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月号 - NGP日本自動車リサイクル事業協同組合

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月号 - NGP日本自動車リサイクル事業協同組合
2012 年6 月19日発行 ■発行責任者/長谷川利彦 ■編集・制作/自動車グリーンサポート㈱ ■発行/㈱ NGP 東京都港区高輪3丁目25番33号長田ビル2F TEL.03
(5475)
1200 定価/1部30円
2012 No.255
6 月号
市 場 ニーズにマッチしてい る中 古(リユース )部 品
低年式車の修理用では部品在庫が豊富です
NGP 各社の営業マンに使い勝手についての
ご相談、要望をお寄せ下さい
中 古(リユース)部 品の 供 給 は 修 理 需 要に対して豊 富にあるものの、販 売 機 会 が 少 なく資 源 スクラップに回ってしまっている― 。
日本自動 車リサイクル 部 品 協 議 会 などで 取り組 んだ「自動 車リユース 部 品の 供 給 量に関する調 査 」でわかりました。
当たり前 なことなのですが 、低 年 式 車ほどリユース 部 品の 在 庫は 豊 富でした。
わかりました。
保険事故車に対してリユース部品の供給が潤沢なことが調査で判明
NGP日本自動車リサイクル事業協同組合
が加盟する日本自動車リサイクル部品協議会
現 状 の 在 庫 デ ータで 修 理 需 要に対して 供
調査では、ワンボッ
給量が下回った部位は、ワンボックス車では
ク ス 車、コ ン パ クト
新しいモデ ル ① の Ⓐ ~ Ⓕまでのす べ ての 部
カ ー、軽 自 動 車 各 1
位、中間モデ ル ② の Ⓐ、Ⓑ と多い の で す が、
モデルを取り上げて、
コン パクトカー では 新しい モデ ル ① の Ⓐ ~
某 大 手 損 保 の事 故 修
Ⓒ、中間モデル②のⒶ、また軽自動車では新
理 デ ー タとリユ ー ス
しいモデル①のⒶ~Ⓒに留まっており、使用
部 品の 在 庫 登 録デ ー
期間の長い車両を修理する場合、リユース部
タを照らし合わせて、
品がそろっていることがわかりました。
需 給 の マッチン グ を
ワンボックス車は使用期間が長いため、部
見 ま し た。在 庫 登 録
品取り車がリサイクル部品業者に回るのにも
デ ー タ は、N G P 協
時間がかかります。また、事故車から部品を
同 組 合 のNGPシ ス
取るために、コンパクトカー、軽自動車を含
テムに登録された
めてフロント、リアのバンパーのリユース部
データのほか2グ
品在庫は不足がちになるようです。お客様も
ル ープ から 提 供 さ れ
新しい車の修理には新品部品を使ってほしい
ました。
という要望が強いはずですから、そのあたり
対象車両は販売期間ごとにモデルを分け、
はやむなし。ただ、調査結果が示すように中
ワンボックス車では① 2006 年以降の販売
年 式 以 降 の 部 品 在 庫は 意 外とそろっている
は 大 学 ベンチャーの 早 稲田環 境 研 究 所 など
モデル、② 2000 年から 2005 年までのモ
の だということを 修 理 業 者 の 皆 様にはご 理
とともに、昨年度に環境省が公募した自動車
デル、③ 1990 年から 1999 年までのモデ
解いただきたいと思います。
リサ イクル 連 携 高 度 化 等 支 援 事 業 で 取り組
ルの区分。
NGP協同組合は研修を通じて各社のフロ
んだ実証事業に参画、この中で保険事故によ
コン パクトカーでは同様に① 2010 年 以
ントマンのスキルアップに努めており、例え
る車両修理に対してリユース部品の在庫はど
降、② 2002 年から 2010 年、③ 1992 年
ばフロントバンパーの背後にある部品まで修
の程度そろっているか、需給のマッチング調
から 2002 年、また軽自動車は① 2003 年
理で必要になるかどうかを皆様にお尋ねした
査が行われました。
から 2008 年、② 1998 年から 2003 年、
りしています。
「あるはずがない」と決めつけ
③ 1993 年~ 1998 年とのモデルで区分し、
ないで、NGP協同組合各社のフロントマン
なかなかそろわないと思っている方もおられ
それぞれのⒶフロントバンパー、Ⓑリアゲー
にお問い合わせください。全国ネットワーク
るとは思います。実際、高年式車ではクルマが
ト、Ⓒボンネットフード、Ⓓリアバンパー、Ⓔ
で 修 理に必 要な 部品をお 探しします。また、
修理業者の皆様の中には、リユース部品は
新しいこともあってリユース部品として入手
右テールランプ、Ⓕ右フロントドアの各部位
在 庫 のあり方 などで 要 望が あれば 真 摯に受
困難なケースもあるものの、中低年式車にな
について、修理による交換件数と在庫量を照
け止めて、協同組合を上げてお応えできるよ
るとリユース部品の在庫は豊富にあることが
合しました。
うにいたします。
自動車保険の等級別料率制度が変更に
保険 料負 担 公平や 保険 収 支の改善が 狙い
自動 車 保 険 の 等 級 別 料 率 制 度 が 変 わります。損 保 各 社は 秋までに一 斉に見 直しを 行うようです。
サービ スメニューなども 増えることにはなりますが 、総じてユーザ ーの 負 担は 増します。
連 携して車 離 れを 加 速させない 対 策 を 検 討 する時 期を 迎 えているのかもしれません。
の拡大カーブが低く抑えられています。全体
〈適用例①〉18等級で事故があった場合の適用等級・割増引率
無事故
18等級
54%割引
15等級
16等級
的に見ると、保険料率水準は若干の引き上げ
18等級
54%割引
17等級
に な る ようで す。参 考 ま で に 事 故 ありの 場
合、15 等級の割引率は 33%、20 等級では
(4年後)
事故有
18等級
15等級
33%割引
16等級
36%割引
17等級
37%割引
(1年後)
(2年後)
(3年後)
44%と大幅ダウンになります。
18等級
また火災、盗難にあって車両保険が支払わ
れ た 場 合、
「 等 級 す え 置 き 」事 故として 翌 年
〈適用例②〉
18等級で車両盗難、
飛び石、落書等の事故があった場合の適用等級・割増引率
無事故
事故有
18等級
54%割引
18等級
17等級
17等級
38%割引
18等級
54%割引
19等級
55%割引
20等級
63%割引
(2年後)
(3年後)
(4年後)
18等級
19等級
20等級
の契約時の等級はそのままでしたが、制度を
廃止し 1 等級ダウンすることにしました。こ
れらの新制度について、三井住友海上は 10
月 1 日以 降 の 保 険 契 約から適 用することに
(1年後)
しており、実際に「 事 故あり」
「 事 故なし」で
設 定 さ れ た 料 率 が 適 用 さ れ る の は、翌 年、
三 井 住 友 海 上 火 災 保 険 が 5 月 18 日、ノ
あり」、
「事故なし」で異なる割引率が設定さ
2013 年からの契約になります。同時に制度
ンフリート等級 別料率制度の改定を軸にし
れます。例えば、18 等級で事故を起こした
変 更に 合 わ せ て 安 全ド ライブ サ ポ ートツ ー
た自動車保険の制度変更を発表しました。事
場 合、これまでの制 度 では翌 年 の 契 約時に
ルを充実して、スマートフォンユーザー向け
故を起こしたドライバーの保険料負担を重
15 等 級 の 割 引 率 が 適 用 さ れ、3 年 間 続 け
のコンテンツサービスを充実するそうです。
自動車保険の収支改善は損保各社にとって
くすることで事 故を 起こさなかったドライ
て無 事 故で過ごせば 18 等 級に戻りました
バーの負担を相対的に軽くし、負担感を公平
が、新制度では同じ 15 等級でも「事故あり」
大きな課題になっています。しかし料率を一
にしようとするものです。昨年 10 月、自動
の 割 引 率 の 低 い 料 率 が 適 用 さ れ、翌 々 年、
方的に引き上げていては車を維持するための
車保険の参考料率などを算定している損害
さらにその翌年と無事故で等級が上がって
負担感が増し、若者を中心としたユーザーの
保険料率算出機構が金融庁にこの制度変更
も割引率の低い「事故あり」の料率が適用さ
車 離 れ を 加 速 す る こ と に な り か ね ま せ ん。
について届け出し、了承されています。他の
れることになります。また「等級すえ置き事
ユーザーが減ればサービス需要も減ります。
損保も一斉に同内容の改定を実施します。
故」の制度も廃止となりました。
保険料の引き上げは、損保業界だけの話だと
制 度 変 更 に よ り 事 故 を 起 こ し たド ラ イ
料 率 算 定 機 構は、これまで の 制 度 では 事
見物しているわけにはいきません。
バ ー の 負 担 は 重くなりま す。ノンフリート
故を起こした契約者が本来負担すべき保険
損 保 業 界 にとっても 保 険 料 引き 上 げ は 痛
等級別料率制度は 1 人の保険契約者が所
料の一部を無事故の契約者が負担している
しかゆしで、制度改正など進める一方で、リ
有、または使用する自動車が 9 台以下の場
構 造になっており、この 不 公 平 を 改 めるた
ユース 部 品を 積 極的に活 用して 保 険 事 故 の
合 に 適 用さ れ る制 度 で、契 約 者 を 1 ~ 20
め、などと料 率をふ たつに分け た 理由を 説
支 払 い 保 険 料 を引き 下げ ることを 真 剣に考
等 級 に区 分し て 等 級 ごとに 保 険 料 の 割 増、
明しています。
え始めているようです。昨年は損保協会自ら
割引を 行っています。初めて契 約され る場
三井住友海上が発表した改正後の等級別
合、6 等 級 ま た は 7 等 級 が 適 用 さ れ、1 年
割 引 率 を み る と、6 等 級 の 場 合 17 % 引 き
がリユ ー ス 部 品 の 利 用 促 進 を 訴 えるチラシ
を作製して配布しました。
間無事故の場合には翌年度の契約で 1 等級
だった も の が 19 % 引きに 割 引 率 は 上 がり
ユ ー ザ ー の 車 離 れ が 進 むことが な いよう
上がり、割引が拡大し、反対に事故を起こし
ましたが、半面、最大の割引率 63%(無事
にNGP協同組合も、高品質なリユース部品
た場 合には 3 等級 下がり、割引が 小さくな
故 の 20 等 級 に 適 用 )は す え 置 か れ、そ の
の供 給 力を高めてまいります。互いに連 携、
るというものでした。
こ の 制 度 の 基 本 骨 格 は 変 わりま せ ん が、
新制度では 7 等級から 20 等級まで「 事故
一方で 15 等級の割引率が 52%から 51%
協力してユーザーにリユース部品に対する理
に、また 19 等級では 61%から 55%にな
解を深めてもらい、自動車サービス市場が活
るなど、15 等級から 19 等級までの割引率
性化することをめざしたいと思っています。
NGP 今月の CO 2 削減量
リサイクル部品利用にともなう削減効果
NGP
平 成 2 4 年 4 月:
7,075 t
NGP
※ NGPをはじめとしたリサイクル部品販売事業12 団体は、グリーンポイントクラブを作り、リユース部品、リビルト 部品を利用することで達成できたCO2 の削減量を利用者の皆様にお知らせしています。ご協力ありがとうございます。
1月からの累計:
リターナブル梱包材利用にともなう削減効果
NGP
平 成 2 4 年 4 月:
21.2 t
NGP
28,173 t
全12団体 1月からの累計
49,984 t
※リターナブル梱包材の利用にともなう削減効果はNGP 協同組合独自のCO2 排出削減の取り組みです。
ダンボールに変えて、専用梱包材を200 回繰り返し使用することで削減効果を試算しました。
1月からの累計:
86 .2 t
※リターナブル梱包材は、
ドア・フェンダー用に加えて 2011年 2 月よりバンパー用の運用を開始しました。
「人とくるまのテクノロジー展 2012」開催
内外からの過去最 大の出展 者が
最 新技 術の展 示を競う
ショー で 展 示 され たもの が 再 展 示 され てお
り、半年間の技術的進歩が聞けることもテク
ノロジー展の面白みのひとつでした。
展 示 会 に 並 行 し て「 E V・HE V ワ ー ク
ショップ 」を実施、EVの先行開発車を進め
るシムドライブ(SIM-Drive)による先 行開
発 車 第 2 号「SIM-WIL」の 解 説 や 最 新 のド
自動 車 関 連 の 最 新 技 術 を 紹 介 する「自動
ました。
ライブトレイン技術、カーエレクトロニクス
車 技 術 展 人 と く る ま の テ ク ノ ロ ジ ー 展
今回は「人々の暮らしを豊かにするスマー
の 耐 環 境 性 評 価 試 験 など、各 種 の 技 術 解 説
2012」が 5 月 23 ~ 25 日、横 浜 市 西 区
ト技術~人とくるまと社会をつなぐ」をテー
や課 題 解 決 のためのツー ル 紹 介が 行 われま
の パシフィコ横 浜 で開か れました。公 益 社
マに掲げたということで、ハイブリッド車、
した。
団法人自動車技術会の春季大会に合わせて
EV関 連 の 展 示 が 多くみら れ まし た。自動
こらからの自動車は、燃費向上のために軽
開 か れ てい るも の で、今 回で 21 回 の 開 催
車 メー カー 各 社 も出 展し、い すゞ自動 車 の
量化が求められています。スチールから樹脂
を 数 え ま す。国 内 外 か ら 過 去 最 大 の 436
小 型ト ラ ッ ク ベ ー ス の プ ラ グ イ ン ハ イ ブ
へと素材も変化、ワイヤーハーネスもアルミ
社・団 体 が 出 展し、自 動 車 の 設 計 開 発、構
リッド、三菱自動車の4WDプラグインハイ
化するなど部品素 材 の 変 化も各 社 の展 示を
造・部品にかかわる最新技術の展示を行い
ブ リ ッド シ ス テ ム な ど、昨 年 の モ ー タ ー
通して理解することができました。
自動 車 メー カー は 昨 年 の モ ー タ ー ショー の 流 れ で 展
示、
「三菱プラグインハイブリッドEVシステム」もそ
のひとつ。フロント、リアそれぞ れにモーターを搭 載
した4WDで、
「EV」
「シリーズ」
「パラレル」の 3 モー
ド で 走 行、EVモ ード で 50 ㎞ 走 行 す る。今 年 度 中に
市販化を予定する。
SIM - Drive は先行開発車事業のプレゼンとともに先行
開発車第 1 号の「SIM - LEI」
(=写真)、同 2 号の「SIMWIL」を展示。いずれもインホイールモーターによるア
ウターローター式ダイレクトドライブで駆動、第 1 号は
24.9kWh の リ チ ウ ム イ オ ン 電 池 を 搭 載 し、一 充 電
268㎞を走行する。
矢崎総業のブースは電子部品、電装品をネットワーク
する車載電線を展示。こちらも軽量化が求められてお
り、約 30 % の 軽 量 化につ な が るア ルミ電 線、太 さで
通 常 銅 線 の お よ そ 3 分 の 1、0.13 ㎜という高 強 度 極
細電線を並べた。部品の進化、素材の変化を感じるこ
とができるのもテクノロジー展の魅力。
テクノロジー展に信越電装が自動車リサイクル業界で 「 ハ イブ ー スト 」はダ ウン サ イジ ングした ガソリン エ
初出展した。自動車設計開発にリサイクルのしやすさ ン ジ ン と マ イクロ ハ イブリッド で 燃 費 向 上 を め ざ す
を取り込んでいくことは今日的な課題のひとつ。主催 英リカルド社開発のシステム。マイクロハイブリッド
者側からも新分野の展示会参入に期待、信越側もメー とは日本のアイドリングストップを電動スパーチャー
カー各社の技術者が来場する展示会で新たな出会いが ジャーなどで上級化した機構。低コストな技術の組み
合わせで低燃費を実現した。
あることに期待していた。
自工会、「豊田」新体制に移行
JATCO は新製品の「JATCO CVT 8ハイブリッド」
を 紹 介。同 社 は 4 型 式 あ っ た CVT を 軽 自 動 車 か ら
1.5ℓガソリン車までの「JATCO CVT7」と、2.0ℓ
から 3.5ℓまで の「JATCO CVT8」に 集 約。発 展 形
がこの 新 製品。アメリカで 発 売した日産「アルティマ
ハイブリッド」に搭載されている。
田体制を支えることになりました。前任会長
さらに売れる環 境づくりで
国内市 場の活 性 化に期待
が副会長に就任するという人事は、これまで
自工会では例がなかったことだそうです。
自工 会 は 新 年 度 事 業 計 画として 環 境 変 化
を的確に捉えた取り組みを推進し、豊かなク
ル マ 社 会 の 実 現に向けて 積 極的に活 動する
ことなどを 打 ち出し、
「日本 のもの づくりの
日本自動車工業会(自工会)は 5 月 17 日、
会 見で豊田新 会 長は「 車 体 課 税の抜 本 改革
維持」
「 国内 市 場 の 活 性 化 」
「 安 全・安 心 で、
平 成 24 年 度 定 時 総 会 を開き、新 会 長にト
を実現するなどして、日本にある保有台数を
快 適 なクル マ 社 会 の 実 現 」の 3 点 を 重 点 項
ヨタ自動車の豊田章男社長を選出しました。
ベースに、買い替えサイクルが普通に回って
目に掲げました。
自 動 車 産 業 の リ ー ダ ー にト ヨ タ 自 動 車 の
いくような自動車流通、自動車産業を一日も
また豊田新会長は、一定の国内生産量を確保
トップが立ったことで、国内からは低迷する
早く達成したい」などと抱負を述べました。
することは必要との認識を示し、
「国内の自動
市場の活性化に高い期待が寄せられていま
会長だった日産自動車の志賀俊之最高執
す。こうした期待を感じてか、総会後の記者
行責任者(COO)は、副会長に就任して豊
車産業を守り抜くこと」
「世界の自動車産業を
リードすること」に努めたいと語りました。
東日本大震災車両処理活動を締めくくる式典を挙行
太田部品の太田会長にELV機構から感謝状
日 本ELVリサ イク ル 機 構(ELV 機 構 )
が 主 催し た「 東日 本 大 震 災 被 災 車 両 処 理 活
動 終 了 式 典 」が 5 月 18 日、宮 城 県 仙 台 市
内 の ホ テ ル で 開 か れ まし た。自 動 車リサ イ
クル業界は、ELV機構を中心にひとつにな
り、宮城県仙台、岩沼両市を中心にした被災
車 両 の 撤 去・回 収 と 処 理に 協 力して きまし
た。両市での処理が完了したことで、ひとつ
の区切りとしての式典を開催したものです。
式 典 に は 仙 台 市 と 岩 沼 市 の 両 副 市 長、経
済 産 業 省、環 境 省、自 動 車 リ サ イ ク ル 促 進
セン タ ー、自動 車 再 資 源 化 協 力 機 構 の 関 係
から 延 べ 3300 人 以 上 の 経 営 者・従 業 員
が 参 加し、延 べ 1200 台 以 上 の 車 両 を 使
用して被災車両の撤去・回収にボランティ
アで 取り組 みました。回 収し適 正 処 理した
被 災 車 両 は、仙 台、岩 沼 両 市 で 8400 台
以上となります。
NGP協 同 組 合 は、あ い お い ニッセ イ同
和 損 保 の 協 力を 得 て 現 地 本 部 を 立 ち 上げ、
保管車両の管理
などにも本部から
人 員を 派 遣、全 体
の活動を支えまし
者 を 来 賓 とし て 招 き まし た。処 理 業 務 に あ
たった自動 車リサ イクル 業 界 各 団 体 の 代 表
た。危 険 を 伴う撤
去・ 回 収 業 務 で
とともに、NGP協同組合からは長谷川利彦
理事長、大橋岳彦会長らが出席しました。
は、NGP 協 同 組
合 の 太 田 部 品( 静
今 回 の 活 動 は 仙 台 市、岩 沼 市、さ ら に 仙
台 空 港を管 轄する国土 交 通 省 東 京 交 通 局と
岡 県 御 殿 場 市 )の
太田勲会長らの
協 定 を 締 結 し、全 国 181 社 の 解 体 事 業 者
ベテランが実務
行 政関 係 者も出席、
締めくくりの 式 典を 挙 行
第 6 回フロントマンSTEP UP研修会を実施
戦力となるフロントマンを目指して
接客応対の技量に磨きをかける
ロールプレーイングは緊張の瞬間
୨প
挨拶する長谷川理事長
しての力量を高めたい」
( 茨 城オートパーツ
セ ン タ ー、朏 孝 明 さ ん )、
「修理技法を学ん
理法などの板
金技法基礎に
ついての講義
を受けるととも
に、電 話 対 応 の
ロールプレーイ
だ お か げ で、お 客 様 が 求 め て い る 商 品 は た
だ ヘコミの 少 な い 商 品 だけ では な いという
発 見 にも つ な がりまし た 」
( 東 和、谷 田 葉 瑠
香さん)と意欲と発見につながっています。
ロールプレーイングは「皆に見られている
緊 張 と 普 段 と 違うシ チュエ ー ション からい
つ も の自 分 を 100 % 出 せ ま せ ん でし た が、
それでも言わなければならないこと、やらな
くてはならないことといったポイントは押さ
え ること が で き まし た 」
( コ マ ゼ ン、大 園 明
哉さん)とし、実践的な教育効果は高いです。
ングでフロント
マンとしての技
「合計粗利目標 25%をめざし会社に貢献
します」(栃木パーツ、古川直彦さん)、「ど
量に磨きをか
けました。
板 金、車 体 構
造の講義は初歩のフロントマンにとって参
考となるようで、
「今まで詳しく学んだこと
がなかったので大変参考になりとても勉強
になりました。自分 の 中で 興 味 が わい た の
で引き続き自分で勉 強してフロントマンと
ん な お 客 様にでも 確 実に対 応 できるような
フロント マン を めざ すとともにお 客 様 の 信
頼確保にも努めて行きます」(西日本オート
リサ イク ル、大 田 健 介 さ ん )、「NGPに 属
し て い るという認 識 もより強 い も の に なり
まし た。さらに 成 長し て い け るよう頑 張り
ます」(ラ・テール、大井昌美さん)と参加
者はそれぞれ決意を新たにしています。
基礎知識を仕込むことで対応も変わる
第 6 回フロントマンSTEP UP研修 会
が 5 月 17、18 日 に 静 岡 県 裾 野 市 の あ い
お い ニッセイ同 和自動 車 研 究 所 東 富 士 セン
タ ー で 開 か れ まし た。参 加 者 は 利 益 構 造 な
ど 企 業 経 営 の 基 本 知 識、車 体 構 造と 復 元 修
指 導 を 行 い まし た。こ の た め 大 き な 事 故 が
起 き ること も なく業 務 が 遂 行 で き、式 典 で
は太田会長にELV機構より、感謝状が贈ら
れました。
また、改めて寄 付 金を捻出し、仙台、岩 沼
両市の福祉施設や学校に寄付することとし、
式 典 でNGP協同 組 合 の 長 谷 川利 彦 理 事 長
らが両市の代表者に手渡しました。
NGPニュース 5 月号の組合員情報変更の記事で、株式会社ハセ川自動車の新しいFAX番号に誤りがありました。正しいFAX番号は
076 -477-7112 です。お詫び、訂正いたします。
NGP日本自動車リサイクル事業協同組合事務局
〒108-0074 東京都港区高輪3丁目 25 番 33号 長田ビル2F
TEL:03-5475-1208 FAX:03-5475-1209 http: //www.ngp.gr.jp
株式会社 NGP
〒108-0074 東京都港区高輪3丁目25 番 33 号
TEL:03-5475-1200 FAX:03-5475-12 01
http: //www.ngp.co.jp
長田ビル 2F
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