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標 準 積 算 資 料

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標 準 積 算 資 料
中大口径管きょ更生（内面補強工法）
パルテム・フローリング工法
PALTEM
標
準
－
Flow-Ring
積
算
農業用水編
パルテム技術 協会
工法
資
－
料
まえがき
昭 和 ２ ４年 の 土 地 改 良 法 制 定 以 来５ ０ 年 以 上 が 経過 し 、こ れ ま で に 整 備 さ れ
た 、 農 業 水利 施 設 の 維 持 管 理 ・ 更 新の 必 要 性 は ま すま す 高 ま り つ つ あ り ま す 。
農 業 水 利 施設 の「 ス ト ッ ク マ ネ ジ メ ン ト 」が 平 成 19 年 度 か ら は じ まり ま し た 。
基 幹 的 な 農業 水 利 施 設 の 多 く は 、今 後 、更 新 時 期 を迎 え る こ と と な り 、従 来 の
一 括 更 新 を行 う の で は な く 、補 修・補 強 な ど に よ り施 設 の 長 寿 命 化 を 図 り 、ラ
イ フ サ イ クル コ ス ト（ 建 設・維 持 管 理 等 に か か る 全て の コ ス ト ）を 低 減 し 、既
存 ス ト ッ クの 有 効 活 用 を す る こ と が 求 め ら れ て い ます 。既 存 の 農 業 水 利 施設 を
出 来 る だ け 長 期 間 に わ た っ て 使 い 続け る た め に は、施 設 の 劣 化 の 進 行 が 致命 的
に な る 前 に予 防 的 な 工 事 を 行 う な ど 、適 切 な 対 策 を施 す こ と に よ っ て 施 設 の寿
命 を 延 ば す必 要 が あ り ま す 。
当 協 会 は 、非 開 削 で 中 大 口 径 パ イ プ ラ イ ン を 修 繕・更 新 する パ ル テ ム・フ ロ
ー リ ン グ 工法 の 普 及 に 努 め て お り ます 。本 工 法 は 、特 殊 な 機 械 な ど を 使 用 せ ず
施 工 で き る 、既 設 管 の 補 強 が 可 能 であ る 、曲 が り も 連 続 し て 施 工 で き る 、騒音・
振 動・大 気 汚 染 な ど 環 境 に 与 え る 負 荷 が 少 な い 、矩 形・馬 蹄 な ど の 異 形 断 面 で
も 施 工 で きる な ど の 数 々 の 優 れ た 特長 を 有 し て お りま す 。
本 積 算 資 料は 、下 水 道 管 渠 の フ ロ ーリ ン グ 工 法 に よる 更 新 に つ い て 標 準 的 な
円 形 断 面 につ い て 積 算 基 準 お よ び 歩掛 か り を 定 め たも の で す が 、本 積 算 資料 に
か か わ ら ず 、現 場 の 実 態 に 応 じ 適 切 な 積 算 を 行 う 必要 が あ り ま す 。ま た 、本 積
算 資 料 の 適用 範 囲 は 、本 工 法 の 適 用範 囲 の 一 部 で あり 、こ の 積 算 資 料 に 含 ま れ
な い 馬 蹄 管渠 、矩 形 管 渠 、2000ｍｍ を 超 え る 口 径 など の 御 要 望 に も 対 応 可 能で
す 。 こ の 様な 場 合 は 、 当 協 会 へ お 問い 合 わ せ く だ さい 。
今 後 と も 皆様 方 の ご 意 見 を 伺 い 、改良 を 重 ね な が ら、本 工 法 が 農 業 用 用 排 水
パ イ プ ラ イン の 維 持 管 理・更 新 の 一 助 に 貢 献 す る 事が 出 来 れ ば と 考 え て お り ま
す。
パルテム技術協会
目
次
ペー ジ
1.一 般 事 項
1－ 1
工法の概要
… … … … …… … … … … … …
1
1－ 2
本 積算 資 料 の 適 用 範 囲
… … … … …… … … … … … …
2
2.工 事 費 の構 成 と 各 費 目 の 積 算
2－ 1
積算の原則
… … … … …… … … … … … …
3
2－ 2
工 事費 の 構 成
… … … … …… … … … … … …
3
2－ 3
直 接工 事 費 の 積 算
… … … … …… … … … … … …
3
2－ 4
間 接工 事 費 の 積 算
… … … … …… … … … … … …
5
2－ 5
職種とその作業内容
………………………………
5
3.工 種 と 構成
3－ 1
標 準施 工 フ ロ ー
… … … … …… … … … … … …
8
3－ 2
直 接工 事 費 の 工 種 内 訳
… … … … …… … … … … … …
9
3－ 3
標 準使 用 機 械 設 備
… … … … …… … … … … … … 10
4.円 形 標 準積 算
4－ 1
材 料費 （ Ａ － １ 代 価 ）
… … … … …… … … … … … … 11
(1)鋼 製 リ ング
… … … … …… … … … … … … 12
(2)か ん 合 部材 ・ 表 面 部 材
… … … … …… … … … … … … 13
(3)充 填 材（ フ ロ ー リ ン グ モ ルタ ル ）
… … … … …… … … … … … … 14
4－ 2
… … … … …… … … … … … … 15
製 管工 （ Ａ － ２ 代 価 ）
(1)鋼 製 リ ング 組 立 工（ Ｂ － １ 代 価 ）
… … …… … … … … … … 15
(2)か ん 合 部材・表 面 部 材 組 付 工（ Ｂ － ２ 代 価）
4－ 3
裏 込充 て ん 工 （ Ａ － ３ 代 価 ）
… … … … … 17
… … … … …… … … … … … …
18
(1)充 て ん 設備 工（ Ｂ － ３ 代 価 ）
… … … … …… … … … … … … 19
(2)充 て ん 工（ Ｂ － ４ 代 価 ）
… … … … …… … … … … … … 20
4－ 4
管 口仕 上 げ 工（ Ａ － ４ 代 価 ）
… … … … …… … … … … … … 23
4－ 5
取 付 け 管､ｳｨｰﾌﾟﾎｰﾙお よ び 空 気抜 き 管 口 仕 上げ 工（ Ａ － ５ 代 価 ） 25
4－ 6
その他の直接工事費
… … … … …… … … … … … … 27
5.非 円 形 （矩 形 、 馬 蹄 形 ）、 門 形 標 準積 算
5－ 1
は じめ に
… … … … …… … … … … … … 30
5－ 2
材 料費 （ Ａ － １ 代 価 ）
… … … … …… … … … … … … 30
5－ 3
製 管工 （ Ａ － ２ 代 価 ）
… … … … …… … … … … … … 30
(1)鋼 製 リ ング 組 立 工 （ Ｂ － １ 代 価 ）… … … … … …… … … … … … …
30
1） 鋼 製 リ ング 組 立 標 準 時 間 と 人 員 編成
2） 鋼 製 リ ング 組 立 ア ン カ ー 工
(2)か ん 合 部材 ・ 表 面 部 材 組 付 工 （ Ｂ－ ２ 代 価 ） …… … … … … … …
33
5－ 4
33
裏 込充 て ん 工 （ Ａ － ３ 代 価 ） … … … … … … …… … … … … … …
(1)充 て ん 設備 工（ Ｂ － ３ 代 価 ）
… … … … …… … … … … … … 33
(2)充 て ん 工（ Ｂ － ４ 代 価 ）
… … … … …… … … … … … … 34
5－ 5
管 口仕 上 げ 工 （ Ａ － ４ 代 価 ） … … … … … … …… … … … … … …
35
5－ 6
取 付 け 管､ｳｨｰﾌﾟﾎｰﾙお よ び 空 気抜 き 管 口 仕 上げ 工（ Ａ － ５ 代 価 ） 35
5－ 7
底 版部 処 理 工 （ Ａ － ８ 代 価 ） … … … … … … …… … … … … … …
5－ 8
その他の直接工事費
36
… … … … …… … … … … … … 38
6.追 補 （ 標準 積 算 適 用 範 囲 外 の 暫 定指 針 ）
6－ 1
は じめ に
… … … … …… … … … … … … 40
6－ 2
施 工延 長
… … … … …… … … … … … … 40
6－ 3
口径
… … … … …… … … … … … … 43
6－ 4
作 業時 間
… … … … …… … … … … … … 44
6－ 5
鋼 製 リ ン グ の 間 隔 が 250mm 未満 の 場 合 … … …… … … … … …
6－ 6
勾 配調 整
… … … … …… … … … … … … 47
6－ 7
屈 曲部 の 施 工
… … … … …… … … … … … … 48
6－ 8
裏 込充 て ん 材 の 特 別 費 用
… … … … …… … … … … … … 49
6－ 9
長 距離 の 施 工
… … … … …… … … … … … … 50
付 録 1 標 準内 訳 書 及 び 代 価 表
46
… … … … …… … … … … … … 54
1．一般事 項
1－ 1
工法の概要
パ ル テ ム・フ ロ ー リ ン グ 工 法 は 、既設 管 き ょ 内 で 組み 立 て た 鋼 製 リ ン グ に 高
密 度 ポ リ エチ レ ン 製 の か ん 合 部 材 と表 面 部 材 と を 管軸 方 向 に 組 み 付 け 、既設 管
と 表 面 部 材と の 隙 間 に 高 流 動・高 強度 の 充 て ん 材 を充 て ん す る 事 に よ り 、既 設
管 き ょ を 更生 す る 全 く 新 し い 発 想 に基 づ い て 開 発 され た 工 法 で す 。
工 法 の 分 類は 製 管 工 法 に 属 し ま す が、従 来 の 工 法 にな い 数 々 の 特 長 を 有 し て
います。
既 設 管 内 に構 成 さ れ た フ ロ ー リ ン グ管 は 、流 量 を 確保 し な が ら 既 設 管 と 複 合
し て 水 圧・土 圧 な ど の 外 力 に 耐 え る複 合 管 を 形 成 する の み な ら ず 、鋼 製 リ ン グ
の 配 置 及 び量 を 適 切 に 設 計 す る 事 によ り 、単 独 で外 力 に 耐 え る 単 独 管 と して 機
能 さ せ る こと も 出 来 ま す 。表 面 部 材に ポ リ エ チ レ ン樹 脂 を 使 用 し 、環 境 へ も配
慮 し て い ます 。
本 工 法 は 円形 管 の み な ら ず 、矩 形 きょ 、馬 蹄 き ょ など に も 経 済 的 に 適 応 可 能
で あ り 、坑 口 の 形 状 や 寸 法 に 制 限 さ れ る こ と な く 施工 が 可 能 な ど の 広 い 適 用 範
囲 を 有 し てい ま す 。
施 工 に は 特殊 な 機 械 を 使 用 せ ず 、供用 中 の 施 工 も 可能 で す 。緊 急 時 に 施 工 の
中 断 が 可 能で 、急 な 増 水 に も 待 避 が容 易 で す 。品 質が 安 定 す る 工 場 生 産 さ れた
充 て ん 材 を使 用 す る こ と に よ り 、施工 安 定 性 に 優 れ、現 場 練 り に よ る 環 境 問 題
防 止 に も 配慮 し て い ま す 。
鋼製リング
既設管きょ
充てん材
表面部材
かん合部材
止水ゴム
図 － 1－ 1
更生管の構造
-1-
1－ 2
本積算資料の標準適用範囲
本 積 算 資 料の 標 準 適 用 範 囲 は 表 － 1－ 1 に 示 す と お りと し ま す 。
表 －1－ 1 本 積 算 資 料 の 標 準 適 用 範 囲
管種
鉄 筋 コ ン クリ ー ト 管 、現 場 打 ち コ ン ク リ ー ト 管 、Ｐ Ｃ 管
断面形状
円 形 、 非 円 形 (矩 形 、 馬 蹄 形 な ど)、門 形
延長
100m 以 上 （ 延 長 制 限 な し ※ 最 短 延長 は 、5m）
口 径 (既 設 管高 さ) 800mm～3000mm（ 口 径 制 限 な し ）
作業時間
8 時間
鋼製リング間隔
（ 標 準 ） 250mm
水 替 え 仮 設（ 別 途 計 上 ）を 用 いて 、水 深 が 管 き ょ 内径 の
施工条件
15％ 以 下 もし く は 30cm 以 下
標 準 適 用 範 囲 外 に つ い て は 、 36 ペ ー ジ 以 降 『 6． 追 補(標 準 積 算 適 用 範 囲 外
の 暫 定 指 針)』 に 示 す と お り と し ま す 。
表 － 1－ 2 追 補 以 降 の 適 用 範 囲
延長
100m 未 満
36 ペ ー ジ
口 径(既 設 管高 さ) 3000mm 超
39 ペ ー ジ
作業時間
8 時間未満
39 ペ ー ジ
鋼 製 リ ン グ間 隔
250mm 未 満
42 ペ ー ジ
勾配調整
43 ペ ー ジ
屈 曲 部 の 施工
44 ペ ー ジ
その他
充 て ん 材 の特 別 費 用
45 ペ ー ジ
長 距 離 の 施工
46 ペ ー ジ
-2-
2．工事費 の構 成
2－ 1
積算の原則
本資料における積算方法は、社団法人農業農村整備情報総合センター発行
(農 林 水 産 省農 村 振 興 局 整 備 部 設 計 課監 修 )「 土 地改 良 工 事 積 算 基 準 (土 木工 事 )
平 成 ２ ０ 年度 」 に 準 拠 し ま す 。
2－ 2
工事費の構成
請 負 工 事 費の 構 成 を図 － 2－ 1 に 示 しま す 。
直接工事費
純工事費
工事原価
共通仮設費
工事価格
請負工事費
間接工事費
一般管理費等
現場管理費
消費税等相当額
図 －2－ 1
2－ 3
工事費の構成
直接工事費の積算
直 接 工 事 費は 、工 事 の 目 的 物 を 施 工 する に あ た り 、直 接 必 要 と さ れ る 費 目 で 、
次 に よ り 構成 す る も の と し ま す 。
（ 1） 材 料 費
材 料 数 量 は 、工 事 の 施 工に 必 要 な 材 料 に 要 す る 費 用と し 、そ の 算 出
は 材 料 の 数量 に 材 料 の 価 格 を 乗 じ て求 め る 。
数量：標準使用量に運搬・貯蔵及び施工中の損失量を実情に即して
加 算 す る もの と す る 。
価格：実情に即した価格を採用する。ただし、充てん材は、運搬費
を 計 上 す る。
（ 2） 労 務 費
労 務 費 は 、工 事 の 施 工 に必 要 な 労 務 に 要 す る 費 用 とし 、そ の 算 定 は
所 要 人 員 に 労 務 賃 金 を 乗 じ て 求 め るも の と す る 。
所 要 人 員：実 績 に 基 づ い た「 標 準 積 算 資 料 」によ る ほ か 、
「農林水産
省土地改良工事積算基準」や「国土交通省土木工事積算
基 準 」 に より 、 算 定 す る 。
労務賃金：直接作業に従事した労務者に支払われる賃金であり、別
-3-
に定められる「公共工事設計労務単価」より、トンネル
内 工 事 の 特殊 性 を 考 慮 し 、実 情 に 即 し た 賃 金 を 採 用す る 。
（ 3） 機 械経 費
機 械 経 費 は 、工 事 の 施 工に 必 要 な 機 械 の 使 用 に 要 する 費 用 で 、そ の
算 定 は「 標 準 積 算 資 料 」に よ る ほ か 、実 績 又 は「 農 林 水 産 省 土 地 改 良
事 業 等 請 負工 事 機 械 経 費 算 定 基 準 」に よ り 算 定 す る。
（ 4） そ の他
水 道 ・ 光 熱電 気 料 、 産 業 廃 棄 物 処 理費 用 な ど
※ 「 土 地 改良 工 事 積 算 基 準(土 木 工 事)平 成 ２ ０ 年 度」 よ り
-4-
2－ 4
間接工事費の積算
間 接 工 事 費 は 共 通 仮 設 費 と 現 場 管 理 費 の 合 計 と し 、「 土 地 改 良 工 事 積 算 基 準
(土 木 工 事)」 に 準 じ て 所 定 の 率 に より 算 出 し ま す 。
2－ 5
職種とその作業内容
労務費は、工事全体を管理する指揮者と工事に従事する作業員の費用とし、
フ ロ ー リ ング 工 法 と 、 管 き ょ ・ ト ンネ ル 内 工 事 の 特殊 性 を 考 慮 し ま す 。
代 価 内 訳 明細 書 に 記 載 さ れ る 職 種 とそ の 作 業 内 容 を 表 － 2－ 2 に 示 し ま す 。
表 －2－ 2
職
職種別作業内容
種
作
業
内
容
<ﾄﾝﾈﾙ世 話 役 >
トンネル等の坑内における作業において相当程度の技術を有し、指導業務を
製管技師
主に行う。
【作業内容】
製管・裏込充てん等の統括及び指導
<ﾄﾝﾈﾙ特 殊 工 >
トンネル等の坑内における作業について相当程度の技能及び高度の肉体的条
件を有し、坑内における主として以下の作業を主体的に行うものとする。
製管特殊作業員
【作業内容】
鋼製リングの組立
かん合部材・表面部材の組立
充てん管設置・撤去、穿孔作業
発動発電機・クレーン車・充てん装置・換気装置の運転。
<ﾄﾝﾈﾙ作 業 員 >
トンネル等の坑内における作業について相当程度の技能及び高度の肉体的条
件を有し、坑内における主として以下の作業を行うものとする。
【作業内容】
管内調査手伝い
製管作業員
鋼製リング・かん合部材・表面部材の搬入
本管口の処理
充てん設備の配管
充てん材の投入
穿孔作業の助手
機資材の運搬・積込
場内清掃・片付け
-5-
職
種
作
業
内
容
<測 量 技 師 >
測量士で、管内測量調査の計画、実施を担当するものまた、測量助手、普通
管路調査技師
作業員を指揮、指導して測量調査を実施するもの
【作業内容】
管内測量調査の総合指揮
異常箇所の発見・記録
<測 量 助 手 >
測量技師の指揮指導のもとに調査測量における難易度の高い補助業務を担当
管路調査助手
するもの
【作業内容】
調査手伝い・写真撮影
管路調査作業員
<普 通 作 業 員 >
調査手伝い、現場の準備、片付け
土 木 工 事 及 び 重 機 械 の運 転 または操 作 に ついて 相 当 程 度 の技 術 を 有 し、もっぱら
指 導 的 な 業 務 を 行 うも の。
土 木 一 般 世 話 役 【作 業 内 容 】
製管・裏 込 充てん時の統 括 及び専 門 的 作 業 。
管内 清 掃 作 業 の総 合 指 揮 。
木 工 事 に つ いて 相 当 程 度 の 技 能 を 有 し 、 主 として 次 に 掲 げ る 作 業 に ついて 主 体 的 業
務 を 行 うも の
型枠工
a. 木 製 型 わ く （ メ タ ル フ ォー ム を 含 む 。 ） の 製 作 、 組 立 、 取 付 け け 、 解 体 等 （ 坑 内
作 業 を 除 く 。）
【作 業 内 容 】
管口 端 部 妻 型 枠 の設 置・撤 去
相 当 程 度 の 技 能 及 び 高 度 の 肉 体 的 条 件 を 有 し、 主 とし て 次 ぎ に掲 げ る 作 業 に ついて
主 体 的 業 務 を 行 うも の
① 軽 機 械 （ 道 路 交 通 法 第 84 条 に 規 定 す る 運 転 免 許 な ら び に 労 働 安 全 衛 生 法 第
61 条 第 1 項 に 規 定 す る 免 許 、 資 格 及 び 技 能 講 習 の 終 了 を 必 要 とせず 、 運 転 及 び 操
作 に 比 較 的 熟 練 を 要 しな いも の）
②相 当 程 度 の技 能 および高 度 の肉 体 的 条 件 を有 し、各 作 業 について必 要 とされる
特殊作業員
主 体 的 業 務 を 行 うも の。
【作 業 内 容 】
鋼 製 リ ングの組 立
かん 合 部 材 ・ 表 面 部 材 の 組 立
充てん管 設 置 ・撤 去 、穿 孔 作 業
発 動 発 電 機 ・ク レ ー ン車 ・ 充 て ん 装 置 ・ 換 気 装 置 の 運 転 。
管内清掃作業
-6-
職
種
作
業
内
容
普 通 の 技 能 および 肉 体 的 条 件 を 有 し 、 各 作 業 につ いて 補 助 的 な 業 務 を 行 うも の
【作 業 内 容 】
管内調査手伝い
鋼 製 リ ング・かん 合 部 材 ・ 表 面 部 材 の 搬 入
普通作業員
本管 口 の処 理
充てん設 備 の配 管
充てん材 の投 入
穿孔 作 業 の助 手
機資 材 の運 搬・積 込
場内 清 掃・片 付 け
重 機 械 （ 道 路 交 通 法 第 84 条 に 規 定 す る 運 転 免 許 な らび に労 働 安 全 衛 生 法 第 61
条 第 1 項 に 規 定 す る 免 許 、 資 格 及 び 技 能 講 習 の 終 了 を 必 要 とし、 運 転 及 び 操 作 に
特殊運転手
熟 練 を 要 す るも の）
【作 業 内 容 】
高圧 洗 浄 車・強 力 吸 引 車 の運 転 操 作
道 路 交 通 法 第 84 条 に 規 定 す る 運 転 免 許 （ 大 型 免 許 、普 通 免 許 等 ）を 有 し、 主 とし
一般運転手
て 機 械 を 運 転 または 操 作 に ついて 主 体 的 業 務 を 行 うも の
【作 業 内 容 】
給水 車 の運 転
配 管 工 事 について 相 当 程 度 の 技 能 を 有 し、 建 物 な ら び に屋 外 における 給 排 水 、 冷 暖
房 、給 気 、給 湯 、換 気 等 の設 備 工 事 に 関 する、主 として次 に掲 げる 作 業 について主
体 的 業 務 を 行 うも の
配管工
a. 配 管 な らび に管 の 撤 去
b. 金 属 ・ 非 金 属 製 品 （ 管 等 ） の 加 工 および 装 着
【作 業 内 容 】
充てん材 輸 送 管 の設 置 ・撤 去
電 気 工 事 につ いて 相 当 程 度 の 技 能 および 必 要 な 資 格 を 有 し、 建 物 な ら び に 屋 外 にお
ける、受 電 設 備 、変 電 設 備 、配 電 線 路 、電 力 設 備 、発 電 設 備 、通 信 設 備 等 の工 事
に関 す る、 主 として 次 に 掲 げ る作 業 につ いて 主 体 的 業 務 を 行 うも の
a. 配 線 器 具 ,照 明 器 具 , 発 電 機 , 通 信 機 器 , 盤 類 等 の 取 付 けけ, 据 付 けまたは 撤 去
b. 電 線 、 電 線 管 等 の 取 付 け け 、 据 付 け ま た は 撤 去 「 必 要 な 資 格 を 有 し 」 と は 、 電 気
工 事 士 法 第 ３ 条 に 規 定 す る 以 下 の ４ つの 資 格 の い ず れ か の 免 状 ま た は 認 定 証 の
電 工
交 付 を 受 けて いるこ とを いう。
① 第１ 種電気工事士
② 第２ 種電気工事士
③ 認定電気工事従事者
④ 特殊電気工事資格者
【作 業 内 容 】
中 継 ポンプ の 設 置 ・ 撤 去
-7-
3．工種と 構成
3－ 1
標準施工フロー
パ ル テ ム ・フ ロ ー リ ン グ 工 法 の 標 準施 工 フ ロ ー を 図 － 3－1 に 示 し ま す 。
準
備
工
現 場 状況 調 査
(必要 に 応 じ て )
管きょ内清掃工
管きょ内調査工
(必 要 に 応 じ て)
ｳｨｰﾌﾟﾎｰﾙ仮 配 管
( ｳｨｰﾌﾟﾎｰﾙの 処 理 工 )
水替工
足場工
損 傷箇 所 、障 害 物 有 無 の 確 認
管 きょ 内 形 状 調 査
施 工 前 処 理 工
障 害 物 除去
目 地 止 水処 理
製
鋼 製リ ン グ 組 立
勾配 調 整 (必 要 に 応 じ て )
かん 合 部 材 ・ 表 面 部 材 組 付
管
工
裏 込 充 て ん 工
(必 要 に 応 じ て)
ｳｨｰﾌﾟﾎｰﾙ仕 上 げ 工
壁 面洗 浄 工
強力 吸 引 車 清 掃 な ど
褄 部処 理
注入 口 取 付 け
裏 込充 て ん
管 口 仕 上 げ 工
本 管口 仕 上 げ
施工後管きょ内調査工
管きょ内調査
片
図 － 3－ 1
付
工
標準施工フロー
-8-
3－ 2
直接工事費の工種内訳
直 接 工 事 費 の 工 種 内 訳 を図 － 3－ 2 に示 し ま す 。
材料費
Ａ－１代価
製管工
Ａ－２代価
鋼 製 リ ン グ 組 立工
Ｂ－１代価
かん合部材・表面部材組付工
Ｂ－２代価
裏込充てん工
Ａ－３代価
充てん設備工
Ｂ－３代価
充てん工
Ｂ－４代価
施 工 前 処 理工(必 要 に 応 じ て 計 上)
管口仕上げ工
Ａ－４代価
取 付 け 管 口仕 上 げ 工 (必 要 に 応 じ て 計上)
Ａ－５代価
管 き ょ 内 洗浄 工 又 は 壁 面 洗 浄 工
Ａ－６代価
管 き ょ 内 調査 工
Ａ－７代価
水 替 工 、 足場 工(必 要 に 応 じ て 計 上)
図 －3－ 2
直接工事費の工種内訳
-9-
3－ 3
標準使用機械設備
標 準 使 用 機械 設 備 を表 － 3－ 1 に 示 しま す 。
表 －3－ 1
工種
標準機械設備一覧
機械名
規格
燃料消費率
4t 積 2.9t 吊
0.050
132kW
L/kW-h
発動発電機
15kVA
0.170
(超 低 騒 音 型 排 出 ガ ス 対 策 型 )
14kW
L/kW-h
4t 積 2.9t 吊
0.050
132kW
L/kW-h
発動発電機
15kVA
0.170
(超 低 騒 音 型 排 出 ガ ス 対 策 型 )
14kW
L/kW-h
3.8t
0.040
118kW
L/kW-h
4.4～ 4.5m 3
0.059
213kW
L/kW-h
クレーン付きトラック
製管工
クレーン付きトラック
給水車
裏込充てん工
トラックミキサー
30～ 50 ㍑ /min
充てんポンプ
4.0kW
60 ㍑ /min
流量・圧力記録計
管口仕上げ工
ｳｨｰﾌﾟﾎｰﾙ仕 上 げ 工
壁面洗浄工
200V 3 相
台数
1
1
1
1
1
1
1
1
2.9Mpa (30kg/cm 2 )
発動発電機
15kVA
0.170
(超 低 騒 音 型 排 出 ガ ス 対 策 型 )
14kW
L/kW-h
発動発電機
15kVA
0.170
(超 低 騒 音 型 排 出 ガ ス 対 策 型 )
14kW
L/kW-h
高圧洗浄機
4.9Mpa
0.900
（モーター 駆動）
3.7kw
L/kW-h
1
1
1
※ そ の 他 ： 水 中 ポ ン プ （ サ ン ド ポ ン プ ）， 換 気 設 備 ， 高 圧 洗 浄 機 な ど
別途検討の上、仕様に合わせた計上をお願いいたします。
- 10 -
4．円形標 準積 算
4－ 1
材 料 費 (Ａ － １ 代 価 )
製 管 及 び裏 込 充 て ん で 使 用 す る 材料 を 計 上 し ま す。材 料 費 代 価 表 を表 － 4－1
に示します。
表 － 4－ 1 Ａ － １ 材 料 費 (1m 当 た り)
種別
単位
数量
適用
鋼製リング
m
当 該 延 長 ※1
かん合部材
m
※2
表面部材
m
※2
接 合 部 材 (かん 合 部 材 用)
個
※3
接 合 部 材(表面 部 材 用 )
個
※3
3
充 て ん 材 （ﾌﾛｰﾘﾝｸﾞﾓﾙﾀﾙ）
m
※4
計
1m 当 た り
計 ÷当 該 延長
※1 鋼 製 リン グ は 当 該 延 長 (m)を 計上 し ま す 。尚 、標 準 使 用 量(組)は 次 式 で
算出します。
鋼 製 リ ン グ 標 準 使 用 量 (組)＝ 当 該 延 長 (m)
÷鋼 製 リ ン グ 標 準 間 隔 0.25(m)＋ｽﾊﾟﾝ端 部 1(組 )
※ 2 か ん 合部 材 ・ 表 面 部 材 標 準 使 用量 は 次 式 で 算出 し ま す 。
各 部 材 標 準 使 用 量 (m)＝ 各 部 材 1 周 当 た り 使 用 枚 数 (枚)×当 該 延 長 (m)
※ 3 か ん 合・ 表 面 接 合 部 材 標 準 使 用量 は 次 式 で 算出 し ま す 。
各 部 材 標 準 使 用 量 (個 )＝ 各 部 材 1 周 当 た り 使 用 個 数 (個)
×(当 該 延 長 5.0 切 り 上 げ (m)÷か ん 合 ・ 表 面 部 材 定 尺 5.0(m)－1)
か ん 合 部 材 ・ 表 面 部 材 1 周 当 た り 使用 枚 数 は 次 式 で 算 出 し ま す 。
各 部 材 1 周 当 た り 使 用 枚 数 (枚)＝ 標 準 仕 上 げ 内 周 長 (mm)÷
61mm(表 面 部 材 1 枚 当 た り 幅 )
※ 4 標 準 仕上 げ 径 で の 裏 込 充 て ん 材使 用 量 を表 － 4－4 に 示 し ま す 。
そ の 他 の 口径 に つ い て は 次 式 で 算 出し ま す 。
Ｑ ＝ (Ａ － Ｂ － Ｐ )×Ｌ ×1.06(割 増 率 )
Ｑ ： 標 準 使 用 量 (m 3 )
Ａ ： 既 設 管 口 径 断 面 積 (m 2 )
Ｂ ： 標 準 仕 上 げ 径 断 面 積 (m 2 )
Ｐ ： か ん 合 ・ 表 面 部 材 断 面 積 (m 2 )
か ん 合 部 材 2.470467(×10 - 4 m 2 )
表面部材
4.493371(×10 - 4 m 2 )
Ｌ ： 当 該 延 長 (m)
但 し 、 既 設管 の 劣 化 状 況 が 激 し い 場合 は 割 増 率 を 増加 し ま す 。
- 11 -
（ 1） 鋼 製 リン グ
鋼 製 リ ン グ は 図 － 4－ 1 に 示 す よ う に 、 か ん 合 部 材 と か ん 合 で き る よ う に 多
数 の 溝 を 有 し た 鋼 製 (SS400)の リ ン グ で す 。 鋼 製 リ ン グ １ 枚 は 人 孔 か ら 搬 入 で
き る サ イ ズ に 分 割 さ れ て い て ボ ル ト 結 合 に よ り 円 周方 向 に 組 み 立 て ま す 。管 軸
方 向 に は 標準 で 250mm の 間 隔 に 組 み立 て ま す 。鋼 製リ ン グ 標 準 寸 法 を表 － 4－2
に示します。
図 －4－ 1
表 － 4－ 2
既設管口径
(mm)
800
900
1000
1100
1200
1350
1500
1650
1800
2000
2200
2400
2600
2800
3000
鋼製リング形状図
鋼製リング標準寸法
標準仕上げ
鋼製リング
鋼製リング
径
標準幅Ｗ１
標準厚みＴ１
(mm)
(mm)
(mm)
726
816
910
1000
1100
1250
1400
1500
1650
1850
2030
2230
2420
2620
2810
9
11
13
15
15
15
15
40
40
40
45
45
50
50
55
6
6
6
6
6
6
6
6
6
6
6
6
6
6
6
- 12 -
鋼製リング
標準使用量
各口径専用鋼
製リング
100m 当 た り
401 周 使 用
（ 2） か ん 合部 材 ・ 表 面 部 材
表 面 部 材 は 図 － 4－ 2 に 示 す 断 面 形 状 の ポ リ エ チ レ ン 製 部 材 で あ り 、 管 軸 方
向 に 配 列 する こ と に よ り 管 を 構 成 しま す 。裏 面 の 両 端 は 、か ん合 部 材 と の か ん
合 、お よ び 充 て ん 材 との 結 合 を 確 実 に す る た め に フッ ク 状 の 構 造 と な っ て い ま
す 。こ の フ ッ ク と か ん 合 部 材 を は め 込 む こ と に よ り表 面 部 材 を 配 列 し ま す 。表
面 部 材 は 口径 に 関 わ ら ず 同 一 部 材 とし 、 標 準 長 さ(定尺 )を 5.0m と し ま す 。
か ん 合 部 材 は 図 － 4－3 に 示 す 断 面 形 状 の ポ リ エ チ レ ン 製 部 材 で あ り 、 表 面
部 材 の フ ック に よ っ て 確 実 に か ん 合さ れ ま す。ま た 、か ん 合 部 材 は 同 断 面 の溝
を 有 す る 鋼製 リ ン グ と 、か ん 合 さ れ る こ と に よ り 、強 固 な 管 体 が製 管 さ れ ま す 。
か ん 合 部 材 は 口 径 に 関 わ ら ず 同 一 部材 と し 、標 準 長 さ(定 尺)を 5.0m と し ま す 。
か ん 合 部 材 ・ 表 面 部 材 標 準 使 用 量 を表 － 4－ 3 に 示 し ま す 。
36.5
4
18
18.5
61
図 －4－ 2
表 － 4－ 3
表面部材断面図
図 － 4－ 3
かん合部材断面図
か ん 合 部 材 ・ 表 面 部 材 標 準 断 面 の 使 用 量 (100m 当 た り )
既設管口径
標準仕上げ
かん合部材
表面部材
径
部材
接合部材
部材
接合部材
(mm)
(m)
(個 )
(m)
(個 )
800
726
3700
703
3700
703
900
816
4200
798
4200
798
1000
910
4700
893
4700
893
1100
1000
5200
988
5200
988
1200
1100
5700
1083
5700
1083
1350
1250
6500
1235
6500
1235
1500
1400
7200
1368
7200
1368
1650
1500
7800
1482
7800
1482
1800
1650
8500
1615
8500
1615
2000
1850
9600
1824
9600
1824
2200
2030
10400
1976
10400
1976
2400
2230
11500
2185
11500
2185
2600
2420
12400
2356
12400
2356
2800
2620
13500
2565
13500
2565
3000
2810
14400
2736
14400
2736
(mm)
- 13 -
（ 3） 充 て ん材 （ ﾌﾛｰﾘﾝｸﾞﾓﾙﾀﾙ）
本 工 法 で 使用 す る 充 て ん 材 は 、高 炉セ メ ン ト Ｂ 種 をベ ー ス に 1.2mm 以 下 の 石
灰 石 砂 、収縮 低 減 剤 、減 水 剤 、消 泡剤 、増 粘 剤 な どを 配 合 し た 高 流 動 グ ラ ウ ト
材 で す 。ま た 、専 用 工 場 で 製 造 し ミキ サ ー 車 で 配 送 する こ と を 標 準 と し て お り 、
充 分 な 品 質管 理 が お こ な わ れ 、現 場練 り に 伴 う 環 境問 題 が 発 生 し ま せ ん 。充て
ん 材 （ ﾌﾛｰﾘﾝｸﾞﾓﾙﾀﾙ） 標 準 使 用 量 を 表 － 4－ 4 に 示 し ま す 。
充 て ん 材 の搬 送 時 間 は 、 ５ ～ ６ 時 間以 内 と し ま す 。
表 －4－ 4
充 て ん 材 （ ﾌﾛｰﾘﾝｸﾞﾓﾙﾀﾙ） 標 準 断 面 の 使 用 量 (100m 当 た り )
かん合部材
既設管口径
(mm)
標準仕上げ
表面部材
径
1 周当たり
(mm)
使用枚数
(枚 )
充てん材標
準
使用量
(m 3 )
800
726
37
6.93
900
816
42
9.24
1000
910
47
11.26
1100
1000
52
14.16
1200
1100
57
15.51
1350
1250
65
17.49
1500
1400
72
19.54
1650
1500
78
34.85
1800
1650
85
38.20
2000
1850
96
42.54
2200
2030
104
54.16
2400
2230
115
59.20
2600
2420
124
68.57
2800
2620
135
73.95
3000
2810
144
84.34
- 14 -
4－ 2
製 管 工 (Ａ － ２ 代 価 )
既 設 管 き ょ内 に 鋼 製 リ ン グ と か ん 合部 材・表 面 部 材 を 用 い て 製 管 す る 作 業 で
鋼 製 リ ン グ 組 立 工 及 び か ん 合 部 材・表 面 部 材 組 付 工を 計 上 し ま す 。製 管 工 代 価
表 を 表 － 4－ 5 に 示 し ま す 。
表 － 4－ 5 Ａ － ２ 製 管 工 (1m 当 た り)
種別
単位
数量
適用
鋼製リング組立工
m
当該延長 Ｂ－１代価
か ん 合 部 材・表 面部 材 組 付 工
m
当該延長 Ｂ－２代価
計
1m 当 た り
計 ÷当 該 延長
（ 1） 鋼 製 リン グ 組 立 工 (Ｂ － １ 代 価)
1） 鋼 製 リ ング 組 立 工 標 準 時 間
鋼 製 リ ン グ組 立 工 標 準 時 間 を 表 － 4－6 に 示 し ま す 。
表 －4－ 6
鋼 製 リ ン グ 組 立 工 標 準 時 間 (100m 当 た り)
既設管口径
標準組立時間
(mm)
(hr)
800～ 1000
35.7
1100～ 1350
26.7
1500 以 上
17.8
2） 鋼 製 リ ング 組 立 工 人 員 編 成
鋼 製 リ ン グ 組 立 工 人 員 編 成 を表 － 4－7 に 示 し ま す 。
表 － 4－ 7
人員 編 成
既設管口径
800～1000(mm)
1100～ 2000(mm)
2200～ 3000(mm)
鋼 製 リ ン グ 組 立 工 人 員 編 成 (人)
職種
製管特殊
製管
特殊
製管技師
作業員
作業員
作業員
1.0
2.0
2.0
2.0
1.0
3.0
2.0
2.0
1.0
3.0
4.0
3.0
- 15 -
普通
作業員
1.0
1.0
2.0
3） 鋼 製 リ ング 組 立 工 代 価 表
鋼 製 リ ン グ 組 立 工 代 価 表 を 表 － 4－ 8 に示 し ま す 。
表 －4－ 8 Ｂ － １ 鋼 製 リ ン グ 組 立 工 (1m 当 た り)
種別
単位
数量
適用
製管技師
人
※1
製 管 特 殊 作業 員
人
※1
製管作業員
人
※1
特殊作業員
人
※1
普通作業員
人
※1
発 動 発 電 機運 転 費
日
※2
ｸﾚｰﾝ付 きﾄﾗｯｸ運 転 費
日
※3
諸雑費
式
1.0
労 務 の 4％ ※4
計
1m 当 た り
計÷100m ※ 5
※ 1 各 人 員数 量 は 次 式 で 算 出 し ま す 。
組 立 時 間は 、編 成 人 員 で の 必 要作 業 時 間 な の で 以下 の よ う に 算 出 し ま す
基 準 数 量 (日)＝ 表 －4－ 6 組 立 時 間(hr)
÷1 日 当 た り 標 準 作 業 時 間 8.0(hr)
※作業時間が、8 時間とならない 場合は追補を参照
人 員 数 量 (人)＝ 基 準 数 量(日 )×表 －4－ 7 人 員(人 )
※ 2 発動 発 電 機 運 転 費 は 次 式 で算 出 し ま す 。
発 動 発 電 機 運 転 費 (日)＝ 表 －4－ 6 組 立 時 間 (hr)
÷1 日 当 た り 標 準 作 業 時 間 8.0(hr)
※ 3 ｸﾚｰﾝ付 きﾄﾗｯｸ運 転 費 は 次 式 で 算出 し ま す 。
ｸﾚｰﾝ付 き ﾄﾗｯｸ運 転 費 (日 )＝ 表 － 4－ 6 組 立 時 間 (hr)
÷1 日 当 た り 標 準 作 業 時 間 8.0(hr)
※4 諸 雑 費 は 、 工 具 そ の 他 （ 消 耗 材 料 な ど ） の 費 用 と し 、 労 務 の 合 計 に
4%を 乗 じ ま す 。
※5 施 工 延長 が 、100m 未 満 の 場 合 は 、 当 該 延 長 当 た り で 算 出 す る 。
- 16 -
（ 2） か ん 合部 材 ・ 表 面 部 材 組 付 工 (Ｂ － ２ 代 価)
1） か ん 合 部材 ・ 表 面 部 材 組 付 工 標 準時 間
か ん 合 部 材・ 表 面 部 材 組 付 工 標 準 時間 を 表 － 4－ 9 に示 し ま す 。
表 － 4－ 9
か ん 合 部 材 ・ 表 面 部 材 組 付 工 標 準 時 間 (100m 当 た り )
既設管口径
(mm)
か ん 合 部 材・表 面 部 材
1 周当たり使用枚数
(枚 )
標準組付時間
(hr)
800
37
25.5
900
42
28.7
1000
47
32.0
1100
52
21.6
1200
57
23.8
1350
65
27.0
1500
72
30.3
1650
78
32.4
1800
85
35.7
2000
96
40.0
2200
104
43.3
2400
116
48.3
2600
124
51.7
2800
136
56.7
3000
144
60.0
2） か ん 合 部材 ・ 表 面 部 材 組 付 工 人 員編 成
か ん 合 部 材 ・ 表 面 部 材 組 付 工 人 員 編成 を 表 －4－ 10 に 示 しま す 。
表 －4－ 10
人員 編 成
既設管口径
800～1000(mm)
1100～ 2000(mm)
2200～ 3000(mm)
か ん 合 部 材 ・ 表 面 部 材 組 付 工 人 員 編 成 (人 )
職種
製管特殊
製管
特殊
普通
製管技師
作業員
作業員
作業員
作業員
1.0
2.0
2.0
2.0
1.0
1.0
3.0
2.0
2.0
1.0
1.0
3.0
4.0
3.0
2.0
3） か ん 合 ・ 表 面 部 材 組 付 工 代 価 表
か ん 合・ 表 面 部 材 組 付 工 代 価 表 を 表 － 4－ 11 に 示し ま す 。
- 17 -
表 －4－ 11 Ｂ － ２ か ん 合 ・ 表 面 部 材 組 付 工 (1m 当 た り )
種別
単位
数量
適用
製管技師
人
※1
製 管 特 殊 作業 員
人
※1
製管作業員
人
※1
特殊作業員
人
※1
普通作業員
人
※1
発 動 発 電 機運 転 費
日
※2
ｸﾚｰﾝ付 きﾄﾗｯｸ運 転 費
日
※3
諸雑費
式
1.0
労 務 の 4％ ※ 4
計
1m 当 た り
計÷100m ※ 5
※ 1 各 人 員数 量 は 次 式 で 算 出 し ま す 。
組 立 時 間は 、編 成 人 員 で の 必 要作 業 時 間 な の で 以下 の よ う に 算 出 し ま す
基 準 数 量 (日)＝ 表 －4－ 9 組 付 時 間(hr)
÷1 日 当 た り 標 準 作 業 時 間 8.0(hr)
※作業時間が、8 時間とならない 場合は追補を参照
人 員 数 量 (人)＝ 基 準 数 量(日 ) ×表 － 4－ 10 人 員 (人)
※ 2 発動 発 電 機 運 転 費 は 次 式 で算 出 し ま す 。
発 動 発 電 機 運 転 費 (日)＝ 表 －4－ 9 組 付 時 間 (hr)
÷1 日 当 た り 標 準 作 業 時 間 8.0(hr)
※ 3 ｸﾚｰﾝ付 きﾄﾗｯｸ運 転 費 は 次 式で 算 出 し ま す 。
ｸﾚｰﾝ付 き ﾄﾗｯｸ運 転 費 (日 )＝ 表 － 4－ 9 組 付 時 間 (hr)
÷1 日 当 た り 標 準 作 業 時 間 8.0(hr)
※4 諸 雑 費 は 、 工 具 そ の 他 （ 消 耗 材 料 な ど ） の 費 用 と し 、 労 務 の 合 計 に
4%を 乗 じ ま す 。
※5 施 工 延長 が 、100m 未 満 の 場 合 は 、 当 該 延 長 当 た り で 算 出 す る 。
4－ 3
裏 込 充 て ん 工 (Ａ － ３ 代 価 )
か ん 合・表 面 部 材 の組 付 完 了 後 、部 材 端 部 を 切 り 揃 え て 、速 硬 モ ル タ ル 等 を
使 用 し 端 部処 理 を 行 い ま す 。そ の 後、充 て ん ポ ン プ を 使 用 し て 部 材 と 既 設 管 と
の 間 に 充 てん 材 を 充 て ん し ま す 。ま た 、充 て ん は 数回 に 分 け て 行 い 、充 て ん 設
備 工 及 び 充て ん 工 を 計 上 し ま す 。本積 算 で は 、充 てん 材 圧 送 距 離 を 150ｍ 以 下
で 算 出 し てお り 、こ れ を 超 え る 場 合 は 、50 ペ ー ジ『6-9 長 距 離 の 施 工 補 』に
示 す と お りと し ま す 。 裏 込 充 て ん 工代 価 表 を表 － 4－12 に示 し ま す 。
表 －4－ 12
種別
充 て ん 設 備工
充てん工
計
1m 当 た り
Ａ － ３ 裏 込 充 て ん 工 (1m 当 た り )
単位
数量
適用
式
Ｂ－３代価
m
当該延長 Ｂ－４代価
計÷当 該 延長
- 18 -
（ 1） 充 て ん設 備 工 (Ｂ － ３ 代 価)
裏 込 充 て ん工 の 準 備 を 行 う 工 種 で 主た る 作 業 内 容 は 以 下 の と お り で す 。
・ 充 て ん 設備 の 設 置
・ 充 て ん 設備 の 撤 去
1） 充 て ん 設備 工 作 業 時 間
充 て ん 設 備工 作 業 時 間 を表 － 4－ 13 に 示 し ま す 。
表 － 4－ 13
充てん設備工作業時間
作業項目
作 業 時 間 (hr)
充てん設備の設置
8.0
充てん設備の撤去
8.0
合計
16.0
2） 充 て ん 設備 工 の 回 数
充 て ん 設 備工 は 1 連 続 施 工 当 た り 設置 、撤 去 で 各 1 回 必 要 な の で 合 計 2 回
計 上 を 標 準と し ま す 。
3） 充 て ん 設備 工 人 員 編 成
充 て ん 設 備工 人 員 編 成 を表 － 4－ 14 に 示 し ま す 。
表 －4－ 14
人員 編 成
既設管口径
800～3000(mm)
充 て ん 設 備 工 人 員 編 成 (人)
職種
製管特殊
製管
製管技師
世話役
作業員
作業員
1.0
1.0
2.0
2.0
4） 充 て ん 設備 工 代 価 表
充 て ん 設 備工 代 価 表 を表 － 4－ 15 に 示 し ま す 。
表 － 4－ 15 Ｂ － ３ 充 て ん 設 備 工 (1 回 当 た り)
種別
単位
数量
適用
製管技師
人
1.0
世話役
人
1.0
製 管 特 殊 作業 員
人
2.0
製管作業員
人
2.0
普通作業員
人
2.0
充 て ん 機 械損 料
日
1.0
発 動 発 電 機運 転 費
日
1.0
ｸﾚｰﾝ付 きﾄﾗｯｸ運 転 費
日
1.0
諸雑費
式
1.0
労 務 の 4％
計
- 19 -
普通
作業員
2.0
（ 2） 充 て ん工(Ｂ － ４ 代 価)
1） 充 て ん 工 の 回 数
充 て ん 日 数は 1 日 当 た り 標 準 充 て ん時 間 を 6 時 間 とし 、1 日当 た り 充 て ん
量 が 10.8m 3 を 越 え ない 範 囲 、 か つ 充 て ん 時 の 浮 力 及 び 圧 力に よ る 部 材 の 変
形 を 防 止 する た め 、1 回 当 た り の 充 て ん 高 さ が 縦 断高 低 差 を 含 め 500mm を 越
え な い 範 囲で 決 定 し ま す 。各 口 径 の 更 生 仕 上 げ 断 面を 基 準 と し た 標 準 充 て ん
高 さ を 表 － 4－ 16 に 示 し ま す 。充 て ん 工 の 回 数 は 充て ん 量 及 び 充 て ん 高 さ に
よ り 算 出 し 、日 数 の 多い 方 を 計 上 し ま す 。ア ン カ ー 固 定 の 併 用 に よ り 、充 て
ん 回 数 を 減じ る こ と も あ り ま す 。
充 て ん 日 数は 次 式 ①(充 て ん 量)及 び② (充 て ん 高 さ )に よ り 算 出 し 、日 数 の
多 い 方 を 計上 し ま す 。
① 充 て ん 日 数 (日)＝ 施 工 単 位 当 た り の 充 て ん 量(m 3 )
÷1 日 当 た り の 充 て ん 量 10.8(m 3 )
② 充 て ん 日 数 (日 )＝ 適 用 口 径 － （ 表 － 4－16 許 容 充 て ん 高 の 1 回 目 ＋
2 回 目 ） ÷1 日 当 た り の 充 て ん 高 さ 500(mm)
小数点以下は切り上げます。
表 －4－ 16
標準充てん高さ（参考：円形 標準口径の場合）
許容充てん高さ
既設管口径
(mm)
(mm)
1 回目
2 回目
3 回目以降
800
55
220
500
900
60
230
500
1000
60
240
500
1100
65
250
500
1200
65
250
500
1350
70
250
500
1500
70
250
500
1650
90
375
500
1800
95
375
500
2000
95
375
500
2200
100
400
500
2400
105
405
500
2600
110
425
500
2800
115
430
500
3000
120
450
500
※
底 版 更生 厚 さ に 加 算 す る 高 さ とし ま す 。
- 20 -
2） 充 て ん 工人 員 編 成
充 て ん 工 人員 編 成 を表 － 4－ 17 に 示 し ま す 。
表 － 4－ 17
人員 編 成
既設管口径
800～3000(mm)
充 て ん 工 人 員 編 成 (人)
職種
製管特殊
製管
製管技師
世話役
作業員
作業員
1.0
1.0
2.0
2.0
普通
作業員
2.0
3） 充 て ん 工代 価 表
充 て ん 工 代価 表 を表 － 4－ 18 に 示 し ま す 。
表 －4－ 18 Ｂ － ４ 充 て ん 工 (1m 当 た り )
種別
単位
数量
適用
製管技師
人
※1
世話役
人
※1
製 管 特 殊 作業 員
人
※1
製管作業員
人
※1
普通作業員
人
※1
充 て ん 機 械損 料
日
※2
ﾄﾗｯｸﾐｷｻｰ運転 費
台
※3
充 て ん 工 消耗 品 費
日
※4
発 動 発 電 機運 転 費
日
※5
内部注入口
個
※6
ブ レ ー ド ホー ス
m
※7
エ ア ー 抜 きパ イ プ
個
※8
諸雑費
式
1.0
労 務 の 4％ ※9
計
1m 当 た り
計÷100m
※ 10
※ 1 各 人 員数 量 は 次 式 で 算 出 し ま す 。
充 て ん 工 は、編 成 人 員 で の 必 要 作業 時 間 と な る の で 以 下 の 様 に 算 出 し ま す
基 準 数 量 (日)＝ 充 て ん 日 数 (日)×1 日 作 業 時 間 1.0(日)
人 員 数 量 (人)＝ 基 準 数 量(日 )×表 －4－ 17 人 員 (人))
充 て ん 日 数は 次 式 ① (充 て ん 量)及 び② (充 て ん 高 さ)に よ り 算 出 し 、日 数
の 多 い 方 を計 上 し ま す 。
① 充 て ん 日 数 (日)＝ 施 工 単 位 当 た り の 充 て ん 量(m 3 )
÷1 日 当 た り の 充 て ん 量 10.8(m 3 )
② 充 て ん 日 数 (日 )＝ 適 用 口 径 － （ 表 － 4－16 許 容 充 て ん 高 の 1 回 目 ＋
2 回 目 ） ÷1 日 当 た り の 充 て ん 高 さ 500(mm)
※ 2 充 て ん機 械 損 料 は 次 式 で 算 出 しま す 。
充 て ん 機 械 損 料 (日 )＝ 充 て ん 日 数 (日)
- 21 -
※ 3 ト ラ ック ミ キ サ ー 運 転 費 は 次 式 で 算 出 し ま す 。
ト ラ ッ ク ミ キ サ ー 運 転 費 (台 )＝ 裏 込 充 て ん 材 使 用 量 (m 3 )
÷1 台 当 た り 運 搬 量 4.0(m 3 )
但 し 、ト ラ ッ ク ミ キ サ ー 台 数 を充 て ん 日 数 が 越 え る 場 合 は 充 て ん 日 数 を
台 数 と し ます 。
※ 4 充 て ん 工 消 耗 品 費 は 次 式 で算 出 し ま す 。
充 て ん 工 消 耗 品 費 (日)＝ 充 て ん 日 数(日 )
※ 5 発 動 発電 機 運 転 費 は 次 式 で 算 出 し ま す 。
発 動 発 電 機 運 転 費 (日)＝ 充 て ん 日 数 (日)
※ 6 内 部 注入 口 は 次 式 で 算 出 し ま す 。
内 部 注 入 口 (個 )＝ 延 長 100(m)÷注 入 口 標 準 取 付 け 間 隔 10.0(m)
×充 て ん 日 数 (日 )×2(個 )
小数点以下は切り上げます。
但 し 、注 入 口 取 付 け 間 隔 は 標 準 と し 、鋼 製 リ ン グ 間隔 等 の 施 工 条 件 に よ
り 変 わ る 場合 が あ り ま す 。
※ 7 ブ レ ード ホ ー ス は 次 式 で 算 出 しま す 。
ブ レ ー ド ホ ー ス (m)＝ 内 部 注 入 口 (個)×1 箇 所 当 た り 使 用 長 さ 0.75(m)
※8
エ ア ー 抜 き パ イ プ は 標 準 で 1.0 個 計 上 し ま すが 、 既 設 管 の 勾 配 状 況
に よ っ て は 複 数 個 計 上 す る 場 合 が あり ま す 。
※9 諸雑費は、工具その他（消耗材料 など）の費用とし、労務の合計に
4%を 乗 じ ま す 。
※ 10 施 工 延長 が 、100m 未 満 の 場 合 は、 当 該 延 長 当 た り で 算 出 す る 。
- 22 -
4－ 4
管 口 仕 上 げ 工 (Ａ － ４ 代 価 )
裏 込 充 て ん工 完 了 後 に 、管 口 仕 上 げ材 を 使 用 し て 更生 本 管 口(上 下 流 )の 仕 上
げ を 行 い ます 。
（ 1） 管 口 仕上 げ 材
本 工 法 で 使用 す る 管 口 仕 上 げ 材 は 、標 準 で 速 硬 モ ルタ ル を 使 用 し ま す 。
管 口 仕 上 げ 工 詳 細 図 を 図 － 4 － 4 に 、 管 口 仕 上 げ 材 標 準 使 用 量 を 表 － 4－ 19
に示します。
管 口 仕 上 げ材(テ ー パ ー 状 5cm)
既設管
更生部
更生厚
50
管口処理工
図 － 4－ 4
管口仕上げ工詳細図
※ 管 口 仕 上げ 工 は 、標 準 的 に 5cm 長 と し て い ま す 。す り 付 けに つ い て は 、別 途
検 討 を お 願い し ま す 。
- 23 -
表 －4－ 19
管 口 仕 上 げ 材 標 準 使 用 量 (2 箇 所 当 た り )
（参考：円形標準口径の場合）
既設管口径
(mm)
標準仕上げ
径
(mm)
管口仕上げ
材
標準使用量
(kg)
800
726
7.31
900
816
9.33
1000
910
11.13
1100
1000
13.59
1200
1100
14.89
1350
1250
16.83
1500
1400
18.77
1650
1500
30.59
1800
1650
33.50
2000
1850
37.39
2200
2030
46.55
2400
2230
50.95
2600
2420
58.50
2800
2620
63.16
3000
2810
71.46
管 口 仕 上 げ材 使 用 量 は 次 式 で 算 出 しま す 。
Ｑ ＝ (Ａ － Ｂ )×Ｔ ÷2(テ ー パ ー)×2(箇 所 )×γ ×1.05(割 増 率 )
Ｑ ： 標 準 使 用 量 (kg)
Ａ ： 既 設 管 径 断 面 積 (m 2 )
Ｂ ： 仕 上 げ 径 断 面 積 (m 2 )
Ｔ ： 仕 上 げ 厚 さ 0.05(m)
γ ： 速 硬 モ ル タ ル 単 位 重 量 （ 参 考 1570kg/m3 当 た り ）
（ 2） 管 口 仕上 げ 工 作 業 時 間
管 口 仕 上 げ工 作 業 時 間 は 既 設 管 口 径に 関 係 な く 1 日 当 た り 作 業 時 間 8 時 間 を
標 準 と し 、1 箇 所 当 た り 4 時 間 を計 上 し ま す 。ただ し 、口 径 3000 以 上 は 、1 箇
所当たり 8 時間を計上します。
- 24 -
（ 3） 管 口 仕上 げ 工 人 員 編 成
管 口 仕 上 げ工 人 員 編 成 を表 － 4－ 20 に 示 し ま す 。
表 －4－ 20 管 口 仕 上 げ 工 標 準 人 員 編 成 (2 箇 所 当 た り )
人員 編 成
職種
製管
普通
製管技師
既設管口径
作業員
作業員
800～ 1000(mm)
1.0
2.0
1.0
1100～2000(mm)
1.0
3.0
1.0
2200～3000(mm)
1.0
4.0
1.0
3000(mm)以上 ※
2.0
4.0
2.0
※人員編成・作業数量は、施工条件により 変わることもあります。
（ 4） 管 口 仕上 げ 工 代 価 表
管 口 仕 上げ 工 代 価 表 を表 － 4－ 21 に 示 し ま す 。
※1
※2
4－ 5
表 －4－ 21 Ａ － ４ 管 口 仕 上 げ 工 (1 箇 所 当 た り)
種別
単位
数量
適用
製管技師
人
※1
製管作業員
人
※1
普通作業員
人
※1
速 硬 モ ル タル
kg
表 － 4－ 19
諸雑費
式
1.0
労 務 の 4％
※2
計
1 箇 所 当 たり
計÷2 箇 所
各 人 員数 量 は 表 － 4－ 20 に 示 し ま す 。
諸雑費は、工具その他（消耗材料など）の費用とし、労務の合計に
4%を 乗 じ ます 。
取 付 け 管 口 仕 上 げ 工 (Ａ － ５ 代 価 )
取 付 け 管 、ウ ィ ー プ ホ ー ル お よ び 空気 抜 き 管 口 仕 上げ 工 は 、事 前 に ウ ィ ー プ
ホ ー ル お よび 空 気 抜 き 管 に 塩 ビ 管 等で 仮 配 管 を 接 続し ま す 。そ の 後 充 て ん 材 の
硬 化 後 に 仮配 管 突 き 出 し 部 の 切 断 、又 は 仮 配 管 の 撤去 を 行 い 、仕 上 げ 材 を 使 用
し て ウ ィ ープ ホ ー ル お よ び 空 気 抜 き管 を 仕 上 げ ま す。
（ 1） 取 付 け 管 、 ウ ィ ー プ ホ ー ル お よび 空 気 抜 き 管仕 上 げ 材
本 工 法 で 使用 す る 仕 上 げ 材 は 標 準 で速 硬 モ ル タ ル を 使 用 し ま す が 、1 箇 所 当
た り で 使 用す る 量 が 微 量 の た め 代 価に は 諸 雑 費 計 上し ま す 。
（ 2） 取 付 け 管 、 ウ ィ ー プ ホ ー ル お よび 空 気 抜 き 管口 仕 上 げ 工 作 業 時 間
ウィープホールおよび空気抜き管口仕上げ工の作業時間は事前の仮配管設
置 を 含 み 、口 径 に よ る 1 日 当 た り の 標 準 作 業 量 を表 － 4－22 に 示 し ま す 。
- 25 -
表 －4－ 22
取付け管口仕上げ工標準作業量
口 径
作業量
φ200 以 下
３箇所／日
取 付 け 管 流入 管
φ200～500
２箇所／日
φ500 以 上
１箇所／日
（ 3） 取 付 け 管 、 ウ ィ ー プ ホ ー ル お よび 空 気 抜 き 管口 仕 上 げ 工 人 員 編 成
人 員 編 成 を表 － 4－23 に 示 し ま す 。
表 －4－ 23 取 付 け 管 口 仕 上 げ 工 人 員 編 成
人員 編 成
職種
製管特殊
製管
製管技師
既設管口径
作業員
作業員
800～ 3000(mm)
1.0
1.0
2.0
普通
作業員
2.0
（ 4） 取 付 け 管 、 ウ ィ ー プ ホ ー ル お よび 空 気 抜 き 管口 仕 上 げ 工 代 価 表
ウ ィ ー プ ホ ー ル お よ び 空 気 抜 き 管 口 仕 上 げ 工 の 代 価 表 を 表 － 4－ 24 に 示 し
ます。
※1
※2
表 －4－ 24 Ａ － ５ 取 付 け 管 口 仕 上 げ 工 (1 箇 所 当 た り )
種別
単位
数量
適用
製管技師
人
1.0
製 管 特 殊 作業 員
人
1.0
製管作業員
人
2.0
普通作業員
人
2.0
発 動 発 電 機運 転 費
日
1.0
諸雑費
式
1.0
労 務 の 4％ ※ 2
計
計 ÷1 日 施 工 箇 所 数 ※ 1
1 箇 所 当 たり
1 日 当 た り の 標 準 作 業 量 を 表 －4－22 に 示 し ます 。
諸雑費は、工具その他（消耗材料など）の費用とし、労務の合計に
4%を 乗 じ ます 。
- 26 -
4－ 6
その他の直接工事費
（ 1） 管 き ょ内 清 掃 工(Ａ － ６ 代 価)
高圧洗浄車の高圧水によって管きょ内に堆積している土砂等を洗い流し管
き ょ 内 調 査 工 が で き る 程 度 に 清 掃 し ま す 。 た だ し 、 口 径 φ 1500 超 、 又 は 施 工
箇 所 が 搬 入口 か ら の 距 離 が 100m を 超え る 場 合 は 、壁 面 洗 浄 工 を 計 上 し ま す 。
管 き ょ 内 清掃 工 の 代 価 表 を表 － 4－ 25 に 示 し ま す 。ま た 、壁 面 洗 浄 工の 代 価 表
を 表 － 4－ 26 に 、 人 員 編 成 を表 － 4－ 27 に 示 し ま す。
表 －4－ 25
※1
Ａ－６
管 き ょ 内 清 掃 工 (1ｍ 当 た り )
種別
単位
数量
強 力 吸 引 車運 転 費
日
1.00
高 圧 洗 浄 車運 転 費
日
1.00
給 水 車 運 転費
日
1.00
3
洗浄水
m
9.00
計
1m 当たり
標 準 作業 量 を 表 － 4－ 26 に 示 し ま す 。
表 － 4－ 26
Ａ－６
口径
800
900
1000
1100
1200
1350
1500
1650
1800
2000
2200
2400
2600
2800
3000
摘要
必 要 に応 じて
計÷日 進 量 ※1
管 き ょ 内 清 掃 工 標 準 １ 日 作 業 量 (ｍ )＜ 参 考 ＞
堆積土砂深
5% 以 下
10%
15%
20%
532
420
341
281
237
187
182
150
126
102
84
71
60
52
45
191
151
122
101
85
67
65
54
45
37
30
25
22
19
16
- 27 -
106
84
68
56
47
37
36
30
25
20
17
14
12
10
9
70
55
45
37
31
25
24
20
17
13
11
9
8
7
6
表 －4－ 27 Ａ － ６ 壁 面 洗 浄 工 (1ｍ 2 当 た り)
種別
単位
数量
摘要
特殊作業員
人
※1
普通作業員
人
※1
ハ イ ワ ッ シャ ー
台
※1
諸雑費
式
1.0
労 務 の 2％
計
1ｍ2 当 た り
計÷作 業 量 ｍ2 ※ 2
※ 1 人 員 編 成 は 表 － 4－ 28。 諸 雑 費 は 、 工 具 そ の 他 （ 消 耗 材 料 な ど ） の
費 用 と し 、労 務 の 合 計 に 2%を 乗 じ ま す 。
※2 標 準 作 業量 を表 － 4－29 に 示 し ま す 。
表 － 4－ 28
人員編成
壁 面 洗 浄 工 人 員 編 成 (1 日 当 た り)
職種
特殊
普通
ハイワッ
作業員
作業員
シャー
1.0
1.0
0.75
表 －4－ 29
壁 面 洗 浄 工 標 準 作 業 量 (1 日 当 た り)
口 径 (mm)
標 準 作 業 量(m 2 )
3000(mm)未満
100
3000(mm)以上
75
（ 2） 管 き ょ内 調 査 工(Ａ － ７ 代 価)
管 き ょ 内を 清 掃 し た 後 に 、 目 視 で管 き ょ 内 の 状 況を 調 査 し ま す 。
本工法では鋼製リングの形状を決定するために管きょ内寸法を入念に測定す
る 必 要 が あり す 。 管 き ょ 内 調 査 工 の代 価 表 を表 － 4－30 に示 し ま す 。
表 － 4－ 30 Ａ － ７ 管 き ょ 内 調 査 工 (1 日 当 た り )
種別
単位
数量
摘要
管 路 調 査 技師
人
※1
管 路 調 査 助手
人
※1
管 路 調 査 作業 員
人
※1
計
1m 当 た り
計 ÷１ 日 作業 量 m ※2
※ 1 人 員 編 成を 表 － 4－31 に 示 し ま す 。
※ 2 標 準 作 業量 を表 － 4－32 に 示 し ま す 。
- 28 -
表 － 4－ 31
管 き ょ 内 調 査 工 人 員 編 成 (1 日 当 た り )
職種
管路調査 管路調査 管路調査
技師
助手
作業員
人員編成
1.0
1.0
4.0
表 －4－ 32
管 き ょ 内 調 査 工 標 準 作 業 量 (1 日 当 た り )
口 径 (mm)
標 準 作 業 量 (m)
800～ 1500 未 満
50
1500 以 上
60
（ 3） 施 工 前処 理 工
ジ ョ イ ン トな ど で 漏 水 が 有 る 場 合 は、確 実 な 充 て んを す る た め 、止 水 工 を 計
上 し ま す 。ま た 、突起 物 及 び モ ル タ ル 等 の 障 害 物 があ る 場 合 は 、除 去 工 を 計 上
します。
（ 4） 水 替 工
水 深 が 管 きょ 内 径 の 15％ 以 下 も し く は 30cm 以 下 で あれ ば 通 水 し な が ら 施 工
が 可 能 で すが 、品 質 の 確 保 及 び 作業 性 の 向 上 の た めに 水 替 工 を 計 上 す る 場 合が
あ り ま す 。そ の 場 合 、 水 替 工 を 別 途計 上 し ま す 。
ま た 、 水 深 が 管 き ょ 内 径 の 15％ 以 下 も し く は 30cm 以 下 で あ っ て も 流 速 が
1m/s 以 上 、又 は 人 が 安 全 に 作 業 でき な い 場 合 も 水 替仮 設 工 を 別 途 計 上 し ま す 。
水 替 工 に つい て は 、半 線 締 切・ポ ン プ 排 水・仮 配 管 な ど 併 用す る こ と で 品 質 と
安 全 を 確 保し つ つ 作 業 す る た め 、 要検 討 項 目 と い たし ま す 。
（ 5） 足 場 工
既 設 管 口径 が 2000mm を 越 え る 場 合は 足 場 工 を 計上 し ま す 。
- 29 -
5．非円形 （矩 形、 馬蹄 形）、 門形 標準積 算
5－ 1
はじめに
非円形は既製品のボックスカルバートから現場打ちコンクリートまで断面
形 状 が 様 々で あ る た め 、更 生 厚 さ も既 設 管 断 面 形 状に よ り 変 わ り ま す 。よ っ て
円 形 管 の 標準 積 算 を 基 本 と し 非 円 形及 び 門 形 へ 反 映さ せ て い き ま す 。ま た 、既
設 管 の 高 さが 3000mm を 越 え る 場 合 は追 補 に 積 算 方法 を 記 載 し ま す 。
5－ 2
材 料 費 (Ａ － １ 代 価 )
製 管 及 び 裏込 充 て ん で 使 用 す る 材 料を 計 上 し ま す 。
鋼 製 リ ン グ使 用 量 は 円 形 と 同 様 に 算出 し ま す 。
か ん 合 部 材・表 面 部 材 及 び か ん 合・表 面 接 合 部 材 使用 量 は 円 形 と 同 様 に 算 出
し ま す 。ま た 、か ん 合 部 材・表 面部 材 1 周 当 た り 使用 枚 数 も 円 形 と 同 様 に 算 出
し ま す が 、矩形 等 の ハ ン チ 部 の 更 生 形状 は 表 面 部 材の 寸 法 上 曲 率 半 径 r＝300mm
以 上 と し 、仕 上 げ 内 周 長 を 算 出 し ます 。
か ん 合 部 材 ・ 表 面 部 材 1 周 当 た り 使用 枚 数 は 次 式 で算 出 し ま す 。
使 用 枚 数 (枚)＝ 標 準 仕 上 げ 内 周 長 (mm)÷61mm(表 面 部 材 1 枚 当 た り 幅 )
門 形 で の かん 合 部 材・表 面 部 材 1 周当 た り 使 用 枚 数は 、更 生 内 面 の 両 端 が 表
面 部 材 と なる の で 、 か ん 合 部 材 が 1 枚 少 な く な り ます 。
裏 込 充 て ん標 準 使 用 量 は 円 形 と 同 様に 算 出 し ま す 。
5－ 3
製管工
非 円 形 、門 形 の 製 管 工 積 算 は 、裏 込 充 て ん 工 時 の鋼 製 リ ン グ 変 形 防 止 を す る
た め 、ア ン カ ー 工 を 追 加 計 上 し ま す 。ま た 、非 円 形 の 断 面 形状 は 様 々 で あ る た
め、各工種における作業時間及び人員編成には、概ね既設管の高さを適用し、
円 形 の 標 準積 算 を 基 本 に 計 上 し ま す 。
（ 1） 鋼 製 リン グ 組 立 工 (Ｂ － １ 代 価)
1） 鋼 製 リ ング 組 立 標 準 時 間 と 人 員 編成
既 設 断 面 の 高 さ を 既 設 管 口 径 に 相 当さ せ 算 出 し ま す 。ま た 、既 設 管 高 さ
が 既 設 管 口径 の 間 に 相 当 す る 場 合 は 、当 該 高 さ の 最も 近 く 低 い 口 径 に て 組
立 時 間 を 算出 し ま す 。
2） 鋼 製 リ ング 組 立 ア ン カ ー 工(Ａ －８ 代 価)
水 路 ト ン ネル 内 は 、非 常 に 厳 し い 作 業 環 境 で あ る ため 、実 情 の 即し た 方
法 を 計 上 しま す 。
- 30 -
ア ン カ ー は 、鋼 製 リ ン グ の 固 定 及 び 変 形 を 防 止 す るた め 、各 鋼 製 リ ン グ
に 取 り 付 けま す 。鋼 製 リン グ に ア ン カ ー 設 置 用 金 具を 取 付 け 、既設 管 き ょ
との位置を調整し設置します。
ア ン カ ー 工代 価 表 を 表 － 5－ 1 に 示 しま す 。
表 －5－ 1 Ａ － ８ ア ン カ ー 工 (1 式 当 た り)
種別
単位
数量
適用
アンカー（上向き）
本
※1
アンカー（横向き）
本
※1
アンカー（下向き）
本
※1
計
※ 1 ア ン カー 工 の 各 部 本 数 は 次 式 で算 出 し ま す 。
ア ン カ ー 工 各 部 (本 )＝ 鋼 製 リ ン グ 標 準 使 用 量 (組)
×各 部 ア ン カ ー 本 数 (本 )
ア ン カ ー は 、鋼 製 リ ン グ の 固 定 及 び 変 形 を 防 止 す るた め 鋼 製 リ ン グ 各 リ
ングに取り付けます。
各 部 ア ン カー 本 数 の 算 出 を 次 項 に 示し ま す 。
（ イ ）矩 形 の 場 合
アン カ ー 本 数 は 次 式 で 算 出し ま す が 、頂 版及 び 底 版 部 は 最 低 2 本、側
壁部は最低 1 本設置します。
矩形施工の場合
仕上面
ﾎﾟﾘｴﾁﾚﾝ部材
アンカー設置
0
R3
0
鋼製リング
R3
00
既設管きょ
Ｐ ＝(Ｌ ÷ℓ－ １)×ｎ
小数点以下は切り上げます。
Ｐ ： 各 部 ア ン カ ー 本 数 (本)
Ｌ ： 各 部 更 生 内 面 長 さ (mm)
ℓ： 鋼 製 リ ン グ 有 効 幅 に よ る ア ン カ ー 間 隔 (mm)
表 －5－ 2 に示 し ま す 。
ｎ ： 係 数 1.0
係数 は 標 準 を 1.0 と し ま すが 、既 設 管 の 劣化 状 況 に 応 じ て 増 加 し ま す 。
- 31 -
表 －5－ 2
鋼製リング有効幅によるアンカー間隔
鋼 製 リ ン グ有 効 幅
(mm)
15
20
25
30
ア ン カ ー 間隔
(mm)
500 以 下
600 以 下
700 以 下
850 以 下
35 以 上
1000 以 下
（ ロ ） 馬 蹄形 の 場 合
各部 ア ン カ ー 本 数 は 矩 形 と同 様 に 算 出 し ます が 、 頂 版 部 （ ア ー チ 部 ）
は 最 低 3 本、 側 壁 部 は 最 低 1 本 、 底版 部 は 最 低 2 本設 置 し ま す 。
馬蹄形施工の場合
アンカー設置
仕上面
ﾎﾟﾘｴﾁﾚﾝ部材
鋼製リング
R3
00
既設管きょ
（ ハ ） 門 形の 場 合
各部 ア ン カ ー 本 数 は 矩 形 と同 様 に 算 出 し ます が 、側 壁 部 は 左 右 根付 け
部 に 各 1 本を 追 加 計 上 し 、 底 版 部 は 左 右 根 付 け 部 に 各 1 本 設 置 し ま す 。
門形施工の場合
R3
00
アンカー設置
仕上面
ﾎﾟﾘｴﾁﾚﾝ部材
鋼製リング
既設管きょ
- 32 -
（ 2） か ん 合部 材 ・ 表 面 部 材 組 付 工 (Ｂ － ２ 代 価)
1） か ん 合 ・ 表 面 部 材 組 付 標 準 時 間
表 面 部 材 1 周 当 た り 使 用枚 数 を 算 出 し表 －4－ 9 の 各 口 径 1 周 当 た り 使 用
枚 数 に 相 当さ せ 算 出 し ま す 。ま た 、1 周 当 た り 使 用枚 数 の 間 に 相 当 す る 場
合 は 、当 該 枚 数 以内 で 最 も 近 い 枚 数 の 組 付 時 間 に 、枚 数 割増 を 掛 け て 算 出
します。
2） か ん 合 ・ 表 面 部 材 組 付 人 員 編 成
既 設 断 面 の 高 さ を 表 － 4－ 10 の 既 設 管 口 径 に 相 当 さ せ 算 出 し ま す 。 ま た 、
既 設 管 高 さが 既 設 管 口 径 の 間 に 相 当す る 場 合 は、当 該 高 さ の 最 も 近 く 低 い
口 径 に て 組付 時 間 を 算 出 し ま す 。
3） か ん 合 部材 ・ 表 面 部 材 組 付 工 代 価表
か ん 合部 材 ・ 表 面 部 材 組 付 工 代価 表 を表 － 4－ 11 に 示し ま す 。
5－ 4
裏 込 充 て ん 工 (Ａ － ３ 代 価 )
非 円 形 (矩形 、馬 蹄 形 )の 裏 込 充 てん 工 積 算 は 、裏込 充 て ん 工 時 の 浮 力 及 び圧
力 に よ る 鋼製 リ ン グ 変 形 防 止 の た め 、更 生 厚 さ に 関係 な く 初 回 の 充 て ん を 底 版
部 の み と しま す 。ま た 、非 円 形 の 断 面 形 状 は 様 々 であ る た め 、各 工 種 に お け る
作 業 時 間 及 び 人 員 編 成 は 、 円 形 の 標準 積 算 を 基 本 に 計 上 し ま す 。
（ 1） 充 て ん設 備 工 (Ｂ － ３ 代 価)
1） 充 て ん 設備 工 作 業 時 間
充 て ん設 備 工 作 業 時 間 を表 － 4－13 に 示 し ま す。
2） 充 て ん 設備 工 の 回 数
充 て ん 設 備工 は 1 連 続 施 工 当 た り 設置 、撤 去 で 各 1 回 必 要 な の で 合 計 2 回
計 上 を 標 準と し ま す 。
3） 充 て ん 設備 工 人 員 編 成
充 て ん設 備 工 人 員 編 成 を表 － 4－14 示 し ま す 。
4） 充 て ん 設備 工 代 価 表
充 て ん設 備 工 代 価 表 を表 － 4－ 15 に 示 し ま す 。
- 33 -
（ 2） 充 て ん工(Ｂ － ４ 代 価)
1） 充 て ん 工 の 回 数
充 て ん 日 数 は 1 日 当 た り 標 準 充 て ん 時 間 を 6 時 間 とし 、1 日 当 た り 充 て
ん 量 が 10.8m 3 を 越 え な い 範 囲 、 か つ 充 て ん 工 時 の 浮 力 及 び 圧 力に よ る 部
材の変形を防止するため、1 回当たりの充てん高さが縦断高低差を含め
500mm を 越 え な い 範 囲 で決 定 し ま す 。ま た 、非 円 形 を 全周 更 生 す る 場 合 は 、
更 生 厚 さ に関 係 な く 初 回 の 充 て ん を 底 版 部 の み と しま す 。
充 て ん 日 数 は 次 式 ① (充 て ん 量)及 び② (充 て ん 高 さ)に よ り 算 出 し 、日 数
の多い方を計上します。
① 充 て ん 日 数 (日 )＝ 施 工 単 位 当 た り の 充 て ん 量 (m 3 )
÷1 日 当 た り の 充 て ん 量 10.8(m 3 )
② 充 て ん 日 数 (日 )＝(既 設 管 高 さ (mm)－ 底 版 更 生 厚 さ (mm))
÷1 日 当 た り の 充 て ん 高 さ 500(mm)＋ 底 版 部 1(日 )
小数点以下は切り上げます。
2） 充 て ん 工人 員 編 成
充 て ん工 人 員 編 成 を表 － 4－ 17 に 示 し ま す 。
3） 充 て ん 工代 価 表
充 て ん工 代 価 表 を表 － 4－ 18 に 示 し ま す 。
- 34 -
5－ 5
管 口 仕 上 げ 工 (Ａ － ４ 代 価 )
（ 1） 管 口 仕上 げ 材 標 準 使 用 量
管 口 仕 上げ 材 標 準 使 用 量 は 円 形 と同 様 に 算 出 し ます 。
（ 2） 管 口 仕上 げ 工 作 業 時 間
管 口 仕 上 げ工 作 業 時 間 は 、既 設 管 断面 形 状 に 関 係 なく 1 日 当 た り 作 業 時 間 8
時 間 を 標 準と し 、 1 箇 所 当 た り 4 時 間 を 計 上 し ま す。 た だ し 、 口 径 3000 以 上
は 、 1 箇 所 当 た り 8 時 間 を 計 上 し ます 。
（ 3） 管 口 仕上 げ 工 人 員 編 成
管 口 仕 上げ 工 人 員 編 成 を表 － 4－ 20 に 示 し ま す 。
（ 4） 管 口 仕上 げ 工 代 価 表
管 口 仕 上げ 工 代 価 表 を表 － 4－ 21 に 示 し ま す 。
5－ 6
取 付 け 管 、 ウ ィ ー プ ホ ー ル お よ び 空 気 抜 き 管 口 仕 上 げ 工 (Ａ － ５ 代 価 )
（ 1） 取 付 け 管 、 ウ ィ ー プ ホ ー ル お よび 空 気 抜 き 管口 仕 上 げ 材
本 工 法 で 使用 す る 仕 上 げ 材 は 標 準 で速 硬 モ ル タ ル を 使 用 し ま す が 、1 箇 所 当
た り で 使 用す る 量 が 微 量 の た め 代 価に は 諸 雑 費 で 計上 し ま す 。
（ 2） 取 付 け 管 、 ウ ィ ー プ ホ ー ル お よび 空 気 抜 き 口仕 上 げ 工 作 業 時 間
ウィープホールおよび空気抜き管口仕上げ工作業時間は円形と同様に算出
します。
（ 3） 取 付 け 管 、 ウ ィ ー プ ホ ー ル お よび 空 気 抜 き 管口 仕 上 げ 工 人 員 編 成
ウ ィ ー プ ホ ー ル お よ び 空 気 抜 き 管 口 仕 上 げ 工 人 員 編 成 を 表 － 4－ 22 に 示 し
ます。
（ 4） 取 付 け 管 、 ウ ィ ー プ ホ ー ル お よび 空 気 抜 き 管口 仕 上 げ 工 代 価 表
ウ ィ ー プ ホ ー ル お よ び 空 気 抜 き 管 口 仕 上 げ 工 代 価 表 を 表 － 4－ 23 に 示 し ま
す。
- 35 -
5－ 7
底 版 部 処 理 工 (Ａ － ８ 代 価 )
門 形 の 積算 に は か ん 合 部 材・表面 部 材 組 付 工 完 了後 に 表 面 部 材 と 既 設 管 底 版
部との隙間からの充てん材漏洩防止のための処理として底版部処理工を計上
します。
（ 1） 底 版 部処 理 仕 上 げ 材
本工法で使用する底版部処理仕上げ材は標準で速硬モルタルを使用します。
底 版 部 処 理工 詳 細 図 を図 － 5－ 1 に示 し ま す 。 図 － 5－1 に 示 す と お り 、 底版 部
処 理 仕 上 げ材 標 準 使 用 量 は 、処 理 断面 積 (表 面 部 材、底 版 部 間 の 高 さ 10mm、幅
25mm)を 既 設 管 底 版 部 形 状 (ハ ン チ 、 イ ン バ ー ト 等 )に 合 わ せ て 計 算 し 、 次 式 で
算出します。
Ｑ ＝ Ａ ×Ｌ ×2(箇 所)×γ×1.05(割 増 率 )
Ｑ ： 底 版 部 処 理 仕 上 げ 材 標 準 使 用 量 (kg)
Ａ ： 処 理 断 面 積 (m 2 )
Ｌ ： 当 該 延 長 (m)
γ ： 速 硬 モ ル タ ル 単 位 重 量 （ 参 考 1570kg/m3 当 た り ）
図 － 5－ 1
底版部処理工詳細図
（ 2） 底 版 部処 理 工 作 業 時 間
底 版 部 処 理工 作 業 時 間 は 既 設 管 断 面形 状 に 関 係 な く 1 日 当 た り 作 業 時 間 8 時
間 を 標 準 とし 、 1 日 当 た り 左 右 2 箇所 の 施 工 を 30.0m で 計 上 し ま す 。
（ 3） 底 版 部処 理 工 人 員 編 成
底 版 部 処 理工 人 員 編 成 を表 － 5－ 3 に示 し ま す 。
- 36 -
表 － 5－ 3 底 版 部 処 理 工 人 員 編 成 (2 箇 所 当 た り )
人員 編 成
職種
製管
普通
製管技師
既設管高さ
作業員
作業員
800～ 3000(mm)
1.0
2.0
2.0
（ 4） 底 版 部処 理 工 代 価 表
底 版 部 処理 工 代 価 表 を表 － 5－ 4 に示 し ま す 。
※1
※2
※3
表 －5－ 4 Ａ － ８ 底 版 部 処 理 工 (1m 当 た り)
種別
単位
数量
適用
製管技師
人
※1
製管作業員
人
※1
普通作業員
人
※1
速 硬 モ ル タル
kg
※2
諸雑費
式
1.0
労 務 の 4％ ※ 3
計
1m 当 た り
計÷30m
各 人 員数 量 は 表 － 5－ 3 と し ま す 。
速 硬 モル タ ル (kg)は 前 述 （1）に 示 し ま す 。
諸雑費は、工具その他（消耗材料など）の費用とし、労務の合計に
4%を 乗 じ ま す 。
- 37 -
5－ 8
その他の直接工事費
（ 1） 管 き ょ内 清 掃 工(Ａ － ６ 代 価)
高圧洗浄車の高圧水によって管きょ内に堆積している土砂等を洗い流し管
き ょ 内 調 査工 が で き る 程 度 に 清 掃 しま す 。4－6(1) 管 き ょ 内 清 掃 工を 参 照
た だ し 、口径 φ1500 以 上 、又 は 施工 箇 所 が 、搬 入 口 か ら の 距 離 が 100m を 超え
る 場 合 は 、壁 面 洗 浄 工 を 計 上 し ま す 。
壁 面 洗 浄 工 (Ａ － ６ 代 価 )
壁 面 洗 浄 工の 代 価 表 を表 － 4－ 24 に 、 人 員 編 成 を表 － 4－25 に 示 し ま す 。
表 －4－ 24 Ａ － ６ 壁 面 洗 浄 工 (1ｍ 2 当 た り)
種別
単位
数量
摘要
特殊作業員
人
※1
普通作業員
人
※1
ハ イ ワ ッ シャ ー
台
※1
諸雑費
式
1.0
労 務 の 2％
計
1ｍ2 当 た り
計÷作 業 量 ｍ2 ※2
※1 諸雑費は、工具その他（消耗材料 など）の費用とし、労務の合計に
2%を 乗 じ ま す 。
※2 標 準 作 業量 を表 － 4－26 に 示 し ま す 。
表 － 4－ 25
人員編成
壁 面 洗 浄 工 人 員 編 成 (1 日 当 た り )
職種
特殊
普通
ハイワッシ
作業員
作業員
ャー
1.0
1.0
0.75
表 －4－ 26
壁 面 洗 浄 工 標 準 作 業 量 (1 日 当 た り)
口 径 (mm)
標 準 作 業 量(m 2 )
3000(mm)未満
100
3000(mm)以上
75
（ 2） 管 き ょ内 調 査 工(Ａ － ７ 代 価)
本 工 法 で は、鋼 製 リ ン グ の 形 状 を 決定 す る た め に 管き ょ 内 寸 法 を 入 念 に 測 定
す る 必 要 があ る り ま す 。本 管 内 径 800mm 以 上 に 適 用さ れ る 、管 内 目 視 調 査 の一
日 当 た り 作業 量 を 表 － 5－ 5 に 示 し ます 。
- 38 -
表 －5－ 5
管 き ょ 内 調 査 工 標 準 作 業 量 (1 日 当 た り )
既 設 管 高 さ(mm) 標 準 作 業 量 (m)
800～ 1500 未 満
50
1500 以 上
60
（ 3） 施 工 前処 理 、 水 替 、 足 場 及 び 接続 管 口 仕 上 げ工
管 内 状 況に 応 じ て 円 形 と 同 様 に 計上 す る 場 合 が あり ま す 。
- 39 -
6．追補(標準 積算適 用範 囲外 の暫 定指針)
6－ 1
はじめに
本 積 算 資 料 の 適 用 範 囲 は 表 － 1－ 1 に 示 す と お り で す が 、 適 用 範 囲 に 含 ま れ
な い 積 算 方法 に つ い て は 当 面 の 指 針を 以 下 の と お り定 め ま す 。
6－ 2
施工延長
延 長 が 100m 未 満 の 積 算 方 法 を 以 下 の と お り 定 めま す 。 積 算 方 法 が 変 更 さ れ
る 項 目 を 記載 し 、 そ れ 以 外 は 円 形 及 び 非 円 形 積 算 と 同 様 に 計 上 し ま す 。
（ 1） 鋼 製 リン グ 組 立 工 代 価 表
鋼 製 リ ング 組 立 工 代 価 表 を表 － 6－1 に 示 し ま す 。
表 －6－ 1 Ｂ － １ 鋼 製 リ ン グ 組 立 工 (1m 当 た り)
種別
単位
数量
適用
製管技師
人
※1
製 管 特 殊 作業 員
人
※1
製管作業員
人
※1
特殊作業員
人
※1
普通作業員
人
※1
発 動 発 電 機運 転 費
日
※2
ｸﾚｰﾝ付 きﾄﾗｯｸ運 転 費
日
※3
労 務 の 4％ ※4
諸雑費
式
1.0
計
1m 当 た り
計÷当 該 延長
※ 1 各 人 員数 量 は 次 式 で 算 出 し ま す 。
人 員 数 量 (人)＝ 表 －4－ 6 組 立 時 間(hr)
÷1 日 当 た り 標 準 作 業 時 間 8.0(hr)÷100(m)
×当 該 延 長 (m)×表 － 4－7 人 員 (人 )
小 数点 以 下 は 0.5 単 位 で 切 り上 げ ま す 。 (100m の 歩 掛 数 量 を 上 限 と す る )
※ 2 発 動 発電 機 運 転 費 は 次 式 で 算 出 し ま す 。
発 動 発 電 機 運 転 費 (日)＝ 表 －4－ 6 組 立 時 間 (hr)
÷1 日 当 た り 標 準 作 業 時 間 8.0(hr)÷100(m)×当 該 延 長(m)
小 数点 以 下 は 0.5 単 位 で 切 り上 げ ま す 。 (100m の 歩 掛 数 量 を 上 限 と す る )
※ 3 ｸﾚｰﾝ付 きﾄﾗｯｸ運 転 費 は 次 式 で 算出 し ま す 。
ｸﾚｰﾝ付 き ﾄﾗｯｸ運 転 費 (日 )＝ 表 － 4－ 6 組 立 時 間 (hr)
÷1 日 当 た り 標 準 作 業 時 間 8.0(hr)÷100(m)×当 該 延 長(m)
小 数点 以 下 は 0.5 単 位 で 切 り上 げ ま す 。 (100m の 歩 掛 数 量 を 上 限 と す る )
※4 諸 雑 費 は 、 工 具 そ の 他 （ 消 耗 材 料 な ど ） の 費 用 と し 、 労 務 の 合 計 に
4%を 乗 じ ま す 。
- 40 -
（ 2） か ん 合部 材 ・ 表 面 部 材 組 付 工 代価 表
か ん 合 部 材・ 表 面 部 材 組 付 工 代 価 表を 表 － 6－ 2 に示 し ま す 。
表 －6－ 2 Ｂ － ２ か ん 合 ・ 表 面 部 材 組 付 工 (1m 当 た り)
種別
単位
数量
適用
製管技師
人
※1
製 管 特 殊 作業 員
人
※1
製管作業員
人
※1
特殊作業員
人
※1
普通作業員
人
※1
発 動 発 電 機運 転 費
日
※2
ｸﾚｰﾝ付 き ﾄﾗｯｸ運 転 費
日
※3
諸雑費
式
1.0
労 務 の 4％ ※4
計
1m 当 た り
計÷当 該 延長
※ 1 各 人 員数 量 は 次 式 で 算 出 し ま す 。
人 員 数 量 (人)＝ 表 －4－ 9 組 付 時 間(hr)
÷1 日 当 た り 標 準 作 業 時 間 8.0(hr)÷100(m)
×当 該 延 長 (m)×表 － 4－ 10 人 員(人 )
小 数点 以 下 は 0.5 単 位 で 切 り上 げ ま す 。 (100m の 歩 掛 数 量 を 上 限 と す る )
※ 2 発 動 発電 機 運 転 費 は 次 式 で 算 出 し ま す 。
発 動 発 電 機 運 転 費 0.5 切 り 上 げ (日 )＝ 表 － 4－ 9 組 立 時 間 (hr)
÷1 日 当 た り 標 準 作 業 時 間 8.0(hr)÷100(m)×当 該 延 長(m)
小 数点 以 下 は 0.5 単 位 で 切 り上 げ ま す 。 (100m の 歩 掛 数 量 を 上 限 と す る )
※ 3 ｸﾚｰﾝ付 きﾄﾗｯｸ運 転 費 は 次 式 で 算出 し ま す 。
ｸﾚｰﾝ付 き ﾄﾗｯｸ運 転 費 (日 )＝ 表 － 4－ 9 組 立 時 間 (hr)
÷1 日 当 た り 標 準 作 業 時 間 8.0(hr)÷100(m)×当 該 延 長(m)
小 数点 以 下 は 0.5 単 位 で 切 り上 げ ま す 。 (100m の 歩 掛 数 量 を 上 限 と す る )
※4 諸 雑 費 は 、 工 具 そ の 他 （ 消 耗 材 料 な ど ） の 費 用 と し 、 労 務 の 合 計 に
4%を 乗 じ ま す 。
- 41 -
（ 3） 充 て ん工 代 価 表
充 て ん 工代 価 表 を表 － 6－ 3 に 示 しま す 。
表 －6－ 3
種別
製管技師
世話役
製 管 特 殊 作業 員
製管作業員
普通作業員
充 て ん 機 械損 料
ﾄﾗｯｸﾐｷｻｰ運転 費
充 て ん 工 消耗 品 費
発 動 発 電 機運 転 費
内部注入口
ブ レ ー ド ホー ス
エアー抜きパイプ
諸雑費
計
1m 当 た り
Ｂ － ４ 充 て ん 工 (1m 当 た り)
単位
数量
人
※1
人
※1
人
※1
人
※1
人
※1
日
※2
台
※3
日
※4
日
※5
個
※6
m
※7
個
※8
式
※9
適用
計÷当 該 延長
充 て ん 日 数 は 次 式 ① (充 て ん 量)及 び② (充 て ん 高 さ)に よ り 算 出 し 、日 数
の多い方を計上します。
① 充 て ん 日 数 (日 )＝ 施 工 単 位 当 た り の 充 て ん 量 (m 3 )
÷1 日 当 た り の 充 て ん 量 10.8(m 3 )
② 充 て ん 日 数 (日 )＝(既 設 管 高 さ (mm)－ 底 版 更 生 厚 さ (mm))
÷1 日 当 た り の 充 て ん 高 さ 500(mm)＋ 底 版 部 1(日 )
小 数 点 以 下は 切 り 上 げ ま す 。
※ 1 各 人 員数 量 は 次 式 で 算 出 し ま す 。
充 て ん 工 は、編 成 人 員 で の 必 要 作業 時 間 と な る の で 以 下 の 様 に 算 出 し ま す
基 準 数 量 (日)＝ 充 て ん 日 数 (日)×1 日 作 業 時 間 0.5(日)
人 員 数 量 (人)＝ 基 準 数 量(日 )×表 －4－ 17 人 員 (人))
※ 2 充 て ん機 械 損 料 は 次 式 で 算 出 しま す 。
充 て ん 機 械 損 料 (日 )＝ 充 て ん 日 数 (日)×1 日 作 業 時 間 0.5(日)
※ 3 ト ラ ック ミ キ サ ー 運 転 費 は 次 式 で 算 出 し ま す 。
ﾄﾗｯｸﾐｷｻｰ運 転 費 (台)＝ 裏 込 充 て ん 材 使 用 量 (m 3 )
÷1 台 当 た り 運 搬 量 4.0(m 3 )
但 し 、 ﾄﾗｯｸﾐｷｻｰ台 数 を 充 て ん 日 数 が 越 え る 場 合 は 充 て ん 日 数 を 台 数 と し ま す 。
※ 4 充 て ん工 消 耗 品 費 は 次 式 で 算 出 し ま す 。
充 て ん 工 消 耗 品 費 (日)＝ 充 て ん 日 数(日 )
※ 5 発 動 発電 機 運 転 費 は 次 式 で 算 出 し ま す 。
発 動 発 電 機 運 転 費 (日)＝ 充 て ん 日 数(日 )×1 日 作 業 時 間 0.5(日 )
- 42 -
※ 6 内 部 注入 口 は 次 式 で 算 出 し ま す 。
内 部 注 入 口 （ 個 ） ＝ (当 該 延 長 10.0 単 位 切 り 上 げ (m)÷
注 入 口 標 準 取 付 け 間 隔 10.0(m) ＋ 1( ス パ ン 端
部 ))
×充 て ん 日 数 (日 )×2(個 )
※ 7 ブ レ ード ホ ー ス は 次 式 で 算 出 しま す 。
ブ レ ー ド ホ ー ス (m)＝ 内 部 注 入 口 (個)×1 箇 所 当 た り 使 用 長 さ 0.75(m)
※8 エ ア ー 抜 き パ イ プ は 標 準 で 1.0 個 計 上 し ま すが 、 既 設 管 き ょ の 勾 配
状 況 に よ って は 複 数 個 計 上 す る 場 合が あ り ま す 。
※9 諸 雑 費 は 、 工 具 そ の 他 （ 消 耗 材 料 な ど ） の 費 用 と し 、 労 務 の 合 計 に
4%を 乗 じ ます 。
6－ 3
口径
既 設 管 口径 及 び 既 設 管 高 さ が 3000mm を 越 え る 場合 の 積 算 方 法 を 以 下 の と お
り 定 め ま す 。 ま た 、 3000mm を 越 え る 場 合 に 変 更 さ れ る 項 目 を 記 載 し 、 そ れ 以
外 は 円 形 及 び 非 円 形 積 算 と 同 様 に 計上 し ま す 。
（ 1） 鋼 製 リン グ 組 立 工 標 準 時 間
鋼 製 リ ン グ 組 立 工 標 準 時 間 は 表 － 4－ 6 既 設 管 口 径 3000mm の 標 準 組 立 時 間
17.8(hr)及び 表 － 6－10 既 設 管 口径 3000mm の勾 配 調 整 組 立 時間 53.5(hr)を 計
上します。
（ 2） 鋼 製 リン グ 組 立 工 人 員 編 成
鋼 製 リ ン グ組 立 工 人 員 編 成 を 表 － 6－ 4 に 示 し ま す 。
表 － 6－ 4
人員 編 成
鋼 製 リ ン グ 組 立 工 人 員 編 成 (人)
職種
製管特殊
製管
特殊
製管技師
既設 管 口径(高さ)
作業員
作業員
作業員
3000mm 超
1.0×n
3.0×n
4.0×n
3.0×n
n＝ 当 該 口 径(mm)÷3000(mm)
普通
作業員
2.0×n
（ 3） か ん 合部 材 ・ 表 面 部 材 組 付 工 標準 時 間
か ん 合 部 材・表 面 部 材 組 付 工 標 準 時間 は 表 － 4－ 9 既設 管 口 径 3000mm の 標 準
組 付 時 間 60.0(hr)を 計 上 し ま す 。
（ 4） か ん 合部 材 ・ 表 面 部 材 組 付 工 人員 編 成
か ん 合 部 材・ 表 面 部 材 組 付 工 人 員 編成 を 表 －6－ 5 に示 し ま す 。
- 43 -
表 －6－ 5
人員 編 成
か ん 合 部 材 ・ 表 面 部 材 組 付 工 人 員 編 成 (人)
職種
製管特殊
製管
特殊
普通
製管技師
既設 管 口径(高さ)
作業員
作業員
作業員
作業員
3000mm 超
1.0×n
3.0×n
4.0×n
3.0×n
2.0×n
n＝ 当該 口 径 (mm)÷3000(mm)
（ 5） 足 場 工
既 設 管 口径 が 2000mm を 越 え る 場 合は 足 場 工 を 計上 し ま す 。
6－ 4
作業時間
管 内 状 況に よ り 、管 内 作 業 時 間 が 短 縮 さ れ る 場 合の 積 算 方 法 を 以 下 の と お り
定 め ま す 。積 算 方 法 が 変 更 さ れ る 項目 を 記 載 し 、それ 以 外 は 円 形 及 び 非 円 形 積
算 と 同 様 に計 上 し ま す 。
（ 1） 鋼 製 リン グ 組 立 工 代 価 表
鋼 製 リ ン グ組 立 工 代 価 表 を表 － 6－ 6 に示 し ま す 。
表 －6－ 6 Ｂ － １ 鋼 製 リ ン グ 組 立 工 (1m 当 た り)
適用
種別
単位
数量
製管技師
人
※1
製 管 特 殊 作業 員
人
※1
製管作業員
人
※1
特殊作業員
人
※1
人
普通作業員
※1
発 動 発 電 機運 転 費
日
※2
ｸﾚｰﾝ付 きﾄﾗｯｸ運 転 費
時間
※3
労 務 の 4％ ※4
諸雑費
式
1.0
計
1m 当 た り
計÷当 該 延長
※ 1 各 人 員数 量 は 次 式 で 算 出 し ま す 。
組 立 時 間は 、編 成 人 員 で の 必 要作 業 時 間 な の で 以下 の よ う に 算 出 し ま す
基 準 数 量 (日)＝ 表 －4－ 6 組 立 時 間(hr)÷1 日 当 た り 当 該 作 業 時 間 (hr)
人 員 数 量 (人)＝ 基 準 数 量(日 )×表 －4－ 7 人 員(人 )
※ 2 発 動 発電 機 運 転 費 は 次 式 で 算 出 し ま す 。
発 動 発 電 機 運 転 費 (日)＝ 表 －4－ 6 組 立 時 間 (hr)÷当 該 作 業 時 間 (hr)
※ 3 ｸﾚｰﾝ付 きﾄﾗｯｸ運 転 費 は 次 式 で 算出 し ま す 。
ｸﾚｰﾝ付 き ﾄﾗｯｸ運 転 費 (日 )＝ 表 － 4－ 6 組 立 時 間 (hr)÷当 該 作 業 時 間 (hr)
※4 諸 雑 費 は 、 工 具 そ の 他 （ 消 耗 材 料 な ど ） の 費 用 と し 、 労 務 の 合 計 に
4%を 乗 じ ま す 。
（ 2） か ん 合部 材 ・ 表 面 部 材 組 付 工 代価 表
- 44 -
か ん 合 部 材・ 表 面 部 材 組 付 工 代 価 表を 表 － 6－ 7 に示 し ま す 。
表 －6－ 7 Ｂ － ２ か ん 合 ・ 表 面 部 材 組 付 工 (1m 当 た り)
種別
単位
数量
適用
製管技師
人
※1
製 管 特 殊 作業 員
人
※1
製管作業員
人
※1
特殊作業員
人
※1
普通作業員
人
※1
発 動 発 電 機運 転 費
日
※2
ｸﾚｰﾝ付 きﾄﾗｯｸ運 転 費
日
※3
諸雑費
式
1.0
労 務 の 4％ ※4
計
1m 当 た り
計÷当 該 延長
※ 1 各 人 員数 量 は 次 式 で 算 出 し ま す 。
組 立 時 間は 、編 成 人 員 で の 必 要作 業 時 間 な の で 以下 の よ う に 算 出 し ま す
基 準 数 量 (日 )＝ 表 －4－ 9 組 付 時 間(hr)÷1 日 当 た り 当 該 作 業 時 間 (hr)
人 員 数 量 (人 )＝ 基 準 数 量(日 )×表 －4－ 10 人 員 (人)
※ 2 発動 発 電 機 運 転 費 は 次 式 で算 出 し ま す 。
発 動 発 電 機 運 転 費 (日)＝ 表 －4－ 9 組 付 時 間 (hr)÷当 該 作 業 時 間 (hr)
※ 3 ｸﾚｰﾝ付 きﾄﾗｯｸ運 転 費 は 次 式で 算 出 し ま す 。
ｸﾚｰﾝ付 き ﾄﾗｯｸ運 転 費 (日 )＝ 表 － 4－ 9 組 付 時 間 (hr)÷当 該 作 業 時 間 (hr)
※4 諸 雑 費 は 、 工 具 そ の 他 （ 消 耗 材 料 な ど ） の 費 用 と し 、 労 務 の 合 計 に
4%を 乗 じ ま す 。
（ 3） 充 て ん工 の 回 数
当 該 作 業 時間 が 6 時 間 以 上 の 場 合 は本 編 に 従 い 積 算 し ま す が 、当 該 作 業 時 間
が 6 時 間 未 満 の場 合 は 、 1 時 間 当 た り 充 て ん 量 を 1.8m 3 と し 1 日 当 たり 充て ん
量 を 算 出 しま す 。
（ 4） 管 口 仕上 げ 工 代 価 表
管 口 仕 上 げ工 代 価 表 を表 － 6－ 8 に 示し ま す 。
※1
表 －6－ 8 Ａ － ４ 管 口 仕 上 げ 工 (1 箇 所 当 た り )
種別
単位
数量
適用
製管技師
人
※1
製管作業員
人
※1
普通作業員
人
※1
速 硬 モ ル タル
kg
表 －4－ 19
諸雑費
式
1.0
労 務 の 4％ ※ 2
計
1 箇 所 当 たり
計 ÷1 日 施 工箇 所 数
各 人 員数 量 は 次 式 で 算 出 し ま す 。
- 45 -
人 員 数 量 (人 )＝ 表 －4－20 人 員 編 成 (人 )
×1 日 当 た り 標 準 作 業 時 間 8.0(hr)÷当 該 作 業 時 間 (hr)
※2
諸雑費は、工具その他（消耗材料など）の費用とし、労務の合計に
4%を 乗 じ ま す 。
（ 5） 取 付 け 管 、 ウ ィ ー プ ホ ー ル お よび 空 気 抜 き 管口 仕 上 げ 工 代 価 表
ウ ィ ー プ ホ ー ル お よ び 空 気 抜 き 管 口 仕 上 げ 工 代 価 表 を 表 － 6－ 9 に 示 し
ます。
表 －6－ 9 Ａ － ５ 取 付 け 管 口 仕 上 げ 工 代 価 表 (1 箇 所 当 た り)
種別
単位
数量
適用
製管技師
人
※1
製 管 特 殊 作業 員
人
※1
製管作業員
人
※1
普通作業員
人
※1
発 動 発 電 機運 転 費
日
※2
諸雑費
式
1.0
労 務 の 4％ ※3
計
1 箇 所 当 たり
計 ÷1 日 施 工箇 所 数
※ 1 各 人 員数 量 は 次 式 で 算 出 し ま す 。
人 員 数 量 (人 )＝ 表 －4－22 人 員 編 成 (人 )
×1 日 当 た り 標 準 作 業 時 間 8.0(hr)÷当 該 作 業 時 間 (hr)
※ 2 発動 発 電 機 運 転 費 は 次 式 で算 出 し ま す 。
発 動 発 電 機 運 転 費 (日)＝ 1 日 当 た り 標 準 作 業 時 間 8.0(hr)
÷当 該 作 業 時 間 (hr)
※3 諸 雑 費 は 、 工 具 そ の 他 （ 消 耗 材 料 な ど ） の 費 用 と し 、 労 務 の 合 計 に
4%を 乗 じ ま す 。
（ 6） そ の 他 の 直 接 工 費
そ の 他 の 直接 工 事 費 は 1 日 当 た り 標 準 作 業 時間 8 時 間 とし 1 日 当 た りの 作 業
量 を 決 定 して い る の で 、当 該 作 業時 間 当 た り の 1 日当 た り 作 業 量 を 算 出 し 円 形
及び非円形と同様に計上します。
6－ 5
鋼 製 リ ン グ の 間 隔 が 250mm 未 満 の 場 合
既 設 管 の埋 設 条 件 や 損 傷 状 態 に あわ せ て 更 生 管 の 強 度 を 変 更 し 、鋼 製 リン グ
の 間 隔 が 標 準 (250mm)未 満 に な る 場 合 は 、 鋼 製 リ ン グ 使 用 量 及 び 鋼 製 リ ン グ 組
立 時 間 を 増加 計 上 し ま す 。
（ 1） 鋼 製 リン グ 使 用 量
鋼 製 リ ング 使 用 量 は 次 式 で 算 出 しま す 。
- 46 -
鋼 製 リ ン グ 使 用 量 (組)＝ 延 長 (m)÷鋼 製 リ ン グ 間 隔 (m)＋1(組 )
小 数 点 以下 は 切 り 上 げ ま す 。
（ 2） 鋼 製 リン グ 組 立 工 時 間
鋼 製 リ ング 組 立 工 時 間 は 次 式 で 算出 し ま す 。
鋼 製 リ ン グ 組 立 時 間 (hr)＝ 表 － 4－6 標 準 組 立 時 間 (hr)
÷当 該 鋼 製 リ ン グ 間 隔 (m)×標 準 鋼 製 リ ン グ 間 隔 0.25(m)
（ 3） 鋼 製 リン グ 組 立 工 人 員 編 成
鋼 製 リ ング 組 立 工 人 員 編 成 を 表 － 4－ 7 に 示 し ま す。
（ 4） 鋼 製 リン グ 組 立 工 代 価 表
鋼 製 リ ング 組 立 工 代 価 表 を表 － 4－8 に 示 し ま す 。
6－ 6 勾 配 調 整
鋼 製 リ ング に 位 置 調 整 金 具 を 取 り付 け 、ボ ル ト 及 び ア ン カ ー に よ り 勾 配 を 調
整 す る 場 合に は 、高 低 差 調 整 に よ る 鋼 製 リ ン グ 組 立時 間 が 増 加 す る た め 、鋼 製
リ ン グ 組 立工 の 鋼 製 リ ン グ 組 立 標 準時 間 を 増 加 さ せま す 。勾 配 調 整 時 の 鋼製 リ
ン グ 組 立 時間 を 表 － 6－10 に 示 し ま す 。
表 －6－ 10
勾 配 調 整 時 鋼 製 リ ン グ 組 立 工 時 間 (100m 当 た り )
既設管口径
勾配調整組立時間
(mm)
(hr)
800
－
900
－
1000
－
1100
200.0
1200
100.0
1350
100.0
1500
53.5
1650
53.5
1800
53.5
2000
53.5
2200
53.5
2400
53.5
2600
53.5
2800
53.5
3000
53.5
ま た 、円 形 の 場 合 は 勾 配 調 整 によ る 鋼 製 リ ン グ の固 定 及 び 変 形 を 防 止 す る た
め 、ア ン カー 工 を 計 上 し ま す 。アン カ ー は 鋼 製 リ ング 毎 に 下 方 向 へ 取 り 付 け ま
す。
- 47 -
6－ 7
屈曲部の施工
屈 曲 角 度 が 12°以 上 も し く は 曲 率 半 径 12m 以 下 の 箇 所 を 含 む場 合 に は 、 曲
げ 加 工 に よる 人 員 及 び 作 業 時 間 の 増加 が 発 生 す る ため 、1 箇 所 当 た り 施 工延 長
5.0m 相 当 とし た 材 料 費 (か ん 合 部 材 、表 面 部 材 、各接 合 部 材)及 び 製 管 工 (鋼 製
リ ン グ 組 立 工 、 か ん 合 部 材 ・ 表 面 部 材 組 付 工)施 工 費 を 加 工 費 と し て 追 加 計 上
し ま す 。 また 、 代 価 は 100m と し 計 上方 法 を 表 － 6－ 11～14 に 示 し ま す。
表 －6－ 11
種別
加工費
計
Ａ－◯
曲 が り 部 加 工 費 (1 箇 所 当 た り )
単位
数量
適用
m
5.0
表 －6－ 12
表 －6－ 12 Ａ － ◯ 製 管 工 (曲 が り 部 加 工 費 100m 代 価 )
種別
単位
数量
適用
鋼製リング組立工
m
100.0
表 －6－ 13
かん合部材・表面部材組付工
m
100.0
表 －6－ 14
かん合部材
m
※1
表面部材
m
※2
接 合 部 材 （か ん 合 部 材 用 ）
個
※3
接合部材（表面部材用）
個
※4
計
表 －3－33
1m 当 た り
計 ÷100m
※ 1～ 4 は 円形 及 び 非 円 形 積 算 よ り 算出 し ま す 。
表 －6－ 13
Ｂ － ◯ 鋼 製 リ ン グ 組 立 工 (曲 が り 部 加 工 費 100m 代 価 )
種別
単位
数量
適用
製管技師
人
※1
製 管 特 殊 作業 員
人
※1
製管作業員
人
※1
特殊作業員
人
※1
普通作業員
人
※1
発 動 発 電 機運 転 費
日
※2
ｸﾚｰﾝ付 き ﾄﾗｯｸ運 転 費
時間
※3
諸雑費
式
1.0
労 務 の 4％ ※ 4
計
1m 当 た り
計 ÷100m
※ 1～ 3 は 本編 及 び 追 補 1 よ り 算 出 しま す 。
※4 諸 雑 費 は 、 工 具 そ の 他 （ 消 耗 材 料 な ど ） の 費 用 と し 、 労 務 の 合 計 に
2%を 乗 じ ます 。
- 48 -
表 － 6－ 14
Ｂ － ◯ か ん 合 部・表 面 部 材 材 組 付 工 (曲 が り 部 加 工 費 100m 代 価)
種別
単位
数量
適用
製管技師
人
※1
製 管 特 殊 作業 員
人
※1
製管作業員
人
※1
特殊作業員
人
※1
普通作業員
人
※1
発 動 発 電 機運 転 費
日
※2
ｸﾚｰﾝ付 き ﾄﾗｯｸ運 転 費
時間
※3
諸雑費
式
1.0
労 務 の 4％ ※ 4
計
1m 当 た り
計 ÷100m
※ 1～ 4 は 円形 及 び 非 円 形 積 算 よ り 算出 し ま す 。
6－ 8
裏込充てん材の特別費用
本 工 法 で使 用 す る 充 て ん 材 は 専 用工 場 で 製 造 さ れる た め 、充 て ん 材 は 生コ ン
ク リ ー ト と同 様 に 、夜 間 工 事 の 場 合、割 増 料 金 と して 夜 間 プ ラ ン ト 稼 働 料 金を
追 加 計 上 しま す 。
計 上 方 法 を表 － 6－15 に 示 し ま す 。
表 －6－ 15 Ａ － ３ 裏 込 充 て ん 工 (1m 当 た り )
種別
単位
数量
適用
充 て ん 設 備工
回
2.0
充てん工
ｍ
当該延長
夜 間 プ ラ ント 稼 働 費
日
※1
計
1m 当 た り
計÷当 該 延長
※ 1 夜 間 プラ ン ト 稼 働 費 は 充 て ん の 数 量 分 計 上 しま す 。
ま た 、充 て ん 材 の 搬 送 が 、困 難 な 場 合 は 、現 地 手 練 り 工 を 計 上 す る こ と も あ
ります。
- 49 -
6－ 9 長 距 離 の 施 工
導 水 路 、トン ネ ル な ど の よ う な 長 距離 に わ た る 施工 お よ び 長 距 離 は な れ た
個 所 の 施 工 を 行 う 場 合 は、下 記 の 基 準 な ど に 準 じ て 運 搬 、換 気 など の 仮 設 費
を現場状況に応じて計上する。
「農林水産省土地改良工事積算基準」
「国土交通省土木工事積算基準」
「下水道工事積算基準」
(社 ) 農 業 農 村 整 備 情 報 セ ン タ ー
( 財 )建 設 物 価 調 査 会
(財 ) 下 水 道 新 技 術 推 進 機 構
（ 1） 中 継 ポン プ 工(Ａ － ８ 代 価)
施 工 延 長 や施 工 区 間 ま で の 距 離 が 、 長 距 離 （150ｍ 超） に な る 場 合 、 充 て ん
材 の 運 搬 方法 と し て 、運 搬 機 械（ バ ケ ッ ト 運 搬 ）の 他 に 、配 管 によ る 流 体 輸 送
で 充 て ん 材 の 運 搬 を 計 画 し ま す。充 て ん 材 の 配 管 輸送 の 場 合 、充て ん 材 の 性 状
変 化 を 起 こさ な い 範 囲 (400m 以 内)で、 中 継 ポ ン プ を設 置 し ま す 。 そ の た め 、
充 て ん 材 運搬 用 配 管 設 置 撤 去 工 や 中継 ポ ン プ 設 置 撤去 工 を 計 上 し ま す 。主 た る
作業内容は以下のとおりです。
表 － 6－ 16 Ａ － ８ 中 継 ポ ン プ 工
種別
単位
数量
摘要
配 管 設 置 撤去 工
ｍ
※1
Ｂ－５
中 継ポンプ設 置 撤 去 工
台
※2
Ｂ－６
配管材損料
月
計
1 式 当たり
※1 配 管 延長 ＝ 充 て ん 材 荷 受 場 か ら坑 口 ま で の 距離 (m)
＋ 坑 口 か ら施 工 箇 所 ま で の 距 離 (m)＋ 施 工 区 間 延 長(m)
※ 充 て ん 材 荷 受 場 か ら 坑 口 ま で の 距 離 (m)は 、 30m を 標 準 と し 考 え ま す 。
※2
※3
中 継 ポンプ台 数 ＝ (配管 延 長 (m)-150m)÷400m （ 小 数 点 切 上 ）
配 管 材損 料 は 次 式 で 算 出 し ま す 。
配 管材 損 料(月 )＝ 設 置 撤 去 月数 (月 )×作 業 時間 割 増 率
作 業 時 間 割 増 率 ＝標 準 作 業 時 間 （８ｈ）／当 該 作 業 時 間
1） 充 て ん 材運 搬 用 配 管 の 設 置 ・ 撤 去
充 て ん材 運 搬 用 配 管 設 置 撤 去 工代 価 表 を表 － 6－17 に示 し ま す 。
表 － 6－ 17 Ｂ － ５ 充 て ん 材 運 搬 用 配 管 設 置 撤 去 工
種別
単位
数量
摘要
配管工
＜設置＞
人
2.50
製 管 作 業 員＜ 設 置 ＞
人
2.50
配管工
＜撤去＞
人
1.50
製 管 作 業 員＜ 撤 去 ＞
人
1.50
諸雑費
式
1.00
労 務 の 2％
計
１ｍ当たり
計 ÷100m
- 50 -
2） 充 て ん 用中 継 ポ ン プ の 設 置 ・ 撤 去
中 継 ポ ンプ 設 置 撤 去 工 代 価 表 を 表 － 6－ 18 に 示 し ま す 。
表 －6－ 18 Ｂ － ６ 中 継 ポ ン プ 設 置 撤 去 工 （ １ 台 あ た り ）
摘要
種別
単位
数量
製管技師
人
※1
製 管 特 殊 作業 員
人
※1
配管工
人
※1
製管作業員
人
※1
電 工
人
※1
ｸﾚｰﾝ付 きﾄﾗｯｸ運 転 費
日
※1
充 てん機 械 損 料
日
※2
計
※ 1 各 人 員数 量 は 表 － 6－ 19 に 示 し ま す 。
表 －6－ 19
製管技師
中 継 ポ ン プ 設 置 撤 去 工 人 員 編 成 (人 )
製管特殊
作業員
配管工
製管
作業員
電 工
ｸﾚｰﾝ付 き
ﾄﾗｯｸ
設置
0.5
0.5
0.5
1.0
0.5
0.3
撤去
0.5
0.5
0.5
1.0
0.5
0.3
※ 2 充 て ん機 械 損 料 は 次 式 で 算 出 しま す 。
充 て ん 機 械 損 料 (日 )＝ 設 置 撤 去 日 数 (日 )×作 業 時 間 割 増 率
表 －6－ 20 Ｂ － ４ 充 て ん 工 (1m 当 た り )
適用
種別
単位
数量
製管技師
人
※1
世話役
人
※1
製 管 特 殊 作業 員
人
※1
製管作業員
人
※1
普通作業員
人
※1
充 て ん 機 械損 料
日
※2
ﾄﾗｯｸﾐｷｻｰ運転 費
台
※3
充 て ん 工 消耗 品 費
日
※4
発 動 発 電 機運 転 費
日
※5
内部注入口
個
※6
ブ レ ー ド ホー ス
m
※7
エ ア ー 抜 きパ イ プ
個
※8
諸雑費
式
1.0
労 務 の 4％
計
1m 当 た り
計÷100m
※1～ ※9 は 、 円 形 と 同 様 に計 算 し ま す 。
- 51 -
※9
（ 2） 材 料 人力 小 運 搬 工 (Ｂ － ７ 代 価) ＜ 参 考 ＞
鋼 製 リ ン グや 表 面・か ん 合 部 材 の 運搬 に お い て 、運搬 機 械 が 使 用 で き な い 場
合 、人 力 に よ り 材 料運 搬 を 検 討 す る 。材 料 人 力 小 運搬 工 代 価 表 を表 － 6－ 21 に
示します。
表 － 6－ 21 Ｂ － ７ 材 料 人 力 小 運 搬 （ 手 車 ） (300m 当 た り)
種別
単位
数量
摘要
運搬距離
ｍ
300
普通作業員
人
※1
手 押 し 車 （ 0.03ｍ 3/台 ） な ど
雑費
％
5.00
小計
作業割増
式
※2
勾 配 割 増 など
計
1m 当 た り
計÷300ｍ
※ 1 各 人 員数 量 は 次 式 で 算 出 し ま す 。
人 員 数 量 (人 )＝ 表 －6－22 作 業 数 量 ×鋼 製 リ ン グ の ピ ッ チ 割 増
÷作 業 時 間 割 増 率
※鋼 製リ ング の ピッ チ割 増 ＝標 準ピ ッチ÷設計 ピッ チ
作 業 時 間 割 増 率 ＝標 準 作 業 時 間 （８ｈ）／当 該 作 業 時 間
標 準 の 作 業数 量 を表 － 6－ 22 に 示 し ま す 。
表 －6－ 22 作 業 数 量
300ｍ 当 た りの
鋼製リング
口径
作業数量
標準配筋ピッチ
φ800～ φ2000
10
250mm
φ2000 超
20
250mm
※2
作 業 割増 は 表 － 6－23 に 示 し ま す 。
割増率
表 － 6－ 23 割 増 率
障害（小）
障害（大）
勾 配 10‰ 未満 勾 配 10‰ 以上
0％
30％
- 52 -
（ 3） 壁 面 洗浄 工 (Ａ － ６ 代 価 )
高 圧 洗 浄 機の 高 圧 水 に よ っ て 、水 路内 に 付 着 し て いる 土 砂 等 を 洗 い 流 し 、管
き ょ 内 調 査 工 が で き る 程 度 に 清 掃 しま す 。
口 径 φ 1500 以 上 、又 は 施 工 箇 所 が 、搬 入 口 か ら の 距離 が 100m を 超 え る 場 合
は 、 壁 面 洗浄 工 を 計 上 し ま す 。
壁 面 洗 浄 工の 代 価 表 を表 － 6－ 24 に 、 人 員 編 成 を表 － 6－25 に 示 し ま す 。
表 －6－ 24 Ａ － ６ 壁 面 洗 浄 工 (1ｍ 2 当 た り)
種別
単位
数量
摘要
特殊作業員
人
※1
普通作業員
人
※1
ハ イ ワ ッ シャ ー
台
※1
諸雑費
式
1.0
労 務 の 2％
計
1ｍ2 当 た り
計÷作 業 量 ｍ2 ※2
※1 諸雑費は、工具その他（消耗材料 など）の費用とし、労務の合計に
2%を 乗 じ ま す 。
※2 標 準 作 業量 を表 － 6－26 に 示 し ま す 。
表 － 6－ 25
人員編成
壁 面 洗 浄 工 人 員 編 成 (1 日 当 た り )
職種
特殊
普通
ハイワッ
作業員
作業員
シャー
1.0
1.0
0.75
表 －6－ 26
壁 面 洗 浄 工 標 準 作 業 量 (1 日 当 た り)
口 径 (mm)
標 準 作 業 量(m 2 )
3000(mm)未満
100
3000(mm)以上
75
- 53 -
付録 1．標 準内 訳書 及び 代価 表
標 準 内 訳 書及 び 代 価 表 を 以 下 に 示 しま す 。
- 54 -
- 55 -
- 56 -
- 57 -
- 58 -
- 59 -
- 60 -
- 61 -
- 62 -
- 63 -
パルテム・フローリング工法
標 準 積 算 資 料
（ 農 業 用 水 編 ）
２００６年 ９月 初版発行
２０１０年 ２月
改訂
２０１１年 ６月
改訂
編集・発行
パルテム技術協会
〒103－0022
東京都中央区日本橋室町四丁目３番１６番１６号
柳屋太洋ビル４Ｆ
TEL 03－3242－2155
FAX 03－3242－2160
本書は無断で転載及び複写を禁じます。
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