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報道発表資料(PDF:476KB)

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報道発表資料(PDF:476KB)
千葉なし味自慢コンテストの開催について
平 成 2 8 年 8 月 2 6 日
千葉県農林水産部生産振興課
電 話 0 4 3 ( 2 2 3 ) 2 8 8 0
千葉県の梨は、収穫面積、収穫量、産出額のいずれも全国一を誇っており、その
品質は、
「味が自慢の千葉の梨」として、消費者や市場から高い評価を得ています。
今回、更なる品質の向上と消費拡大のため「千葉なし味自慢コンテスト」を開催し、
今年の千葉県の梨ナンバーワンを決定します。
本年は、甘みと酸味のバランスが絶妙で濃厚な味わいの「豊水」を対象に行います。
※「千葉なし味自慢コンテスト」は昭和45年に第1回が開催され、今年で41回目を迎えます。
「幸水」と「豊水」を毎年交互に対象としています。
1 開催の主旨
梨の品質向上と消費拡大を図るため、県内の各産地から選りすぐりの梨を集め、
千葉県の梨ナンバーワンを決めるコンテストを開催します。
2 開 催 日 平成28年9月3日(土)~4日(日)
3 主
催 千葉なし味自慢コンテスト
4 共
催 千葉県、全国農業協同組合連合会千葉県本部、
公益社団法人千葉県園芸協会、千葉県果樹園芸組合連合会
5 開 催 場 所 イオン津田沼店1階 センターコート
習志野市津田沼1-23-1 電話 047(455)6000
6 内容及び日程
9月3日(土)
10:00~15:00 専門審査(約 120 点) 審査は御覧いただけます。
9月4日(日)
11:00~12:00 消費者による審査「あなたが選ぶ千葉なしナンバーワン」
(専門審査の上位3点を 50 名の消費者が食べ比べて、農林水産大臣賞、
千葉県知事賞、農林水産省生産局長賞を決定)
12:00~15:00 コンテスト出品物の一般公開
15:00~
コンテスト出品物の即売(売切れ次第終了)
コンテスト期間中「豊水」の試食やゲームも行われます。
○表彰式:11月中旬予定(千葉市内)
[参考資料]
1
千葉県の梨の全国的な位置付け(平成26年産)
千葉県の梨は、収穫面積・収穫量・産出額のいずれも全国順位で第1位と
なっています。
単位:ha、t、億円
都道府県別産出額の順位
区
分
県 名
日
本
な
し
1 位
2 位
3 位
4 位
5 位
千 葉
茨 城
栃 木
鳥 取
福 島
全 国
千葉県
の順位
千葉
県
シェア
%
1,580
1,180
805
900
916
12,800
1位
12.3
収穫量
33,500
27,100
21,700
18,500
19,600
270,700
1位
12.4
産出額
139
72
54
52
49
788
1位
17.6
収穫面積※
※収穫面積とは、農林水産統計「果樹収穫量調査」の結果樹面積であり、生産者が収穫を意図して結果
させた栽培面積とする。
2
資料:平成26年産農林水産統計
千葉県における梨の市町村別収穫面積 (平成18年産)
市町村別では、白井市(304ha、県内比率18.8%)が最も広く、次いで市川市
(272ha、16.8%)鎌ケ谷市(228ha、14.1%)となっています。
東京に近くて消費者が多い東葛飾地域に産地が多いことが特徴です。
市町村別梨収穫面積(ha)
資料:平成18年産農林水産統計
3
「豊水」(ほうすい)の特徴
○「豊水」は、本県の梨全体の3割を占め、幸水に次ぐ主力品種です。
品種
幸水
豊水
あきづき
新高
その他
収穫面積
837ha
474ha
58ha
167ha
44ha
(比率)
53%
30%
3.7%
10.6%
2.7%
収穫時期
7下~8中
8下~9中
9中~9下
9下~10 上
(H26 年産統計資料から推計)
○両親は、「幸水」×イ-33(「石井早生」×「二十世紀」)
昭和 47 年に登録された品種です。
○果実は「幸水」より大きくなり、多汁で甘みと酸味のバランスのよさが特徴です。
特に、完熟した「豊水」は、まさに極上の味といえます。
○8月下旬から9月中旬に熟します。日持ちは、室温で 10 日程度です。
4
「味が自慢の千葉の梨」のキャッチフレーズ
千葉県果樹園芸組合連合会では、昭和30年代から「味が自慢の千葉の梨」をキャッチ
フレーズに消費宣伝を行っており、現在では一般の方にも広く知られるようになりました。
味が自慢のその訳は、
○千葉県は、土壌条件、気象条件に恵まれた梨の栽培適地で、糖度が高くおいしい果実を
生産することができます。
○温暖な千葉県では、関東地方の中では最も早い時期に梨が収穫できます。主力品種の
「幸水」は、暑さが厳しい8月上中旬に収穫最盛期を迎えます。8月下旬から出回る
「豊水」も代表的な味のよい品種であり、昔から千葉の梨はおいしいと定評があります。
○消費地に近いため、遠隔産地と比べて、完熟に近い状態まで果実を樹につけておくこと
ができるので、味の良い収穫したての梨をお届けすることができます。
○梨の生産者には、おいしい梨を作る高い栽培技術があります。江戸時代から続く千葉
県内の産地は、長年蓄積された栽培技術があり、そして、現在も、よりおいしい梨を
つくるための技術研鑽に励んでいます。
5
本年の「豊水」の作柄
本年は、病気の発生が少なく、着果が良好で、
肥大も順調に進んでいます。出荷は、8月21日
から始まり、糖度が高く、おいしい梨が出来て
います。
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