...

速 報 - 北海道大学情報基盤センター

by user

on
Category: Documents
10

views

Report

Comments

Transcript

速 報 - 北海道大学情報基盤センター
北海道大学大型計算機センターニュ−ス
速
報
2002
No.4
〒060−0811
札幌市北区北11条西5丁目
北海道大学大型計算機センター
TEL.011−716−2111(代表)
FAX.011−706−2936
共同利用掛
(内線)2956
(直通)011−706−2956
2002年9月11日発行
http://www.hucc.hokudai.ac.jp/
本センターのホームページ・アドレス
目
次
1.講習会開催のお知らせ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
2.v2uコマンドの公開について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
3.平成14年度利用者旅費について(再掲)・・・・・・・・・・・・・・・5
【9∼10月のスケジュール】
∼
19日(木)
10月
AVS講習会開催(詳細は本号若しくは前号)
20日(金)
1日(火) 定期保守および月次処理のため16時00分から計算サービス等開始
4日(金) ホスティングサーバ活用講習会開催(詳細は本号)
この速報をお近くの研究者・学生の方にもご回覧ください
- 1 -
1.講習会開催のお知らせ
1)ホスティングサーバ活用講習会
本センターでは,2002年4月から新たにホスティングサーバサービスを開始しています。
ホスティングサーバは,申請された方がサーバ1台まるごと自由に利用できる環境を提供す
るものです。ホスティングサーバには初期設定の状態で,Red Hat Linux,Apache SSL 対応の
HTTP サーバソフトウェア,Perl Kit および JPerl スクリプト処理言語ソフトウェア,sendma
ilメールサーバ機能,gcc の Cコンパイラの各ソフトウェアがインストール済みです。
本講習会は,これらのソフトウェアを活用して,“WWWサーバ”および“メールサーバ”の構
築についての具体的な操作手順を説明します。
日
時
平成14年10月4日(金)
会
場
本センター講習室(3F)
14:00∼17:00
講習内容
(1) ホスティングサーバとは
(2) ホスティングサーバの申請手続き
(3) WWWのしくみ
(4) ホスティングサーバを使ったWWWサーバの構築と管理
(5) 電子メールのしくみ
(6) ホスティングサーバを使ったメールサーバの構築と管理
(7) 質疑応答
受講資格
本センター利用有資格者で,既にホスティングサーバを借りている方、ま
たはこれから借用を予定している方。
募集人員
20名
なお,ホスティングサーバは,貸し出し用として45サーバ用意されており,1サーバ
あたり年額10,000円で借りることが可能です。
2)AVS講習会(再掲)
AVSは,プログラミング不要な可視化ツールで,可視化プロセスに対応したモジュールと呼ぶ
部品を組み合わせ,容易に可視化が行えます。入力データは,ユーザ定義のデータはもとより
あらゆるタイプの入力データが扱えます。また既存のソフトウェアをAVSモジュール化して,グ
ラフィックス機能のカスタマイズをすることもできます。AVSは,流体解析,構造解析,電磁場
解析,画像処理,医療画像などあらゆる分野で利用することができます。本センターでは,ス
ーパーサーバ(wine)およびワークステーション(H9000V)で利用することができます。
日
時
1日目
平成14年9月19日(木) 10:00∼17:00
- 2 -
2日目
平成14年9月20日(金)
9:30∼17:00
場
所
本センター講習室(3F)および ワークステーション室(2F)
講
師
株式会社ケイ・ジー・ティ テクニカルサービスセンター
プロダクトサービス担当
松岡
憲昭
氏,西野
典子
氏
講習内容
∼1日目∼
午前:PowerPointを利用した講習と実習
・AVS/Expressの概要と可視化の流れ(講習)
・AVS/Expressの基本操作1(講習)
(休憩)
・AVS/Expressの基本操作2(実習)
午後:実習
・AVS/Expressの基本操作3(実習)
・可視化手順(実習)
(休憩)
・データファイル・フォーマット(講習)
・ネットワーク例(実習)
・質疑応答
∼2日目∼
午前:講習と実習
・V言語について(講習と実習)
・ユーザ・インターフェイス・キット(実習)
(休憩)
・モジュール作成1(実習)
午後:実習
・モジュール作成2(実習)
・フィールド・データとモジュール作成(実習)
(休憩)
・AVS/Expressの事例紹介と実習(時間があれば)
・質疑応答
受講資格
本センター利用有資格者
募集人員
10名
上記講習会1),2)の申し込み方法
①本センターホームページ(//www.hucc.hokudai.ac.jp/)の「講習会等のお知らせ」か
ら。
②電子メール
[email protected] 宛に講習会名・氏名・所属・身分を記入してく
ださい。
③電話
本センター総合受付(011−706−2951)
- 3 -
本講習会の内容に関するお問い合わせは,システム管理掛(℡ 011-706-2950)まで。
2.v2uコマンドの公開について
v2uコマンドは,旧汎用コンピュータVOS3で作成されたFORTRANプログラムをUNIX上で扱いや
すい形式に整形するコマンドです。
VOS3から移行されたFORTRANプログラムファイルは,そのままスーパーサーバ(wine)や計算
サーバ(malt)で実行しても特に支障はありません。
しかし,これをViエディタやMuleで編集しようとすると行番号がついているため扱いにくい
ものとなっています。
さらに一般に1行80バイトの領域を占領しているため,ファイルサイズを無駄に肥大させて
いる場合があります。
そこで,右行番号や右スペースなどの無駄な部分を削除し,ファイルサイズをスマート化す
ることを目的としたファイル整形コマンド(v2uコマンド)を公開します。
v2uコマンドの基本機能
・ 行番号(右73∼80カラム)を削除する。
・ 右スペースを削除する。
付加機能
・ 大文字
→
小文字変換(-lオプション)
・ ファイル名xxxxx
→
ファイル名xxxxx.fとして出力(-fオプション)
・ 複数個のファイルを一括に変換し,ディレクトリに出力(-dオプション)
が用意されています。
入力ファイル(変換元ファイル)が1個の場合,整形結果は標準出力に出力されます。この
ときリダイレクションにより自由なファイル名で出力できます。
入力ファイル名は同時に複数個指定できます。また,ワイルドカード(*)による指定も可能
です。この場合の出力は指定されたディレクトリに同名のファイル名として出力されます。
-fオプション指定時には“.f”を付加したファイル名で出力されます。
なお,入力ファイル名や出力先ディレクトリ名は相対パス名・絶対パス名のどちらでも指定で
きます。
書式
v2u [-l] [-f] [-d directry] file1 [file2 file3 …]
-l
: 大文字→小文字変換
-f
: unix fortranソースファイル(.f)として出力
-d directry : ファイル出力先ディレクトリの指定
file?
: 入力ファイル(複数指定,ワイルドカード可)
(順不同)
- 4 -
使用例1
入力ファイルsample(VOS3移行ファイル)の行番号と空白を削除し小文字に変換してsample1.
fに出力する。
% v2u sample -l > sample1.f
使用例2
入力ファイルtest1,test2,test3をディレクトリTEST下に“.f”を付加したファイル名で出
力する。
% v2u test* -d TEST -f
(システム管理掛 2943)
3.平成14年度利用者旅費について(再掲)
本センターでは,遠隔地の利用者の方が,本センターへ出張して計算機を利用する場合およ
び本センターで開催する講習会を受講される場合,申請に基づいて旅費を支給する利用者旅費
制度があります。
《対象者》
原則としてセンターから50km以上離れた連絡所に所属し,利用者番号を持った教職員・大学
院生・研究生で校費または公私立学校経費で計算機をご利用される方。
講習会受講は道内の連絡所に所属する方に限ります。
《出張期間》
地
区
苫小牧,室蘭,旭川等
出張期間
50∼150km未満
滞在期間
2泊3日以内
第1地区
その他
150km以上
第2地区∼第7地区
4泊5日以内
3日以内
4泊5日以内
*利用回数(利用状況により増減することがあります)
道
内
…
2∼3回/年
道
外
…
1∼2回/年
《支給旅費》
国家公務員等の旅費に関する法律等に定める運賃,日当及び宿泊費を支給します。
- 5 -
《申し込み方法・支給方法》
1.出張旅費の支給を希望される場合は,「北海道大学大型計算機センター利用旅費支給申
請書」を所属機関長等に提出し,出張の承認を得たうえで旅行日の2週間前までに,本セ
ンターへ提出してください。申請書の「出張利用理由等」を具体的に記入してください。
2.講習会を受講される場合は,講習会申込時に「旅費希望」とお申し出ください。その後
上記1.と同じ手続きをしてください。なお,「出張利用理由等」の欄2.に〇〇〇講習
会受講及び計算機等利用と記入してください。
3.申請書の可否の審査をし,結果は所属機関長等に通知します。可の場合は「旅行依頼申
請書」等関係書類も添付します。
4.利用日は,計算機を利用する前に1階の総合受付で出張利用簿に押印して確認を受けて
ください。
5.旅費の支給は精算払いで,指定銀行口座へ振込になります。
6.「北海道大学大型計算機センター利用旅費支給申請書」は,次ページをコピーして使用
するか,本センターホームページ「各種申請用紙(PDF形式)」により印刷ができます。
7.道外からの航空機利用者は別途提出書類がありますので,初めて利用される方は事前に
お問い合せください。
- 6 -
Fly UP