...

施工の手引き はこちら

by user

on
Category: Documents
34

views

Report

Comments

Transcript

施工の手引き はこちら
無機弾性セメント系接着剤
施工の手引き
株式会社 大建化学
℡0533-86-5625
E-mail [email protected]
【用 途】
★適用下地
○ PC 及び RC
○ ALC
○ アクリル樹脂塗装面
○ セメントモルタル
○ タイル ON タイル
○ 無塗装及び化粧サイディング
○ コンクリートブロック
○ 石材 ON 石材
○ 各種乾式ボード
○ セメント成形ボード
○ 各種木材・合板
○ FRP・鉄・ステンレス・アルミ
○ ウレタン発泡材
☆不適用下地
プラスチック類、プリント合板、シリコン等の撥水処理面、含水率の高い若齢下地、軟弱下地
★適用タイル
天然・人造石類、磁器質タイル、陶器質タイル、半磁器タイル、レンガ質タイル、
木レンガ、ガラス質タイル、
☆不適用タイル
ゴム系タイル、軟質塩ビ質タイル
【適用箇所】
★内・外装タイル張り、引掛タイル張り工法、店舗、プール・浴槽、水掛かり箇所、床タイル石材張り、内外装仕
上げ壁面、サウナ室、床暖房施工、難燃と耐熱を必要とする箇所、モルタル下地調整、不陸調整
☆不適用箇所
直火等の高温に曝される所、天井、油中、有機酸中、溶剤中、高温湯中
【現場接着力試験】
1. 接着力試験をする場合は、内外共に養生期間約 2 週間以上経過後に実行して下さい。
【使用方法】
★標準配合
1. タイル張り、仕上塗壁の場合は、
ドリームボンドE(液体)1 袋(1.27k) + ドリームボンドK(粉体)1 袋(3.73k)
2. 石材、重量タイル張りの場合は、5㎏1セットに付き、ドリームボンド増粘用セメント 300g(別売り)をご
用意しています。粘度を確認しながら少しずつ混練して使用して下さい。
3. 400 角以上の重量張付け材は、金具の使用の安全策を取って下さい。
※増粘用セメントは5㎏1セットに対して混入量を 300gを上限としていますので、1袋以上は
決して使用しないで下さい。
★標準使用量 [1㎡あたりの使用量の目安] ※( )は1箱 20 ㎏の施工可能面積の目安です。
1. 平滑面タイル張り施工:塗り厚2㎜で約2.2~2.5kg (9.09~8㎡)
塗り厚4㎜で約4.4~5.0kg (4.45~4㎡)
2. 壁面仕上げ材施工 :パターンバリエーションにより使用料に違いが出ます。
(上記使用量に準じます)(1㎜塗り厚の場合上記配合の約倍数)
※5㎏:1セットを使用するとして
(液体)
①
最初に液を規定量
(粉)
(粉)
半分の量
半分の量
② 粉は必ず
(1 袋)全部入れる。
2回に分けて入れる。
★混練方法
1. タイル張りの場合は、練り容器に「ドリームボンド E」(液)を入れる。次に「ドリームボンド K」(粉)を半量入
れて混練して、撹拌状態確認後、残り半量を徐々に加えて良く混合撹拌する。
2. 着色する場合は、最初に「ドリームボンド E」(液)に規定の顔料を加え良く分散させた後、「ドリームボンド K」
(粉)を1.の要領で半量ずつ加えて混合撹拌して下さい。
3. 練り液は、分離する事が有りますので使用前に均一になるよう良く分散させてからご使用下さい。
4. 他社品又は、骨材、水、セメントは絶対に混合使用しないで下さい。
5. ドリームボンドを攪拌する場合は、手練り又はモルタル用ミキサー(回転数 300~400 回転/分程度)を使
用して攪拌して下さい。高速回転(1000~1200 回転/分の塗料撹拌用ミキサー)等は、攪拌熱上昇で硬
化時間が短縮されます。又配合されているアクリル樹脂の機械的安定を欠き樹脂混入の価値を失い強度
不足、クラックの原因となる場合があります。
★練り置き時間
1. 約30~40分位
★張り付け時間
1. 約20~40分位(冬期、夏期、内、外では、多少の違いが有ります)
★タイル、石材張り付け方法
1. 接着、圧着張りの場合は、3~5㎜目のクシ目鏝でクシ目引き後直ちに張り付ける又は平滑にならした面
2.
3.
4.
5.
6.
7.
にタイルを張り付けて下さい。
合板類のアク止め材塗布は必要ありません。
空目地施工の場合は、上記1.の塗厚にして乾燥養生後、張り付けるタイル裏面に張り付けモルタルを付
けトロして、良く揉み込むように改良圧着張り工法で張り付けて下さい。
石材張りの場合は、くし目コテ塗付け又は、付けトロ施工で良く揉んで下さい。 このドリームボンドモルタ
ルは厚付けしても24時間経過すると完全硬化の約80%に近い強度を発輝するのが特長です。
重量タイル、400角以上の重い物を張る場合は、金具工法を用い安全施工をして下さい。
時々塗膜を脂触し皮張り状態を確認する又張り付けたタイルを剥がしドリームボンドモルタルの付着状態
を確認して下さい。
ドリームボンドで、カラー目地化をされたい場合は、10 色のオリジナルカラーの中からタイルに合わせて色
を選んで着色して、空目地仕上げ施工をして下さい。
★壁仕上げ材として使用する場合
1. クシ目鏝を用いて塗りつけ、余分なドリームボンドモルタルをかき取り仕上げ鏝等で平滑な塗面を作る。
2. 模様柄を製作する場合は、ドリームボンドモルタルが乾燥硬化前に作業して下さい。
3. 大きな模様、塗厚を用いた柄壁面を製作する場合は、最初に塗りつけた平滑部分に打ち継ぎ、塗厚のあ
る深見のある芸術的仕上げが出来ます。
【使用上の注意】
1. タイル張り、石材張り、壁仕上げ材、下地調整材以外の用途には使用できません。
2. ドリームボンド液剤が凍結した場合解凍しても使用は出来ません。
3. 吸水率の高い下地、夏期直射日光等の当たる箇所は水湿し等で下地の吸水状態を調節して下さい。
4. 下地に付着している油脂分、埃、レイタンス、チョウキング、不陸箇所等は接着不良の原因となりますので
除去調整して下さい。
5. 合板下地等たわみの出る下地,柔らかい箇所には使用しないで下さい。
6. 混練後練り置き時間が経過して硬化した材料は使用できません。
7. 冬期5℃以下での施工は避けて下さい。
8. 収縮が有る下地、多面積面にタイル張り、仕上げ壁塗り施工の場合はクラック防止のため伸縮目地を設
けて下さい。
9. ドリームボンドモルタルが付着した鏝等の道具類は使用しない場合は水中に浸しておいて下さい。硬化し
ない道具の清掃は水洗いで落ちます。
10.石材を張った場合の染み出しは殆んどありません。 尚、施工直後に一時的にドリームボンド内の水分が
石材表面に浮いてきますが、2~3日程度で蒸発して表面には染み痕は残りません。
11.強アルカリ(炭酸ソーダ・水酸化ナトリウム)、強酸(有機酸・乳酸・酢酸・硫酸・塩酸等)の箇所には使用で
きません。(温泉の泉質が強酸、強アルカリの場所など)
【保
管】
1. 直射日光を避け冷暗所(5℃)以上で保管して下さい。
2. 水、雨等水分を避けた所で保管して下さい。
3. 有効期限は製造日より6ヶ月以内です。
Fly UP