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2014年3月期 決算説明会資料
リケンテクノス株式会社 2014年3月期 決算説明会 2014年5月27日 0 目 次 決算概要 今後の事業戦略 業績予想 1 決算概要 2 2014年3月期 業績サマリー 単位:百万円、円 科 科 目 目 2014年 2014年 3月期 3月期 2013年 2013年 3月期 3月期 前期比 前期比 増減率 増減率 2014年3月期 2014年3月期 業績予想 業績予想 達成率 達成率 売上高 82,855 73,543 +9,312 +12.7% 82,000 101.0% 売上総利益 13,120 10,319 +2,801 +27.1% - - 93.3% 営業利益 3,732 1,883 +1,849 +98.2% 4,000 経常利益 4,016 2,271 +1,745 +76.8% 4,000 100.4% 当期純利益 1,925 1,351 +574 +42.5% 2,400 80.2% 1株当り利益 32.17 22.38 +9.79 +43.7% 40.09 80.2% 3 セグメント別売上高推移 2014年3月期 売上高 828億円 前年同期比 93億円増 (12.7%増) 単位:億円 900 800 92 700 600 500 48 47 160 49 150 79 139 その他 142 136 食品包材 400 300 200 490 516 482 567 フイルム コンパウンド 396 100 0 2010/3月期 2011/3月期 2012/3月期 2013/3月期 2014/3月期 4 営業利益の増減要因分析 営業利益 3,732 百万円 前年同期比 1,849 百万円増益 3,732百万円 1,849百万円増益 売上増加他 +318百万円 5,000 のれん償却 ▲88百万円 4,500 タイの回復 +554百万円 4,000 3,500 為替による 影響 +617百万円 販管費増加 ▲686百万円 3,000 2,500 2,000 原価率改善 +1,134百万円 1,500 1,000 1,883 百万円 3,732 百万円 500 0 2013年3月期 2014年3月期 5 連結貸借対照表 キャッシュ・フロー計算書 連結貸借対照表 キャッシュ・フロー計算書 単位:百万円 資産合計 負債合計 77,208百万円 36,251 百万円 前期末比 8,210百万円増 流動資産 46,668百万円 前期末比 5,067百万円増 固定負債 7,730百万円 純資産合計 固定資産 30,540百万円 40,957 百万円 前期末比 3,142百万円増 当期 前年 同期比 5,707 ▲794 投資CF ▲3,624 5,258 営業CF 財務CF 602 ▲2,323 3,126 2,232 期末残高 11,698 3,126 増減額 6 セグメント別動向① コンパウンド事業 単位:百万円 60,000 8,456百万円増収 1,859百万円増益 4,000 40,000 売上高 48,270 売上高 56,726 20,000 利益 2,230 利益 4,089 3,000 2,000 1,000 0 0 2013年3月期 2014年3月期 前期比17.5%増 前期比83.4%増 国内は消費税引き上げ前の駆け込 み需要もあり、建材・電材市場の 売上が堅調に推移。 自動車も生産の増加により引続き 好調。 海外は各拠点共自動車市場、電線 市場を中心に売上が伸長。 タイ国現地法人が洪水から復旧し 売上回復。 米国2現地法人も自動車、住宅市 場の需要を確実に捉え増収増益。 7 セグメント別動向② フイルム事業 単位:百万円 15,000 12,000 0 -50 売上高 14,284 売上高 13,908 -100 9,000 -150 6,000 利益 ▲263 利益 ▲234 3,000 -200 -250 0 -300 2013年3月期 376百万円減収 前期比2.6%減 29百万円 損失縮小 国内は、消費増税前需要を背景に 主力の建装材市場は好調に推移。 広告メディア関連も増加。海外は 、米国は好調も、欧州市場の回復 傾向は限定的で低調に推移。 光学市場ではPDP用フィルムか ら撤退し、新製品開発に注力する ものの売上には寄与せず。 2014年3月期 8 セグメント別動向③ 食品包材事業 単位:百万円 200 10,000 1,327百万円増収 前期比16.8%増 8,000 6,000 150 売上高 7,891 売上高 9,218 100 4,000 利益 74 利益 79 2,000 0 50 5百万円増益 前期比6.8%増 個人消費に回復の兆しが見られる ものの、食品・日用品に対する低 価格指向が強まり、原材料価格上 昇分を製品に転嫁できず厳しい状 況が続く。 一方、生産、技術部門では統合に より生産効率化を行い、コスト削 減を実現。 0 2013年3月期 2014年3月期 9 今後の事業戦略 10 中期経営計画に基づく今後の事業戦略 計数目標(初年度実績と最終目標) 主要課題(初年度実績と次年度課題) 最重点市場への取組み 設備投資状況 海外展開(ロードマップ) グローバル、更なるスピードアップ 11 中期経営計画ー初年度実績と最終目標 (連結ベース) 2015年度 (最終年度) コンパウンド 食品包材 経常利益(億円) 売上高 (億円) 1,200 1,000億円 70億円 1,000 70 920 828 800 70 60 50 50 600 営業利益 経常利益 (億円) 80 1,000 売上高 フイルム その他 40 40 30 400 20 ) ) 20 14 年 度 ( 予 測 績 20 13 年 度 (実 ( 目 標 40億円 0 度 当期純利益 0 20 15 年 70億円 10 ) 経常利益 200 12 3ヵ年中期経営計画 主要課題 コンパウンド事業の更なるグローバル展開 フイルム事業の抜本的な立て直し 最適な営業推進体制の構築 ソリューション事業の事業化実現 徹底した人材育成 13 3ヵ年中期経営計画 主要課題 コンパウンド事業の更なるグローバル展開 2013年度の実績 ◆最重点市場への施策 <自動車市場> タイ エラストマー工場稼働 日本・米国・タイの3極体制 <医療・ヘルスケア市場> インドネシアPVC工場稼働 日本・タイ・インドネシアの 3極体制 2014年度の課題 ◆生産設備増強 ◆海外拠点との協業による拡販 ◆新製品のグローバル展開 ◆グローバルネットワーク強化 ◆グローバル供給体制の強化 14 3ヵ年中期経営計画 主要課題 フイルム事業の抜本的な立て直し 2013年度の実績 ◆主力事業での安定黒字化 ◆光学市場においてPDPからの 完全撤退 ◆新製品への開発注力、上市へ の準備 2014年度の課題 ◆主力事業での黒字拡大 ⇒ 建材分野でのリフォーム需要 オリンピック需要等の取込み ⇒ 徹底したコストダウン実施 ⇒ 様々な新製品の販売 フイルム事業 実績推移 主力分野の営業利益 6 4 2 0 -2 -4 -6 -8 150 100 50 0 度 度 1年 0年 2 01 2 01 ※PDP:プラズマディスプレイ 営業利益(億円) 売上高(億円) フイルム事業売上高 新規光学分野の営業利益 ◆光学フィルムのディスプレイ 市場への新製品の上市 ⇒ ガラス代替フィルム上市 ⇒ 両面ハードコートの拡販 度 度 3年 2年 2 01 2 01 15 3ヵ年中期経営計画 主要課題 最適な営業推進体制の構築 製品別営業体制 コンパウンド フイルム 食品包材 グローバル ネットワークの構築 マーケットインを目指した ビジネスユニット体制 自動車 医療 情報電子 市場 ヘルスケア 市場 市場 建材 建装材 市場 電材 市場 食品包材 市場 16 最重点市場への取り組み状況① 自動車 2012年度比 自動車分野 売上高 内外装部材(国内) ワイヤーハーネス 内外装部材(海外) フィルム +100億円 施策 エラストマー新グレード「オレフ レックスN」の拡販 ゴム代替の拡販 非日系メーカーへの戦略的参入 280 300 250 売上高(億円) 2015年度 売上拡大 売上目標 280億円 200 +3 180 +35 150 100 +44 加飾フィルムの拡販 自動車用電線/電装拡販 新製品開発 50 +18 0 2012年度(実績) 2015年度(目標) 17 最重点市場への取り組み状況② 医療・ヘルスケア 売上拡大 2015年度 売上目標 2012年度比 医療ヘルスケア分野 売上高 70億円 国内 海外 +35億円 100 施策 売上高(億円) 非フタル酸系可塑剤製品の市場投 入(血液回路・血液バッグ・各種チュ ーブ等) グローバル拡販 ゴム代替TPEの拡販(シリンジ ガスケット・栓体等) 70 80 60 40 35 +30 20 +5 0 2012年度(実績) 2015年度(目標) 18 重点市場への取り組み状況③ 食品包材 売上拡大 2015年度売上目標 140億円 2012年度比 +61億円 業務用塩ビ ラップシェア目標 36% 市場の塩ビ回帰の潮流を捉える ⇒包装適性の優位性をアピール その他ラップ類 海外 160 39% 140 140 120 36% 100 80 79 36% シェア ⇒市場のイニシャティブの掌握 業務用塩ビラップ ラップ以外の食品包材 業務用塩ビラップシェア 売上高(億円) 施策 統合による広範な販売チャネル 網の活用 食品包材分野 売上高 60 33% 40 20 27 31% +20 47 0 30% 2012年度(実績) 2015年度(目標) 19 3ヵ年中期経営計画 設備投資状況 年度 国内 海外 エラストマー 塩ビ 2013年度 光学フィルム フィルム (実績) ラップ 基幹システム 製造設備増設 製造設備増設 製造設備新設 製造設備改善 製造設備改善 更新 米国 エラストマー製造設備増設 塩ビ 2014年度 光学フィルム ラップ (計画) 基幹システム 製造設備改善 製造設備新設 製造設備改善 更新 米国 エラストマー製造設備増設 インドネシア 塩ビ 製造設備増設 ラップ 基幹システム 製造設備改善 更新 中国 塩ビ 2015年度 (計画) 37億円 44億円 製造設備増設 タイ エラストマー製造設備増設 新規生産拠点 ※メンテナンスを含む。 合計 49億円 新設 20 3ヵ年中期経営計画 設備投資状況 初期計画 海外 23 メンテナンス 46 海外 42 総額 130億円 総額 メンテナンス 103億円 60 見直し計画 国内 20 国内 42 21 中期経営計画ロードマップ 海外展開 更なるグローバル展開、強化 2013 2014 2015 グローバル営業体制強化(統括会社設立) 全域 海外拠点との協業による(戦略市場)拡販、グローバルネットワーク構築 アジア 自動車 電線 情報電子 医療 北米 自動車 建材 欧州 その他 タイ エラストマー工場稼動 タイ エラストマー増設検討 インドネシア 医療用塩ビコンパウンド工場稼動、販売の強化 インドネシア一般塩ビ増設ライン稼動 海外 売上高比率 50%以上が目標 輸出フイルム海外生産 中国 増設ライン稼動 米国 エラストマー増設ライン稼動 検討 OEM生産の開始 未開拓地域(中南米、EU他)の市場調査 アセアン地区新規生産拠点の検討 重点市場に強い企業とのアライアンス等の検討 業績予想 23 2015年3月期の業績予想 (単位:百万円、円) 科 科 目 目 売上高 営業利益 2015 年3月期 2014 2015年3月期 年3月期 2014年3月期 業績予想 実績 業績予想 実績 92,000 5,000 伸び率 伸び率 82,855 +11.0% 3,732 +33.9% 経常利益 5,000 4,016 +24.5% 当期純利益 2,500 1,925 +29.9% 41.77 32.17 +29.9% 1株当り利益 100,000 90,000 92,000 売上高 経常利益 6,000 82,855 5,000 80,000 70,000 4,000 60,000 50,000 3,000 40,000 2,000 30,000 20,000 【業績予想のポイント】 国内、海外とも景気は回復しているものの、消費税率 の引き上げ、タイ国の政情不安、新興国経済の減速等 の懸念材料あり。原材料上昇分の価格転嫁が必須。海 外でのコンパウンドの伸びと、フイルムの新規製品の 立ち上げに期待。 1,000 10,000 0 0 2014年3月期 2015年3月期 24 セグメント別業績予想 コンパウンド 70,000 60,000 56,726 フイルム 売上高 営業利益 6,000 15,000 5,000 12,500 13,908 62,200 13,700 食品包材 売上高 営業利益 1,000 750 売上高 営業利益 500 15,000 12,400 12,500 400 500 50,000 4,000 10,000 10,000 9,218 250 40,000 4,089 300 4,600 3,000 7,500 0 7,500 30,000 -250 2,000 5,000 20,000 1,000 10,000 0 0 2014年3月期 2015年3月期 2,500 ▲234 200 200 5,000 79 -500 200 100 2,500 -750 -1,000 0 2014年3月期 2015年3月期 0 0 2014年3月期 2015年3月期 (単位:百万円) 25 株主還元 安定配当 配当金 (円、%) 中間 期末 通期 配当性向 (連結) 2011年3月期 4.00 4.00 8.00 24.0 1.61 2012年3月期 4.00 5.00 9.00 27.8 1.73 2013年3月期 4.00 5.00 9.00 40.2 1.64 2014年3月期 4.00 5.00 9.00 28.0 1.54 2015年3月期 (予想) 4.00 5.00 9.00 21.5 1.54 純資産配当率 (連結) ※2015年3月期(予想)における配当性向及び純資産配当率は、3月末現在で把握可能な数値にて試算しております。 26 免責事項 本資料に記載されている計画、見通し、戦略およびその他の歴史的事実でないもの は、作成時点において入手可能な情報に基づく将来に関する見通しであり、さまざ まなリスクおよび不確実性が内在しています。実際の業績は経営環境の変動などに より、これら見通しと大きく異なる可能性があります。また、本資料に記載されて いる当社および当社グループ以外の企業などにかかわる情報は、公開情報などから 引用したものであり、情報の正確性などについて保証するものではありません。 お問い合わせ先 [email protected] 経理部 前田 27