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「オナーズヒル白庭 みなみ丘」を販売開始

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「オナーズヒル白庭 みなみ丘」を販売開始
ミサワホーム株式会社 〒163-0833 東京都新宿区西新宿 2-4-1 Tel.03(3349)8088(広報直通)
2012 年 11 月 20 日
関西地区におけるミサワホーム初のスマートタウン
しらにわ
「オナーズヒル白庭 みなみ丘」を販売開始
○ 奈良県生駒市が取り組むスマートコミュニティ推進モデル事業の一環
○ 立地環境に配慮した外構計画により全棟で環境共生住宅認定を取得予定
○ オリジナル HEMS サービスを活用して地域内の省エネアドバイスを実施
ミサワホームグループの販売会社であるミサワホーム近畿株式会社(本社 大阪府大阪市
/代表取締役社長執行役員 福田進)は、奈良県生駒市内で手掛けている分譲地「オナーズ
ヒル白庭みなみ丘」を、11 月 23 日よりスマートタウンとして販売開始します。
「オナーズヒル白庭みなみ丘」は奈良県生駒市が取り組むスマートコミュニティ推進モ
デル事業として展開するもので、ミサワホームグループでは、本事業の目的である環境に
配慮した安全・安心なまちづくりを実現し、さらにまち全体での快適性向上や生活の質の
向上を実現するための、実効性の高い取り組みを提案しています。
全体計画の策定にあたっては、事前に周辺地域の気候風土や生態系の調査を実施しまし
た。その結果を参考に約 17,000 ㎡の開発地全体に微気候デザイン設計を採用し、快適で
環境に配慮したまちを目指します。また、当社オリジナル HEMS サービス「enecoco(エ
ネココ)」を活用し、地域全体のエネルギー利用量や各住戸の利用量を見える化するほか、
一般財団法人日本気象協会(本社 東京都豊島区/会長 繩野克彦)が持つ気象予報データ
に応じて窓開けやカーテン開閉などのアドバイスを行うことで、環境に配慮した行動を喚
起します。将来的には「enecoco」を経由して取得した地域内のエネルギー利用データを
活用し、地域内エネルギーを最適利用する仕組みづくりを検討していきます。
住戸レベルでは、気密性・断熱性などの基本性能を確保しつつ、排熱・通風用の開口な
どの配置を考慮し省エネにつなげるほか、太陽光発電システムや燃料電池、HEMS などの
環境設備を標準採用します。さらに、各戸の緑化率 (※ 1)を 40%以上確保し全棟で「環境共
生住宅」認定を取得する予定です。自動車との連携としては将来の EV 普及を考慮し、EV
充電コンセントの設置と、V2H(Vehicle to Home)に対応するための先行配管を全戸で
実施します。
ミサワホームグループでは、今後も地域の気候風土や生態系に配慮したスマートタウン
づくりを推進していくことで、人や環境にやさしいだけでなく、その周辺地域にも貢献で
きるスマートタウンの開発に注力していく考えです。
※1:対象となる面積(敷地面積-建築面積)に対して緑被地が占める割合。
■ 生駒市が取り組む「スマートコミュニティ推進モデル事業」について
生駒市は「豊かな自然と歴史と未来が融合したまち」を目指して 2009 年度に環境基本
計画推進会議(ECO-net 生駒)を立ち上げ、これまでに家庭での CO2 排出量削減や太陽
光発電システムの設置の推進、市民向けの環境講座の開催などに取り組んできました。今
回のスマートコミュニティ推進モデル事業はこの一環として実施するもので、以下の取り
組みによる居住快適性及び生活の質の向上の実現を目的としています。
・再生可能エネルギーの導入と見える化などにより、環境に配慮した住宅及び地域の整備
を推進し、持続可能な地域社会を形成する。
・各住宅への再生可能エネルギーの整備による自立電源の確保のほか、地震に強く長期に
使用できる住宅の建設、災害等を想定したインフラの整備などにより、安全・安心なま
ちづくりを実現する。
・エネルギー以外にも、ごみの削減や緑化の推進などに関する取り組みを進め、地球温暖
化防止及び景観・環境に配慮したまちづくりを実現する。
■ ミサワホームが考えるスマートコミュニティ
ミサワホームは、スマートコミュニティとは「ゼロエネルギーの住まい」(省エネ、創
エネ、蓄エネ、調エネの相乗効果で、エネルギーをムダなく活用する住まい)、「長く快適
に暮らす街」(様々な地域の特性を配慮して、愛着のある美しく快適な街)、「人と地域の
未来」(時を重ねるほど資産価値が高まる街、ふるさとと呼べる安心な街)の 3 要素を考
慮した「まち」であると考えています。これは、生駒市の考えるスマートコミュニティ推
進モデル事業の取り組みとも合致するもので、
「オナーズヒル白庭みなみ丘」においても上
記 3 要素を考慮したさまざまな取り組みを検討しています。
ミサワホームが考えるスマートコミュニティの 3 要素
■ 本事業での主な取り組み
1.エネルギーをムダなく活用する住まい
○省エネ・創エネ設備を採用
「オナーズヒル白庭みなみ丘」では、鋼製断熱玄関ドアなどを採用し建物の断熱仕様を
向上させるほか、自然の風や光を有効活用する微気候デザイン設計として、高低差換気や
南北通風を促進する地窓や高窓、欄間付きドア、シーリングファン、開閉式トップライト
を採用。さらに太陽光発電システムや燃料電池、HEMS、高効率エアコン、節水型設備な
どを全戸に標準採用することで省エネ・創エネと大幅な CO2 削減に取り組みます。
シーリングファン・開閉式トップライト
太陽光発電システム
燃料電池
○環境共生住宅認定を全棟で取得
上記の省エネ、創エネの取り組みにより CASBEE 戸建評価認証制度において A ランク
以上を取得、かつ各戸の外構計画において 40%以上の緑化率を確保するなどの工夫により
特定評価項目 9 項目をすべて満たし、全棟で環境共生住宅認定を取得する予定です。
○自動車との連携を見据えた対応
全棟に EV・PHV 充電設備を標準装備するほか、自動車から住宅へ給電する V2H 技術
に対応するための先行配線・配管も標準施工するなど、今後予測される EV の普及を見据
えた取り組みも実施します。
2.長く快適に暮らす街
○まちの全体計画に微気候デザイン設計を採用
周辺地域の気温や湿度、風向き、風速などを把握し、最適な微気候形成のシミュレーシ
ョンを実施。立地環境に配慮し自然環境を有効利用するための微気候デザイン設計を、ま
ちの全体計画に採用します。また、
「オナーズヒル白庭みなみ丘」は南傾斜ひな壇状の分譲
地で良好な日当たりや風通しが望めることも、まちづくり計画に盛り込みます。
○良好なまちなみの形成に配慮
各戸の屋根形状を勾配屋根としたり、外装材の素材や色を限定したりすることで、まち
の統一感を醸成。資産価値を維持し、愛着を持って住み続けられるまちづくりを目指しま
す。また、生駒市が取り組む「緑化の推進に関する取り組みを進めることによって景観・
環境に配慮したまちづくり」に賛同し、緑被率 (※ 2)を敷地の 20%以上、緑視率 (※ 3)も 15%
以上確保することで良好な緑環境を形成します。
※2:対象となる敷地の面積に対して緑被地が占める割合。
※3:道路中心に立った人の視界に入るまちなみや敷地の緑の面積割合。
3.人と地域の未来
○フェノロジーガイドの活用
周辺地域の気象データに加え、鳥や
虫といった生物・植生の生態系、地
域の年中行事などをまとめたフェノ
ロジーガイド (※ )を作成。その結果を
もとに生駒市の気候風土や歴史を把
握し、まち及び住戸の温熱環境を良
好にコントロールします。
※「重ね暦」とも呼ばれ、一年の暦に従っ
て気温や風向き、花ごよみ、野鳥、年中
行事などを併記するもので、より自然環
境に沿ったまちづくりが可能です。
フェノロジーガイドイメージ
○ オリジナル HEMS サービス「enecoco」を活用した情報提供
各家庭に設置するミサワホームのオリジナル HEMS「enecoco」で集計したデータを
ネットワークで結び、街全体で使用しているエネルギー利用量や一戸あたりの平均的な利
用量、エアコン稼働率を「見える化」します。また、気象予報に基づき省エネガイドや熱
中症予防アドバイスをスマートフォンなどで行う独自サービス「太陽と風のスマートガイ
ド」を提供することで省エネ行動を促進するほか、周辺住民同士のコミュニケーション促
進にもつながる仕組みです。
「太陽と風のスマートガイド」画面イメージ
■「オナーズヒル白庭みなみ丘」概要
地
:
奈良県生駒市上町 1024 番地 他
交通アクセス
:
近鉄けいはんな線「白庭」駅より徒歩約 12 分
開
積
:
17,053.39 ㎡
住宅地等面積
:
11,341.95 ㎡
建築予定戸数
:
50 戸(区画規模 190.47 ㎡~264.56 ㎡)
構 造 ・ 工 法
:
木質パネル接着工法及び鉄骨ラーメン構造・ユニット工法
売
:
ミサワホーム近畿株式会社
所
在
発
面
主
以
*この件に関するお問い合わせ先*
ミサワホーム㈱ 経営企画部 広報・IR課 中村孝 宮田智
TEL:03-3349-8088/FAX:03-5381-7838
MAIL:[email protected]
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