資料5 省エネ政策の拡充の方向性（案）（PDF形式：106KB）

資料５
省エネ政策の拡充の方向性（案）
省エネ政策を見直し、規制と支援の両面から対策の抜本的強化を図る
省エネ政策を見直し、規制と支援の両面から対策の抜本的強化を図る
規制の見直し
規制の見直し
１．産業部門
【現状と課題】
【現状と課題】
・省エネ法上、一定規模以上の工場・事業場に対しエネルギー管理を義務付け
・省エネ法上、一定規模以上の工場・事業場に対しエネルギー管理を義務付け
・複数工場を有する大企業のうち、企業単位のエネルギー管理は増加
・複数工場を有する大企業のうち、企業単位のエネルギー管理は増加
・工場・事業場に対しては、毎年のエネルギー原単位の改善義務
・工場・事業場に対しては、毎年のエネルギー原単位の改善義務
【検討の方向性】
【検討の方向性】
（１）企業単位のエネルギー管理の導入による企業全体のエネルギー管理の
（１）企業単位のエネルギー管理の導入による企業全体のエネルギー管理の
改善の促進
改善の促進
（２）工場・事業場の省エネ基準へのセクター別ベンチマークの導入
（２）工場・事業場の省エネ基準へのセクター別ベンチマークの導入
支援の拡充
支援の拡充
１．産業部門
【現状と課題】
【現状と課題】
・中小企業は大企業と比較して省エネ取組に遅れ
・中小企業は大企業と比較して省エネ取組に遅れ
・中小企業の省エネ取組に対するサプライチェーンを通じた大企業の支援
・中小企業の省エネ取組に対するサプライチェーンを通じた大企業の支援
の動き
の動き
【検討の方向性】
【検討の方向性】
（１）大企業による中小企業に対する省エネ支援等を促進する仕組みの検討
（１）大企業による中小企業に対する省エネ支援等を促進する仕組みの検討
（２）中小企業の省エネ推進のための支援等の強化
（２）中小企業の省エネ推進のための支援等の強化
２．業務部門
【現状と課題】
【現状と課題】
・省エネ法規制のカバー率は産業部門では８７％であるのに対し、業務部門では
・省エネ法規制のカバー率は産業部門では８７％であるのに対し、業務部門では
１３％であり、エネルギー消費が増加
１３％であり、エネルギー消費が増加
・スーパー、ホテル、外食産業等では多くの事業場が裾切値以下で規制対象外
・スーパー、ホテル、外食産業等では多くの事業場が裾切値以下で規制対象外
・一定規模以上の新築ビルの省エネ基準遵守率は８割
・一定規模以上の新築ビルの省エネ基準遵守率は８割
【検討の方向性】
【検討の方向性】
（１）企業単位のエネルギー管理の導入等によるエネルギー管理の強化
（１）企業単位のエネルギー管理の導入等によるエネルギー管理の強化
（２）事業場の省エネ基準へのセクター別ベンチマークの導入
（２）事業場の省エネ基準へのセクター別ベンチマークの導入
（３）トップランナー対象機器の拡充
（３）トップランナー対象機器の拡充
（４）ビルの省エネ措置の強化（実効性の確保等）
（４）ビルの省エネ措置の強化（実効性の確保等）
（５）ビルの省エネに係る評価・表示の充実
（５）ビルの省エネに係る評価・表示の充実
３．家庭部門
【現状と課題】
【現状と課題】
・トップランナー制度と機器のラベリングを通じた、製造事業者等による省エネ機
・トップランナー制度と機器のラベリングを通じた、製造事業者等による省エネ機
器の供給
器の供給
・省エネ基準の遵守率は新築住宅の約３割
・省エネ基準の遵守率は新築住宅の約３割
・住宅性能表示制度の利用率は新築住宅の約２割
・住宅性能表示制度の利用率は新築住宅の約２割
【検討の方向性】
【検討の方向性】
（１）トップランナー対象機器、ラベリングの追加・拡充
（１）トップランナー対象機器、ラベリングの追加・拡充
（２）住宅の省エネ措置の強化（実効性の確保等）
（２）住宅の省エネ措置の強化（実効性の確保等）
（３）住宅の省エネ基準の充実（設備・躯体の一体化）
（３）住宅の省エネ基準の充実（設備・躯体の一体化）
（４）住宅の省エネに係る評価・表示の充実
（４）住宅の省エネに係る評価・表示の充実
２. 業務部門
【現状と課題】
【現状と課題】
・ＢＥＭＳ（ビルエネルギー管理システム）等の高効率システムの導入に対する
・ＢＥＭＳ（ビルエネルギー管理システム）等の高効率システムの導入に対する
支援
支援
・ＥＳＣＯ事業（省エネ診断・設備導入事業）を活用した省エネ取組の動き
・ＥＳＣＯ事業（省エネ診断・設備導入事業）を活用した省エネ取組の動き
【検討の方向性】
【検討の方向性】
（１）業務部門やビルの省エネ対策支援の強化
（１）業務部門やビルの省エネ対策支援の強化
（２）ビルに対する省エネ支援策（税、予算）の拡充
（２）ビルに対する省エネ支援策（税、予算）の拡充
※省エネビルの導入を促進する税制の検討を含む
※省エネビルの導入を促進する税制の検討を含む
３．家庭部門
【現状と課題】
【現状と課題】
・エネルギー供給事業者・小売事業者には省エネ法上、一般消費者に対する
・エネルギー供給事業者・小売事業者には省エネ法上、一般消費者に対する
省エネ情報提供の努力義務
省エネ情報提供の努力義務
【検討の方向性】
【検討の方向性】
（１）
（１）大企業による一般消費者に対する省エネ支援等を促進する仕組みの検討
大企業による一般消費者に対する省エネ支援等を促進する仕組みの検討
（２）省エネ家電の普及を促進する国民運動
（２）省エネ家電の普及を促進する国民運動
（３）住宅に対する省エネ支援策（税、予算）の拡充
（３）住宅に対する省エネ支援策（税、予算）の拡充
※省エネリフォームを促進する税制の検討を含む
※省エネリフォームを促進する税制の検討を含む