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糖尿病
2014年10月号 糖尿病 40年間で約3万人から700万人程度にまで増加 境界型糖尿病(糖尿病予備軍)を含めると約2000万人とも 糖尿病は自覚症状が少ないため糖尿病であることに気付かないでいる人や、 気付いていても治療をしないでいる人が、いかに多いかがわかります。 高血糖 上手くブドウ糖を取り入れられなくて、血糖値が高くなる病気。 膵臓で分泌されるインシュリンというホルモンが不足することや上手く、 作用しないことで食事等で摂取された炭水化物のブドウ糖が細胞に 吸収されずに血液中に留まることで血液中の糖濃度が高い状態が 続くことで高血糖となります。 ドロドロ血液が誘発 血糖値が高い血液は砂糖水のようにドロドロとした状態でそうなると血管内で血液が 流れにくくなり、ついには血管内で詰まったりと血管を破壊したりとします。 4つのタイプ 膵臓がインスリンをほとんど、あるいは全く作らないために体の中の インスリンの量が絶対的に足りなくなって起こる インスリンの量が不十分で起こるものと肝臓や筋肉などの細胞がインスリン作用を 2型糖尿病 あまり感じなくなるために、ブドウ糖がうまく取り入れられなくなって起こるものがある 遺伝子の異常やほかの 遺伝子の異常や肝臓・すい臓の病気、感染症、免疫の異常などの他の病気が 病気が原因となる糖尿病 原因となって引き起こされるもの。薬品が原因となる場合もある 1型糖尿病 妊娠時に現れる糖尿病。新生児に合併症が出ることもある 妊娠糖尿病 2型糖尿病 日本の95%がこのタイプ 慢性高血糖を確認し、さらに症状、臨床所見、家族歴、体重歴などを参考として統合判断します 空腹時血糖(mg/dl)126以上は 糖尿病型と云え要注意です 発行所 大西ハウジング 60歳以上の6人に1人が糖尿病 加齢とともに、糖尿病性の合併症の頻度が 高くなり、加えて、動脈硬化などの病気も 出てくるため、一人でいくつもの病気に 苦しむ人が増えます 遺伝 主な原因 ストレス 恐ろしい3大合併症 糖尿病網膜症、糖尿病神経障害、 糖尿病腎症を3大合併症と呼ぶ。 糖尿病に特有の合併症で、血糖コントロールをしないでいると、 糖尿病発症時から10~15年でこれらの合併症が出てくるといわれる。 糖尿病網膜症 糖尿病神経障害 糖尿病腎症 食べ過ぎ 飲み過ぎ 目の底にある網膜の血管が悪くなり、視力が弱まり中には 失明する場合もある。白内障になる人も多いといわれている。 足のしびれ、ケガや火傷の痛みに気づかないこともあり、 そのほか筋肉の萎縮、筋力の低下や胃腸の不調、立ちくらみ、 発汗異常、インポテンツ、EDなど、さまざまな自律神経障害の症状も。 尿を作る腎臓の糸球体の毛細血管が悪くなり、次第に尿が作れなくなり 人工透析となるケースがあります。人工透析となる原因の1位です。 気付きにくい初期の自覚症状 のどの渇き 尿の量・回数が多い 体重が急激に減る 全身がだるく、疲れやすい 目がかすむ 尿に糖が出る 立ちくらみ 手足のしびれ インポテンツ(性欲減退) 月経異常 こんな症状も要注意! 足のいろいろな箇所にタコができる 足の爪が巻き爪になりやすくなる 足の皮膚が乾燥したり、ひび割れを起こしやすい 爪把厚という爪水虫のような症状が出やすい 糖尿病神経障害の要因の可能性あり 足がほてる、冷える、つりやすい こむら返りがおこる 気付かないうちに足に怪我をしやすい 長時間歩くとふくらはぎが痛むが、休めば治る