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グループシナジーの強化
トピックス グループシナジーの強化 イオンフェスティバル 5月度と7月度にそれぞれ10日間、 「イオンフェスティバル」を実施しました。 グループの総力を上げて取り組む新たな企画で、 グループ50社全国約5,400店舗にて、 グループ全体の共通企画と各社独自の企画を ミックスした催事を展開するとともに、グループ一体となって 環境保全活動や社会貢献活動を一斉に行い、 イオン・ブランドの構築に取り組みました。 トップバリュ 仙台に新たな物流拠点を設立 新しいGMSフォーマットの確立 イオンが展開するGMS 「ジャスコ」は、衣・食・住フルラインの品々を1ヵ所でお買い求めいただける 総合力が強みです。これをさらに強化するため、店づくり、売場づくりの改革を進めています。 新しいGMSフォーマットでは、広い通路、高い天井など開放的なスペースでの単品大量陳列を基本に、 わかりやすく買い物しやすい売場環境を創出するとともに、集中レジを導入し、 ワンストップショッピングの利便性をさらに追求しています。 6 グループ全体の経営効率を高めるため、 I Tを駆使した新しい 統合物流ネットワークの構築を進めています。本年6月には、 新しい物流戦略の出発点となる「イオン仙台RDC (リージョナル・ ディストリビューション・センター) 」が稼働しました。 さらに今後3年間で全国19拠点・39センターの物流網を構築し、 商品原価の低減、物流コストの削減、店舗作業の軽減などにより グローバルコストの実現を目指していきます。 「トップバリュ」はイオンが開発している プライベートブランド商品で、 2001年8月現在、 衣・食・住にわたって1,846アイテムを販売しています。 グループの小売企業各社でも展開しており、 全国600店を超える食品売場で同一商品を 一斉に大量陳列で販売する「統一エンド」の取り組みでは、 スケールメリットを発揮して、大きな成果を上げています。 7 EDLP(エブリデイ・ロープライス)の追求 ベストプライス デフレの進行、欧米有力小売業の参入を背景とした低価格化に挑戦すべく、 価格ゾーンの大幅な引き下げと荒利益の確保を同時に実現する価格政策として 「EDLP(=どこにも勝る安さと継続的な安さ) 」を推進しています。 それを「トップバリュ」とともに牽引するのが「ベストプライス」と 銘打った低価格商品群。婦人用ストレッチパンツは、海外からの ダイレクトソーシングにより1,500円の価格を実現。 色も8色とカラフルで、お客さまの支持を得ています。 ドラッグストア事業の本格展開 IT活用のマーチャンダイジング 8 ITを活用した新しいマーチャンダイジングシステムの構築を 進めてきましたが、メンズ部門の試験導入を経て、 アパレル全部門に拡大しました。メンズ部門では、店舗別単品別に 自動算出された適正補充発注量に基づき発注数を決定する 仕組みにより、ほとんどのカテゴリーで補充発注時間が50%以上 削減されるなど、確実な成果を見せています。 日本各地の有力企業との提携により誕生した国内最大規模の 調剤・ドラッグストア連合「イオン・ウエルシア・ストアーズ」において、 「ウエルシア」ブランドの開発商品(医薬品、衛生用品など)の発売を開始。 一層のグループシナジーを発揮していきます。 当中間期末で医薬品の「ウエルシア」商品は46品目となり、 年度内には100品目とする計画です。 9 企業市民として地域・国際社会に貢献 イオンこどもエコクラブ発足 こどもたちに環境について学ぶ場所と機会を提供するために 環境省が推進しているこどもエコクラブ事業を1996年から 支援してきましたが、当期から「イオンこどもエコクラブ」として、 グループの店舗を拠点とし、地域の日常生活に根ざした 環境学習や体験プログラムを実施しています。 地雷ゼロキャンペーン 大幅な増収増益のタルボット 米国でアパレル専門店の売上鈍化傾向が続く中、タルボットは積極的に新規出店を行い、 総店舗数は前期末から30店舗増の752店舗となりました。また、引き続き広告宣伝を強化するとともに、 店舗・カタログ・ネットの3部門のシナジー効果を活かして、ブランド認知度をさらに高めた結果、 既存店売上2.1%増、カタログ販売8.5%増と堅調に推移。当中間期の営業収益は対前中間期比24.0%増の952億円、 営業利益は35.9%増の119億円と大幅な増収増益を達成しました。 10 対人地雷の恐ろしさと被害の現実を訴え、 その撤去作業を行う海外の専門組織 「ヘイロー・トラスト」を通じて地雷撤去計画を 支援する「地雷ゼロキャンペーン委員会」の 趣旨に賛同し、 4月27日から、グループ各社の 店頭における募金活動やCD販売の 協力を実施しました。募金額はグループ 54社で合計1,510万2,317円に達し、 6月20日に地雷ゼロキャンペーン委員会に 寄贈しました。 カンボジアでの学校建設を支援 長く続いた内戦によって失われたカンボジアの教育基盤の早期回復を願い、 カンボジアに毎年20校以上の学校を寄贈するための3年間の支援活動を 当期よりスタート。5月14日∼6月20日には、グループ各社の店頭・事務所で 募金やチャリティバザーなどを実施し、 7月24日、 4,648万9,068円を (財) 日本ユニセフ協会に寄贈しました。募金はユニセフが行う学校建設に 活用され、本年度は21校が開校する予定です。 11