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25年度東京都手話通訳者等養成講習会 受講生選考試験・一次試験
25年度東京都手話通訳者等養成講習会 受講生選考試験・一次試験共通 一般常識問題 Ⅰ 次の文章で、記述内容に間違いのあるものには×、正しいものには○をつけてください。 1.今年(2013 年)の東京都聴覚障害者大会は、第 50 回と法人認可 20 周年を兼ねて、 新宿を会場に開催されます。 2. 「スポーツ祭東京2013」は、第 68 回国民体育大会と第 13 回全国障害者スポーツ大会 をスポーツの夢と感動を伝える一つの祭典としています。 3.今年 4 月より施行された、障害者総合支援法では、コミュニケーション支援事業は、意思伝 達支援事業に変更され、手話通訳派遣.は無料化されています。 4.三権分立とは、権力の濫用を防止し、国民の政治的自由を保障するために、国家権力を、司 法・行政・内閣の 3 つに分け、それぞれ独立させようとする原理を言います。 5.障害者の雇用の促進に関する法律では、精神障害者の雇用義務付はありませんが、雇用した 場合は、身体障害者・知的障害者を雇用したものとみなされます。 Ⅱ 次の文の( )にあてはまる言葉(数字)を、下のA~Vの中から選んでください。 1.障害者の雇用の促進に関する法律の改正により、平成 25 年 4 月1日より法定雇用率が、国・ 地方公共団体、都道府県等の教育委員会、民間企業とも、それぞれ( ① )%引き上げら れ、従業員( ② )名以上の事業主は障害者を雇用しなければならなくなりました。 2.障害者虐待( ③ )法(正式には「障害者虐待の( ③ )、障害者の養護者に対する支 援等に関する法律」 )では、 ( ④ )障害、 ( ⑤ )障害、 ( ⑥ )障害のある人や、そ のほかに心身の障害や社会的な障壁によって、日常生活や社会生活が困難で援助が必要な人 が対象とされています。 3.日本国憲法では、生存権、教育を受ける権利、参政権を三大権利としていますが、参政権に は、選挙権、被選挙権、 ( ⑦ )権の 3 つの権利が含まれています。 4.日本国憲法の 3 大原則とは、主権在民、( ⑧ )の尊重、 ( ⑨ )を言います。 5.東京都中途失聴・難聴者協会の法人名は( ⑩ )です。 A=基本的人権 B=安寧秩序の優先 C=知的 D=情緒 E=内部 F=精神 G=身体 H=視覚 I=解雇権 J=罷免権 K=直接参加権 L=一般社団法人 M=特定非営利活動法人 N=非核 3 原則 O=0.2 P=0.3 Q=56 R=50 S=防止 T=予防 U=戦争放棄(平和主義) V=社会福祉法人 Ⅲ 1~5の語句を説明しているものを、ア~コから選んでください。 1.アジェンダ ア=要因・因子 イ=核燃料再開発機構 2.リスペクト ウ=核拡散防止条約 エ=農産物貿易協定 3.インクルージョン オ=世界貿易機関 カ=予定表・計画表 4.NPT キ=複数の合意 ク=保守・伝統 5.WTO ケ=包含・包括性 コ=敬意を表する・尊敬する 25年度受講生選考試験 一次読み取り問題 共通問題 地域・指導は設問解答方式 特別クラスは全文書き取り(問 1 のみ) 1 私の学生時代はスキーブームで、10 年くらい前までは、長野県の野沢温泉(ノザワ温泉) によくスキーに行きました。東京からスキー場まで、車が混雑し大変でした。 スキー場では、リフト待ち 30 分以上も当たり前でした。又はスキー場は人がいっぱいで、 ぶつかりそうで冷や冷やしたもので色々大変でした。 しかし、最近は以前のようなリフト待ちも少なくなり、人混みも無く、ぶつかりそうも無くス ムーズに滑られます。以前と比べ、スキーに行く人口は 40%くらい減っているらしい。 スキーに行かなくなった理由を調べて 4 つあります。 「連休が取れない」 「昔は興味を持っていたが、今は興味がなくなった」 「お金がかかる」 「今は子育てが大変」という原因でスキー人口が減ったらしい。 これからのスキー場が無くなるか心配です。 設問 1=いつも行っていたスキー場は、長野県のどこですか? 2=以前は何分以上リフト待ちも当たり前だったと言っていますか? 3=スキーをしながら冷や冷やしたのは何故ですか? 4=以前と比べスキー人口はどの程度減りましたか? 5=スキーに行かなくなった理由は、 「休みがとりにくい」「お金がかかる」 「子育てが大変」等 の他、どのような理由がありましたか? 2 今から 17 年前、大分県大分市で開催された「第 42 回全国ろうあ者体育大会」の野球競 技に東京都代表として出場しました。東京代表は決勝戦まで勝ち続いたのですが、あと1勝で 日本一”というところで惜しくも負け、準優勝という結果に終わりました。 翌日、野球仲間と一緒に大分県別府市にある『地獄めぐり』に行ってきました。 「日帰り温泉」に入ろうとしたら時間が間に合わず、温泉に入ることが出来なかった。そして、 大分空港に向かう途中、大分港からホーバーフェリーに乗って帰りました。ホーバーフェリー は海の上をばびゅーん!と高速船です。乗るだけで誰も興奮してました。 皆さんに是非おススメしたいところですが、残念ながらホーバーフェリーは 2009 年に運行 を終了しました。 設問 1=第 42 回全国ろうあ者体育大会はどこで開催したか? 2=何の競技に出場したか? 3=競技の結果はどうなりましたか? 4=「地獄めぐり」はどこにありますか? 5=港から何の乗り物に乗りましたか? 25年度受講生選考試験 二次聞き取り手話表現問題 地域クラス 聞こえる人の声を手話に、聞こえない人の手話を声に変え、聞こえない人と聞こえる人とのコミ ュニケーションを支援するのが手話通訳者です。 病気での診察や役所での手続き、学校や保育園の保護者会や会社の面接など、聞こえない人の暮 らしのさまざまな場面で、手話通訳者は活躍しています。 しかし、多くの手話通訳者は別に仕事をもちながら、休みの日や夜に手話通訳活動をしています。 また、役所にいる手話通訳者もその身分は嘱託職員など不安定な状況にあります。法律に手話が言 語と規定された今、聞こえない人の暮らしの中のあらゆる場面で、手話通訳者が聞こえない人と聞 こえる人のコミュニケーション支援を行えるよう、手話通訳者を増やし、その身分などを充実して いくことが大切になっています。 25年度受講生選考試験 二次聞き取り手話表現問題 特別クラス 就職をして、結婚をして、子どもも生まれた。 先にママになった友人の話をぼんやりと聞いていた私も、気がつけば4歳の子どもを抱え、子育て に奮闘している。 仕事と子育ての両立は本当に大変だけど、工夫をすればなんとかうまくいく。 通勤するのと一緒に、子どもの送り迎えができる駅の近くの保育園。 子どもと過ごす時間を増やすためには、よい選択だった。 その日の仕事のことを考えながら、子どもの話に耳を傾ける、駅までの道。 仕事をする私と、ママである私が混じりあう感覚が、ちょっと不思議だけどなんだか幸せ。 駅まではあと 5 分。横では、お友達や先生のことを子どもが一生懸命に話している。 なんと、保育園の先生にプロポーズをしたいそうだ(笑) 25年度受講生選考試験 二次面談問題 指導者クラス 試験官は受験者に対し、以下のテーマを手話で伝えます。 1. これまで地域の手話講習会でどのような担当、または関わりをしてきましたか? 2. 上記の問答(追加質問適宜)に加え、 入門クラスの指導を担当するにあたり、受講者に一番伝えたいことは何ですか? 受験者の答えに対し、若干の質疑。 質疑を含め、1人あたり5分以内で終えてください。