Comments
Description
Transcript
オホーツク競技スキー部 中田優生選手
6 学部長 オホーツク競技スキー部 中田優生選手 km km km 2 回目の全国制覇を果たした正代選手 ・・ 落ち着いたレース運びをみせた中田優生選手 第五十二回全国大学 二回目の全国制覇を果た 高 木︵ 拓 殖 大 学 ︶、 日 本 選抜相撲宇佐大会が五 した。 大学のポイントゲッター 月三日、昭和の大横綱 正代は、立ち合いの鋭 遠藤、土肥を一蹴。 双葉山の生誕地である い踏み込みと右四つから 決勝では、日本体育大 大分県宇佐市で行われ、 の 速 攻 が こ の 日 も 冴 え、 学主将の南雲を型通りの のか、六学部長の先生方 個人戦で正代直也︵開 体重二百 を超す超巨漢、 寄りで仕留め、学生横綱 にお集まりいただき、﹁東 発三年︶が の貫禄を 京農大の求める学生像﹂ 優勝し、昨 示した。 学生横綱 正代直也選手が貫禄 というテーマで話をお聞 年の全国学 試合後、 きした。 生相撲選手 全国選抜相撲宇佐大会も制覇 出身地熊 ︵二、三面に座談会︶ 権 に 続 き、 本県から 応援に駆け付けたご両親、 東京農大の求める学生像 ★座談会出席者★(左から)鈴木和春 応用生物科学部長、鈴木敏郎 農学部長、横濱道成 生物産業学部長、 高橋久光 国際食料情報学部長、 (右端)麻生恵 地域環境科学部長、 (左下) 博 短期大学部長 (右から 2 人目)司会:松丸禎二 入試センター長 社会ではグローバル化 と、 食 料・ 環 境・ 健 康・ や少子化などといわれて、 バイオマスエネルギーの 情報通信技術の発展に伴 教育研究に取り組んでい い、人・モノ・金・情報や、 る。 さまざまな文化、価値感 各学部でどのような学 が 国 境 を 越 え て 流 動 化 生に入学してもらいたい し、社会生活のあらゆる 側面に影響を及ぼしてい る。このような時代に東 京農大では、建学の精神 ﹁人物を畑に還す﹂、教育 の理念﹁実学主義﹂のも 全日本学生選手権クロカン初 V kg 恩師、先輩たちと握手を 第八十五回全日本学生 交わした正代は﹁まだま ス キ ー 選 手 権 大 会︵ 全 だ課題はたくさんあるの 日本インカレ︶が二月 で、これからも稽古に精 二十一日∼二十九日に岩 進し、力をつけていきた 手県八幡平市で開催され、 い﹂と今後の大会での活 オホーツク競技スキー部 躍を誓った。 の中田優生︵産業経営学 ︵相撲部部長 科平成二十四年三月卒︶ 安井和男︶ がクロスカントリー一・ 伊勢原農場 二 スプリントフリーで で 五 位、 四 名 × 十 リ 東京農大ニュース抄録 開場式開く 優勝し、東京農大スキー レーにおいてもアンカー 2012年 月∼ 月 史としては初のインカレ を務め、ゴール直前で中 伊勢原農場の開場式が ▼川場村、清水建設との三者協定/ 月 日 持続的発展が可能な﹁元気なふる 優勝を果たした。スプリ 央大、明治大をかわし昨 五月三十日開催され、大 さと﹂の実現に向け、産学官の包括連携 協定を締結 ント競技は予選結果上位 年に続いて準優勝を果た 澤理事長はじめ伊勢原市 ▼平成 年度女子部新人戦︵弓道部︶/ 月 日他 新人賞 堀 江 菜 穂 美︵ 醸 三十人が準々決勝に進出 す大活躍であった。総合 長、 伊 勢 原 農 協 組 合 長、 ︶、宮腰さやか︵栄 ︶ ▼ ︵チア でき、トーナメント方式 でも過去最高位の六位入 栗原自治会長など学内外 リーダー部︶/ 月 日 部門 位 賞︶ 特別賞︵ベスト で順位が決まる。決勝ま 賞を果たした。 から六十人余りが出席し ▼平成 年度入学式/ 月 日 世田 谷・ 厚 木 合 同、 月 日 オ ホ ー ツ ク に で勝ち進むと予選を含め ︵スキー部監督 関大輔︶ た。大澤理事長あいさつ て 挙 行 。 新 入 生 総 数 3574 名。 モ ンゴル国立農業大学 計四回競技 のあと、伊勢原市長より 学長を招へい。 ▼第 回東都学生馬術大会/ 月 ∼ することに 市を取り巻く農業情勢と 日︻東都トーナメント︼団体優勝 最優 秀 選 手 村 上 知 也︵ ビ ︶︻ 新 人 障 害 飛 なり、精神 東京農大との今後の協力 越競技︼団体 位 ︻複合馬術競技︼団 体 位 ︻標準障害飛越競技︼ 位 柳 力が問われ 関係の構築について期待 原 由 香 里︵ 醸 ︶ 位 大 野 周︵ ビ ︶ 団体 位 ︻団体総合︼ 位 る競技でも を込めたご祝辞を頂いた。 ▼第 回 レースホースカップ/ 月 日 位 大野周︵ビ ︶ ある。中田 式 終 了 後、 農 場 内 施 設・ ▼ 第 104 回 東 都 学 生 競 技 ダ ン ス 選 手 権 大 会 / 月 日︻ ラ テ ン の 部 ︼ サ ン は終始落ち 圃場利用について見学・ バ 準優勝 上 野 一 輝︵ バ ︶・ 毛 利 桃 子︵ 栄 ︶︻ フ ォ ー メ ー シ ョ ン の 部 ︼ 団 着いたレー 説明を行い、その後懇親 体 位 ▼ JOC ジ ュ ニ ア オ リ ン ピ ッ ク カ ッ プ 全 日 本 ジ ュ ニ ア 選 手 権︵ レ ス リ ン グ ス運びをみ の場がもたれた。 部︶/ 月 ∼ 日 男子ジュニアの部 ︻フリースタイル 級︼ 位 せ見事優勝 山田圭 伊勢原農場は、今後も 史︵開 ︶ ▼第 回全国大学選抜相撲宇佐大会/ を勝ち取っ 整備が進められ、新たな 月 日 詳細 面 ▼第 回全日本ジュニアパワーリフ た。 ま た、 研究の進展や生産の場と ティング選手権/ 月 日 ︻男子 120 ︼優勝 クロスカン して機能を高めていくこ 間嶋秀伍︵化 ︶ ▼留学生懇談会/ 月 日︵ 面参照︶ ▼世田谷キャンパス見学ツアー/ 月 トリー十 とが期待されている。 日、 月 日 学内見学ツアー、入試説 明会実施 クラシカル ︵文責 山口正己︶ 6 2 1 0 2 n a p a J n i s l a n o i t a N A S U 2 p u r e e h C 4 3 g n i d a e l r e e h C H C R A D A B a a b m a y B . r D 15 4 24 2 13 15 2 1 3 4 2 4 4 3 13 2 4 5 2 4 3 3 4 5 18 3 4 15 96 kg 22 1 4 5 24 4 4 2 21 49 2 4 2 kg 9 5 26 24 11 3 24 1 3 3 3 3 52 31 6 東京農大ホームページ http://www.nodai.ac.jp/ 2012年7月1日(第 65 号) 世田谷キャンパス 大学本部/大学院・応用生物科学部 地域環境科学部・国際食料情報学部・短期大学部 厚木キャンパス/大学院・農学部 オホーツクキャンパス/大学院・生物産業学部 東京農業大学 編集/ 東京農業大学学長室 発行/ 東京農業大学出版会 〒156―8502 東京都世田谷区桜丘 1―1―1 座 談 会 再生紙を使用しております 2012年7月1日(第 65 号) 期待する学生像 目的意識をはっきり 未来切り開く興味を 11 月 26 日(月) 9時 社会的使命感を持つ 食品香粧学科は、従来の 地域のリーダーとして貢 かく分子レベルのミクロ 協調の努力によって、解 ます。他の学部は、農場 食品加工、食品の開発の 献したいという意欲があ の技術で食料・健康・環 決が迫られる重要な課題 実習や演習が中心です。 麻生 境の諸問題を解決してい です。国際食料情報学部 地域環境科学部を います。ハードとソフト、 他に、香りや色彩を食品 構成する三学科は、いず 両 面 を 身 に つ け た 学 生、 開発に入れた、新たな食 くことを、生物応用化学 では、このような課題解 松丸 フィールド実習主 れも﹁地域づくり﹂に関 あるいは人々の暮らしに 品科学を追求しています。 科は、生物、化学物質の 決 に 真 正 面 か ら 取 り 組 体の農学部はどうですか。 わる分野を担っています。 軸足を置いた暮らしの側 課題を科学し、人類の未 み、関連分野における政 このキャンパスは、広 建学の精神は﹁人物を畑 面からも地域を考えるこ 大な圃場を持つ大規模経 来を切り開いていくこと、 策立案・行政、企画・実 鈴 木︵ 敏 ︶ 東京農大= に還す﹂ですが、私たち とができる、そのような 営をしている場所にあり、 醸造科学科は、日本の中 践、それから自営・実業、 農 学 部 と い う よ う に イ は、その精神を﹁人物を 人材養成をめざすべきだ さらに水産物が豊富なオ り、目的意識が明確な学 で唯一の学科で、微生物 研究・教育等の諸活動の メージはわきやすいかと 地域に還す﹂という視点 ろうと思います。 ホーツク海に面しており、 生であれば、ぴったりの の 機 能 を 科 学 で 解 明 し、 リーダーとなるべき人を 思いますが、植物・動物 で捉えています。 これからは自然や環境 生物産業学を学ぶうえで 学部です。 未来をクリエイトしてい 養成する。それが主眼に の生命に関する基礎から くことを目標としていま なっています。 応用までを科学して、そ 地方では、過疎化・高 だけではなくて、地域社 絶好な場所です。我々と 齢化が進んで、地域の担 会、あるいは地域に暮ら しては、その地域や多様 鈴 木︵ 和 ︶ 応 用 生 物 科 す。栄養科学科は、食品 れらを農学の発展に資す 学部の特徴は、国際的 い 手 が 不 足 し て い ま す。 す人、そのようなものに な環境が学校で、地域か 学部は、食料・健康・環境・ 栄養学専攻と管理栄養士 な立場で活躍できる人材 ることを目的とした学部 都市でさえも住民の高齢 関心を持った学生、ある ら学生が学ぶという基本 バイオマスエネルギーな 専攻の二専攻があり、国 を育成するということで です。同時に、動植物の 化の影響が出てきて、町 い は 社 会 的 な 使 命 感 を 的なスタンスでやってき どを考えて、基礎から応 家資格である栄養士、な す。当学部は、語学の中 育種、生産、加工などの、 の活動が停滞するなど地 持った学生に入学してほ ました。学生の九割以上 用 へ 学 ん で い く 学 部 で、 らびに管理栄養士の資格 で英語を他の学部より多 生産領域と人と動植物と 域の運営に支障が出てき しいと考えています。 は本州、特に大都市圏か 動植物・微生物等が営む を取得し、食と健康の高 く学び、もう一つは第二 の共生や、生物介在療法 ているという問題があり 外国語も、タイ語やイン などの、学際的領域を教 地域環境科学部 ます。今後は人口減少が 横 濱 ドネシア語、中国語、あ 育・研究し、豊かな心と 生 物 産 業 学 部 は、 麻生 恵 学部長 ま す ま す 進 み ま す の で、 平成元年に北海道の網走 るいはハングル、外国か 実学的知力を養い、国内 センタ︱試験利用入試 このような問題がさらに 市、オホーツク圏と呼ば ら来た学生には日本語を 外において地域リーダー 生 物 産 業 学 部 平成 年度 深刻化するといわれてい れる場所に開学しました。 教えるような、語学を中 として活躍できる意欲と 横 濱 道 成 学 部 長 ます。このような中、こ 農学とは違うイメージ 心としたカリキュラムに 能力を兼ね備えた人材を 応用生物科学部 で す が、 基 本 は 農 学 が なっていることが特徴で 養成しています。このよ 鈴木和春 学部長 ベースです。もちろん生 うなことをやってみたい す。 産・生産技術等に関わり という学生さんに、ぜひ 海外で本当に活躍しよ ますが生産物の付加価値 ら来ており、高校までは 生命現象について理解と 度なプロフェッショナル うとする強い意思を持っ 入学していただきたいと を高めるために、それを このような原風景の体験 解析能力を高めて、人と を育成することを目標と た学生さんに来てもらう。 思います。 加工するという食品加工 はしていないと思うので、 環境との共生のうえに成 しています。 農学科は、作物の特質、 そのようなことを教える れから大学は地域の担い と、加工して、それをビ オホーツクに来て、四年 り立つ生活を、真に探求 基礎と応用の力を利用 栽培技術などに興味を持 手 と し て、 地 域 の リ ー ジネス化するまでを一貫 間の間に日本の食糧や環 して実践できる人材の育 して、未来の地球を科学 ち、国内外において農業 ダーとして活躍できる人 とした広義の農学と言え 境問題について実学を通 成を教育理念としていま とバイオで切り開く、そ を中心とした広範囲な分 材の養成をめざす必要が ます。地域の振興に帰す して学び、卒業していた す。生物と化学を基礎学 のようなことに興味のあ 野での活躍を希望する学 あると思います。 問に据えて、講義や実験・ る学生に、ぜひ来てほし るということが大きな目 だきたい。 生に、畜産学科は、家畜 の育種、繁殖、生理、衛 私たちの学部では、こ 的ですが、いわゆる今は 農家や水産バイトとい 実習を行って、さらには いですね。 れまでハード面の内容に や り の 六 次 産 業 化 で す。 うものがあって、地域の 卒論実験を通じて、学力 ことができるのは国際食 生、飼養、加工、流通な 重点を置いた教育、例え それを一つの学部の教育 人と密着したおつきあい の向上と国際的な研究を 高橋 人類共通の課題と 料情報学部です。 どにも興味を持ち、日本 ば農地の造成や、公園の 理 念 と し て、 一 貫 し て、 をしている学生も多いで 目指しているので、生命 して提起された世界の食 にとどまらず、世界的な 建設など、地域の空間を ﹁生産・加工・ビジネス﹂ す。大学では学べないも の基礎的な現象やその応 料、それから環境、エネ 鈴 木︵ 和 ︶ 我 々 は、 実 視点で畜産を考えること 作る、モノを作るという という地域振興に関わる のを地域のいろいろなヒ 用をつかさどることに興 ルギー、経済成長、人口 験や実習をふんだんに行 の出来る学生に、バイオ ことを中心にやってきま 教育研究体系をとってき トや環境から学び、それ 味のある学生にぜひ来て などの諸問題は、二十一 い、技術手法を学び研究 セラピー学科は、動物と したが、これからはそれ ました。中でも、アクア ぞれの地域に帰って活躍 ほしいと思います。 世紀においても引き続き 室での活動が卒論につな 植物の双方に興味を持ち、 推薦入試Ⅰ期・Ⅱ期 に加えて、ソフト面の技 バイオ学科は水産系の農 しております。 バイオサイエンス学科 重 要 な 課 題 で す。 ま た、 が っ て い く よ う な カ リ 生物を活用した人の生活 平成 年度 術が求められてくると思 大 で も 唯 一 の 学 科 で す。 は、生物体をもう少し細 地球規模的な視野と国際 キュラムで構成されてい の質の向上や癒やし、健 社 会 貢 献 し た い と か、 11 月 1 日(木)∼ 11 月 7 日(水) 郵送のみ(消印有効) 短 期 大 学 部 3 月 9 日(土) 9時 11 月 18 日(日) ※センター試験において志望学科の指定科目を受験することが条件です。複数学科に出願可能です。 ※詳細は募集要項でご確認ください。 試験会場 農学部は厚木キャンパス。その他の学部は世田谷キャンパス(生物産業学部はオホーツクキャンパスでも実施) 2 月 16 日(土)∼ 2 月 20 日(水) 郵送(消印有効) 2 月 22 日(金)11 : 00 ∼ 15 : 00 窓口受付(世田谷キャンパス) 募集要項請求・問合せ先 大学ホームページ(http://www.nodai.ac.jp/)または以下宛ハガキにてご請求ください。 〒 156_8502 東京都世田谷区桜丘 1_1_1 入試センター TEL : 03_5477_2226 選考方法 書類・小論文・面接 全学科 25 生 物 産 業 学 部 12 月 14 日(金) 9時 11 月 26 日(月)∼ 11 月 30 日(金) 郵送のみ(消印有効) 12 月 9 日(日) 全学科 短 期 大 学 部 合格発表 Ⅰ期 生 物 産 業 学 部 25 Ⅱ期 願書受付 前 期 試験日 後 期 2 月 16 日(土) 9時 全学科 1 月 4 日(金)∼ 1 月 18 日(金) 郵送のみ(消印有効) センター試験 1 月 19 日(土) ∼ 1 月 20 日(日) 合格発表 試験日 願書受付 学 科 学 部 農 学 部 応用生物科学部 地域環境科学部 国際食料情報学部 生 物 産 業 学 部 短 期 大 学 部 学 科 学 部 農 学 部 応用生物科学部 地域環境科学部 国際食料情報学部 生 物 産 業 学 部 短 期 大 学 部 ❷ 大地に力 緑に生命 東京農業大学 麻生恵 学部長 横濱道成 学部長 高橋久光 学部長 2 月 5 日(火) 全学科 3 月 4 日(月) 2 月 16 日(土)∼ 2 月 20 日(水) 郵送(消印有効) 2 月 22 日(金)11 : 00 ∼ 15 : 00 窓口受付(世田谷キャンパス) 3 月 9 日(土) 9時 農学部 一般入試Ⅰ期・Ⅱ期 平成 年度 生物産業学部 海外で活躍する意思 全学科 生物産業学部 25 目指せ地域リーダー 実践力を身につけて 2 月 16 日(土) 9時 国際食料情報学部 J I C A 松丸 大学で何を学ぶか という目的を持った、モ チベーションの高い人が、 農大の求める学生像とい うことになりますね。そ して、地域のリーダーと して、また世界で活躍す る人材として、社会へ送 り出して行くのが農大の 使命ですね。本日は、あ りがとうございました。 1 月 4 日(金)∼ 1 月 24 日(木) 郵送のみ(消印有効) 応用生物科学部 康増進、地球環境におけ いう短い期間でも十分実 高橋 ︶ 農 学 部 の 特 感することができ、授業 設計会社は、そのような すが、今年は、生物産業 国際食料情報学部 鈴 木︵ 敏 る人と生物との共生を学 学を学べるカリキュラム の 国 際 農 業 開 発 学 科 は、 徴としては、新入生のほ と し て 単 位 も 取 れ ま す。 ワークショップやマネジ 学部に編入した四年生が、 び、その成果を普及、実 となっています。 一年次から研究室に入れ とんどが農業や畜産など その体験を生かし、卒業 メント業務ができる人材 短大の時に実習でお世話 践する意欲を持った学生 短期大学部では、農学 ます。それが一つの特徴 後、 で 活 躍 し た を求めています。そのよ になった佐渡の酒蔵に就 に、ぜひ来ていただきた に興味を持ち、実習を通 です。研究室には、自然 り、まちづくりの分野で うな社会的ニーズに合っ 職 が 決 ま っ た そ う で す。 いと思います。 して、生活に直接かかわ 系が四つ、社会系が三つ 活躍したりしています。 た教育をしていきたいと これからも、学外実習を る食料生産、環境、食品 あり、それぞれの興味で また、一つの研究室活 思っています。 通して社会経験を積む事 動 に お い て、 あ る 団 地 により、実践力を身につ 短期大学部は、言わ や健康に対して意欲的に 選ぶことができます。 ば ミ ニ 農 大 で、 農 学 部、 取り組む学生に入学して 国際バイオビジネス学 の 方 々 と 一 緒 に ワ ー ク 松丸 ポートフォリオを けた学生を世に送り出し 地域環境科学部、応用生 ほしいと思っています。 科は外国人留学生が学年 を実際に経験したことが シ ョ ッ プ を 行 い ま し た。 就活に利用するのはすご ていきたいと思います。 物科学部の学問が、二年 に 四 十 人 い る の で す ね。 あ り ま せ ん。 で す か ら、 そ の 中 で 考 え た 提 案 を、 いですね。 間で学べる学部です。 松丸 横濱 農大の求める学生 これも特徴だと思います。 一年のときは農場実習な ある財団法人の﹁緑の環 これから﹃挑戦者 ︶ 応 用 生 物 科 たちⅡ﹄という卒業生の 平成二十年度に文部科 像が見えてきました。そ 留学生と交流し、国際的 どの体験型授業を豊富に 境デザイン賞﹂に応募し 鈴 木︵ 和 学省の教育 に﹁ 学 の中で、各学部で入学後 な人になりたい人は、こ 取 り 入 れ て い ま す。 一、 たところ、見事大賞とな 学部で特徴的なのは醸造 活躍を記した本を作る予 科横断的実学教育プログ の教育研究という部分で、 ちらの学科がよいのでは。 二年生の時に実習で学び り、工事費用を助成して 科学科。造り酒屋の大半 定です。それを読んでい ラム﹂が採択され、平成 どのような特徴的なプロ 三、四 年 生 に な っ て 研 究 いただき、その団地の景 は農大出身者です。卒業 ただければ、学部の卒業 食 料 環 境 経 済 学 科 は、 二十二年度から、農学の グラムを用意しているの 地域の過疎化の問題や里 室に入室し、更に専門知 観が緑で整備され、地元 後がわかると思います。 全 体 像 を 理 解 し た 上 で、 か、併せて、そのような 山農業再生などの取り組 識を伸ばして行くことに の方に非常に喜ばれまし 農 大 気 質 と い う 点 で、 各自の専門分野を学ぶカ 教育環境を得て、卒業し 在学中にオートバイで中 国際食料情報学部 リキュラムに改組しまし て活躍している学生につ 国大陸を横断した女子 高橋久光 学部長 た。食農体験実習として、 いてお話しください。 学 生 が い ま し た。 今 は 農大の併設短大のメリッ に 勤 め て、 海 農 学 部 外 で 活 躍 し て い ま す が、 今はこのようなバイタリ ティー溢れる学生が少な くなりました。世界一周 とか海外を放浪してくる ような、そんな冒険心や 向学心を持った学生が多 く農大に入学することを 望んでいます。 鈴木和春 学部長 六学部長座談会 2 月 6 日(水) 2 月 7 日(木) 2 月 8 日(金) 短期大学部 全学科 Ⅱ 期 合格発表 短期大学部 願書受付 地域環境科学部 試験日 Ⅰ 期 G P 鈴木敏郎 学部長 N P O トを活かし、厚木の棚沢 横濱 うちの学部の特色 鈴 木 敏 郎 学 部 長 水田における田植えと稲 ある優れた教育プログラ 生の蔵元で実習を行うと 短期大学部 刈 り、 多 摩 川 源 流 大 学 ムとして、文科省に認め いうプログラムも授業に 博 部長 ︵ 山 梨 県 小 菅 村 ︶ で の 山 られたものは、一つがオ 組み込まれているのです 村体験、オホーツクキャ ホ ー ツ ク 学 で、 こ れ は、 よ。また、今話題の﹁塩 ンパスおよび寒冷地農場 地域が学校だという視点 みが特徴的ですね。 なります。学科によりま た。 こうじ﹂などの勉強もで での実習を実施し、実習 か ら の プ ロ グ ラ ム で す。 す が、 家 畜 人 工 授 精 師、 どこでも地域の担い手 きます。 を通して、学生に各自の もう一つは、エゾシカ学 横 濱 生 物 産 業 学 部 は、 食品衛生監視員、食品衛 が 不 足 し て い ま す の で、 キャリアデザインの構築 です。これは地域で起き いわゆるモチベーション 生管理者、ペット栄養管 学生は引っ張りだこです。 短大では、四学科と ている食害などの問題で、 の高い学生を集めたいで 理者や園芸療法士などの 地域連携をうまく生かし も学外実習を行っていま すが、二年生による実習 自然保護と人間の関わり すね。目的意識を持った 専門性のある資格を取得 た教育をしています。 実はこのような一連の 報告会を一年生が聞くこ に関する問題を学びまし 学生に多く入学してもら することができます。 プロジェクトに参加して とにより、実習先とのミ た。最後の一つは、フー うために、学部独自の奨 麻生 ドマイスターです。食品 学金制度があります。 地域環境科学部は、 き た あ る 学 生 が、 自 分 スマッチを減らしていま 地域連携という言葉がや の 活 動 の 内 容 を 整 理 し す。また、実習を通して 加工について四学科を乗 を図ってもらっています。 り越えたプログラムでし 高橋 青年海外協力隊に、 はりキーワードになるで て、私はこのような勉強 各自の就職感を見直すこ 専門科目においても、実 た。今では、これらプロ できれば卒業生の一割を しょう。 をしてきました、このよ とから、実習先や関連業 習重視のカリキュラムが グラムを学部の授業科目 出 し た い で す ね。 最 近 うな人とつきあって、こ 界に就職する学生が多く 多摩川の源流に小菅村 組まれていて、特に学外 に取り入れ、一つの学科 は、女子学生が多い。今 という村があります。そ のような人脈地図、ポー なっています。醸造学科 での農家実習や工場実習 だけでは学べない教育を の農大生は女子学生の方 こに多摩川源流大学を開 トフォリオといいますが、 では、半数近くの学生が な ど は、 短 大 設 立 以 来、 行っております。いわゆ がモチベーションが高く、 設しています。そこで農 それを作って就活をした 四年制の学部に編入しま 六十年以上の実績があり る地域のいろいろなもの リーダーシップを執って 林業の体験、美しい景観 ら、大手造園コンサルタ ます。この様に二年間と を利用したやり方です。 いるのも女性なのです。 体験、村の生活体験を体 ントに見事就職しました。 博 部長 試験会場 Ⅰ期【短期大学部】 札幌・仙台・新潟・名古屋・大阪・福岡・世田谷キャンパス Ⅰ期【農学部・応用生物科学部・地域環境科学部・国際食料情報学部・生物産業学部】 札幌・仙台・新潟・名古屋・大阪・福岡・大宮・津田沼・松戸・池袋・立川・町田・横浜・世田谷キャン パス・オホーツクキャンパス Ⅱ期【生物産業学部・短期大学部】 世田谷キャンパス 併願について 【農学部・応用生物科学部・地域環境科学部・国際食料情報学部・生物産業学部】 Ⅰ期では、1 日の受験につき複数学科の出願が可能です。 また、3 日間の試験日から受験日を自由に選択できます。3 日間同一学科の受験も可能です。 Ⅱ期は生物産業学部のみ実施します。複数学科の出願および短期大学部の各学部との併願が可能です。 【短期大学部】 Ⅰ期、Ⅱ期ともに、複数学科の出願および生物産業学部の各学科との併願が可能です。 学 科 学 部 大地に力 緑に生命 東京農業大学 2012年7月1日(第 65 号) ❸ ❹ 3200 人が避難したグラウンド 三千二百人が参加 年に自主的な研究会とし ﹁ 存・活用し しが存続される仕組みを には単体の棚田などが 食 と 農 の 博物館だより 受賞など 厚木キャンパスでも ﹂ て発足した総合研究所研 ようという 考える必要がある。 選定されたものもあれ ◆第三回 国際会議 環境に配慮した持続可能な農村 もので、棚田や茶畑の風 さらに﹁重要文化的景 ば、四万十川流域のよ 農学部一年生対象のフ 究会︵総研研究会︶が平 展示のご案内 ◆﹁醸造のふしぎ∼微生物が醸す 開発に関する国際学会学会賞/ レッシュマンセミナーと 成二十三年に三十周年を 景はその典型である。 観﹂に選定されると、さ うに数市町村にまたが 世 界 ∼ ﹂ さ ん︵ 大 学 院 Julian Torillo Jr. 醸 造・ 発 酵 の 世 界 を、 黄 麹 菌、 して、五月十五日、厚木 迎え、この度記念誌であ 農学研究科農業工学専攻博士後 文化的景観の多くを占 まざまな助成が得られる。 る場合もあり、グリー 紅 麹 菌、 青 か び な ど の 模 型 や 立 体 期課程一年︶がタイ国コンケン 市危機管理部危機管理課 る﹃東京農業大学総合研 画 像 な ど を 用 い て わ か り 易 く 展 示 め て い る の は、﹁ 農 ﹂ に 毎 年 の 支 援 額 は 少 な い ンツーリズムなど農的 大 学 農 学 部 で 開 催 さ れ た﹁ 第 三 し て い る。 半 年 に 一 回、 展 示 替 年の歩 の山本隆一主査、同防災 究 所 研 究 会 回 国際会議環境に 関係した暮らしや産業か が、半永久的に継続され 資源を活用した地域再 えを予定。醸造科学科と醸造学科 配慮した持続可能な農村開発に の 共 同 主 催。 平 成 二 十 六 年 三 月 対策係の秋吉宏二主任を み﹄が完成した。 生の重要な手段の一つ 関 す る 国 際 学 会 ﹂ に お い て、 論 二十三日まで。 迎えて、厚木キャンパス 記念誌は、希望者に頒 文 ﹁ Nitrogen and Phosphorus となっている。 ◆﹁熱帯農業の魅力﹂ 二〇〇四年の景観法制 ﹁農﹂の風景と文化的景観 Released from Coconut Husk 布している。詳細につい で避難訓練が行れた。 定と連動して﹁文化的景 遠く離れた熱帯の農業と我々の ﹂が評 私たちの研究室では During Retting Treatment 生 活 と の 関 わ り を、 実 際 の 生 産 物 地域環境科学部長 価され、学会賞︵優秀論文賞︶を 観﹂という制度︵文化財 能登三井町の文化的景 前半は、宮城県登米市 ては総合研究所まで。 と工業製品の比較や、現地の生活 麻生 恵 受賞 実態なども交えてわかり易く展 提供による東日本大震災 保護法の一領域︶が設け 観選定に向けて、学生 示。国際農業開発学科主催。八月 ◆社会経済史学会学会賞/小島 時の津波、町の被害状況 二 十六日まで。 庸 平 助 教︵ 国 際 農 業 開 発 学 科 ︶ られた。これは、地域の ら 生 ま れ た 風 景 で あ る。 るので、じっくり考えな と地域住民が協力して は、 社 会 経 済 史 学 会 に お い て ◆特別展﹁馬を知る∼馬好きも知 の を 上 映 し、 そ 自然環境と順応した伝統 こうした﹁農﹂の風景か がら地域づくりに取り組 取り組んでいるが、東 ﹁一九三〇年代日本農村における らない馬のこと∼﹂ の後、厚木市職員による 無尽講と農村負債整理事業 長野 的な生活スタイルや地域 ら な る 文 化 的 景 観 を 保 むには好都合な制度であ 京農大総合研究所に地 馬の体の仕組みから我々の生活 との関わりまでをわかり易く展示。 県下伊那郡座光寺村を事例として 被災地へのボランティア 独自の生業を通して生ま 存・活用するには、自然 る。この制度がスタート 域再生研究部会を立ち 骨 格 模 型 や 蹄 鉄 、 鞍 な ど 興 味 尽 き ﹂ ︵社会経済史学七七巻三号掲 な い 展 示 で も あ る。 中 央 競 馬 会 馬 活動についての写真説明 載︶が評価され、社会経済史学会 れ て き た 風 景 を 文 化 財 と人々との関わりを読み して今日までに三十カ所 上げ、さらに活動を展 事公苑主催。九月二十三日まで。 賞を受賞 ︵ 国 民 の 財 産 ︶ と し て 保 解き、農業や農的な暮ら 近くが選定されたが、中 開したいと考えている。 があった。震災に対して の心構えや対応など厚木 市における防災対策の紹 てオープニングに間に合 平成二四年度の科学研 四 億 八 千 五 百 万 円 と 平 世田谷キャンパスで避難訓練 究 費 補 助 金︵ 文 部 科 学 成 二 二 年 度 に 比 べ、 件 介をふまえ、危機管理の うよう料理に打ち込ん 省・日本学術振興会︶の 数 で 四 十 件、 金 額 で 約 話しがあった。続いて﹁東 だ。ついに各国料理と留 交付が四月上旬に内定し 二千四百万円増加した。 京農業大学緊急時対応ポ 学生がずらりと並び出席 年のうちに発生すると言 ケットマニュアル︵学生 た。 本 学 の 採 択 状 況 は、 一方、今年度より、学 毎年恒例である留学 料理の出品とパフォー 者の箸は進んだ。 われている。本学では全 用 ︶﹂ の 説 明 が あ り、 厚 新規応募数一三七 内資金を使った 生懇談会は、新入留学 マンスの出演を募集する 新入生は先輩の指導に ての校舎において耐震化 木キャンパス避難経路を 件に対して採択数 研究プロジェク 生にとってデビューの と留学生が国別に団結し 従い、はにかみながらも を図るなど、有事の場合 確認後、学科教員誘導の は三二件、採択率 トについても見 場。今年も入学当初の 積 極 的 に 参 加 を 申 し 出 派手な民族衣装に身を包 に 備 え て き た。 し か し、 もと実際に避難を開始し は 二 三・四 % と 昨 直 し を 行 い、 公 不安や緊張感がほぐれ た。事前準備はレシピの み、プロ顔負けの演技や 一 万 人 を 超 え る 世 田 谷 た。 年 に 比 べ 五・三 ㌽ 募 型 の﹁ 大 学 戦 て日本での生活が軌道 提 出 か ら 食 材 の 買 い だ 笑いを誘う踊りを披露し キャンパスの安全を守る 上昇した。 略研究プロジェ 当日は雨のため避難経 に乗り始めた頃の五月 し、当日は授業の合間に た。その端々に文化や歴 ためには、ハード面の強 路誘導に時間を要したが、 中旬に開催された。 クト﹂を新たに 学食の厨房等をお借りし 史が感じられた。 また継続分を 化だけでは万全とは言え 無事全員が教室から学生 含めた交付金総 立 ち 上 げ た。 従 仲間や出席した先生方 世田谷キャンパスで五 ない。今後もこれらの検 会館前に移動し、点呼確 額 も、 こ れ ま で 来 か ら の﹁ 先 端 と共有した時をカメラに で最高額の約 研 究 プ ロ ジ ェ ク 月十七日、地震避難訓練 証を踏まえ、想定外の有 認後、安全確認をして訓 収め、農大生として忘れ 二億八千八百万円 ト ﹂ と 共 に 本 学 が行れた。避難場所をグ 事に備えた訓練を行う予 練を終了した。︵厚木キャ てはならない環境への姿 に達した。現時点 な ら で は の 独 創 ラウンドとし、最終的に 定である。 ンパス学生サービス課︶ 勢として後片付けやゴミ 地震があっても﹁身を で交付未定の課題 的 な 研 究 の 推 進 は講義棟からの移動者を の分別もしっかり終えて もあるため、最終 を目指している。 含めると三千二百人が参 守る﹂﹁すぐ火を消す﹂﹁安 会は無事に幕を閉じた。 全に避難する﹂ことが当 総 研 研 究 会 記 念 誌 的な交付額は、更 総 合 研 究 所 で 加した。 こうして教職員や仲間 に増える可能性もある。 は、今後も外部研究費の 今回は地震による避難 たり前のように対応でき ﹃ 年の歩み﹄ との絆を深め一歩一歩成 発行 障害︵進入禁止︶を設定 るように一人ひとりが危 長し、将来、活躍できう また、平成二三度の科 積極的な獲得支援、内部 学研究費補助金以外の外 研究費の戦略的活用方法 し、避難誘導を行い、ま 機 管 理 意 識 を 強 く 持 ち、 東京農大総合研究所 るグローバルな力をつけ 部資金︵競争的資金・受 の立案等を通じて、本学 た公設消火栓を使い、本 いざという時に適切に行 ︵総研︶傘下のもと、産業 ていくよう我々は陰で見 託 研 究 費 等 ︶ の 受 給 状 の研究基盤の整備に、よ 部隊による放水訓練も実 動できることが大切だ。 界との共同研究の実を上 守りエールを送り続けた ︵上︶ベトナム少数民族の衣装。﹁精米﹂をテーマにした踊り 況 実 績 も 二 三 六 件、 約 り一層取り組んでいく。 施した。大規模地震が数 ︵対策本部長 豊原秀和︶ げる目的で、昭和五十六 い。︵国際協力センター︶ ︵下︶ウクライナの伝統的な刺繍を施した衣装。﹁若い男女の恋﹂を熱唱 2012年7月1日(第 65 号) 大地に力 緑に生命 東京農業大学 平成 24 年度科研費 採択率20%台へ 18 D V D 30 仲間との絆深める 外国人留学生懇談会 30 − − I C E R D I C E R D