Comments
Description
Transcript
「BE ALL RIGHT」 H27・7月号
KOBE 子供情報局 平成 27 年7月発行 神戸市立太田中学校生徒会執行部 69回生、ようこそ!太田中学校へ!! 今年の4月に7名の先生方と、69 回生 158 人を迎えました。緊張した面持ちで入学式に臨んで いる1年生の姿に、何だか微笑ましさを感じ、 「新たに太田中学校に 仲間が増えたんだ」と、嬉しい持ちになりました。 対面式では、初めて全校生徒が顔を合わせました。校長先生からの お話、1年生への鉢植えの贈呈、生徒会長の歓迎の言葉などがありま した。1年生代表の誓いの言葉には、これから中学校生活を頑張って いこうという希望に満ちた言葉が込められていました。 これから3年生 130 人、2年生 139 人、1年生 158 人の計 427 人で、地域の方々から愛され、 頼られるような学校に成長できるよう、頑張っていきますので応援よろしくお願いします。 ( 総体壮行会 ~太田中学校 書記長 ) 頑張っていきまっしょい!~ 6 月 26 日に、総体壮行会が行われました。僕はお世話になった顧問の先生や共に汗を流してき た仲間たちへの感謝、3年間分の思いを込めて選手宣誓をしました。そし て、キャプテンの決意表明では、どの部も最後の大会へ向けての意気込み と熱い言葉が述べられました。 2年生からのエールや太田中学校伝統の「頑 張っていきまっしょい!」のかけ声は、後輩か らの思いが伝わり、背中をおされました。後輩からのメッセージがこめ られた横断幕をもらい、今まで一緒に頑張ってきた仲間と団結し、1日 でも長く戦おうと心に誓いました。 (体育委員長) 今年度も募金活動に取り組みます! 太田中学校では、2 月に東日本大震災募金、6 月にネパール大震災と赤十字募金を実施しまし た。たくさんの生徒が募金に協力してくれ、東日本大震災の募金では 13,960 円、ネパール大震災 の募金では 14,730 円集まりました。募金などのボランティアに積極的に参加していくところが 太田中学校の良いところです。他にも、地域の防災訓練やお祭りのお手伝いなど、さまざまなボ ランティア活動に参加しています。これからも太田中学校の良さを受け継ぎ、さらに活性化でき るように頑張りたいです。 ( 書記次長 ) 1・2年生野外活動~成長の証はクラスの絆~ 1年生は六甲自然の家に、2 年生は神鍋高原に野外活動に行きました。 1年生は初日に、摩耶ケーブル下駅をスタートとする上野道を、掬 星台まで登山しました。一番勾配のきついコースでしたが、158 名全 員が登りきりました。その後、集団行動訓練や校歌コンクールなどを しました。2日目はあいにくの雨の中、飯ごう炊さんをしました。み んなで協力し、おいしい(?)カレ ーができました。 2年生は1日目にオリエンテーリング、室内オリンピック を行いました。2 日目は、パラグライダーや魚つかみ、学年レ クリエーションに坐禅。最終日には、飯ごう炊さんをしました。 1年生は初めての野外活動で、慣れない事がたくさんあっ たと思いますが、仲間と協力して乗り切ることができました。2 年生は 2 回目の野外活動で、1 年前より1日長い行程でしたが、楽しく過ごせました。この野外活動で 1,2 年生は、仲間との絆 を深めました。 ( 3年修学旅行~青い空、青い海、温かい心 書記次長 ) 感謝の沖縄~ 6 月 8 日から 10 日にかけて 67 回生 130 名は「130 種の花を咲かせ よう~心を結び 大きな輪~」のスローガンのもと、沖縄での修学旅行 に挑みました。修学旅行では平和学習、民泊、マリンスポーツ、班別行 動を行いました。 1日目の平和学習では、平和祈念資料館に行き、戦争の悲惨さ、失う ものの多さを学び、戦争はあってはならないものであり、繰り返してはいけないものだというこ とを深く心に刻みました。 。また、ガマ(自然洞窟)の見学にも行き、狭く真っ暗な中での生活を余 儀なくされていた戦時中の方々の苦しみを感じました。 民泊では、沖縄の一般家庭に宿泊させていただき、沖縄の伝統料理、文化、生活を体験してき ました。各ご家庭の温かいおもてなしをいただき、充実した時間になりました。 2日目のマリンスポーツでは、バナナボート、シュノーケリング、カヤ ック、水上自転車などをしました。神戸の海とは違う、美しく青い海の中 で、珍しい魚を見ることもでき、みんな心を躍らせていました。 最終日の班別行動では、国際通りで買い物をしました。沖縄での最後の 活動ということもあり一人ひとりが時間を惜しんで活動していました。 中学校生活最後の宿泊行事で、67 回生はより絆を深めることができたと思います。そして、こ の旅行で学んだことをこれからの生活にいかし、さらに高みをめざし、精進していきたいです。 ( 会長 ) 神戸っ子応援団の方々に突撃インタビュー!! 私たちの校区には、大黒・若松・野田北部・千歳という4つの地域の応援団があり、小学校で の学習支援「てらこや」や登下校時の「見守り隊」、中学校での調理実習補助などをしてくださっ ています。普段、じっくりお話を伺うことがないので、この機会に様々な質問を考え、答えてい ただきました。お話を伺う中で、改めて地域の方々の温かさを知り、この地域に暮らしているこ とのありがたさを感じました。 お忙しい中、私たちの取材にご協力いただき、ありがとうございました。 大黒地区 応援団の活動が始まったのは、神戸市からモデル地域として 指定されたのがきっかけだそうです。初めは、見守り活動だけだ ったそうですが、そこから様々な活動へと発展していき、今では 7 つの部類があるそうです。 そして活動をより広げていくためには、挨拶や何ごとに対し ても、 「まずは顔見知りになることが大切」と、おっしゃってい ました。 そして、今の中学生に望むことは、 「より地域活動に参加してもらいたい」ということでした。中 学生が地域の活動に参加し、それを通して交流を深め、地域の方との輪が広がることが大切だと 思います。 今回のインタビューを通して、普段、伺うことのできない、地域の方々の思いを知ることがで きました。これから中学生が、どのように地域の中で活動していくのか、考えていかないといけ ないなと思いました。 ( 会長 ) 若松地区 インタビューを受けてくださったのは、城本さんと森さんでした。 「活動を続けられる秘訣は?」という質問に、「子供たちを守りたいとおもうから続けられる」 という答えてくださったことが印象的でした。とても嬉しい気持ちになり、 「こんなに温かい方 たちがいる地域に住んでいるのは本当に幸せだな」と改めて感じることができました。1時間以 上にも及んだインタビューの最後には、「今しかできない事をしっかりとして、チャンスを逃さ ないように」「失敗を恐れず何事にも挑戦してください」と私たちに、勇気の出る言葉をたくさ んいただきました。地域の皆さんへの感謝の気持ちが改めて芽生え ました。そして、中学生に求められている事、中学生の地域での役 割などを再認識する貴重な時間になりました。お忙しい中、私たち のためにお時間を作ってくださり、ありがとうございました。 ( 文化委員長 ) 千歳地区 応援団の活動をしていて嬉しかったことや楽しかったこと、大変なことなど、普段伺うことの できないお話をたくさん伺うことができました。ほぼ毎日活動をされている中で子供たちが元気 よく大きな声で挨拶を返してくれること、お礼の手紙をもらうことが 日々の活動のエネルギーになっているそうです。また、中学生には「も っと盆踊りを踊ってほしい」「地域が明るくなるように育ってほしい」 などこれからの課題も伺うことができました。 震災に関するお話が多く、震災が起きたときは人助けをしてほしいな ど、私たち太田中生に活躍してもらいたいというお話もありました。この町は阪神・淡路大震災 を通して人と人との絆が深まり、長いときを経て今のような素晴らしい街になりました。 神戸っ子の子供たちは地域的にも恵まれているので勉強ができる環境であることに感謝し、も っと勉強を頑張ってもらいたいと思っているそうです。また、子供たちは地域の顔であり、誇り でもあるそうです。これから育っていく神戸っ子の見本になるようなことをこれからもしていき たいとのことです。 ( 保健委員長 ) 野田北部 野田北部では、会長の小野義明さんとお話させていただきました。そのお話の中で特に「『顔 の見える町』にしたい」という言葉が印象的でした。 「顔の見える町」それは名の知れた町とい うことで、中学生にもっと地域の行事に参加してほしいという思いが あるそうです。これから夏祭りやもちつきなどの地域行事がありま す。大人から子供まで関係なく参加することで、人とのつながりや地 域への愛着を深めることができます。 また、「楽しみは生徒と知り合うこと」だというお話もありまし た。登校時やすれちがった時にもっと挨拶をしてほしい、中学生が良い見本をどんどん示してほ しいというご意見もありました。 このインタビューを通して学んだことは、これから、中学生が地域にとって大きな力になると いうことです。 「顔の見える町」にしていくために、どんどんボランティアや地域行事に参加し たいと思いました。ボランティアや地域行事ほど地域の方々と深く関われる良い機会はないと思 います。だから、できるだけ友達を誘い多くの人数で多くの行事に参加し、地域愛を深めていき たいです。 ( 副会長 ) 編集後記 各学年の宿泊行事も全て成功におわり、それぞれの学年での成長がありました。僕たち生徒会 役員の任期も半分を切り、生徒会活動も残り少なくなってきました。2学期にある大きな行事も 成功を収められるように、執行部一丸となって学校をリードしていきたいです。今後とも第67 期生徒会執行部をよろしくお願いします。 ( 整美委員長 )