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面積の93%を森林が占めさらにその7割が広葉樹林です。いわば
飛騨市は、面積の93%を森林が占めさらにその7割が広葉樹林です。いわば 「広葉樹のまち」であり、貴重な地域資源です。「広葉樹の森」は、木材資源とい うだけではなく、山地災害の防止や水源涵養、あるいは貴重な動植物や山菜の宝庫 でもあり、多様な恩恵をもたらしてくれます。そうしたことを踏まえ、各方面と連 携・協働した広葉樹を活用したまちづくりがすすめられています。 今回のシンポジウムは、豊かに生き延びるための知恵「近自然」の考え方をもと に、森と生活を繋ぐまちづくりについて紹介しますので、ぜひご参加ください。 ■主催:飛騨市森林組合 ■後援:飛騨市 講師等プロフィール ■講演 山脇 正俊 氏 スイス近自然学研究所 代表 スイス連邦チューリッヒ州に37年在住。北海道工業大学客員教授、スイ ス連邦工科大学・チューリッヒ州立総合大学講師、近自然森づくり研究会 特別顧問、環境・オーディオコンサルティング。スイスとドイツで1970年 代に始まった環境と人間の豊かさの両立を追求する「近自然川づくり」に 出会い、以降その思想を体系化した「近自然学」を確立。近自然学は川づ くりのほか、道づくり、まちづくり、エネルギー利用、農業、林業、教育、 ビジネス、社会システムなどの分野にも応用されている。2010年にはシュ トリッカー氏と「近自然森づくり」の考え方を日本に紹介し、その普及を 進めている。 ロルフ・シュトリッカー 氏 スイス連邦 チューリッヒ州ヴィラ村 / シュテルネンベルグ村 フォレス ター スイスのフォレスターは、スイス連邦が認定したフォレスター学位の取 得者で、市町村の公務員であり、総合的な森林管理を行うコーディネー ターである。その仕事は、地域の森林を管理経営するための計画立案、森 林所有者との交渉、森林作業の発注、製材所との交渉など多岐にわたる。 日本と同様に木材価格が低迷を続けるスイスにあっても、彼の担当区は黒 字経営を続け、地域住民から厚い信頼を得ている。林業にいち早くエコロ ジーの思想を持ち込み、環境貢献と林業経営の両立に20年以上にわたり 取り組んでいる彼のことを、フォレスター仲間は「グリーン・フォレス ター」と呼んでいる。 案内図 広域農業管理センター ご記入の上、FAX又はメールで事前にお申し込みください ●お名前(代表者) ●所属など ●参加予定人数 申し込み問合せ先 名 飛騨市森林組合 TEL0577-74-2030 FAX0577-74-2025