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創世記47・48章 - 神のしもべ長崎教会

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創世記47・48章 - 神のしもべ長崎教会
創世記 第 47回 ユダのとりなし
創世記 第 48 回 エジプトに下る
「あの子が私といっしょでなくて、どうして私は父のところへ帰れましょう。
「わたしは神、あなたの父の神である。エジプトに下ることを恐るな。わたし
私の父に起こるわざわいを見たくありません」
はそこで、あなたを大いなる国民とするから」
創世記44:34
創世記 46:3
第1回エジプト行で、ヨセフの兄弟たちは、スパイの容疑をかけられまし
ヨセフは、ユダのとりなしの言葉を聞き、兄弟たちが、ベニヤミンと父を
た。そして、シメオンを人質に残してカナンの地に戻りました。この時、食料
守ろうとしている様子を見て、自分を抑えきれなくなり泣きました。そして、
の費用だった銀の包が食料の袋に戻されていました。父のヤコブは、ヨセ
とうとう自分が兄弟たちにエジプトに売られたヨセフであると告白しました。
フを失い、シメオンも失い、ベニヤミンも取ろうとしていると嘆きました。
しかし、飢饉が更にひどくなり、食料を食べ尽くしまい、父のヤコブは、
息子たちにエジプトから食料を買ってくるように言いました。ユダは、ベニ
ヤミンが一緒でなければ食料を買うことはできないと父に反論しました。ヤ
コブは 30 歳を越えたベニヤミンを溺愛していたのでベニヤミンを連れて行
くのを非常に嫌がっていたからです。
そして、7 年の飢饉からヤコブの家族を救うために神がヨセフをエジプト
に遣わしたのだと話しました。確かに、神の深い計画があり、ヨセフのエジ
プトでの奴隷としての歩みを神が祝福し、全てが益になったのでした。
そして、父ヤコブを連れてエジプトに来てくださいと話したのです。ヨセフ
とベニヤミンの兄弟は抱き合って泣きました。
パロもヨセフに父と家族を連れてくれば最良の地をあたえると約束してく
この時、ヤコブと家族は神の計画を理解していませんでした。ユダが自
れました。ベニヤミンを含む兄弟たちは一旦カナンの地にもどりました。こ
分の命にかけてベニヤミンを連れて帰ることを確約しましたので、ヤコブは、
の時、兄弟がヨセフのことで言い争わないように注意したのです。兄弟の
香料や没薬などの名産品と銀を 2 倍にして返すことにして、全能の神にシ
犯した罪から開放し、赦しを与えるためでした。
メオンとベニヤミンを無事に帰してくださるように祈りました。
こうして第2回エジプト行きが実現し、エジプトではヨセフが弟のベニヤミ
イスラエルは、エジプトの地にヨセフが生きていいて、総理大臣になって
いることを知ってボーゼンとなりましたが、エジプトに行くことにしました。
ンに 20 年ぶりで会うことになりました。ヨセフが兄弟を年齢の順に食卓に
この時、父イサクの住んでいたベエルシェバで神に祈りました。すると神
座らせたので、兄弟たちは非常に驚きました。シメオンも返され、次の日に
は、エジプト行きは神の御心であること、必ずカナンの地に導き上ることを
帰る時、ヨセフはベニヤミンの食料袋に盃を入れて、再び罪を着せてベニ
示されたのです。イスラエルは自分の子供と家族全員を連れて、70 人がエ
ヤミンをエジプトに残そうとしました。しかし、ユダが兄弟と一緒にヨセフの
ジプトに住むことになったのです。
ところに戻り、ベニヤミンを連れて帰られなければ父が死んでしまうので、
また、イスラエルの一家はエジプト人が嫌う羊飼いであったことから、ご
代わりに自分を奴隷にと切々と訴えました。ユダの父と兄弟を守るための
シェンの地に住むことを希望したのです。これは、家畜を飼うのによいちで
自己犠牲のとりなしは真実でした。このユダの行為がユダ族の選びとなり、
あること、また、エジプト人を分離するためでした。
イエスキリストはユダ族から生まれたのです。
TLCCC 厚木教会
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