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木毛パーライトセメント板

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木毛パーライトセメント板
屋根耐火
30分
国土交通大臣認定FP030RF−9258
国土交通大臣認定FP030RF−9259
瓦棒葺
横葺(中空張・二重張・一重張)
スレート葺
木毛パーライトセメント板
国土交通大臣認定準不燃材料QM−9702
一般社団法人
全国木質セメント板工業会
〒112-0005 東京都文京区水道2−16−11
TEL 03(3945)9047 FAX 03(3944)2094
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屋根耐火
30分 安全・安心・安価
横葺き工法、瓦棒葺き工法、スレート葺き工法等の中からお好きなものを選んで施工してください。
木毛パーライトセメント板は建築基準法施行令の中に準不燃材料として明示してある木毛セメント板に特殊な
パーライトを特定量混入する事により軽量化(カサ比重0.5)し、しかもすべての性能を向上させると共に製品
精度を高める事に成功した新商品です。
10大特長
1.防耐火性に優れています。
国
土交通省建築研究所において試験の結果、屋根耐火30分。準不燃材料共に楽々と合
2.断熱性に優れています。
断
(表1)
熱木毛セメント板の性能を維持したまま防耐火材料として合格しています。
3.吸音性に優れています。
外部の騒音を遮断し、室内の反響音を吸収して極めて良好な室内環境を保ちます。
(表2)
4.呼吸性に優れています。
室内の湿度を調整し、結露防止に役立ち快適な居住空間を造ります。
(表3)
5.軽量かつ強靱です。
カサ比重0.5と云う軽るさは防耐火材料の中でも最も軽るい材料です。
(表1)
格して居ります。
6.屋根葺材を自由に選べます。金属板、スレートなどの不燃材料ならなんでも御利用いただけけます。しかも野地板(木
毛パーライトセメント板)の厚みも25mm 〜 50mmまでと豊富です。
(二重張りの上層は木毛セメント板@25mm 〜 50mmも御利用いただけます。)
7.化粧性に優れています。
粗
地のまま御利用いただけますが、さらに塗装、吹付、接着等化粧仕上げ材が自由に
8.施工性が良いです。
軽量化したため運搬、鋸引き、釘打ち等が簡単になりました。
9.性能は経年変化しません。
高
品質の木毛パーライト・セメント板は永年御使用いただいても性能は変りません。
10.廉価です。
合理化した一貫生産により、安価にて御利用いただけます。
細木毛素地
お選びいただけます。
細木毛ホワイト
中細木毛素地
中細木毛ホワイト
その他のカラーについては御注文に応じます。
用 途 体育館、集会場、駅舎、工場、倉庫、鶏舎、豚舎等のあらゆる部位に幅広く御利用いただけます。
施工方法 ビス、釘止め、打ち込み、接着、落し込み等のあらゆる工法で御利用いただけます。
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規格性能表
(表1)
項目
厚さ
25
たわみ
寸法の許容差
熱抵抗
曲げ破壊荷重
kgf
(mm)
0.30
50以上
5以下
+1
−2
0
−3
m ・h・℃/Kcal
2
厚さ(mm) 長さ・巾(mm)
30
0.40
65以上
4以下
0
−3
40
0.50
120以上
3以下
0
−3
50
0.60
160以上
3以下
0
−3
カサ比重
重さ
(kg/m2)
12.5以上
0.5以上
大きさ
(mm)
455×1820
15以上
910×1820
20以上
910×2000
(特注品)
25以上
音響性能試験
(表2)
呼吸性能試験
(表3)
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国土交通大臣認定屋根耐火30分(FP030RF−9258)(FP030RF−9259)の主要構
成材料
主要構成材料を示します。
耐火構造
FP030RF-9258
主構成材料
FP030RF-9259
表面材料
金属板、スレート等の不燃材料とする。
防水材料
アスファルトルーフィング17kg品以上
野地板材料
支持材料
木毛パーライトセメント板
ポリエチレンフォーム裏張り金属板 屋根*1
木毛パーライトセメント板*2
たる木 C-100×50×20×2.3mm以上
母屋 H-200×100×5.5×8mm以上
T型ジョイナー厚さ0.27mm以上
たる木取付ボルトタッピングビス6φ
補助材料
たる木取付金具 L型 90×50×4.5mm
キャップ通し吊子 亜鉛鉄板 厚さ0.5mm以上
補助たる木(FP030RF-9259の場合のみ使用)
*1 ポリエチレンフォーム裏張り金属板屋根
金属板
着色亜鉛鉄板 厚さ0.4mm以上(NM-8647)
塩化ビニル樹脂金属積層板 厚さ0.4mm以上(NM-9005 ~ 9014)
化粧ステンレス 厚さ0.4mm以上(NM-8316 ~ 8326)
銅板 厚さ0.4mm以上(NM-8586 ~ 8595)
ポリエチレンフォーム
ポリエチレンフォーム 厚さ4mm、発泡倍率40倍、密度0.025g/cm3
難燃化ポリエチレンフォーム 厚さ4mm、発泡倍率40倍、密度0.033g/cm3
接着剤
ゴム又はウレタン系ホットメルト20g/m2
*2 重ね張り工法の場合 上張りは木毛セメント板使用可
標準施工仕様
FP030RF-9258の施工
(1)母屋H型鋼材間隔は1,820mm以下とし、母屋には1時間耐火被覆を行います。ただし、平成12年度国土
交通省告示第1399号第4、三、ニの規定に該当する(天井が準不燃以上の性能を有する場合で床面から
の高さが4m以上)場合には耐火被覆は必要ありません。
(2)たる木C型鋼材の間隔は606mm以下とする。たる木はたる木取付金具を用いて母屋に電気溶接で緊結し
ます。
(3)野地板(木毛パ-ライトセメント板)をC型鋼の上に敷き、母屋方向接合部にT型ジョイナ-を入れます。
(4)アスファルトル-フィングの重ねしろは100mm以上必要です。
(5)鉄板瓦棒は厚さ0.4mmに通し吊り子を取り付けドリリングタッピンねじ(6φ)によってたる木に固定し
ます。瓦棒間隔は420mm以下とします。
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FP030RF−9258透視図
断面図(亜鉛鉄板瓦棒葺き)
断面図(繊維強化セメント板(波板)葺き)
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FP030RF-9259の施工
(1)母屋間隔を1,820mm以下、たる木間隔を910mm以下とし、母屋・たる木には1時間耐火被覆を行います。
ただし、平成12年度国土交通省告示第1399号第4、三、ニの規定に該当する場合には耐火被覆は必要あ
りません。
(2)たる木の上に木毛パ-ライトセメント板910mm×1,820mmを(25 ~ 50mm)を敷きます。横方向はた
る木で支えビス(ねじ)で仮止めし、縦方向はT型ジョイナ-で接合します。
(3)工法
①重ね張り工法の場合
・木 毛パ-ライトセメント板の上に補助たる木を480mm間隔に並べ、たる木にタッピンねじ(5φ×
45mm)で固定し、補助たる木の間に455mm×1,820mm×25 ~ 40mmの木毛パ-ライトセメント板
または木毛セメント板を敷きます。
②中空張り工法の場合
・木 毛パ-ライトセメント板の上に補助たる木を480mm間隔に並べ、たる木にタッピンねじ(5φ×
45mm)で固定します。
・補助たる木の間に455mm×1,820mm×25 〜 40mmの木毛パ-ライトセメント板または木毛セメント
板を敷きます。この際上張り、下張りの木毛パ-ライトセメント板の間には、空気層が形成されます。
③一重張り工法の場合
・補助たる木を480mm間隔に並べ、たる木にタッピンねじ(5φ×45mm)で固定し、補助たる木の間に
455mm×1,820mm×25 ~ 50mmの木毛パ-ライトセメント板又は木毛セメント板を敷きます。
(4)補助たる木と木毛パ-ライトセメント板の上にアスファルトル-フィング17kg以上を敷き防水します。
(5)屋根葺き材の上部のハゼ吊子をかけ、タッピンねじで補助たる木に固定します。
(6)屋根葺き材は、金属板の不燃材料にポリエチレンフォ-ムまたは難燃化ポリエチレンフォ-ムを裏張りし
ます。
(7)棟は金属板の不燃材料の納まりとし、なるべく継ぎ目を少なくします。
(8)妻及び軒は突き出し長さに注意をし、水切り、ケラバ、軒先唐草は不燃金属板とします。
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FP030RF−9259透視図
断面図(一重張り)
断面図(重ね張り)
断面図(中空張り)
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木毛パーライトセメント板取り扱い上の注意事項
(イ)保管上の注意
・屋内の平滑なところに地面に直接おかず3本以上枕木を使用してその上に保管してください。
・積み上げたかさは3メートル以内にしてください。母屋の上などに置く場合は母屋の支持力に注意して
ください。
(ロ)移動上の注意事項
・移動中に角などを傷つけたりしないでください。
・吊り上げる場合は布バンドを使用し、木毛パーライトセメント板と布バンドの間にあて物をあててくだ
さい。
・一枚ずつ運ぶ場合は水平にせず立てて運んでください。
(ハ)木毛パーライトセメント板の切断
・チップソーを取り付けた電動丸鋸か、スレート鋸を用いて切断してください。
・切断時には粉塵が発生しますので、切断器具には粉塵吸引装置を設け、また正規の作業服を着用の上、
防塵マスク、防護メガネ等を使用してください。
・狭い場所で多量の切断作業を行う場合は、十分な外気の導入を行い、粉塵量を低下させてください。
(ニ)木毛パーライトセメント板施工・作業
・常時水に接する環境での使用は避けてください。
・割付に従って、ドリリングタッピンねじ(ステンレスリーマテクスねじ4φ×50mm以上)などを使用し、
端部から20 〜 40mm程度内側に400mm以下の間隔で留め付けてください。
(ホ)屋根材・外装材の留め付け
・木毛パーライトセメント板施工後は、すみやかに防水紙又は表面材を施工してください。
・木毛パーライトセメント板が雨に濡れた場合は、充分乾燥させた後、防水紙を施工してください。
雨に濡れたままの施工は、しみ、汚れ、波打ち、強度低下等の原因になります。
・屋根材・外装材に使用する鋼板等などは、耐風圧力(負圧)などを考慮した間隔で下地の軽量形鋼にタッ
ピンねじで留め付けてください。
・詳細部の納まりは、屋根材・外装材の施工仕様に準じてください。
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