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平成26年度補助金一覧 ( 310件、総額13626234千円 )

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平成26年度補助金一覧 ( 310件、総額13626234千円 )
平成26年度補助金一覧 ( 310件、総額13,626,234千円 )
No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
補助目的・効果
補助内容
補助対象者
1
本市は、成田空港と東京の中間に位置し、幕張メッセなどによって海外との交流の機
会を飛躍的に高めたこと等により、外国人住民の比率は首都圏政令指定都市中一番高
い。このため、国際社会の一員として、外国人住民と共に生きる地域社会づくりを目指
し、市民やNPO等との協力のもと、外国人住民が地域社会へ参加できるよう支援して
いく必要がある。
千葉市国際交流協会運営補助金(人件
国際交流協会は平成24年4月に真の国際都市を目指し地域の国際交流活動及び国
費及び事務管理費)
際協力活動を推進するとともに多文化共生社会の実現を目指すなど、総合的な国際化
施策の展開を図ることを目的として公益法人として新たにスタートした。具体的には、日
本語学習支援や行政情報の提供、生活相談全般など、外国人住民が地域社会で共生
していく上で重要な事業を行っている。このような活動を支援することは、国際都市とし
て必要不可欠である。
【補助目的】
国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化的違いを
認め合い、対等な関係を築こうとしながら、地域社会の構
成員として共に生きていくことのできる、多文化共生社会 国際交流協会が、日本語学習支援、行政情報など様々
実現に向け、国際交流協会が実施する姉妹・友好都市交 な情報の提供、災害時啓発を含む災害時支援、外国人生
公益財団法人千葉市国際交流
流、外国人支援等各種施策を支援するため。
活相談、法律相談、これらに必要なボランティア支援、多
協会
文化共生啓発事業など幅広くかつ専門性を持って業務を
【補助効果】
遂行するための人件費及び事務管理経費を補助する。
外国人市民の日本社会への適応を促進(日本語の習
得、生活相談、日本における生活ルール等の理解)
行政窓口の補完業務(言語対応)
2
平和都市を宣言している千葉市にあって、再び戦争を起こさないためには、国を越え
て、市民の相互理解と友情を深めていくことが大切であるとの考えのもと、姉妹都市交
流を実施している。次代を担う青少年が、姉妹都市間で交流していくことは、姉妹都市
交流の促進に効果的であることから、青少年交流事業を継続して実施している。
次代を担う青少年間の交流を通して、姉妹都市市民相
ノースバンクーバーは、昭和45年から、ヒューストンは、昭和58年から、市で行ってい
千葉市国際交流協会運営補助金(青少
互における友好親善を深めるとともに、お互いの国の文
た青少年交流事業を協会設立の翌年の平成7年から協会が理念等をそのまま引き継
年交流事業)
化、歴史、人柄等について相互理解を図る。
ぎ実施し、モントルーは、平成9年から実施している。現在は、協会が事業を実施してい
るが、本来、市の姉妹都市交流の一環としての位置づけであるため、事業費を補助して
いる。
H26年度は、ノースバンクーバー(高校生派遣、受入)、ヒューストン(中学生受入)、モ
ントルー(青少年派遣)予定。
協会が行う青少年交流事業に要する費用(派遣生の渡 公益財団法人千葉市国際交流
航費一部、受入れ青少年の滞在費等)を補助する。
協会
3
市内留学生は増加したが、各大学では留学生同士で固まり、日本人学生との交流が
図られない傾向がある。このため、留学生交流員【注1】(H20より多文化共生【注2】に
寄与してもらうため交流員制度を導入)をキーパーソンとして、日本人学生との橋渡し役
として活用することが必要。
また、学生のみならず、日本人市民と外国人市民との交流を図っていくためにも、留学
千葉市国際交流協会運営補助金(外国 生交流員を活用し、国際交流協会が実施する事業や留学生交流員自身による自主的
人留学生交流員事業)
な企画による活動を通して、その実現を図っていくことが効果的である。
【注1】市内在住・在学の私費留学生で、地域における国際交流及び外国人市民支援事
業等へ協力する者として、大学からの推薦をもとに、千葉市国際交流協会が任命した
者。
【注2】国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化的違いを認め合い、対等な関係を
築こうとしながら、地域社会の構成員として共に生きていくこと。
留学生交流員を、留学生社会及び外国人市民全体の
キーパーソンとして育成し、(外国人市民と日本人の)多
文化共生社会実現に向けてのコーディネーター的な役割
を発揮してもらう。
4
外国人市民の増加に伴い、行政のみでは、多文化共生など外国人市民や日本人の多
様化したニーズに対応していくことが難しくなっている。外国人市民支援事業、日本人市
千葉市国際交流協会運営補助金(国際
民の多文化理解や外国人市民の日本文化理解を促進する事業、国際協力・支援事
交流・国際協力活動助成事業)
業、姉妹・友好都市をはじめとした国際友好親善を促進する事業においては、市の経営
資源が漸減している中、直営で十分な事業の実施をしていくことは難しい状況にある。
(1)国際化に寄与しているボランティア団体の活動を活用
することで、市政に有用な幅広い分野における国際活動
をより少ない費用により実施することができる。
(2)市内の国際交流関連のボランティア団体についての
情報を多く持ち、日頃から連携を図っている国際交流協
会に補助金を交付することにより、協会を通して、ボラン
ティア団体の活動を支援することが効率的、効果的であ
る。
5
阪神淡路大震災により、大規模災害時には救援要請の増加や交通事情の悪化等に
より公的機関の救助が追い付かず、地域での自助・共助が重要となることが明らかに
自主防災組織助成金(自主防災組織活 なっている。
動助成)
このような状況下においては、地域住民が平常時からお互いに協力し合い、防火・防
災訓練を実施し地域防災力を向上の図ることが必要不可欠であるが、地域からは組織
の資金不足により、市に対し財政面での補助の要望もあるのが現状である。
6
阪神淡路大震災により、大規模災害時には救援要請の増加や交通事情の悪化等に
より公的機関の救助が追い付かず、地域での自助・共助が重要となることが明らかに
自主防災組織助成金(自主防災組織資 なっている。
機材購入・賃借助成)
このような状況下においては、地域住民が平常時からお互いに協力し合い、防火・防
災訓練を実施し地域防災力の向上を図ることが必要不可欠であるが、地域からは組織
の資金不足により、市に対し財政面での補助の要望もあるのが現状である。
H26予算
(千円)
所管局
所管課
76,790 総務局
国際交流課
2,685 総務局
国際交流課
市内在住・在学の外国人留学生を「千葉市外国人留学
生交流員」に任命し、国際交流事業への参加を通じて多 公益財団法人千葉市国際交流
文化共生の推進・国際理解の啓発活動などに協力しても 協会
らうとともに学業の充実を目的として奨学金を支給する。
270 総務局
国際交流課
非営利のボランティア団体が千葉市内で、外国人市民
支援事業、日本人市民の多文化理解や外国人市民の日
本文化理解を促進する事業を実施する場合にあっては、
公益財団法人千葉市国際交流
その事業経費の1/2を上限に助成金を交付し、国際協力・
協会
支援事業、姉妹・友好都市をはじめとした国際友好親善を
促進する事業を実施する場合にあっては、1/3を上限に助
成金を交付する。
787 総務局
国際交流課
地域住民が「自分たちの町は自分たちで守る」という自
主救護を目的に自主防災組織を結成し、災害時に自助・
共助を図るためには、平常時の訓練が不可欠であること 自主防災組織が行う防火・防災訓練に要する経費につい
自主防災組織
から、自主防災組織が行う防火防災・訓練に要する経費 て、その費用の一部を補助する。
に対して補助を行うことにより、防火・防災訓練の実施を
促進し、地域防災力の向上を図る。
3,246 総務局
防災対策課
地域住民が「自分たちの町は自分たちで守る」という自
主救護を目的に自主防災組織を結成し、災害時に自助・
共助を図る。
自主防災組織が、防災活動に必要な資機材を購入又は
地域防災力を向上させ、災害時に自主防災組織が効果
賃借した際に要する経費について、その費用の一部を補 自主防災組織
的な活動を行うためには、充実した防災資機材の配備が
助する。(H22から賃借も対象になった。)
必要であることから、自主防災組織の資機材購入・賃借
に対して市が助成を行うことにより、地域防災力の向上と
自主防災組織の活動を促進する。
13,264 総務局
防災対策課
1 / 50 ページ
No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
補助目的・効果
補助内容
補助対象者
目的・目標を同じくする職員がグループ単位で自主的・
千葉市を取り巻く社会環境の変化による「人材」の重要性の高まりに応え、職員1人1
5人以上の職員で構成されるグループが、自主的・継続
継続的な研修活動を行うことにより、職務の遂行に必要な
人が自主性、自律性を発揮して職務や自己啓発に臨む必要があるところ、能力開発の
的に行う研修活動であって、かつ、職務を遂行するうえに
知識、技能、態度等が効率的かつ効果的に習得でき、ま
自主研修グループ代表者
1つの手段として、職員が自主的に職務に関連する能力や知識を習得することを促進
おいて必要な知識、技能、態度等を習得することを目的と
た、学習する機運の醸成にも資することから、こうした活
し、自発的な学習の機会を付与する必要がある。
するもののうち、活動に要した費用の一部を助成する。
動を活性化する。
7
自主研修グループ助成補助金
8
千葉市を取り巻く社会環境の変化による「人材」の重要性の高まりに応え、職員一人
ひとりが市政を担うプロフェッショナルとして、自らのキャリア形成を見据えて能力を高
千葉市職員通信教育講座等受講支援
め、自主性・自律性を発揮して職務や自己啓発に臨む必要があるため、職員の能力開
助成金
発の手段として、自主的に職務に関連する能力や知識の習得を促進し、自発的な学習
の機会を提供することが必要となっている。
通信教育講座及び大学院等公開講座をはじめとした通
学講座を受講することにより、職務の遂行に必要な能力
や知識が効率的かつ効果的に習得でき、また、自己啓発
の機運の高揚にも資することから、受講料を助成すること
により受講の促進を図る。
H26予算
(千円)
所管局
所管課
180 総務局
人材育成課
通信教育講座、通学講座ともに、人材育成課長が指定
する講座を修了した者、または、指定外であっても、現在
の職務との関連性を説明したうえで、所属長の確認を受 講座を修了した職員
けた講座を修了した者に対して、受講料の半額(1講座当
たり\10,000を上限とする)を助成する。
472 総務局
人材育成課
人材育成課が指定した資格を取得した際、受験料等を助
成する。
全職員
(試験受験料は10/10助成、講習受講料は5/10助
成)
859 総務局
人材育成課
【目的】
○職務に必要な能力の習得
○キャリア形成に対する意識の向上、キャリア形成支援
9
千葉市職員資格取得支援助成金
10 都市型CATV幹線整備補助金
職務に必要な資格の取得については、主に職員個人の負担により取得している状況
であることから、人材育成課で指定した職務に有用な資格を取得した職員に受験費用
【効果】
の助成を行い、職員の自主的・自律的な学習意欲を引き出し、その向上を促進するとと
○職務に必要な専門的スキルを獲得することにより、自
もに、個々の職員の職務上の必要性や意欲に応じた能力開発の支援、日常業務のみ
信を持って業務に取り組み、積極的に事務の見直しを行
では習得しがたい高度で専門的なスキルの獲得、向上をサポートする必要がある。
う
○組織として、能力開発に取り組む姿勢や新しいことに
チャレンジする意欲を評価、支援する環境づくり
有線テレビジョン放送法(昭和4
7年法律第114号)第3条の総
務大臣の許可を受けたCATV事
業者であって、次に掲げるすべ
ての要件に該当する者。
(1)千葉市テレトピア計画に位置
行政情報提供のための情報通信基盤の整備及び難視聴地域の電波受信障害の改
づけられている者であること。
本庁・区役所間、電波障害地域の光ファイバ接続・整備
善が必要であったことから、これを促進するための補助制度を創設したものであり、平
CATV事業者が行う光ファイバ情報通信基盤整備事業 (2)本市内における引き込み端
を実施し、行政情報提供のための情報通信基盤の整備
成9年度~平成12年度にCATV事業者が行った光ファイバ情報通信基盤整備事業に
について、その費用の一部を補助する。
子数が10,000以上であるこ
促進及び難視聴地域の電波障害改善を図る。
対して、債務負担行為により補助を行っている。
と。
(3)5チャンネル以上の自主放
送を行っていること。
(4)CATV幹線網が双方向機能
を有すること。
(5)本市内に主たる事務所又は
事業所を有すること。
11
町内自治会は、地域の環境整備や美化活動、防災・防犯活動や福祉への取り組みな
町内自治会の活動拠点となる集会所の建設費等を支援
ど、地域的な課題の解決に向け、様々な公益的活動を行っている。町内自治会がこの
町内自治会が、その活動拠点となる集会所を整備した
町内自治会集会所建設等事業補助金
し、安定した活動が行える環境を整えることにより、地域
ような活動を安定的に行うためには、拠点となる施設が必要であり、その建設等にあ
場合、その経費の一部を補助する。
の結びつきを強化し、活動の活発化を図る。
たっては多額の会費を積み立てなければならないことから、支援を行う必要がある。
12
町内自治会の包括組織である千葉市町内自治会連絡 千葉市町内自治会連絡協議会が地域における諸課題
住民にとって最も身近な地域組織である町内自治会の活性化は、地域コミュニティを
協議会と市があらゆる施策について協議するとともに、町 について協議するための各種会議に係る経費、加入促進
千葉市町内自治会連絡協議会運営補 醸成する上で重要であり、活動を一層効果的かつ効率的なものとしていくためには、各
内自治会の加入を促進することにより、各種施策の円滑 のリーフレット作成に係る費用、各区町内自治会連絡協 千葉市町内自治会連絡協議会
助金
町内自治会間の連絡・調整等の横断的な組織「連絡協議会」活動が不可欠である。
な推進を進めるとともに、地域活動の担い手を増やし、市 議会及び各地区町内自治会連絡協議会の運営に係る経
このため、引き続き活動を支援し、育成していく必要がある。
民主体の地域課題の解決を促進する。
費を補助する。
13 町内自治会集会施設借上費補助金
町内自治会は、地域の環境整備や美化活動、防災・防犯活動や福祉への取り組みな
町内自治会の活動拠点となる集会所の借上を支援し、
ど、地域的な課題の解決に向け、様々な公益的活動を行っている。町内自治会がこの
町内自治会が、その活動拠点となる集会所を借上げる
安定した活動が行える環境を整えることにより、地域の結
ような活動を安定的に行うためには、拠点となる施設が必要となり、それを借上げるた
場合、その経費の一部を補助する。
びつきを強化し、活動の活発化を図る。
めには経費がかかる。
2 / 50 ページ
活動の拠点となる集会所の建
設等を希望する町内自治会
活動の拠点となる集会所の借
上を希望する町内自治会
26,193 総務局
業務改革推進
課
30,700 市民局
市民自治推進
課
9,355 市民局
市民自治推進
課
2,232 市民局
市民自治推進
課
No.
14
補助金名
補助目的・効果
補助内容
補助対象者
主に中学校区を範囲とした地域で活動している、町内自
市内の各地域には、地域活動を行っている町内自治会を始め、各種団体活動を行っ
治会(各町内自治会及び概ね中学校区をエリアとし、その
ているNPO、社会貢献活動を行っている企業・大学など、様々な団体がまちづくりの担 団体間の横断的な連携を強化することにより、個々の団
地区コミュニティづくり懇談会運営補助
エリア内にある町内自治会の連合組織である地区町内自
い手として積極的に活動しているが、これらの団体同士が交流する機会は少なく、横断 体だけでは解決が困難な地域課題を共有し、課題解決に
地区コミュニティづくり懇談会
金
治会連絡協議会)・NPO・企業・大学などの諸団体で構成
的連携も十分でない状況にある。地域課題が複雑多様化する中で、市政と関わりが深 取り組むとともに、地域のコミュニティ活動の推進を図る。
する組織が、横断的連携を図りながらまちづくりを進めて
い活動を行っている団体間の連携を支援し、課題の解決を促す必要がある。
いる活動の運営について、その費用の一部を補助する。
15 地域運営委員会設立支援補助金
16
補助事業を必要とする背景・課題
<目的>
○将来に渡って、地域住民による「助けあい、支えあい」
による地域運営が可能となるよう、概ね小学校区から中
少子超高齢化が進み、人口減少が見込まれる中、行政サービスの選択と集中が必要
学校区の範囲毎に地域運営委員会を設立すること。
となっている。
<効果>
また、市民ニーズの多様化・高度化・複雑化が進む中、行政による「公平・画一な対
○様々な住民が意見を出し合い、地域ニーズ、課題に即
応」よりもサービス利用者、企業、市民による「ニーズに即した柔軟な対応」の必要性が
した取組を主体的に進められる。
高まっており、市民による内発的、主体的な取組を行政が後押しする必要がある。
○人、金、モノ、情報等の地域資源を地域内で融通できる
一方で、地域では、人材不足や住民の理解・協力不足、ノウハウの不足等により、
ようになり、個々の団体だけでは対応が難しい課題に取り
個々の地域団体が複雑な地域課題に対応しきれなくなっている。
組むことができる。
○団体間の協力体制の構築、役割分担を進め、活動の
効率化・負担感の軽減を図ることができる。
まちの美化や緑化等の住環境の保持・向上といった住みやすいまちづくりに向けた取
り組みは、行政がまちづくりにおいて主導的な役割を果たしていくとともに、市民・団体・
千葉市を美しくする運動推進事業補助
企業・大学などの様々な主体がまちづくりに参画し、連携を強化しながらまちづくりを進
金
めていく必要があることから、それらの活動を担っている千葉市を美しくする会に対して
支援を行っている。
17 防犯街灯補助金
住民同士の助けあい、支えあいによる地域運営の仕組み
づくり、及び市の支援の在り方を地域特性のモデルごとに 地域運営委員会設立のために
検証するため、地域の様々な団体で構成される地域運営 活動を行う組織
委員会を設立・運営する経費に対し助成する。
「千葉市を美しくする会」は、主に町内自治会や公益的
な活動を行う市民団体等により構成され、その活動は市
千葉市を美しくする会が実施する環境美化、緑化の推
域全体をカバーしている。「街をきれいにしよう、美しい千
進、地域住民の連帯意識の高揚等に関する事業に対して 千葉市を美しくする会
葉市をつくろう」という理念のもと、各種取り組みが行われ
その費用の一部を補助する。
ており、市民主体の住みよいまちづくりが促進されてい
る。
夜間の犯罪を抑止すること及び歩行者の安全な通行を図ることを目的に、町内会自ら
行っている防犯街灯の設置及び維持管理については、公益性が高く今後も推進していく
町内自治会等が行う防犯街灯の設置を推進し、夜間の犯 町内自治会等が行う防犯街灯の設置(設置費)及び維持 市内町内自治会及びこれに準じ
必要がある。
罪抑止及び歩行者の安全な通行を図る。
管理(管理費、修理費)に要する経費の一部を補助する。 る団体
また、国も、市町村が設置費用の一部を補助することとしているため、補助金交付要
綱を制定し、設置及び維持管理に要する経費の一部を補助することとした。
以下の商業団体
・市内に主たる事業所を有するこ
と。
・任意の商業団体は、会員の全
部が市内に事業所を有しており、
団体設立から1年以上を経過し
相当の事業実績を有すること。
H26予算
(千円)
所管局
所管課
1,300 市民局
市民自治推進
課
800 市民局
市民自治推進
課
5,074 市民局
市民自治推進
課
369,944 市民局
市民サービス
課
17,930 市民局
市民サービス
課
18 商店街街路灯補助金
夜間の犯罪を抑止すること及び商店街歩行者の安全な通行を図ることを目的に、商店
街が行っている街路灯の設置及び維持管理については、公益性が高く、推進していく必 商業団体が行う街路灯の設置、維持管理を推進し、夜間 商業団体が行う街路灯の設置(設置費)及び維持管理
要があることから、補助金交付要綱を制定し、設置及び維持管理に要する経費の一部 の犯罪抑止及び商店街歩行者の安全な通行を図る。
(管理費、修理費)に要する経費の一部を補助する。
を補助することとした。
19 千葉市防犯協会連合会運営補助金
千葉市防犯協会連合会が中心となって行う、防犯意識
の啓発・普及(防犯キャンペーンの実施や防犯グッズの配
千葉市防犯協会連合会が実施する、市民等への自主
布、防犯広報紙の発行など)、犯罪の予防警戒活動の推
本市の刑法犯認知件数は平成12年をピークに平成25年まで13年連続で減少をして 防犯思想の普及と防犯活動の円滑な推進を図ることで、
進(青色防犯パトロール車両の運用など)、防犯功労者
千葉市防犯協会連合会
おり、引き続き犯罪を減少させ、安心で安全なまちづくりを推進することが課題である。 市内の犯罪減少を目指し、犯罪のない明るく住み良い千
(団体)の表彰、単位防犯協会及び各種防犯関係団体等
葉市の実現を図る。
との連絡調整に要する事業などについて、費用全額を補
助する。
5,500 市民局
市民サービス
課
20 交通安全普及事業補助金
千葉市交通安全推進協議会が実施する交通安全運動
啓発キャンペーン及び市内各小学校地区交通安全協議
近年の交通事故の傾向として、自転車の関係する事故や高齢者が犠牲となる事故や 地域に密着した交通安全の啓発活動を実施している交
会への支援、市内各交通安全協会が実施する交通安全
死亡事故等の重大な事故が増加していることから、悲惨な交通事故の発生を防ぐた
通安全推進協議会、市内各交通安全協会及び市内各地
啓発キャンペーン等に対する支援、市内各地域交通安全
め、市内の代表的な交通安全団体である交通安全推進協議会、市内各交通安全協会 域交通安全活動推進委員協議会に対して補助を行い、交
活動推進委員協議会が実施する交通安全啓発活動及び
及び市内各地域交通安全活動推進委員協議会への支援を行っている。
通安全の推進・交通事故の抑止を図る。
違法駐車の解消等に寄与する活動等の経費の一部を補
助する。
2,682 市民局
市民サービス
課
3 / 50 ページ
千葉市交通安全推進協議会、
千葉市内各交通安全協会及び
千葉市内各地域交通安全活動
推進委員協議会
No.
補助金名
21 上水道配水管布設事業補助金
22
補助事業を必要とする背景・課題
補助目的・効果
補助内容
補助対象者
上水道の配水管布設により給水を受けようとする者に自己負担分が発生し、上水道 上水道の配水管を布設する事業により給水を受けようと 上水道の配水管を布設する事業により給水を受けようと
新たに水道での給水を受けよう
の普及が進みにくい状況であるため、生活用水の確保と公衆衛生の向上、上水道の普 する者の経済的な負担を軽減することによって、上水道を する者が、配水管布設工事の実施に伴って負担する費用
とする市民
及のため補助金による促進が必要である。
普及し、生活用水の確保と、公衆衛生の向上を図る。
の一部を補助する。
文化振興施策の推進と、それを支える人材の育成が急務であり、特に次代を担う子ど
文化事業等補助金(文化ふれあい振興 もたちが文化芸術活動を体験できる機会を増やすことが肝要である。本市の将来を見
事業)
据え、長期的な視野で文化芸術を担う次世代の育成を図っていくことが課題となってい
る。
市民を対象に、文化芸術活動に気軽に参加できる機会
を提供することで、身近に文化芸術への興味・関心を高め
千葉市文化振興財団が市民を対象に、様々な文化芸術
ることが期待できる。
公益財団法人千葉市文化振興
の分野について、実際に参加・体験の機会を提供する事
また、ひとつの目標に向かって仲間と協力し、努力する
財団
業に対し、その事業の一部を補助する。
などの体験を通して、協調性や人とのつながりを養い、主
に青少年の人格形成にも資することが期待できる。
H26予算
(千円)
所管局
200 市民局
所管課
市民サービス
課
13,520 市民局
文化振興課
23
文化事業等補助金(文化育成交流事
業)
地域の新進芸術家に活躍の場を提供するとともに、市
民に優れた芸術鑑賞の機会を提供することを目的とす
若手芸術家は単独での公演・展覧会等を開催することが難しく、発表の機会に恵まれ る。
ないことが多いため、千葉市にゆかりのある芸術家を育成し、千葉市の文化を広めてい また、芸術家の輩出・育成のために環境づくりを進める
くため、支援していく必要がある。
ことで、文化を創造する人材の育成や文化芸術を育むま
ちづくりを推進し、個性豊かな千葉文化を全国に発信して
いくという効果が期待される。
千葉市文化振興財団が行う、文化育成交流事業(千葉
市芸術文化新人賞受賞者のフォローアップのための支援 公益財団法人千葉市文化振興
事業等)に要する経費について、その事業の一部を補助 財団
をする。
5,152 市民局
文化振興課
24
文化事業等補助金(地域文化活性事
業)
街の活性化や千葉市の文化度・知名度を高めることを
千葉市文化芸術振興計画において、今後の市の施策として「まちづくりと文化の連携」 目的とする。
が重要と位置付けており、文化振興を通じたまちづくりに向けてイメージを構築し、地域 ベイサイドジャズ千葉を中心に、まちの賑わいを創出し、
文化を活性化させていく必要がある。
地域文化を活性化させていくとともに、文化芸術に親しむ
市民の裾野を拡大する効果が期待できる。
市民、企業、地元商店街等の協力のもと実施されるジャ
ズのイベント「ベイサイドジャズ千葉」及び美術館・郷土博
公益財団法人千葉市文化振興
物館・きぼーる等の施設をネットワークで結ぶイベントを企
財団
画、運営する「ちばミュージアムウォーク」について、その
費用の一部を補助する。
15,881 市民局
文化振興課
2,600 市民局
文化振興課
25 芸術文化振興事業補助金
千葉市スポーツ振興財団運営補助金
26 (人件費及び運営管理費)
千葉市スポーツ振興財団運営補助金
27 (スポーツ振興事業)
活動の中心を市内とし、自ら企
芸術文化活動への参加及び鑑賞の機会を市民に広く提
従前より特定の芸術文化団体に対し共催事業負担金を支出しているが、これを見直
画・遂行する能力のある非営利
供する事業や、市民を継続的・段階的に育成・支援し、個 市民の参加及び鑑賞の機会を広く提供する等、市内にお
し、支援対象事業を公募により決定することで公平性・透明性を高めるとともに、支援対
の芸術文化団体(実行委員会形
人の芸術文化活動の活性化に資する事業を支援すること ける芸術文化の振興を図る事業に対し、その費用の一部
象の幅を広げ、より効果的な芸術文化活動支援を目指すため、補助金制度の新設を行
式等を含む)。※ただし、いくつか
で、多くの市民が芸術文化に親しみをもてるような環境を を補助する。
う必要が生じている。
の要件をすべて満たす団体に限
作るとともに、幅広い芸術文化団体の活動の振興を図る。
る。
スポーツ・レクリエーション活動は、市民の健康増進、体力の維持、コミュニティの活性
化など、豊かな地域社会の形成に寄与するものである。近年、少子高齢化の進展、ライ
フスタイルの変化などにより、スポーツへのニーズはますます多様化している。
財団法人千葉市スポーツ振興財団は、平成3年に、本市のスポーツ活動の振興をより
専門的な見地から実施するために設立した外郭団体であり、設立当初より市の施策を
補完する団体として、公益性の極めて高い団体として位置づけ、当該財団の運営及び
スポーツ振興事業に関する経費の一部に補助金を交付している。
さらに、平成8年には、財団法人千葉市海洋スポーツ協会を統合し、海洋思想普及事
業及びヨットハーバーの管理運営事業に要する経費の一部の補助金が交付されてい
る。
平成24年4月に公益財団法人千葉市スポーツ振興財団へ移行した。
当該財団は、本市のスポーツ活動の振興を目的に設置さ
れた外郭団体であり、当該財団の管理運営に関する経費
の一部を補助することにより、本市のスポーツ振興に寄与 当該財団の管理運営に関する経費のうち、本市のスポー 公益財団法人千葉市スポーツ振
するとともに、市民のスポーツに対する意識・関心を高
ツ振興事業に係る、人件費及び運営管理費を補助する。 興財団
め、健康づくりの普及啓発を図る各種事業の円滑な実施
を行うことができる。
57,980 市民局
スポーツ振興
課
近年、生活様式の多様化により、食生活の変化や運動不足などに伴う生活習慣病の
増大、複雑化する現代社会におけるストレスなどによる健康への影響が懸念されてお
り、子どもから大人まで、その予防・改善対策としてのスポーツ・レクリエーションへの期
待が高まっている。
スポーツを実施している市民の割合が減少しているなか、市に期待する取組みとし
て、「健康・体力づくりの推進」「スポーツ施設の充実」などへのニーズが高まっている。
こうしたことから、ライフステージに応じたニーズに対応し、より多くの市民が参加しや
すいスポーツ行事を充実するほか、スポーツに関する情報発信により、事業の参加・交
流の促進を図っていく必要がある。
財団が実施する本市のスポーツ活動を振興していくため
に必要な事業費の一部を補助することにより、市民のス 財団が実施する各種スポーツ大会・スポーツ教室の開
公益財団法人千葉市スポーツ振
ポーツに対する意識・関心を高める事業を継続して実施 催で、スポーツの情報提供等の事業について、その費用
興財団
できるほか、市民の健康づくりの普及啓発を振興すること の一部を補助する。
ができる。
27,401 市民局
スポーツ振興
課
4 / 50 ページ
No.
補助金名
補助内容
補助対象者
H26予算
(千円)
補助事業を必要とする背景・課題
補助目的・効果
稲毛ヨットハーバーは、本市の特色あるマリンスポーツの場として親しまれており、特
にヨットは近隣の中学校や高等学校でも部活動として取り入れられるなど、本市のマリ
ンスポーツの拠点として位置づけられている。
稲毛ヨットハーバーを活動拠点に海洋スポーツの普及振興を実施してきた(財)千葉市
海洋スポーツ協会が、平成8年に(財)千葉市スポーツ振興財団に統合されたことから、
稲毛ヨットハーバーを管理運営している千葉市スポーツ振興財団に対して、本市の海洋
思想普及事業、ヨットハーバー管理運営事業に要する経費の一部の補助金を交付し、
スポーツ振興を図る必要がある。
ヨット教室などの海洋思想普及事業の実施や、利用者
の安全を確保するための監視業務の実施をすることで、
本市の特色のひとつである豊かな緑と水辺を活かしたス
ポーツ・レクリエーション活動を推進し、市民への稲毛ヨッ
トハーバーを活用した海洋スポーツの普及・啓発を図る。
海洋スポーツに関する教室を行う海洋思想普及事業と、
稲毛ヨットハーバーの施設管理や帆走海域監視に関する 公益財団法人千葉市スポーツ振
ヨットハーバー管理運営事業について、その一部を補助 興財団
する。
50,201 市民局
スポーツ振興
課
各地区振興会の地区のスポーツ・レクリエーション行事
やスポーツ大会等を、効果的・効率的に運営実施するた
め、「連絡協議会」が実施する「情報交換会のための各種
千葉市スポーツ振興会連絡協議
会議・研修会」や、地域のスポーツ振興に功績のあった者
会
等を表彰する「顕彰事業」について、各地区からの会費収
入及び研修会参加費等の自主財源を除く運営費用の一
部を補助する。
650 市民局
スポーツ振興
課
28
千葉市スポーツ振興財団運営補助金
(海洋思想普及事業)
29
現在、少子高齢化や核家族化等の進展により、地域住民の健康づくり・仲間づくりなど
地域の連帯感の醸成を図る場が少なくなってきている。
スポーツ関係団体事業補助金
各地区スポーツ(社会体育)振興会(以下「各地区振興会」という)は、市内78地区に
(千葉市スポーツ振興会連絡協議会活
おいて組織されており、地域のスポーツ・レクリエーション行事やスポーツ大会等を通し
動補助金)
て、地域住民の健康づくり、仲間づくりや地域の連帯感や協調性の醸成に寄与してお
り、今後より一層の活動の充実が求められている。
各地区振興会の包括的組織である、千葉市スポーツ振
興会連絡協議会(以下「連絡協議会」という)の活動を支
援することにより、全市的なスポーツ・レクリエーション活
動の充実を図るとともに、全市的なコミュニティの活性化を
促進し、地域の連帯感の醸成等を図ることを目的とする。
30
千葉市社会福祉協議会(以下「市社協」という。)は、地域住民や各種団体(団体・機
関・福祉施設など)と協力し、総合的な福祉の推進を図るために設置された民間の福祉
団体で、社会福祉法第109条において「地域福祉の推進を図ることを目的とする団体」
と規定され、千葉市において社会福祉事業やその他関連事業の健全な発達、社会福祉
千葉市社会福祉協議会補助金(人件費
活動の活性化のための活動を行っている。
及び運営管理費)
市社協の行う事業は、公益性が高く市と住民とが共に力を合わせて進める千葉市の
地域福祉の推進にも寄与している。市社協は、非収益事業が中心で会費収入や寄付金
等を主な財源としているため、自主財源のみで財政基盤を確立し経営を安定させること
が困難な状況にあることから、運営経費を補助する必要がある。
自主財源のみで運営することが困難な状況にある市社
協に対し必要な補助を行うことにより、市社協の安定的な
運営が可能になる。
市社協の運営に要する職員の人件費や事務局維持管理
これにより、市社協の行う公益性の高い事業の継続的
千葉市社会福祉協議会
費等に対し補助する。
な実施が可能となり、千葉市と市社協とが共同で進めて
いる地域福祉の推進が図られ、市民福祉の向上に繋がる
こととなる。
市民の生活上のいろいろな悩みや、相談ごとに対し、弁
護士及び民生委員等の相談員が面接、電話により相談を
受けることで、様々な悩みを抱える市民に救済の手を差し
伸べることとなり、市民福祉の増進を図ることが可能とな
る。
所管局
所管課
495,682 保健福祉局
地域福祉課
31
心配ごと相談所事業は、弁護士による法律相談及び民生委員を主体とする相談員に
よる常設相談を開設し、市民の生活上のいろいろな悩みごと等に対し、面接、電話によ
千葉市社会福祉協議会補助金(心配ご り無料で相談を受けている。
と相談所事業)
相談所事業の開始から39年を経過し、相談所の存在は広く周知されているが、無料
相談のため収益性は無い。 しかしながら、生活上の相談を受け、市民の福祉推進のた
めに当該事業は必要である。
暮らしや家族、健康に関することなど日常生活における
市民の様々な悩み事相談に対し、弁護士及び民生委員
等が相談員として親身になって助言、支援を行う心配ごと 千葉市社会福祉協議会
相談所の運営に必要となる相談員の旅費や謝礼として支
払われる報償費に補助するものである。
243 保健福祉局
地域福祉課
32
地域ぐるみ福祉ネットワーク事業は、①地区部会(千葉市社会福祉協議会の趣旨に賛
同する住民が概ね中学校区毎に組織し福祉活動を行う団体)、②ボランティアセンター
福祉活動推進員研修会の開催、地区部会が行う「ふれ
(市社協がハーモニープラザ及び各区事務所に設置)の活動を活性化し、地域福祉の 市内67地区部会の活性化や市内7か所のボランティア あい・子育てサロン」等に対する助成、ボランティア養成講
千葉市社会福祉協議会補助金(地域ぐ
推進を図ることを目的している。
センターの円滑な運営をすることにより、地域福祉の推進 座の開催等、当会が市内66地区部会や市内7か所のボ 千葉市社会福祉協議会
るみ福祉ネットワーク事業)
本市が進めている地域福祉を推進するには、地域における福祉の担い手やコーディ を図る。
ランティアセンターの活動を活発にするために行う様々な
ネーター等の人材育成が重要であることから、地域ぐるみ福祉ネットワーク事業の円滑
事業につき必要となる各種経費に対し補助する。
な推進が必要である。
7,921 保健福祉局
地域福祉課
33
日常生活自立支援事業は、認知症高齢者、知的障害者、精神障害者等のうち判断能
力が不十分な方が地域において自立した生活が送れるよう、利用者との契約に基づ
き、福祉サービスの利用援助等を行うもので、厚生労働省が都道府県・指定都市社会
千葉市社会福祉協議会補助金(日常生
福祉協議会を実施主体として全国的に推進しており公益性の高い事業である。
活自立支援事業)
日常生活自立支援事業における利用料は低額で、他にも自主財源を見込めないこと
から、事業運営に必要な経費を補助し、市民が地域において自立した生活が送れるよう
にする必要がある。
認知症高齢者などの支援を必要とする人達に対し、必
要なサービスを低価格で提供することで、判断能力が不
十分な方が地域において自立した生活を送ることができ
る。
日常生活自立支援事業の対象者である判断能力が十
分ではない高齢者や障害者に対して、福祉サービスの利
千葉市社会福祉協議会
用援助や財産管理、財産保全を行う生活支援員の賃金
や旅費等事業の実施に必要となる経費に対し補助する。
23,406 保健福祉局
地域福祉課
34
法人後見事業は、成年後見制度を利用する際に発生する後見人報酬を支払うことが
困難な方の後見受任等を家庭裁判所から千葉市社会福祉協議会が受任するもので、
千葉市社会福祉協議会補助金(法人後
公益性の高い事業である。
見事業)
この事業において、後見人報酬等は低額なものが多いことから、後見人を引き受ける法
人を確保するとともに、全ての市民が制度を利用できるようにする必要がある。
生活支援員(後見等の決定を受けた方達の財産管理や
身寄りがなく、成年後見制度の利用が困難な方に対し、
身上監護を行う職員)の賃金や健康保険料等の人件費、
低額な後見人報酬等で家庭裁判所から法人後見を受任
活動を行ううえで発生する旅費や通信運搬費等の必要経 千葉市社会福祉協議会
することで、成年後見制度の円滑な実施が可能となり、一
費のうち、後見人報酬を差引いた不足分に対し補助す
定程度の水準の福祉サービスを提供することができる。
る。
2,171 保健福祉局
地域福祉課
5 / 50 ページ
No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
補助目的・効果
補助内容
補助対象者
35
保護司は、保護司法に基づき法務大臣の委嘱を受け
て、それぞれの自治体において犯罪・非行の予防活動や
犯罪・非行に陥った人の更生支援を行っている。千葉市
保護司会連絡協議会は各区に設置された保護司会の連
絡調整、犯罪予防活動の推進、協力組織との連携の推進
犯罪の凶悪化・低年齢化が続いており、市民が安全・安心に暮らせるまちづくりを進め
更生保護団体補助金(千葉市保護司会
等を行っている。
るためには、犯罪の予防及び犯罪をした人の更生に係る活動がますます重要となって
連絡協議会)
千葉市保護司会連絡協議会が行う、犯罪や非行を防止
いる。
し犯罪や非行をした人の立ち直りを地域で支えるための
広報活動を支援することにより、保護観察活動を円滑に
進め、犯罪や非行の予防と、犯罪や非行をした人の更生
の促進を図れ、本市の「安全・安心のまちづくり」に寄与す
る。
関係機関と連携し、犯罪・非行の予防活動や犯罪・非行
に陥った人の更生支援を行っている千葉市保護司会連絡
協議会の運営に対し、犯罪予防の広報活動や保護観察 千葉市保護司会連絡協議会
活動に係る費用や、保護司活動に関する研修に係る費用
等の一部を補助する。
36
更生保護女性会は、女性としての立場から、犯罪・非行
の予防活動や、犯罪・非行に陥った人や少年の更生に協
力するボランティア団体であり、千葉市更生保護女性会
連絡協議会は各区に設置された更正保護女性会との連
犯罪の凶悪化・低年齢化が続いており、市民が安全・安心に暮らせるまちづくりを進め 絡・協議、関係機関との連携等を行っている。
更生保護団体補助金(千葉市更生保護
るためには、犯罪の予防及び犯罪をした人の更生に係る活動がますます重要となって 千葉市更生保護女性会連絡協議会が行う、女性として
女性会連絡協議会)
いる。
の立場から犯罪・非行の予防活動や、更生保護施設の支
援等犯罪・非行に陥った人や少年の更生に協力する活動
に対し支援することによって、犯罪や非行の予防と、犯罪
や非行をした人の更生の促進を図ることができ、「安全・
安心のまちづくり」に寄与する。
女性としての立場から、犯罪・非行の予防活動や、犯
罪・非行に陥った人や少年の更生に協力する活動を行う
千葉市更生保護女性会連絡協議会の運営に対し、更生 千葉市更生保護女性会連絡協
保護施設の訪問や援助等犯罪・非行をした人の更生に協 議会
力する活動に係る費用や、活動に関する研修に係る費用
等の一部を補助する。
37 千葉市遺族会運営補助金
千葉市遺族会は、戦地に赴き戦死された方の市内の遺
族によって組織されたもので、遺族や他の戦争・戦災関係
機関との連絡調整を行い、政府主催の全国戦没者追悼
戦後60年以上が経過し、世界の恒久平和を求め平和都市宣言を行っている千葉市 式など、戦没者・戦災死没者を追悼する行事等へ参加し
にとって、平和な千葉市の発展と、平和で豊かな生活を守るために、戦争の悲惨さと平 戦没者の慰霊を行っている。また、各種援護事業につい
和の尊さについて市民等に認識していただき、次の世代に語り継ぐ必要があるととも
て本市と連携し遺族の相談窓口となり、遺族の援護を
に、高齢化が進む戦死された方の遺族の支援が必要である。
図っている。
千葉市遺族会の活動を支援し、多くの遺族が追悼行事
や会の活動に参加することで、戦死された方々を慰霊す
るとともに、その遺族の援護を行うことができる。
戦没者・戦災死没者を追悼する行事等へ参加し、他の
戦争・戦災関係機関と連絡・調整を行っている千葉市遺
千葉市遺族会
族会の運営に対し、行事参加や会の運営に伴う連絡・会
議に係る費用等の一部を補助する。
38 千葉市戦災遺族会運営補助金
千葉市戦災遺族会は、千葉市において空襲等の戦災に
よって亡くなられた一般の方の遺族によって組織されたも
ので、遺族や他の戦災関係機関との連絡調整を行い、政
府主催の全国戦没者追悼式など、戦没者・戦災死没者を
戦後60年以上が経過し、世界の恒久平和を求め平和都市宣言を行っている千葉市
追悼する行事等へ参加し、戦災死没者の慰霊を行ってい
にとって、平和な千葉市の発展と、平和で豊かな生活を守るために、戦争の悲惨さと平
る。また、遺族の相談窓口となり、遺族の援護を図ってい
和の尊さについて市民等に認識していただき、次の世代に語り継ぐ必要があるととも
る。
に、高齢化が進む戦災の遺族に対する支援が必要である。
千葉市戦災遺族会の活動を支援し、多くの遺族が追悼
行事や会の活動に参加できることで、戦災の惨禍による
犠牲者を悼むとともに、その遺族の福祉増進を図ることが
できる。
戦没者・戦災死没者を追悼する行事等へ参加し、他の
戦災関係団体と連絡・調整を行っている千葉市戦災遺族
千葉市戦災遺族会
会の運営に対し、行事参加や、行事参加に伴う連絡・会
議に係る費用等の一部を補助する。
39 民生委員・児童委員活動事業補助金
民生委員協議会、民生委員に関する指導訓練については、民生委員法第26条により
政令市が費用を負担することが明記されている。
平成5年度よりこれらの費用を対象に補助を実施している。千葉市民生委員・児童委
員協議会は、民生委員法により委嘱された民生委員の資質向上のための研修、市から
の依頼事務などを取りまとめ、全ての民生委員へ周知・指導している。同協議会の運営
は会員である民生委員からの会費で賄っているが、会費以外に収入源が無いことから
研修会の実施も困難な状況にある。
民生委員の必要性が高まる昨今、民生委員の資質向上を図ることにより、市民の福
祉向上につながることから、市として補助を行う必要がある。
各区民生委員児童委員協議会(6区、毎月開催)、各地
区民生委員児童委員協議会(76地区、毎月開催)で活動
が展開され、独居老人の把握や要介護者の介護保険の
申請につなげることや、見守り活動等の効果をあげ、各区
での全体研修会(6区、年1回)の開催や、全国研修会へ
の参加等により民生委員の資質向上を図る。
市民生委員児童委員協議会が研修会や地域に馴染ん
だ活動を展開することにより、独居高齢者の把握・見守り
を始めとする福祉の向上につなげること等の効果が期待
できる。
6 / 50 ページ
千葉市民生委員児童委員協議会に対し、以下の事業に
係る経費を補助。
①活動のための調査研究、②資質向上のための研修
千葉市民生委員児童委員協議
会、大会の開催及び外部研修への参加、③社会福祉思
会
想の普及及び啓発、④民生委員・児童委員互助共励、⑤
区及び地区民生委員児童委員協議会の連絡調整のため
の事務経費
H26予算
(千円)
所管局
所管課
994 保健福祉局
地域福祉課
87 保健福祉局
地域福祉課
500 保健福祉局
地域福祉課
50 保健福祉局
地域福祉課
13,475 保健福祉局
地域福祉課
No.
40
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
平成24年の全国の自殺者数は15年ぶりに3万人を下回ったが、全国の交通事故死
者数と比べても6倍以上の死者数であり、深刻な状況が続いている。
社会福祉法人ボランティア電話相談員 この状況の中、市内の社会福祉法人で、ボランティアの電話相談委員による24時間
研修費補助金
電話相談事業を実施している機関があり、問題解決の一助となっている。
しかし、ボランティア電話相談員には一定の技量が求められ、その育成に長い期間と
費用がかかる状況となっている。
41 自死遺族支援事業補助金
42 液状化等被害住宅再建支援金
平成24年の全国の自殺者数は15年ぶりに3万人を下回ったが、全国の交通事故死
者数と比べても6倍以上の死者数であり、深刻な状況が続いている。
自殺対策基本法では、自殺者の親族等に対する支援及び民間の団体が行う自殺の
防止等に関する活動に対し、地方公共団体が支援するよう規定されている。
自死遺族は、大切な方を亡くされた直後の方や、長い年月を経ても深い悲嘆から抜け
出せずに辛い思いを感じている方など、その思いは異なるが、大切な人を自死で失った
という共通の体験を持つもの同士が、安心して悲しみや苦しみをわかちあえる場所や、
そっと手を差し伸べてくれる仲間との交流など、お互いを支え合えるような機会の提供
が必要である。
しかし、そうした機会を提供する会合の運営主体の多くは、資金的に十分な余裕を持っ
ていないことから、補助が必要である。
東日本大震災により、美浜区を中心に液状化をはじめとした地盤被害によって住宅に
被害を受けた世帯が多く発生した。
液状化による住宅の傾きを修理する場合、り災程度に関係なく費用が高額になるにも
かかわらず、国の被災者生活再建支援制度が適用されない半壊・一部損壊の世帯へ
の支援がほとんど受けられない状況となっていた。
千葉県は、地盤被害による住家被害が生じた県内市町村で、国の被災者生活再建支
援制度の支援対象とならない半壊世帯・一部の一部破損世帯へ独自の支援制度の実
施を決定した。
補助目的・効果
補助内容
H26予算
(千円)
所管局
所管課
ボランティア電話相談員による2
該当する市内の社会福祉法人に対して、研修費用を助
該当する市内の社会福祉法人が実施する、24時間電話 4時間電話相談を実施し、かつ
成することで、ボランティア電話相談員を育成しやすくし、
相談のボランティア電話相談員の研修費用の一部を補助 当該相談員の養成及び資質向
精神的危機に直面し援助と励ましを求めている人々を支
する。
上のための研修を行う、市内に
援することで、社会福祉の増進に資することができる。
住所を有する社会福祉法人
500 保健福祉局
地域福祉課
自死遺族支援事業を実施する民間団体に対して補助す
ることにより、民間団体が自死遺族の心の傷を少しでも癒
す活動や、遺された人それぞれが生きていく意味を考えな
おす場所の提供、市民に自殺に対する見方や考え方を改
めて見直すきっかけとしてもらう公開講演会の実施などの
自死遺族活動を実施する。これにより、いのちを支え合う
社会づくりを進めていくことができ、社会福祉の増進に資
することができる。
本市に主たる事業所を有し、本
市において自殺の防止等に関す
る活動の実績を有する民間の団
体
200 保健福祉局
地域福祉課
国の被災者生活再建支援制度が適用されない世帯に、
県の独自支援制度を本市でも実施し、住家の修理費用を 市内で東日本大震災で地盤被害等を受けた世帯が、住
補助することで、被災者の生活の再建を支援し、もって被 家の修理を実施時にその費用の一部を補助する。
災地域の早期の復旧・復興を図ることを目的とする。
震災発生時に、被害を受けた戸
建住宅に居住しており、以下の
条件のいずれかに該当する世
帯。
①液状化等の地盤被害により、
「半壊」または「半壊に至らない
(一部破損)」被害を受けた住宅
の地盤を復旧
(住宅の基礎の修復を含む)した
世帯
②「半壊」被害を受けた住宅を補
修した世帯
③居住していない場合でも地盤
被害により被災住宅を解体した
場合
44,250 保健福祉局
地域福祉課
一定の居住用不動産を有し、将来にわたりその住居を
所有し、又は住み続けることを希望す
る要保護の高齢者世帯に対し、当該不動産を担保として
生活資金を貸付けを行うことにより、
その世帯の自立を支援し、併せて生活保護の適正化を図
る。
千葉県社会福祉協議会
18,276 保健福祉局
保護課
41,993 保健福祉局
健康企画課
本市に主たる事業所を有し、本市において自殺防止等に
関する活動の実績を有する民間団体が実施する、自死遺
族グループの運営、自死遺族の自助グループ・スタッフ資
質の向上及び養成のための研修、自死遺族自助グルー
プの普及・啓発、対面相談員の研修に対して、その一部を
補助する。
補助対象者
43
生活保護は、生活に困窮した者がその利用し得る資産、稼働能力その他あらゆるも
のの活用を図っても、なお最低限度の生活が維持できない場合に適用されるもので、居
住用不動産(土地及び家屋)についても、これを活用することが生活保護を適用するた
めの要件である。これまで居住用不動産については、高額な場合を除き、売却せずに
要保護世帯向け不動産担保型生活資 保有を認めながら保護を適用してきたが、居住用不動産を担保に生活資金を貸し付け
金貸付事業補助金
ることにより、長年住み慣れた住居に住み続けながら居住用不動産を活用する施策とし
て、厚生労働省が「要保護世帯向け長期生活支援資金」を創設し、平成19年4月より
「生活福祉資金(要保護世帯向け長期生活支援資金)貸付制度要綱」が施行された。千
葉県内では、平成19年10月から、千葉県社会福祉協議会により貸付事業が開始され
た。
44
公益財団法人千葉市保健医療事業団は、本市、千葉市
医師会、千葉市歯科医師会及び千葉市薬剤師会が出資
し、市民の積極的な健康づくりを推進すること等を目的
市民の夜間や休日における急な病気やケガに対し、継続的・安定的に救急医療を提 に、平成4年12月に設立された財団である。
千葉市保健医療事業団運営補助金(管 供するため、救急医療体制を充実させる必要がある。また、市民一人ひとりが健康で心 同財団は、千葉市休日救急診療所の運営や、救急医療 千葉市保健医療事業団の管理運営に係る人件費及び管 公益財団法人千葉市保健医療
理運営補助、健康づくり推進事業)
豊かに暮らせる「健康なまちの実現」のため、健康づくりに関する知識の普及啓発を行う 確保対策事業、市民の健康づくりに関する事業などを
理費、健康づくり推進事業に要する費用を補助する。
事業団
必要がある。
行っており、本市保健医療行政において欠くことのできな
い役割を担っている。自主収入が限定的な同財団の運営
を補助することにより、救急医療の提供などの事業を継続
し、地域医療の発展と地域住民の健康増進に寄与する。
7 / 50 ページ
千葉県社会福祉協議会が行う要保護世帯向け不動産
担保型生活資金貸付事業に要する貸付原
資を補助する。貸付金の原資は、国がその3/4を、都道
府県又は指定都市がその1/4を負担
するものとされている。
No.
45
補助金名
所管課
全国的に、高齢化の進展に伴う入院患者の増加や地域ケアの需要の増大等により、
同校は授業料、入学金等の学生納付金以外に自主的
看護師の需要は年々増加が見込まれており、市内の医療機関でも看護師不足が続い
な財源を有していないことから、安定的な学校運営を確保
ている。
公益財団法人 千葉市保健医療事業団
良質な看護師の養成を行い、市内医療機関へ継続的・ するため、市として看護師養成事業の重要性及び看護師
地域住民の健康増進と地域医療の発展に寄与することを目的に設立された千葉市保
公益財団法人 千葉市保健医療
運営補助金(看護師養成施設事業に助
安定的に看護師を供給することにより、看護師不足の解 養成所の運営にあたっての事業継続性の重要性を考慮
健医療事業団では、市内の医療機関に安定的に看護師を供給し、看護師不足を解消
事業団
成する経費)
消を図り、医療提供体制の確保を図る。
し、同校の人件費及び非常勤職員(実習指導教員及び専
することを目的として、平成19年4月に千葉市青葉看護専門学校を開校したが、同校の
任教員の代替職員に限る。)に係る経費について補助す
収入は学生の納付する入学金、授業料等に限られており、自主財源だけで安定的な学
る。
校運営が成り立たない状況である。
225,620 保健福祉局
健康企画課
就業規則及びこれに類するもの
(雇用契約等)において、分娩手
当等について明記され、一分娩
当たりの入院から退院までの分
娩費用として徴収する額が55蔓
延未満の産科医療機関と助産所
(院)。
35,120 保健福祉局
健康企画課
千葉市医師会において、関係機関との感染症対策にか
かる委員会を開催し、流行状況の把握や対応方法などに
ついての調査検討を実施することで、各医療機関や行政
も含めた関係団体等において最新の感染症情報の共有 千葉市医師会が実施する公衆衛生事業(感染症対策講
化を図ることができる。
演会、感染症対策委員会、麻しん対策小委員会 等)実 一般社団法人 千葉市医師会
また、講習会を開催し感染症に関する知識や情報提供 施にかかる経費の一部について補助する。
などを通じ、感染症発生時の適切な医療の提供が可能と
なり、感染拡大の防止対策を速やかに講じることができる
ため、市の公衆衛生の向上につながる。
1,000 保健福祉局
健康企画課
千葉市歯科医師会が学術研修として行う研修会や会議に
より、会員歯科医師が、最新の医療技術情報などの知識
や医術を習得することは、市民に対する良質で安全な歯 千葉市歯科医師会が歯科医学・医術の向上のために行う
千葉市歯科医師会
科医療の提供につながるものであり、ねたきり高齢者や 研修及び会議の費用の一部を補助する。
心身障害者(児)の歯科診療、訪問歯科診療、歯周疾患
検診など本市事業の質的向上も期待できる。
2,430 保健福祉局
健康企画課
900 保健福祉局
健康企画課
90 保健福祉局
健康企画課
90 保健福祉局
健康企画課
千葉市医師会公衆衛生事業に対する
47 補助金
48
補助目的・効果
補助内容
産婦人科医及び助産師が分娩に携わった場合に支給さ
出席率の低下、不規則な勤務体制、訴訟リスクの高まりなどにより、全国的に産婦人
産婦人科医及び助産師の処遇改善を通じて、急激に減少 れる分娩手当について、医療機関や助産所(院)が支出し
科医師の減少及び分娩の取扱いを止める事態が生じている。国では、財政的支援を行
している産科医等及び分娩を取り扱う医療機関や助産所 た分娩手当の一部を補助する。
い、産婦人科医等の処遇改善を図ることとし、医師確保対策の一層の推進を図ることと
(院)の確保を図る。
(補助単価 分娩件数1件あたり10,000円、補助率 2/
なり、本市でも同様の事態が生じていることから、平成21年度より事業を開始した。
3)
新型インフルエンザをはじめ新しく発見される感染症は未知の部分が多く対応が難し
い。また、麻しんやポリオ等の従来からの感染症を含め、感染力が強く発症すると重症
化するものや後遺症を残すものがある。様々な感染症の流行が繰り返される中で地域
での流行を防止するためには、医療機関の協力のもと発生状況を調査収集し、速やか
に感染拡大の防止対策を図る必要がある。そのため、医療機関と関係機関が協力・連
携して感染症の知識、流行状況、対応方法など必要な情報の共有を図るとともに、医師
の知識・技術の向上が必要となる。
医療技術は日々発達し、今後も重要度を増していくものと考えられているなか、当会
千葉市歯科医師会学術研修事業補助 は、本市の事業である、ねたきり老人・心身障害者(児)歯科診療及び訪問歯科診療、
金
口腔がん検診、歯周疾患検診等を担っており、新しい歯科医学・医術等を会員が習得
することが、本市の事業を担ってもらうために必要不可欠である。
補助対象者
H26予算
(千円)
所管局
46 産科医等確保支援事業補助金
補助事業を必要とする背景・課題
49 千葉市献血推進協議会運営補助金
昭和39年8月21日「献血の推進について」の閣議決定に基づき、同年11月11日付
け厚生省薬務局長通知により、各都道府県に献血推進協議会を設置するよう定めら
れ、本市においても献血意識の高揚、献血者の拡大を目的に、昭和46年に千葉市献
血推進協議会を設置し、運営費が千葉県赤十字血液センターからの助成金のみで他の
地域住民等に献血思想の普及啓発を行うことにより、輸
財源が少ないことから補助を開始した。その後、平成15年7月30日付け施行「安全な
血用血液の安定的な確保を図る。
血液製剤の安定供給の確保等に関する法律」第5条で、献血の推進が市町村の責務と
して明記されたため、本市は主体となって献血推進を行ってきている。
平成23年度末で、千葉県赤十字血液センターからの助成金が廃止され、財源が市か
らの補助金のみとなった。
50 千葉白菊会献体推進事業補助金
献体登録業務(自分の死後、遺体を医学・歯学の教育と
研究のために役立てたいと志した人の申請を受け付け、
「篤志献体」の組織である千葉白菊会の献体の登録や啓
献体は、自身の希望により死後その遺体を解剖実習の教材とするため、遺族が故人
登録する業務)、献体の啓蒙活動(献体への理解、啓発
蒙等の活動に補助することにより、献体への理解や啓発
の意思に従って、医学部・歯学部の解剖学教室等に提供するものであり、医師・歯科医
等の活動)、会報の発行(献体事業実施状況の報告、献 千葉白菊会
が図られ、医師歯科医師の育成及び医学の発展に寄与
師の育成において不可欠なものである。
体に基づく解剖実習をおこなった医学生からの感謝文の
する。
掲載等、年1回12月発行)、総会(年1回行われる千葉白
菊会の総会)の開催に対し補助する。
51 千葉市原爆被爆者の会運営補助金
戦後60年以上が経過し、世界の恒久平和を求め平和都市宣言を行っている千葉市
にとって、平和で豊かな生活を守るために、戦争や原爆の悲惨さと平和の尊さについ
て、次世代へも語り継がれるよう市民等に伝える必要がある。
献血推進協議会の開催、献血の実施・推進、献血思想の
千葉市献血推進協議会
普及啓発、献血計画の策定等に対して補助する。
千葉市原爆被爆者の会は「原爆被爆者として相互扶
助、被爆者問題の解決、再び被爆者を作らないこと。」を
目的に結成された団体であり、原爆被爆者の相談活動を
行い、さらに、戦争や原爆の惨事を広く市民に伝承する活 千葉市原爆被爆者の会が行う原爆被爆者の福祉の増
動を行う市内唯一の団体でもある。
進と戦争や原爆の惨事を広く市民に伝承する活動の経費 千葉市原爆被爆者の会
千葉市原爆被爆者の会の活動を支援することで、被爆 に対しその一部を補助する。
者の福祉の増進と相互扶助が期待できるとともに、当会
が支援する原爆被爆者慰霊式典等を通して戦争や原爆
の惨事を広く市民に伝承する。
8 / 50 ページ
No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
補助目的・効果
補助内容
補助対象者
52 結核予防事業補助金
結核の発生を予防し、公共の福祉の増進を図るため、感染症の予防及び感染症の患
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関す 感染症の予防及び感染症の患
者に対する医療に関する法律第53条の2に定める学校又は施設の設置者が行う結核 結核健康診断の実施を推進し,結核患者の早期発見及 る法律第53条の2に定める学校又は施設の設置者が行 者に対する医療に関する法律第
予防事業に要する経費に対して、法第60条の規定により指定都市に義務づけられた びまん延防止を図る。
う結核予防事業(健康診断)に要する経費に対して、一部 53条の2に定める学校又は施
法定補助である。
補助する。
設の設置者
53 がん検診等研修事業補助金
市医師会は、がん検診、予防接種、子宮頚がんワクチン接種など、市民を対象にした
検診等を本市から受託しているとともに、地域医療の担い手として必要不可欠な団体で
ある。
当団体では会員である医師に対して、多分野にわたる最新の医療情報や医療技術な
どを題材とした講習会などを実施することにより医師のレベルアップを図っている。
地域医療の担い手である医師は、日々進化していく医療に対応していく必要はもとよ
り、市民の要望に応じた身近な話題に積極的に取り組み、その内容を市民へ還元して
いるなど公益性は高く、今後においても医学及び医術の向上を目的として行う研究や講
習会等を実施するための補助は必要である。
H26予算
(千円)
所管局
所管課
2,702 保健福祉局
健康企画課
地域医療の担い手である医師に対し、最新の医療情報
や医療技術等を題材とした研究・講習会等を実施すること
により医師の資質向上が図られ、がん検診での早期発見
や早期治療及び医療費の軽減や抑制など、より効果的な
地域医療を行うことが期待できる。
また、これまで培ってきた豊富な知識や経験と医療情報
に加え、市民の「身近な話題」を取り入れることによって、
市内の医療機関が統一的な見解のもと啓発を図ることが
可能となり、多くの市民の健康に対する不安の解消を取り
除くことができる。
市医師会が開催する医学・医術に係る次の事業につい
て、費用の一部を補助する。
一般社団法人 千葉市医師会
(1)委員会、研修会、会議及び講習会等開催事業(2)調
査・研究事業
1,000 保健福祉局
健康支援課
当委員会を継続することにより、地域医療の担い手であ
る医師は資質向上が図られ、より効果的なががんの早期
発見・早期治療を促進することによりがんの死亡率を減少
させるとともに、医療費の軽減や抑制を図ることが期待で
きる。
市医師会が行う次の事業について、費用の一部を助成す
る。 (1)研修会、
一般社団法人 千葉市医師会
講演会等開催事業
(2)胃がん読影に関する事業
1,720 保健福祉局
健康支援課
55 母子保健学術研修事業補助金
千葉市では、母子保健法第12条に基づき、昭和54年度から1歳6か月児健康診査、
その後、3歳児健康診査、4か月児健康診査を開始した。健診では、身体発育や精神発
達の遅れ、病気、障害の早期発見・治療を目的としており、千葉市医師会の協力を得て
実施している。多数の協力医が関与するため、健診等の精度管理やその水準の維持の
ためには、研修会や検討会が必要と考え、医師会会員の資質の向上の為に実施する
研修等に対する補助を行っている。
母子保健法に基づく母子保健事業(乳児一般健康診査・
4か月児健康診査・1歳6か月児健康診査・3歳児健康診
査・育児講座等)を実施するにあたり、事業協力医に対す
る研修会や事業検討会等を実施し、健診の精度(疾病や
障害、虐待家庭等の早期発見など)の維持管理や母子保
健事業への医師や市民の理解を深めることにより、千葉
市の母子保健の質の向上を図ることができる。
市医師会の会員を対象とした、母子保健事業の円滑な推
進とその資質的な向上を図ることを目的とした、疾病の早
社団法人千葉市医師会
期発見についてなどの研修の開催等に対し補助金を交付
する。
1,500 保健福祉局
健康支援課
56 母子歯科保健学術研修事業補助金
千葉市では、母子保健法第12条に基づき、昭和54年度から1歳6か月児健康診査、
その後3歳児健康診査、妊産婦歯科検診などを開始、健診では、口腔の健康を保持増
進することを目的に、千葉市歯科医師会の協力を得て歯科健診を実施している。健診
事業の精度を維持するためには研修や検討会が必要であり、そのために、歯科医師会
の補助金を交付している。
1歳6か月児健康診査、3歳児健康診査、妊産婦歯科健診
母子歯科保健事業の円滑な推進とその資質的な向上を
など母子歯科保健事業を実施するにあたり、協力歯科医
図ることを目的とした妊産婦歯科健診をはじめ幼児歯科
師に対する研修会や検討会などを行うことにより、健診等
健診の研修の開催等に対し補助金を交付する。
の精度管理を一定水準に保つことができる。
800 保健福祉局
健康支援課
54 胃がん二重読影委員会補助金
57
本市の胃がん検診については、千葉市医師会の協力医療機関において胃部エックス
線撮影を実施している。 当該検診をより効果的な検診にするためには、がんの見落と
しを防ぐ必要があるため、エックス線写真を十分な経験を有する医師2名が読影するこ
ととしている。
胃がん検診を市から受託している市医師会では、胃がん検診読影委員会を設置して
二人目の医師の役割である2回目の読影を行っている。読影にあたっては、当委員会
の医師のほか、協力医療機関の医師も参加するなど、検診フィルムの撮影法、読影な
どについての読影委員会と共通認識を深めて、技術向上・精度管理を一層充実させる
ことも目的に医師の資質向上を図っている。
よって当事業は、市の胃がん検診事業の二重読影の場として、また、医師の資質向上
を図る場として有益であるとともに、市民の健康を守る上で大きく貢献されているもので
あるため、今後も当事業に対して補助していく必要がある。
社団法人千葉市歯科医師会
幼児期から成長期におけるむし歯等の歯科疾患は、様様な食材をよく噛んで食べるこ
とによる子どもたちの健全な成長や、成人期以降の歯・口腔の健康に大きな影響を与え
千葉市歯科医師会でんたるカップ事業
る。
補助金
千葉市の子どもたちは、他政令市の子どもに比べう蝕を有する者の割合が高く、12歳児
における一人平均むし歯数も多い。
歯科保健の担い手である歯科医師から子どもたちに直接
的に歯みがき指導や歯科保健の大切さを指導
されることが、正しい歯みがきの方法や歯の健康づくりの 千葉市歯科医師会が行う「歯みがき&でんたるカップミニ
一般社団法人 千葉市歯科医師
ための知識を知ることがう蝕予防のきっか
サッカー大会」の開催に係る経費の一部を
会
けづくりとなる。
補助する。
又、保護者に対して正しいむし歯予防の知識を啓発する
ことで、子どものう蝕有病率の低下が図れる。
400 保健福祉局
健康支援課
生活習慣病が市民の健康面における大きな課題となり、とりわけ食生活においては飲
食店や惣菜等の利用が増加している。そこで、飲食店等においても、市民の健康づくり
や生活習慣病予防に配慮した食事等の提供を促進する必要がある。そのため、調理師
を対象とした、健康づくりや生活習慣病予防に配慮した食事等を提供するための知識、
技能の修得が必要である。
一般社団法人千葉県調理師会が本市に置く支部が、調
調理師を対象とした、健康教育、調理技術講習会によっ
理師に対して調理師の業務の進歩、資質の向上を図り、 千葉県調理師会が本市に置く支
て調理師の技術・資質向上を図ることで、市民の健康づく
もって市民の食品衛生並びに公衆衛生の向上に寄与す 部(千葉県調理師会千葉市支部
りや生活習病予防に配慮した食事の提供など、市民の健
るための研修(生活習慣病予防を中心とする健康教育と 千葉市調理師会)
康づくりに効果的・効率的に貢献することができる。
調理技術講習会等)を実施した費用の一部を補助する。
400 保健福祉局
健康支援課
58 調理師研修事業補助金
9 / 50 ページ
No.
補助金名
所管課
620 保健福祉局
生活衛生課
公益社団法人千葉市食品衛生協会が行う、食中毒予防
パレードや食品衛生大会などの行事を通じて、衛生的手
公益社団法人 千葉市食品衛生
洗いや食品の取扱い、加熱の重要性など市民や食品営
協会
業者に対して広く食品衛生の知識を普及啓発することを
目的として行う事業に対し、その費用の一部を補助する。
1,135 保健福祉局
生活衛生課
61 公衆浴場設備改善事業補助金
一般公衆浴場(いわゆる「銭湯」)は、自家風呂の普及、一般公衆浴場並みの料金で
食事や、休憩、娯楽施設も併せ持つスーパー銭湯の増加等により経営環境が極めて厳
しい状態にある。
また、利用者数の減少に伴う収益の減少、物価高による経営費用の高揚、高齢化に
一般公衆浴場の老朽化した浴場施設や設備の改善を
よる人手不足、施設及び設備の老朽化等による経営環境の悪化、家族経営による過酷
株式会社日本政策金融公庫から融資を受け、その資金 千葉市公衆浴場組合に属する一
促進することにより、施設内の衛生が保持され、公衆衛生
な長時間労働、後継者の確保難により、廃業が進み、施設数が激減している。
で設備を改善した経費の一部について補助する。
般公衆浴場営業者
の向上が図れる。
一般公衆浴場は、高温多湿な我が国の気候風土の中で市民に入浴の機会を提供し、
地域の保健衛生水準の維持向上に大いに役立ってきたところであり、地域の触れ合い
の場としても重要な役割を担うなど、我が国独特の生活文化を築いてきた。また市内に
は、自家風呂を持たない世帯が存在することから一般公衆浴場の確保は必要である。
909 保健福祉局
生活衛生課
62 公衆浴場経営基盤安定化補助金
一般公衆浴場(いわゆる「銭湯」)は、自家風呂の普及、一般公衆浴場並みの料金で
食事や、休憩、娯楽施設も併せ持つスーパー銭湯の増加等により経営環境が極めて厳
しい状態にある。
また、利用者数の減少に伴う収益の減少、物価高による経営費用の高揚、高齢化に
よる人手不足、施設及び設備の老朽化等による経営環境の悪化、家族経営による過酷
な長時間労働、後継者の確保難により、廃業が進み、施設数が激減している。
一般公衆浴場は、高温多湿な我が国の気候風土の中で市民に入浴の機会を提供し、
地域の保健衛生水準の維持向上に大いに役立ってきたところであり、地域の触れ合い
の場としても重要な役割を担うなど、我が国独特の生活文化を築いてきた。また、市内
には自家風呂を持たない世帯が存在することから、一般公衆浴場の確保は必要であ
る。
一般公衆浴場の経営状態は深刻で、自治体の補助なしで
の確保は困難である。一般公衆浴場を確保することによ
り、これを必要とする住民の利用の機会の確保を図り、公
衆衛生の向上及び増進並びに住民生活の福祉の向上に
寄与している。
直近の税務に係る申告書等において、浴場営業に係る
経営収支実績に欠損額が生じた公衆浴場に対し、当該公 営業に困難を来していると認め
衆浴場の営業に要した燃料費、光熱費及び用水費等に られる一般公衆浴場経営者
係る経費について補助する。
3,000 保健福祉局
生活衛生課
63 千葉市公衆浴場組合補助金
地方公共団体の公衆浴場への支援は、公衆浴場の確保のための特別措置に関する
法律により「その確保を図るため必要と認める場合には、所要の助成その他必要な措
置を講ずるように努めるものとする。」とされている。自家風呂の普及等により、自家風
呂非保有者数は減少しつつあるものの、未だ存在している。公衆浴場は日常生活に必
要な施設であるにもかかわらず著しく減少していることから、地域住民の利用の確保を
図るための支援策は必要不可欠であり、今後とも、公衆衛生の水準の維持と市民の入
浴機会の確保が効率的に図られるような施策を展開していく必要がある。しかし、個々
の営業者による取り組みだけでは、公衆浴場の確保に十分な成果が得られず、また、
スーパー銭湯の増加もあり、経営環境は極めて厳しく、千葉市公衆浴場組合は浴場経
営者から組合費をこれ以上徴収することが困難な状況にある。
一般公衆浴場の経営状態は深刻で、自治体の補助なし
での確保は困難である。公衆浴場が抱えている諸問題に
対し千葉市公衆浴場組合として取り組むことにより、公衆
衛生の向上及び増進並びに住民の福祉の向上に寄与し
ている。
千葉市公衆浴場組合が行う事業のうち、①組合の管理
運営に係る事業。②研修会、総会及び役員会の開催並び
に全国公衆浴場業者大会への参加等の事業。③公衆浴
千葉市公衆浴場組合
場の衛生措置基準を遵守するために必要な事業。④公衆
浴場の利用促進を図ることを目的として実施する事業。に
要する経費について、その費用の一部を補助する。
2,076 保健福祉局
生活衛生課
18,998 保健福祉局
高齢福祉課
生活衛生課
60
64
補助目的・効果
公衆衛生の見地から市民の日常生活に極めて深い関係のある生活衛生関係営業
(理容業、美容業、クリーニング業、公衆浴場業、旅館業及び興行場業)に携わる営業
者の多くは中小零細企業で、景気の動向や利用者の嗜好の変化などの影響を受けや
すく、経営の悪化により衛生水準が損なわれることが懸念される。生活衛生関係営業の
経営の健全化を通じて衛生水準の維持向上を図るためには、個々の営業者による取り
組みだけでは、十分な成果が得られないことから、千葉市生活衛生協会として組織的
に、経営の育成強化及び衛生意識の向上並びに環境衛生の向上を図る必要性があ
る。
千葉市生活衛生協会による衛生講習会、研修会等の組
織的な活動の促進を通じて生活衛生関係営業施設の衛
生水準の維持向上を図り、もって利用者への安全で良質
なサービスの提供を行う。
公益社団法人千葉市食品衛生協会が行う食品衛生の
普及啓発活動を補助することで、協会に所属する組合員
食品衛生は、市民の健康に直接影響する問題であるが、食肉の生食による食中毒で
の力を活用でき、市が行う食品衛生の普及啓発の施策を
公益社団法人千葉市食品衛生協会補 複数の死者が発生するなど市民の健康を脅かす事件が多発しており、健康でいきいき
効率的に推進することが可能となる。
助金
と暮らすことができる社会を実現するためには、市民や食品営業者に対する食品衛生
また、行事でのパンフレット配布や会場での展示物設
の普及啓発は不可欠で、かつ継続性が求められる施策となっている。
置、会員向けの会報配布などにより、食品衛生に関する
情報を幅広く発信することが可能となる。
補助内容
千葉市生活衛生協会が、実施する次の事業に要する経
費の一部を補助する。
(1)千葉市生活衛生協会の管理運営に係る事業経費
(2)衛生意識の普及啓発のための研修会、講習会及び
分科会の開催に係る経費
(3)総会、大会及び役員会の開催に係る経費
補助対象者
H26予算
(千円)
所管局
59 千葉市生活衛生協会補助金
補助事業を必要とする背景・課題
千葉市生活衛生協会
・家族や高齢者同士、多世代の市民の“憩い”や“ふれあ
い”の場として、公衆浴場を市民が低額〔ワンコイン〕で利
核家族化や住民同士の交流の希薄化の進行により、「人と人とのつながり」が薄れつ ・地域コミュニティの拠点の一つとして、公衆浴場を “憩い 用(入浴)できるよう補助する。
つある。また、高齢者のひとり暮らし(独居)世帯、高齢者のみ世帯の増加により、高齢 の場”や“交流の場”とすることで、市民のふれあいを活性
地域のつどい・ふれあい入浴事業補助
千葉市公衆浴場組合に加盟する
者の所在不明問題、孤独死問題等が発生している。
化する。それにより、地域社会や家族の「絆」を深める。 ・実施場所:市内公衆浴場(14か所)
金
市内の一般公衆浴場
このような状況下においては、社会資源を活用した、家族や高齢者同士、多様な世代 ・高齢者の外出を促進し、引きこもりを防止するとともに、 ・実施回数:毎週日曜日(休業日の場合、翌営業日) *
の「憩いの場」「ふれあいの場」を提供していくことが求められる。
健康づくりや生きがいづくりを図る。
平成24年度は、月4回(第1~第4日曜日)
・補助金額;満65歳以上:280円、小学生:170円、乳幼児:
70円
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No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
補助目的・効果
補助内容
補助対象者
H26予算
(千円)
所管局
所管課
15,870 保健福祉局
高齢福祉課
4,400 保健福祉局
高齢福祉課
65 老人クラブ連合会活動補助金
老人福祉法の第13条第2項にて、地方公共団体は、老人の福祉を増進することを目
的とする事業の振興を図るとともに、老人クラブその他当該事業を行う者に対して、適当
な援助をするように努めなければならないとされている。
今後、高齢者は住み慣れた地域で、健康で生きがいをもって自立した生活ができる社
会を築くことが重要であり、高齢者が社会とかかわりながら、いきいきと活動できる環境
を整備する必要がある。
高齢者が社会とかかわりながら、いきいきと活動できる
場を設けることで、健康的で生きがいをもって自立した生
活を送れる社会の実現を図る。
そのため、市老人クラブ連合会は、市全域レベルでの単 市老人クラブ連合会の行う老人クラブ等活動推進事業や 一般社団法人千葉市老人クラブ
位老人クラブ間の交流促進や、区老人クラブ連合会を対 地域支え合い事業の経費に対して補助する。
連合会
象とした指導者の育成事業、地域支えあい事業を実施
し、地域に根差した各単位老人クラブや区老人クラブ連合
会が行う活動の活性化を図る。
66 区老人クラブ連合会活動補助金
老人福祉法の第13条第2項にて、地方公共団体は、老人の福祉を増進することを目
的とする事業の振興を図るとともに、老人クラブその他当該事業を行う者に対して、適当
な援助をするように努めなければならないとされている。
今後、高齢者は住み慣れた地域で、健康で生きがいをもって自立した生活ができる社
会を築くことが重要であり、高齢者が社会とかかわりながら、いきいきと活動できる環境
を整備する必要がある。
高齢者が社会とかかわりながら、いきいきと活動できる
場を設けることで、健康的で生きがいをもって自立した生
活を送れる社会の実現を図る。
区老人クラブ連合会の行う活動促進事業や健康づくり・
そのために、区老人クラブ連合会は、単位老人クラブ間 介護予防支援事業、地域支え合い事業、活動支援体制 各区の老人クラブ連合会
の交流促進や健康づくり、生きがいづくり事業を実施し、 強化事業の経費に対して補助する。
地域に根差した各単位老人クラブが行う活動の活性化を
図る。
67 老人クラブ振興事業補助金
老人福祉法の第13条第2項にて、地方公共団体は、老人の福祉を増進することを目
的とする事業の振興を図るとともに、老人クラブその他当該事業を行う者に対して、適当
な援助をするように努めなければならないとされている。
今後、高齢者は住み慣れた地域で、健康で生きがいをもって自立した生活ができる社
会を築くことが重要であり、高齢者が社会とかかわりながら、いきいきと活動できる環境
を整備する必要がある。
高齢者が社会とかかわりながら、いきいきと活動できる
場を設けることで、健康的で生きがいをもって自立した生
活を送れる社会の実現を図る。
そのために、地域に根差した各単位老人クラブが自主 単位老人クラブの行う社会奉仕活動事業、教養講座開
単位老人クラブ
的・積極的に健康づくりや生きがいづくりを目的とした活 催事業、スポーツ活動事業の経費に対して補助する。
動を企画・実施するにあたり、その経費を補助し、活動の
活性化を図り、介護予防や地域交流の促進、引きこもりの
防止を図る。
17,253 保健福祉局
高齢福祉課
68 老人クラブ設立補助金
老人福祉法の第13条第2項にて、地方公共団体は、老人の福祉を増進することを目
的とする事業の振興を図るとともに、老人クラブその他当該事業を行う者に対して、適当
な援助をするように努めなければならないとされている。
今後、高齢者は住み慣れた地域で、健康で生きがいをもって自立した生活ができる社
会を築くことが重要であり、高齢者が社会とかかわりながら、いきいきと活動できる環境
を整備する必要がある。
高齢者が社会とかかわりながら、いきいきと活動できる
場を設けることで、健康的で生きがいをもって自立した生
活を送れる社会の実現を図る。
そのために、地域に根差した各単位老人クラブが自主 老人クラブの設立のための総会の開催及びその準備に
単位老人クラブ
的・積極的に健康づくりや生きがいづくりを目的とした活 係る経費に対して補助する。
動を企画・実施するにあたり、その経費を補助し、活動の
活性化を図り、介護予防や地域交流の促進、引きこもりの
防止を図る。
21 保健福祉局
高齢福祉課
124,240 保健福祉局
高齢福祉課
9,873 保健福祉局
高齢福祉課
69
70
公益社団法人千葉市シルバー人材センターは、千葉市内において、高齢者の臨時的
かつ短期的な就業等の機会を確保し、提供する事業を行う団体として、高齢者等の雇
用の安定等に関する法律第41条により、千葉県知事が指定した団体である。また、同
千葉市シルバー人材センター運営事業 法第40条は、地方公共団体が、高齢者の臨時的かつ短期的な就業等の機会を確保し、
等補助金
提供する事業を行う団体の育成に努めるよう規定している。
一人でも多くの高齢者がその能力と意欲に応じて、住み慣れた地域でいきいきと活動
し、元気に安心して暮らせるよう、就労・社会参加を促進する観点から、同センターの事
業活動を支援していくことが求められている。
定年退職者等の高齢者に「臨時的かつ短期的な就業又
はその他の軽易な業務」に係る就業を提供することによ
り、働くことを通じて、仲間づくりや健康の維持、社会参加
を促進し、高齢者の健康で生きがいのある生活の実現や
地域社会の福祉の向上を図る。
高齢化の急速な進展、核家族化などによる家庭機能の低下、地域で支えあう機能の
低下などによって、一人暮らしの高齢者の引きこもりや孤独死、高齢者の虐待など、公
千葉市社会福祉協議会補助金(在宅福
的制度だけでは対応できないさまざまな課題が発生している。
祉サービス事業)
その中で、地区部会を主体とした地域ぐるみの福祉活動を進めていくことが求められ
ているから。
在宅福祉機器貸与事業は、介護保険法その他の制度
で対象とならない高齢者に対する支援を行うことで福祉
サービスの充実を図ることができる。
また、ふれあい食事サービス事業は、高齢者が楽しく会
食することで、心身健康保持及び社会参加の促進を図る
ものである。なお、事業の運営は、町内自治会、老人クラ
ブ、民生委員など地域住民からなる社会福祉協議会の地
区部会が実施しているため、地域福祉の推進を図ること
ができる。
11 / 50 ページ
公益社団法人千葉市シルバー人材センターの運営に要
する経費に対して補助する。
・センターの運営に要する職員及び役員に係る人件費
・センターの事業所・作業所等施設の管理運営に必要な 公益社団法人千葉市シルバー
経費
人材センター
・実施事業に要する経費(会員の拡大、就業機会の拡大、
会員の安全就業等、センターの目的を達成するために実
施する事業に要する経費等)
【在宅福祉機器貸与事業】
千葉市内に居住し、病気やけが等により在宅で短期間車
イスを必要とする方等に対し、その費用を補助する。
【ふれあい食事サービス事業】
65歳以上の一人暮らし高齢者及び高齢者世帯に対し
て、会食または配食形式で食事を提供する事業につい
て、その費用を補助する。
千葉市社会福祉協議会
No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
補助目的・効果
補助内容
補助対象者
H26予算
(千円)
所管局
所管課
民生委員児童委員協議会、社
会福祉協議会地区部会、社会福
祉施設、町内自治会、マンション
等の管理組合、老人クラブ、NP
O法人、並びにこれらの団体が
共同開催する団体等で市長が認
める団体
62,000 保健福祉局
高齢福祉課
3,000 保健福祉局
高齢福祉課
33,260 保健福祉局
高齢福祉課
市内に特別養護老人ホーム及
びショートステイを設置する社会
福祉法人
791,480 保健福祉局
高齢施設課
75
高齢社会において老人福祉施設は重要性を増しており、老人福祉施設への入所希望
に応えるとともに、介護者の身体的・精神的な負担を軽減するためにも、より一層の施
設整備が求められている状況である。
民間社会福祉施設整備資金借入金補 一方で、老人福祉施設の整備には、多額の整備資金を要するため、整備を行う社会
助金(老人)
福祉法人等は独立行政法人福祉医療機構等から整備資金について借入れを受けた場
合、その償還額は多額となり社会福祉法人等の経営上の負担となることから、整備を行
う社会福祉法人等の経営状態の悪化が、入所者等に対する処遇に対し影響を及ぼすこ
と懸念されている。
老人福祉施設(次に掲げるものに限る。)を整備するた
めに独立行政法人福祉医療機構から福祉貸付資金等を
借り入れた社会福祉法人等に対して、元金償還に要する
社会福祉法人等が独立行政法人福祉医療機構から借
経費の一部を補助する。
り入れた施設整備資金の元金償還に要した費用の一部
※補助対象施設
社会福祉法人、一般社団法人、
を補助することにより、老人福祉施設の整備の促進及び
老人福祉法第5条の3に規定する老人福祉施設(老人 一般財団法人及び医療法人
当該社会福祉法人の経営の健全化並びに入所者等の処
福祉センターを除く。)
遇の向上を図る。
ただし、平成17年1月1日以降に開所するものにあって
は、養護老人ホーム及び軽費老人ホーム(特定施設入居
者生活介護を行うものを除く。)に限る。
88,633 保健福祉局
高齢施設課
76
高齢社会において老人福祉施設は重要性を増しており、老人福祉施設への入所希望
に応えるとともに、介護者の身体的・精神的な負担を軽減するためにも、より一層の施
設整備が求められている状況である。
社会福祉施設整備資金利子補給金(老 一方で、老人福祉施設の整備には、多額の整備資金を要するため、整備を行う社会
人)
福祉法人等は独立行政法人福祉医療機構等から整備資金について借入れを受けた場
合、その利子償還額は多額となり社会福祉法人等の経営上の負担となることから、整
備を行う社会福祉法人等の経営状態の悪化が、入所者等に対する処遇に対し影響を
及ぼすことが懸念されている。
老人福祉施設(次に掲げるものに限る。)を整備するた
めに独立行政法人福祉医療機構から福祉貸付資金等を
借り入れた社会福祉法人等に対して、利子償還に要する
社会福祉法人等が独立行政法人福祉医療機構から借
経費の一部を補助する。
り入れた施設整備資金の償還利子に要した費用の一部
※補助対象施設
社会福祉法人、一般社団法人及
を補助することにより、老人福祉施設の整備の促進及び
老人福祉法第5条の3に規定する老人福祉施設(老人 び一般財団法人
当該社会福祉法人の経営の健全化並びに入所者等の処
福祉センターを除く。)
遇の向上を図る。
ただし、平成17年4月1日以降に整備するものにあって
は、養護老人ホーム及び軽費老人ホーム(特定施設入居
者生活介護を行うものを除く。)に限る。
32,639 保健福祉局
高齢施設課
77
軽費老人ホームサービス提供費補助
金
584,573 保健福祉局
高齢施設課
71 敬老会補助金
高齢者数が増加する中、ひとり暮らし高齢者や高齢者のみの世帯が増加しつつある。
このような中、多年にわたり社会に尽力いただいた高齢の方に感謝と敬意を表すとと 敬老会の開催や運営を通じ、高齢者の外出促進、世代 75歳以上高齢者が参加する敬老会の開催経費につい
もに、長寿を祝うため、高齢の方が一堂に会し懇談などを行う敬老会を通じて、高齢者 間交流や地域コミュニティの活性化を図る。
て、その一部を補助する。
と地域社会との交流を図ることが求められる。
72 地域見守り活動支援補助金
ひとり暮らし高齢者、高齢者のみの世帯の増加により、高齢者の孤独死問題等が発
生している。
これらの問題に対応するためには、地域住民が孤立せず、地域社会で支え合い、住
み慣れた地域で安心した生活を続けられるよう、地域コミュニティの再構築が必要であ
る。
市内において活動する5人以上
自宅訪問や街中での声掛けなどを行う見守り活動や家 地域における高齢者に対する見守り活動等を新たに実
で組織された社会福祉法人、特
事援助などを行う助け合い活動等を行う団体の事業立ち 施する、社会福祉法人、特定非営利活動法人、町内自治
定非営利活動法人、町内自治会
上げに対し補助することにより、地域福祉の推進が見込 会等の住民組織を対象として、初期経費の一部を補助す
等の住民組織のうち、規約等が
まれ、地域コミュニティの構築が図られる。
る。
整備されている団体
73 三世代同居等支援事業補助金
高齢化、核家族化、近隣関係の希薄化などにより高齢者の孤立が問題となっている。
離れて暮らしていた三世代の家族が、同居または近隣1k
親(高齢者)と子と孫を基本とする三世代家族の形成を促
m以内に居住するために必要となる費用の一部を助成す 高齢者又は子
進し、高齢者の孤立防止と家族の絆の再生を図る。
る。
74 高齢者施設建設費補助金
本市では高齢化が急速に進行しており、より一層の介護基盤の整備が求められてい 市内老人福祉施設(特別養護老人ホーム及びショートス
市内の特別養護老人ホーム及びショートステイの整備
る中で、千葉市高齢者保健福祉計画等に基づき行われる老人福祉施設整備事業に対 テイ)の整備を行う事業者に対し、建設費の一部を補助す
促進を図るため、建設費の一部を補助する。
し、補助金を交付するものである。
ることにより、介護基盤の整備を促進する。
軽費老人ホームは、家族の援助が受けられない等により自立した生活が難しい高齢
者向けの入居施設で、国基準による所得に応じた入居者負担金を設定し、経済的負担
を抑えて日常生活を支援できる契約型の唯一の入居施設となっている。
当該施設は、制度的に例外を除いて介護保険や措置費による収入が生じないため、
入居者負担金と運営経費の差額を補てんする必要がある。
補助制度によって、入居者の所得に応じた本人徴収額
とすることができ、入居者の経済状況に応じた負担が実
現できる。これにより、既入居者の利用継続を可能とする
とともに、有料老人ホーム等への入居が困難な所得層に
対する老後の安心を醸成することができる。
12 / 50 ページ
運営に要したサービス提供費支出額と、国が定めた所
得階層ごとのサービス提供費本人徴収額との差額を補助
軽費老人ホームを設置経営する
する。
法人
(サービス提供費支出額 と サービス提供費基準額 の低い
方) - サービス提供費本人徴収額
No.
78
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
所管課
養護老人ホーム及び軽費老人
ホームを経営する民間社会福祉
法人(特定施設入居者生活介護
の指定を受けた施設を除く)
52,152 保健福祉局
高齢施設課
千葉市高齢者保健福祉推進計画等に基づき、社会福祉
本市では高齢化が急速に進行しており、要介護状態で施設等の利用が必要な高齢者
市内の老人福祉施設等の整備促進を図るため、開設準 市内に老人福祉施設等を設置
法人等が行う老人福祉施設等の整備に対し補助金を交
が増加していることからより一層の介護基盤の整備が求められている。
備経費の一部を補助する。
する社会福祉法人等
付することで、計画的な介護基盤整備の促進を図る。
110,400 保健福祉局
高齢施設課
千葉市高齢者保健福祉推進計画等等に基づき、社会福
介護基盤緊急整備特別対策事業補助 本市では高齢化が急速に進行しており、要介護状態で施設等の利用が必要な高齢者
市内の老人福祉施設等の整備促進を図るため、建設費 市内に老人福祉施設等を設置
祉法人等が行う老人福祉施設等の整備に対し補助金を
が増加していることからより一層の介護基盤の整備が求められる。
の一部を補助する。
する社会福祉法人等
交付することで、計画的な介護基盤整備の促進を図る。
560,750 保健福祉局
高齢施設課
認知症高齢者グループホーム
及び小規模多機能型居宅介護
事業所等の小規模福祉施設の
運営事業者
4,510 保健福祉局
高齢施設課
和陽園事業継承者(社会福祉
法人千葉市社会福祉事業団)
135,000 保健福祉局
高齢施設課
79 高齢者施設開設準備経費補助金
補助内容
補助対象者
国基準による職員配置数を超えて配置された職員の雇
用経費を補助することによって、職員を増やすことができ
る。それにより、職員個々の負担の軽減が図られ、入居
者に対し、よりきめ細やかで行き届いたケアの提供等、質
量両面でのケアの向上が確保される。
現在、千葉県及び中核市(船橋市、柏市)において同様
の補助事業を実施しており、地域間格差が生じないよう配
慮している。
養護老人ホーム及び軽費老人ホームで、国が定める職
員配置基準を超えて配置された職員を認定し、雇用経費
を補助する。
補助基準額:2,483,415円/人(155,700円<千葉市行政
職1-23>×15.95月)
認定職員数上限:定員50人未満の施設は1人、定員50
人以上の施設は2人)
80 金
81
H26予算
(千円)
所管局
国基準での養護老人ホーム及び軽費老人ホームの職員配置数は要介護を前提とす
る特別養護老人ホームに比べて著しく少なく、ケアできる範囲も限定されている。
民間老人福祉施設職員設置事業補助
一方、入居者の高齢化・要介護化により、日常生活の支援や介護といったケアの必要
金
性が増大しており、国基準の職員配置では、入居者の処遇に支障をきたす恐れがあ
る。
補助目的・効果
平成18年1月に長崎県で発生した認知症高齢者グループホームの火災を機に消防法
施行令が一部改正され(平成19年6月)、延床面積275㎡以上の小規模福祉施設にスプ
介護を必要とする高齢者が生活する既存の認知症高齢
リンクラー設備の設置が義務付けられた(平成21年4月1日施行)。また、同改正により
スプリンクラー等の消防用設備の設置を促進することによ 者グループホーム及び小規模多機能型居宅介護事業所
小規模福祉施設スプリンクラー等設置 火災通報装置(消防機関へ通報する火災報知設備)及び自動火災報知設備が、すべて
り、施設に入所している自力脱出が困難である高齢者の 等に、スプリンクラー設備、火災通報装置及び自動火災
費補助金
の施設を対象として設置が義務付けられた。
安全を図る。
報知設備を設置する事業について、費用の一部を補助す
改正後、札幌の認知症高齢者グループホーム火災(平成22年3月)や長崎の認知症
る。
高齢者グループホーム火災(平成25年2月)が発生し多数の死傷者を出すなど、スプリ
ンクラー等の消防用設備の早期の設置が必要とされている。
82 和陽園大規模改修費補助金
平成26年4月に市立施設である和陽園を千葉市社会福祉事業団に建物設備を含め
て事業譲渡するが、平成21年度以降、市は計画的な補修等を実施していないことか
ら、著しく劣化している部分が生じている。
本来、市において修繕等した上で譲渡すべきであるが、事業譲渡の検討に時間がか
かり、予定している事業譲渡前に市で修繕を実施することが困難となったことから、譲渡
後、事業団において大規模修繕を実施することとし、それに対し市は応分の負担をする
こととする。
83 いきいき活動外出支援事業補助金
現在の高齢社会において、ひとり暮らし(独居)世帯や高齢者のみの世帯が増加傾向
にあり、高齢者の孤立が問題となっていることから、高齢者の生きがいづくりのための制 高齢者の研修などの自主的活動を支援することで活動 高齢者団体が実施する研修、視察、ボランティア活動等 市内に住所を有する60歳以上
度や社会参加の機会の充実が求められている。
の活性化を図り、高齢者の社会参加を一層促進するとと に借り上げバスを使用する場合、費用の一部について補 の高齢者で組織する団体(11人
これらを踏まえ、平成22年度の老人福祉バス運営事業の廃止に伴い、代替事業とし もに介護予防や引きこもりの防止を図る。
助を行う。
以上)
て平成23年度からバスの費用の一部を補助する制度を開始した。
7,130 保健福祉局
高齢施設課
社会福祉法人等利用者負担軽
低所得者に対し「社会福祉法人等利用者負担軽減確認 介護サービスに関する利用者負担額から別に積算され
社会福祉法人等利用者負担軽減対策 低所得者は、サービス利用に係る自己負担額が高額になる場合、本来必要な介護保
減対策事業の実施法人として事
証」を交付し、サービス利用に係る自己負担額を軽減する る控除額を除いた額を、当該減免を実施した社会福祉法
事業補助金
険サービスの利用を控えてしまう傾向がある。
業を実施し、補助申請をした社会
ことにより、介護保険サービスの利用促進を図る。
人等に対し補助する。
福祉法人等
598 保健福祉局
介護保険課
84
和陽園の建物設備が有すべき機能のうち、著しく劣化し
ている部分について、事業譲渡後に事業団が修繕を実施
し、市は補助により応分の負担を負うことにより、現所有 和陽園の建物設備の機能維持に必要な修繕に係る費
者としての責務を果たすとともに、事業譲渡後の安定した 用の一部を補助する。
施設運営に資することと併せて、最終的には当該施設の
利用者への影響を最小限に抑えることができる。
13 / 50 ページ
No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
補助目的・効果
補助内容
所管課
助成金の交付申請をする時点
で、市税の滞納がない千葉市民
であって、以下のいずれにも該
当する方
①申請日(本市に申請書を提
出した日)前1年以内にホームヘ
ルパー2級研修又は介護職員初
任者研修を修了している方
②申請日以降3か月以上市内
の介護施設等で就労した方(ただ
し、申請日前から就労している方
は、就労開始日が申請日前1年
以内の方に限る。)
5,000 保健福祉局
介護保険課
要介護認定を受けたが、介護サービスを利用していない
などの理由により居宅介護支援事業者と契約をしていな
居宅介護支援事業者または認
い被保険者が住宅改修を行う際に、その支援(住宅改修
定住宅改修専門家
が必要な理由書の作成)を行った「認定住宅改修専門家
(居宅介護支援事業者など)」に支援費を補助する。
168 保健福祉局
介護保険課
37,350 保健福祉局
障害企画課
社会福祉法人等
4,858 保健福祉局
障害企画課
85
86
居宅の要介護認定者等が介護保険住宅改修費の支給を申請する際には、介護支援
専門員や住宅改修の専門家が作成する「住宅改修が必要な旨の理由書」の添付が必
居宅介護支援事業者等支援事業補助 要とされている。要介護認定者等が居宅サービスを利用し、現に介護支援専門員により
金
居宅介護支援(ケアプランの作成)を受けている場合、当該理由書作成の経費は介護
報酬に盛り込まれているが、居宅サービスの利用がない場合、介護支援専門員が当該
理由書を作成しても介護報酬の対象とはならない。
障害福祉サービス事業所等整備費補
87 助金
障害福祉サービス(以下、サービス)を提供する障害福祉サービス事業所等が不足し
ていることから、サービスを必要とする障害者等に対し、必要なサービスが十分に提供
されていない状況にある。このため、障害福祉サービス事業所等の整備を早急に図る
必要がある。
居宅サービスの利用がない要介護認定者等が介護保
険住宅改修費の支給を申請する際に、当該理由書を作
成した介護支援専門員等に補助金を支給することにより、
介護保険住宅改修の利用を促進し、住み慣れた居宅での
生活を支援する。
H26予算
(千円)
所管局
高齢化の進行に伴い、介護を必要とする高齢者が増加し、介護サービスへの需要が一
層高まっている。
介護職員初任者研修受講者への支援を行うことにより、 助成要件を満たした方に対して、初任者研修受講に要し
介護職員初任者研修受講者支援事業 介護職員初任者研修は、高齢・障害者に対して、質の高い身体介護や家事援助などの
今後需要が高まる介護サービス基盤を担う人材を確保す た費用の半分(上限50,000円)を助成する。
助成金
サービスを提供するにあたり、必要不可欠な研修である。
る。
助成人数100名(先着順)
本研修の修了者を確保することにより、質の高い介護サービスの安定的な供給を図る
必要がある。
補助対象者
障害福祉サービス事業所等を整備することにより、障害
者が入所施設等から地域に移行し、安心して生活を送る
ための住まいの場の確保や、在宅で生活する障害者が 本市の計画等に基づき、障害福祉サービス事業所等の
社会福祉法人等
介護者の病気の際など必要なときに、短期入所の支援を 整備に対し、補助する。
受けることができる等、障害者に対し、十分なサービスを
提供できるようになる。
平成25年2月に新潟市の障害者グループホームで発生した火災事故を受けて、障害
GHの運営法人に対し、スプリンクラー設置に係る費用
者グループホーム(以下、「GH」)における防火安全対策は急務とされる。障害者が安
GHを行う場合に必要な、既存建物のバリアフリー化工
を一部補助することで設置を促進し、GH入居者の安全確
心して生活を送る住まいの場の確保のためにも、スプリンクラー設備の整備を早急に図
事等、GHの基盤整備を図るための改修工事
保を図ることができる。
る必要がある。
88
障害者グループホーム等スプリンク
ラー設置費補助金
89
市内において障害者へのサービスを提供する施設が不足していたことから、民間によ
る施設の開設を推進する必要があった。
一方で、障害者施設の整備には、多額の整備資金を要するため、整備を行う社会福
社会福祉施設整備資金利子補給金(障
祉法人等は独立行政法人福祉医療機構等から整備資金について借入れを受けた場
害)
合、その利子償還額は多額となり社会福祉法人等の経営上の負担となることから、整
備を行う社会福祉法人等の経営状態の悪化が、入所者等に対する処遇に対し影響を
及ぼすことが懸念されている。
社会福祉法人等が独立行政法人福祉医療機構から借
り入れた施設整備資金の利子償還に要した費用の一部
障害者施設を整備するために独立行政法人福祉医療
を補助することにより、障害者施設の整備の促進及び当 機構から福祉貸付資金等を借り入れた社会福祉法人等
該社会福祉法人の経営の健全化並びに入所者等の処遇 に対して、利子償還に要する経費の一部を補助する。
の向上を図る。
独立行政法人福祉医療機構
から福祉貸付資金等を借り入れ
た施設整備に係る資金の利子償
還を行う社会福祉法人等
5,501 保健福祉局
障害企画課
90
市内において障害者へのサービスを提供する施設が不足していたことから、民間によ
る施設の開設を推進する必要があった。平成4年度の政令指定都市移行に伴い県から
の移譲事務として事業を開始した。
民間社会福祉施設整備資金借入金補 一方で、障害者施設の整備には、多額の整備資金を要するため、整備を行う社会福
助金(障害)
祉法人等は独立行政法人福祉医療機構から整備資金について借入を受けた場合、そ
の元金償還額は多額となり社会福祉法人等の経営上の負担となることから、整備を行
う社会福祉法人等の経営状態の悪化が、入所者等に対する処遇に対し影響を及ぼすこ
とが懸念されている。
社会福祉法人等が独立行政法人福祉医療機構から借
障害者施設を整備するために独立行政法人福祉医療
り入れた施設整備資金の元金償還に要した費用の一部
機構から福祉貸付資金等を借り入れた社会福祉法人等
を補助することにより、障害者施設の整備の促進及び当
に対して、元金償還に要する経費の一部を補助する。
該社会福祉法人の経営の健全化並びに入所者等の処遇
の向上を図る。
独立行政法人福祉医療機構から
借り入れた施設整備に係る資金
の元金償還を行う社会福祉法人
等
50,492 保健福祉局
障害企画課
14 / 50 ページ
No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
補助目的・効果
補助内容
補助対象者
H26予算
(千円)
所管局
所管課
70,332 保健福祉局
障害企画課
19,605 保健福祉局
障害企画課
78,740 保健福祉局
障害企画課
200 保健福祉局
障害企画課
2,200 保健福祉局
障害企画課
知的障害者生活ホーム運営事業補助金の補助基準額
障害者総合支援法第5条第15
グループホームの運営費の一部を補助することにより、入
(入居者1人当たり月額73,000円)から、障害者総合支 号に規定する共同生活援助を行
居者の処遇の向上を図るとともに、障害者の地域生活へ
援法の規定によりグループホームへ支払われる報酬額を う者として同法第29条第1項の
の移行を促進する。
差し引いた額を補助する。
規定による指定を受けた事業者
7,400 保健福祉局
障害企画課
14,016 保健福祉局
障害企画課
91
・社会福祉法人千葉市社会福祉事業団は、本市が設置する社会福祉施設の管理・運
営を行うことを目的として昭和46年に設立され、以降、本市が設置する数多くの社会福
祉施設の管理・運営を行ってきた。
社会福祉法人千葉市社会福祉事業団
・平成15年度の同事業団の監事監査、及び平成17年度の市包括外部監査において、
運営補助金
事業団職員の退職給与引当金の計上不足が指摘を受けた。
・指摘に対応するため、事業団職員に係る平成17年度末の退職給与引当金不足分を
平成32年度までの15年間定額で補助することととし、平成18年度に補助を開始した。
92
精神障害者が、身近な地域で活動する場としての作業
所を確保する。
障害者に対する介護や就労訓練等の障害福祉サービスの利用に至らない(又は希望
精神障害者共同作業所に対し、生活指導、作業指導、
作業所において、軽作業等の活動の機会を提供し、働く
精神障害者共同作業所運営事業補助 しない)精神障害者が、日中活動等を通じ、社会参加をするための支援の場が必要とさ
相談支援等に従事する指導員の雇用に係る経費、活動 精神障害者共同作業所を運営す
意欲の増進を図ることにより、精神障害者の社会参加を
金
れている。
場所である居室等の賃借料、作業のための費用などの運 る団体
促進する。
営費を補助する。
市の補助金により運営を支えているため、市内の精神
障害者の利用の場が確保できている。
通常、退職給与引当金には指定管理委託料等の収入を
社会福祉法人千葉市社会福祉事業団の管理運営費(退
充てているが、過去の退職給与引当金の不足を補うため
社会福祉法人千葉市社会福祉
職給与引当金不足分)に対し補助金を交付し、法人運営
の財源は有していないため、補助金を交付し、法人運営
事業団
の健全化を図る。
の健全化を図る。
93
本市独自の在宅の障害者が軽作業等を通して集い、ふれあう場として、ワークホーム
制度を創設した。
障害者に対する介護や就労訓練等の障害福祉サービスの利用に至らない(又は希望
しない)身体障害者及び知的障害者等が、日中活動等を通じ、社会参加をするための
心身障害者ワークホーム運営事業補助
支援の場が必要とされている。
金
補助金がなければ、運営が困難となり、その結果、多くの利用者が日中活動の場を失
い在宅化するなど社会参加する支援の場を失うことになる。
障害者総合支援法による障害福祉サービス事業所等の利用に至らない(または希望
しない)障害者の日中活動の場所を確保するため、本市において実施するものである。
障害者やその家族などが運営主体となり、家族的な雰
囲気の中で軽作業などの活動を行い、企業で働くことが
困難な在宅の障害者の働く場としての機能のほか、日常
的な相談支援や仲間づくりの支援などの機能を果たして
いるワークホームに対し、生活指導、作業指導、相談支援
等に従事する指導員の雇用に係る経費、活動場所である
居室等の賃借料、作業のための費用などの運営費と補助
基準額のいずれか低い方の額を補助金として交付する。
補助金を交付することによって、ワークホームの運営が
できて、在宅障害者の居場所が見つかり、軽作業や活動
をとおして集い、ふれあう場として社会参加につながって
いる。
また、ワークホーム制度は本市独自の制度でもある。
指導員設置費・・・生活指導及び作業指導等を行う指導員
に対し雇用費として補助
賃借料・・・賃借契約に基づきワークホームとして使用する
居室等の家賃を補助
既存のワークホームを移転するため新たに居室等の賃借
契約を締結する際に支払う敷金、礼金及び手数料を補助
ワークホームを運営する団体
居室等の賃貸借契約を更新する際に支払う契約更新料
の補助
事業費・・・ワークホームにおける軽作業等の実施に要す
る経費の補助
初年度整備費・・・ワークホームを開始する際に要する居
室の改造費及び備品等の購入費
94
平成11年度に市社会福祉基金の障害者福祉の推進に資する活動として本事業によ
るセミナー運営費への補助が開始された。
千葉市心身障がい者ワークホーム等連
軽作業等の活動を通じて身体障害者及び知的障害者の社会参加を支援するワーク
絡会研修事業補助金
ホームは、障害者の保護者等が運営者となっている例が多いことから、ワークホームの
運営や利用者に対する支援に関する専門的な知識等を向上させる必要性がある。
ワークホームの運営者及び指導員について、運営及び
利用者に対する支援に関する知識等を向上させ、適切な
運営及び活動を行えるようにする。
各ワークホームも年々事務能力等の向上がみられるよ
うになり、市の事務作業の流れもよくなってきている。
ワークホームが主たる会員となって組織される千葉市心
身障がい者ワークホーム等連絡会が、ワークホームの運 特定非営利活動法人 千葉市心
営者及び指導員等を対象に開催するセミナー(研修会)に 身障がい者ワークホーム等連絡
要する経費を補助基準額と比較し、いずれか低い方の額 会
を補助金として交付する。
95 グループホーム等開設準備費補助金
施設入所や入院している障害者の地域生活への移行を促進するにあたり、地域にお グループホーム等の整備経費等の一部を補助すること
グループホームを開設した際に要する備品購入費や敷
ける住まいの場を確保する必要があったが、グループホーム等の開設には相応の費用 により、障害者の地域での生活の場を確保し、施設入所
社会福祉法人等
金・礼金等の経費を補助する。
を要するため、整備の促進には、経費面の支援が必要であった。
等から地域への移行を促進する。
96 障害者グループホーム運営費補助金
障害者総合支援法の理念である「障害者の地域生活への移行(施設・病院から社会
へ)」を実現するとともに、「親亡き後の問題」への対応のため、住まいの場であるグ
ループホームの整備を進める必要がある。
97 知的障害者生活ホーム運営補助金
障害者総合支援法の趣旨である「障害者の地域への移行(施設・病院から社会へ)」
を実現するため、グループホーム及び生活ホーム等の生活の場を提供し、障害者が自
知的障害者生活ホームの運営に要する経費(人件費、 千葉市が生活ホームへの入居
知的障害者生活ホームの運営を支援することで、運営
立した日常生活・社会生活を営めるように努めなければならない。
入居者の社会参加のための行事日、各種事務費等)に対 を承認した知的障害者を受け入
の安定及び障害者の地域移行・地域定着の促進を図る。
千葉市においても、障害者の地域移行の実現のため、知的障害者生活ホームの運営
し、一定の補助を行っている。
れている生活ホーム運営事業者
補助を促進しなければならない。
15 / 50 ページ
No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
補助目的・効果
障害者の日中活動や生きがいづくりをはじめとした活動を
行う「地域活動支援センター」に補助金を交付することに
より、障害者総合支援法の趣旨である「障害者の自立し
た日常生活や社会生活」を促進することができるととも
に、地域住民の障害への理解を深めることができる。
補助対象者
H26予算
(千円)
所管局
所管課
98 地域活動支援センター運営補助金
障害者総合支援法の趣旨である「障害者の自立した日常生活や社会生活」を促進す
るためには、障害者の日中活動や生きがいづくりをはじめとした活動の場を提供すると
ともに、引きこもりの状況から地域社会へ参加できるような、地域での受け皿が必要で
ある。
障害者総合支援法では、こういった活動を実施する障害者の通所サービスを「地域活
動支援センター」として位置づけ、地域の実情に応じて柔軟に実施できることとしてい
る。
これを受け、本市でも、日中活動や生きがいづくりの活動の場を提供することを目的と
して、創作的活動や生産活動、社会との交流の促進をすすめる事業所を「地域活動支
援センター」として承認し、補助金を交付することにより、「障害者の自立した日常生活や
社会参加」を支援する必要がある。
障害者総合支援法に基づく「地域活動支援センター」の運
営に要する経費(人件費、事業費等)の一部を補助する。 障害者総合支援法に基づく地域
※1日あたり利用者10名の場合は、年間850万円を補助 活動支援センターを運営する法
金額として、利用人数に応じて補助金額が変動する仕組 人
みである。
116,407 保健福祉局
障害企画課
99 精神障害者生活ホーム運営費補助金
障害者総合支援法の趣旨である「障害者の地域への移行(施設・病院から社会へ)」
を実現するため、グループホーム及び生活ホーム等の生活の場を提供し、障害者が自
精神障害者生活ホームの運営に要する経費(人件費、 千葉市が生活ホームへの入居
精神障害者生活ホームの運営を支援することで、運営
立した日常生活・社会生活を営めるように努めなければならない。
入居者の社会参加のための行事日、各種事務費等)に対 を承認した知的障害者を受け入
の安定及び障害者の地域移行・地域定着の促進を図る。
千葉市においても、障害者の地域移行の実現のため、精神障害者生活ホームの運営
し、一定の補助を行っている。
れている生活ホーム運営事業者
補助を促進しなければならない。
2,438 保健福祉局
障害企画課
100 喀痰吸引等研修費補助金
現在、医療職以外のヘルパー等も一定の研修を受けたうえで喀痰吸引等の医療的ケ 医療職以外の喀痰吸引等の医療的ケアを行うための研 千葉市在住の障害者に対して喀痰吸引等の医療的ケア 千葉市在住の障害者に対して
アの一部を実施することが可能である。これらの医療的ケアを必要とする在宅障害者は 修の受講を促し、医療的ケアを行える医療職以外のヘル を実施するヘルパー等が、研修(3号研修)にかかる費用 喀痰吸引等の医療的ケアを実施
年々増加しているものの、実施できるヘルパー等は、不足している状況である。
パー等の数を増やす。
の一部を補助する。
するヘルパー等
1,000 保健福祉局
障害企画課
101 福祉ホーム運営事業費補助金
家庭環境、住宅事情等の理由により居宅生活が困難な
障害者に対し、低額な料金で居室その他の設備を利用さ
家庭環境や住宅事情等の理由により居宅生活が困難な障害者に対し、低額な料金で
福祉ホーム運営のために必要な経費(人件費、需用費、
せるとともに、日常生活に必要な便宜を供与することによ
生活できる住居を提供することにより、障害者の地域生活に必要な支援を行うため、福
役務費、備品購入費など)に対し、一定の補助を行ってい 福祉ホームを運営する者
り、当該障害者の地域生活を支援することことができる福
祉ホームが必要である。
る。
祉ホームを支援することにより、事業の運営円滑化を図
り、もって障害者福祉の増進に資することができる。
3,216 保健福祉局
障害者自立支
援課
102 障害者福祉団体補助金
障害者福祉団体が実施する各種の事業は、障害者を取り巻く諸問題についての啓発
と障害者の社会参加の機会の拡大に大きな役割を果たしている。
しかし、障害者福祉団体は財政的基盤が弱く、自主的な財源のみで事業を実施するこ
とが困難であることから、補助を行う必要がある。
9,255 保健福祉局
障害者自立支
援課
障害者福祉団体が実施する事業の経費を補助すること
で、障害者の福祉の向上や社会参加を円滑に進めていく
ことができるようになるとともに、社会一般の障害者に対
する理解を浸透させていくことができる。
補助内容
当該団体が実施する研修会、講演会、学習会などの「教
育事業」、相談、療育の機会を提供する「相談・療育事
業」、障害の理解を促進させるための「広報・啓発事業」及
障害者福祉団体
び障害者の社会参加のための「社会参加促進事業」等の
各事業について、その実施に必要な経費を補助基準額の
範囲において補助する。
身体障害者の福祉向上のため、調査研究、普及啓発、
文化活動等様々な活動を通じて、障害者の社会参加の推
進に大きな役割を果たしている千葉市身体障害者連合会
一般社団法人千葉市身体障害者連合会の運営に係る
に運営経費を補助することで、身体障害者の福祉の向上
人件費及び事務費に対し、補助する。
や社会参加の促進のための事業や活動を円滑に行うこと
ができるようになるとともに、社会一般の障害者に対する
理解を浸透させていくことができる。
一般社団法人千葉市身体障害
者連合会
6,500 保健福祉局
障害者自立支
援課
当事業を補助することで、障害を持ちながらもそのハン
千葉市の障害者の自立と社会参加を促進させるための事業の一環として開催してお ディを克服して完成した作品を公開展示することにより広
一般社団法人千葉市身体障害者連合
り、障害者の自己表現のための場や、障害に対する理解を深めるために必要な事業で く市民に理解してもらい、障害者には、自己表現の場を通 障害者作品展の開催に係る諸経費に対し、補助する。
104 会補助金(障害者作品展開催費)
ある。
して自信を与えるとともに、自立と社会参加を促すことが
期待される。
一般社団法人千葉市身体障害
者連合会
277 保健福祉局
障害者自立支
援課
障害者が社会的に孤立することなく、地域において生活をしていくためには、障害者団
体を組織し、活動をしなければならない。
一般社団法人千葉市身体障害者連合 千葉市においては、一般社団法人千葉市身体障害者連合会が千葉市の身体障害者
103 会補助金(運営費)
3団体(身体障害者福祉会、視覚障害者協会、聴覚障害者協会)を統括し、身体障害者
の福祉向上のために大きな役割を担っており、障害者福祉において欠かすことのできな
い団体である。
16 / 50 ページ
No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
政令指定都市身体障害者親善スポーツ大会は、全国から代表選手が集まり、親善ス
ポーツ競技を通じて友情を深め、体力の増進と協調の精神を養い、社会活動への意欲
一般社団法人千葉市身体障害者連合 を高揚することを目的とし、毎年各政令指定都市持ち回りで開催されており、毎年千葉
105 会補助金(親善スポーツ大会参加費) 市からも参加している。
当大会への参加は、政令指定都市身体障害者福祉団体や障害者間の連携を密に
し、情報交換なども含め福祉の向上に資するために必要な事業である。
補助目的・効果
補助内容
補助対象者
大会へ向けての合同練習会、大会参加費用を補助する
ことで、障害者個人の成長のみならず、障害種別を超え 第44回政令指定都市身体障害者親善スポーツ大会へ
一般社団法人千葉市身体障害
た協力体制、団結が芽生えることが期待される。
の参加費及び合同練習会に係る諸経費に対し、補助す
者連合会
また、団体間の連携による情報の共有も図られ、福祉の る。
向上が期待出来る。
H26予算
(千円)
所管局
536 保健福祉局
所管課
障害者自立支
援課
私立幼稚園の設置者が保護者から徴収する入園料及び
保育料に対して、保護者の経済的な状況に応じて、(国庫
補助事業分と合わせて)その全部もしくは一部を補助す
る。このことによって、私立幼稚園の設置者は、園児の保
護者が支払う入園料及び保育料を減免する。
私立幼稚園※の設置者
※学校教育法(昭和22年法律第
26号)第1条に規定する幼稚園で
同法第2条第2項に規定する私立
学校であるもの(同法附則第6条
の規定による幼稚園を含む)
380,161 こども未来局
こども企画課
私立幼稚園の設置者が保護者から徴収する入園料及び
保育料に対して、保護者の経済的な状況に応じて、その
全部もしくは一部を補助する。このことによって、私立幼稚
園の設置者は、園児の保護者が支払う入園料及び保育
料を減免する。
私立幼稚園※の設置者
※学校教育法(昭和22年法律第
26号)第1条に規定する幼稚園で
同法第2条第2項に規定する私立
学校であるもの(同法附則第6条
の規定による幼稚園を含む)
1,706,845 こども未来局
こども企画課
○千葉市幼稚園協会:加盟園83
園
○非加盟園:9園
67,298 こども未来局
こども企画課
特別支援を要する幼児を受け入
特別支援教育の実施に必要な経費に対し補助することに
れている私立幼稚園
特別支援を必要とする幼児の幼稚園就園ニーズが高まり、受け入れする幼稚園を増
各幼稚園が特別支援を要する園児に対し実施する、特別
より、特別支援を必要とする幼児の就園機会の拡大を図
〇千葉市幼稚園協会:加盟園83
109 私立幼稚園特別支援教育事業補助金 加させる必要がある。
支援教育事業に要する経費への補助
るとともに、園児の保護者負担(園費等)の軽減を図る。
園
〇非加盟園:9園
11,000 こども未来局
こども企画課
6,000 こども未来局
こども企画課
60,784 こども未来局
こども企画課
16,864 こども未来局
こども企画課
幼児期は、人間形成の基礎を培う極めて重要な時期であり、特に近年の少子化、核
家族化など幼児を取り巻く環境の著しい変化を背景として、幼稚園教育に対する期待が 本補助金を支出することによって、私立幼稚園に就園す
私立幼稚園就園奨励費補助金(市単独
高まっている。このような状況のなか、保護者の経済的負担が大きく就園できないといっ る園児の保護者の経済的負担を軽減し、私立幼稚園教
106 事業分)
た問題が、私立幼稚園教育振興の課題となっている。
育の一層の振興を図る。
幼児期は、人間形成の基礎を培う極めて重要な時期であり、特に近年の少子化、核
本補助金を支出することによって、私立幼稚園に就園す
私立幼稚園就園奨励費補助金(国庫補 家族化など幼児を取り巻く環境の著しい変化を背景として、幼稚園教育に対する期待が
る園児の保護者の経済的負担を軽減し、私立幼稚園教
107 助事業分)
高まっている。このような状況のなか、保護者の経済的負担が大きく就園できないといっ
育の一層の振興を図る。
た問題が、私立幼稚園教育振興の課題となっている。
108 私立幼稚園教材費補助金
本市は幼児教育を私学に委ねており、その振興を目的として(社)千葉市幼稚園協会
加盟園には補助を実施していたが、同協会に加盟していない園に対しても平成17年度
に加盟園と同様の基準で補助が開始された。
平成18年度に園割額・園児割額の大幅増額、平成20年度に預かり保育加算額の増
園児の保護者の教育費負担の軽減及び幼児教育の振興
額及び補助対象経費の拡大といった拡充が実施されたが、平成20年度から22年度に
幼稚園における教育活動(預かり保育を含む)の用に供
を図るため、市内私立幼稚園設置者が実施する教材費の
かけてシーリングにより園割額・園児割額を減額し、20~22年度の3年間で園割額単
する教材の購入等に要する経費に対する補助
購入等に対し補助を行う。
価は約30%、園児割額単価は50%の減額となっている(平成23・24年度は単価維
持)。
こうした中で、就学前児童の65%が通園する幼稚園における幼児教育の充実を図るこ
と、園児の保護者の経済的負担の軽減を図ることが必要となっている。
本市では、幼児教育は私学にゆだねるとの基本的な考え方に立ち、私立幼稚園教育
の振興及び私立幼稚園に勤務する教諭の資質向上を図る必要がある。
しかしながら、近年、少子化の影響や共働き世帯の増加により、園児数が減少傾向に
公益社団法人千葉市幼稚園協会研修
あり、私学の財政基盤が落ち込んでいる状況にあり、補助金を交付する必要性は高
110 事業等補助
まっている。
そこで、市内の私立幼稚園92園中83園が加盟する、公益社団法人千葉市幼稚園協
会が行う研修事業に要する経費について、その一部を補助している。
公益社団法人千葉市幼稚園協会が実施する研修事業に
対し補助することで、市内の私立幼稚園の教育内容の質
的向上等を図ることを目的として実施する。
具体的効果:
・本市における幼児教育の振興、幼児教育の質の向上
・幼稚園を活用した子育て支援策の推進
・今後の子育て支援策を巡る環境変化に対応するため
(子ども・子育て支援新制度 他)
当該事業は、市内の私立幼稚園が行う長時間預かり保育
に対する補助を行うことで、保護者の子育てを支援するこ
とを目的とし、平成22~23年においては、ふるさと雇用再
生特別基金(県費)を活用し実施してきた事業内容を継続
するものであり、「待機児童解消に向けたアクションプラン
2010」及び計画事業に位置づけられるものである(平成2
2、23年度は委託事業)。
協会が実施する下記の事業に対し、業務計画書・収支予
算書における経費を限度に予算の範囲内で補助金を交
付する。
・私立幼稚園に勤務する教諭を対象として行う研修事業 公益社団法人千葉市幼稚園協
・幼児の保護者等を対象として行う子育て相談事業
会
・幼稚園教育の振興を図るために行う調査研究事業
・幼稚園教育や子育て支援に関する情報提供事業
市内の私立幼稚園が行う長時間預かり保育について、そ
の費用補助を行う。
平成23年度は10園、24年度は15園に対する補助を行っ
ており、25年度以降は5園ずつ補助対象園を増やしていく
長時間預かり保育実施園(市内
予定である。
私立幼稚園)
なお、ここでいう「長時間預かり保育」とは、各幼稚園にお
いて、保護者の就労等により以下の時間帯で園児を預か
るものをいう。
基本的に、7:30~18:30の11時間
111 助
近年、潜在的な保育需要が顕在化し、これまでの整備計画では既存の待機児童の解
消には至らない見込みであることから、既存施設の有効活用を方針の柱の一つとする
新たな整備計画として「待機児童解消に向けたアクションプラン2010」を策定している。
この一環として、幼稚園においても、満3歳から5歳の児童について、保育に欠ける児
童であっても預かることができるようにするために、各幼稚園が実施する長時間の預か
り保育事業に対し、補助する必要性が生じた。
112 私立幼稚園健康診断事業補助
幼保格差是正のための各種助成制度の実施については、市議会において、幼児教育
の振興、幼保格差の是正等の観点から、私学助成を充実させるよう質問や意見が出さ
れており、平成23年第1回定例会の代表質疑においても、幼稚園に対する新たな補助
市内各保育園で実施している内科・歯科検診、及びぎょう 市内各私立幼稚園で実施する内科・歯科検診、及びぎょ
制度の創設について質問があり、国で議論されている幼保一体化の動向を見極めつ
虫卵検査に対する補助を、市内各幼稚園に対しても行う う虫卵検査(各年1回)に対し、その費用の一部を助成す
つ、他都市の実施状況等を調査し、検討する旨答弁している。
ことで、幼保格差是正を図る。
る。
これらのことから、幼保格差是正のための健康増進事業として、内科・歯科検診及び
ぎょう虫検査について、市内保育園等と同等の補助制度を行うものとして、平成24年度
から新規事業として開始した。
私立幼稚園長時間預かり保育事業補
17 / 50 ページ
市内の私立幼稚園
No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
補助目的・効果
補助内容
補助対象者
外国人学校が実施する学校行事のうち、児童及び生徒の
地域住民との交流に資するものであって、次の各号のい
ずれにも該当するものに対し、補助金を交付する。
(1)地域住民に広く周知され、その参加を促していること。
(2)児童又は生徒が音楽、舞踊、演劇、伝統芸能その他
外国人学校で教育を受ける児童・生徒が、地域の中で健やかに成長し、自立していくこ
千葉市外国人学校地域交流事業補助
外国人学校における地域交流の取組みを促進し、在籍す の芸術及び芸能を実演又は展示し、
とは極めて重要であり、外国人学校に在籍する児童・生徒と地域との交流を促進する必
本市に所在する外国人学校
113 金
る児童及び生徒の健やかな成長と自立を促す。
これを地域住民が鑑賞する機会が設けられているこ
要がある。
と。
(3)営利を目的とするものでないこと。
(4)政治的目的を有するものでないこと。
(5)宗教的目的を有するものでないこと。
(6)その他市長が適当でないと認めるものでないこと。
保育教諭確保等のための資格支援補
114 助金
H26予算
(千円)
所管局
所管課
516 こども未来局
こども企画課
調整中
調整中
調整中
調整中
1,700 こども未来局
こども企画課
調整中
調整中
調整中
調整中
27,708 こども未来局
こども企画課
調整中
調整中
調整中
調整中
120,000 こども未来局
こども企画課
各中学校区青少年育成委員会が、独自に開発する「青少
年の非行・被害防止全国強調月間」および「青少年を健
全に育てる運動」に係る市内補導・点検活動、11月の「子
ども・若者育成支援強調月間」に係る諸活動、子どもや青
少年対象の事業(体育的活動や文化的活動)の運営や、
青少年育成委員対象の研修会等の事業運営、地域住民
対象のクリーン活動や花植え活動の運営やそのための消
耗品等の購入等で補助金が有効に使われ、地域住人の
青少年健全育成活動の意識を高め盛り上げていくる。
各中学校区青少年育成委員会が実施する青少年対象事
業(マラソン大会、球技大会、サマーキャンプ、スキー教
室、つなひき大会、リーダー研修会、クリスマス会、標語コ
ンクール、昔の遊び、弁論大会の開催等)、青少年育成委
千葉市内55中学校区青少年育
員対象(青少年健全育成のための講演会の開催、理事
成委員会
会、総会の開催等)、地域住民対象(育成委員会広報誌
の発行、学区点検パトロール、地域ボランティア清掃活
動、地域の祭りの運営や見回り等)の経費の一部を補助
する。
16,158 こども未来局
健全育成課
千葉市青少年相談員連絡協議会事業(理事会の開催、
標語コンクール・市青少年のつどい大会の開催)、各ブ
青少年の健全育成を担う組織の必要性や「地域ぐるみ」で青少年を育てる事の重要性
ロック事業(6ブロック。球技大会・クイズ王大会・ボーリン
から、青少年と真に一体となり、共に喜び、共に語り、共に行動する大人・組織として、昭 青少年と真に一体となり、青少年の身近な相談相手とし グ大会等)・各学区事業(市内55中学区における学区内
青少年健全育成事業補助金(青少年相 和38年10月に千葉県青少年相談員制度が発足し、同時に千葉市も制度化された。
て、共に喜び、共に語り、共に行動する大人・組織として、 の小・中学生対象の事業)を開催するために必要な経費 千葉市青少年相談員連絡協議
118 談員活動事業)
県知事及び市長から委嘱されるが、活動はボランティアで行われるため、自主財源が スポーツ・文化活動等の事業を通し、青少年の健全育成 を補助する。
会
無いので、制度発足当初から事業活動に係る経費を補助してきており、現在もその必要 を図る。
性は薄れていない。
※平成25年度より、磯辺第一中学校と磯辺第二中学校が
統合され、磯辺中学校が開校したため、56中学区から55
中学区となった。
5,054 こども未来局
健全育成課
少年非行を早期に防ぐ活動が、青少年の健全育成につ
ながるとともに、青少年を犯罪被害から守る手立てとして
補導、啓発活動、補導技術や青少年とのかかわり方を
効果的である。そのために街頭補導・啓発活動・環境浄
千葉市青少年補導員連絡協議
学ぶ研修活動、実施事業の記録と宣伝を行う広報活動を
化活動、学校・警察関係者・県内補導員等との情報交換
会
実施するための事業費及びそれに係る事務費。
会などの活動を通じて、心身ともに健やかな青少年の育
成を図る。
452 こども未来局
健全育成課
認定こども園移行支援のための私立幼
115 稚園長時間預かり保育補助金
認定こども園移行支援のための私立幼
116 稚園改修等補助金
各中学校区(55中学校区)で、地域住民の青少年問題に対する共通の理解を深め、
地域における青少年問題関係機関・団体の相互の連絡調整を図りながら、地域ぐるみ
で青少年の健全育成活動を総合的に推進していくことを目指す団体である。内閣府が
青少年健全育成事業補助金(千葉市青
提唱する「青少年を非行から守る全国強調月間」、「青少年を健全に育てる運動」などの
117 少年育成委員会)
趣旨をいかしながら活動を推進している。活動はボランティアで行われ、事業に必要な
経費を補助してきた。自主財源が少なく、補助金がないと活動がほとんどできなくなるた
めに、補助金が必要である。
現代社会における有害環境の氾濫、家庭・地域における教育力の低下、規範意識の
青少年健全育成事業補助金(青少年補 低下等といった背景により、少年による重大犯罪の増加や低年齢化が進み、いじめや
119 導員活動事業)
校内暴力、不登校、携帯電話(スマートフォン)やインターネットを介してのトラブルなど青
少年を取り巻く環境の悪化が、大きな社会問題となっている。
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No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
補助目的・効果
近年の核家族化や少子化の影響を受けて、様々な生活
体験や異年齢とのふれあいを持つ機会が少ない子どもた
本市は、青少年の健全育成を、市政の重要施策の一つとして位置づけ、青少年が自 ちが増加していることに比例して、地域で子どもたちが、
ら学び考える力の育成、自然や社会の中での体験的な学習活動の充実。学校・家庭が 自主的に活動する場が少なくなっている。子ども会活動は
連携し、地域の教育力の向上に取り組むなど各種施策を積極的に展開している状況に 子どもたちの成長を意図したコミュニティー活動であり地
ある。現代の社会は、生活形態の相違や価値観の違いなどから、地域住民の意識の多 域を基盤とし、仲間集団のもつ形成力と活動(経験)を通
青少年健全育成事業補助金(子ども会
様化が進み、従来からの地縁的で共同体的な関係が弱体化しており人間関係が希薄 して成長を促し、子どもたちの発達に必要不可欠な経験を
120 育成事業)
化している。また、親が地域活動に積極的に参加しなくなったことにより、子ども自身も 与えることを目的とし、家庭や学校はもとより、地域の諸
地域との関わりが少なくなってきており、近年の青少年は、直接体験の不足、コミュニ
機関・諸集団と強い連携を保ちながら活動を実践してい
ケーション能力の低下、社会との関わりの希薄化などあらゆる問題と対峙しており、
る。子ども会の様々な活動をとおして、子どもたちは成長
様々な方面から見つめ直し、考え、行動する必要がある。
し、健全な仲間づくりをすすめ、遊びを通して社会の一員
として必要な知識、技能、態度を学び、将来、地域活動を
担うリーダーとして活躍する。
現代の社会では、核家族化等の生活形態の相違や価値観の違いなどから、地域住民
の意識の多様化が進み、従来からの地縁的で共同体的な関係が弱体化しており人間
関係が希薄化している。また、親が地域活動に積極的に参加しなくなったことにより、子
ども自身も地域とのかかわりが少なくなってきている。近年の青少年は、直接体験の不
青少年健全育成事業補助金(青少年育 足、コミュニケーション能力の低下、社会との関わりの希薄化などあらゆる問題と対峙し
121 成団体事業)
ている。
このような状況の中、学校や家庭ではボランティア活動など社会参加を経験する活
動、異年齢の仲間作りや自発的な活動意欲を育てる体験が不足しており、青少年を健
全に育成する活動に補助し、子どもや青少年に多様な体験を積ませることが必要であ
る。
補助内容
補助対象者
千葉市子ども会育成連絡会が実施する子ども会ジュニア
リーダー講習会、特技講習会、安全教育講習会、育成者
千葉市子ども会育成連絡会
リーダー講習会、夏季キャンプ及び子ども交歓大会につ
いて、その事業経費の一部を補助する。
本市では、青少年の健全育成を、市政の重要施策の一
つとして位置づけ、青少年が自ら学び考える力の育成、自
青少年健全育成団体が行う青少年健全育成事業で、事
然や社会の中での体験的な学習活動の充実、地域を拠
業に必要な活動費(団体の全体研修、社会環境浄化推進 青少年健全育成団体
点とした文化・芸術活動の推進、また、地域の教育力の向
活動、地区研修活動、各種行事等)の一部を補助する。
上や自然との共生社会を目指す意識の育成等を高める
効果がある。
知的障害を持つ市立養護学校、県立養護学校等の卒業生や千葉市主催事業である
知的障害を持つ青年教室「みなと青年教室」の受講修了生の保護者が自主的なグルー 知的障害者の社会参加のため、青年学級の各種の事業 各自主開設青年学級の運営者が、知的障害者を対象とし 千葉市知的障害青年学級事業
青少年健全育成事業補助金(成人学習
プを結成して行っている学習活動。「みなと青年教室」は29歳までと決まっていることか を通して、社会人としての基礎的な知識を身につけさせ
て行う社会見学、調理実習、移動研修、運動会等の事業 開設団体(ちばみなとクラブ・は
122 団体育成事業)
ら、30歳以上の知的障碍者に対しての事業がないため、該当者の生きる喜びの場や、 る。
について、その運営費の一部を補助する。
ばたき青年学級)
お互いが励ましあう場が必要なために実施する。
社会福祉法人が児童養護施設、乳児院、母子生活支援施設、児童家庭支援センター
児童養護施設、乳児院、母子生活支援施設、児童家庭支
の施設整備に際して、本補助金の活用を前提に施設整備が行われていた。経済状況の 児童福祉施設の施設整備の促進、運営する社会福祉法
民間児童福祉施設整備資金借入金補
援センターの整備のため独立行政法人福祉医療機構か
悪化により、遺棄や虐待など保護者による養育が受けられない児童の増加し、児童養 人等の財政負担の軽減による入所者の処遇の改善を図
社会福祉法人
123 助
らの福祉資金貸付金のうち当該年度に償還した元金の
護施設や乳児院の定員の確保は急務であった。本補助金は施設整備の促進にも資す ることを目的とする。
3/4を補助するもの
ることから、施設の開所以来、予算の範囲内で補助金を支出してきた。
H26予算
(千円)
所管局
所管課
1,435 こども未来局
健全育成課
1,300 こども未来局
健全育成課
36 こども未来局
健全育成課
14,759 こども未来局
健全育成課
社会福祉法人が児童養護施設、乳児院、母子生活支援施設、児童家庭支援センター
の施設整備に際して、本補助金の活用を前提に施設整備が行われていた。経済状況の
124 民間児童福祉施設整備資金利子補給 悪化により、遺棄や虐待など保護者による養育が受けられない児童の増加し、児童養
護施設や乳児院の定員の確保は急務であった。本補助金は施設整備の促進にも資す
ることから、施設の開所以来、予算の範囲内で補助金を支出してきた。
施設整備に際し、独立行政法人福祉医療機構からの借
民間社会福祉法人が施設整備のため独立行政法人福祉
入金の利子償還に係る費用を補助し、施設整備の促進と
医療機構等から借り入れた福祉貸付資金の利子償還に 社会福祉法人
経営の健全化を図り、以て入所者等の処遇の向上を図る
要する経費について補助金を交付するもの。
ことを目的とする。
1,802 こども未来局
健全育成課
平成4年度に千葉県からの移譲事務として開始。補助基準額は県に合わせて補助を
民間児童福祉施設職員設置事業補助 行ってきた。児童養護施設や乳児院は専門的な知識と豊富な経験を持つ職員が欠か
125 金
せないが、職務の困難さや処遇困難な児童の増加等により離職する職員も多い。この
ような背景から職員の処遇の改善を目的に当該補助事業が始まり現在に至っている。
児童養護施設や乳児院に勤務する職員の処遇を改善し、
入所者の処遇の向上に資するため、国の配置基準よりも
多く配置した職員1人分の雇用に係る経費を予算の範囲
内で補助するもの。
民間社会福祉法人が設置する児童養護施設及び乳児院
について、国が定める配置基準を上回る職員を配置して
社会福祉法人
いる場合、1人を限度にその職員の雇用に係る経費を予
算の範囲内で補助するもの。
9,935 こども未来局
健全育成課
平成15年度に児童養護施設整備により児童家庭支援センターが開所しに伴い補助金
の交付を開始。社会問題化している児童虐待や複雑な家庭環境にある家庭が増えるな
126 児童家庭支援センター運営事業補助金 か、地域での相談支援体制の強化や夜間・休日にも緊急で相談が行えるなど、児童相
談所を補完する役割も期待できることから、国の補助金の範囲内で補助金を支出してき
た。
児童家庭支援センターを運営するため、国が定める最低
民間社会福祉法人が市内に整備する児童養護施設等の
基準に沿って児童福祉に関する相談員や心理職員の確
附置である児童家庭支援センターの運営に係る人件費及 社会福祉法人
保や専用の相談室の確保など相談体制の充実が図られ
び事務費等について、補助金を交付するもの。
ることを目的としている。
37,980 こども未来局
健全育成課
19 / 50 ページ
No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
補助目的・効果
補助内容
補助対象者
127 里親制度振興事業補助金
里親の資質の向上や情報交換を目的に、児童養護施設
の見学会や勉強会などの研修会に要する費用を予算の
範囲内で補助をする。また里親が業務を遂行する上で、
任意団体として平成4年度に設立以来、補助金の交付を開始。会費収入と本補助金 里子が起こした事故などに対し補償をする里親賠償責任 本会が行う里親研修に要する経費(他の団体が行う大会
による収入により、里親としての養育技術の習得や、会員同士の情報交換などを行って 保険について、この保険料の1/2を補助しているが、この や関東ブロック里親研究協議会の参加負担金を含む)。 千葉市ひまわり会
きた。
保険は(財)全国里親会があっせんしており、里親が安定 里親損害賠償責任保険の加入に要する経費。
して里子を預かるためにも加入は不可欠であり、今後里
親の数を増やしていくためにも、また公益性の高い里親
制度の安定的な運営にとっても必要と考える。
128 民間シェルター運営支援事業補助金
平成24年度より民間シェルターを運営している団体に対し補助金の交付を開始。DV
被害者とその家族の緊急一時保護や緊急一時保護施設を退所後、まだ自立が困難な
DV被害者やその家族に対し、社会的自立を促すために、民間シェルターを運営する団
体に対して補助金を支出することにした。緊急一時保護をする施設はあるものの、県サ
ポートセンターへの入所する要件が厳しくなっている現状を踏まえて、より被害者とその
家族のニーズに沿った形の民間シェルターが必要とされている。
H26予算
(千円)
所管局
所管課
406 こども未来局
健全育成課
民間シェルターを運営する団体に対し、シェルターの建物
営利を目的とせず、シェルターに
や駐車場の賃借料や管理費、生活環境整備に要する経
ついて、1年以上の運営実績を
費、入所者の自立に要する経費、また経済的に困窮して
有している団体
いる入所者に対しての応急援護資金を補助する。
1,405 こども未来局
健全育成課
本市における待機児童は、昨今の景気状況や女性の社会進出などの影響により、潜 「待機児童解消に向けたアクションプラン2010」の計画
民間保育園の建設、改修費に対し補助を行う。
在的な保育需要が顕在化しており、待機児童が発生している状況が続いているため、 に基づき、民間保育園の整備費用に対して助成し待機児
1 私立保育園整備助成 5か所
早期に解消する必要がある。
童の解消を図る。
千葉市が行う保育所の待機児童
の解消に向けた保育園整備にお
いて小規模保育所等整備予定
者とされた者で、保育所(分園を
含む。)整備、または定員増を伴
う既存施設の改修事業(以下「補
助対象事業」という。)を行う者と
する。
90,000 こども未来局
保育支援課
本市における待機児童は、昨今の景気状況や女性の社会進出などの影響により、潜 「待機児童解消に向けたアクションプラン2010」の計画
民間児童福祉施設建設費等補助金(保
民間保育園の建設、改修費に対し補助を行う。
在的な保育需要が顕在化しており、待機児童が発生している状況が続いているため、 に基づき、民間保育園の整備費用に対して助成し待機児
130 育)
1 私立保育園整備助成 3か所
早期に解消する必要がある。
童の解消を図る。
児童福祉法第35条第4項に規
定する保育所を整備する社会福
祉法人、学校法人、日本赤十
字、公益財団法人、公益社団法
人、特例財団法人、特例社団法
人
345,752 こども未来局
保育支援課
131 民間保育園施設整備費等補助金
民間保育園を運営していく中で、施設が老朽化し、それに伴って雨漏りや空調・電気
設備等の不具合が生じており、良好な保育環境の確保に問題が生じている。
本市内に保育園を設置する社会
福祉法人、財団法人及び学校法
人で以下の要件を満たすもの。
(1)保育園を設置後3年以上経過
したもの。ただし、国庫補助を伴
う施設の改築をした場合は、改
築後3年以上経過したものに限
る。
(2)施設整備事業又は小規模修
繕事業の補助金の交付を受ける
年度内に、施設整備事業又は小
規模修繕事業の補助金を交付さ
れていないもの。
5,000 こども未来局
保育支援課
132 民間保育園賃借料補助事業補助金
建物を賃借して保育所を設置する者に対し、建物の賃借 民間保育園の整備を促進し、待機児童の解消につなげる
民間保育園の新設にあたり、整備用地の確保が難しくなっている中、建物の賃借によ
建物を賃借することにより保育所
料の助成を開園から10年度間行うことで、小規模保育所 ため、民間保育園の建物賃借に要する費用の一部を補
り整備を進める必要がある。
を設置する事業を行う者
の整備を促進し、待機児童の解消を図る。
助する。
108,589 こども未来局
保育支援課
129 民間保育園整備促進事業補助金
従来の緊急一時保護施設は、小学生以上の男児や祖
父は一緒に入れない、入所中は学校や職場に通えない等
様々な入所の要件があったが、DV被害者とその家族の
ニーズに出来るだけ沿った形で、安全を図るとともに社会
的自立を目指す。
民間保育園の施設整備・備品購入の要望に対して助成す
民間保育園の保育環境の充実を図るため、施設の修繕
ることにより、保護者が安心して児童を預けることのできる
や備品購入費に要する費用の一部を補助する。
保育環境を整える。
20 / 50 ページ
No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
補助目的・効果
補助内容
補助対象者
H26予算
(千円)
所管局
所管課
児童福祉法第7条に規定する児
童福祉施設(知的障害児施設、
知的障害児通園施設、盲ろうあ
社会福祉法人等が施設整備のため、独立行政法人福祉
社会福祉法人等が施設整備のため、独立行政法人福祉 児施設、肢体不自由児施設及び
医療機構から借り入れた貸付金の元金に対して助成する
民間児童福祉施設整備資金借入金補 社会福祉法人等の設置者が資金の一部を借り入れて保育所整備を行う場合、設置者
医療機構から借り入れた福祉貸付金の元金に対して助成 重症心身障害児施設に限る):
ことにより、設置者の負担を軽減し、社会福祉施設の整備
133 助金(保育)
の負担が大きくなることにより、安定的な運営に支障を来すおそれがある。
を行う。
保育所については、この要綱改
の促進及び経営の健全化並びに入所児童の処遇の向上
補助率:3/4
正前の規定により補助金の交付
を図る。
を受け、又は独立行政法人福祉
医療機構に対し借入れの申請を
している場合は対象となる。
30,304 こども未来局
保育支援課
社会福祉法人等が施設整備のため、独立行政法人福祉
医療機構から借り入れた福祉貸付金の元金に係る利息
民間児童福祉施設整備資金利子補給 社会福祉法人等の設置者が資金の一部を借り入れて保育所整備を行う場合、設置者
に対して助成することにより、設置者の負担を軽減し、社
134 金(保育)
の負担が大きくなることにより、安定的な運営に支障を来すおそれがある。
会福祉施設の整備の促進及び経営の健全化並びに入所
児童の処遇の向上を図る。
社会福祉法人等が施設整備のため、独立行政法人福祉
医療機構から借り入れた福祉貸付金の元金に係る利息
児童福祉施設のうち、保育所を
に対して助成を行う。
整備する社会福祉法人等
補助率:3/4(H13.12.1以降整備)、4/4.6(H13.12.1
以前整備)
14,940 こども未来局
保育支援課
病児・病後児保育事業は、児童が病気回復期などのため、保育所等に預けることがで
きない場合で、保護者が就労、疾病、冠婚葬祭などの理由で家庭での育児が困難な時
に、市内に8施設ある病児・病後児保育施設に安心して児童を預けてもらう事業であり、
新規開設する事業実施者に補助金を交付することで、
135 病児・病後児保育開設準備事業補助金 実施計画上平成26年度には各区2施設計12施設設置を目指している。
施設の負担を軽減し実施施設の拡充を図る。
しかしながら、同事業の新規実施にあたっては、実施施設の備品購入等の費用の事
業実施者の自己負担が大きく、新規開設を望めないため、事業開始時に係る当該費用
について、事業実施者に補助金を交付する。
病児・病後児保育事業を新規開設する際の備品購入等 病児・病後児事業を新規開設
に係る費用を補助する。
する事業者
500 こども未来局
保育支援課
2,917 こども未来局
保育支援課
病児・病後児保育事業は、児童が病気回復期などのため、保育所等に預けることがで
きない場合で、保護者が就労、疾病、冠婚葬祭などの理由で家庭での育児が困難な時
に、市内に8施設ある病児・病後児保育施設に安心して児童を預けてもらう事業であり、
新規開設又は定員変更を行う事業実施者に補助金を交
病児・病後児事業について、新
実施計画上平成26年度には各区2施設計12施設設置を目指している。あわせて、既存
病児・病後児保育事業について、新規開設又は定員変
付することで、施設の負担を軽減し実施施設の拡充を図
規開設又は定員変更のための
136 病児・病後児保育施設整備事業補助金 施設の定員変更による受入れ児童の増員も図っている。
更を行う際の施設整備に係る費用を補助する。
る。
施設整備を行う事業者
しかしながら、同事業の新規実施又は定員変更に当たっては、実施施設の施設整備
(新築、増築、改築、改修)に係る費用の事業実施者の自己負担が大きく、新規開設及
び定員変更を望めないため、当該費用について、事業実施者に補助金を交付する。
137 金
子育てリラックス館は、小学校就学前の児童とその保護者が、親子で気軽に集い、打
ち解けた雰囲気の中で交流し、子育てについての相談の等を行う施設であり、子育て中
の親の子育てへの不安や負担感の緩和を図り、安心して産み育てることができる環境
づくりを推進することを目的とした事業であり、第1次実施計画は、平成23年度に10か
新規開設する事業実施者に補助金を交付することで、
所であった施設を、平成26年度までに計12か所まで増やすとしている(平成25年度に1
施設の負担を軽減し実施施設の拡充を図る。
施設増やしたため現在11か所)。
しかしながら、同事業の新規実施に当たっては、実施施設の備品購入等の費用の事
業実施者の自己負担が大きいため、事業開始時に係る初度調弁費用について、事業
実施者に補助金を交付する。
子育てリラックス館を新規に開
設する事業者
1,100 こども未来局
保育支援課
138 子育てリラックス館移転事業補助金
本市は、UR(独立行政法人都市再生機構千葉地域支社)と平成23年8月付けで締
結した「千葉市と独立行政法人都市再生機構との包括的な連携によるまちづくりの推進
に関する協定」に基づき、URが行う千葉幸町団地センター地区の再生に取り組んでい
「幸町・子育てリラックス館」の次にかかる費用を補助す
る。
本市とURが取り決めた「幸町・子育てリラックス館」の移 る。
子育てリラックス館を新規に開
この再生事業では、子供から高齢者までが安心・快適に長く住み続けられるまちづくり
転に伴う費用について補助金を交付することで、事業者 ・ 引っ越し費用
設する事業者(NPO法人 VAIC
を目指し、子育て支援施設、高齢者福祉施設、医療関連施設などから成る複合施設を
が移転できるようにする。
・ これまで使用していた施設の看板撤去費用
コミュニティケア研究所)
建設するため、本市とURで連携して整備事業者の公募を行い、「幸町・子育てリラック
・ 新しい施設の初度調弁費用
ス館」の移転先となる施設の整備等を公募条件としたものである。
H26年4月に複合施設が供用開始となり、同年9月に「幸町・子育てリラックス館」が
移転するため、この移転に伴う費用について、事業実施者に補助金を交付する。
1,400 こども未来局
保育支援課
139 男性の育児休業取得促進奨励金
男性労働者の育児休業取得を望む割合は増加傾向にあるが、実際に育児休業を取
得している割合は伸び悩んでいる。取得しない理由としては、「職場の雰囲気や仕事の
状況から取得しづらい」「妻が育児休業を取得しているから」などが挙げられている。
千葉市の課題としては、「男は仕事、女は家事・育児」という性別役割分担意識が政令
市で最下位であること、子育て期にある女性の労働力率が政令市の中でも下位にある
ことなどが背景にある。
一方、国の取り組みとしては、厚生労働省が立ち上げた「イクメンプロジェクト」では、
男性が育児をより積極的に楽しみ、また、育児休業を取得しやすい社会の実現を目指
し、参加型の公式サイトの運営やシンポジウムの開催、ハンドブックの配布等を行って
おり、男性の育児参加への機運が高まっている。
1,250 こども未来局
保育支援課
子育てリラックス館開設準備事業補助
男性の育児休業取得促進奨励金を支給することにより、
男性が育児休業を取得しやすい職場環境の整備を促すと
ともに男性の育児参加を促進し、子育て世帯の仕事と育
児の両立支援を図ることを目的とする。
21 / 50 ページ
子育てリラックス館を新規開設する際の備品購入等の
初度調弁に係る費用を補助する。
育児休業を利用する男性労働者が出た中小企業等の
事業主及び育児休業を取得した男性労働者に対し、奨励
金を支給する。
なお、支給にあたっては、支給要件のすべてに該当する
ことが必要であり、予算の範囲内で支給する。
育児休業を利用する男性労働
者が出た中小企業等の事業主
及び育児休業を取得した男性労
働者
No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
補助目的・効果
補助内容
補助対象者
H26予算
(千円)
所管局
所管課
国の定める職員の配置基準は、必要最低限の基準であるため、保育の質の確保・向
上のためには、保育士の加配が有効である。
民間保育園運営事業補助金(基本分補
児童福祉法第24条により市長が委託する民間保育園における保育の実施に要する
140 助事業)
経費(保育所運営費)は、国の定める職員の配置基準をもとにしているため、職員の加
配に必要となる補助金の交付を必要とする。
千葉市の認可保育所として、公立保育所と同程度の配
置にし、入所した保育所によって保育の質に大きな差が
生じないよう民間保育園の保育の質の確保・向上と、職員
の労働条件の改善を図る。
民間保育園が、国の定める保育士配置基準「(0歳児数
×1/3)+(1・2歳児数×1/6)+(3歳児数×1/20)+(4,5 予備保育士を設置する民間保育
歳児数×1/30)」を超えて保育士を配置した場合に、1人 園設置者
分の人件費を補助する。
176,322 こども未来局
保育運営課
国が規定する1・2歳児に対する保育士の配置基準は、児童6人に対して保育士1人と
なっているが、保育の質の確保・向上及び職員の労働条件の改善を図るため、本市公
立保育所においては、児童5人に対して保育士1人の配置としており、民間保育園に対
民間保育園運営事業補助金(3歳未満
141 児保育士配置基準改善費補助事業) しても公立保育所と同じ配置を行うよう求めている。
児童福祉法第24条により市長が委託する民間保育園における保育の実施に要する
経費(保育所運営費)は、児童6人に対して保育士1人の配置基準をもとにしているた
め、職員の加配に必要となる補助金の交付を必要とする。
「千葉市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を
定める条例」により、1・2歳児の入所児童に対する保育
士配置基準を5:1と規定しており、補助金を交付すること
により条例の基準を担保し、保育の質の確保・向上を図
る。
民間保育園が、1,2歳児の配置基準改善のため、国の定
める保育士配置基準「(0歳児数×1/3)+(1・2歳児数×
1/6)+(3歳児数×1/20)+(4,5歳児数×1/30)」を超えて
3歳未満児保育士を設置する民
保育士を2人配置した場合に、1人分の人件費を補助す
間保育園設置者
る。
※1人目の加配に係る経費は、「基本分」として補助金を
交付。
288,096 こども未来局
保育運営課
国の定める職員の配置基準は、必要最低限の基準であるため、保育の質の確保・向
上のためには、保育士の加配が有効である。
民間保育園運営事業補助金(産休明け 特に、年度途中に産休明け等により入所する児童に対応するためには、短時間保育
142 保育等保育士配置改善費補助事業) 士等の加配が有効であるが、児童福祉法第24条により市長が委託する民間保育園に
おける保育の実施に要する経費(保育所運営費)は、国の定める職員の配置基準をもと
にしているため、職員の加配に必要となる補助金の交付を必要とする。
千葉市の認可保育所として、公立保育所と同程度の配
置にし、入所した保育所によって保育の質に大きな差が
生じないよう民間保育園の保育の質の確保・向上と、職員
の労働条件の改善を図る。
母親の産休明け等で、途中入所が必要になった児童を
随時受け入れる体制を整えるための保育士等の雇用に
対し、1人分の人件費を補助する。
民間保育園が、国の定める保育士配置基準「(0歳児数
×1/3)+(1・2歳児数×1/6)+(3歳児数×1/20)+(4・5
歳児数×1/30)」を超えて保育士、看護師又は保健師を3 産休明け保育等を実施するた
名以上配置した場合に、1人分の人件費を補助する。※1 め、保育士等を設置する民間保
人目の加配に係る経費は「基本分補助事業」として、2人 育園設置者
目の加配に係る経費は「3歳未満児保育士配置基準改善
費補助事業」として補助金を交付。
227,509 こども未来局
保育運営課
国の定める職員の配置基準は、必要最低限の基準であるため、近年のアレルギー対
応食の増加などに対応しきれない状況にあり、安全な給食の提供のためには、調理員
民間保育園運営事業補助金(調理員等 の加配を行う必要がある。
143 配置改善補助事業)
児童福祉法第24条により市長が委託する民間保育園における保育の実施に要する
経費(保育所運営費)は、国の定める職員の配置基準をもとにしているため、職員の加
配に必要となる補助金の交付を必要とする。
国基準を上回る職員配置を行うことにより、アレルギー
食などきめ細かな対応が可能となり、安全な給食の提供
を通じて入所児童の処遇向上と職員の労働条件の改善
を図ることを目的とする。
定数2人(定員40人以下の保育所では1人、定員151人以 定数を超えて調理員等を設置す
上の保育所では3人)を超えて配置した場合に補助する。 る民間保育園設置者
100,091 こども未来局
保育運営課
障害児の保育にあたっては、保育の質を確保する観点から、原則として障害児3人に
対し1人の保育士を配置している。
一方、児童福祉法第24条により市長が委託する民間保育園における保育の実施に 障害児の保育にあたり、担当職員を配置することによ
障害児の保育にあたり、国の配置基準を超えて保育士 障害児の保育を実施し、障害児
民間保育園運営事業補助金(障害児保
要する経費(保育所運営費)には、障害児の保育にあたっての保育士の加配に係る経 り、当該障害児及び他児の保育の質を確保することがで を加配(原則として障害児3人に対して保育士1名)した場 のための保育士を配置する民間
144 育費補助事業)
費は含まれていないため、保育士の配置を行うには、補助金の交付を必要とする。
きる。
合の人件費を補助する。
保育園設置者
なお、三位一体の改革により一般財源化されたものの、障害児保育は国庫補助の対
象とされていた。
103,684 こども未来局
保育運営課
32,852 こども未来局
保育運営課
本市においては、児童福祉法第24条により市長が委託する民間保育園における保育
の実施に要する経費(保育所運営費)は、国の負担金(保育料を除いた1/2が国負担
額)算定のための基準額と同額としている。
民間保育園運営事業補助金(児童用給
運営費のうち、児童の給食に係る経費を計算すると1食あたり、3歳未満児は概ね369
145 食加算補助事業)
円、3歳以上児は218円となる。
3歳以上児の1食あたりの単価を218円で賄うことは困難であり、公立保育所における
見込みでは、1食あたり、40円増の258円となっている。
入所する保育所については、公立・民間に関わらず、市
が入所決定するものであり、公立・民間で保育の質や内
容に大きな差を生じさせるべきではないため、民間保育園
の3歳以上児の給食に係る費用を公立保育所と同等に
し、給食提供を通じた保育の質の維持、向上を図る。
22 / 50 ページ
民間保育所で行う給食の内容を充実させるために、国
の定めた保育所運営費の算定の基本となる保育単価中
に含まれる3歳以上児の給食費と公立保育所において係 民間保育園
る給食費の差額に3歳以上児の入所児童数を乗じた額を
助成する。
No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
本市においては、児童福祉法第24条により市長が委託する民間保育園における保育
の実施に要する経費(保育所運営費)は、国の負担金(保育料を除いた1/2が国負担
額)算定のための基準額と同額としている。
この運営費には、職員の退職金の積み立てに要する経費は含まれていないと解され
民間保育園運営事業補助金(退職手当
る。
146 共済掛金補助事業)
現在、社会福祉法人(一部財団法人)は、独立行政法人福祉医療機構が行う退職手
当共済事業に加入できるが、既述のとおり、その掛け金については、保育所運営費に
含まれていない。
民間保育園の人材確保のためには、退職金制度の構築は不可欠。
民間保育園運営事業補助金(日本ス
147 ポーツ振興センター共済掛金補助事
業)
保育所における児童の安全管理には、保育所の職員は十分に配慮して保育を行って
いるが、不測の事故は起こる可能性がある。
さらに、直接的に保育所職員が管理していない、保育所への通園、降園についても交
通事故等による不測の事故は起こり得る。
各保護者が個々に保険制度に加入することもできるが、公的な資金が充当されること
により、掛金が低廉な保険(共済制度)が求められる。
なお、本市においては、児童福祉法第24条により市長が委託する民間保育園におけ
る保育の実施に要する経費(保育所運営費)は、国の負担金(保育料を除いた1/2が国
負担額)算定のための基準額と同額としている。
この運営費には、日本スポーツ振興センター災害共済制度掛金は含まれていない。
保育所においては、保育所の職員は児童の安全管理等に十分に配慮して保育を行っ
ているが、不測の事故は起こる可能性がある。
事故によっては、園の過失に応じて損害賠償を求められるケースも想定される。
重大な事故の場合には、保育所の運営に支障をきたす規模の賠償責任が生じる可能
民間保育園運営事業補助金(児童傷害 性がある。
148 保険料補助事業)
このような不測の事態に対応するための保険等への加入が求められる。
なお、本市においては、児童福祉法第24条により市長が委託する民間保育園におけ
る保育の実施に要する経費(保育所運営費)は、国の負担金(保育料を除いた1/2が国
負担額)算定のための基準額と同額としている。
この運営費には、児童傷害保険料は含まれていないと解される。
本市においては、児童福祉法第24条により市長が委託する民間保育園における保育
の実施に要する経費(保育所運営費)は、国の負担金(保育料を除いた1/2が国負担
額)算定のための基準額と同額としている。
運営費のうち、嘱託医に係る経費を計算すると年間で概ね177,000千円となる。
民間保育園運営事業補助金(内科・歯
本市においては、安全な保育の実施のため、国が義務付けていない入所前健診も実
149 科健康診断補助事業)
施していることにより、嘱託医の手当を保育所運営費の範囲内とすることは困難であり、
公立保育所における実績では、年間293,000円となっている。
また、4月の一斉入所以外の年度途中入所児童の入所前健康診断に係る経費(公立
保育所では3,420円)も保育所運営費には含まれていない。
補助目的・効果
社会福祉施設(保育所)を経営する社会福祉法人等に、
掛金の一部を助成することにより退職手当共済制度への
加入を促し、規模の小さい施設経営者でもその職員に対
し安定した有利な退職金を支給し、よって、専門的技術と
知識を身につけた優秀な人材の確保と定着化を図り、入
所児童の処遇に精進できる環境を整備することを目的と
する。
補助内容
民間保育園が加入する、独立行政法人福祉医療機構
が行う、社会福祉法人に使用され社会福祉施設等で常時
設置者が社会福祉法人である
従事する職員の退職共済制度への掛金額(44,700円)の3
民間保育園
分の1を助成する事により、良質な職員の安定確保を図
る。
公立・民間で保育の質や内容に大きな差を生じさせない
ため、保育所設置者負担分を補助することにより、不測の
事故の際の医療費等の負担を軽減させる。
なお、本市においては、児童福祉法第24条により市長 民間保育園が、独立行政法人日本スポーツ振興セン
が委託する民間保育園における保育の実施に要する経 ター災害共済に加入した場合の保育所設置者負担分を
費(保育所運営費)は、国の負担金(保育料を除いた1/2 補助する。
が国負担額)算定のための基準額と同額としている。この
運営費には、日本スポーツ振興センター災害共済制度掛
金は含まれていない。
日本スポーツ振興センター災
害共済掛金への加入し、保育所
設置者の負担金を支払っている
民間保育園。
公立・民間で保育の質や内容に大きな差を生じさせない
ため、児童への補償など、万が一の不測の事態に備える
ことによ り、安定した保育所運営を行うことを目的とす
る。
なお、本市においては、児童福祉法第24条により市長
民間保育園が、児童傷害保険に加入した場合に係る経 賠償責任保険へ加入している
が委託する民間保育園における保育の実施に要する経
費について、補助限度額の範囲内で補助する。
民間保育園
費(保育所運営費)は、国の負担金(保育料を除いた1/2
が国負担額)算定のための基準額と同額としている。
この運営費には、児童傷害保険料は含まれていないと
解される。
入所する保育所については、公立・民間に関わらず、市
が入所決定するものであり、公立・民間で保育の質や内
容に大きな差を生じさせるべきではないため、国の運営費
に含まれる嘱託医手当額に加えて補助することで公民格
差を是正する。
民間保育園が、当該保育園の嘱託医に対し、保育所運
営費中に含まれる嘱託医手当に相当する額を上回って支
出した場合、公立保育所の手当額を限度に補助する。
民間保育園
また、4月の一斉入所以外の年度途中入所児童の入所
前健康診断に係る経費を予算で定める額を限度に補助
する。
入所する保育所については、公立・民間に関わらず、市
が入所決定するものであり、公立・民間で保育の質や内
容に大きな差を生じさせるべきではないため、民間保育園
集団生活を行う保育園での児童の健康保持及び病気の感染の防止のため、布団乾 の布団乾燥に要する費用を公立保育所と同等にし、集団
燥は必要。
生活を行う保育園での児童の健康保持及び病気の感染
公立保育所では、業者委託し、布団乾燥を実施している。
の防止、保育所児童の健全な保育環境を確保することを
民間保育園運営事業補助金(寝具乾燥
民間保育園が、業者等に委託し、布団乾燥に要した経
本市においては、児童福祉法第24条により市長が委託する民間保育園における保育 目的とする。
150 補助事業)
費について、補助限度額の範囲内で助成する。
の実施に要する経費(保育所運営費)は、国の負担金(保育料を除いた1/2が国負担
なお、本市においては、児童福祉法第24条により市長
額)算定のための基準額と同額としているが、この運営費には、布団乾燥に要する経費 が委託する民間保育園における保育の実施に要する経
は含まれていないと解される。
費(保育所運営費)は、国の負担金(保育料を除いた1/2
が国負担額)算定のための基準額と同額としているが、こ
の運営費には、布団乾燥に要する経費は含まれていな
い。
ぎょう虫卵検査は、国の定める児童福祉施設最低基準(省令)において規定する、健
康診断の実施の一部として実施が義務付けられており、また、集団生活を行う保育園で
の児童の健康保持のために必要な検査である。
民間保育園運営事業補助金(ぎょう虫 本市においては、児童福祉法第24条により市長が委託する民間保育園における保育
151 卵検査事業)
の実施に要する経費(保育所運営費)は、国の負担金(保育料を除いた1/2が国負担
額)算定のための基準額と同額としている。
保育所運営費に含まれる健康診断に要する費用は、嘱託医への手当にも不足する状
況であり、ぎょう虫卵検査に要する経費を賄うことはできない状況にある。
補助対象者
布団乾燥を行った民間保育園
公立・民間で保育の質や内容に大きな差を生じさせない
ため、補助金を交付することにより、ぎょう虫卵検査の実
施を奨励し、保育所児童の健康状態を把握し、健康増進
を図る。
なお、本市においては、児童福祉法第24条により市長 民間保育園が、入所児童のぎょう虫卵検査を行った場
が委託する民間保育園における保育の実施に要する経 合に、その検査費用を年間2回分、補助限度額の範囲内 民間保育園
費(保育所運営費)は、国の負担金(保育料を除いた1/2 で助成する。
が国負担額)算定のための基準額と同額としている。
保育所運営費に含まれる健康診断に要する費用は、嘱
託医への手当にも不足する状況であり、ぎょう虫卵検査に
要する経費を賄うことはできない状況にある。
23 / 50 ページ
H26予算
(千円)
所管局
所管課
12,889 こども未来局
保育運営課
1,557 こども未来局
保育運営課
436 こども未来局
保育運営課
8,143 こども未来局
保育運営課
5,533 こども未来局
保育運営課
2,232 こども未来局
保育運営課
No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
補助目的・効果
補助内容
補助対象者
入所児童の安全のため、外部からの侵入者等には十分な備えが必要であるが、一般
的に、保育士には女性が多いため、いざという時には外部からの助けが必要となるが、
一般的に、緊急時には電話のみならず、ボタンひとつで警備会社等にシグナルを送信
民間保育園運営事業補助金(緊急通報 できるなどの対策が必要となる。
152 装置運用補助事業)
本市においては、児童福祉法第24条により市長が委託する民間保育園における保育
の実施に要する経費(保育所運営費)は、国の負担金(保育料を除いた1/2が国負担
額)算定のための基準額と同額としている。
この運営費には、緊急通報装置の設置等に要する費用は含まれていない。
緊急時に速やかに外部との連絡を取られる体制を整え
ることにより、児童の安全の確保を図る。
なお、本市においては、児童福祉法第24条により市長
民間保育園が、児童の安全管理のため、警備会社等に
が委託する民間保育園における保育の実施に要する経
緊急通報装置の設置、連絡体制の確保等を委託した場 民間保育園
費(保育所運営費)は、国の負担金(保育料を除いた1/2
合に、補助限度額の範囲内で補助する。
が国負担額)算定のための基準額と同額としている。
この運営費には、緊急通報装置の設置等に要する費用
は含まれていない。
地域には、保育所に入所していない児童の数多くおり、様々な子育て支援を求めてい
る。
在宅児童の子育て支援策には、地域子育て支援センター、子育てリラックス感、子育
保育対策等促進事業費補助金(保育所 て支援館などがあるが、保育所は平成24年度で市内に116か所あり、多くの市民に
153 地域活動事業)
とって、最も身近にある専門的施設となっている。
また地域には、日頃、保育所があることにより、少なからず負担をかけている(声がう
るさい、保護者のお迎え時など道路が混むなど)ため、保育所の保育に理解を深めてい
ただくことも求められている。
保育所の有する専門的機能を、保育所入所児童のみな
らず、地域の児童にも活用することにより、地位の児童福
祉の向上を図る。
民間保育園を地域に開放し、多様な世代との交流を図
また、地域に開かれた保育所とすることにより、日頃の
る等の事業を行うに当たり要した経費を、限度額の範囲
保育に理解を得て、円滑な運営を行うことができる。
内で補助する。
さらに、多様な世代との交流を図ること等により、保育所
児童はもとより、地域の高齢者福祉党の向上にも寄与す
る。
補助金交付により、市の事業として、開所時間を始めと
した保育内容及び利用者負担額などを規定することがで
市の基準に従って、一時預かり事業を実施する保育園
き、一定の基準の保育を、通常保育に準じた低廉な利用
に対し、係る費用を補助限度額の範囲で補助する。
料で利用することができ、保護者の子育て支援を図ること
ができる。
保育所(園)に入所することのできない児童でも、緊急的に保育を必要とする場合に保
育所(園)において保育を実施し、児童福祉に寄与するために開始。
保育対策等促進事業費補助金(一時預 市の補助がない場合、利用者から高額な利用料を徴収することとなる。
154 かり事業)
また、一定の基準で保育を行うことにより、保育の質を確保し、保護者に安心感を与え
ることが必要。
パート就労など、断続的な就労等により家庭での保育が困難な児童を保育所におい
て保育する。
保育対策等促進事業費補助金(特定保
市の補助がない場合、利用者から高額な利用料を徴収することとなる。
155 育事業)
また、一定の基準で保育を行うことにより、保育の質を確保し、保護者に安心感を与え
ることが必要。
H26予算
(千円)
所管局
所管課
5,112 こども未来局
保育運営課
地域活動事業を実施する民間保
育園
14,200 こども未来局
保育運営課
一時預かり事業を実施する民間
保育園設置者
68,545 こども未来局
保育運営課
補助金交付により、市の事業として、開所時間を始めと
した保育内容及び利用者負担額などを規定することがで
市の基準に従って、特定保育事業を実施する保育園に 特定保育事業を実施する民間保
き、一定の基準の保育を、通常保育に準じた低廉な利用
対し、係る費用を補助限度額の範囲で補助する。
育園
料で利用することができ、保護者の子育て支援を図ること
ができる。
47,586 こども未来局
保育運営課
休日保育事業を実施する民間保
育園設置者
7,896 こども未来局
保育運営課
補助金交付により、市の事業として、開所時間を始めと
した保育内容及び利用者負担額などを規定することがで 市の基準に従って、一時預かり事業を実施する認可外 一時預かり事業を実施する先取
き、一定の基準の保育を、通常保育に準じた低廉な利用 保育施設(先取りプロジェクト認定保育施設)に対し、係る りプロジェクト認定保育施設設置
料で利用することができ、保護者の子育て支援を図ること 費用を補助限度額の範囲で補助する。
者
ができる。
15,818 こども未来局
保育運営課
就労形態の多様化により、日曜・祝日の就労に対応するため開始。
平成13年5月に民間保育園1園で事業開始(千葉寺保育園)。
保育対策等促進事業費補助金(休日保
平成19年に民間保育園2カ所増設し(グレース保育園、みらい保育園)、現在は市内3
156 育事業)
カ所の民間保育園で事業実施中。
平成24年10月、平成25年4月から、それぞれ認可外保育施設(先取りプロジェクト認
定保育施設)1施設において事業実施。
保育所(園)に入所することのできない児童でも、緊急的に保育を必要とする場合に保
育所(園)において保育を実施し、児童福祉に寄与するために開始。
認可外保育施設特別保育事業補助金 市の補助がない場合、利用者から高額な利用料を徴収することとなる。
157 (一時預かり事業)
また、一定の基準で保育を行うことにより、保育の質を確保し、保護者に安心感を与え
ることが必要。
補助金交付により、市の事業として、開所時間を始めと
した保育内容及び利用者負担額などを規定することがで
市の基準に従って休日保育を実施する保育園に対し、
き、一定の基準の保育を、通常保育に準じた低廉な利用
係る経費を補助限度額の範囲で補助する。
料で利用することができ、保護者の子育て支援を図ること
ができる。
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No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
補助目的・効果
補助内容
補助対象者
H26予算
(千円)
所管局
所管課
就労形態の多様化により、日曜・祝日の就労に対応するため開始。
補助金交付により、市の事業として、開所時間を始めと
した保育内容及び利用者負担額などを規定することがで 市の基準に従って休日保育を実施する認可外保育施設 休日保育事業を実施する先取り
き、一定の基準の保育を、通常保育に準じた低廉な利用 (先取りプロジェクト認定保育施設)に対し、係る経費を補 プロジェクト認定保育施設設置
料で利用することができ、保護者の子育て支援を図ること 助限度額の範囲で補助する。
者
ができる。
2,223 こども未来局
保育運営課
現在、通常の保育の時間帯は、午前7時から午後6時までとなっているが、近年の女
性の社会進出や就労形態の多様化に伴い、午後6時以降の延長保育は必須のものと
①午前7時から8時、午後5時から6時までの保育を推進
なっている。
市が民間保育園に補助金を交付することにより、保護者 分と規定し、当時間帯にかかる経費を、利用児童数に応
一方、児童福祉法第24条により市長が委託する民間保育園における保育の実施に
延長保育事業を実施する民間保
の金銭的な負担を過度にすることなく、保育の質を確保し じて補助
要する経費(保育所運営費)は、8時間の開所時間を前提としているため、延長保育事
育園の設置者
つつ、円滑に延長保育事業を実施できる。
②午後6時から8時の延長保育時間帯にかかる経費を、
業に係る経費は、利用者から徴収する利用料と公費(当該補助金)によることとなるが、
利用児童数と申込児童数に応じて補助
係る経費の全額を利用料に求めることは利用者にとって大きな負担となる。
なお、延長保育事業は、国庫補助対象にもなっている。
529,606 こども未来局
保育運営課
27,615 こども未来局
保育運営課
5,474 こども未来局
保育運営課
平成13年5月に民間保育園1園で事業開始(千葉寺保育園)。
認可外保育施設特別保育事業補助金
平成19年に民間保育園2カ所増設し(グレース保育園、みらい保育園)、現在は市内3
158 (休日保育事業)
カ所の民間保育園で事業実施中。
平成24年10月、平成25年4月から、それぞれ認可外保育施設(先取りプロジェクト認
定保育施設)1施設において事業実施。
159 民間保育園延長保育事業等補助金
「待機児童解消に向けたアクションプラン2010」を策定し、従来の認可保育所の新規
整備に加え、既存施設の定員変更(定員増)により受入児童の拡大を図り待機児童の
解消を目指すこととしたが、民間保育園にとって、定員変更(定員増)することによる不
既存認可保育所定員増促進事業補助 利な面が多々あり、既存施設の定員変更(定員増)が進まない状況にある。
160 金
(定員が増えれば、児童数が増加するため園に支払われる委託料等の収入は増加する
が、保育単価(児童一人あたりの運営費)の減額、職員の新たな雇用やそれに伴う人件
費の増、委託料の算定の根拠の一つである、雇用している職員の平均勤続年数が減少
するなどの不利な面がある。)
「待機児童解消に向けたアクションプラン2010」に基づ
保育単価減額分を補助することにより、既存施設の定員
「待機児童解消に向けたアクショ
き、定員変更を行った既存認可保育園の保育単価減額分
変更(定員増)を促進し、結果、定員を増員する施設が増
ンプラン2010」に基づき、定員
の一部を補助する。
えれば、保育所を必要としている児童をより多く受け入れ
変更を行った既存認可保育園を
なお、補助期間は、施設定員を増やして保育所の運営
ることが可能になり、待機児童の解消に効果がある。
設置する社会福祉法人等
を開始した日から、5年間とする。
161 保育ルーム事業助成金
本市においては、保育所(園)に入所できない待機児童が多く発生している。
待機児童の受け皿として、認可外保育施設があるが、私対私の契約であり、保育料は
本市が定めるものではないため、認可保育施設と比較して、一般的に割高となる。
同じ保育に欠ける千葉市の児童である以上、待機児童となるか否かで費用面、処遇
面で大きな差が生じることは望ましいことではない。そこで、施設に補助金を交付し経営
の安定を図ることにより、利用料の軽減や良好な環境での保育ができるようにする。
補助金を交付することにより、以下の3点について改善
を図る。
①待機児童の解消を図る。
②保育料を減額することにより、経済的に保護者の負担
を軽減する。
③良好な環境で保育を行うことにより、保育の質を向上さ
せる。
162 企業内保育所補助金
本市においては、保育所(園)に入所できない待機児童が多く発生している。
そこで、企業内に保育所を設置することで、待機児童の解消を図る。
なお、企業内保育所には他市の児童も通うこと、運営費及び施設整備については都
道府県労働局を窓口とした補助事業が別に設けられていることから、本市からの補助
は限定的なものにする必要がある。
企業内保育所の開設又は運営に必要な備品等の整備
に要する経費について補助金を交付する。新規施設1ヶ
企業内保育所の設置を促進することにより、認可保育所
市内で企業内保育所を開設す
所当たり14万円の補助。ただし、既設分は1ヶ所当たり4
の待機児童を解消を図るとともに、企業内保育所に健全
るもの、または既に設置している
万円の補助。企業内保育所設置者からの申請を受け、審
な運営をしてもらうことで、入所児童の処遇改善を図る。
もの。
査の上、補助金を交付する。ただし一事業主に対し1回限
りの交付とする。
140 こども未来局
保育運営課
私立保育園での産休等代替職員の雇用を図ることによ
産休等代替職員の雇用経費に対して、私立保育園から
り、産休等職員の福利厚生の向上に資するとともに、職員
産休等代替職員を臨時に雇用し
の申請を要綱に基づいて精査し、実費と基準額(限度額)
の勤務する施設における入所児童等の適正な処遇の確
た民間保育園
のいずれか低い方を補助する。
保を図る。
1,782 こども未来局
保育運営課
民間保育園の保育士等の職員が、産前産後休暇を取得した場合、当該保育士の給
料は支払う必要があるが、この間保育所には、児童福祉施設最低基準を遵守するため
に、別に職員を雇用するなど、新たに職員を配置するための経費が生じる。
本市においては、児童福祉法第24条により市長が委託する民間保育園における保育
の実施に要する経費(保育所運営費)は、国の負担金(保育料を除いた1/2が国負担額)
社会福祉法人等産休等代替職員雇用
算定のための基準額と同額としているが、この運営費には、職員の産前産後休暇中に
163 事業補助金(保育)
新たに生ずる賃金は含まれていない。
産前産後休暇の取得は職員の権利であり、また、産前産後休暇を取得しやすい環境
を整えることにより、経験を有したベテランの保育士が増え、保育の質が向上する。
なお、当該補助制度は、国の補助制度として事業実施してきたが、平成17年度から
地方自治体に税源移譲されることとなったものである。
25 / 50 ページ
一定の要件を満たす認可外保育施設が、保育に欠ける
本市の児童の保育を行った場合に、児童1人、1月あた
り、3歳未満児は44,000円、3歳以上児は14,000円を補助
する(他に加算あり)。
市が認定する保育ルーム
※一定の要件
・認可外保育施設指導監督基準を遵守していること
・1年以上の運営実績を有すること
No.
補助金名
民間保育園保育の質の向上のための
164 研修事業補助金
補助事業を必要とする背景・課題
補助目的・効果
本市においては、待機児童が多く発生しているため、保育所のか所数を拡充すべく施
設整備を行っているが、同時に保育の質を確保・向上させる必要がある。
個々の民間保育園においては、それぞれ個別に外部団体主催の研修会等に参加して
いるが、市内の民間保育園(59園/63園)からなる、公益社団法人千葉市民間保育園
研修を実施することにより、保育の質を向上させ、児童
協議会が自ら研修を行うことにより、民間保育園相互の交流と、より一層の保育の質の
福祉の向上を図る。
向上が期待される。
また、平成21年度には、安心こども基金を財源とする保育の質の向上のための研修
事業の補助制度が設けられ(補助率1/2)、保育の質の向上は全国的に求められてい
る。
補助内容
公益社団法人千葉市民間保育園協議会が、市内民間
保育園の保育士等に対して行う研修事業に係る経費及
び、民間保育園の職員が外部団体が主催する全国大会
等の研修会に参加する際の費用について、補助限度額
の範囲内で補助する。
補助対象者
H26予算
(千円)
所管局
所管課
公益社団法人 千葉市民間保育
園協議会
3,322 こども未来局
保育運営課
グループ型小規模保育事業は、平成22年10月に官邸主導で設置された「待機児童
ゼロ特命チーム」において取りまとめられた「待機児童解消『先取り』プロジェクト」の該
当事業であり、本市では、平成23年3月31日付で「待機児童ゼロ計画」が内閣府に採
グループ型小規模保育事業の実施施設の借上げに要す グループ型小規模保育事業の実施施設の借上げに要す
家庭的保育改修等事業補助金(家庭的 択されたことを受け、平成24年3月から開始した。
グループ型小規模保育事業実施
る経費を補助することで、グループ型小規模保育事業の る経費の一部を、交付要綱に定める基準額の範囲内にお
165 保育賃借料補助)
グループ型小規模保育は従来の家庭的保育事業とは異なり、一般的に個人の自宅に
者
安定的な実施を担保する
いて補助する。
おいて実施できるものではなく、3DK程度の広さのマンション等でなければ実施が困難
であるため、事業実施の奨励のため、実施施設の借り上げに係る費用について補助金
を交付する。
14,766 こども未来局
保育運営課
民間保育園が、1・2歳児の配置基準のため、国の定める
保育士配置基準(1・2歳児数×1/6)を
「千葉市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を
超えて3人以上保育士を加配した場合の人件費を補助す
定める条例」により、1・2歳児の入所児童に対する保育
る。
1・2歳児担当保育士を設置する
士配置基準を5:1と規定しており、補助金を交付すること
1・2歳児の入所児童数により必要となる、3人目からの保 民間保育園設置者
により条例の基準を担保し、保育の質の確保・向上を図
育士の加配人数
る。
1・2歳児童数が35人以下 → 保育士1人分
1・2歳児童数が36人以上 → 保育士2人分
69,536 こども未来局
保育運営課
125,902 こども未来局
保育運営課
2,102 こども未来局
保育運営課
631 こども未来局
保育運営課
703,658 こども未来局
保育運営課
国が規定する1・2歳児に対する保育士の配置基準は、児童6人に対して保育士1人と
なっているが、保育の質の確保・向上及び職員の労働条件の改善を図るため、本市公
立保育所においては、児童5人に対して保育士1人の配置としており、民間保育園に対
民間保育園運営事業補助金(1・2歳児
166 担当保育士配置基準改善費補助事業) しても公立保育所と同じ配置を行うよう求めている。
児童福祉法第24条により市長が委託する民間保育園における保育の実施に要する
経費(保育所運営費)は、児童6人に対して保育士1人の配置基準をもとにしているた
め、職員の加配に必要となる補助金の交付を必要とする。
167 保育士等処遇改善臨時特例事業
待機児童の早期解消のため、保育所の整備等によって量的拡大を図る中、保育の担
い手である保育士の確保が課題となっているが、給与水準が他業種に比べて低いな
ど、保育士の定着、確保を進めるうえで、保育士の待遇改善が大きな課題となってい
る。
認可外保育施設保育士資格取得支援 待機児童の早期解消のため、認可外保育施設の認可化等によって量的拡大を図る
中、保育所における配置基準を満たすための保育士の確保が課題となっている。
168 事業
169 幼稚園教諭免許状取得支援事業
170 認可外保育施設運営支援事業
職員の給与改善に取り組む民間保育園に対して給与改
善に要する経費について補助金を交付することにより、保
育士の待遇が改善され、民間保育園における保育士確保
を促進するとともに、定着率の向上を図る。
保育所運営費における民間施設給与等改善費をベース
として、更に加算率を上乗せした金額を補助基準額とし
て、民間保育園が給与改善に要した経費について助成す
民間保育園設置者
る。
なお、運営費の加算である民改費とは異なり、職員の給
与改善に要した経費に限定して支出する。
保育士資格を有しない保育従事者の資格取得を支援す
る認可外保育施設に対して、資格取得に要する経費につ
認可外保育施設が、保育士資格を有しない保育従事者
いて補助金を交付することにより、当該施設が認可保育
の資格取得にあたり要した費用を負担した場合、当該経 認可外保育施設設置者
所に移行すること等による保育士の増加を図り、子どもを
費について助成する。
安心して育てることができるような体制整備を行うことを目
的とする。
27年度に施行される子ども・子育て支援新制度における幼保連携型認定こども園の
普及にあたり、保育士及び幼稚園教諭としてのスキルを有する保育教諭(幼稚園教諭
免許状及び保育士資格の併有者)の確保が課題となっている。一方、保育教諭の確保
策として、31年度までは、幼稚園教諭免許状又は保育士資格のいずれかの資格を有す
る者について、もう一方の資格を取得する際の取得単位数を大幅に軽減する経過措置
が実施されている。
幼稚園教諭免許状を有しない保育士の幼稚園教諭免許
状取得を支援する民間保育園に対して、資格取得に要す
民間保育園が、幼稚園教諭免許状を有しない保育士の
る経費について補助金を交付することにより、当該施設が
資格取得にあたり要した費用を負担した場合、当該経費 民間保育園設置者
幼保連携型認定こども園に移行するための保育教諭の
について助成する。
確保を図り、質の高い幼児教育・保育の提供に係る体制
整備を行うことを目的とする。
本市においては、保育所(園)に入所できない待機児童が多く発生している。待機児童
の受け皿として、認可外保育施設があるが、私対私の契約であり、保育料は本市が定
めるものではないため、認可保育施設と比較して、一般的に割高となる。同じ保育に欠
ける千葉市の児童である以上、待機児童となるか否かで費用面、処遇面で大きな差が
生じることは望ましいことではない。そこで、施設に補助金を交付し経営の安定を図るこ
とにより、利用料の軽減や良好な環境での保育ができるようにする。
児童福祉施設の設備及び運営に関する基準(昭和23年
厚生省令第63号)第32条及び第33条に規定する保育所
に係る設備及び職員配置に関する基準を満たす質の確
保された認可外保育施設に対し、運営に要する費用の一
部を補助することにより、保育サービスの供給を増やし、
もって待機児童の解消を図るとともに、子どもを安心して
育てることができるような体制整備を行うことを目的とす
る。
また、保育料を減額することにより、経済的に保護者の
負担を軽減する。
26 / 50 ページ
先取りプロジェクト認定保育施設もしくは、保育ルームのう
ち、認可化移行計画書を提出し、5年以内に認可保育所
への移行を希望する施設が保育に欠ける本市の児童の
保育を行った場合に、補助を行う。
先取りプロジェクト認定保施設
0歳児:107,000円 1・2歳児:57,000円
3歳児: 22,000円 4歳以上児:18,000円
保育ルーム
0歳児: 72,000円 1・2歳児:44,000円
3歳児: 15,000円 4歳以上児:14,000円
市が認定する先取りプロジェクト
認定保育施設及び保育ルーム
のうち、認可化移行計画書を提
出した施設。
No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
市は大気汚染による公害健康被害者救済のため、昭和47年に条例による補償を開始
した。当時の大気汚染状況は、市内事業者と京葉臨海工業地域に立地する事業者から
のばい煙が本市南部地域に影響したため、救済・補償に係る財源はばい煙発生事業者
がその排出量に応じ負担することとなった。
171 (財)千葉県公害防止協力財団補助金 県・市・千葉県公害防止協力財団は、「千葉市公害健康被害救済補償事業に関する
協定」を締結し、財団は事業の財源である拠出金の徴収、市は事業の円滑な実施、県
は事業の円滑な実施への協力を責務とし、現在まで事業が円滑に推進されている。
拠出金を負担しているのは2社を除き市外事業者であるため、財団が拠出金の徴収
を行っており、市が直接徴収事務を行うことは困難である。
補助目的・効果
「千葉市公害健康被害救済補償要綱」により認定された
公害健康被害者への補償と「公害健康被害の補償等に
関する法律」により認定された公害健康被害者への補償
給付の補完について、その財源確保のため財団が県内
ばい煙排出事業者からの拠出金を徴収するための事務
運営費の一部を県とともに補助する。
これにより市の公害健康被害者への医療費の負担等、
救済補償事業が支障なく行われ、公害健康被害者への
補償及び健康回復に寄与する。
補助内容
補助対象者
H26予算
(千円)
所管局
所管課
千葉市の大気汚染による公害健康被害者を救済・補償
する財源確保のため、財団が行う県内のばい煙発生事業 一般財団法人 千葉県公害防
者からの拠出金の算定、徴収に要する事務経費の一部を 止協力財団
補助する。
6,654 環境局
環境保全課
補助対象となる環境保全活動に要する補助対象経費か
ら、それに対する参加費等を控除した額の2分の1(ただし 環境保全活動を行う千葉市内の
10万円を上限とする。)
団体(公募)
補助回数は5回を限度とする。
700 環境局
環境保全課
太陽熱の有効利用は再生可能エネルギー普及の一翼を担うもので太陽熱利用給湯
システムの普及拡大は、低炭素社会への転換を図る上でも重要な施策である。
しかしながら、太陽光と比べ変換効率が高いにもかかわらず、設置者の負担が大きい
ことから太陽光に比べて普及は進んでいない。また、国の補助制度もなく固定価格買取
制度等の整備もされていないことから、市での補助制度を継続して実施する必要があ
る。
個人住宅に設置される太陽熱利用給湯システムの設置
市内の自己居住用住宅に新たに太陽熱を利用した給湯 自己居住用住宅に新たに太陽熱
費の一部を助成することにより、太陽熱利用の普及を目
システムを設置する者に対し、設置費用の一部を助成す を利用した給湯システムを設置
指し、本市における再生可能エネルギーの利用拡大を図
る
する者
るとともに温暖化対策を推進する。
2,250 環境局
環境保全課
東日本大震災とその後の原子力発電所の事故により、国のエネルギー政策が見直さ
れ、再生可能エネルギー等の温暖化対策にも有効なエネルギーへの転換を図ることが
174 住宅用太陽光発電設備設置費助成金 国全体で求められていることから、地域依存性が低く安定して供給される太陽エネル
ギーを使用した太陽光発電は、今後の再生可能エネルギー普及の柱として位置づけら
れいる。
太陽光発電設備に対する市民の意識を高め、設備の導
自己居住用住宅に新たに太陽光
入を図ることで、地域創出エネルギーの増大につながり、 市内の自己居住用住宅等に太陽光発電設備を設置する 発電設備を設置する者やマン
また、温室効果ガスが削減されることで、環境に配慮した 者に対し、発電設備設置費用の一部を助成する。
ションの供用部に設置する管理
低炭素型社会の実現につながる。
組合
73,620 環境局
環境保全課
自己居住用住宅に新たに省エネ
ルギーシステムを設置する者
39,100 環境局
環境保全課
自動車交通に起因する大気汚染対策及び地球温暖化対
天然ガス自動車等の低公害車を導入する事業者に対し、
策の一環として、天然ガス自動車等の普及・促進のため、
導入費用の一部を補助することにより、天然ガス自動車
市内運送事業者並びにごみ収集
事業用バス・トラック、ゴミ収集車について、天然ガス自動
等の普及・促進を図り、自動車交通に起因する大気汚染
委託業者及び許可業者
車等の低公害車を導入する事業者に対し、導入費用の一
対策及び地球温暖化対策を推進する。
部を補助する。
1,600 環境局
環境規制課
地下水汚染が生じた井戸を飲
用として使用している住民のう
ち、近傍の上水道配水管まで配
水管を
布設する場合にその費用が50
万円を超えるもの
3,600 環境局
環境規制課
上水道が未普及の地域の住民は井戸水を飲用に利用せざるをえない。
このような状況の中、水源である地下水が汚染された場合、住民の日常生活に支障を
上水道配水管布設工事の施工に係る費用のうち千葉県
きたす恐れがある。
上水道を布設することにより、住民の安全な飲料水を確
地下水汚染が生じた井戸を飲
水道局又は千葉市水道局の請求に基づき住民が負担す
安全な飲料水を確保するための恒久的な対策は上水道の布設であるが、配水管の布 保し地下水汚染対策を図る。
用に使用している住民
べき金額を補助する。
設、給水装置の設置などに係る費用の自己負担が生じることから、地下水汚染があっ
ても上水道の布設が進まない状況がある。
500 環境局
環境規制課
172 地域環境保全自主活動事業補助金
住宅用太陽熱利用給湯システム設置
173 費助成金
植林や谷津田・里山の保全活動、野生動植物の保護、河川の浄化などの環境保全活
動を行う団体は、その活動がボランティアであり、活動経費のねん出に苦慮している実
団体の活動を補助金交付により支援することで、市域の
態があり、市に経済的支援を要望する声が多い。そのため、その活動を支援・育成して
環境保全活動の一層の推進を目指す。
いくために、活動経費の補助を実施する。
住宅用省エネルギーシステム設置費助 地球温暖化の防止並びにエネルギーの安定確保及びエネルギー利用の効率化・最
適化を実現する「エコ住宅」の普及促進を図る。
175 成金
176 低公害車普及促進事業補助金
地下水汚染に係る浄水器設置費補助
177 金
地下水汚染に係る上水道配水管布設
178 事業補助金
自動車交通に起因する大気汚染、特にディーゼル自動車から排出される窒素酸化物
や粒子状物質等による汚染対策及び地球温暖化対策として天然ガス自動車等の低公
害車を普及促進する必要があるが、天然ガス自動車等の低公害車は、通常の自動車
に比べ高額なため、普及が進まない状況にある。
市内において自らが居住する住宅に、住宅用省エネル
ギーシステムを設置する者に対し、その経費の一部を助
成することにより、住宅用省エネルギーシステム及び再生
可能エネルギーの導入を支援し、地球規模での環境保全
や安全なエネルギーの確保を図り、環境にやさしいまちづ
くりを推進する。
市内の自己居住用住宅に省エネルギーシステムを設置
する者に対し、設置費用の一部を助成する。
対象となるシステム
・家庭用燃料電池システム(エネファーム)
・定置用リチウムイオン蓄電システム
・エネルギー管理システム(HEMS)
・電気自動車充給電設備
・地中熱ヒートポンプシステム
上水道が未普及の地域の住民は井戸水を飲用に利用せざるをえない。
このような状況の中、水源である地下水が汚染された場合、住民の日常生活に支障を
浄水器を設置し、井戸水を処理することにより、住民の安 上水道の布設が困難な世帯に対して、浄水器の購入
きたす恐れがある。
全な飲料水を確保することで地下水汚染
(市の指定する取扱業者からの購入)及び設置に要する
地下水汚染対策としては上水道配水管を布設し、地下水に代えて水道水を飲用とす
対策を図る。
費用の一部を補助する。
ることが対策となるが、地域によっては既存の配水管から住居までの距離が遠いため
上水道の布設が困難な状況がある。
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No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
補助目的・効果
上水道を利用する場合に必要となる給水装置の設置費
用及び給水申込金を融資し、その利子を補給
上水道が未普及の地域の住民は井戸水を飲用に利用せざるをえない。
することにより、上水道の布設を促進し、住民の安全な飲
このような状況の中、水源である地下水が汚染された場合、住民の日常生活に支障を
料水を確保し地下水汚染対策を図る。
きたす恐れがある。
179 上水道給水装置設置等資金利子補給 安全な飲料水を確保するための恒久的な対策は上水道の布設であるが、水道本管が また、地下水汚染に係る上水道配水管布設事業の補助
対象となる住民であっても、事情により同制
住居前まで配管されたとしても給水装置の設置や給水申込金などに係る費用の自己負
度の利用が難しい場合に浄水器の設置に関し、その費用
担が生じることから、地下水汚染があっても上水道の布設が進まない状況がある。
を融資等することにより、地下水汚染対策を
図る。
補助内容
補助対象者
上水道の供給を受けるための給水装置設置に係る費
用、給水申込金又は浄水器の設置に係る費用を融資し、
その融資利息について負担する。期間は3年間。
地下水汚染が生じた井戸を飲
①給水装置設置費用及び給水申込金:融資上限額100 用として使用している住民
万円
②浄水器設置費用:融資上限額 50万円
H26予算
(千円)
所管局
602 環境局
所管課
環境規制課
180 生ごみ減量処理機購入費補助金
生ごみ減量処理機の購入費の補助を行うことで、生ごみ
の減量・資源化を促進するとともに市民のごみ処理に対
人口の増加、大量消費社会への移行とともに可燃ごみが増加する中で、清掃工場で
する意識の高揚を図ることで、家庭から排出される可燃ご
の焼却ごみ量の削減や、最終処分場の延命化を図るため、家庭から排出される可燃ご
み量が削減し、そのことにより、清掃工場での焼却ごみ量
み量の削減が課題となっている。
や最終処分場への焼却灰の搬入量を削減することができ
る。
生ごみ減量処理機を購入する者に対し、同一住居当たり
1基に限り購入費の一部を補助する。なお、一度補助金 市内に住所を有する生ごみ減量
の交付を受けた者は、交付決定を受けた日から5年を経 処理機購入者
過すれば、再び補助金の交付を申請することができる。
6,903 環境局
廃棄物対策課
181 生ごみ肥料化容器購入費補助金
生ごみ肥料化容器の購入費の補助を行うことで、生ごみ
の減量・資源化を促進するとともに市民のごみ処理に対
人口の増加、大量消費社会への移行とともに可燃ごみが増加する中で、清掃工場で
する意識の高揚を図ることで、家庭から排出される可燃ご
の焼却ごみ量の削減や、最終処分場の延命化を図るため、家庭から排出される可燃ご
み量が削減し、そのことにより、清掃工場での焼却ごみ量
み量の削減が課題となっている。
や最終処分場への焼却灰の搬入量を削減することができ
る。
生ごみ肥料化容器を購入する者に対し、同一世帯当たり
2基に限りその購入に係る費用の一部を補助する。なお、 市内に住所を有し、本市が指定
一度補助金の交付を受けた者は、交付決定を受けた日か した取扱業者から生ごみ肥料化
ら5年を経過すれば、再び補助金の交付を申請すること 容器を購入した者
ができる。
987 環境局
廃棄物対策課
182 古紙・布類分別収集補助金
本市では、一般廃棄物ごみ処理基本計画に基づき、焼却ごみ1/3削減を目指し、各地
域で資源回収事業を展開しているが、古紙・布類の分別・資源化を更に進展させるため
には、多様な資源化の機会が必要であり、ごみステーションを活用した分別収集が効果
的である。
ごみステーションにおいて分別収集することで、ごみの減
量化と再資源化を促進するとともにごみに対する市民の
関心を高め、資源の有効利用に対する意識の向上を図
り、更に焼却ごみの削減を推進する。
千葉市再資源化事業協同組合が、家庭ごみステーション
に排出された資源物(古紙・布類)を回収する事業に対し、
千葉市再資源化事業協同組合
回収に要する事業費の一部を回収量に応じ補助金として
交付する。
135,939 環境局
収集業務課
183 資源回収事業育成補助金
本市では、一般廃棄物処理基本計画に基づき、焼却ごみ1/3削減を目指し、可燃ごみ
に含まれる資源化可能な古紙・布類を市民が分別・再資源化することにより、環境負荷
の低減、清掃工場の建て替え費用の削減や最終処分場の延命化などに取り組んでいく
必要がある。
ごみの減量化と再資源化を推進するためには、リサイク
ル産業の維持・発展が重要であり、安定的な事業運営を
確保し、資源回収業者の育成を図るとともに再資源化を
推進する。
千葉市再資源化事業協同組合が資源回収登録団体から
引き渡された資源物(古紙・布類)を回収する事業に対し、
千葉市再資源化事業協同組合
回収に要する経費の一部を回収量に応じて補助金として
交付する。
64,702 環境局
収集業務課
184 資源回収促進奨励補助金
本市では、一般廃棄物処理基本計画に基づき、焼却ごみ1/3削減を目指し、可燃ごみ
に含まれる資源化可能な古紙・布類を市民が分別・再資源化することにより、環境負荷
の低減、清掃工場の建て替え費用の削減や最終処分場の延命化などに取り組んでいく
必要がある。
市内において営利を目的とせ
ず、年間を通じて資源回収を行う
地域において資源回収を実施することで、ごみの減量化
資源回収登録団体(町内自治会、子ども会、PTA等)が自 ことのできる、概ね20世帯以上
と再資源化を促進するとともに、ごみに対する市民の関心
主的に資源物(古紙・布類)を回収し、回収業者へ引き渡 の地域団体で、あらかじめ、市に
を高め、資源の有効利用に対する意識の向上を図り、更
す活動に対し、回収量に応じて奨励補助金を交付する。 資源回収団体として登録してい
なる焼却ごみの削減を推進する。
る団体(町内自治会、子ども会、
PTA等)
34,970 環境局
収集業務課
28 / 50 ページ
No.
補助金名
185 高齢者等ごみ出し支援事業補助金
補助事業を必要とする背景・課題
高齢化が進み、ごみ出しが困難な高齢者や障害者世帯が増加しているため、ごみ出
しを支援する必要が生じている。
補助目的・効果
補助内容
超高齢化社会を見据え、ごみ出しが困難な高齢者及び障
害者世帯のごみ出しを週1回以上行い、見守り支援を兼 粗大ごみ以外の家庭ごみ及び資源物を利用者宅からご
ねてごみ収集時に「声掛け」を行う地域団体等の活動を促 みステーションへ排出する行動
進する。
ごみステーション管理支援事業補助金制度を平成28年3
市内に2万か所以上あるごみステーションへの不法投棄・不適正排出防止を効果的に 月までの期間限定で設け、ごみステーションの管理に要 町内自治会がごみステーションを管理するために要する
する経費の一部を補助することにより町内自治会のごみ 経費の一部を補助する。
ステーション管理活動の活性化を図る。
186 ごみステーション管理支援事業補助金 行うために、町内自治会が積極的にごみステーションを管理する必要がある。
補助対象者
所管局
所管課
家庭系ごみ収集団体
14,000 環境局
収集業務課
ごみステーションを管理している
町内自治会
20,000 環境局
収集業務課
37,090 環境局
収集業務課
自宅の汲取り便槽または単独処
理浄化槽(し尿のみを処理)に換
えて合併処理浄化槽を設置する
市民(下水道等の計画区域を除
く)
6,344 環境局
収集業務課
2,042 環境局
施設課
187 し尿汲取り助成金
し尿収集運搬許可業者がし尿の収集運搬に要する経費
の一部として、次に掲げる区分による単価にその月の作
業量を乗じて得た額の合算額を助成する。
(1)普通区域 定額制 580円(1人) 従量制 1,160円(1
し尿収集運搬許可業者に対して、し尿汲取り助成金を支 件)
公共下水道の整備普及に伴い、し尿収集世帯数・収集量は年々減少しており、し尿収 給することで、し尿処理手数料の受益者負担軽減の措置 (2)特別区域 定額制 660円(1人) 従量制 1,800円(1
集対象世帯も市内に散在化傾向にあるなかで、し尿収集手数料の市民負担を軽減する 並びに収集業者の運営及び作業員の確保等を容易にす 件) 定額制月2回以上 450円(1人)
し尿収集運搬許可業者
とともに、し尿収集運搬許可業者の円滑な事業運営を図ることが求められている。
ることにより、本市におけるし尿収集運搬及び処理事業の *定額制 : 一般世帯、アパートでも世帯別に便槽があるも
円滑な運営と市民サービス向上を図る。
のに適用
*従量制 : 水を使用するトイレ、アパート等の共同トイレ、
不特定多数が使用する事務所、飲食店等に適用
*特別区域 : 収集場所から搬入地の「衛生センター」まで
の距離が約10Km以上の区域
188 合併処理浄化槽設置事業補助金
下水道法に基づく認可区域及び農業集落排水事業採択
区域を除く区域において、自己居住用の戸建住宅に設置
された単独処理浄化槽又は汲取り便槽に換えて合併処
公共用水域の汚染源となる台所等の生活雑排水を垂れ
理浄化槽(新築・建替えに伴うものは除く。)を整備する費
公衆衛生の向上と生活排水による公共用水域の水質汚濁を防止する上で合併処理 流す汲取り世帯と単独処理浄化槽世帯の解消を目的に、
用を補助する。
浄化槽の設置は有効であるが、市民負担による設置のため、整備が進まない状況であ 合併処理浄化槽の設置を促進することにより、し尿等の
また、単独処理浄化槽を合併処理浄化槽に転換する場
る。
適正な処理を図り、生活環境の保全及び公衆衛生の向上
合、転換にかかった費用のうち18万円を限度に上乗せ補
に資する。
助するとともに、合併処理浄化槽と併せて放流先のない
場合の処理装置(蒸発・拡散装置)を設置した場合20万円
を限度に上乗せ補助する。
189 水道給水装置設置事業補助金
一般廃棄物の最終処分場である新内陸最終処分場では、遮水構造の埋立場に焼却
御殿町及び中田自治会区域内
灰や不燃ごみ等が埋立てられ、底部に布設されている浸出水集配水管により、集めら 民家井から上水道への転換を促進し、安心して使用が可
並びに旧若葉北部地区簡易水
上水道の整備に伴い住民が負担する経費の一部として、
れた汚水を処理施設で適正に浄化した後、放流している。
能な生活用水を確保することにより、処分場周辺地域住
道事業区域(旦谷町・更科町・大
給水申込納付金に係る金額を補助する
最終処分場の周辺は民家井の利用が多く、万一の災害等による埋立場の影響から、 民の生活環境の向上を図る。
井戸町・谷当町・下田町・上泉町
生活用水の使用を制限されないよう対策を講じる必要がある。
及び下泉町の各一部)の住民
千葉市地区労働者福祉協議会が実施する勤労者の相互
親睦を図り、健全な余暇活動を促進するために行う各種
福利厚生事業の経費のうち、収入を除いた額について補
市内中小企業の多くは、企業規模等の問題から単独で従業員のための福利厚生事 市内に勤務又は居住する労働者とその家族を対象に、企
助する。
勤労者福利厚生事業等補助金(勤労者 業を実施することが難しくなってきている。このため、各企業の枠にとらわれず、勤労者 業を超えて相互親睦を図り、勤労者の文化、教養を目的
千葉市地区労働者福祉協議会
190 福利厚生事業)
の参加を募ることにより、合同で各種福利厚生事業を実施し、労働環境の改善を行って とした各種福利厚生事業を実施することは、市内勤労者
ー事業例ー
いく必要がある。
の福利向上につながる。
・勤労者交流事業(労働環境改善のための学習会・交流
会)
・講演会事業(労働環境等の向上を図る内容のもの)
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H26予算
(千円)
400 経済農政局
経済企画課
No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
補助目的・効果
補助内容
補助対象者
H26予算
(千円)
所管局
所管課
千葉商工会議所が、市内中小企業の労働力の確保と雇
単一の中小企業では、実施することが難しいホームペー 用の安定を図るために実施する事業に要する経費から収
中小企業においては、規模等の関係から、労働力確保のために行う求人募集のホー
ジの作成、就職面接会、新入社員研修といった各種事業 入を除いた額について補助する。
勤労者福利厚生事業等補助金(労働対 ムページ作成、就職面接会の実施、従業員の職場定着のために行う新入社員教育・
を千葉商工会議所が参加企業を募り、複数の企業参加に 事業例
千葉商工会議所
191 策事業:千葉商工会議所)
フォローアップ研修等の各種事業を単一企業で実施することが難しい状況となってい
より実施することにより、市内中小企業の経営の安定化を ・就職情報事業(求人のためのホームページ作成)
る。
図る。
・新入社員教育
・フォローアップ研修
310 経済農政局
経済企画課
現在、働く者の祭典として、勤労者意欲の向上、勤労者の
福祉向上と生活向上のために実施されており、参加者も
メーデーは、労働者が8時間労働を求めて、ゼネストを行ったことを起源としており、8
組織内労働者に限らず、広く一般市民の参加を呼びかけ 労働団体が、勤労者の労働意欲の向上を図るために行う
勤労者福利厚生事業等補助金(労働対 時間労働を獲得するまで多大な労苦があったことを多くの人が知らない。そこで、メー
ている。行事についても、式典だけでなく、子供も楽しめる イベントの開催に要する経費のうち、収入を除いた額の一 市長が適当と認めた労働団体
192 策事業:千葉県中央メーデー)
デーへの参加を通じ、働くことの意味について認識を新たにして深めるために実施して
イベントもあり、家族で参加できる内容となっている。これ 部を補助する。
いる。
らのイベントの参加を通じて、様々な世代の人々が労働
問題についての認識を持ってもらうことを目的とする。
130 経済農政局
経済企画課
90 経済農政局
経済企画課
54,204 経済農政局
経済企画課
352,000 経済農政局
産業支援課
下記の職業訓練法人が実施する、技能向上・資格取得の
ための講習会、職業訓練等の事業に係る経費のうち、収
職業訓練法人が行う技能講習会、資格取得のための講 入を除いた額について補助する。
中小企業単独では、職業に応じた技能向上のための職業訓練を行うことが難しい状
習会、職業訓練に各企業の従業員が参加することにより ・千葉県菓子職業訓練協会・・・菓子職人の技能向上のた 千葉県菓子職業訓練協会、千葉
勤労者福利厚生事業等補助金(認定職 況であることから、職業能力開発促進法に基づき認定職業訓練を行うことができる職業
単独企業においては困難な労働者の能力を開発し、また めの講習会
県建築設備高等技術専門校、職
193 業訓練助成事業)
訓練法人が実施する技能講習会や職業訓練に従業員を受講させることにより、職業に
技能向上を達成することにより、職業の安定と労働者の ・千葉県建築設備高等技術学校・・・管工事業者の子弟及 業訓練法人「日塗装会」
必要な労働者の能力を開発する。
地位の向上を高めることを目的とする。
び従業員の技術向上のための訓練
・職業訓練法人「日塗装会」・・・技能・技術向上及び資格
取得を目指した実技講習会
中小企業は、規模等が小さいことにより、企業単体で健康維持増進事業や生活安定
勤労者福利厚生事業等補助金(勤労者 事業といった福利厚生事業を実施する余裕とメリットがない。このため、多くの中小企業
194 福祉サービスセンター事業)
を会員として集結させ、一体的に福利厚生事業を実施し、中小企業勤労者の豊かで健
康的な生活を支援する必要がある。
195 所有型企業立地促進事業補助金
(公財)千葉市産業振興財団内にある勤労者福祉サービス
センターが、その会員企業である中小企業の勤労者等を
対象に、健康維持増進事業、生活安定事業、共済給付事
業といった福利厚生事業を実施することにより、企業単体
で受けることができなかったサービスを受けることができ、
中小企業勤労者の福祉増進が図れる。
会員企業である中小企業の勤労者等を対象に、健康維
持増進事業、生活安定事業、共済給付事業といった福利
厚生事業を実施する(公財)千葉市産業振興財団にある勤 (公財)千葉市産業振興財団
労者福祉サービスセンターの職員の人件費及び運営費に
ついて補助する。
市内において事務所や工場等を取得・建設して操業した
極めて厳しい財政状況の中、財政健全化プランに基づく歳入確保策の一環として、本
企業や、建物等の増設や建て替えなどを行った企業など
市外企業の市内への立地促進、市内企業の設備投資及
事務所や工場等を取得・建設し
補助事業を遂行することにより、市外企業の市内への立地促進、市内企業の設備投資
に対し、取得した土地、家屋、償却資産にかかる固定資
び雇用の拡大により、税源の涵養や地域経済の活性化
て操業した企業、建物等の増設
及び雇用拡大を促進し、もって税源の涵養と地域経済の活性化を図る施策として必要
産税・都市計画税相当額の補助及び雇用奨励補助を行
が図られる。
や建て替えなどを行った企業
不可欠である。
う。
30 / 50 ページ
No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
所管課
196 賃借型企業立地促進事業補助金
極めて厳しい財政状況の中、財政健全化プランに基づく歳入確保策の一環として、本
市内において事務所や工場等を賃借して操業した企業な
補助事業を遂行することにより、市外企業の市内への立地促進、市内企業の設備投資 市外企業の市内への立地促進、市内企業の雇用の拡大 どに対し、賃借料の補助、法人市民税法人税割額に対す 事務所や工場等を賃借して操業
及び雇用拡大を促進し、もって税源の涵養と地域経済の活性化を図る施策として必要 により、税源の涵養や地域経済の活性化が図られる。
る補助及び雇用奨励補助を行う。
した企業
不可欠である。
※それぞれ補助限度額あり
86,000 経済農政局
産業支援課
197 企業立地促進融資制度利子補給金
企業立地促進融資制度利用者が、取扱金融機関に支
払った利息の一部を補助する。
既に、近隣他自治体においては、企業の初期投資に対し、非常に高いインセンティブ 本市に、土地・建物等を取得して立地する企業に対し、 <利率(予定)> 3年以内 年1.2%以内、5年以内 年
を与えた補助メニューが存在しており、それらに対抗し、都市間競争に勝ち抜くために 設備投資に必要な資金について、長期・低利・固定金利 1.4%以内、7年以内 年1.6%以内、
は、本市においても初期投資への支援手段を確保する必要がある。
での有利な資金調達手段を提供することにより、本市へ
10年以内 年1.8%以内、15年以内 年
また、本市に定着する可能性が高い、所有型での企業立地を更に加速することによ の更なる立地を促す。
2.2%以内、20年以内 年2.4%以内
り、将来にわたる税収基盤の拡大を確固たるものにする必要があることから、市内への 競争が激化している企業誘致に係る都市間競争を勝ち <利子補給率> 年1.1%(当初5年間)
設備投資及び雇用拡大を促進し、もって税源の涵養と地域経済の活性化を図る施策と 抜き、優良・有望な企業の本市への立地を促すことによっ ※なお、本制度は、土地・建物を取得して千葉市へ立地
して必要不可欠である。
て、税収基盤の強化及び市内雇用の確保を行う。
する企業に対する、初期投資への支援手段として創設す
るものであり、千葉市企業立地促進事業補助金制度を補
完するもの。
資本金10億円以下の企業で、千
葉市所有型企業立地促進事業
補助金制度の対象者及びその
関連企業
(千葉市所有型企業立地促進事
業補助金制度の対象施設に対
する設備資金等が融資制度の
対象)
87,650 経済農政局
産業支援課
千葉市大学連携型起業家育成
施設に入居(しようと)するもの
で、大学若しくは高等専門学校
入居企業の賃料負担の軽減を目的として補助金を交付
の研究シーズを活用し、又は大
している。
施設退去後も市内で事業活動を行う計画を持つ施設入 学等と連携し、起業若しくは新た
補助金交付に際しては、施設退去後の市内での事業継 居者に対し、千葉市大学連携型起業家育成施設入居者 に事業を展開しようとするものの
続を条件の一つとして設けることにより、医療福祉分野の 支援補助金交付要綱に基づき賃料補助を行う。
うち、千葉市内に事務所等を有
高度技術を有する企業の市内集積を促す。
するもの又は施設を退去した後
に千葉市内に事務所等を新たに
設置して事業を行おうとするも
の。
12,442 経済農政局
産業支援課
本事業は、貿易関連事業者の育成発展と市内の貿易振
興を図るため、貿易振興推進事業を行う「千葉市貿易振
興会」が行う貿易の振興に関する事業に要する経費につ
いて補助金を交付するものであり、事業者の貿易に関す
る資質の向上、貿易活動の活発化等により、本市の産業
振興に資するものである。
*公益性について
1 本市は成田空港に近く、千葉港を擁しており、貿易の
千葉市貿易振興会が行う講演会、セミナー等会員企業の
振興が本市にとって重要であること。
千葉市貿易振興会
育成発展活動にかかる経費の一部を補助する。
2 当団体は、会員企業が製品を輸出入するということで
共通点はあるものの、業種を問わず多くの異なる業種に
より成り立っており、またいずれも経営基盤の脆弱な中小
企業であること。
3 事業内容において、国際経済交流の観点から、経済
面における貿易の重要性を広く市民に周知する活動を実
施しているとともに、国際相互理解の促進に寄与している
こと。(セミナー、研修会、講座等)
219 経済農政局
産業支援課
本事業は、新港地区における操業環境、交通問題等の
課題を解決し、産業集積と既存産業の活性化を図るた
め、新港経済新興地区における事業者団体によって構成
される「新港地区連絡協議会」が行う取組や連携等の事
業に要する経費について補助金を交付するものであり、
事業者の操業環境の向上、経済新興地区としての発展、
本市の産業振興に資するものである。
新港地区における操業環境、交通問題等の課題を解決
し、産業集積と既存産業の活性化を図るため、新港地区
新港地区連絡協議会
連絡協議会の活動に要する経費(研修会、調査活動、会
報発行等)について補助金を交付する。
146 経済農政局
産業支援課
内陸企業連合会において、経済情勢に対する市内企業
間の共通認識の醸成を図り、もって共通する課題の解決
千葉市内陸企業連合会
や地域経済の振興に資する研修研鑽活動にかかる経費
の一部を補助する。
124 経済農政局
産業支援課
観光事業等補助金(貿易振興推進事
199 業)
近年、貿易を取り巻く内容が高度・複雑化してきており、こうした中で当団体はこれらに
対応した貿易セミナーの開催や関係各機関への視察を実施しており、中小企業にとって
効果的に活用できる団体であり、市内貿易関連事業者の育成発展のためにも引き続き
補助を要する。
*長期支出の理由について
立地における営利目的の企業に対する補助金とは異なり、あくまで非営利・公的な目的
の団体への補助である。そのため、市としても、その計画・実績を絶えずチェックし、目
的において適当と認めた上で継続的な補助を行っている。
千葉市が当該地区において建築制限することを発端として当該団体設立を要請し、現
在の協議会が設立された経緯があり、また同協議会は新港地区における企業の操業
環境、交通問題等の課題を解決するための活動を実施している。
経済振興関係事業補助金(新港地区連
本事業は、新港地区における操業環境、交通問題等の課題を解決し、産業集積と既
200 絡協議会活動推進事業)
存産業の活性化を図るため、新港経済新興地区における事業者団体によって構成され
る「新港地区連絡協議会」が行う取組や連携等の事業に要する経費について補助金を
交付するものである。
当団体は本市内陸部における各企業相互の結束を図
り、関係機関との連絡調整や企業間の経営に関する共通
内陸企業連合会会員企業の経営合理化、安定化に向けた取り組みに対する支援を
問題解決、研修による研鑽により、会員企業の経営合理
行うことにより、会員企業の定着化を促すものであり、地域経済の活性化につながるも
化、安定化及び社員等の資質の向上を図り、もって地域
のである。
経済振興関係事業補助金(研修活動事
経済の振興に資することを目的とする。
(現状の課題)
201 業補助金)
(効果)
千種、こてはし地区は、県も産業集積の重点地域と位置づける地区であり、補助事業
・公的機関との協力のもと、防犯を始めとする地域貢献活
の実施により、当該地区の産業において、円高・株安・節電など、現下の不況・経済課
動の実践。
題に対し、協力して解決策を見出すことが必要である。
・サプライチェーンの寸断対策、節電対策等大震災後の
対応など、企業間での協力体制が整備されること。
31 / 50 ページ
補助内容
補助対象者
H26予算
(千円)
所管局
国が重点化を進めるライフ・イノベーション、グリーン・イノベーションは、一つのテーマ
のもとに製造からサービスまで展開できる裾野の広いテーマであり、3次産業の比率が
高く多様な業種が混在する千葉市の産業振興に適したテーマと考えられる。高度医療
や先端技術を扱う産業の支援だけでなく、身近な健康づくりのための商品やサービスも
大学連携型起業家育成施設入居者支 含めた総合的な健康支援として展開することで、新たなチャレンジを受け入れる環境が
198 援補助金
整い、既存・新規を含め、より多くの事業者の参入が期待できる。既に、医療・福祉分野
の新事業創出の拠点である千葉市大学連携型起業家育成施設(千葉大亥鼻イノベー
ションプラザ)では、ベンチャー企業による予防医療などの事業活動が活発に行われて
おり、超高齢社会での健康増進、介護予防などへのニーズをビジネスチャンスとしてい
る事例もあり、扶助費等の抑制への貢献が期待される。
補助目的・効果
No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
補助目的・効果
補助対象者
H26予算
(千円)
所管局
所管課
13,820 経済農政局
産業支援課
要綱に規定する要件を満たす商
業団体
6,000 経済農政局
産業支援課
商店街の主な顧客である近隣住民からは、商業機能に加え、防犯・防災対策や地域
・商業団体が町内自治会やNPOなどの地域団体と連携
文化の保存などの機能に対する期待が高まりつつある。
経済振興関係事業補助金(地域連携・
商業団体が実施する事業を通じ、持続的な地域経済の発 し、地域課題の解決に取り組む事業などに補助する。
要綱に規定する要件を満たす商
商店街の中にはこれらのニーズを的確にとらえ、地域の関係団体と連携し活動すること
204 一店逸品創出事業)
展を促し地域商業を活性化することを目的とする。
・商業団体が地域特性や文化的資源を活用し、独自性の 業団体
で来街者の増加が見られるなどの成果を上げている例も見られ、同様の取組の広がり
高い商品などを創出する事業に補助する。
が広範な地域での商業活性化に資するものと考えられている。
5,010 経済農政局
産業支援課
増加傾向にある空き店舗を減少させ、商業の多様化を図 商業団体等が大学等と連携して、同地区内の空き店舗を
経済振興関係事業補助金(空き店舗対 千葉市内の事業所数は減少傾向にあり、日中もシャッターが下りている店舗が目立ち
商業団体と学生(大学)等で構成
り商店街利用者の利便性を向上させることをもって地域 活用し多様な事業を行う際に、空き店舗の家賃及び改装
地域商業の発展を妨げているため、空き店舗の活用を促す施策が求められている。
される実行委員会
商業の活性化を図ることを目的とする。
費の一部を補助する。
720 経済農政局
産業支援課
9,530 経済農政局
産業支援課
商店街の主な顧客である近隣住民からは、街路灯設置による防犯対策や良好な歩道
環境の整備など安心・安全な買い物環境の整備に対するニーズが高い。
良好な買い物環境を整備することにより、商店街利用者
経済振興関係事業補助金(商店街高度
しかしながら、街路灯等商店街共同施設の設置には多額の投資を要することとなり商店 の利便性を向上させることをもって、地域商業を活性化す
202 化事業)
街が単独でこれらを実施すると、財政的な基盤を脆弱化させ、他に行うべき商店街事業 ることを目的とする。
を阻害する要因になる。
補助内容
・商業団体(法人)が商圏の広域化を図るなど大規模工事
が付随する計画を策定する際に補助する。
商店街振興組合及び商店街協
・商業団体(法人)が街区内のモール化や大規模な共同 同組合
施設工事を実施する際に補助する。
商店街の主な顧客である近隣住民からは、防犯カメラ設置による防犯対策や良好な
歩道環境の整備など安心・安全な買い物環境の整備に対するニーズが高い。
良好な買い物環境を整備することにより、商店街利用者
経済振興関係事業補助金(商店街共同
しかしながら、商店街共同施設の設置には多額の投資を要することとなり商店街が単独 の利便性を向上させることをもって、地域商業を活性化す 商業団体が共同施設を設置、修繕する際に補助する。
203 施設整備事業:設置・修繕)
でこれらを実施すると、財政的な基盤を脆弱化させ、他に行うべき商店街事業を阻害す ることを目的とする。
る要因になる。
205 策事業)
小規模事業者に対する経営改善普及事業(経営指導・相談事業等)の実施にあたり、
経済振興関係事業補助金(小規模事業 当該事業に要する経費の負担を軽減するために県市協調事業として開始した。
206 者指導事業:千葉商工会議所分)
身近に相談できる窓口や相談員がいることは、事業経営に多忙な小規模事業者にとっ
て必要な状況であり、活用されている事業である。
市内(旧土気地区を除く)の小規模事業者の経営・技術改
千葉商工会議所が実施する小規模事業者への経営・技
善を図るための事業で、小規模事業者の経営が安定する
術改善に向けた経営改善普及事業(経営指導・相談事業 千葉商工会議所
ことで、地域の商工業の振興及び地域経済の活性化につ
等)に要する経費について補助金を交付する。
ながる。
32 / 50 ページ
No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
補助内容
補助対象者
H26予算
(千円)
所管局
所管課
972 経済農政局
産業支援課
千葉市商店街連合会は、市内商店街の活性化を目的に設立された市内唯一の商店 各商店街の交流を強化する事業の実施などを通じ、商店
千葉市商店街連合会が商店街の活性化や会員間の連携
経済振興関係事業補助金(商店街共同 街統括団体であるが、各商店街は空き店舗の増加等厳しい経営環境にあることも多く、 街の課題や成功事例を一元化し、より効果的な活性化策
強化を目的として実施する事業(商業祭、のみの市、少年 千葉市商店街連合会
208 化推進事業)
事業を実施するための財源である会費収入の増加を見込める環境ではなく、統括団体 を企画・立案することにより市内商業の一層の活性化が
サッカー教室、研修事業)に対する事業補助
として商業振興に貢献する事業を実施することの困難さが増している。
期待できる。
2,280 経済農政局
産業支援課
中心市街地の活性化のための下記事業の実施に対して
補助金を交付する。(補助率:1/2以内)
○ガイドマップ事業(イベント・店舗情報を掲載したガイド
マップの発行)
○オープンカフェ事業(千葉駅前大通りにてオープンカ
フェを実施)
○花の街推進事業(区域内の自治会・商店街に対する花
千葉経済圏の中心である千葉市中心市街地の発展は、千葉市全体にプラスの効果を 千葉商工会議所が実施する各種事業を支援することによ
経済振興関係事業補助金(中心市街地
苗の配送支援等)
波及させるため、既存の集積等の活用による都市の魅力及び経済活力の向上が課題 り、中心市街地の賑わいが創出され、また、まちなかの回
千葉商工会議所
209 活性化事業)
○クリーンアップ事業(中央地区みはる会との共催による
である。
遊性が向上することを目的としている。
清掃活動)
○セーフティガード事業(中央地区みはる会、中央警察署
などとの夜間巡回パトロールの実施)
○隠れ美味発見事業(中心市街地での食べ・飲み歩きイ
ベントを実施)
○まちづくり推進事業(中心市街地の中・長期的な活性化
策検討のための研修会・視察会を実施)
4,030 経済農政局
産業支援課
306 経済農政局
産業支援課
小規模事業者に対する経営改善普及事業(経営指導・相談事業等)の実施にあたり、
経済振興関係事業補助金(小規模事業 当該事業に要する経費の負担を軽減するために県市協調事業として開始した。
207 者指導事業:土気商工会分)
身近に相談できる窓口や相談員がいることは、事業経営に多忙な小規模事業者にとっ
て必要な状況であり、活用されている事業である。
補助目的・効果
地区内(旧土気地区)の小規模事業者の経営・技術改善
千葉市土気商工会が実施する小規模事業者への経営・
を図るための事業で、小規模事業者の経営が安定するこ
技術改善に向けた経営改善普及事業(経営指導・相談事 千葉市土気商工会
とで、地域の商工業の振興及び地域経済の活性化につな
業等)に要する経費について補助金を交付する。
がる。
組合が始めた喫煙者のマナー向上等のための美化活動等に対して、補助を開始し
た。平成1 5年5月に健康増進法が施行され、現在、多数の者が利用する施設の管理者
に対し、受動喫煙を防止するために必要な措置を講ずるよう努力義務が課せられてお
り、さらに、平成1 7年2月2 7日には、たばこの広告や販売を制限する「たばこの規制に
関する世界保健機関枠組条約」が発効するなど、このところ国内外ともに、たばこ対策
が打ち出されてきた。千葉県でも県民の健康づくりの指針である「健康ちば2 1」(平成1
研修や美化活動を通じて喫煙マナーの啓発や未成年者
経済振興関係事業補助金(美化・研修 4年2月策定)に基づき、健康目標の達成に向け、たばこと健康に関する正しい知識の普
ポケット灰皿の配付等によるマナー向上活動、駅周辺の
の喫煙防止を訴えることにより、快適な歩道環境の確保、
210 活動事業)
及や未成年者の喫煙防止、禁煙を希望している者への支援、受動喫煙防止対策を柱と
清掃等の美化活動、受動喫煙規制対策等の研修活動
受動喫煙、未成年者の喫煙など防止することができる。
して、たばこ対策を積極的に進めている。
また、九都県市(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さい
たま市、相模原市)では、受動喫煙による健康への悪影響に関する正しい理解の普及
啓発や、公共的施設における受動喫煙防止対策の適切な取組みを進めるため、共同し
て受動喫煙防止対策のキャンペーンを行っている。 このような情勢の中、組合の実施す
る美化活動等は、行政のたばこに関する施策につながりのある活動である。
33 / 50 ページ
千葉たばこ商業協同組合 千葉
支部
No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
所管課
財団が本市産業の振興を目的として、市内事業者等を
対象とした各種の支援事業を実施することが可能となるよ 公益財団法人千葉市産業振興
うに、事業実施にあたり財団の他の財源では賄いきれな 財団
い事業経費を補助する。
104,257 経済農政局
産業支援課
事業者が金融機関に支払う利息の一部を半年ごとに補
助する。
<基準利率(振興資金)> ※H25年度基準
1年以内 年1.6%以内 3年以内 年1.8%以内 5
年以内 年2.0%以内
中小企業は地域産業や雇用の基礎を支えている重要な存在であるが、大企業と比べ 中小企業がより低いコストで資金を調達できる環境を整 7年以内 年2.3%以内 10年以内 年2.5%以内
て財務基盤が弱く信用力が低い。そのため、金融機関から融資を受ける際の審査や条 えることにより、事業拡大や設備投資を促進し、市内経済 15年以内 年2.7%以内
市内で事業を行っている中小
件面(金利や融資期間等)において不利になる場合が多く、積極的な経営の拡大や設 の発展や市税の確保、雇用の創出といった幅広い経済効 <利子補給率>
企業、個人事業者
備投資が困難な状況にある。
果が期待できる。
年0.6% → 振興資金(市外企業における運転資金)
年0.8% → 振興資金(上記以外)、小規模事業資
金、経営安定資金
年1.4% → トライアル支援資金、チャレンジ資金、環
境経営応援資金
年1.7% → 災害復旧資金
1,014,000 経済農政局
産業支援課
消費税増税前の駆け込み需要と、4月以降に予想される消費低迷の平準化のため、 販売額面に10%上乗せした金額で買い物ができる「プレ
商品券発行における「プレミアム分負担」や商品券発行に 千葉市プレミアム商品券事業実
消費意欲を刺激し、かつ来街を促す取り組みとして、「プレミアム付き商品券」を発行す ミアム付き商品券」を発行することにより、消費意欲を刺
係る経費の一部を補助する。
行委員会
る。
激し、かつ来街を促す効果がある。
90,000 経済農政局
産業支援課
214 ロー事業費補助金
(公財)ちば国際コンベンションビューローは、1989年の幕張メッセ開設と同時に県内
へコンベンションを誘致するために設立された。本市へのコンベンション誘致・開催支援
を実施し、本市活性化に寄与している。東京ビッグサイトやパシフィコ横浜等との国内競
争だけでなく、海外との競争も激化している中、国もMICE事業の重要性を認識し、成長
戦略に「MICE誘致体制の構築・強化」を明記する等、近年益々事業の重要性が高まっ
てきている。
コンベンションの誘致・開催支援を推進する(公財)ちば国
(公財)ちば国際コンベンションビューローが実施するコン
際コンベンションビューローに対し、その事業を補助するこ
(公財)ちば国際コンベンション
ベンションの誘致・開催に係る事業費及び同財団職員人
とにより、コンベンション開催都市・千葉市のイメージ向上
ビューロー
件費の総額の1/5以内を助成する。
や経済の活性化に貢献している。
18,959 経済農政局
集客観光課
215 国際会議開催補助金
平成24年3月閣議決定の「観光立国推進基本計画」では、国際会議等MICEの国際競
争力強化を、政府が総合的かつ計画的に講ずべき施策として位置づけ、国として重点
的に取り組む方針を打ち出している。国際会議等MICE開催は、開催地の地域経済に
大きな経済波及効果をもたらすのみならず、各界の世界的リーダーが地域と交流するこ
とにより新産業創出の契機となったり、都市イメージの向上に寄与したりと、開催地や国
にとって大きな恩恵がある。このため近年諸外国では国を挙げてMICE誘致推進に取り
組む中、こうした競合国と比して日本の相対的な地位の低下が危惧されることから、平
成25年6月安倍内閣成長戦略の中で「国際会議等(MICE)誘致体制の構築・強化」が明
記され、国としての取組み強化が図られているところである。
本市が国際会議誘致競争に打ち勝つには、県及び(公財)ちば国際コンベンションビューロー
と協調して誘致推進体制を構築する必要がある。本補助金は県の市町村協調補助制
度を活用し、効果的に誘致活動を推進していく重要なツールである。
国際会議の市内での開催の増加が、本市経済の発展
及び都市イメージの向上、国際観光の振興に寄与するこ
国際会議の開催に伴い、主催者が支出する経費の一部
とを鑑み、市内で開催される国際会議に要する経費につ
を補助する。
いて、補助金を交付し、国際会議の市内への誘致を促進
するとともにその開催を円滑化する。
1,823 経済農政局
集客観光課
12,113 経済農政局
集客観光課
212 中小企業資金融資利子補給金
経済振興関係事業補助金(商業活性化
213 商品券事業)
(公財)ちば国際コンベンションビュー
本市の観光振興の中心的役割を担う団体への助成として、(公社)千葉市観光協会の
実施する公益事業に対して補助を行っている。
観光振興には、個別の施設(公的施設も含む)や企業などが担うべき分野と行政が担
観光事業等補助金((公社)千葉市観光 うべき分野(千葉市観光全体のPR、情報提供や観光案内所などがあり、行政が担うべ
216 協会公益事業)
き分野の補完機能として観光協会が存在している。
一方で、観光協会の主な収入は会費収入であり、会員数が増加がなかなか見込めな
いなかで、経済効果が高い観光事業に対する市民の期待は大きくなっており、補助要
綱の範囲内で継続的補完する必要がある。
千葉市の特性を活かして、事業者の経営革新及び新事
業創出の促進、その他地域産業の振興に資する事業を
実施することにより、活力ある地域経済社会を構築し、市
民生活の向上を図る。
本市においては、既存の観光資源を連携・活用させ、効
果的に外部に周知することにより、来葉者の増加・千葉市
のイメージの向上を目指している。
その中で観光協会が実施している観光情報の収集及び
情報発信、各種イベント開催等の事業は公益性が高く、
外客の誘致及び千葉市のイメージの向上に大きく寄与し
ていることから、本市の目指している方向と同一である。
また、観光協会が事業を行うことにより、専門的知識及
び経験を有する職員を活用することができるとともに、会
員である民間事業者の力も活用しながら、本市観光振興
のより一層の推進を図ることが可能になる。
34 / 50 ページ
補助内容
補助対象者
H26予算
(千円)
所管局
年々増加し多様化する創業や経営革新等の相談や、予測のつかない経済情勢の影
響等、中小企業支援は専門性を強く求められるため、市に代わり中小企業支援事業を
実施する主体として、専門家を有する公益財団法人千葉市産業振興財団(以下「財団」
という。)を平成13年4月1日に設立すると同時に、市は財団を中小企業の様々な課題
に専門的な解決策を提供できる団体と認定し、「中小企業支援法」に基づく指定法人
(中小企業支援センター)として指定した。
財団は市の産業施策の実施及び中小企業の支援といった営利目的の事業ではない
211 千葉市産業振興財団事業費等補助金 ため、自主財源のみでの運営が困難であることから、市からの補助金を基に事業を行っ
ている。
また、市は地域の新事業創出を総合的に支援するため、公的機関、大学、銀行等で
構成される新事業支援体制を構築し、経営支援や販路拡大、資金調達等といった諸問
題を、ワンストップで対応できる機関として、財団を「中小企業の新たな事業活動の促進
に関する法律」に基づく新事業支援体制の「中核的支援機関」として認定し、中小企業
の要望に迅速に対応できるよう、体制を強化した。
補助目的・効果
国際会議を開催する主催者
(公社)千葉市観光協会が実施する以下の公益事業に要
する費用の一部を補助する。
○観光資源開発
○観光情報発信
(公社)千葉市観光協会
○観光広報及び観光客誘致
○受け入れ体制整備
○観光地の美化清掃
No.
補助金名
217 千葉市地方卸売市場協力会補助金
補助事業を必要とする背景・課題
千葉市地方卸売市場は、市民の食生活に欠くことのできない野菜、果物、水産物など
の生鮮食料品を安定的に供給することを目的として、本市が設置している。卸売市場で
は、毎日の取引と同時に大量のごみも発生することから、環境衛生面に留意し常に市
場内を清潔にすることと併せ、ごみの減量及び適正処理が求められている。
補助目的・効果
補助内容
卸売業者、仲卸業者など市場内事業者で構成されてい
る「千葉市地方卸売市場協力会」が、排出事
業者の責務としてごみ処理事業を行っているが、開設者 千葉市地方卸売市場協力会が行う生ごみ等再生処理
である本市も開設者責任として、当該協力会
に要する費用の一部を補助する。
と一体となって取組むことにより、ごみの再資源化及びご
みの減量を一層推進することができる。
補助対象者
所管局
所管課
8,800 経済農政局
地方卸売市場
3,000 経済農政局
農政課
農業協同組合、農業生産法人
等、認定農業者、又は農業者3
戸以上で組織し、かつその中に
認定農業者若しくは認定志向農
業者を1経営体以上含む団体
700 経済農政局
農政課
農業協同組合、農業生産法人
都市住民の余暇時間の増大から、土に親しみ自然にふれあいたいという要望が高
市民が気軽に農業にふれあい、家族や地域社会とのコ
等、認定農業者、又は農業者3
農林関係事業補助金(都市農業対策事
市民農園を開設する事業者に、市民農園に必要な施設
まっており、その要望に応えるとともに、地域の活性化と遊休農地の防止、農地の有効 ミュニケーションを深める場を提供するため、市民農園の
戸以上で組織し、かつその中に
220 業_市民農園整備事業)
の設置費用の一部を補助する。
利用を図るため、市民農園の整備を促進する。
開設をすすめる。
認定農業者若しくは認定志向農
業者を1経営体以上含む団体
600 経済農政局
農政課
意欲的な農業者へ農地の集積を促進し、農地の有効利
農林関係事業補助金(農用地利用増進 農業従事者の高齢化等により耕作できずに農地の遊休化や耕作放棄地が増加傾向 用並びに効率的かつ安定的な農業経営体の育成及び確
218 事業)
であり、意欲的な農業者へ農地を集積していく必要がある。
保を図ることにより、農地の遊休化や耕作放棄地の増加
が抑制される。
所有者が新たに農地を賃貸した場合や、農業者が新たに
賃貸した農地の所有者及び農地
農地を賃借した場合、また賃借期間終了後に引き続き農
を賃借した者であって、市内に居
地を賃借した場合に、それぞれ期間・面積に応じて補助
住する者
金を交付する。
観光農園に身障者用トイレを設置する経費を補助するこ
市民が気軽に農業に触れ合うことができ、憩いややすらぎを得られる施設として観光 とにより、身障者や高齢者が気軽に農業にふれあい、家 観光農園を経営する事業者等が、身障者用トイレがな
農林関係事業補助金(都市農業対策
農園があるが、市内の観光農園の大部分には身障者トイレがなく、障害者や高齢者の 族や地域社会とのコミュニケーションを深める場を提供す い観光農園に新たに身障者用トイレを設置する場合、そ
219 事業:休養施設整備事業)
利用に支障がある状況となっている。
る。
の費用を補助する。
また、観光施設としての優位性を持てる。
農林関係事業補助金(土地改良事業:
千葉市地方卸売市場協力会
H26予算
(千円)
1東部土地改良区による鹿島川沿岸土地改良事業は、農業用排水路施設・用水路施
設及び圃場を整備し、農業経営の合理化及び安定を図ることを目的として実施され、
東部土地改良区が農業用施設及び圃場整備のため
に、金融機関から借入れた借入金(元金及び利子)の負
東部土地改良区が金融機関から借入れた借入金に対
千葉市東部土地改良区
担を軽減することによって、千葉市の農業経営の合理化・ して補助する。
2昭和53年度から平成5年度にかけて事業を実施し、地元に多額の借入金が発生した。 安定化が図られる。
221 県補助土地改良事業:鹿島川沿岸土地 国・県・地元の負担が定められている。
改良事業)
1都川上流土地改良区による都川上流土地改良事業は、農業用排水路施設・用水路
施設及び圃場を整備し、農業経営の合理化及び安定を図ることを目的として実施され、
農林関係事業補助金(土地改良事業:
国・県・地元の負担が定められている。
222 県補助土地改良事業:都川上流土地改 2昭和60年度から平成9年度にかけて事業を実施し、地元に多額の借入金が発生し
良事業)
た。
都川上流土地改良区が農業用施設及び圃場整備のた
めに、金融機関から借入れた借入金(元金及び利子)の 都川上流土地改良区が金融機関から借入れた借入金
負担を軽減することによって、千葉市の農業経営の合理 に対して補助する。
化・安定化が図られる。
千葉市都川上流土地改良区
1)北総中央用水事業は千葉市、成田市、佐倉市、東金市、八街市、富里市、山武市に
跨る約3,000ha(北総中央地区)の農地に安定した農業用水を確保するため、かんが
い整備事業を行う。
2)この事業は利根川に水源を求めた北総東部用水事業の幹線水路から、北総中央地
北総中央用水土地改良区への補助を行うことにより、国
区内に導配水する施設を新設するものである。
農林関係事業補助金(土地改良事業:
営事業にて建設された施設の維持管理、取水元の北総
北総中央用水土地改良区の運営に係る人件費及事務費
3)本事業の幹線部分や調整水槽の建設など基幹施設は国営事業で行われている。そ
北総中央用水土地改良区
223 土地改良区運営等事業)
東部土地改良区との協議調整など土地改良区の着実な 並びに管理費等について、その費用を補助する。
のため国営事業で建設された施設の維持管理や北総東部土地改良区との協議調整の
運営に寄与し、農業経営の合理化、安定化が図られる。
ため、本事業の着工と同時に「北総中央用水土地改良区」が設立された。
4)北総中央用水土地改良区の運営にあたっては、北総中央用水事業が完了するまで
に期間を要し、受益地が発生するまで受益者負担金を徴収できないため、整備が完了
するまで自主財源の確保が困難である。
35 / 50 ページ
4,066 経済農政局
農業環境整備
課
15,804 経済農政局
農業環境整備
課
2,858 経済農政局
農業環境整備
課
No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
1)北総中央用水事業は千葉市、成田市、佐倉市、東金市、八街市、富里市、山武市に
跨る約3,000ha(北総中央地区)の農地に安定した農業用水を確保するため、かんが
い整備事業を行う。
2)この事業は利根川に水源を求めた北総東部用水事業の幹線水路から、北総中央地
農林関係事業補助金(土地改良事業: 区内に導配水する施設を新設するものである。このことから北総東部用水事業により建
224 国営土地改良事業)
設された施設の建設費並びに管理費に対して、北総中央地区の分担が決められてい
る。
3)そのため、建設費並びに管理費の北総中央地区の分担分の一部を北総中央用水土
地改良区も負担することとなるが、北総中央用水事業が完了するまで受益地が確定せ
ず、受益者負担金を徴収できないため、自主財源の確保が困難である。
補助目的・効果
補助内容
補助対象者
北総中央用水事業は利根川を水源とする北総東部用水
北総東部用水事業との協定(分水協定)に基づき、北総
から取水し、末端用水路を整備することにより、安定的な
中央用水の使用水量並びに共用する施設の建設費及び
用水補給を図り、農業経営の合理化、安定化が図られ
北総中央用水土地改良区
管理費に対して補助する。
る。
H26予算
(千円)
所管局
所管課
529 経済農政局
農業環境整備
課
1土地改良事業等により整備された、かんがい排水路、用水路、農業用井戸等の農業
農家団体が負担する、かんがい排水施設等の新設、改
生産基盤施設は、地元の土地改良区等の農家団体によって維持管理が行われてい
農林関係事業補助金(土地改良事業:
修、補修にかかる費用が軽減することによって、生産基盤
る。
225 かんがい排水対策事業)
の安定化が図れる。
2農業井戸は単に生産基盤ばかりでなく、防災等の多面的な機能も有しているが、かん
がい排水施設等の維持管理(新設、改修、補修)に多額の費用がかかっている。
千葉市内の1ha以上の受益の
かんがい排水施設等の維持管理費に対して補助する。 農家団体(土地改良区、土地改
良事業共同施行、水利組合等)
2,400 経済農政局
農業環境整備
課
昭和40年代以降の都市化により、かんがい排水の水源としていた河川等の用水に、
農林関係事業補助金(農業用水源対策 生活排水が流入し、汚濁が進み、かんがい用水として適さなくなったため、用水の水源
井戸揚水機の電気料を補助することで、農家負担を軽
226 事業)
を地下水に求めたため、井戸揚水機の電気料を補助することにより、農家負担の軽減 減すると同時に米の安定した生産を図る。
を図るため補助を実施することとなった。
水田かんがい用井戸揚水機の電気料を補助する。
土地改良区、土地改良事業共同
施行、水利組合等水田を耕作し
ている農家団体
7,109 経済農政局
農業環境整備
課
4 経済農政局
農業環境整備
課
1,121 経済農政局
農業経営支援
課
森林の整備計画により実施する、下刈・造林にかかる経
利用期を迎えつつある森林資源を活用し持続的な森林
費の一部を補助する。
経営を実現するための森林保育整備を図る。また、計画
森林組合又は林業者3戸以上
下刈:植付後10年以下の植林地において、雑草や不用
的な森林整備を実施することにより、森林の持つ多くの機
で組織する団体
木の除去
能の保全が図られる。
造林:苗木を植林して、森林を造成する
1,555 経済農政局
農業経営支援
課
森林の下刈、枝打ち、間伐に係る経費の一部を補助す
る。
下刈:植付後10年以下の植林地において、雑草や不要
木材価格の低迷、森林所有者の高齢化により、森林の荒廃が進んでいるため、森林
木の除去
森林の下刈、枝打ち、間伐、造林を実地し、森林整備を
農林関係事業補助金(優良森林整備事 が持つ水源かん養機能・生活環境保全機能・山地災害防止機能など多様な機能が発
枝打:植付後20年以下スギ林又はヒノキ林において不 森林組合又は林業者3戸以上
行うことにより、森林が持つ多様な機能が発揮されるとと
230 業_県単森林整備事業)
揮されていない状況にある。このため、森林の持つ多様な機能が発揮できるよう、下刈
で組織する団体
用枝の除去
もに、優良な森林の造成が図られる。
り・枝打ち・間伐・造林を実施し、森林整備を行う必要がある。
間伐Ⅰ:植付後15年以上30年以下の森林において、不
用木の除去不良木の淘汰
間伐Ⅱ:20%以上40%以下を伐採し、当該伐採木の本数
の80%以上を搬出集積
1,444 経済農政局
農業経営支援
課
1 .農業集落排水事業は、農業集落を対象にした下水処理事業である。
2 農業集落のトイレや台所・風呂場などから出る生活排水を処理施設に集め、それを処
理して川にもどすことにより、 農村の生活環境を快適にすることと公共水域までの水質
保全が目的である。
3 この集落排水設備に接続するには、宅地内の排水設備改造が必要である。
農業集落排水設備改造資金利子補給
4 宅地内の排水設備改造は、使用者の負担となり、相当な費用がかかるため、その資
227 金
金を借りた場合の利子補給を行うことにより、集落排水施設への接続を少しでも促進さ
せようというものである。
5 しかし、この制度は、供用開始後3年以内に宅内排水設備の工事にかかる費用(借
入)についてであり、全地区供用開始3年以上経過しており、この制度の適用は終了し
ている。
1 千葉みらい農業協同組合が、処理区域内の建築物の
所有者で構成する農業集落排水施設管理組合に農業
集落排水改造費用を融資した場合において、千葉みらい
農業協同組合に対して利子の負担を千葉市が行う
1件当たり上限50万円の借入金を「管理組合」に融資した
ことにより、融資を円滑にすることを目的としている。
千葉みらい農業協同組合に対し利子補給を行う。
千葉みらい農業協同組合
2 千葉市が利子補給を行い、受益者の負担軽減をするこ
とにより、改造工事の整備・促進を図られ、農村
の生活快適化・公共水域の水質保全が推進される。
農家から排出される使用済みの園芸用プラスチック(廃プ 農業用廃プラスチックの効率的な回収と適正処理にかか
農家から排出される使用済みの園芸用プラスチック(廃プラスチック)の適正処理は、手 ラスチック)の処理を千葉市農業用プラスチック対策協議 る費用の一部を補助する。
農林関係事業補助金(園芸用廃プラス
千葉市農業用廃プラスチック対
続きや経費並びに、環境問題等で農業者だけでは難しい状況であり、地域的な回収体 会が実施することにより、円滑で適正な処理等を推進され 適正処理に対する経費の負担割合
228 チック適正処理対策推進事業)
策協議会
制事業の確立が必要である。
農業者の負担軽減が図られるとともに、農業環境の保全 県 1/4以内 市・生産者 1/2以上 全農千葉県本
が図られる。
部 1/4以内
森林の管理は、木材価格の低迷や森林所有者の高齢化により、林業者独自で適正な
農林関係事業補助金(優良森林整備事 管理が困難な状況にあり、森林の荒廃が進んでいる。そこで、計画的に森林整備を行
229 業_森林環境保全直接支援事業)
い、森林の持つ水源かん養機能・山地災害防止機能・生活環境保全機能等の多くの機
能を保全する必要がある。
36 / 50 ページ
No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
補助目的・効果
補助内容
補助対象者
H26予算
(千円)
所管局
所管課
森林の下刈、枝打ち、間伐にかかる経費の一部を補助
する。
下刈:植付後15年以下の植林地において、雑草や不用
サンブスギ溝腐病などにより森林が荒廃しており、また、木材価格の低迷や森林所有 森林の下刈、枝打ち、間伐を実施し、森林を管理するこ
農林関係事業補助金(優良森林整備事
木の除去、天然林は35年生以下
森林組合又は林業者3戸以上
者の高齢化のため森林管理の遅れていることにより、木材生産や水源かん養などの公 とにより、森林の持つ木材生産や水源かん養としての多
231 業_地域森林環境整備事業)
枝打:植付後30年以下のスギ林又はヒノキ林において で組織する団体
益的機能の低下が進んでいるため、適正な森林管理が必要である。
様な機能の保全が図られる。
不用枝の除去
間伐:植付後30年以下の植林地において、不用木の除
去・不良木の淘汰
244 経済農政局
農業経営支援
課
非赤枯性溝腐病(サンブスギの溝腐病)により被害を受け
非赤枯性溝腐病(サンブスギの溝腐病)により被害を受けた森林を放置すると、被害
農林関係事業補助金(優良森林整備事
た森林の伐倒、搬出、伐採跡地への植栽、木材利用のた 非赤枯性溝腐病(サンブスギの溝腐病)により被害を受け
の拡大や、気象災害による倒木や森林の荒廃などの環境への悪化を招くため、被害木
森林組合又は林業者3戸以上
232 業_サンブスギ林再生・資源循環促進事 の伐採、伐採跡地の植林をするとともに、被害森林で伐採した被害材の有効活用を図 めの運搬を支援し、森林の再生を図ることにより、被害を た森林の、伐倒・搬出及び植林並びに産出材の有効活用 で組織する団体
業)
受けた森林の二次的な災害の防止、森林の荒廃を減少さ に対する事業に対してその一部を補助する。
り、森林を再生する必要がある。
せる。
1,775 経済農政局
農業経営支援
課
森林組合及び林業の担い手の活動に対し、経費の一部
を補助する。
ア 森林管理グループ対策
共同作業グループの育成、施業受託に必要な会議の開
催及び施業受託の啓蒙普及活動を行う。
イ 作業班育成強化
森林組合は、森林の施業の受託、森林施業計画、森林災害共済などの事業を行って
5ヘクタール以上の森林で作業活動のできる作業班の
森林整備の推進母体である森林組合を支援することに
農林関係事業補助金(森林振興推進事 いるが、木材価格の低迷、所有者の高齢化、森林の荒廃等、組合事業運営が困難に
設置に必要な会議及び研修会を開催し、並びにそれらに 森林組合、林業者3戸以上で
より、林業の経営安定及び振興を図られるとともに、健全
233 業_森林組合育成強化対策事業)
なっているが、森林組合は、森林整備の推進母体であり、森林整備などの事業を推進
参加すること。
組織する団体
な森林の育成に寄与する。
するために必要な団体であるため、組合育成強化の支援が必要である。
ウ 広報宣伝事業
林業経営及び緑化思想に関する情報収集並びに啓蒙
普及活動を行うこと。
エ 執行体制強化
林業技術員を設置し、当該技術員に対し森林組合役職
員給与規程による職員給与及び諸手当並びに各種事業
主負担を支払うこと。
1,650 経済農政局
農業経営支援
課
近年、鳥獣被害が拡大し、農作物に与える影響が増加し生産を不安定にし、農業の経
営に不安を与えている。特に、ハクビシン等の中型獣類による農作物被害が増え問題と
なっている。また、近隣市(市原市・印西市)においてイノシシの被害が発生しており、本 地域ぐるみの鳥獣被害防止の取り組みを支援し、農作
農林関係事業補助金(有害鳥獣対策事
市での発生に備え早期対策を実施している。
物の被害を減少させ、農作物の安定生産、農家の経営安
234 業)
平成25年2月20日に千葉市鳥獣被害防止計画を策定し、被害防止に努めている
定が図られる。
が、鳥獣被害防止対策を地域の実情に応じた対策が必要とされており、地域ぐるみの
総合的な有害鳥獣対策事業を行う必要がある。
2,000 経済農政局
農業経営支援
課
73 経済農政局
農業経営支援
課
いずみグリーンビレッジ事業は、若葉区東部の鹿島川を中心としたいずみ地区(15町
4,100ha)を対象に、「農業の振興を基軸として、生活環境の向上や自然環境の保全・
地域資源の活用を図り、都市部と農村部との交流を促進し、地域の活性化を目指す」も
農林関係事業補助金(いずみグリーン
のであり、地元が主体となった都市部と農村部の交流活動の推進が課題となっている。
235 ビレッジ推進事業)
このため、若葉区富田町の「コスモスまつり実行委員会」が行っている。地元農地を活
用し、景観作物であるコスモスの花を咲かせ、都市部と農村部の交流及び地域の活性
化を図る事業に対し市が支援する。
千葉市鳥獣被害防止計画に基づく、地域協議会、民間
団体等の実施する鳥獣被害防止活動の支援を行う。
(1)被害防止推進 ①推進体制の整備、②個体数調
対策協議会、民間団体等
整、③被害防除、④生息環境管理
(ハクビシンの捕獲・イノシシ捕獲・カラス対策、など。)
若葉区東部の農業振興地域内に位置する15町(旦谷
町・谷当町・下田町・大井戸町・下泉町・上泉町・更科町・
地域住民団体が、農産物等の地域の資源を活用して行 千葉市若葉区いずみ地区にお
御殿町・中田町・富田町・古泉町・小間子町・野呂町・和泉
う、都市部住民との交流イベント等の費用の一部を補助 いて普及啓発活動を実施する地
町・中野町)において、農業を基軸として施設の整備及び
する。
域住民団体
各種活動を行う事により、地域農業、都市部と農村部の
交流の促進及び地域の活性化が図れる。
236 農業近代化資金利子補給金
農産物の販売価格が低いことや、農業に必要な資材などの値段が上がっていることな
農業のための新しい施設の整備や機械の導入により、 農業近代化資金を借りる農業者が支払う利子の一部を
どにより、農業をすることは難しくなっている。さらに、古い施設や機械を使用した農作業
農業者
作業効率が良くなり、生産性が高まる。
補助する。
は、作業効率が悪く、生産性が低いので、効率の良い農業に改善する必要がある。
432 経済農政局
農業経営支援
課
237 農業後継者対策資金利子補給金
農業を引き継ごうとるする人は、親の代から使用してい
農作業は重労働であることや、農業では多くの収入を得にくいことから、親の農業を引 る農業の機械などが古くなり、新しく買い替えなければな
農業後継者対策資金を借りる農業者が支払う利子の一 農業後継者(千葉みらい農業
き継ごうとする人が減少し、農業者の高齢化や減少がみられ、農業後継者である「あと らない場合があるが、経済的な負担が減れば、スムーズ
部を補助する。
協同組合長の推薦を受けた者)
とり」への支援がますます必要となっている。
に農業を始めることができて、農業を引き継ごうとする人
が増える。
423 経済農政局
農業経営支援
課
238 農業経営基盤強化資金利子補給金
農業のための新しい施設の整備や機械の導入により、
農産物の販売価格が低いことや、農業に必要な資材などの値段が上がっていることな 作業効率が良くなり、生産性が高まる。
どにより、農業をすることは難しくなっている。さらに、古い施設や機械を使用した農作業 この資金は、認定農業者(農業の生産や経営を改善す
は、作業効率が悪く、生産性が低いので、効率の良い農業に改善する必要がある。
る5年間の計画をたてて市に認められた者)向けの資金
であり、計画的に農業の経営を改善できる。
154 経済農政局
農業経営支援
課
37 / 50 ページ
農業経営基盤強化資金を借りる農業者が支払う利子の
一部を補助する。
認定農業者
なお、農業経営基盤強化資金は、農業近代化資金に比
べて、長期間、低利で、多くの金額を借りることができる。
No.
補助金名
239 青年就農給付金
農林関係事業補助金(農林業団体育成
240 事業:畜産協会)
補助事業を必要とする背景・課題
補助目的・効果
新規就農者が、農業から得られる収入が少ないことに
農業従事者の高齢化や減少に歯止めをかけるため、新規就農者の確保・育成をすす 新規就農者の就農直後の経営は不安定なため、早期に
対して、最低賃金で得られる所得に相当する額を給付す
めてきたが、新規就農者の定着が課題になっている。
経営を安定させ、就農者の定着を図る。
る。
農林関係事業補助金(農林業研修事
補助対象者
原則45歳未満で就農する新規
就農者
飼料価格の高騰や従事者の高齢化、後継者不足等、多くの課題に対応するため、畜 千葉市畜産協会の組織の充実・強化を目的に、各種研 千葉市畜産協会が実施する農業者に対する畜産研修
産振興の推進母体である千葉市畜産協会を中心に、各種研修会の開催や、家畜防疫 修会及び家畜伝染病の防疫体制を強化する事業を実施 事業や、市民に対する畜産物の啓発事業について、その 千葉市畜産協会
を推進し、畜産農家の育成強化を図る必要がある。
することにより、畜産農家の経営の安定が図られる。
費用の一部を補助する。
現在、農業者の高齢化や担い手不足、輸入農産物の急増など農業を取り巻く環境は
厳しい状況にある。
農林関係事業補助金(農林業団体育成 そこで、野菜の計画的な生産及び出荷の推進並びに農業者の生産意欲の向上と経営 千葉市野菜価格安定対策協議会の管理費に対して補
241 事業:野菜価格安定対策協議会)
の安定を図ることを目的とした価格安定対策事業の必要性が益々高まってきている状 助することで、事業の円滑化及び組織の強化を図る。
況にあるため、本事業を実施する千葉市野菜価格安定対策協議会を支援し、事業の円
滑化及び組織の強化を図る必要がある。
242 業)
補助内容
現在、農業者の高齢化や担い手不足、輸入農産物の急増、資材の高騰など農業を取
り巻く環境は厳しい状況にある。
そこで、農業者の所得向上につながる技術研修会や、地産地消を推進するための市
民への市内産農産物のPRなどの必要性が益々高まってきており、農業研修及び農業
啓発事業などを実施する(一社)千葉市園芸協会を支援し、農業者の新しい技術習得や
市民への千葉市農業の理解を深める必要がある。
(一社)千葉市園芸協会が実施する農業研修及び農業
啓発事業などに対する経費を補助することで、農業者の
新しい技術習得や市民への千葉市農業の理解を深める
ことができる。
所管局
所管課
18,000 経済農政局
農業経営支援
課
400 経済農政局
農業生産振興
課
野菜価格安定対策事業の効率的な運営のため、千葉
市野菜価格安定対策協議会の事業費について、その費
用を補助する。
千葉市野菜価格安定対策協議
会
490 経済農政局
農業生産振興
課
(一社)千葉市園芸協会等が実施する農業者に対する
農林業研修事業や、市民に対する農業啓発事業につい
て、その費用を補助する。
(一社)千葉市園芸協会並びに
農林業者で組織する団体
1,000 経済農政局
農業生産振興
課
千葉市農業再生協議会
2,674 経済農政局
農業生産振興
課
10,000 経済農政局
農業生産振興
課
経営所得安定対策を推進するため、千葉市農業再生協
販売価格が生産費を恒常的に下回っている作物(米、麦、大豆、そば等)を対象にそ
農林関係事業補助金(経営所得安定対
議会が実施する現地の確認、農地の再生利用計画の策 経営所得安定対策の普及推進活動、要件確認等に係
の差額を交付し、農業経営の安定と生産力の確保を図るため、推進母体である千葉市
243 策直接支払推進事業)
定、農地の面的集積等の推進に係る経費について支援 る経費を補助する。
農業再生協議会が中心となり、経営所得安定対策を推進する必要がある。
することにより、経営所得安定対策の円滑な実施を図る。
農業協同組合、農業生産法人
及びその他農業者の組織する団
農業における生産出荷において、効率化・省力化・低コ
農林関係事業補助金(農業生産団地育 現在、農業者の高齢化や担い手不足、輸入野菜の急増、資材の高騰など農業を取り
都市農業として生産性の高い農業者を育成するため、 体で市長が適当と認める団体、
スト化を図るための農業用機械施設の整備に対し補助す
244 成事業_生産近代化機械施設整備事 巻く環境は厳しく、農業者が、生産出荷の効率化や省力化などを図るための農業用機 ることで、農業者の経営の安定と市民への食料の安定供 作業の効率化・省力化・低コスト化を目的とした農業用機 認定農業者、又は農業者3戸以
業)
械施設を、自己資金だけで整備することは、経営的に非常に厳しい現状にある。
械施設の整備に対し補助する。
上で組織し、かつその中に認定
給を図ることを目的とする。
農業者又は認定志向農業者を1
経営体以上含む団体。
38 / 50 ページ
H26予算
(千円)
No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
補助目的・効果
補助内容
補助対象者
H26予算
(千円)
所管局
所管課
水稲の病害虫等の駆除は、良質な米の安定生産のために必要であるが、農業従事者
の高齢化や労働力不足により個々の農家による防除が難しいため、一斉防除を実施し
農業協同組合、農業法人等、
ている。
水稲病害虫の一斉防除を実施することにより、農業従事 千葉市植物防疫協会の実施する水稲共同防除事業(イ 認定農業者又は農業者3戸以上
農林関係事業補助金(主要農産物生産
当初は、有人ヘリコプターによる空中散布であったが、水田周辺地域の都市化と農薬 者の高齢化、労働力不足に対応し、効率的な良質米の生 モチ病・カメムシ等の防除)における防除経費についてそ で組織し、かつその中に認定農
245 振興事業:植物防疫対策事業)
散布に対する関心の高まりの中、安全性の確保の観点から、平成12年度より無人ヘリ 産と、水稲生産農家の経営の安定を図る。
の一部を補助する。
業者又は認定志向農業者を1経
コプターによる防除に変更し実施しているが、地上防除を望む住民が増えつつあり、そ
営体以上含む団体
れらに対する経費負担が課題となっている。
2,529 経済農政局
農業生産振興
課
野菜は、気象条件の影響を強く受けて生産量が変動しやすく、また生活上不可欠のも
ので代替性が乏しいため、生産及び出荷量の増減により価格が変動しやすい特徴を
持っている。一般的に、価格が著しく低迷した場合は、次の栽培の作付が控えられ、そ
の結果価格が高騰し、逆に価格が著しく高騰した場合は、次の栽培の作付が拡大さ
農林関係事業補助金(野菜生産出荷安
れ、その結果価格が低迷するという傾向がある。
246 定事業)
このような特徴を持つ野菜について、供給と価格の安定を図るためには、需要に見
合った計画的な生産及び出荷を確保することが大切であるが、計画的な生産を確保す
るためには、価格の低迷が農業者の経営を悪化させ、生産意欲の減退を招くことのな
いようにすることが必要となっている。
国・県の野菜価格安定対策事業において、農業者の負
担金に対し補助することにより、主要野菜の計画的な生
産及び出荷の推進並びに農業者の生産意欲の向上及び
経営の安定を図る。
国・県の野菜価格安定事業に加入している品目(国:春
夏ニンジン、冬ニンジン 県:ゴボウ、サラダ菜、ワケギ、 千葉市野菜価格安定対策協議
ホウレンソウ)について、農業者が支払っている負担金に 会
ついて、その費用を補助する。
1,620 経済農政局
農業生産振興
課
野菜は、気象条件の影響を強く受けて生産量が変動しやすく、また生活上不可欠のも
ので代替性が乏しいため、生産及び出荷量の増減により価格が変動しやすい特徴を
持っている。一般的に、価格が著しく低迷した場合は、次の栽培の作付が控えられ、そ
の結果価格が高騰し、逆に価格が著しく高騰した場合は、次の栽培の作付が拡大さ
れ、その結果価格が低迷するという傾向がある。
農林関係事業補助金(千葉市野菜価格 このような特徴を持つ野菜について、供給と価格の安定を図るためには、需要に見
247 安定対策事業)
合った計画的な生産及び出荷を確保することが大切であるが、計画的な生産を確保す
るためには、価格の低迷が農業者の経営を悪化させ、生産意欲の減退を招くことのな
いようにすることが必要となっている。
価格安定対策事業は、野菜の計画的な生産及び出荷の推進並びに、農業者の生産
意欲の向上及び経営の安定を図ることを目的とするが、国・県の価格安定対策事業の
対象となる品目には、市内の主要品目の野菜が対象となっていない状況がある。
国・県の価格安定対策事業の対象品目以外の本市の
主要野菜において、千葉市場の野菜価格が著しく低迷し
た場合に、過去の平均価格を下回る価格の差額分を農業
者に補助することで、本市における主要野菜の計画的な
生産及び出荷の推進並びに農業者の生産意欲の向上及
び経営の安定を図る。
主要野菜の計画的な生産及び出荷(対象品目:イチゴ、
コマツナ等19品目 42対象期間)を推進するため、千葉
市野菜価格安定対策協議会は、農業者・JA・市で準備金 千葉市野菜価格安定対策協議
を積み立て、千葉市場の野菜価格が著しく低迷し、補償 会
額を下回った場合、農業者に対し補填を行う。その補填し
た額について、翌年度に市が補助を実施する。
10,970 経済農政局
農業生産振興
課
市内で飼養されている家畜に対し、各種伝染病の検査
や予防注射を行い、家畜伝染病の発生を予防するための
家畜伝染病の発生は、畜産経営に与える損害が大きいため、各家畜における病気の 各家畜における伝染病の検査や予防注射の実施に対
農林関係事業補助金(家畜伝染病予防
経費の一部を補助する。
検査や、伝染病の予防注射等を実施し、病気の発生を未然に防ぐ必要がある。しかし、 し、それに必要な経費を補助することにより、家畜伝染性
248 対策事業)
(牛の結核病・ブルセラ病・ヨーネ病の検査、牛のIBR混
その経費は安定的な畜産経営の負担要因の1つとなっている。
疾病の発生の防止と、畜産経営の発展が図られる。
合予防注射、豚丹毒予防注射、豚日本脳炎・パルボウイ
ルス予防注射、鶏病対策ワクチン投与)
農業協同組合、農業生産法人
等、認定農業者又は農業者3戸
以上で組織し、かつその中に認
定農業者若しくは認定志向農業
者を1経営体以上含む団体
1,270 経済農政局
農業生産振興
課
耕作されずに放置された農地は、人の手が入らないため、徐々に荒廃化が進み、すぐ
耕作していない荒廃した農地に対し、除草や耕起・整地 荒れた農地を、再生復元するために必要な、除草・耕
農林関係事業補助金(耕作放棄地整備 には耕作できない状態となってしまう。
等を行い、農地として再生復元することで、農地としての 起・整地等に要する経費について、その費用の一部を補
249 事業)
そこで、農地の荒廃を防ぐため、休耕化した農地を作付けが可能な状態に再生し、農
利用を図る。
助する。
地としての利用を図ることにより、農地を適正に保全する必要がある。
農業法人、認定農業者又は農
業者3戸以上で組織し、かつそ
の中に認定農業者又は認定志
向農業者を1経営体以上含む団
体
315 経済農政局
農業生産振興
課
農業者が、地球温暖化や生物多様性等に効果が高い
次に掲げる取組みを実践した場合、追加的コストに対して
支援する。
①化学肥料、化学合成農薬の5割低減の取組とカバーク
農業者が、農薬や化学肥料を通常の5割以下に削減する環境保全型農業に取り組む
ロップの作付を組み合せた取組
際には、通常の栽培よりも、労力や代替技術が必要になるなど、追加的な経費が必要と
②化学肥料、化学合成農薬の5割低減の取組と堆肥の水
なっていた。
国が行う環境保全型農業直接支援対策事業に対して、
農林関係事業補助金(環境保全型農業
質保全に資する施用を組み合せた取組
そこで、国は、平成23年度から、地球温暖化防止や生物多様性保全等に効果の高い 市が地方公共団体負担分を補助することにより、農業者
250 直接支援対策事業)
③有機農業の取組(化学肥料、農薬を使用しない取組)
営農活動に取り組む農業者に対して、当該営農活動に伴う追加的コストに対し支援し、 が行う環境保全型農業の一層の推進を図る。
④化学肥料、化学合成農薬の5割低減の取組とリビング
農業分野の有する環境保全型機能を一層発揮させることを目的として環境保全型農業
マルチを組み合せた取組
直接支援対策事業を開始した。
⑤化学肥料、化学合成農薬の5割低減の取組と草生栽培
を組み合せた取組
⑥化学肥料、化学合成農薬の5割低減の取組と冬季湛水
管理を組み合せた取組
次の要件を満たす販売を目的
として生産を行う農業者又は集
落営農(農業者グループ)
①持続農業法第4条1項の認定
(エコファーマー認定)を受けてい
ること
②農業環境規範に基づく点検を
行っていること
400 経済農政局
農業生産振興
課
39 / 50 ページ
No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
補助目的・効果
補助内容
補助対象者
H26予算
(千円)
所管局
所管課
251 バス活性化システム整備事業補助金
路線バスは地域住民の生活にとって不可欠な役割を担っているが、モータリゼーション
の進展等に伴い、利用者数は年々減少する傾向にある。平成2年度の市内バス利用者
数は1日当たり237,620人であったが、平成24年度は170,065人と約20年間で約3割に
まで減少している状況である。しかしながら、自動車利用の拡大は、道路混雑、交通事
故等の交通問題、また振動・騒音やCO2排出による地球温暖化等の課題を顕在化さ
せている。したがって公共交通機関の利用促進等により自動車に過度に依存しない社
会を実現する必要がある。また少子・超高齢社会の到来に向け、誰もが安全・安心に移
動できる交通手段を確保することが求められている。
252 鉄道駅耐震補強事業費補助金
乗降客数が一日一万人以上の高架駅で、かつ折り返し
運転が可能な駅又は複数路線が接続する駅において、鉄
中央防災会議(会長:内閣総理大臣)や国の防災基本計画(H17)の提言により、今後 利用者の多い主要な鉄道駅の耐震補強を実施し、駅の
道事業の用に供する鉄軌道駅建築物、及び緊急応急人
発生が予測される大規模地震に備え、主要な鉄道駅について耐震補強の促進を図るこ 安全性の向上を図ると共に、発災時における鉄道駅の緊
員輸送の機能維持のために必要最小限の範囲の構造物
とになった。
急応急活動拠点機能を確保する。
の柱、基礎等の耐震補強を行う事業に対して、その費用
の一部を補助する。
253 まちづくり活動支援事業補助金
地域の特性と意向を踏まえた土地利用のルールとなる地区計画や建築協定の策定及
び市民の参加と協働のまちづくりを促進すために創設した。
まちづくりのルールを策定する場合、地元組織だけでは行き詰ってしまうことが多いた
め、まちづくり出前講座や専門知識を持ったアドバイザーの派遣に併せ、活動支援補助
として必要な経費の一部を補助する。
これにより、まちづくりへの市民参加の促進に大きく寄与している。
平成14年8月 創設
平成17年10月 要綱改正 アドバイザー派遣の対象拡大
平成18年4月 要綱改正 「まちづくり公開講座」の創設
市民自らが地域において行うまちづくりに対し、その活動
を支援することにより、本市が掲げる「参加と協働」による
市民の自主的なまちづくり活動を財政面から支援するた
まちづくりの実践を目的とする。
め、活動経費のうち必要と認められる経費を補助する。
やってみようよまちづくり支援制
協働に基づくまちづくりの実践を目的としていることから、 度要綱第2条第2号に規定する
これまで、まちづくり支援制度を活用し、
必要経費の半額までを補助する。
「まちづくり団体」
6地区で地区計画が、3地区で建築協定が、
なお、同一団体への補助は原則5年までとしている。
1地区で都市計画マスタープラン地域別構想が決められ
た。
100 都市局
まちづくり推進
課
254 千葉都心地区活性化事業補助金
千葉駅の移転に伴ってそれまでの商業の中心であった中央公園を中心とした地区の
賑わいが千葉駅周辺に移ってきている。今後はさらに、JR千葉駅の改築や西口再開発
事業によりJR千葉駅周辺がいまにもまして商業の中心となることは確実で、中心市街
地の衰退が懸念されることから、JR千葉駅周辺に集まる来訪者を中心市街地へ誘導す
るとともに千葉都心地区全体を活性化することが必要である。
昨今の社会経済情勢を受け、活性化の核となる民間再開発事業等が進まない状況の
中、千葉市はイルミネーション事業等、中心市街地の商店街等が主体で実施している各
種イベントを支援し、賑わいを取り戻そうとしている。今後はさらに中心市街地だけでな
く、千葉都心地区で行われる市民主体の活動等にも支援することで、千葉都心地区全
体の活性化を進めることとしたい。
千葉都心地区の活性化には、千葉駅周辺開発により増
加することが予想される千葉駅周辺への来訪者を回遊さ
せることが必要で、そのために、千葉都心地区で開催す
る市民主体のイベント活動が継続して開催されるよう一定
期間補助するものである。
その結果、千葉都心地区全体が活性化するだけでなく、
市民の購買力が刺激され税収増が期待できるなど副次
的な効果も期待できる。
120 都市局
まちづくり推進
課
千葉港の振興及び宣伝を行い、千葉港の利用率向上を図り、千葉の貿易振興に努め
るための事業である。
補助事業者である千葉港振興協会は、千葉港の発展向上の推進力となることを目的
として設立された団体であり、「千葉港振興宣伝事業」は本市としても協力すべき事業で
ある。
また、同団体の収入は会費及び負担金がほとんどであり、現状況から収入増は見込
めない。
本事業は、継続的に行うべき事業であり、補助についても継続する必要がある。
今後の課題として、新たにできる「千葉みなと駅前旅客船さん橋」の整備が終了後、
「千葉港振興宣伝事業」の拡充について検討が必要である。
なお、千葉港(市川~袖ヶ浦)で企業岸壁以外があり、一般市民が日常的に利用でき
るさん橋があるのは千葉市だけである。
1.千葉港は、全国で最も大きい港湾区域を有する「国際
拠点港湾」であり、貨物取扱量についても全国第2位を誇
る貿易港である。
我が国有数の貿易港である千葉港を宣伝し、利用率の
向上を図ることにより、千葉港の貿易振興に大きく寄与す
る。
千葉港振興協会が行う、千葉港の啓蒙宣伝、機関誌の
2.千葉みなと駅前旅客船さん橋の整備及び千葉中央港 発行、港湾研修会の開催などに要する費用の一部を補助 千葉港振興協会
土地区画整理事業の完了により、千葉県・千葉港内にお する。
ける初の商業港が実現する。
さん橋整備後は、旅客船の運航が予定されており、旅客
船、さん橋、背後地における街並みなどを宣伝することに
より、千葉市及び千葉港への来葉者、入港者の増加に大
きく寄与することとなる。
132 都市局
まちづくり推進
課
港湾事業補助金(千葉港振興宣伝事
255 業)
公共交通である路線バスの利用促進を図るため、利用者
への利便性を向上させる施策の一つとしてバスロケーショ 各事業者が導入するバスロケーションシステム整備費に
ンシステムの導入を促進する。市内を運行する各バス事 ついて、その一部を国庫補助と併せて補助金を支出す
業者の導入経費を補助することにより、整備促進を図るこ る。
とを目的とする。
40 / 50 ページ
千葉都心地区で開催するイベント事業にかかる経費の
一部を補助する。
同一事業への補助は、5年を限度とする。(事業を定着
するための期間として5年を想定)
同一団体への補助は、5年を限度とする。
バス事業者
14,893 都市局
交通政策課
鉄道事業者又は軌道経営者
(東日本旅客鉄道㈱、東海旅客
鉄道㈱、西日本旅客鉄道㈱を除
く)
33,334 都市局
交通政策課
町内自治会、商店街組合、NPO
法人、ボランティアグループ
No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
補助目的・効果
補助内容
補助対象者
海上保安協会千葉支部は、海上保安業務の円滑な遂行に協力することを目的に事業
を行っている団体であり、海上保安部とは異なる民間の立場から海上保安思想の普及
活動を行っている。
東京湾臨海部における船舶需要の増加が見込まれるなか、航行船舶の事故などを防
止するため、海難防止講習会を始め各種パンフレットの作成等による海難防止思想の 航行船舶の事故防止を図るため、海上保安思想の宣伝 海上保安協会千葉支部が行う、海上保安思想の宣伝普
港湾事業補助金(海上保安思想普及事
普及を図るものとして継続的に実施することが不可欠である。
普及を図り、以て千葉港の安全を確保する。
及活動、海難防止活動の普及活動などに要する費用の 海上保安協会 千葉支部
256 業)
海洋環境保全運動の実施と広報活動への協力など、港湾行政における業績は重要で
一部を補助する。
あり、千葉みなと駅前旅客船さん橋の平成27年度末供用に向け、本市が旅客船の誘
致・運行を行うためにも必要な事業である。
同団体は、公共性の高い事業を会費及び負担金でのみ行っている。また、思想普及
事業であることから収入増を図ることは困難である。
H26予算
(千円)
所管局
所管課
88 都市局
まちづくり推進
課
千葉駅東口地区に再開発ビル(業務・商業系の店舗が
千葉駅東口地区は千葉駅東口の玄関口として立地し、商業・業務機能の一層の集積
市街地再開発事業補助金(千葉駅東口
入居します)を整備することにより、都市機能の更新を図 千葉駅東口地区市街地再開発準備組合に再開発ビルを (仮称)千葉駅東口地区市街地再
や土地の高度利用の促進が期待される地区となっているが、現状において、建物の老
257 地区)
るとともに、中央公園プロムナードを軸とした都心にふさわ 整備する費用の一部を補助する。
開発組合
朽化や陳腐化が進んでおります。
しい都市景観を創出します。
50,000 都市局
市街地整備課
258 住宅建築資金等利子補給金
①木造住宅の耐震診断を実施
し、耐震性能が劣ると判定された
以下のケースにおいて金融機関から借り入れた利子の
住宅を建替え、新築又は購入す
(目的)
一部を補助する。
る方
安全・安心な持ち家の取得を推進すると共に、市民の防 補給期間:5年間
今後、予想されている首都圏直下型地震に備えるため、安全かつ安心な持ち家の取
②公共事業に伴い除却される住
災意識の向上を図る。
①耐震性能が劣る場合の建替えまたは購入:
得を促進することが必要となっているが、住宅の建替えや購入のためには、多額の費用
宅に代わる住宅を新築または購
上限1,000万円 利子補給率2.0%
負担を伴うことから、居住している住宅の耐震性が劣る場合であっても、すぐに、住宅の
入する方
(効果)
②公共事業に伴い除却される住宅の建替えまたは購入:
建替え等ができない状況がある。
③災害により滅失又は損傷した
住宅の耐震診断を実施し「倒壊する可能性がある」と判 上限1,000万円 利子補給率1.0%
そのため、建替えなどを行う市民の方の費用負担を軽減する支援が必要となってい
住宅を建替え、新築又は購入、
定された住宅等を建替え、又は新規に購入される方に、 ③災害により滅失又は損傷した住宅の建替えまたは購
る。
損傷した住宅を補修する方で、
補助することにより、安全な住宅の取得が促進され、災害 入:
かつ、
に強いまちづくりを推進することになる。
※上限1,000万円 利子補給率1.0%
住宅を自己又は親族が所有す
(※補修の場合は上限500万円)
る方、災害時に住宅に自己又は
親族が居住していた方が対象。
588 都市局
住宅政策課
259 特定優良賃貸住宅家賃減額補助金
民間賃貸住宅においては、家族を持つ中堅所得者向けの良質な賃貸住宅が少なく、
良好な居住環境の確保が困難な状況があることから、特定優良賃貸住宅の供給を平成
入居者の所得に応じて、家賃の45%までを補助する。
5年度から実施している。
家賃と入居者負担額の差額を補助金額としており、入居
特定優良賃貸住宅は民間賃貸住宅に比べ床面積が広いため、入居者の家賃負担が
家族を持つ中堅所得者に家賃減額補助を実施すること 者負担額は、入居後1年毎に3.5%ずつ上昇する。ま
大きく、入居促進のための支援が必要となることから、国による補助制度に基づき、家
で、ファミリー向けの優良な賃貸住宅を供給し居住の安定 た、平成21年度から、子育て支援の一環として、一定の
賃を減額する事業者にその減額に要する費用を補助するものである。しかしながら、国
を図る。
要件を備えた子育て世帯に対して入居者負担額を5年間
による補助制度は、建物の管理年数が経過するごとに補助金額が減額されていくこと
据え置く制度(制度名:のびのびアシスト)を実施してい
から、中途に入居する入居者にとっては負担が大きくなるため、本市では平成11年度
る。
から、建物の管理開始当初相当の助成が受けられるよう、中途入居者負担額差額補助
を予算の範囲内で実施している。
350,411 都市局
住宅政策課
92,179 都市局
住宅政策課
1,750 都市局
住宅政策課
月額所得が153,001円から
601,000円以下の同居親族の
ある入居者、又は当該入居者の
ある特定優良賃貸住宅の所有
者。
当該公社は、ライフサイクルや地域特性に応じた先導的な住宅の供給および公営住
宅の管理を行い、多様な住宅ニーズに応えることにより、住民の生活の安定と社会福祉
260 千葉市住宅供給公社管理運営補助金 に寄与することを目的に、平成8年7月1日に地方住宅供給公社法第9条に基づき設立
された。本市の住宅政策を補完する実施機関として、市と連携し、特定優良賃貸住宅や
市営住宅の管理等の事業の円滑な実施が求められている。
当該公社の機能が確立し、特定優良賃貸住宅や市営住
当該公社が実施する特定優良賃貸住宅管理供給事業
宅の管理等の事業が円滑に実施されることにより、市民
に係る当該公社の人件費と管理運営経費について助成 千葉市住宅供給公社
に対し居住環境の良好な住宅を供給することができ、もっ
する。
て市民生活の安定と社会福祉の増進に寄与できる。
全国的にアスベストによる肺癌、悪性中皮腫など、人体への健康被害が大きな社会問
題となっていることから、既存民間建築物の壁、柱、天井等に吹き付けられたアスベスト
の飛散による市民の健康被害を防止し、生命及び身体を保護するとともに、生活環境
既存建築物吹付けアスベスト対策費補 の保全を図るため、アスベストの分析調査及び除去工事等の対策が喫緊の課題となっ
261 助金
ている。
アスベスト対策には費用負担が伴うため、自己資金の不足等により対策を行えない建
築物の所有者についても、早期に対策が講じられるよう、費用負担軽減のための支援
が必要となっている。
市民による吹付けアスベスト対策を推進するため、吹付
市内にある建築物のうち、アス
けアスベストが施工されている建築物の所有者がアスベ
ベスト吹付け材(分析調査におい
ストの分析調査及び除去工事等を行う場合、その費用の アスベスト吹付け材の分析調査、又は、除去工事等を行 ては、アスベストが含まれている
一部を助成することにより、所有者の負担軽減を図り、建 う場合、その費用の一部を助成する。
可能性があるものを含む)が、施
物所有者のみならず、施設利用者や周辺住民の健康被
工されている建築物の所有者
害の予防を図る。
等。
41 / 50 ページ
No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
補助目的・効果
補助内容
補助対象者
H26予算
(千円)
所管局
所管課
262 耐震診断費補助金
昭和56年5月以前の旧耐震基準により建設された住宅については、現在の耐震規準
に適合していないことから、市民の生命・財産を守るために早急に耐震性の向上を図る
必要がある。
また、東日本大震災以降、居住している住宅の耐震性に不安を感じている市民の方
が多く、耐震化は早急に進める必要がある。
住宅の耐震化には、費用負担が伴うことから、自己資金の不足などにより、耐震改修
を行えない市民に対しては、費用の負担軽減のための支援が必要になっている。
地震時に倒壊の危険性がある住宅の安全性の向上を
昭和56年5月以前に旧耐震基
図るため、所有する住宅の耐震性能を調査することによ 住宅の耐震性向上のために、市民が実施する耐震診断 準により設計・建設されたされた
り、地震時の経済的被害を減らし、市民の生命及び財産 費に要する費用の一部を補助する。
戸建木造住宅の所有者及び分
を守る。
譲マンションの管理組合
3,200 都市局
住宅政策課
263 耐震改修費補助金
昭和56年5月以前に旧耐震基
昭和56年5月以前の旧耐震基準により建設された住宅については、現在の耐震規準
準により設計・建設されたされた
に適合していないことから、市民の生命・財産を守るために早急に耐震性の向上を図る
住宅で耐震診断により、「倒壊す
必要がある。
地震時に倒壊の危険性がある住宅の耐震性の向上を
住宅の耐震性向上のために、市民が実施する耐震改修 る可能性がある」と診断された住
また、東日本大震災以降、居住している住宅の耐震性に不安を感じている市民の方 図ることにより、地震時の経済的被害を減らし、市民の生
費に要する費用の一部を補助する。
宅の耐震性向上のために、市民
が多く、耐震化は早急に進める必要がある。
命及び財産を守る。
が実施する耐震改修費及び除却
住宅の耐震化には、費用負担が伴うことから、自己資金の不足などにより、耐震改修
費に要する費用の一部を補助す
を行えない市民に対しては、費用の負担軽減のための支援が必要になっている。
る。
32,600 都市局
住宅政策課
1,750 都市局
住宅政策課
マンションの建て替えを行う管
理組合等
500 都市局
住宅政策課
千葉市民間賃貸住宅入居支援
制度により、民間賃貸住宅に入
居する高齢者等。
(※生活保護世帯は除く)
144 都市局
住宅政策課
市内には、1980年(S55年)以前に建築された分譲マンションが約3万4千戸あり、マン
ション管理組合における建替えや改修などマンションの再生に向けた検討が今後益々
分譲マンション再生合意形成支援補助
重要となる。こうした中、マンション管理組合では、区分所有者の合意形成(意見を集
264 金
約)が課題となっていることから、円滑な合意形成を図るため、再生の検討や合意形成
に要する活動経費の一部を補助するものである。
265 地域再生支援補助金
266 民間賃貸住宅入居支援事業補助金
マンションの再生活動を行うマンション管理組合に対して、
その合意形成に要する費用の一部を補助することによ
り、マンションの再生が促進され、その結果としてマンショ
ンの良好な居住環境の確保や市街地環境の向上がなさ
れるものである。
分譲マンション団地の管理組合等に対し、計画策定・設
計・工事に要する費用の一部を補助する等により、高経
年化した分譲マンションの建替えを支援する。
高度経済成長期に計画された集合住宅団地等では建物の老朽化と居住者の高齢化 補助要件として、計画策定にあたって低層戸建て住宅
が同時に進行しており、地域の居住環境の向上と地域コミュニティの再生を図ることが 街区の設定や、住戸面積制限等による子育て世帯への
課題となっている。
配慮、キッズルームを含む集会所の設置等による地域コ
ミュティ活性化への配慮などを定めており、建替えが実現
することにより、地域の居住環境の向上とともに地域コ
ミュニティの再生に寄与するものである。
国は、低額所得者、被災者、高齢者、障害者など住宅の確保に特に配慮を要する者
に対して民間賃貸住宅を含む住宅セーフティネットの構築を図ることを目的とし、平成1
9年7月に「住宅確保要配慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律(住宅
セーフティネット法)」を制定した。本市では、千葉県宅地建物取引業協会千葉支部(平
成21年4月~)及び全日本不動産協会千葉県本部(平成26年2月~)と協定を締結し、
高齢者等に対して入居を拒まない民間賃貸住宅の情報提供を実施している。(千葉市
民間賃貸住宅入居支援制度)
賃貸住宅への入居に際しては、通常、保証人を求められるが、保証人を確保できない
場合、家賃債務保証会社を円滑に利用できるようにすることが求められている。
管理組合が自主的に行う再生に向けた合意形成に要す
る活動(改修を含めた長期修繕計画の作成等を含む)に
対し、予算の範囲内で、検討活動費の2分の1以内かつ2
5万円を限度として補助する。
計画策定:計画策定費用の2分の1以内の額。50万円
が限度。
設計・工事:設計・工事費用の2分の1以内の額。1戸あ
たり100万円が限度。
※戸数は、従前の戸数で算定。
※設計・工事で市内業者活用の場合は、1戸あたり10
万円を加算。
入居契約にあたって保証人のいない場合、家賃債務保
証会社との保証委託契約により入居が可能となるが、そ 高齢者等が家賃債務保証会社を利用し、賃貸住宅に入
の費用の一部を助成することにより、家賃債務保証会社 居する場合、一定の条件のもと初回分の保証委託料の1
を利用しやすくし、民間賃貸住宅への高齢者等の円滑な /2を助成する。
入居を促進するものである。
42 / 50 ページ
市内のマンション管理組合(5人
以上の区分所有者がおり、住宅
用途が1/2以上で、管理組合
の中で再生活動に関し適切に意
思決定されていること)
No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
補助目的・効果
補助内容
補助対象者
H26予算
(千円)
所管局
所管課
267 被災者住宅建築資金利子補給金
①罹災の証明を市町村から受け
た住宅を自己又は親族が所有す
東日本大震災により、被害を受けた住宅の補修、建替
る方で、震災時に自己又は親族
等を行うために必要な資金を金融機関から借り入れる場
が当該被災住宅に居住していた
合、その利子の一部を補助する。
方
①対象限度額:100万円以上500万円以下
②被災住宅に代わる住宅の建設
東日本大震災(平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による災害)に
②利子補給期間:当該借入金に係る利子の支払い開始
被災した住宅に代わる住宅の建設若しくは購入や補修
若しくは購入を市内で行う方又は
より、住宅に損害を被った者の住宅復興を促進するため、被災者又はその親族が金融
日から5年以内。
を行う市民に対して、住宅再建の支援を行うことにより、よ
市内の被災住宅の補修や外構・
機関から住宅建築のための資金を借り入れた場合において、その利子の一部を補助す
ただし、無利子期間又は利子支払いの猶予期間等があ
り早く震災復興が図れる。
給排水工事等を行う方
る。
る場合には、当該期間を含む。なお、利子
③住宅建築資金について、平成
補給対象者として決定した日の属する年の前年までに
23年3月11日以降に金銭消費
支払った利子は対象外とする。
貸借契約を金融機関と締結し、
③利子補給率:年利2.0%以下
平成27年3月31日までに融資
の実行を受け、融資実行報告
書を提出できる方
6,408 都市局
住宅政策課
268 狭あい道路拡幅整備助成金等
建物は、原則として幅員4m以上の道路に接している敷地でなければ建てることがで
きない。しかし1.8m以上4m未満の狭あい道路では、原則として道路の中心から2m
後退した土地については私有地であるため、道路として整備されないことが多い。そこ
で、後退した土地について寄付を受け、市が道路用地として整備及び管理を行い、安全
なまちづくりを実現するために、平成14年度に狭あい道路拡幅整備事業が創設され
た。
1,940
都市局
建設局
建築指導課
維持管理課
1,500 都市局
建築指導課
緊急輸送道路沿道建築物のうち、昭和56年5月以前の旧耐震基準により建設された
建築物は、現在の耐震基準に適合していない可能性があることから、地震発生時に倒
緊急輸送道路沿道建築物耐震助成事
壊し道路を閉塞させてしまう恐れがある。
269 業補助金
緊急輸送道路は、震災時の避難、救急消火活動及び救急支援物資の輸送などを目
的に指定されており、震災時の通行を確保することが重要である。
狭あい道路を拡幅することは、災害時の避難の妨げ、消
火救急活動の遅れの防止及び交通安全や日照・通風な
どの生活環境の改善につながる。そのため、安全なまち
づくりの実現のため、助成金等の交付を行い後退用地の
寄付を促進する。
工作物の撤去等を行う土地所有者に、寄付していただく
後退用地、及びすみ切り用地内にある門柱・門扉・塀・擁
後退用地内にある工作物の撤
壁の撤去、擁壁の築造、樹木・生け垣の移植に要した費
去等を行う土地所有者
用の一部を助成する。又、すみ切り用地の寄付に対して、
奨励金を交付する。
震災時に倒壊の危険性がある建築物の耐震性能を評
価することにより、耐震改修のきっかけとなる。緊急輸送
道路沿道の耐震改修が行われることにより、広域的な避 緊急輸送道路沿道建築物の所有者等が、実施する耐
難路や緊急支援物資の輸送路を確保でき、救急消火活 震診断に要する費用の一部を補助する。
動がスムーズに行われることで、安全で災害に強いまち
づくりを実現できる。
緊急輸送道路の沿道建築物
で、地震による建物の倒壊により
道路を閉塞する恐れのある「建
築物の耐震改修の促進に関する
法律」で定める建築物で、昭和5
6年5月以前に建築された建築
物の所有者。
①市内民有地の緑化を進め、本市公園緑地行政への協
力をするために設立された団体であること、②本市が昭
和59年に「緑と水辺の都市宣言」をする以前から、住民の
方々自ら民有地の緑を守り活動してきたこと、③昭和53年
から30年以上にわたり、緑豊かな街づくりと、緑をきっか
けとし地域を超えた活動を進め、活動を引き継いできたこ 樹木診断会、園芸講習会、花壇コンクールへの協賛、イ
と、④地域の緑化の推進とその意思を引き継いでいくこと ベントへの参加等の一部を対象としている。
が、将来にわたり緑豊かな街を守ることにつながること等
から、市内の緑化推進に大きな役割を果たす活動をして
いる。そのため、本市としても同協議会の活動を支援する
ことで、市内の緑を守り、緑化を進めていくことを目的とし
て補助を行っている。
千葉市緑化推進協議会
270 緑化推進協議会事業補助金
当協議会は、昭和53年に自らの地域から市内の緑化を進め、公園緑地行政への協力
をするために設立された団体である。会員は、主に緑地協定締結地区の会員で構成さ
れている。 同協議会の会員は緑地協定の目的に沿い、①互いに協力し、様々な活動
を通じて連携することで地域環境を守り、②住民が自らの意思で緑豊かな街づくりを進
めることや、③緑をきっかけとした地域コミュニティーを作り発展させるなど、緑を通じて
地域へ貢献をしている。地域間の連携や本市公園緑地行政との協力体制は、世代を超
え、緑を通じて活動や意思を引き継いでいく必要があることから、長年多様な事業を実
施してきた。しかし、個々の団体が負担可能な事業継続や拡大のために必要な自主財
源には限りがあることから、本市としても同協議会に支援している。
課題としては、近年会員が固定化しつつあるため、新たな会員の加入を図る必要性が
ある。
271 屋上壁面緑化助成金
①「中心市街地」(要綱で定める
区域)内で、商業地域及び近隣
商業地域に助成対象となる建築
物を有すること、②対象区域内
平成21年の緑被率調査の結果では、千葉市の緑被率は48.4%と市域の約半分を占
に敷地面積500㎡以上で建築
従前より緑が少ない区域である中心市街地において緑化
めるが、中心市街地における緑被率は5.3%となっており、従前より緑が少ないことが課
物を所有し、関係法令に適合し
を推進するにあたり、建築物の屋上及び壁面の緑化に要
題となっている。
助成対象となる事業者が、屋上及び壁面へ設置する緑化 ているもの、③対象となる緑地に
する費用の一部を事業者へ助成することで、うるおいのあ
このため、建築計画上、地上部への緑地の確保が困難な中心市街地での緑化を推進
施設に係る費用の一部を負担する。
対し、助成は同所有者で一回限
る良好な都市空間を創り出し、都市環境の向上、併せて
するにあたり、民間建築物の所有者などを対象に、屋上や壁面の緑化に対する助成制
りとし、駐車場は適用外とする、
ヒートアイランド現象の緩和や節電対策に寄与する。
度を創設し、うるおいのある都市空間を創出するものである。
④国、地方公共団体その他の公
共団体もしくはこれらに準ずるも
のが所有する建築物でないこと、
⑤その他要綱に定める条件に適
合する事業者。
43 / 50 ページ
93 都市局
緑政課
2,500 都市局
緑政課
No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
一般市民の通行などがあり、市道と同様に使用されているが、道路幅員や土地の問
題などで市道認定が受けられない私道の安全性、快適性の面から舗装整備等の要望
を持つ市民は多い。
また、道路の整備には多額の費用がかかり、近隣住民等で施工することが困難な場
合が多いため、私道整備に対する助成要望も多い。
補助目的・効果
補助内容
通勤、通学、買い物等、一般の通行があり、市道として
私道の舗装及び道路排水施設の新設、改築及び修繕
整備できない道路については、近隣住民等が整備するこ に要する工事費用の一部を補助する。
とにより、安全性、快適性が高まり、近隣住民や私道の通 ・ 公共施設又は2か所以上の公道に接続:8/10
行者等の生活環境が向上する。
・ 公道に1か所のみ接続:6/10
補助対象者
H26予算
(千円)
所管局
所管課
当該事業の舗装要望を希望す
る住民団体
10,000 建設局
1 既存浄化槽を雨水貯留槽に転用する費用の一部を補
助する。
2 市販雨水貯留槽の設置に要する費用の一部を補助す
る。
3 雨水浸透ますの設置に要する費用の一部を補助す
る。
公共下水道区域内に土地又は
建築物を所有及び占有している
者で、雨水貯留・浸透施設の設
置を行おうとする者
2,875 建設局
下水道営業課
1 処理区域内において汲み取り便所を水洗便所に改造
するための工事費用の一部を補助する。
2 処理区域内において既設のし尿浄化槽を廃止して水
洗便所に改造するための工事費用の一部を補助する。
処理区域(下水道法第2条第8
号)内において、既設の便所を水
洗便所に改造等を行おうとする
者
1,050 建設局
下水道営業課
275 水洗便所改造特別助成金
排水設備の設置(下水を公共下水道に接続させるために必要な設備)は、公共下水
処理区域内において生活扶助世帯が、くみ取り便所か
道の供用が開始された場合においては、速やかに設置することが下水道法第10条第1 公共下水道の供用が開始された区域内において、排水 ら水洗便所への改造及び下水道法第10条第1項の排水
項で義務付けられている。
設備の設置費用を補助することにより下水道への速やか 設備の設置工事(便所の改造に伴い、必要とされる既存
しかし、公共下水道供用開始区域内の生活保護法による生活扶助を受けている世帯 な接続を促進し環境衛生の向上を図る。
排水設備の改造を含む)を行う場合の工事費について補
は、経済的理由により下水道への速やかな接続が難しいと考えられる。
助する。
処理区域(下水道法第2条第8
号)内において、当該家屋を所有
し、既設の便所を水洗便所に改
造等を行おうとする生活扶助世
帯。
500 建設局
下水道営業課
276 防水板設置工事助成金
近年、市街地においては、局所的な集中豪雨や都市化の進展に伴う雨水流出量の増
加により、床上・床下浸水被害が増大している。被害の軽減に向けて公的施設整備だ
けでは限界があり、地域住民自らが行う対策とあわせて、総合的な浸水対策を進める
必要がある。
助成金を交付することにより、市民の安全・安心なくらし
千葉市内における浸水被害が発
浸水被害の軽減を図るため、過去に浸水被害が発生し
の確保を目指す。
生した地域において、助成事業
た地域の住宅、マンション等に防水板の設置及びその設
浸水被害が発生している箇所で実施する事業で、早期に
(防水板及び関連工事)を行う建
置に伴う関連工事費について助成金の交付を行う。
安価で効果的な浸水被害軽減対策が実施できる。
物等の所有者または使用者。
4,000 建設局
下水道計画課
私道の公共下水道整備については、私道の土地所有者全員の承諾等、要綱の条件
に全て合致したものに対して市が公共下水道管の整備を行うこととしている。
しかし、土地の所有者が不明であったり公共下水道管設置に反対者がいる場合等の
救済措置として共同排水設備費補助金制度を設け、設置工事等に要する費用の一部
を補助している。
下水道の普及にあたり、私有道路の所有者が行方不明
等で承諾が得られず、市の設置する公共下水道管が整
備できない地域の共同排水設備に対して経済的支援を行
うものであり、効果としては、下水道の普及を図り、もって
生活環境の改善、公共用水水域の水質保全に資するも
のである。
私道に公共下水道管を設置し
たいが、土地所有者の中に行方
不明者や下水道管設置に反対し
ている者がおり、市が管理する
公共下水道管を設置することが
できない私有道路に共同排水設
備を設置する者
3,618 建設局
下水道再整備
課
272 私道整備の助成に関する交付金
雨水の流出抑制による浸水被害の低減、地下水の涵養並びに雨水利用による自然
環境の保全を目的として、雨水貯留施設・浸透施設設置者に工事費の一部を補助す
る。
本事業は平成10年度から実施してきており、平成13年度からは新5か年計画に位置
雨水貯留施設及び浸透施設工事費補 付け、さらに第2次5か年計画、第1次実施計画(新基本計画)事業として、整備の促進
273 助金
を図っている。
近年の異常気象による集中豪雨・ゲリラ豪雨で浸水被害が多発し、市民の雨水流出
抑制の関心も高まってきている。
地下水の涵養・再生の観点からも、この補助制度について幅広く市民に周知し、より
一層の設置促進を図る必要がある。
家庭でもできる浸水対策・環境対策として、雨水貯留施
設や浸透施設を宅地内に設置する方に、市が工事費の
一部を補助することにより、浸水被害の軽減、地下水の涵
養、雨水の再利用などの効果を高め、良好な水環境の保
全に役立てる。
公共下水道処理区域内における汲み取り便所の水洗化を促進するため、下水道法第
11条の3第1項において水洗便所への改造を義務化するとともに、第5項において市町
水洗便所改造等資金助成金(水洗便所 村は汲み取り便所を水洗便所に改造しようとする者に対し、必要な資金の融通又はそ 奨励金として補助金を交付し、公共下水道への早期接
274 改造等資金の一部補助)
のあっせん等の援助に努めるものとなっている。
続を促し接続率の向上を図る。
そのため、昭和43年度から「水洗便所改造等資金助成制度」として、改造等資金の貸
付と併せて補助を行ってきた。
私有道路における共同排水設備費補
277 助金
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私有道路の所有者の中に行方不明者や下水道管の設
置に反対者がいるため、所有者全員の同意が得られず、
市が管理する公共下水道管を設置することができない私
有道路に、共同で下水道管(共同排水設備)を設置する
場合に、設置工事費等に要する費用の一部を補助するも
の。
維持管理課
No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
中央区自主企画事業補助金(中央区ふ 町内自治会加入率の低下や新旧住民の混在に伴う住環境の変化等によって、コミュ
ニティ意識が希薄になっているため、地域のつながりを強化する必要がある。
278 るさとまつり)
補助目的・効果
補助内容
補助対象者
区民意識の醸成、及び区民相互の交流、ふれあいによる 中央区ふるさとまつりを開催する実行委員会に対し、まつ 中央区ふるさとまつり実行委員
地域の活性化を図る。
りに係る経費を補助する。
会
H26予算
(千円)
所管局
所管課
3,230 中央区
地域振興課
4,643 中央区
地域振興課
区の特徴を生かした、区民主体の魅力あるまちづくりを築くため、各種団体との連携
強化を図り、区民相互の交流を深め、ふれあいによる地域の活性化を推進していくとと
地域間の交流、子どもから高齢者までの様々な世代の 区民が自主的に組織した実行委員会が区民まつりを開
花見川区自主企画事業補助金(花見川 もに、区内民間事業者などとの協働を図っていく必要がある。
ふれ合いを通じて、ともに協力しあうことで、郷土の文化 催する上での事業経費について、市規則・要綱に基づき 花見川区民まつり実行委員会
280 区民まつり)
花見川区は、都心に通勤する区民も多いことから、地域や世代を超えて交流できる機
が次世代に引き継がれ、支えあうまちづくりに寄与する。 補助金を交付する。
会として区民まつりを活用し、地域への愛着心やふるさと意識を高め、「ふるさと花見川
区」の実現を目指す。
3,150 花見川区
地域振興課
(1)地域づくり活動支援 町内自治会等が実施する、地
域課題解決や地域活性化に資する
地域における課題・ニーズへの対応や地域活性化の取組を地域の特性に応じて推進 地域における多様な主体による地域活性化の視点に基 地域づくり活動に要する経費の補助
するためには、行政による施策展開だけでなく、住民自らの手による自主的・自立的な づく自主的な取組を支援することにより、地域課題やニー (2)区テーマ解決支援 区が設定するテーマに基づき、 町内自治会、ボランティア団体、
花見川区自主企画事業補助金(花見川
取組が不可欠であるが、それらのまちづくり活動を行う市民活動団体は資金調達の手 ズへの対応を図るとともに、取組を通じて住民の自治意 町内自治会等が実施する地域づくり活動
市民活動団体、NPO法人、商業
281 区地域活性化支援事業)
段を持たない場合が多く、効果的かつ安定した活動を実施し継続させるには、特に活動 識を醸成し、暮らしやすく、心豊かな生活を営むことができ に要する経費の補助
団体等
の開始段階における経済的支援が必要である。
る地域の形成を目指すものである。
(3)地域拠点支援 地域課題解決や地域活性化に
資する地域づくり活動を行うための拠点の
整備及び確保に必要な経費の補助
5,450 花見川区
地域振興課
3,780 稲毛区
地域振興課
平成7年度の「区民ふれあい事業」運営要綱制定から17
年が経過し、区行政において進めるべき施策の重点が
「区民意識醸成」から「市民主体のまちづくり活動の支援」
多様な価値観から新たに生まれるニーズに対し、市民主体の柔軟な発想や創意工夫
へとシフトし、広聴事業「区民対話会」の開始、商店街補
中央区自主企画事業補助金(地域活性 のある活動が、対応している事例がある中で、町内自治会加入率の低下や新旧住民の
助金の移管に伴う「地域活性化の支援」など実施内容が
279 化支援)
混在に伴う住環境の変化等によって、コミュニティ意識が希薄になっているため、地域の
多様化していることから、H24年度からの区長への予算要
つながりや課題解決能力を強化する必要がある。
求権の付与に合わせ、H25年度に事業名称及び施策体
系等の見直しを行い、あらたな補助事業を実施。H26度も
同様の事業を展開する。
稲毛区自主企画事業補助金(稲毛区民 町内自治会加入率の低下など、地域コミュニティの希薄化が問題となっているため、
地域で活動している各種団体や住民同士のつながりの強化を図っていく必要がある。
282 まつり)
・地域づくり活動支援
地域の課題解決やまちづくりに向けた取り組み、自主的
な活動(旧地域づくり活動支援、旧商店街
補助金)を行う団体に対して補助を行う事業。
・区テーマ解決支援
区地域福祉計画における区としての重点(優先)項目
主に中央区で活動する市民活動
「見守り体制をつくる」事業、及びH26年度は「地域
団体及び商店街等。
団体連携による地域課題解決支援」事業という区のテー
マとして掲げた課題に取り組む活動団体に対して補
助を行う事業。
・地域拠点支援
地域づくり活動の拠点を整備・確保するための支援事
業。
区民まつりは、所期の目的を達成するため、実行委員
が積極的に参画し運営しており、その内容も各種イベント
である伝統芸能などのステージ発表に加え、近隣大学等
の参加を得てより地域に根ざした催しとなっており、地域
実行委員会が稲毛区民まつりを開催する際の事業経費
コミュニティの形成のために大きな役割を果たしている。
稲毛区民まつり実行委員会
について、補助金を交付する。
このような地域の様々な団体等が参加する事業を支援
することにより、各団体間の連携や交流が図られ、事業を
通して地域の絆を深めることができ、地域の活性化に大き
く寄与するものと考えている。
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No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
補助目的・効果
補助内容
補助対象者
【①地域づくり活動支援】 町内
自治会、ボランティア団体、NPO
法人、商業団体等
【②区テーマ解決支援】 区内の
大学や高校の学生・生徒、教育・
研究機関の職員・退職者、地域
市民活動団体等が自主的に地域課題の解決や地域の
文化の保存・普及に携わる区民
平成7年度の「区民ふれあい事業」の開始から17年が経過し、区行政において進める
活性化に取り組む活動を支援し、市民主体のまちづくりを
等が属する団体
べき施策の重点が「区民意識醸成」から「市民主体のまちづくり活動の支援」へとシフト
稲毛区自主企画事業補助金(稲毛区地
推進する。
市民活動団体等が行う、地域課題の解決や地域の活性 【③地域拠点支援】 区内の大学
し、広聴事業「区民対話会」の開始、商店街補助金の移管に伴う「地域活性化の支援」
283 域活性化支援事業)
特に稲毛区においては、「文教のまち」として多くの知識 化に寄与する活動に対し、補助金を交付する。
の学生及び大学職員で構成され
など実施内容が多様化していることから、事業の体系を見直し、平成25年度から「地域
人や若者が集まることから、それらの力をまちづくりに活
る団体、町内自治会、ボランティ
活性化事業」として、区において幅広い地域活動の支援を行うこととした。
かして、地域課題の解決や地域の活性化を図る。
ア団体、NPO法人、商業団体等
①②申請時おいて既に1年以
上継続して活動している又は1年
以上継続する活動が見込まれる
団体
③申請時おいて既に1年以上
継続して活動している団体
若葉区区民ふれあい事業補助金(若葉 区民の郷土意識や地域への関心、住民同士のつながりが希薄となっており、地域と
284 区民まつり)
世代を越えて交流できる機会をつくる必要がある。
区内の各種団体から選出された代表者によって構成さ
れる団体(若葉区民まつり実行委員会)が主体となって行
若葉区民まつり実行委員会が企画した事業に対して、運
う若葉区民まつりを支援することにより、各種団体の連携
若葉区民まつり実行委員会
営に必要な補助金を交付する。
強化、区民相互の交流・ふれあいによる地域の活性化と
区民意識の醸成を図る。
地域における多様な主体による地域活性化の視点に基
地域における課題・ニーズへの対応や地域活性化の取組を地域の特性に応じて推進
づく自主的な取組を支援することにより、地域課題やニー
若葉区自主企画事業補助金(若葉区地 するためには、行政による施策展開だけでなく、住民自らの手による主体的・自立的な
ズへの対応を図るとともに、取組を通じて住民の自治意
285 域活性化支援事業)
取組が不可欠であるが、それらのまちづくり活動を行う市民活動団体は資金調達の手
識を醸成し、暮らしやすく、心豊かな生活を営むことができ
段を持たない場合が多く、効果的かつ安定した活動を実施し継続させるには、特に活動
る地域の形成を目指すものである。
の開始段階における経済的支援が必要である。
地域における多様な主体による地域活性化の視点に基
づく自主的な取組に対して補助金を交付する。
① 地域づくり活動支援 ‥‥ 地域づくり活動に対する
町内自治会、ボランティア団体、
一般的補助
市民活動団体、NPO、商業団体
② 区テーマ解決支援 ‥‥ 区独自のテーマに係る活
等
動を行う団体の支援
③ 地域拠点支援 ‥‥ 地域づくり活動の拠点を確保す
るための家賃補助等
H26予算
(千円)
所管局
所管課
5,500 稲毛区
地域振興課
3,230 若葉区
地域振興課
4,550 若葉区
地域振興課
区内の各種団体から選出された代表者によって構成さ
緑区は、あすみが丘やおゆみ野の大規模住宅地の急速な開発により、区外からの流
れる団体(緑区ふるさとまつり実行委員会)が主体となっ
緑区自主企画事業補助金(緑区ふるさ 入世帯が多く、6区の中で最も人口増加が著しい状況となっており、区民の郷土意識や
実行委員会が企画した事業に対して、運営に必要な物
て行う事業(緑区ふるさとまつり)を支援することにより、各
286 とまつり)
地域への関心、住民同士のつながりが希薄な状況となっているため、地域と世代を越え
品・設備等に係る費用を補助する。
種団体の連携強化、区民相互の交流・ふれあいによる地
て交流できる機会をつくる必要がある。
域の活性化と区民意識の醸成を図る。
緑区ふるさとまつり実行委員会
3,000 緑区
地域振興課
① 地域づくり活動支援:町内自治会等が実施する、地域
課題解決や地域活性化に資する地域づくり活動に要する
地域における課題・ニーズへの対応や地域活性化の取組を地域の特性に応じて推進 地域における多様な主体による地域活性化の視点に基 経費の補助
するためには、行政による施策展開だけでなく、住民自らの手による主体的・自立的な づく自主的な取組を支援することにより、地域課題やニー ② 区テーマ解決支援:区が設定するテーマに基づき、町
緑区自主企画事業補助金(緑区地域活
取組が不可欠であるが、それらのまちづくり活動を行う市民活動団体は資金調達の手 ズへの対応を図るとともに、取組を通じて住民の自治意 内自治会等が実施する、地域課題解決や地域活性化に
287 性化支援事業)
段を持たない場合が多く、効果的かつ安定した活動を実施し継続させるには、特に活動 識を醸成し、暮らしやすく、心豊かな生活を営むことができ 資する地域づくり活動に要する経費の補助
の開始段階における経済的支援が必要である。
る地域の形成を目指すものである。
③ 地域拠点支援:地域課題解決や地域活性化に資する
地域づくり活動を行うための拠点の整備及び確保に必要
な経費の補助
町内自治会、ボランティア団体、
市民活動団体、NPO法人、市内
の高等学校・大学の生徒・学生
及び教員で構成される団体、商
業団体等
※ただし、1年以上継続して活動
していること。又は今後1年以上
継続して活動する見込みがある
こと。
4,200 緑区
地域振興課
46 / 50 ページ
No.
補助金名
288 ふれあい広場「野馬の里」補助金
補助事業を必要とする背景・課題
補助目的・効果
千葉市は、平成4年の政令指定都市移行後、大都市としての基盤づくりを着実に進め
てきたが、全国の誰もが知っているような都市イメージを持っていない状況にある。そこ
で、温暖な気候と自然に恵まれた地域の特性を活かし、都市イメージの「花の都・ちば」
を確立することを目的に市民主体の活動に補助しているものである。都市イメージの確
立にあたっては行政だけではなく市民との連携が不可欠である。
また、緑区は、あすみが丘やおゆみ野において大規模住宅地が開発され人口増加が
顕著である。区外からの転入者の割合が高くなっており、地域のつながりが希薄な状況
であるため、区民相互の交流の場づくりを促進する必要がある。
区民主体による花に関連したイベントの開催や球根・草
花の植付などを行うことにより、「花の都・ちば」の実現に
向けた花のあふれるまちづくりを推進するとともに、区民
相互の交流・ふれあいによる地域の活性化と区民意識の
醸成を図る。
平成4年4月の政令指定都市移行に伴い、地域の活性化と区民意識の醸成を図り、
区の個性を生かした魅力あるまちづくりに寄与することを目的に、区民ふれあい事業が
美浜区自主企画事業補助金(美浜区民
制定された。
289 フェスティバル)
平成5年度より、区民意識の醸成を目的に事業が開始され、実行委員会形式により、
美浜区民フェスティバルを開催し、実行委員会に対し補助金を交付している。
補助内容
補助対象者
ふれあい広場「野馬の里」委員会が、毎年4月第3日曜
日に緑区越智町のふれあい広場「野馬の里」で開催する ふれあい広場「野馬の里」委員
チューリップまつりの企画・運営に関する経費及びチュー 会
リップの球根購入費を補助する。
美浜区民相互の交流・ふれあいによる地域の活性化と
実行委員会が美浜区民フェスティバルを開催する際に、
区民意識の醸成を図るための補助事業であり、美浜区民
美浜区民フェスティバル実行委
必要となる経費のうち当該補助金以外の収入額を控除し
相互の交流と親睦を深め、コミュニティ形成の促進が期待
員会
た額の10分の10を補助する。
できる。
地域における多様な主体による地域活性化の視点に基
づく自主的な取組に対して補助金を交付する。
地域における課題・ニーズへの対応や地域活性化の取組を地域の特性に応じて推進 地域における多様な主体による地域活性化の視点に基
① 地域づくり活動支援・・・地域づくり活動に対する6区
するためには、行政による施策展開だけでなく、住民自らの手による自主的・自立的な づく自主的な取組を支援することにより、地域課題やニー
町内自治会、ボランティア団体、
美浜区自主企画事業補助金(美浜区地
共通の一般的な補助
取組が不可欠であるが、それらのまちづくり活動を行う市民活動団体は資金調達の手
ズへの対応を図るとともに、取組を通じて住民の自治意
市民活動団体、NPO、商業団体
290 域活性化支援事業)
② 区テーマ解決支援・・・区独自のテーマに係る活動を
段を持たない場合が多く、効果的かつ安定した活動を実施し継続させるには、特に活動 識を醸成し、暮らしやすく、心豊かな生活を営むことができ
等
行う団体の支援
の開始段階における経済的支援が必要である。
る地域の形成を目指すものである。
③ 地域拠点支援・・・地域づくり活動の拠点を確保するた
めの家賃補助
災害の予防と災害時の被害軽減を目指し、防火防災意識の高揚と応急処置技術等の
普及啓発等を積極的に展開し、市民とともに「安全で災害に強い千葉市」の実現を果た
すため、千葉市防災普及公社が財団法人として設立され、さらには公益法人制度改革
に伴い公益目的事業を中心とする公益財団法人への移行を果たし、本市の消防防災
公益財団法人千葉市防災普及公社運 行政の振興や市民生活の安全及び公共の福祉の増進に寄与している。
291 営補助金
今後も、公益財団法人として広く社会に対し公益目的を果たしていくためには、継続的
な事業活動に必要な安定した財政運営を図る必要があり、公益財団法人千葉市防災
普及公社は、公益目的事業を主たる事業としていることから多くの収益を望めず、自主
財源のみで財政基盤を確立し経営を安定させることが困難であるため、不足する必要
最小限の財源を支援する必要がある。
公益目的事業の安定した運営により、防火防災意識の
高揚と防火管理体制の推進を図るとともに、応急処置技
術の普及啓発を積極的に展開し、より広く、市民全体にお
ける防災に対する気運を高め、市民の自主防災体制の確
立を図ることにより、市民生活の安全に寄与することがで
きる。
47 / 50 ページ
当該補助金は法人の運営に係る経費全般を対象として
おり、法人としての自立した運営を行うため、事業収入の
拡大を図り、かつ可能な限り法人全体における収益から
補助対象経費の財源へ充当し、なお不足する経費を補助 公益財団法人千葉市防災普及
する。
公社
なお、当該法人へは、自立した運営を図るため、引き続
き指導を行うこととするが、この間、継続した補助が必要
である。
H26予算
(千円)
所管局
所管課
800 緑区
地域振興課
3,060 美浜区
地域振興課
5,200 美浜区
地域振興課
38,417 消防局
総務課
No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
補助目的・効果
補助内容
補助対象者
H26予算
(千円)
所管局
所管課
292 消防団補助金(方面隊補助事業)
消防団は自らの地域は自らで守るという郷土愛護の精神に基づき、住民有志により組
織された市町村の消防機関であり、方面隊、分団、部に区分されている。
各区を統括する方面隊には方面隊長が置かれ、所属分団の災害出動時や運営につ
いて統括している。さらには、平素より常備消防との協力体制を構築し、訓練時はもとよ
り災害発生時には円滑な連携体制を確立することで地域住民の安全を確保している。
特に東日本大震災以降、要員動員力や地域密着性に優れた消防団の必要性は高
まっているものの、昨今の社会構造の変化による、消防団員のサラリーマン化や消防団
員数の減少により、組織の継続や技術の継承が課題となっている。
そこで、消防団活動に必要な訓練、会議、各種行事に係る経費を補助することで、消
防団の充実強化を図るものである。
特別職の地方公務員である消防団員は、社会構造の変
化に伴う消防団員数の減少やサラリーマン化により、組
織の継続や技術の継承が課題となっている。このことか
消防団の方面隊が平素における会議の開催、訓練の実
ら、訓練・会議・行事を実施することで、消防団技術を向上
本部副団長、方面隊長(消防団
施、及び地域における諸行事を実施する経費について、
しかつ組織の結束を高め、災害に対応するように備えな
の方面隊)
予算の範囲内で補助している。
ければならない。
しかし、消防団には自主財源は無いことから、実施に係
る経費を補助することで、消防団の充実強化を図る。
840 消防局
総務課
293 消防団補助金(分団補助事業)
消防団は自らの地域は自らで守るという郷土愛護の精神に基づき、住民有志により組
織された市町村の消防機関であり、方面隊、分団、部に区分されている。
分団には分団長が置かれ、消防団の最小単位である部の運営について統括するとと
もに、災害発生時において所属部隊を指揮し、統率のとれた効率的な消防活動を実施
することで、地域住民の安全を確保としている。
特に東日本大震災以降、要員動員力や地域密着性に優れた消防団の必要性は高
まっているものの、昨今の社会構造の変化による、消防団員のサラリーマン化や消防団
員数の減少により、組織の継続や技術の継承が課題となっている。
そこで、消防団活動に必要な訓練、会議、各種行事に係る経費を補助することで、消
防団の充実強化を図るものである。
特別職の地方公務員である消防団員は、社会構造の変
化に伴う消防団員数の減少やサラリーマン化により、組
織の継続や技術の継承が課題となっている。このことか
消防団の分団が平素における会議の開催、訓練の実
ら、訓練・会議・行事を実施することで、消防団技術を向上
施、及び地域における諸行事等を実施する経費につい
しかつ組織の結束を高め、災害に対応するように備えな
て、予算の範囲内で補助している。
ければならない。
しかし、消防団には自主財源は無いことから、実施に係
る経費を補助することで、消防団の充実強化を図る。
730 消防局
総務課
294 消防団補助金(部補助事業)
消防団は自らの地域は自らで守るという郷土愛護の精神に基づき、住民有志により組
織された市町村の消防機関であり、方面隊・分団・部に区分されている。その最小単位
である部は、災害発生時に地域に密着した機動力を活かして、常備消防が活動する前
に、迅速な初期対応等を行うことにより、地域住民の安全確保を目的としている。
特に東日本大震災以降、要員動員力や地域密着性に優れた消防団の必要性は高
まっているものの、昨今の社会構造の変化による、消防団員のサラリーマン化や消防団
員数の減少により、組織の継続や技術の継承が課題となっている。
そこで、消防団活動に必要な訓練、会議、各種行事に係る経費を補助することで、消
防団の充実強化を図るものである。
特別職の地方公務員である消防団員は、社会構造の変
化に伴う消防団員数の減少やサラリーマン化により、組
織の継続や技術の継承が課題となっている。このことか
消防団の部における会議の開催、訓練の実施及び地域
ら、訓練・会議・行事を実施することで、消防団技術を向上
における諸行事を実施する経費について、予算の範囲内 部長(消防団の部)
しかつ組織の結束を高め、災害に対応するように備えな
で補助している。
ければならない。
しかし、消防団には自主財源は無いことから、実施に係
る経費を補助することで、消防団の充実強化を図る。
1,971 消防局
総務課
295 千葉市防火協会補助金
千葉市において火災による死者は住宅火災によるものが大半を占めている状況を踏
まえ、千葉市防火協会(以下「防火協会」という。)は、消防機関と協力し、主に住宅防火
防火意識の高揚を図るために市内で統一した活動(火災
に関する思想の普及宣伝を図り、市民の生命、身体、財産の保全に寄不することを目 防火協会が市民に対して防火思想の普及宣伝を図ること 予防運動期間中の防火啓発活動等)を継続的に行うこと
的として活動している。千葉市町内自治会連絡協議会理事等が構成員となっている防 により、住宅火災をはじめとした地域における火災等によ が有効であることから、防火協会に交付先を特定し、防火 千葉市防火協会
火協会の活動は町内自治会に対する働きかけ等、直接市民に住宅防火を呼びかける る被害の軽減を図る。
宣伝普及事業・育成事業・地域防火活動事業に対してそ
上で非常に有効である。以上のことから防火協会の役割は必要不可欠であることから、
の費用を補助する。
運営面について支援が必要である。
700 消防局
予防課
分団長(消防団の分団)
【研 修 事 業】
1.小学校 地域別研修会(6区)、研究協議会(6分科会)
2.中学校 地域別研修会(2地域)、全体研修会
千葉市小中学校長学校運営協議会では、校長の職能 3.近隣小中特別支援学校長合同研修会
向上、及び各学校運営の充実を図るために、
4.関係教育団体の研究協議会等参加
・学校運営に関する協議、連絡調整 ・学校運営 【専門委員会活動】
千葉市小中学校長学校運営協議会は、千葉市立小・中学校及び養護学校の校長に
に関する調査、研究
専門委員会(総務、人事対策、財政、研修、生徒指導、
よって組織される団体で、協議会は学校長の職能向上に資する事業及び学校運営に関
・学校運営に関する研修 ・学校諸条件改 健康安全、調査研究、進路指導、校外学習、広報、特別
する調査研究を行い、各学校運営の充実を図るとともに、本市教育の振興と発展に寄
善の対策
支援教育)における調査研究活動。
千葉市小中学校長学校運営協議会補 与することを目的としている。
千葉市小中学校長学校運営協
・教育関係機関、諸団体との連絡調整
【活動成果報告書作成】
296 助金
校長は、学校の校務全般を掌握しかつ所属教員を監督するが、学校現場では保護者
議会
などを行うが、協議会は自主財源に乏しく、事業を安定し 1.各種研修結果報告書
や地域対応、いじめや不登校、虐待など今日的課題が山積であり、こうした課題に的確
て運営するためには、市が運営費の一部を助成する必要 2.各専門委員会活動報告書 など
かつ全市で統一的・組織的に対応するためにも、運営協議会(研修組織)が必要であ
がある。
る。
本補助金で協議会事業を支援することにより本市の学 当協議会の運営に関する下記の経費に対して補助を行
校教育の振興と発展が図られ、児童生徒に対してより質 う。
の高い教育環境を提供することができる。
(1) 協議会の行う調査研究、研修事業に要する経費
(2) 教育振興を目的とする団体との連絡提携に要する経
費
(3)その他協議会の運営に要する経費
1,200 教育委員会
学事課
千葉市立千葉高等学校・稲毛
高等学校に在学する、経済的理
由により修学が困難で、学業成
績が優秀であり、育英資金の受
給額を超過する「奨学のための
給付金」を受給していない生徒。
4,134 教育委員会
学事課
297 育英資金
千葉市立高等学校の生徒の修学を支援することにより、
千葉市育英資金は、経済的な理由により修学が困難な生徒に対して必要な学資を支
意欲がある生徒の教育の機会を確保する。
給することで、その生徒の修学を容易にして、教育の機会均等を目指す制度である。
育英資金制度により、市立高校の生徒に対してより質の
修学意欲や学習能力を持つ子どもが、家庭事情や経済的理由により修学を断念して
高い教育環境を提供することができ、ひいては本市の学
しまうことがないよう、教育基本法の理念に基づき制度を制定した。
校教育の振興と発展が図られる。
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No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
補助目的・効果
諸外国の教育・文化・社会等の実情を直ぐに視察させる
とともに、諸外国の先進的に取り組んでいる教育について
現状把握するなど、本市の学校教育の課題に沿った研修
変動の激しいこれからの時代において、世界に貢献する品格のある文化国家として発
千葉市教員等海外派遣研修事業補助
を行うことにより、教員等の資質向上と本市の教育の充実
展するための基盤を学校教育が担っており、この目的をグローバル化や社会の多様等
298 金
及び国際理解教育の推進を目的に、昭和61年より実施
の状況の中で各学校段階での教育を通じて適切に具現化することが求められている。
しており、義務教育の充実に大いに貢献している。さらに、
千葉市の教育を担っていける教員を養成することを目的
とする。
補助内容
教育現場が抱える重要な教育課題に対応する指導者の
養成と教員研修の一層の充実を図ることを目的に実施さ
海外派遣研修に参加することが
れる独立行政法人教員研修センターの海外派遣事業に
決定した教員等
参加する本市の教職員に対し、その費用の一部を補助す
る。
所管課
千葉市特別支援教育研究協議
会
141 教育委員会
指導課
千葉市特別支援教育研究協議会が、中学校特別支援
学級に在籍する生徒と保護者が一堂に会し、日頃の学習 千葉市特別支援教育研究協議
の成果を発表し交流を深めて卒業生を激励する事業につ 会
いて、その費用の一部を補助する。
53 教育委員会
指導課
参加者は、市民(保護者)と学校関係者が中心の大会で
千葉市特別支援教育研究協議会が実施し、保護者中心
ある。
千葉市特別支援教育研究協議
の市民に対し特別支援教育の理解推進に大きな成果をも
講演や体験談の紹介、児童生徒の発表等を通して、特
会
たらす本事業について、その費用の一部を補助する。
別支援教育の理解推進を図ることを目的とする。
53 教育委員会
指導課
市立小・中学校音楽関係クラブ及び部が千葉県の代表
音楽関係中央大会の千葉県代
として文部科学省・千葉県教育委員会が共催又は後援す
表となった音楽関係クラブ及び
る発表大会・コンクール等の関東大会以上の各種大会に
部を有する市立の小・中学校
参加する経費について補助金を交付する。
1,000 教育委員会
指導課
市内中学生が千葉市代表選手として千葉県中学校体育
大会に出場する際の派遣費について、「千葉市小中学校
体育連盟」が集約し、千葉市へ申請する。申請のあった額 千葉市小中学校体育連盟
を「千葉市小中学校体育連盟」に交付し、「千葉市小中学
校体育連盟」から参加選手に交付する。
1,760 教育委員会
保健体育課
市内中学生が千葉市代表選手として関東・全国大会に
出場する際の派遣費について、「千葉市小中学校体育連
関東・全国大会に参加する際の諸経費について、生徒の
盟」が集約し、千葉市へ申請する。申請のあった額を「千
保護者の経済的負担軽減を図るとともに、補助金を受け
葉市小中学校体育連盟」に交付する。関東大会では、交 千葉市小中学校体育連盟
た生徒たちが、関東・全国大会に千葉市代表選手として
通費の全額と宿泊費の半額(1泊上限5,000円)、全国
の誇りを持って参加することを目的とする。
大会では、交通費の半額と宿泊費の半額(1泊上限5,0
00円)を交付する。
3,257 教育委員会
保健体育課
市内小・中学校における音楽関係の部活動が千葉県代
表となった際の諸経費について保護者の負担軽減を図
り、中央大会への円滑な参加を促し、各学校での児童生
徒の音楽活動を活性化することを目的としている。
千葉県中学校総合体育大会に参加する際の交通費につ
市内中学生のスポーツの振興を推進するうえで、中学校体育大会への参加は、教育
いて、保護者の経済的負担軽減を図り、補助金を受けた
千葉県中学校総合体育大会選手派遣 的意義が大きい。
生徒たちが、千葉県中学校総合体育大会に千葉市代表
303 事業補助金
千葉県中学校総合体育大会に参加する選手は、本市代表選手であるが、大会参加に
選手としての誇りを持って参加できるようにすることを目的
係る交通費は保護者の大きな負担となっているため、負担の軽減を図る必要がある。
とする。
運動部の活動は、学校において計画する教育活動で、その成果として体育大会へ参
関東・全国中学校体育大会選手派遣事 加することは教育的効果が高いと認められる。
304 業補助金
しかし、関東・全国大会は会場が遠距離であるため、参加に係る交通費等は、保護者
の大きな負担となり、学校の設置者として、負担の軽減を図る必要がある。
所管局
指導課
卒業前の合同予餞会において、在籍する生徒相互が卒
業を祝い、日頃の学習の成果を発表することを大きな目
標とし予餞会を開催することにより、生徒の社会的自立を
特別支援学級の生徒は、明確な目標を持たせて取り組んでいく必要がある。
促す等、特別支援教育の推進を図ることを目的とする。
特別支援教育推進事業補助金(合同予
また、広く実習先の事業主や市民等に特別支援教育に対する理解促進を図る機会が また、日頃の学習の成果を保護者や実習先の事業主に
300 餞会事業)
少ない。
見てもらうことにより、特別支援教育の理解推進を図る。
小学校高学年の児童の参観により中学校生活への期
待と意欲を高めるとともに、保護者には中学校での学習
の様子に触れる機会となる。
市立小・中学校では、発表大会やコンクール等に参加しているクラブ及び部も多く、音
楽的技能や音楽性を磨くために切磋琢磨することにより、千葉県代表としての推薦等を
受ける場合がある。千葉県の代表として中央の大会に参加するためには各種の費用負
小・中学校音楽関係中央大会参加事業
担が伴ってくるが、各小・中学校には、その費用を負担するための予算は配付されてい
302 補助金
ないため、保護者の負担に頼らざるを得ない状況にある。経済的な困難を抱える家庭
はもとより、多くの家庭にとって大なり小なりの負担が生じている。保護者負担を軽減
し、ひいては学校・地域での音楽活動が恒常的なものとなることが求められている。
H26予算
(千円)
750 教育委員会
昭和53年度より、特別支援教育の理解推進のためショッピングセンターギャラリーで 市内の小学校及び中学校の特別支援学級並びに市立
千葉市特別支援教育研究協議会が、特別支援学級や
特別支援教育推進事業補助金(作品展 開始したが、近年はそごうで実施することで多くの市民の目に触れ、反響も大きくなって 特別支援学校に在籍する児童生徒の作品や学級の紹介
特別支援学校に在籍する児童生徒の作品を展示する本
299 事業)
きているが、特別支援教育の一層の理解推進を図るため、より多くの市民への周知が について展示し、日頃の学習の様子や内容を伝え、特別
事業について、その費用の一部を補助する。
課題である。
支援教育に対する一般市民の理解推進を図る。
保護者や一般の市民に対して特別支援教育の理解推進に大きな成果をもたらす大会
である。
特別支援学級等の設置校数が学校数の6割を超え、児童生徒数が増加する現状の
特別支援教育推進事業補助金(特別支
中、今後、より一層の理解推進を図るためには、500名もしくはそれ以上の人数が収容
301 援教育振興大会事業)
できる大きなホールが必要となってきている。そのため、千葉県教育会館などの有料の
施設を使用せざるを得ない現状である。
補助対象者
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No.
補助金名
補助事業を必要とする背景・課題
補助目的・効果
305 千葉市学校保健会事業補助金
本会は、学校医・学校歯科医・学校薬剤師の3部会に学校関係7部会(校長部会・保
健主事部会・養護教諭部会・栄養士部会・保健指導主任部会・給食指導主任部会・安
全指導主任部会)を加えた10部会により組織されている。本市の学校保健活動(健康
教育・安全教育・食育等、児童生徒の健康維持・増進に関わる様々な活動)の中心的役
割を担っており、学校保健関係者の資質向上及び学校保健に関する先進的研究や啓
発活動を推進し、児童生徒の心身の健康増進に成果を上げてきた。さらに、近年、児童
生徒の心身の健康問題は多様化しており、本会による、より学校と密着した活動や、児
童生徒と対峙する関係者一人一人の学校保健に関する指導力の一層の向上を図る活
動の必要性が益々高まっている。
本会は、団体の活動そのものが会員の善意によるボラ
ンティア的な活動であるため、自主財源の大幅な向上を
望むことは困難である。そこで、学校関係部会と、学校医・
学校歯科医・学校薬剤師部会とが連携・協力をし、医学
的・専門的な見地から助言や健康・安全・食育を含めた健
康教育を行うことにより、児童生徒の健やかな成長に寄
与することを目的とする本会の活動を、財政面から補助し
ようとするものである。
306 学校保健協力事業補助金
学校保健安全法第23条で「学校には、学校医を置くものとする」とされている。本市で
は、学校医の委嘱を、毎年千葉市医師会に推薦を依頼した上で行っている。また、本市
が実施している各種検診事業(心疾患・腎疾患・脊柱側弯症・結核)においても、その対
策委員等の多くを千葉市医師会の推薦を受けて委嘱し、指導助言等を受けている。
一方、児童生徒の健康課題に目を向けると、本市においても急激な社会変化ととも
に、感染症の流行やアレルギー疾患の増加、メンタルヘルスの課題、生活習慣病など
多岐にわたっている。各学校医には医師としての専門的な立場から、児童生徒に係るこ
れらの健康課題に対する的確な指導助言等を行うことが求められている。
千葉市医師会が、学校医の資質向上のための様々な取
り組み(研修会等)を行うことにより、各学校医が担当校に
おける児童生徒の健康課題に対し的確な指導助言ができ
るようになり、本市児童生徒のより一層の健康の保持増
進が図られることが期待できる。
社会教育関係団体事業補助金(国際理 本市では、外国人登録者が2万人を超えるなど国際化の進展がみられるが、市民一
307 解教育団体育成事業:千葉ユネスコ協 人一人の国際交流活動への参加や国際理解教育を受ける機会が少なく、国際化に対
会事業)
する意識の醸成が十分ではない状況にある。
補助内容
各種事業を通して、親と教員の連携を強めるとともに、
社会教育関係団体事業補助金(PTA育 児童生徒の健全育成のためには、親と教員が協力して、学校及び家庭における教育
学校及び家庭における教育に関する
に関し、理解を深め、その教育の振興に努める必要がある。
理解を深めることにより児童生徒の健全な成長を図る。
308 成事業 千葉市PTA連絡協議会事業)
所管課
学校保健会関係者が、学校保健推進のための会議・研
修会・講演会・児童生徒が専門的知識を学ぶ授業等を実
施、また、会報の発行、健康教育の推進、研究大会等へ 千葉市学校保健会
の参加、及び、日本学校保健会への拠出金等、事業運営
費用に対して、その費用を全額補助する。
1,205 教育委員会
保健体育課
千葉市医師会が行う、学校医の推薦及び配置、健康診断
等学校医の執務に対する課題の集約・検討・改善及び資
質向上を目指した講習会・研究会の開催、その他各種検 (一社)千葉市医師会
診事業等のよりよいあり方に関する調査研究等の事業に
ついて、その費用の一部を補助する。
2,500 教育委員会
保健体育課
千葉ユネスコ協会
千葉市PTA連絡協議会の主催事業(研修会、広報紙発
行等)について、その費用の一部を補助する。
千葉市PTA連絡協議会
地域に伝わる無形文化財・郷土芸能(神楽・お囃子)は、貴重な地域文化であり地域
のふるさと意識の醸成に大きく寄与するものであるが、地域の高齢化や社会情勢の変
社会教育関係団体補助金(郷土芸能保 化、自主財源が乏しい、などの理由により継承者や実施団体が減少傾向にあり、その
309 護事業補助金)
存続が危惧されている。また、郷土芸能を正確な形で伝承するためには、楽器や衣装な
どの用具を当時の状態のまま修複する必要があり、実施団体にとって一定の費用負担
がかかる状況である。
実施団体の継承者養成を支援し、また補助事業として
用具の修複をする場合には、原状復旧を
条件とすることで伝承の確実性を担保できることにより、
貴重な地域文化を守り後世へ継承して
いくことを目的とする。
郷土芸能実施団体が、地域文化を継承していくために
行う後継者養成や用具補修について、その
経費の一部を予算の範囲内で負担する。
仏像や建物。遺跡などの文化財のうち、特に市や県の歴史に大きな意味があると認
められるものについては、市指定文化財に指定し、現在と同じ状態で後世に残す取り組
みを行っている。
文化財保護事業補助金(文化財管理事
一方で、それらを良好な状態で管理、保存、また公開していくためには、盗難、火災等
310 業:有形文化財・有形民俗文化財・記念 のリス
物管理)
クに対応するための防災・防犯設備の設置、また、現状を維持するための定期清掃、草
刈などの維持費が必要となり、文化財の個人所有者及び管理者には一定の費用負担
がかかる状況がある。
市指定文化財を良好な状態で管理、保存するため、個
人所有者及び管理者を支援するととも
に、あわせて一般への公開を推進することで、文化財へ
の理解を深め地域の歴史に関心をもつ
人々を増やしていくことを目的とする。
市指定文化財の所有者及び管理者が文化財の適正な
保存とその活用を図るために行う文化財保
指定文化財の所有者及び管理
護事業について、その経費の一部を予算の範囲内におい 者
て補助する。
50 / 50 ページ
H26予算
(千円)
所管局
日本文化を外国人に紹介するなどの市民レベルでの国
際交流活動を支援することにより、
留学生、外国市民、千葉市民を対象として継続的に実
国際理解教育の推進や社会教育の振興を図り、もって、 施している国際交流活動について、
市民の国際感覚・意識を高めることを
その費用の一部を補助する。
目的とする。
補助対象者
千葉市郷土芸能保存協会
23 教育委員会
生涯学習振興
課
1,400 教育委員会
生涯学習振興
課
346 教育委員会
生涯学習振興
課
154 教育委員会
生涯学習振興
課
Fly UP