Comments
Description
Transcript
資料3
資料3 取組事例(一覧) No 市町村・地域等 課題 調査項目 実施主体 1 いわて花巻空港 国際線用旅客施設整備について 空港 岩手県 2 秋田港 クルーズ船の受入体制について 港湾 秋田県大型外航クルーズ客船受 け入れ体制検討会議(秋田市ほ か) 3 東北管内 宿泊枠の確保について 宿泊施設 日本旅館協会東北支部連合会、 日本ホテル協会東北支部 他 4 JR東日本 訪日観光客の東北エリアへの誘致について 公共交通 JR東日本 5 東北管内 東北地方高速バス共通インバウンドフリーパス 二次交通 の導入について 各バス事業者 他 6 岩手県 人材育成について 多言語対応 岩手県 7 宮城県 人材育成について 多言語対応 宮城県 8 山形県 人材育成について 多言語対応 山形県 9 仙台市 人材育成について 多言語対応 仙台市 10 釜石市 ICT機器による対応について 多言語対応 釜石市 11 会津若松市 ICT機器による対応について 多言語対応 「会津地域を核とした情報発信事 業」実行委員会 多言語対応 JR東日本 (仙台ターミナルビル株式会社) 12 メトロポリタン仙台 ムスリム観光客への対応について 13 エスパル仙台 訪日観光客のショッピング需要への対応につい 消費環境 て JR東日本 (仙台ターミナルビル株式会社) 14 東北6県+新潟県 東北における外国人旅行者のwi-fi利用につい 無料公衆無線 東北観光推進機構、NTT東日本、 て LAN環境の整備 東北六県、新潟県、仙台市 15 仙台市 無料公衆無線LAN環境の整備について 16 仙台空港 外国人向け携帯電話用SIMカード自動販売機 無料公衆無線 仙台空港 他 設置について LAN環境の整備 無料公衆無線 仙台市 LAN環境の整備 【東北ブロック】 取組事例について 市町村・地域等: いわて花巻空港 課題: 国際線用旅客施設整備について 調査項目: 空港 現状・課題、 (課題) 現在の対応方針: 花巻空港ターミナルビルでは、入国審査場や国際線手荷物受取 所が手狭で、大型航空機による国際チャーター便発着時に混雑 するほか、時間帯によっては、2基の搭乗橋に航空機3機が重 なるケースが発生していた。 (現状の対応) 国際線の受入体制強化のため既存ビルを増築し、国際線用の旅 客施設整備を進めている。 国際線チェックカウンターを増設するとともに、手荷物受取所 を拡張する。また、搭乗橋1基を増設するほか、入国審査場や 搭乗待合室も拡張し、免税店スペースを確保する。 (今後の方針) 国際線チェックカウンターの入る南側は12月~来年1月、手 荷物受取所などが入る北側は来年2月~3月に完成する予定。 実施主体 岩手県 -1- 【東北ブロック】 取組事例について 市町村・地域等: 秋田港 課題: クルーズ船の受入体制について 調査項目: 港湾 現状・課題、 (課題) 現在の対応方針: 交通アクセスや駐車スペースの確保、観光案内マップなど、ク ルーズ船による外国人観光客に対する受入体制を整えていた が、実際対応してみると想定外の事が起こるため、各課題に対 する情報共有及び関係機関との連携の必要性がある。 (現状の対応) 秋田県大型外航クルーズ客船受け入れ体制検討会議を立ち上 げ、クルーズ船寄港後に受入時の課題を抽出し改善策を検討 し、次回寄港時にその改善策をもとに受入を行っている。 本年8月のダイヤモンドプリンセス号寄港時に実施した具体例 は以下のとおり ①コンシェルジェデスクの設置 ・秋田港及びシャトルバスの終点のホテルに英語通訳を設置。 ・市内観光マップ、タクシー目安料金等配布 ・Wi-Fiカードの配布(ホテル700名限定) ②電話対応サービス ・滞在期間中限定で英語スタッフ電話を設置 ③その他 ・バス駐車場などの見直し 等 (今後の方針) 引き続き受入環境整備検討会議を通じ、寄港時の課題を抽出 し、改善策を講じることによりクルーズ船の誘致に繋げてい く。 実施主体 秋田県大型外航クルーズ客船受け入れ体制検討会議(秋田市ほか) -2- 【東北ブロック】 取組事例について 市町村・地域等: 東北管内 課題: 宿泊枠の確保について 調査項目: 宿泊施設 現状・課題、 (課題) 現在の対応方針: 東北の夏祭りは、知名度もあり、旅行者の関心は高いものの、 日本人旅行者が多く宿泊施設の予約がとれないため、海外から のツアーは限られている。 (現状の対応) 日本旅館協会東北支部連合会、日本ホテル協会東北支部が連携 し、一定の宿泊数をインバウンド用に確保し、海外のエージェ ントに販売。今年は、東北への旅行者が多い台湾を対象とし た。台湾旅行会社6社によるツアー12本(新庄祭り3本含) 催行。結果、84名参加284人泊の成果をあげた。 (今後の方針) 来年以降も継続的な取り組みを拡大する方向で調整する。ま た、台湾以外へのアプローチも検討する。 実施主体 日本旅館協会東北支部連合会、日本ホテル協会東北支部 他 -3- 【東北ブロック】 取組事例について 市町村・地域等: JR東日本 課題: 訪日観光客の東北エリアへの誘致について 調査項目: 公共交通 現状・課題、 (課題) 現在の対応方針: 東日本エリア全体を周遊する実態はあまりなく、より地域ごと にきめ細かく対応できるフリーパスが必要 (現状の対応) 既存のJREASTPASSは東日本エリア全体をフリーエリアとして いたが、東北、信越の各エリアへの誘致に重点を置き、リー ジョナルパスを設定した。(別紙参照) 実施主体 JR東日本 -4- 別紙 -5- 【東北ブロック】 取組事例について 市町村・地域等: 東北管内 課題: 東北地方高速バス共通インバウンドフリーパスの導入について 調査項目: 二次交通 現状・課題、 (課題) 現在の対応方針: 東北観光の最大の課題の1つは観光二次交通の充実であり、特 に今後、インバウンド旅行が団体からFITへと旅行形態がシ フトすることが確実に見込まれる中、貸切バス以外の公共交通 の充実が必要となる。 (現状の対応) 主要な観光拠点を繋ぐ高速バスの共通フリーパスを導入すべく 各県バス協会会長、ジェイアールバス東北、東北六県バス協会 連合会、東北観光推進機構(事務局:東北運輸局)を構成員と した検討会を立ち上げ、11/25に第1回検討会を行った。 (今後の方針) 検討会において企画案を決定次第、平成28年3月協議会を設置 し、平成28年の夏~秋頃の導入を目指す。 実施主体 各バス事業者 他 -6- 【東北ブロック】 取組事例について 市町村・地域等: 岩手県 課題: 人材育成について 調査項目: 多言語対応 現状・課題、 (課題) 現在の対応方針等: 外国人観光客の受入にあたり、言葉の対応や、年々増加し、 旅行消費額が多いという現状の認識不足などから、外国人観光 客の受入に消極的な施設がある。 (現状の対応) 外国人受入に関する「対応マニュアル」を作成し、それを教 材として「外国人受入セミナー」を開催する。さらに、受講し た団体の中で希望する者に対し、外国人受入のための「コンサ ルティング」を実施し、県内の外国人受入施設を増やしていこ うとするものである。 (今後の方針) 外国人受入施設のより一層の拡大を図っていく。 実施主体 岩手県 -7- 【東北ブロック】 取組事例について 市町村・地域等: 宮城県 課題: 人材育成について 調査項目: 多言語対応 現状・課題、 (課題) 現在の対応方針: 外国人旅行者等の受入を行いたいが、語学が出来ないことやど の様なおもてなしをして良いか分からない等、観光関連事業者 から受入に対する課題が寄せられていた。外国語や外国人への 苦手意識を持つ人は多く、本来のおもてなしが充分に行えてい ないケースがあり、日本語ならできる本来のおもてなしを外国 人の方に対しても行い、同じように満足を感じてもらうために は、一人一人のスキルの向上が必要である。 (現状の対応) Eラーニングプログラム「東北ございん塾」を開設し、簡単な 英会話だけでなく、英会話がまったくできなくても意思疎通の 可能なサービスツールなどを用いた対応方法も紹介。 「おもてなし入門編」「マネジメント編」「実践編」「緊急 時・トラブル対応編」の4構成となっており、プログラム終了 後に「おもてなし検定」にチャレンジすることが出来る。宮城 県内の検定合格者には、グッズを送付するほか、合格者が1/ 5に達した県内の事業者には、宮城県のインバウンド事業に優 先的に取りあげられる。 (今後の方針) 「東北ございん塾」を通じ、県内事業者のおもてなしのスキル アップを図っていく。 実施主体 宮城県 -8- 【東北ブロック】 取組事例について(様式1) 市町村・地域等: 山形県 課題: 人材育成について 調査項目: 多言語対応 現状・課題、 (課題) 現在の対応方針: 外国人観光客が快適に県内を周遊できる環境を整えるために は、実際に外国人旅行者と接する機会の多い観光関係者等が、 旅行者のニーズへの理解を深めるとともに、現場で実際に必要 となる、外国語での簡単なやり取りができるように学習する機 会を提供することが有用である。 (現状の対応) 県内各地で、外国人旅行者の特徴と外国語での簡単な対応を学 ぶ研修を実施している。観光関係事業者を対象とした全6回の 研修のほか、地域の観光地を対象とした講座や、この事業で作 成する「おもてなし山形英会話集」冊子を活用した、県民を対 象とする研修を実施している。(県民の外国人おもてなし力向 上事業) (今後の方針) 今回のような研修をはじめとして、地域が行う受入環境の整備 への支援について来年度の予算要求を行っている。 地方局主務部局 山形県 -9- 外国人観光客を 地域の虜にする おもてなし講座 -10- 【東北ブロック】 取組事例について(様式1) 市町村・地域等: 仙台市 課題: 人材育成について 調査項目: 多言語対応 現状・課題、 (課題) 現在の対応方針: 平成28年5月にG7仙台財務大臣・中央銀行総裁会議が開かれ るなど、今後、訪日外国人が仙台市に訪れることから、受入態 勢の整備を急ぐ必要がある。 (現状の対応) 仙台市内の主な温泉旅館で、従業員の外国人への接客力を高め る取り組みを支援するため、市内に住む外国人をお客の代わり として派遣し、従業員と英語でコミュニケーションをすること により、対応能力の向上を図る。H27度は試験的な取り組みと して2~3施設に派遣。派遣終了後、接客などの評価を報告し てもらい、旅館組合が定期的に取りまとめて氏に報告する。 (今後の方針) H28年度より秋保・作並・泉ヶ岳の21施設に対象施設を拡大 し、取り組んでいく。 実施主体 仙台市 -11- 【東北ブロック】 取組事例について 市町村・地域等: 釜石市 課題: ICT機器による対応について 調査項目: 多言語対応 現状・課題、 (課題) 現在の対応方針: 世界遺産となった「橋野鉄鉱山」の来場者は、前年度の約7倍 と急増。地元ガイドを利用する来場者も2割おり、ガイド員が 手薄な平日や、外国人旅行者への対応が課題となっていた。 (現状の対応) 橋野鉄鉱山インフォメーションセンターに4カ国語(日英中 韓)対応のガイドペンを導入するため実証実験を行った上で、 11月28日から運用を開始した。 地図とガイドペンを100組用意し、1回100円で貸し出し を行っている。 (今後の方針) 今後も来訪者のニーズに合わせ取り組んでいく。 実施主体 釜石市 -12- 【東北ブロック】 取組事例について 市町村・地域等: 福島県会津若松市 課題: ICT機器による対応について 調査項目: 多言語対応 現状・課題、 (課題) 現在の対応方針: 会津若松市では外国人旅行者等の利便性向上を目指しており 、受入環境の整備が課題となっている。 (現状の対応) 「音声ガイドシール」と「多言語音声ガイドペン」を活用し、 鶴ヶ城(史跡・若松城)を核とした地域資源の情報を4言語 (日本語・英語・中国語・韓国語)で発信。鶴ヶ城及び鶴ヶ城 公園内の見どころのスポットに、音声ガイドシールを貼ったガ イド板を設置。ガイド板を多言語音声ガイドペンでタッチする ことで、4言語(選択可)でスポットの説明ナレーションが流 れる。 実施期間は、平成27年10月1日~11月30日(2か月間 の実証実験)。鶴ヶ城及び鶴ヶ城公園内に42地点にスポット を設置。本実証実験は、(一財)自治総合センターのコミュニ ティ助成金を活用。 (今後の方針) 実証実験の結果を踏まえ、導入の検討を行う。 実施主体 「会津地域を核とした情報発信事業」実行委員会 -13- 【東北ブロック】 取組事例について 市町村・地域等: メトロポリタン仙台 課題: ムスリム観光客への対応について 調査項目: 多言語対応 現状・課題、 (課題) 現在の対応方針: 増加するムスリムの訪日観光客に対して、ハラルの食事メ ニューが必要。 (現状の対応) ホテルメトロポリタン仙台内のレストランにおいてローカルハ ラル認証を取得し、ハラルメニューを用意し提供。(別紙参 照) (今後の方針) ムスリムフレンドリーを基本とし、メニューのピクトグラム表 記などを進める。また事業特性による事業戦略上必要に応じて ローカルハラル認証等の取得を検討。 実施主体 JR東日本(仙台ターミナルビル株式会社) -14- 別紙 -15- 【東北ブロック】 取組事例について 市町村・地域等: エスパル仙台 課題: 訪日観光客のショッピング需要への対応について 調査項目: 消費環境 現状・課題、 (課題) 現在の対応方針: わずらわしい免税手続きの簡便化 (現状の対応) 免税一括カウンターを設置(エスパル仙台、エスパルⅡ各1か 所)し、訪日観光客のショッピング需要に対して利便性を向上 させた。(別紙参照) (今後の方針) 需要に応じて一括カウンターの設置を検討 実施主体 JR東日本(仙台ターミナル株式会社) -16- 別紙 -17- 【東北ブロック】 取組事例について 市町村・地域等: 東北6県+新潟県 課題: 東北における外国人旅行者のwi-fi利用について 調査項目: 無料公衆無線LAN環境の整備 現状・課題、 (課題) 現在の対応方針: wi-fiの整備が不足しており、旅行中のインターネット等の利用 がしにくいとの訪日外国人からの不満があった。 (現状の対応) 東北観光推進機構では、平成25年より、NTT東日本、東北6県 及び新潟県等と連携して、NTT光回線を利用した無料wi-fiカー ドを作成して訪日外国人旅行者に対して配布し、便宜を図って いる。 また、同事業(サービス)の実施について、海外旅行博等での プロモーションや国内外での商談会等の機会を活用してPRを 行っている。 配布個所:7県内の93か所(平成27年10月1日現在) 配布枚数:合計40,000枚(平成29年8月末までの配布見込) カード見本:別紙 (今後の方針) 配布実績や配布後の反応等を参考に事業の必要性を精査しなが ら、今後の継続等について方針を決定する。 実施主体 東北観光推進機構、NTT東日本、東北六県、新潟県、仙台市 -18- -19- -20- 【東北ブロック】 取組事例について 市町村・地域等: 仙台市 課題: 無料公衆無線LAN環境の整備について 調査項目: 無料公衆無線LAN環境の整備 現状・課題、 (課題) 現在の対応方針: 外国人観光客からは訪日時の無料公衆無線LAN環境の不足が指 摘されており、環境の整備が求められている。 (現状の対応) 平成27年3月に仙台城跡にSENDAI free Wi-Fiを整備を開始 し、平成27年12月から市内観光周遊バス「るーぷる仙台」車 内及び停留所、観光案内所等に拡大するなど、年度内に30か所 に整備予定。また、外国人観光客を対象に観光案内所等で TRAVEL JAPAN Wi-Fiのプレミアムコードを配布することによ り、市内1,650か所以上でのWi-Fiアクセスを実現。 (今後の方針) 民間施設・事業者の有する既存インターネット回線を利用し、 低コストでSENDAI free Wi-Fiを導入できる枠組みを用意する ことにより、さらなるアクセスポイント増を目指す。 実施主体 仙台市 -21- 【東北ブロック】 取組事例について 市町村・地域等: 仙台空港 課題: 外国人向け携帯電話用SIMカード自動販売機設置について 調査項目: 無料公衆無線LAN環境の整備 現状・課題、 (課題) 現在の対応方針: 訪日外国人が増加している中で、県内観光地・市街地等におけ るWi-Fi環境整備不足への対策として、外国人利用客に滞 在先での快適なインターネット接続環境を提供し、サービスの 向上を図る。 (現状の対応) 訪日外国人へ良好な通信環境提供の必要性の観点から、仙台市 の働きかけ・協力により、ソネット㈱の携帯電話用SIMカー ド自動販売機を平成26年12月にターミナルビル国際線到着 ロビーに設置し、販売を開始した。 (今後の方針) 多言語表記(日・英・中(簡体・繁体)・韓・タイ)の当該S IMカード使用方法等のパンフレットを同場所に配置してお り、その他アラビア語等の言語でのパンフレット表記など各種 要望があれば、ソネット㈱等と調整を行なうなどしながら販売 を継続する。 実施主体 仙台空港 他 -22-