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第3次鳴門市地球温暖化対策実行計画 「エコ・オフィス なると」
第3次鳴門市地球温暖化対策実行計画 「エコ・オフィス なると」 平成23年3月 鳴 門 市 目 次 Ⅰ.計画策定の背景 -------------------------------------------- 1 Ⅱ.基本的事項 ------------------------------------------------ 2 1.計画の目的 ---------------------------------------------- 2 2.計画の位置づけ ------------------------------------------ 2 3.計画の期間 ---------------------------------------------- 3 4.計画の対象範囲 ------------------------------------------ 3 5.計画の対象となる温室効果ガス -------------------------- 4 Ⅲ.温室効果ガスの総排出量に関する目標 ------------------------- 5 1.対象とする事務・事業の範囲 ------------------------------- 5 2.平成21年度(基準年度)の温室効果ガスの排出状況 ----------- 6 3.削減目標値の設定 ----------------------------------------- 8 Ⅳ.具体的な取組 ----------------------------------------------- 9 1.財やサービスの購入・使用時に当たっての配慮 --------------10 2.公共施設の建築・管理等に当たっての配慮 ------------------18 3.重点的に取り組む事務・事業 -------------------------------19 4.市民への啓発 --------------------------------------------20 Ⅴ.推進と点検・評価 -----------------------------------------24 1.推進・点検体制 -----------------------------------------24 2.職員に対する研修等 -------------------------------------25 3.市民への啓発 -------------------------------------------25 4.実施状況の点検・評価方法 -------------------------------25 5.実施状況の公表 -----------------------------------------25 6.その他留意事項 -----------------------------------------25 参考資料 -----------------------------------------------------26 1.用 語 集 --------------------------------------------------26 2.地球温暖化対策の推進に関する法律施行令 (平成 22 年 3 月 3 日一部改正)排出係数一覧表 --------------29 Ⅰ.計画策定の背景 地球温暖化は、エネルギーの消費等により発生する二酸化炭素などの温室効果ガスの影 響で、地表面や海洋の平均温度が上昇する現象であり、この温度の上昇に伴って、海面の 上昇・異常気象・農作物への悪影響など私たちの生活に大きな被害を及ぼす可能性が指摘 されています。 この地球温暖化の防止に向けて、平成9年に開催された京都会議において先進国におけ る温室効果ガス排出量の数値目標を定めた「京都議定書」が採択され、我が国においては、 平成20年度から平成24年度の期間に、国内の温室効果ガス総排出量を平成2年度レベ ルから6%削減する目標が定められました。 これを受け、国内の地球温暖化対策の推進を図り、国民の健康で文化的な生活の確保に 寄不するとともに人類の福祉に貢献するために制定された「地球温暖化対策の推進に関す る法律」において、市町村は自らの事務及び事業について、温室効果ガスの排出量の削減 並びに吸収作用の保全及び強化のための措置に関する計画を策定するものとされました。 鳴門市においても、地球温暖化対策の推進を図るため、「鳴門市地球温暖化対策実行計 画」を平成13年3月に策定し、温室効果ガス削減への取り組みを開始いたしました。 現在は、平成18年3月に策定した「第2次鳴門市地球温暖化対策実行計画(エコ・オ フィスなると)」の基準年度である平成16年度比10.2%のCO2削減を目標として、 地球温暖化対策に取り組んでいるところです。 この第2次計画の計画期間が平成22年度で終了するため、より一層の温室効果ガス削減 に取り組むため、「第3次鳴門市地球温暖化対策実行計画(エコ・オフィスなると)」を 策定するものです。 -1- Ⅱ.基本的事項 Ⅱ.基本的事項 1.計画の目的 本計画は、「地球温暖化対策の推進に関する法律」第20条の3に基づき、本市の事務・ 事業に伴い発生する温室効果ガスの排出抑制の措置をとることにより、地球温暖化対策の推 進を図ります。また市職員が環境に配慮した行動を率先して実行することにより、市民や事 業者等への温室効果ガス削減に対する意識の高揚を図るとともに、市民・事業者等の行う環 境に配慮した自主的な取り組みを促していきます。 地球温暖化対策の推進に関する法律(抜粋) (地方公共団体実行計画等) 第二十条の三 都道府県及び市町村は、京都議定書目標達成計画に即して、当該都道 府県及び市町村の事務及び事業に関し、温室効果ガスの排出の量の削減並びに吸収作用の 保全及び強化のための措置に関する計画(以下「地方公共団体実行計画」という。)を策 定するものとする。 2.計画の位置づけ 本計画は、地球温暖化対策に関する基本方針等を定めた関係法令である「地球温暖化対策 の推進に関する法律」や京都議定書でわが国の温室効果ガス6%削減のための必要な措置等 を定めた「京都議定書目標達成計画」を計画策定の指針とし、「第五次鳴門市総合計画」な どの上位計画との整合を図るものとします。 鳴門市 世界 第五次鳴門市総合計画 京都議定書 鳴門市の目指すべき方向を実現するための施策を明らかに し、総合的、体系的かつ計画的な新たなまちづくりの基本 指針となるものであり、各種計画や施策の基本となる本市 における最上位の計画です。 鳴門市環境基本計画 国 鳴門市の環境の保全に関する施策の総合的かつ計画的 な推進を図るための基本的な計画です。 地球温暖化対策の推進に関する法律 京都議定書 目標達成計画 策定の指針 図1 第3次鳴門市地球温暖化対策実行計画 「エコ・オフィスなると」 本計画の位置づけ -2- 3.計画の期間 環境省「地球温暖化対策に関する基本方針」に規定された期間によると5年間が適当であ るとされることから、本計画の計画期間は平成23年度から平成27年度までの5年間としま す。現況の把揜が可能な直近年度である平成21年度を基準年度とします。 なお、本市の事務・事業等の動向をふまえ、必要に応じて計画の見直しを行います。 ・基準年度 平成21年度 ・目標年度 平成27年度 ・計画期間 平成23年度から平成27年度(5年間) 4.計画の対象範囲 計画の対象範囲は、次の市の部局等が直接行う事務・事業に関して適用します。 本庁・本庁出先・環境局・消防・企業局 教育委員会本庁・教育委員会出先 ただし、島田小学校はすでに休校しているため、運輸事業課、ボートピア土佐、市立鳴門 工業高校は、民間委託や県立高校への移行等により運営主体が変更されることが予定されて いることから、対象外とします。 また、外部へ委託して行う事業(施設の管理運営を含む)は、対象範囲から除きますが、 温室効果ガス排出抑制のため、必要な措置を講ずるよう要請します。 -3- 5.計画の対象となる温室効果ガス 本計画では、以下の4物質を対象とします。 温室効果ガスの種類 用途の分類 電気の使用 二酸化炭素(CO2) メタン(CH4) 一酸化二窒素(N2O) ハイドロフルオロカーボ ン(HFC) 燃料の使用 焼却 自動車の走行 焼却 自動車の走行 焼却 その他 市対象範囲からの 主な発生源 電気の使用※1 各施設での暖房給湯などの化石燃料使用な ど 一般廃棄物(廃プラスチック)の焼却 自動車の走行 一般廃棄物(廃プラスチック以外)の焼却 自動車の走行 一般廃棄物(廃プラスチック以外)の焼却 カーエアコン使用時の漏出 カーエアコン廃棄時の排出 ※ 1 : 電気の使用によって二酸化炭素が発生するのは、電力供給事業者が火力発電によって 電気を供給しているため、電気の消費者が二酸化炭素の排出を行っているとみなされ ています。 注 1 : 「地球温暖化対策の推進に関する法律」により定められている温室効果ガス6種類の うち、パーフルオロカーボン(PFC)、六フッ化硫黄(SF6)は、本市の事務・ 事業との関わりが小さいため対象としないこととします。 -4- Ⅲ.温室効果ガスの総排出量に関する目標 Ⅲ.温室効果ガスの総排出量に関する目標 1.対象とする事務・事業の範囲 計画の対象とする事務・事業の範囲は、以下の組織、施設等の事務・事業とします。 なお、島田小学校はすでに休校しているため、運輸事業課、ボートピア土佐、市立鳴門工 業高校は、民間委託や県立高校への移行等により運営主体が変更されることが予定されてい ることから、対象外とします。 表1 対象とする組織、施設等の範囲 部 局 施設区分 企画総務部(総務課(契約検査室),人事課,税務課,企画課(交通政策室), 秘書広報課(情報化推進室,危機管理室),財政課) 市民環境部(市民協働推進課,市民課,文化交流推進課) 本 庁 健康福祉部(健康づくり課,保険課,長寿介護課,人権推進課) 福祉事務所(社会福祉課,子どもいきいき課) 経済建設部(まちづくり課,土木課,下水道課) 経済局(商工観光課,農林水産課),市民会館 会計課,議会事務局,監査委員事務局,選挙管理委員会事務局,農業委員会事務局 市民課連絡所(板東・鳴門・瀬戸・北灘・里浦・堀江),文化会館,人権福祉セン ター,川崎会館,立岩集会所,身体障害者会館,公設地方卸売市場,農業センター 本庁出先 高速鳴門バス停,鳴門西 PA 観光情報ステーション,保育所(林崎,中央,瀬戸, みどり),趣味の作業室,老人憩いの家,都市公園等,妙見山公園,公衆トイレ 大浦漁港ふれあい広場,樋門・排水機場 環境局 消 防 企業局 教育委員 会本庁 クリーンセンター管理課,環境政策課,廃棄物対策課 クリーンセンター管理課の管理施設(クリーンセンター・し尿処理場・火葬場他) 消防総務課,予防課,消防署(大麻分署) 水道事業課(浄水場,配水ポンプ施設等),競艇企画管理課, 競艇業務推進課 教育総務課,学校教育課(教育支援室), 生涯学習人権課(体育振興室) 中学校(第一,第二,鳴門,瀬戸,北灘,大麻) 小学校(撫養,林崎,黒崎,桑島,第一,里浦,鳴門東,鳴門西,明神,瀬戸, 大津西,北灘東,北灘西,堀江北,堀江南,板東,川崎) 教育委員 会出先 幼稚園(撫養,精華,黒崎,桑島,第一,里浦,鳴門東,成稔,明神,瀬戸,大津西, 北灘東,北灘西,堀江北,堀江南,板東,川崎) 勤労者体育センター,鳴門市剣道場,鳴門市総合運動場,桑島テニス場,中水尾川1号公園 鳴南体育館,相撲場,公民館,図書館,大麻学校給食センター,教員住宅(外灯) (平成23年4月現在) -5- 2.平成21年度(基準年度)の温室効果ガスの排出状況 目標(平成27年度)を設定するにあたり、基準年度(平成21年度)とする市の事務・事 業に伴う温室効果ガスの排出状況を表2~表4に示します。 温室効果ガスの総排出量は、約 16,055.1 t(二酸化炭素換算。以下、同じ。)であり、 その詳細については、表2(項目別)、表3(部局別)、表4(温室効果ガス別)に示しま す。 表2 項 燃 料 の 使 用 自 動 車 の 走 行 ガ ソ リ ン 平成21年度(基準年度)項目別二酸化炭素換算 排出状況 目 別 電気の使用 ガソリン 灯油 軽油 A 重油 液化石油ガス(LPG) 小 計 普通・小型自動車 軽自動車 普通貨物車 小型貨物車 軽貨物車 特殊用途車 バス 単位 kWh L L L L kg km km km km km km km 普通貨物車 小型貨物車 特殊用途車 小 計 一般廃棄物焼却量(廃プラスチック) 一般廃棄物焼却量(全量) 小 計 km km km 軽 油 焼 却 その他 t t 使用量・排出量等 22,377,839.0 71,520.7 404,539.0 105,662.0 370,110.0 79,546.3 74,576.0 126,902.0 1,452.0 243,596.0 112,472.0 54,157.0 7,842.0 57,733.0 25,206.0 271,938.0 1,429.8 16,883.9 CO2 換算 排出量(t) 9,107.8 166.0 1,007.1 273.1 1,002.9 238.6 2,687.7 0.7 0.9 0.02 2.0 0.8 0.6 0.1 0.3 0.1 2.2 7.7 3,952.9 297.1 4,250.0 HFC-134a カーエアコン使用車輌 台 142.9 1.9 HFC-134a カーエアコン廃棄車輌 台 5 0.03 1.9 全 16,055.1 体 *温室効果ガスの排出量算定に用いた排出係数は、「地球温暖化対策の推進に関する法律施行令(平 成22年3月3日一部改正)」による。(他人から供給された電気の使用に伴う排出は、平成22年 12月27日公表) -6- 表3 平成21年度(基準年度)部局別の二酸化炭素換算 排出状況( 単 位 : t) 燃料の使用 電気の使用 93.7 166.9 1,432.5 71.1 1,764.2 20.8 525.0 545.8 14.4 363.3 377.6 2,687.7 413.0 805.3 2,166.4 66.8 3,451.5 2,914.6 1,591.4 4,506.0 49.5 1,100.7 1,150.3 9,107.8 ①本 庁 ②本庁出先 ③環 境 局 ④消 防 小計(①~④) ⑤水 道 ⑥競 艇 小計(⑤~⑥) ⑦教育委員会 ⑧教育委員会出先 小計(⑦~⑧) 全体(①~⑧) 焼却 自動車の走行 2.9 0.3 2.3 0.8 6.4 0.7 0.2 0.9 0.3 0.1 0.4 7.7 その他 0.0 0.0 4,250.0 0.0 4,250.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 4,250.0 全 0.7 0.1 0.5 0.2 1.5 0.2 0.1 0.3 0.1 0.04 0.1 1.9 体 510.4 972.6 7,851.7 139.0 9,473.6 2,936.3 2,116.7 5,053.0 64.3 1,464.1 1,528.4 16,055.1 表4 平成21年度(基準年度)温室効果ガスの種類別二酸化炭素換算 排出 状 況 ( 単 位 : t) 焼却 その他 全 体 燃料の使用 電気の使用 自動車の走行 2,687.7 9,107.8 - 3,952.9 - 15,748.4 メタン(CH4) - - 0.3 0.3 - 0.6 一酸化二窒素(N2O) - - 7.4 296.8 - 304.2 ハイドロフルオロカー ボン(HFC) - - - - 1.9 1.9 2,687.7 9,107.8 7.7 4,250.0 1.9 16,055.1 二酸化炭素(CO2) 全 体 -7- 3.削減目標値の設定 平成21年度の二酸化炭素換算排出量は、第2次鳴門市地球温暖化対策実行計画の基準年 度である平成16年度と比較すると、14.2%削減することができました。 これは、一般廃棄物処理施設の更新により補助燃料の使用量が減尐したこと、一般廃棄物 の分別収集が市民に浸透し焼却処理した廃プラスチック類が減尐したこと、さらには市営バ ス路線の一部廃止や便数の減尐等によって、温室効果ガスの排出量が減尐したためです。 第3次鳴門市地球温暖化対策実行計画の計画期間には、こうした特殊な事情の発生は予定 されていません。さらには、二酸化炭素換算排出量を削減するための施設更新には相当な財 政負担を伴いますし、その他の具体的な取り組みの効果についても限界があります。 こうした事情を考慮し、第3次鳴門市地球温暖化対策実行計画「エコ・オフィスなると」 における二酸化炭素換算削減目標は、平成21年度比-6.0%とします。 表5 部局別の二酸化炭素換算 目標 平成21年度 (基準年度) [単位:t] 平成27年度 (目標年度) [単位:t] CO2削減量 (平成27年度―平成21年度) [単位:t] 増減率 CO2削減量 ÷平成21年度 庁 510.4 485.0 25.4 △5.0% ②本庁出先 972.6 924.0 48.6 △5.0% ③環 境 局 7,851.7 7,322.6 529.1 △6.7% ①本 ④消 防 139.0 132.0 7.0 △5.0% ⑤水 道 2,936.3 2,765.0 171.3 △5.8% ⑥競 艇 2,116.7 2,011.0 105.7 △5.0% ⑦教育委員会本庁 64.3 61.1 3.2 △5.0% ⑧教育委員会出先 1,464.1 1,391.0 73.1 △5.0% 16,055.1 15,091.7 963.4 △6.0% 全 体 削減目標 平成27年度のCO2換算排出量を、 平成21年度比-6.0%とします。 -8- Ⅳ.具体的な取組 Ⅳ.具体的な取組 本市の第3次鳴門市地球温暖化対策実行計画の削減目標である-6.0%の達成に向け、 以下のような取り組みを推進します。 また、市民にも温室効果ガス削減に対する意識高揚を図り、環境に配慮した自主的取り組 みを促していきます。 項 目 取組内容 ①照明機器の適正な使用・管理の推進 財 や サ に財 ー 当や 当 ビ たサ ス ー っ たの てビ 購 っ のス 入 の 配 ・ て 慮購 使 入 用 の・ 時 配使 に 用 慮時 に公 共 当 施 た設 っの 建 て築 の・ 管 配理 慮等 ②事務用機器の適正な使用・管理の推進 (1)電気使用量の削減 ③空調機器の適正な使用・管理の推進 ④その他 ①給湯・温水器の適正な使用・管理の推進 (2)燃料使用量の削減 ②暖房用燃料の適正な管理 (3)水道使用量の削減 節水の推進 ①公用車における燃料使用量の削減 (4)環境に配慮した車の利用 ②公共交通機関の積極的利用 ③ノーマイカーデーの実施 (5)用紙類等の使用量の削減 用紙類等の使用量の削減 (6)グリーン購入の推進 エコマーク製品及びグリーンマーク製品等の購入 (7)ごみ減量化・リサイクルの推進 資源化・リサイクル化 (8)代替フロンの回収等 フロンガス対策の推進 (1)設備の適正管理 エレベーターの運行抑制 ①公共施設への太陽光発電システムの導入 (2)自然エネルギーの利用 ②自然光の活用 ①公共工事におけるグリーン購入の促進 (3)環境に配慮した公共工事の推進 ②建設廃材排出量の抑制・再資源化 (4)緑化の推進 公共施設における緑化の推進 事取重 務り点 特に取り組むべき部署 ・ 事組的 業むに の市 啓民 発へ ①ごみ処理事業 ②水道事業 (1)電気使用量の削減 電気使用量の削減 (2)燃料使用量の削減 給湯・温水器の適正な使用・管理の推進 (3)水道使用量の削減 節水の推進 (4)環境に配慮した車の利用 自動車における燃料使用量の削減 (5)ごみ減量化・リサイクルの推進 ごみの分別・リサイクル等の推進 -9- 1.財やサービスの購入・使用時に当たっての配慮 (1)電気使用量の削減 ①照明機器の適正な使用・管理の推進 ●晴天時の窓際、昼休み、事務室内の未使用スペース等の照明は、支障のない範囲で消灯 し、会議室・更衣室・湯沸室・ロッカー室・倉庨・喫煙場所など断続的に使用する個所 の照明は、すみやかな消灯を心がけます。また、廊下・階段等の共用部分の照明は支障 のない範囲で減らします。 1日1時間点灯時間を短縮すれば年間に、54W白熱電球1灯:約8.0kg、12W蛍光ラン プ1灯:約1.8kgのCO2削減になります。 [年間:365日] ●照明器具の清掃、ランプの適正な時期での交換を実施します。 ●消費電力の尐ない機種(LED照明、Hf型蛍光灯等のインバーター型製品)やセンサー付 機器への転換を図ります。 40W蛍光灯60本をHf型32W蛍光灯に交換すれば、年間に約1.0tのCO2削減になりま す。 [1日の点灯時間:12時間、年間:365日] ②事務用機器の適正な使用・管理の推進 ●コピー機、パソコン等のOA機器は、省電力モードに設定します。 デスクトップ型パソコンの電源オプションを「モニタの電源OFF」から、「システムス タンバイ」にすれば1台につき年間約5.1kgのCO2削減、ノート型パソコンの場合は1 台につき年間に約0.6kgのCO2削減になります。 [システムスタンバイ時間:週3.25時間、年間:52週] ●昼休みなど長時間使用しないときは、電気機器の主電源を切ります。(待機電力の削減) 10時間待機電力をカットすれば、デスクトップパソコン1台:約9.8g、エアコン1台: 約9.8g、プリンタ複合機1台:約4.9g、DVDプレイヤー1台:約4.9g、シュレッダー 1台:約2.9g、液晶テレビ1台:約1.6gのCO2削減になります。 [待機時消費電力:標準モード] ●電気ポット、冷蔵庨、テレビ等電気製品の使用台数の適正化に努めます。 - 10 - ③空調機器の適正な使用・管理の推進 ●夏季の冷房設定温度は、28℃としてクール・ビズ(ノーネクタイ・ノージャケット)で 対応し、啓発シール掲示により適切な温度管理に努めます。 エアコンの冷房設定温度を27℃から28℃に上げると、1台につき年間に約12kgの CO2削減になります。 [エアコン能力:2.2kW、1日の運転時間:9時間、冷房期間:112日(6月2日~9月 21日)] ●冬季の暖房設定温度は、19℃としてウォーム・ビズ(保温効果の高い肌着・重ね着を利 用したビジネススタイル)で対応し、啓発シール掲示により適切な温度管理に努めます。 エアコンの暖房設定温度を21℃から20℃に下げると、1台につき年間に約22kgの CO2削減になります。 [エアコン能力:2.2kW、1日の運転時間:9時間、暖房期間:169日(10月28日~4 月14日)] ●冷暖房の使用時間の短縮に努めます。 ●空調機器フィルターの定期的な掃除などに努めます。 月に1回か2回、エアコンフィルターの目詰まりを掃除すれば、目詰まりしているもの に比べ、1台につき年間に約13kgのCO2削減になります。 [エアコン能力:2.2kW、1日の運転時間:9時間、 暖房期間:169日(10月28日~4月14日)、冷房期間:112日(6月2日~9月21 日)] ●冷暖房中の執務室の窓・出入口の開放や丌必要な開閉をしないように努めます。 ●空調機器の吹き出し口周辺に物などを置かないようにします。 ●カーテンやブラインド、断熱フィルム等を使用し、冷暖房効果を高めるよう努めます。 南面に窓ガラス(200m2)がある集会所で1シーズン(6月~9月)、ブラインドと遮 光フィルムを併用したとすれば、冷房効率のアップにより約835kgのCO2削減になり ます。 [ブラインド使用率:50%、日尃遮蔽係数:ガラス=0.97、ガラス+ブラインド=0.53、 ガラス+遮光フィルム=0.41、ガラス+ブラインド+遮光フィルム=0.22] ●外気の導入や換気の励行により、室内温度の調整を図ります。 ④その他 ●近くの階へは積極的な階段の利用に努め、エレベーターの使用を抑制します。 ●毎週水曜日・金曜日を「ノー残業デー」とし、17時30分以降の消灯に努めます。 - 11 - ●ゴーヤ等を利用した緑のカーテン事業を推進し、冷房費の削減を図ります。 つる性植物を利用した緑のカーテンは、熱エネルギーの遮断効果、葉の気孔からの水分 蒸散により、日差しを和らげてくれるだけでなく室温の上昇も抑えるほか、騒音の低減 効果などもあるといわれています。 ●電気ポット、コーヒーメーカー等加熱機器は、未使用時は電源を切ります。 1Lのお湯を6時間保温した場合と、プラグを抜き6時間後に再沸騰させた場合を比較す ると、電気ポット1台につき年間約44kgのCO2削減になります。 [年間:365日] ●電気製品購入の際は、適正規模の機器を選択します。 (2)燃料使用量の削減 ①給湯・温水器の適正な使用・管理の推進 ●ガスコンロを使用する際は、沸かし過ぎの防止や中火での使用に努めます。 水1Lを沸騰させる時、火力を強火から中火にすれば、ガスコンロ1台につき年間約 6.8kgのCO2削減になります。 [1日3回、水温:20℃、年間:365日] ●給湯・温水器の適正な温度管理に努めます。 湯沸かし器の設定温度を40℃から38℃にして1日2回使用したとすると、湯沸し器1 台につき年間約25kgのCO2削減になります。 [水温:20℃、年間:253日(夏季をのぞく)] ●湯沸かし器等の種火の止栓に努めます。 ●エネルギー消費効率の高い製品への転換を図ります。 ガス瞬間湯沸器1台を2000年製から2010年製に転換すれば、エネルギー燃焼効率 の向上により、年間約128kgのCO2削減になります。 [年間:365日、給水温度:年平均15℃、給湯温度:40℃] ②暖房用燃料の適正な管理 ●丌必要な暖房は控えます。 1日1時間運転時間を短縮すれば年間に、ガスファンヒーター1台:約36kg、石油ファ ンヒーター1台:約37kgのCO2削減になります。 [設定温度:20℃、暖房期間:169日(10月28日~4月14日)] - 12 - (3)水道使用量の削減 節水の推進 ●食器具類の洗浄、洗顔、歯磨きの際は水をためて使ったり、こまめに水を止めたりする よう心がけます。 歯を磨く時に30秒間流しっぱなしで使う水約6Lを、コップにくめば約0.6Lで済み、 5.4Lの節水になります。送水に使われる電力をCO2に換算すると、1回で約1.9gのCO2 削減になります。 ●節水器具(節水コマ、節水バルブなど)の取り付けなど、水道の水量調節を行います。 節水コマの取り付けで、台所・洗面所のように流し洗いをするところでは、1分間に最大 6.0Lの節水になります。送水に使われる電力をCO2に換算すると、約2.2gのCO2削減 になります。 [13mmの胴長水栓、水圧:0.1Mpa、ハンドル開度:90度] ●水漏れ等の点検を定期的に実施します。 ●公用車の洗車回数の削減や洗車方法の改善(バケツ利用など)に努めます。 ホースからの流し洗いで洗車をすると、1台約90Lの水を使います。これをバケツにく んで洗えば約30Lで済み、60Lの節水になります。送水に使われる電力をCO2に換算す ると、1回につき約22gのCO2削減になります。 - 13 - (4)環境に配慮した車の利用 ①公用車における燃料使用量の削減 ●エコドライブ運動に積極的に参加し、環境に配慮した車の使用を行います。 ◇ 無用なアイドリングをしない。(アイドリングストップ) 30kmの道のりで4分間のアイドリングストップをしたとすれば、1台につき年間約 40kgのCO2削減になります。(節約ガソリン量:約17.3L) [車両平均燃費:11.6km/L、年間走行距離:10,000km、年間:365日] ◇ 無用な空ぶかしをしない。急発進及び急加速をしません。 発進時に5秒間で20km/hまで徍々に加速をするようにすれば、1台につき年間約 194kgのCO2削減になります。(節約ガソリン量:約83.6L) [車両平均燃費:11.6km/L、年間走行距離:10,000km、年間:365日] ◇ 交通の状況に応じた安全な定速走行に努めます。 車間距離を取り加減速の尐ない運転をすれば、1台につき年間約68kgのCO2削減に なります。(節約ガソリン量:約29.3L) [車両平均燃費:11.6km/L、年間走行距離:10,000km、年間:365日] ◇ 減速時には、エンジンブレーキを活用します。 早めのエンジンブレーキで燃料カット時間を長くすれば、1台につき年間約42kgの CO2削減になります。(節約ガソリン量:約18.1L) [車両平均燃費:11.6km/L、年間走行距離:10,000km、年間:365日] ◇ 確実な点検整備を実施します。 タイヤ空気圧を適正値に保てば、50kPa尐ない状態と比べ、1台につき年間約50kg のCO2削減になります。(節約ガソリン量:約21.6L) [車両平均燃費:11.6km/L、年間走行距離:10,000km、年間:365日] ◇ 丌要な荷物を積みません。 荷物を載せない場合と、10kgの荷物を載せた場合を比較すると、1台につき年間約 6.2kgのCO2削減になります。(節約ガソリン量:約2.7L) [車両平均燃費:11.6km/L、年間走行距離:10,000km、年間:365日] ◇ カーエアコンの使用を控えます。 - 14 - ◇ 計画的なドライブを実施します。 出かける前に事前準備をしっかりして、運転時間を10分短縮すれば、1台につき約 1.2kgのCO2削減になります。(節約ガソリン量:約0.5L) [車両平均燃費:11.6km/L] ●相乗り等により、公用車利用の効率化を図ります。 2台の公用車でそれぞれ20km走行する場合に、1台に相乗りして30km走行したとす ると、1台につき約7.9kgのCO2削減になります。(節約ガソリン量:約3.4L) [車両平均燃費:11.6km/L] ②公共交通機関の積極的利用 ●丌要丌急の自動車の利用を控えます。 走行距離を1km減らせば、1台につき約0.2kgのCO2削減になります。(節約ガソリ ン量:約0.1L) [車両平均燃費:11.6km/L] ●マイカー通勤から公共交通機関への転換を図ります。 10人が片道5km(往復10km)の通勤を自動車からバスに転換すれば、自動車1台に つき1日約1.6kgのCO2削減になります。 [車両平均燃費:11.6km/L] ③ノーマイカーデーの実施 ●毎月第2、4金曜日を「ノーマイカーデー」とし、自転車・公共交通機関等での通勤方 法に変更します。 通勤距離片道2km(往復4km)のマイカー通勤である職員1人が、「ノーマイカーデ ー」に参加して徒歩で通勤した場合と、参加しなかった場合では、1ヶ月で約1.7kgの CO2削減になります。(節約ガソリン量:約0.7L) [車両平均燃費:11.6km/L、ノーマイカーデー実施日(1ヶ月):2日] - 15 - (5)用紙類等の使用量の削減 用紙類等の使用量の削減 ●職員一人ひとりが紙を大切に使うよう心がけ、「鳴門市情報化システム」等のネットワ ーク、電子メール、電子掲示板などを利用し、無駄な紙の使用を無くします。 ●印刷物の印刷部数及び配布部数の適正化を図ります。 ●両面コピーの徹底、縮小コピーの活用を推進します。 ●裏白紙用紙の再利用を徹底します。 ●各種報告書や白書等の市民向け文書をホームページへの掲載を進めることにより、印刷 部数の削減を図ります。 ●使用済み封筒及びファイリング用品等の再利用を徹底します。 ●印刷物作成にあたっては、再生紙使用の徹底を図ります。 (6)グリーン購入の推進 エコマーク製品及びグリーンマーク製品等の購入 ●エコマーク製品やグリーンマーク製品の購入に努めます。 ●詰め替え式や交換式の物品の購入に努めます。 ●事務機器の購入にあたっては、国際エネルギースタープログラム*の基準に適合した製品 の購入に努めます。 ●その他、グリーン購入の推進に当たっては、国等の動向を踏まえ、積極的に取り組みま す。 *国際エネルギースタープログラムとは 世界7カ国・地域で実施されているオフィス機器の国際的省エネルギ ー制度です。製品の稼働、スリープ、オフ時の消費電力などについて、 省エネ性能の優れた上位 25 %の製品が適合となるように基準が設定さ れ、この基準を満たす製品に右記のロゴの使用が認められています。 - 16 - (7)ごみ減量化・リサイクルの推進 資源化・リサイクル化 ●分別回収ボックス等を設置し、廃棄物の分別を徹底する。特に、事務所で多い用紙類は メモ等に再利用するとともに、捨てる場合でも資源ごみとして活用を図ります。 ●市の分別区分に従ったごみの排出を徹底します。 ●廃プラスチックの分別を徹底します。 ●容器類は、アルミ缶、スチール缶、びん、ペットボトルなどに分別します。 ●コピー機やプリンター等のトナーカートリッジは、業者による回収・リサイクルを徹底 します。 (8)代替フロンの回収等 フロンガス対策の推進 ●代替フロン(HFC等)を使用している公用車や空調機器、冷蔵庨等の更新・廃棄を行 う場合、適正に回収・処理されるよう努めます。 業務用エアコン1台には約4.0kgの代替フロンが封入されていて、適正な処理をすれば 1台につき約5.1tのCO2削減になります。 [冷媒:HFC134a] ●非フロン系(水、二酸化炭素、炭化水素、アンモニア等)の冷媒を用いた空調機器、冷 凍・冷蔵庨等の導入に努めます。 - 17 - 2.公共施設の建築・管理等に当たっての配慮 (1)設備の適正管理 エレベーターの運行抑制 ●夜間のエレベーターの運行を抑制します。 (2)自然エネルギーの利用 ①公共施設への太陽光発電システムの導入 ●公共施設に太陽光発電システムを導入し、電気使用に伴うCO2 削減を図ります。 公共・産業用太陽光発電システム1台の年間発電量は約10,500kWhで、約4.3tのCO2 削減になります。 [太陽電池容量:10kW、年間:365日] ②自然光の活用 ●自然光が入りやすい部屋割り、窓の配置を行います。 (3)環境に配慮した公共工事の推進 ①公共工事におけるグリーン購入の促進 ●公共工事における資材等の使用に当たっては、事業ごとの特性、予算措置状況等に留意 してグリーン購入を推進します。 ●環境負荷の尐ない資材の利用に努めます。 ●再生資材の利用に努めます。 ②建設廃材排出量の抑制・再資源化 ●公共工事の計画、設計・積算・発注、施工時の各段階に於いて、建設廃材(アスファル ト塊、コンクリート塊、建設発生土、建設汚泥、建設発生木材等)の分別回収・再資源 化を推進します。 ●公共工事の施工時に於いて、建設廃材の発生を抑制します。 ●「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(建設リサイクル法)」等に準拠し、 建設廃材のリサイクル化に努めます。 - 18 - (4)緑化の推進 公共施設における緑化の推進 ●公共施設敷地内への植栽等の緑化を推進します。 3.重点的に取り組む事務・事業 特に取り組むべき部署 ①ごみ処理事業 ●ごみ減量化を図ることにより、焼却施設の燃料使用量の削減に努めます。 ●ごみ焼却処理に伴い、発生する熱エネルギーの有効活用に努めます。 ●施設全体の、電気使用量の削減に努めます。 ●施設全体の、水道使用量の削減に努めます。 ●雨水を貯留し、雨水の有効活用に努めます。 ●ごみ中の廃プラスチックについて、徹底した分別処理に努めます。 ②水道事業 ●浄水場及び中継ポンプ場の取水・送水ポンプの運用改善により、電気使用量の削減を図 ります。 ●計画的に漏水量調査を行い、漏水率を低減することにより、電気使用量の削減を図りま す。 ●配水量に応じた送水ポンプ圧を検討し、電気使用量の低減を検討します。 ●「鳴門市水道ビジョン」(平成18年~平成27年)に基づいて、環境に配慮した省エ ネ型システム作りを進めることにより、電気使用量の削減に努めます。 - 19 - 4.市民への啓発 (1)電気使用量の削減 電気使用量の削減 ●ゴーヤ等を利用した緑のカーテン事業の推進を呼びかけ、冷房費の削減を図ります。 つる性植物を利用した緑のカーテンは、熱エネルギーの遮断効果、葉の気孔からの水分 蒸散により、日差しを和らげてくれるだけでなく室温の上昇も抑えるほか、騒音の低減 効果などもあるといわれています。 ●テレビを見ないときは、主電源をOFFにするよう呼びかけます。 ●温水洗浄便座を使用しないときは、ふたを閉めるよう呼びかけます。 温水洗浄便座1台のふたを閉めた場合と、開けっぱなしの場合を比較すると、年間約 14kgのCO2削減になります。 [年間:365日] ●こたつや電気カーペットの設定温度を低めにするよう呼びかけます。 設定温度を強から中に変更すれば年間に、こたつ1台:約20kg、電気カーペット1枚: 約76kgのCO2削減になります。 [電気カーペット:3畳用、使用時間:1日5時間] ●住宅用太陽光発電システムの導入を呼びかけ、電気使用に伴うCO2削減を図ります。 住宅用太陽光発電システム1台の年間発電量は約3,200kWhで、約1.3tのCO2削減に なります。 [太陽電池容量:3kW、年間:365日] - 20 - (2)燃料使用量の削減 給湯・温水器の適正な使用・管理の推進 ●お風呂はなるべく追い炊きをせずに、家族が続けて入るよう呼びかけます。 1日1回の追い炊きをやめれば、年間約37kgのCO2削減になります。 [追い炊き:200Lのお湯を4.5℃上昇させる、年間:365日] (3)水道使用量の削減 節水の推進 ●食器具類の洗浄、洗顔、歯磨きの際は水をためて使ったり、こまめに水を止めたりする よう呼びかけます。 歯を磨く時に30秒間流しっぱなしで使う水約6Lを、コップにくめば約0.6Lで済み、 5.4Lの節水になります。送水に使われる電力をCO2に換算すると、1回で約1.9gのCO2 削減になります。 ●洗濯はできるかぎりまとめ洗いするよう呼びかけます。 定格容量(洗濯・脱水容量:6kg)の洗濯機1台に4割入れて洗う場合と、8割入れて洗 う場合を比較すると年間約8.4kgのCO2削減になります。 [年間:365日] ●節水器具(節水コマ、節水バルブなど)の取り付けなど、水道の水量調節を呼びかけま す。 節水コマの取り付けで、台所・洗面所のように流し洗いをするところでは、1分間に最大 6.0Lの節水になります。送水に使われる電力をCO2に換算すると、約2.2gのCO2削減 になります。 [13mmの胴長水栓、水圧:0.1Mpa、ハンドル開度:90度] ●漏水の発見等のため、水漏れ等の点検について定期的な実施を呼びかけます。 ●自動車の洗車回数の削減や洗車方法の改善(バケツ利用など)を呼びかけます。 ホースからの流し洗いで洗車をすると、1台約90Lの水を使います。これをバケツにく んで洗えば約30Lで済み、60Lの節水になります。送水に使われる電力をCO2に換算す ると、1回につき約22gのCO2削減になります。 - 21 - (4)環境に配慮した車の利用 自動車における燃料使用量の削減 ●エコドライブ運動に積極的に参加し、環境に配慮した車の使用を呼びかけます。 ◇ 無用なアイドリングをしない。(アイドリングストップ) 30kmの道のりで4分間のアイドリングストップをしたとすれば、1台につき年間約 40kgのCO2削減になります。(節約ガソリン量:約17.3L) [車両平均燃費:11.6km/L、年間走行距離:10,000km、年間:365日] ◇ 無用な空ぶかしをしない。急発進及び急加速をしません。 発進時に5秒間で20km/hまで徍々に加速をするようにすれば、1台につき年間約 194kgのCO2削減になります。(節約ガソリン量:約83.6L) [車両平均燃費:11.6km/L、年間走行距離:10,000km、年間:365日] ◇ 交通の状況に応じた安全な定速走行に努めます。 車間距離を取り加減速の尐ない運転をすれば、1台につき年間約68kgのCO2削減に なります。(節約ガソリン量:約29.3L) [車両平均燃費:11.6km/L、年間走行距離:10,000km、年間:365日] ◇ 減速時には、エンジンブレーキを活用します。 早めのエンジンブレーキで燃料カット時間を長くすれば、1台につき年間約42kgの CO2削減になります。(節約ガソリン量:約18.1L) [車両平均燃費:11.6km/L、年間走行距離:10,000km、年間:365日] ◇ 確実な点検整備を実施します。 タイヤ空気圧を適正値に保てば、50kPa尐ない状態と比べ、1台につき年間約50kg のCO2削減になります。(節約ガソリン量:約21.6L) [車両平均燃費:11.6km/L、年間走行距離:10,000km、年間:365日] ◇ 丌要な荷物を積みません。 荷物を載せない場合と、10kgの荷物を載せた場合を比較すると、1台につき年間約 6.2kgのCO2削減になります。(節約ガソリン量:約2.7L) [車両平均燃費:11.6km/L、年間走行距離:10,000km、年間:365日] ◇ カーエアコンの使用を控えます。 - 22 - ◇ 計画的なドライブを実施します。 出かける前に事前準備をしっかりして、運転時間を10分短縮すれば、1台につき約 1.2kgのCO2削減になります。(節約ガソリン量:約0.5L) [車両平均燃費:11.6km/L] ●相乗り等により、自動車利用の効率化を呼びかけます。 2台の自動車でそれぞれ20km走行する場合に、1台に相乗りして30km走行したとす ると、1台につき約7.9kgのCO2削減になります。(節約ガソリン量:約3.4L) [車両平均燃費:11.6km/L] (5)ごみ減量化・リサイクルの推進 ごみの分別・リサイクル等の推進 ●市の分別区分に従ったごみの排出を呼びかけます。 ●廃プラスチックの分別徹底を呼びかけます。 ●容器類、包装類の分別徹底を呼びかけます。 ●レジ袋の代わりにマイバッグの使用を呼びかけます。 大きめのレジ袋(10g)を1日1枚断ると、1ヶ月で約1.4kgのCO2削減になります。 [1ヶ月:30日] ●物品等は、長期使用を心がけるとともに、丌要になった場合は、人に使ってもらうなど、 再利用に努めるよう呼びかけます。 ●食材の有効活用や生ごみ処理機での堆肥化など、生ごみの減量化を呼びかけます。 - 23 - Ⅴ.推進と点検・評価 Ⅴ.推進と点検・評価 1.推進・点検体制 本計画の目標値を達成するためには、鳴門市全職員の協力が欠かせません。このため、誰 が・どのような役割を担って・どのように計画を実施・運用していくのかを検討するととも に、実行計画を推進するための体制を整備する必要があります。本計画を推進するため、以 下の取り組みを実施します。 (1)計画の全庁的取り組みを管理・監督するとともに、計画の進捗状況を点検・評価し、 効果的方策等について審議を行うため、鳴門市地球温暖化対策委員会を設置します。 (2)計画の着実な推進に当たっての具体的事項を検討するため、各部の総務担当課等の課 長で構成する鳴門市地球温暖化対策推進会議を設置します。 (3)各課(室)における取り組みの推進のため、率先行動の責任者であるエコ推進員を選 出し、各課(室)の職員への啓発・指導を行います。 (4)効果的な取り組みの推進のため、計画の実施状況等をエコ推進員に報告し、職員への 周知を図るエコ推進員会議を開催します。 (5)事務局は環境政策課に置き、本計画の実施状況等の把揜に努めるとともに、鳴門市地 球温暖化対策委員会等への報告や職員に対する働きかけなどを行います。 鳴門市 地球温暖化対策委員会 構成員 会長:副市長 副会長:企画総務部長 委員:各部長 指示 報告 鳴門市 地球温暖化対策推進会議 構成員 各部の総務担当課等の課長 事務局 環境政策課 啓発・依頼 報告 エコ推進員(率先行動の責任者) エコ推進員会議 啓発・指導 提案・報告 各課(室)・事務局・出先機関の職員 図2 本計画の推進・点検体制フロー図 - 24 - 2.職員に対する研修等 (1)職員に対する研修を計画的に進めます。 (2)地球温暖化対策実行計画の取り組みの徹底と一層の推進を図ります。 (3)本実行計画を各課(室)に周知を行うとともに、計画に基づく取り組み情報を提供しま す。 3.市民への啓発 市民の温室効果ガス削減に向けた取り組みを啓発するため、以下のような取組を行い、市 民の自発的な取組を促していきます。 (1)地球温暖化に関する情報や市の率先的な取組状況について、広報誌・ホームページ等 による情報提供に努めます。 (2)環境学習館における講座や公民館等での出前講座などを活用し、家庩で取り組める具 体的対策について、CO2削減効果などをふまえ市民にわかりやすく啓発していきま す。 (3)学校や公共施設において、地球温暖化に関するパンフレット等の備え置きやポスター の掲示をしてもらうよう働きかけます。 (4)地域におけるさまざまな取組の担い手である市民団体等と連携した啓発活動に取り組 みます。 4.実施状況の点検・評価方法 (1)鳴門市地球温暖化対策委員会において、定期的に計画の実施状況を調査し、計画の進捗 状況を把揜するととともに、取組の点検及び評価を行い、計画の効果的な推進方策等に ついて検討します。委員会での検討を踏まえ、必要な見直し等を行い、継続的な改善を 図ります。 (2)エコ推進員は、計画の実施状況を把揜するため、燃料使用量等の集計を行うとともに、 各課(室)における行動目標の計画を作成し、目標達成に向けての職員への周知及びそ の評価を行います。 (3)各課(室)の燃料使用量や行動目標等についての記録を残します。 5.実施状況の公表 本実行計画の進捗状況については、広報誌やホームページ等を活用して定期的に公表しま す。 6.その他留意事項 各職員は、職場だけでなく地域や家庩において、率先して本実行計画の取り組みを行うこ とに心がけます。 - 25 - 参考資料 ※ 参考資料 1.用語集 [ あ 行] ○アイドリングストップ 燃費の向上はもちろん、周囲への配慮や地球環境への影響からもできる限りアイドリングスト ップを行いましょう。具体的には、必要以上の暖気運転、運転者が車から離れている間、荷物の 積み卸しや時間待ち、休憩中などはエンジンを切りましょう。 ○ウォーム・ビズ ウォーム・ビズ(WARM BIZ、造語)とは、環境省が行ったキャンペーン、クール・ビズの秋 冬版。暖房による二酸化炭素排出の増加を抑えるため、室温を低め( 20 ℃)に設定することを 呼びかけ、この室温でも快適に過ごすための服装として「働きやすく暖かく格好良い」ビジネス スタイルとして位置づけています。具体的な服装としては、背広の場合、スリーピース(上着・ スラックス・ベスト)となるが、衣服や職場環境の温度設定のみならず、食事や食物に対する提 言も出ている。 ○Hf型蛍光灯 Hf型蛍光灯とは、高周波点灯蛍光灯とも呼ばれ、電子安定器により電球を高周波に変換しラン プを点灯させる事により、ランプ自体の性能アップが見込めるほか、約 5 ~ 25 %の省電力化 なども臨むことができる新しい方式の蛍光灯です。なお、「Hf型蛍光灯」は国等による環境物品 等の調達の推進に関する法律(グリーン購入法)に無条件適合します。 ○エコドライブ運動 地球温暖化対策の中で一番大きな課題なのが CO2 の排出量削減です。運輸部門の CO2 排 出量は全体の 21 %を占めています。その中でも自家用車からの排出量が約半分を占めており、 自家用車から排出 されるCO2 を削減することが急務とされています。 「ふんわりアクセル『e ス タート』」クルマは発進時に多くの燃料を消費します。そのため、発進をやさしく、スムーズに 行うことがエコドライブにつながります。これを“ふんわりアクセル『e スタート』”といいま す。これを実践すれば、燃費が概ね 10 %程度(財団法人省エネルギーセンター調べ)、改善さ れると見込まれています。 ○エコマーク (財)日本環境協会が認定するマークで、資源を再利用した商品や環境への負 荷が尐ない商品に表示されます。エコマークは、私たちの身のまわりにある商品 の中で、「生産」から「廃棄」にわたるライフサイクル全体を通して環境への負 荷が尐なく、環境保全に役立つと認められた商品に表示されています。 ○LED照明 発光ダイオード(LED: Light Emitting Diode)を利用した照明器具のことであり、消費電力 は白熱灯や蛍光灯の 10分の1程度で、寿命はかなり長く、2~6 万時間と言われています。 - 26 - [ か 行] ○「京都議定書の数値目標」 対象ガス: 二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、HFC、PFC、SF6 吸 収 源: 森林等の吸収源による温室効果ガス吸収量を算入 基 準 年: 1990年 (HFC、PFC、SF6 は、1995 年としてもよい) 目標期間: 2008年から2012年 目 標: 各国の目標→日 本 6%、 米 国 7%、 E U 8%等 ○クール・ビズ クール・ビズ(COOL BIZ、造語)とは、日本において夏期に環境省が中心となって行なわれ る環境対策などを目的とした衣服の軽装化キャンペーン、ないしはその方向にそった軽装をいい ます。ネクタイや上着をなるべく着用せず(いわゆる「ノーネクタイ・ノージャケット」キャン ペーン)、夏季に 28 ℃以上の室温に対応できる軽装の服装を着用するように呼びかけています。 ○グリーン購入法 循環型社会の形成のためには、再生品等の供給面の取り組みに加え、需要面からの取り組みが 重要であるという観点から、平成12年5月に循環型社会形成推進基本法の個別法のひとつとし て国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律(グリーン購入法)が制定されました。 同 法は、国等の公的機関が率先して環境物品等(環境負荷低減に資する製品・サービス)の調達を 推進するとともに、環境物品等に関する適切な情報提供を促進することにより、需要の転換を図 り,持続的発展が可能な社会の構築を推進することを目指しています。 ○グリーンマーク グリーンマークは、古紙を原料に再生利用した製品のための目印とし、古紙の 利用を拡大して、紙のリサイクルの促進を図ることを目的としています。古紙を 原則 40 %以上利用した製品に表示が許される(ただし、トイレットペーパー とちり紙は 100 %利用、新聞用紙とコピー用紙は 50 %以上利用)です。 ○建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(平成 12 年5月 31 日) 建設リサイクル法では、特定建設資材(コンクリート(プレキャスト板等を含む。)、アスフ ァルト・コンクリート、木材)を用いた建築物等に係る解体工事又はその施工に特定建設資材を 使用する新築工事等であって一定規模以上の建設工事(対象建設工事)について、その受注者等 に対し、分別解体等及び再資源化等を行うことを義務付けています。 [ さ 行] ○省電力モード パソコンやコピー機は省電力モードを利用することにより、省電力ができます。特に、コピー 機は機種によっては数%~数十%の省電力が可能で、復帰時間もある程度必要な機種もあり、職 場に適した方法を考えてみましょう。省電力モードの設定か長期間に使わない場合主電源を切り ましょう。 ○節水コマ 蛇口から出る水の量を半分に節水する器具が節水コマです。 ○節水フラッシュバルブ 水洗トイレで水を流す場合、通常のフラッシュバルブはバルブを押し続けると余分に水が使用 されるのに対し、節水タイプはそれ以上水が使用されません。 - 27 - [ た 行] 〇待機電力 電気製品は、タイマーやリモコン機能等により電源を切っても電力を消費しているものが多く あります。このため、長期間使用しないときはこまめにコンセントを抜きましょう。 ○地球温暖化 人間活動の拡大により、二酸化炭素・メタン・一酸化二窒素・フロン類などの温室効果ガスの大 気中濃度が増加し、地球の温度が上昇することをいいます。 ○地球温暖化のしくみ 地球は、温室効果ガスにより、生物に適した温度(約 15 ℃)に保たれています。しかしなが ら、化石燃料を使用し、快適な生活を求めて「大量生産・大量消費・大量廃棄」を繰り返してき たため、自然界とのバランスがくずれ、温室効果ガスの濃度が急激に増加しています。この過剰 な温室効果ガスにより、徍々に熱が地表にたまり、地球の温度が上昇しています。 ○地球温暖化の影響 このまま、温室効果ガスが増え続けると、2100 年には地球の平均気温が約 2 ℃(最高 6 ℃)も高くなり、その後も気温の上昇は続くことが予測されています。この変化によって様々 な影響(砂漠化・海水面の上昇・熱帯性感染症の増加・異常気象・農業生産や水資源への影響) により、人類の生息そのものに関して重大な危機が懸念されます。 [ は 行] ○フロン系冷媒 冷暖房の冷媒として使われる特定フロンはオゾン層を破壊するため、既に生産は中止されてい ますが、現在使われている多くの冷蔵庨やエアコンに使われています。また、いま生産されてい る代替フロンも温室効果があるため、これらのガスを使用している機器の廃棄時は大気中に放出 しないよう、専門業者に回収・処理をしてもらうなど、適切な処置をしましょう。 - 28 - - 29 (kg-C/MJ) (kg-C/MJ) (kg-C/MJ) 0.0161 0.0135 0.0136 液化石油ガス(LPG) 液化天然ガス(LNG) 都市ガス (kg-C/t) 697 (2)廃プラスチック ヘ:その他 (kg-C/t) 796 (1)廃油 ホ:産業廃棄物の焼却に伴う排出 ニ:一般廃棄物の焼却に伴う排出 伴う排出 (kg-C/t) (kg-CO2/MJ) 0.057 754 (kg-CO2/kWh) 0.561 (2)その他 ハ:他人から供給された熱の使用に (kg-CO2/kWh) 0.407 (1)一般電気事業者 ロ:他人から供給された電気の使用に伴う排出 (kg-C/MJ) (kg-C/MJ) 0.0189 A重油 0.0195 (kg-C/MJ) 0.0187 軽油 C重油 (kg-C/MJ) 0.0185 灯油 (kg-C/MJ) (kg-C/MJ) 0.0183 ジェット燃料油 0.0195 (kg-C/MJ) 0.0183 ガソリン B重油 (kg-C/MJ) 0.0247 単位 一般炭 イ:燃料の燃焼に伴う排出 一号 二酸化炭素(CO2) 排出係数×発熱量×44/12 数値 排出係数 廃プラスチック 44.8 54.6 50.8 41.9 41.9 39.1 37.7 36.7 36.7 34.6 25.7 数値 単位 (MJ/m3) (MJ/kg) (MJ/kg) (MJ/l) (MJ/l) (MJ/l) (MJ/l) (MJ/l) (MJ/l) (MJ/l) (MJ/kg) 発熱量 参考 2,556(kg-CO2/t)に相応 2,919(kg-CO2/t)に相当 2,765(kg-CO2/t)に相当 平成22年12月27日公表 平成22年12月27日公表 2.23(kg-CO2/m3)に相当 2.70(kg-CO2/kg)に相当 3.00(kg-CO2/kg)に相当 3.00(kg-CO2/l)に相当 3.00(kg-CO2/l)に相当 2.71(kg-CO2/l)に相当 2.58(kg-CO2/l)に相当 2.49(kg-CO2/l)に相当 2.46(kg-CO2/l)に相当 2.32(kg-CO2/l)に相当 2.33(kg-CO2/kg)に相当 2.地球温暖化対策の推進に関する法律施行令(平成22年3月3日 一部改正) 排 出 係 数 一 覧 表 - 30 - 0.074 0.074 (kg-CH4/GJ) (kg-CH4/GJ) 単位 0.0144 0.0305 数値 単位 (GJ/kg) (GJ/kg) 発熱量 0.054 (kg-CH4/GJ) 0.0508 0.0448 (GJ/m3) (GJ/kg) 参考 (12)ディーゼル/特種用途車 (11)ディーゼル/小型貨物車 (10)ディーゼル/普通貨物車 (9)ディーゼル/バス (8)ディーゼル/乗用車 (7)ガソリン/特殊用途車 (6)ガソリン/軽貨物車 (5)ガソリン/小型貨物車 (4)ガソリン/普通貨物車 (3)ガソリン/軽乗用車 (2)ガソリン/バス (1)ガソリン・LPG/乗用車 ニ:自動車の走行に伴う排出 都市ガス 液化石油ガス(LPG) 灯油 0.000010 0.000035 0.000010 0.000035 0.000015 0.000011 0.000035 0.000002 0.000017 0.000015 0.0000076 0.000013 0.0095 0.0045 0.0045 (kg-CH4/km) (kg-CH4/km) (kg-CH4/km) (kg-CH4/km) (kg-CH4/km) (kg-CH4/km) (kg-CH4/km) (kg-CH4/km) (kg-CH4/km) (kg-CH4/km) (kg-CH4/km) (kg-CH4/km) (kg-CH4/GJ) (kg-CH4/GJ) (kg-CH4/GJ) 0.0367 0.0508 0.0448 (GJ/m3) (GJ/kg) (GJ/l) ハ:家庩用機器(こんろ、湯沸器、ストーブその他の一般消費者が通常生活の用に供する機械器具をいう。)における燃料の使用に伴う排出 都市ガス 液化石油ガス(LPG) ロ:ガス機関又はガソリン機関(航空機、自動車又は船舶に用いられるものを除く。)における燃料の使用に伴う排出 木炭 木材 イ:ボイラーにおける燃料の使用に伴う排出 二号 メタン(CH4) 地球温暖化係数:21 数値 排出係数 - 31 - 24 2.1 0.28 0.18 1.5 0.011 0.016 1.30 82 18 4.1 4.1 1.1 0.25 0.26 0.28 0.28 (2)わら (1)殻 0.0021 0.0021 ヌ:農業活動に伴う殻・わらの焼却による排出 の排出 リ:放牧地における牛のふん尿から チ:水田からの排出 (6)鶏 (5)豚 (4)山羊 (3)めん羊 (2)馬 (1)牛 ト:家畜のふん尿処理等に伴う排出 (5)豚 (4)山羊 (3)めん羊 (2)馬 (1)牛 ヘ:家畜の反すう等に伴う排出 (4)C重油 (3)B重油 (2)A重油 (1)軽油 ホ:船舶の航行に伴う排出 二号 メタン(CH4) 地球温暖化係数:21 数値 単位 (kg-CH4/kg) (kg-CH4/kg) (kg-CH4/頭・年) (kg-CH4/m2) (kg-CH4/羽・年) (kg-CH4/頭・年) (kg-CH4/頭・年) (kg-CH4/頭・年) (kg-CH4/頭・年) (kg-CH4/頭・年) (kg-CH4/頭・年) (kg-CH4/頭・年) (kg-CH4/頭・年) (kg-CH4/頭・年) (kg-CH4/頭・年) (kg-CH4/kl) (kg-CH4/kl) (kg-CH4/kl) (kg-CH4/kl) 排出係数 数値 発熱量 単位 参考 - 32 - タ:その他 (2)汚泥 (1)廃油 ヨ:産業廃棄物の焼却に伴う排出 (3)バッチ燃焼式焼却施設 (2)准連続燃焼式焼却施設 (1)連続燃焼式焼却施設 カ:一般廃棄物の焼却に伴う排出 処理に伴う排出 ワ:浄化槽によるし尿及び雑排水の (2)し尿処理施設 (1)終末処理場 ヲ:下水又はし尿の処理に伴う排出 (4)木くず (3)繊維くず (2)紙くず (1)食物くず ル:埋立処分に伴う排出 0.00056 0.0097 0.00095 0.077 0.076 0.00088 0.038 0.59 145 136 150 151 二号 メタン(CH4) 地球温暖化係数:21 数値 単位 (kg-CH4/t) (kg-CH4/t) (kg-CH4/t) (kg-CH4/t) (kg-CH4/t) (kg-CH4/人) (kg-CH4/m3) (kg-CH4/m3) (kg-CH4/t) (kg-CH4/t) (kg-CH4/t) (kg-CH4/t) 排出係数 クリーンセンター 数値 発熱量 単位 参考 - 33 - 0.00058 0.00058 0.00058 0.000017 0.000017 (kg-N2O/GJ) (kg-N2O/GJ) (kg-N2O/GJ) (kg-N2O/GJ) (kg-N2O/GJ) 単位 0.0257 0.0144 0.0305 0.0419 0.0419 数値 単位 (GJ/l) (GJ/l) (GJ/kg) (GJ/kg) (GJ/kg) 発熱量 0.0017 (kg-N2O/GJ) 0.0367 0.0377 0.0391 0.0419 0.0419 0.0508 0.0448 (GJ/m3) (GJ/kg) (GJ/l) (GJ/l) (GJ/l) (GJ/l) (GJ/l) 0.00062 0.00062 (kg-N2O/GJ) (kg-N2O/GJ) 0.0508 0.0448 (GJ/m3) (GJ/kg) 参考 都市ガス 液化石油ガス(LPG) 灯油 0.00057 0.00009 0.00009 (kg-N2O/GJ) (kg-N2O/GJ) (kg-N2O/GJ) 0.0367 0.0508 0.0448 (GJ/m3) (GJ/kg) (GJ/l) ニ:家庩用機器(こんろ、湯沸器、ストーブその他の一般消費者が通常生活の用に供する機械器具をいう。)における燃料の使用に伴う排出 都市ガス 液化石油ガス(LPG) ハ:ガス機関又はガソリン機関(航空機、自動車又は船舶に用いられるものを除く。)における燃料の使用に伴う排出 都市ガス 液化石油ガス(LPG) C重油 B重油 A重油 軽油 灯油 ロ:ディーゼル機関(自動車、鉄道車両又は船舶に用いられるものを除く。)における燃料の使用に伴う排出 C重油 B重油 木炭 木材 一般炭 イ:ボイラーにおける燃料の使用に伴う排出 三号 一酸化二窒素(N2O) 地球温暖化係数:310 数値 排出係数 - 34 - (3)鶏 (2)豚 (1)牛 チ:家畜のふん尿処理等に伴う排出 う排出 ト:麻酔剤(笑気ガス)の使用に伴 (4)C重油 (3)B重油 (2)A重油 (1)軽油 ヘ:船舶の航行に伴う排出 (12)ディーゼル/特種用途車 (11)ディーゼル/小型貨物車 (10)ディーゼル/普通貨物車 (9)ディーゼル/バス (8)ディーゼル/乗用車 (7)ガソリン/特殊用途車 (6)ガソリン/軽貨物車 (5)ガソリン/小型貨物車 (4)ガソリン/普通貨物車 (3)ガソリン/軽乗用車 (2)ガソリン/バス (1)ガソリン・LPG/乗用車 ホ:自動車の走行に伴う排出 1.61 0.56 0.0293 - 0.073 0.074 0.079 0.079 0.000029 0.000041 0.000022 0.000039 0.000026 0.000022 0.000035 0.000007 0.000025 0.000014 0.000009 0.000025 単位 (kg-N2O/羽・年) (kg-N2O/頭・年) (kg-N2O/頭・年) (kg-N2O/kl) (kg-N2O/kl) (kg-N2O/kl) (kg-N2O/kl) (kg-N2O/km) (kg-N2O/km) (kg-N2O/km) (kg-N2O/km) (kg-N2O/km) (kg-N2O/km) (kg-N2O/km) (kg-N2O/km) (kg-N2O/km) (kg-N2O/km) (kg-N2O/km) (kg-N2O/km) 三号 一酸化二窒素(N2O) 地球温暖化係数:310 数値 排出係数 数値 発熱量 単位 - 35 - 9.74 4.87 9.74 4.87 9.74 45.6 9.74 9.74 0.18 (3)バッチ燃焼式焼却施設 (2)准連続燃焼式焼却施設 (1)連続燃焼式焼却施設 ヨ:一般廃棄物の焼却に伴う排出 処理に伴う排出 カ:浄化槽によるし尿及び雑排水の (2)し尿処理施設 (1)終末処理場 ワ:下水又はし尿の処理に伴う排出 (2)わら (1)殻 0.0567 0.0539 0.0724 0.00016 0.00093 0.022 0.023 0.000057 0.000057 ヲ:農業活動に伴う殻・わらの焼却による排出 の排出 ル:放牧地における牛のふん尿から (6)飼料作物 (5)ばれいしょ (4)茶樹 (3)果樹 (2)水稲 (1)野菜 ヌ:農作物の栽培に使用された肥料からの排出 (2)水田 (1)畑 リ:耕地に使用された化学肥料からの排出 (kg-N2O/t) (kg-N2O/t) (kg-N2O/t) (kg-N2O/人) (kg-N2O/人) (kg-N2O/m3) (kg-N2O/m3) (kg-N2O/kg) (kg-N2O/kg) (kg-N2O/頭・年) (kg-N2O/t-N) (kg-N2O/t-N) (kg-N2O/t-N) (kg-N2O/t-N) (kg-N2O/t-N) (kg-N2O/t-N) (kg-N2O/t-N) (kg-N2O/t-N) 三号 一酸化二窒素(N2O) 地球温暖化係数:310 数値 排出係数 クリーンセンター 数値 発熱量 単位 - 36 - 0.01 0.0098 0.17 1.09 0.45 (kg-N2O/t) (kg-N2O/t) (kg-N2O/t) (kg-N2O/t) (kg-N2O/t) 数値 0.010 - - - (kgHFC/台・年) ニ:その他 機械器具の廃棄時の排出 ハ:六ふっ化硫黄が封入された電気 機械器具の点検時の排出 ロ:六ふっ化硫黄が封入された電気 機械器具の使用時の排出 イ:六ふっ化硫黄が封入された電気 - - 0.001 (kgSF6/kgSF6・年) 六号 六ふっ化硫黄(SF6) 地球温暖化係数:23,900 イ:その他 五号 パーフルオロカーボン類(PFCs) ニ:その他 (2)消火剤 (1)噴霧器 ハ:噴霧器、消火器の使用又は廃棄に伴う排出 ロ:自動車用エアコン廃棄時の排出 イ:自動車用エアコン使用時の排出 四号 ハイドロフルオロカーボン類(HFCs) 地球温暖化係数:1,300(HFC-134a) レ:その他 (5)汚泥(下水汚泥を除く) (4)下水汚泥 (3)廃プラスチック類 (2)廃油 (1)紙くず又は木くず タ:産業廃棄物の焼却に伴う排出 三号 一酸化二窒素(N2O) 地球温暖化係数:310 数値 排出係数 発熱量 単位 第3次鳴門市地球温暖化対策実行計画 「エコ・オフィス なると」 平成23年3月発行 発 行 徳島県鳴門市 企画・編集 鳴門市環境政策課 〒771-0361 徳島県鳴門市瀬戸町堂浦字浦代105番地17-2 TEL 088-683-7571 FAX 088-683-7579