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3)人口・従業者 ①人口 ②従業者
3)人口・従業者 ケース別の人口・従業者数の推計値は下表のとおりである。 ①人口 表 3-37 相模原市の人口 施策内容 人口 変化量 変化率 - - - 施策無し 681,118 1 ガソリン価格 100 円/L 増+鉄道運賃 1/2 689,407 8,289 1.22% 2 ガソリン価格 500 円/L 増+鉄道運賃 1/2 690,616 9,498 1.39% 3 ガソリン価格 1,000 円/L 増+鉄道運賃 1/2 691,656 10,538 1.55% 4 鉄道運賃 1/2 のみ 681,012 -106 -0.02% 5 ガソリン価格 100 円/L 増+鉄道運賃 1/3 689,402 8,284 1.22% 6 ガソリン価格 100 円/L 増+鉄道無料 689,391 8,273 1.21% ②従業者 表 3-38 相模原市の従業者数 NO - 施策内容 従業者数 変化率 - - 1 施策無し ガソリン価格 100 円/L 増+鉄道運賃 1/2 258,322 5,754 2.28% 2 ガソリン価格 500 円/L 増+鉄道運賃 1/2 259,254 6,686 2.65% 3 ガソリン価格 1,000 円/L 増+鉄道運賃 1/2 260,248 7,680 3.04% 4 鉄道運賃 1/2 のみ 256,498 3,930 1.56% 5 ガソリン価格 100 円/L 増+鉄道運賃 1/3 258,293 5,725 2.27% 6 ガソリン価格 100 円/L 増+鉄道無料 258,279 5,711 2.26% 72 252,568 変化量 ③人口分布・従業者分布(参考) 都市間の CO2 排出量削減量が最も多い Case3 の人口と従業者の変化量の空間分布は 下図のとおりである。 図 3-21 Case3-現状の人口分布変化 図 3-22 Case3-現状の従業者分布変化 73 (3)低炭素型都市・交通体系に向けた取り組み 1)CO2 排出量 ①都市間のCO2 排出量 i)都市圏全体 都市圏全体の CO2 排出量の削減率は下表のとおりである。下表の CO2 排出量は都 市圏内の道路から排出される CO2 排出量を集計したものである。 表 3-39 自動車からの CO2 排出量(万トン-C/年、都市圏全体) NO 施策内容 7 8 9 10 施策無し 鉄道速度 1.2 倍のみ 鉄道速度 1.5 倍のみ 相乗り+その他全て 相乗りのみ 自動車からの 変化量 変化率 CO2 排出量 988.7 987.0 -1.62 -0.16% 996.4 7.72 0.78% 886.9 -101.73 -10.29% 886.5 -102.11 -10.33% ii)相模原市発 都市圏全体の CO2 排出量を OD ペア別 CO2 排出量(自動車台トリップ×ゾーン間 距離(道路距離)×CO2 排出原単位(OD 間の平均旅行速度から算出))で OD ペア 別に按分し、相模原市から発生する CO2 排出量を集計したものが下表のとおりであ る。按分に利用する OD ペア別 CO2 排出量は Without で算出したものを全ケースで用 いた。 表 3-40 相模原市発の都市間の CO2 排出量(万トン-C/年) NO 施策内容 7 8 9 10 施策無し 鉄道速度 1.2 倍のみ 鉄道速度 1.5 倍のみ 相乗り+その他全て 相乗りのみ 自動車からの 変化量 変化率 CO2 排出量 26.05 26.00 -0.04 -0.16% 26.25 0.20 0.78% 23.37 -2.68 -10.29% 23.36 -2.69 -10.33% ②都市内のCO2 排出量 都市内の排出量は自動車人トリップ×ゾーン間距離(道路距離)×CO2 排出原単位で 算出した。ここでは都市間の CO2 排出量削減量が最も大きい Case9 について、都市内 の CO2 排出量削減量を計測した。 表 3-41 相模原市発の都市内の CO2 排出量(万トン-C/年) NO 9 自動車からの 変化量 変化率 CO2 排出量 - 21.76 - 13.37 -8.39 -38.56% 施策内容 施策無し 相乗り+その他全て 74 ③総量 Case9 の都市間交通からの CO2 排出量の削減量は約 20%(ハイブリッド車普及によ る燃費向上を含む)と比較的大きい。また、都市内においては集約型都市構造への転換 により移動距離が削減され、自動車利用も減少し、CO2 排出量は大幅に減少する(約 49%、ハイブリッド車普及による燃費向上を含む)。 総量(都市間+都市内)では、CO2 排出量は約 33%(ハイブリッド車普及による燃 費向上を含む)削減される。 表 3-42 相模原市発の総量と都市間・都市内の CO2 排出量(万トン-C/年) - 施策無し 26.05 総量 数値 変化量 21.76 47.81 - 9 相乗り+その他全て 23.37 13.37 36.74 -11.07 -23.16% 都市間 都市内 変化率 - 表 3-43 ハイブリッド車普及を考慮した CO2 排出量削減率 都市間 9 9’ 都市内 総量 相乗り+その他全て -10.29% -38.56% -23.16% ハイブリッド車普及により 10%燃費向上 -20.29% -48.56% -33.16% CO2排出量削減率(%) 0% -10% -20% -20.3% -33.2% -30% -40% -48.6% -50% 都市間 都市内 合計 図 3-23 Case9 の都市間・都市内・総量の CO2 排出量策減率 75 2)交通関係指標 ①都市間 i)自動車走行台キロ ケース別の自動車走行台キロの推計値は下表のとおりである。 表 3-44 自動車走行台キロ(都市圏全体、億台キロ/年) NO 7 8 9 10 施策内容 施策無し 鉄道速度 1.2 倍のみ 鉄道速度 1.5 倍のみ 相乗り+その他全て 相乗りのみ 総走行台キロ 変化量 変化率 1,156.58 1,154.04 -2.54 -0.22% 1,159.51 2.93 0.25% 1,028.23-128.36 -11.10% 1,028.82-127.76 -11.05% 表 3-45 走行台キロベースの車種別の高速分担率(都市圏全体、%) NO 7 8 9 10 施策内容 施策無し 鉄道速度 1.2 倍のみ 鉄道速度 1.5 倍のみ 相乗り+その他全て 相乗りのみ 乗用 小型貨物 普通貨物 全車種 25.3% 27.6% 46.5% 29.5% 25.2% 27.8% 46.5% 29.5% 25.2% 27.7% 46.4% 29.5% 23.2% 26.7% 41.5% 27.7% 23.2% 26.7% 41.6% 27.7% ii)走行台時 ケース別の走行台時の推計値は下表のとおりである。 表 3-46 自動車走行台時(都市圏全体、億台時/年) NO 7 8 9 10 施策内容 施策無し 鉄道速度 1.2 倍のみ 鉄道速度 1.5 倍のみ 相乗り+その他全て 相乗りのみ 総走行台時 61.08 61.01 62.10 50.87 50.79 76 変化量 -0.08 1.02 -10.22 -10.30 変化率 -0.13% 1.67% -16.73% -16.86% iii)速度 ケース別の自動車平均旅行速度の推計値は下表のとおりである。 表 3-47 自動車平均旅行速度(都市圏全体、km/h) NO 7 8 9 10 施策内容 速度 18.93 18.92 18.67 20.21 20.26 施策無し 鉄道速度 1.2 倍のみ 鉄道速度 1.5 倍のみ 相乗り+その他全て 相乗りのみ 変化量 -0.02 -0.26 1.28 1.32 変化率 -0.09% -1.39% 6.76% 6.99% iv)平均トリップ長 都市間の CO2 排出量削減量が最も多い Case9 について、平均トリップ長の変化量を 算出した。 表 3-48 自動車の平均トリップ長(都市圏全体、km/台) NO 9 施策内容 施策無し 相乗り+その他全て 平均トリップ長 24.31 24.83 変化量 0.52 変化率 2.14% v)台トリップ 都市間の CO2 排出量削減量が最も多い Case9 について、台トリップの変化量を算出 した。 表 3-49 自動車台トリップ(都市圏全体、億台/年) NO 施策内容 台トリップ 変化量 変化率 - - 施策無し 47.58 - 9 相乗り+その他全て 41.41 -6.17 77 -12.96% vi)トリップ数 a)旅客総トリップ(人トリップ) ケース別の旅客トリップ数の推計値は下表のとおりである。 表 3-50 旅客総人トリップ(都市圏全体、億人/年) NO 旅客の人 変化量 トリップ 108.09 - 施策内容 変化率 - 施策無し 7 鉄道速度 1.2 倍のみ 109.60 1.50 1.39% 8 9 鉄道速度 1.5 倍のみ 111.37 3.28 3.03% 相乗り+その他全て 109.74 1.65 1.53% 108.27 0.17 0.16% 10 相乗りのみ - b)手段別トリップ ケース別の手段別トリップ数の推計値は下表のとおりである。 表 3-51 自動車人トリップ(都市圏全体、億人/年) NO 自動車の 人トリップ 37.68 施策内容 変化量 変化率 - - - 施策無し 7 鉄道速度 1.2 倍のみ 37.32 -0.36 -0.95% 8 9 鉄道速度 1.5 倍のみ 37.07 -0.62 -1.63% 39.03 1.35 3.59% 39.40 1.71 4.55% 相乗り+その他全て 10 相乗りのみ 表 3-52 鉄道人トリップ(都市圏全体、億人/年) NO 鉄道の人ト リップ 70.41 施策内容 変化量 変化率 - - - 施策無し 7 鉄道速度 1.2 倍のみ 72.27 1.86 2.64% 8 9 鉄道速度 1.5 倍のみ 74.30 3.89 5.53% 相乗り+その他全て 10 相乗りのみ 70.71 0.30 0.42% 68.87 -1.54 -2.19% 表 3-53 自動車分担率の変化(都市圏全体) NO 施策内容 - 施策無し 7 鉄道速度 1.2 倍のみ 自動車分担率 分担率の変化 34.86% - 34.05% -0.81% 8 鉄道速度 1.5 倍のみ 9 相乗り+その他全て 33.28% -1.58% 35.57% 0.71% 10 相乗りのみ 36.39% 1.53% 78 vii)トリップ数(空間分布) 都市間の CO2 排出量削減量が最も多い Case9 の鉄道トリップと自動車トリップの変 化量の空間分布は下図のとおりである。 凡例 40 ~ 20 ~ 40 -40 ~ -20 ~ -40 図 3-24 Case9-現状の鉄道人トリップの変化 凡例 40 ~ 20 ~ 40 -40 ~ -20 ~ -40 図 3-25 Case9-現状の自動車人トリップの変化 79 ②相模原市発 都市間の CO2 排出量削減量が最も多い Case9 の相模原市発の旅客関係指標、自動車 関係指標は下図のとおりである。 i)旅客関係指標 20% 16.11% 変化率(%) 15% 10% 5.80% 5% 0% -5% -3.70% -10% -10.29% -15% CO2排出量 旅客人トリップ 鉄道トリップ数 自動車トリップ数 図 3-26 旅客関係指標(相模原市発) ii)自動車関係指標 15% 12.28% 変化率(%) 10% 5% 1.39% 0% -2.10% -5% -5.85% -10% -7.13% 台トリップ数 平均トリップ長 走行台キロ 高速分担率 図 3-27 自動車関係指標(相模原市発) 80 平均旅行速度 3)人口・従業者 ケース別の人口・従業者数の推計値は下表のとおりである。 ①人口 表 3-54 相模原市の人口 施策内容 人口 変化量 変化率 - - 施策無し 681,118 - 7 鉄道速度 1.2 倍のみ 701,320 20,202 2.97% 8 鉄道速度 1.5 倍のみ 712,965 31,847 4.68% 9 相乗り+その他全て 701,335 20,217 2.97% 10 相乗りのみ 689,090 7,972 1.17% ②従業者 表 3-55 相模原市の従業者数 施策内容 従業者数 変化量 変化率 - - - 施策無し 252,568 7 鉄道速度 1.2 倍のみ 261,183 8,615 3.41% 8 9 鉄道速度 1.5 倍のみ 264,495 11,927 4.72% 相乗り+その他全て 264,829 12,261 4.85% 10 相乗りのみ 262,069 9,501 3.76% 81