイ
アウトや体裁、色彩の豊かさなど生徒
の美的感覚や情操を刺激するよう工
開隆堂 夫されている。また、カラーユニバー
サルデザインに配慮され、多様な視
覚の生徒にも対応できる紙面デザイ
ンとなっている。
内 容
資 料
表記・表現
総 括
学習の動機付けから学習の
成果を確認するまで、一連の
学習活動がわかりやすく把握
し理解できるように、学習の
ねらいや振り返りなどが工夫
されている。
わかりやすい解説や基礎
的な学習の方法、多彩な
資料などを適宜配置し、学
習の広がりを期しながら、
生徒が自ら主体的に学習
できるよう配慮されている。
題材ページは、活動ごと
に系統性をもたせて配列さ
れ、内容・領域内容を色分
けして示され、題材タイトル
のページもサインで示され
ている。
中学生の感性や発達段階に対応する系統
的な題材で構成されている。実際の授業の流
れを考え、表現と鑑賞のページを区別せず、
一連の学びとして示されている。
関心・意欲・態度の観点、発想や構
想の観点、創造的な技能の観点など
の学習目標を、「学びのねらい」の欄
日文 に明確に示し、それぞれに応じた指
導事項が含まれる内容や教材が選ば
れている。
生徒の学習のしやすさが考
慮されたオリエンテーション、
絵や彫刻など(表現・鑑賞)、
デザインや工芸など(表現・
鑑賞)、学習に役立つ資料に
分類され構成されている。
学習の手立てとなる内容
を、「POINT」のマークを
用いて示され、各学年で経
験させる技法などについて
巻末資料として収録されて
いる。
絵や彫刻など、デザイン
や工芸などの枠組みはイン
デックスで示され、各ペー
ジの分野がわかりやすく、
学習の目標がつかみやすく
なっている。
一人では気付くことができない視点や捉え
方、価値などに気付くことができるように、他者
とかかわり合う学習活動が紹介されている。ま
た、生活の中の美術の働きや文化について幅
広く味わえる構成である。
美術の学習が、豊かな情操と道徳
心を培うことにつながっていることが意
識できるように、ページ左下に適宜
光村 「道徳との関連」マークが示され、道
徳の学習と関連する内容を記してい
る。
美術文化を通して自然を大
切にする態度を培うため、「文
様」、「木工芸」、「焼き物」な
ど、自然を取り入れ発展して
きた美術文化が紹介されてい
る。
生徒の体験や生活に根
ざした内容が取り上げら
れ、掲載する生徒作品の
数や大きさにも配慮され、
中学生の視点が生かされ
ている。
写真を利用した作品や鑑
賞レポートの作成など、IC
T機器を活用する例を取り
上げている。
見開きで作品が大きく掲載され、思いや考え
を説明し合えるよう構成されている。また、指導
する機会の多い「レタリング」「モダンテクニッ
ク」が紹介されている。
教科
発行者番号
発行者略称
① 224
保
健
体
育
②
③
2
4
中学校学習指導要領の教科
の目標とのかかわり
小学校、高等学校との系統性を重
視し、基礎的・基本的な知識を定着さ
せる学習内容となっている。学習した
学研 ことを活用することにより、実社会、実
生活で役立てられるような工夫がされ
ている。
内 容
資 料
協同学習を意識し、話し合い
や伝え合いを積極的に取り
入れた内容になっている。
「活用しよう」では、学んだこと
を生かし、思考力・判断力を
養うように意図されている。
挿絵や写真が多用され、と
ても理解しやすい構成と
なっている。現在直面して
いる話題や題材を積極的
に取り入れ、興味関心が高
まる内容になっている。
用語の解説や欄外の「情報 基礎・基本的な知識の習得を重視し、さらに協
サプリ」、身近な話題を取り 同学習を多く取り入れることにより、知識の活
上げた「コラム」など興味関 用を促すように構成されている。
心がわく工夫がされてい
る。
表記・表現
総 括
健康や安全な生活を送る基礎的・
基本的な知識の習得のために、課題
解決をとおして学習活動を進める形
東書 になっている。
「今日の学習」では、学ぶこと
が端的に示され、学習するこ
とが明確になっている。主体
的な活動ができるように、ロー
ルプレイングやグループディ
スカッションなどの方法が取り
入れられている。
各章末に日常生活に生か
したり、さらに調べたりする
活動例が示されている。グ
ラフや図、吹き出しが効果
的に、また見やすく配置さ
れている。
欄外に学習との関わりのあ 系統性や他教科、他単元とのつながりが明確
るクイズや他のページとの である。習得した知識を生かし、活用する構成
関連を示すリンク、資料に となっている。
関連するホームページの紹
介など工夫されている。
日常生活など身近な話題にふれる
ことで、基礎的・基本的な知識の習得
が自然と身につくように構成されてい
る。学習課題が明確に示されているこ
大日本 とで、自らの生活を振り返りながら課
題解決ができるようになっている。
各小単元において「キー
ワード」が明示されており、学
習の振り返り、定着の確認に
役立つ。単元の冒頭にある
「考えよう」を確認することで、
自分の生活とリンクさせ、学
習に取り組む意欲を高められ
るように工夫されている。
一目でわかりやすいイラ
ストや写真、グラフが多用さ
れ、理解に役立つように工
夫されている。
章末に学習を振り返り、実
生活で活用できる「学習を
活かして」や自主学習に役
立つ「リンク」を設けている
など工夫がみられる。
学習の流れが明確であり、習得すべき内容が
わかりやく示されている。課題を捉え、理解を
深めやすくしていくために、課題解決学習が
取り入れられ、実生活に生かしていけるような
構成になっている。
教科
技
術
・
家
庭
・
技
術
分
野
技
術
・
家
庭
・
家
庭
分
野
①
②
①
②
発行者番号
発行者略称
9
2
9
2
中学校学習指導要領の教科
の目標とのかかわり
最初の内容として「生活や社会にお
ける技術の役割」を設定し、技術分野
に対する意識付け、興味・関心も引き
出している。学習の冒頭には「学習の
開隆堂 目標」の記述が、また、学習の節目に
は「振り返り」があり、自己評価をしな
がら、学習の定着を図ることができる。
内 容
資 料
表記・表現
総 括
随所に環境を保全する技
術、自然と共生する技術の考
え方を示し、環境の保全を意
識した内容になっている。実
習例や実験例が具体的に示
され、見通しを持って学習活
動が進められるようになって
いる。
基礎・基本の理解のた
め、分かりやすい図版・イラ
スト写真が多数掲載されて
いる。また、生徒の目線で
撮影、描写されているもの
も随所に取り入れらてい
る。
重要語句は太字のゴシッ
ク体で表記され、強調され
ている。環境に関する記述
部分には「環境マーク」を記
し、意識を高められるように
なっている。
製作品が図や表を用いてわかりやすく表現さ
れている。また、成果の発表や自己評価、相
互評価を行うなどの言語活動が充実しており、
言語能力を養えるように構成されている。指導
内容の最後に、「学習を振り返ろう」や「生活に
生かそう」、「探求」として学習のまとめが示され
ている。
生徒の興味・関心を高めるとともに、
学習の目的をしっかりと理解するため
の「始めの活動」と学習内容を確認し
広がりを持たせる「まとめの活動」を設
東書 けて、学習がより定着できるように配
慮されている。
学習につながりを持たせ、
基礎的・基本的な知識・技術
を確実に習得させるために、
「リンク」や「他教科」、「小学
校」などが設けてある。
写真や図など、様々な学
習場面を想定して、豊富に
掲載されている。学習内容
に関係する「ひとくちQ」と
「ひとくちA」がページの下
に掲載されている。
1~4編まで、分野ごとに
色分けして表記してある。
「環境」「防災」「情報モラ
ル」といった、今日的な教育
課題を意識したマークが設
けられている。
学習につながりを持たせ、基礎的・基本的な
知識・技術を確実に習得させるために、「リン
ク」、「他教科」、「小学校」などが設けてある。
体験を通した学習が有効な場面には、実験・
観察を配置し、実感を伴った理解ができるよう
に工夫されている。
学習目標、導入課題、本文と展開さ
れ、振り返りで自己評価する形が基本
であり、問題解決学習への取り組み
方が視覚的かつ具体的に示されてい
開隆堂 る。「やってみよう」や「考えてみよう」
において学習と日常生活との関わりを
意識させることができる内容となって
いる。
参考や探究、またイラスト・
写真などで多彩な事例で示
してある。思考力・判断力・表
現力の育成のために問題解
決型学習における考察や話
し合い活動、実習等のふり返
りやまとめなど、言語活動が
取り入れられている。
写真・イラストの取り上げ
方では、男女の平等、高齢
者や障がいのある人、外国
籍の人などに配慮し、生徒
の「共生」「人権」の意識が
培われるよう工夫されてい
る。
重要語句や式はゴシック
体の太字が使われている。
「課題」や「リンク」、「発展」
など記号による表記が統一
されている。
各題材とも、導入、基礎学習、展開、まとめ、
評価の順で系統的、発展的に組織されてい
る。生徒の生活経験に十分配慮された内容
で、学校や生徒の実態に弾力的に対応できる
よう配列されている。各ページの下には「豆知
識」が掲載されており、生徒の知的好奇心を高
めている。
生活に必要な基礎的・基本的な知
識及び技術が確実に定着するよう、
「基礎技能ページ」が設けてあり、必
東書 要なときに常に振り返ることができるよ
うになっている。
主題材となる実習例に加え
て、参考例を配列し、題材数
の充実が図られている。各学
校の実態に応じて選択し、ま
た生活の中でも実践できるよ
う、配慮されている。
幼児の靴や箸は実物大
写真が掲載されており、自
分のものと比べるなどして
成長が感じられるように工
夫されている。
今日的な課題に関する学
習内容には記号をつけて、
生徒が多様な視点から学
習できるように工夫されて
いる。
本文を補足したり、応用したりする内容は「資
料」などのコラムに記述されている。ページ下
部には「ひとくちQ&A」があり、学習に関連する
豆知識を習得できる。技術・家庭科での学習
内容や小学校での学習内容、他教科や道徳
の学習内容との関連が記号で示されている。
教科
英
語
発行者番号
発行者略称
中学校学習指導要領の教科
の目標とのかかわり
各Unitにおける4技能の統合的な活
動が、大変バランス良く配置されてい
る。さらに、小学校外国語活動で多く
使用してきた一般動詞からの導入
学図 が、小・中学校の円滑な接続とその後
の「積極的にコミュニケーションを図ろ
うとする態度の育成」に大きな効果を
もたらしている。
①
11
②
4技能がバランスよく学習できるよう、
実際の使用に即した場面設定、相手
との関わりを意識した言語活動が多く
15 三省堂 取り入れられている。また、基本的な
知識・技能を習得し、積極的にコミュ
ニケーションを図る力の育成に向けて
学習が実施できる。
③
9
4技能の統合的な活動を通して学習
意欲を喚起させるように、各学年で
「できるようになったこと」のリストを
開隆 使って達成目標が明示されている。
「慣れ親しみながら学習する」ため
の、4技能を総合的に育成する活動
が用意されている。
内 容
資 料
表記・表現
総 括
既習の言語材料を活用し、効
果的な反復練習を指導でき
るようになっている。全学年
で、日本の伝統文化・環境問
題など様々な題材を取り扱
い、生徒自身に考えさせる工
夫がなされている。
写真や図表が多く、興味・
関心を引きやすい。巻頭に
は本文関連写真の他に、
「世界のあいさつ」、「日常
の表現」がある。巻末に
は、表現活動に活用できる
More Words がある。
1年の教科書がブロック体
であり、2,3年と発達段階
が上がるにつれ、活字体も
使用され、工夫されている。
綴りと発音の関係の記述が
わかりやすい。
Pre Lessonで小学校外国語活動の復習から始
まり、一般動詞からの導入が、入門期の言語
活動の幅を広げるような構成である。到達目標
が4つのまとまりで構成されていたり、言語活動
を活発に展開する題材が工夫されている。
各課を通して、言語材料と目
標が明記され、段階的に習
得できるように言語活動が設
定されている。また、世界各
国の話題について考えさせる
内容を工夫されている。
巻頭に、「ことば」「学び」
「かかわり」といったテーマ
に沿った写真資料があり、
こどもたちの興味・関心実
際に引くものになってい
る。表現活動に活用する語
彙が有効である。
発音記号は色を変えた表
示になっていて工夫されて
いる。1年の教科書がブロッ
ク体で「書く」学習に取り組
みやすい。
各Lessonに「とびら」として学習の見通しを立て
させるものが構成されている。英語に慣れ親し
むページが用意され「聞く」「話す」「読む」「書
く」の力を育てるコーナーと理解したり、表現し
たりするコーナーあり効果的な言語活動が期
待できる。
各課にListen、Speak、Try、
Write を設定し、「聞く」「話
す」「読む」「書く」活動を配置
して基本文の定着を図れるよ
うになっている。
巻頭には本文関連写真が
ある。本文はセクションが
見開きで、主に「読むこと」
に関わる部分が右ページ
に配置されている。新出単
語は本文の横に配置され、
学習しやすい。
1年生入門期でブロック体
を使用し、字に慣れ親しん
だ後、活字体が入ってくる。
1年で各単語にアクセント、
2、3年生で発音記号が併
記される。
基礎を学ぶProgram と「聞く」「話す」「読む」
「書く」各技能のコミュニケーション活動を中心
としたPOWER-UP、それらを総合的・発展的に
学習し、自己表現するMy Projectなど、系統的
な構成となっており、発達段階に合わせた学
習がしやすい。
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