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脳内ホルモン分析pdf

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脳内ホルモン分析pdf
「脳内ホルモン分析」
1)ドーパミン ( 虚・実
)
私たちが日常何かをするときには、意識するしないに関わらず必ず何らかの動機がその行動の背後にあ
ります。ドーパミンは心身のパワーに作用して、私たちのまわりで起こるさまざまな出来事がいいことで
あれ、いやで危険なことであれ、とにかく自分にとって意味があって、何らかの行動を引き起こすような
場合には必ずドーパミンが活動しています(5)。ドーパミンは行動力の源(みなもと)で、体をスッキリ
させる覚醒剤です。 このドーパミンのエネルギーが弱ると(3)、物覚えが悪くなったり、忘れっぽくな
ったり、万事がゆっくりになって反応が鈍くなり、集中力や注意力も失われ、無力感、無気力になったり
します。また、次第に人と交わるのも嫌になり、社会から離れていきます(これを皮質下痴呆と言うそう
です。) 逆にドーパミンのエネルギーが虚となって過剰燃焼状態(虚3)ならば、不必要とわかっていな
がら同じ行動を反復する強迫神経症になったりして、空回りしながらも無理して動いています。また、薬
物依存や精神依存を作り出し、やめたくてもやめられなくなります。
2)ノルアドレナリン ( 虚・実
)
ノルアドレナリンは意欲と生き残るために必須の神経伝達物質です。人は恐怖や驚愕的な出来事に遭遇
するとノルアドレナリンを分泌し、そこから受けるストレスから逃れるために闘争か逃避かの態勢に入り
ます。(闘うか逃げるかの判断を即座にするため機敏になります。) ノルアドレナリンが正常な状態の時
は、不足ぎみで数値 (1∼3) です。ノルアドレナリンが (5) で強く出ている人はいつも臨戦態勢にあ
り、無理をして興奮状態を作っています。ノルアドレナリンが過剰燃焼の場合(虚3)、ささいな刺激に対
しても過敏になっていて攻撃・逃避反応をするようになります。ノルアドレナリンは毒なので危険な状態です。
3)アセチルコリン ( 虚・実
)
アセチルコリンは言語理解力など思考に関係する各機能、知性などを担うホルモンで、頭が冴える、学
習、目覚め、集中力、積極性などシナプス伝達物質に関与します。またストレス解消ホルモンと呼ばれて
います。 アセチルコリンエネルギーが弱いと (3) 学習意欲が低下します。物事を考えないようにしま
す。 逆にエネルギーが過剰燃焼していると(虚3)、一所懸命考えていても、空回りします。
4)GABA [ギャバ] ( 虚・実
) GABAは γ(ガンマ)-アミノ酪酸の略です
GABAは、脳を落ち着かせて安定させる作用があり、あらゆる義務の遂行と、自分が愛する人達への
世話に喜びを見出すホルモンです。人を心身ともに居心地よくさせることが自分の喜びでもあるという奉
仕精神の促進作用があります。GABAが不足している人は(1∼3)、自分本位であって人のために何か
をなすという考えができない利己的な状態にいます。そして、身体的に様々な部位の不快感に悩まされ、
精神的には以前には考える必要もなかった事柄を心配し始めるようになります。GABAのエネルギーが
過剰燃焼の人は(虚3)、個人、会社などの対象に心身を捧げている人で、日本人の多くの人がGABA過
剰燃焼です 。(サラリーマンの多くが会社などに忠誠心を誓って残業手当なしで一所懸命働いています。)
5)セロトニン ( 虚・実
)
セロトニンは、ドーパミン(喜び・快楽)やノルアドレナリン(恐れ・驚き)等の情報をコントロ
ールして落ち着きと安定感をもたらします。数値 (5) で正常な出方ですと、脳が活性化してスッキ
リの状態が持続するため、前向きな気分になれて気持ちも落ち着いて過ごせます。
セロトニンが不足すると (3) 気分が不安定だったり、寝つき・寝起きが悪くなったり、何かが気に
なりそのことに気を取られ、心と体のバランスが崩れてしまうことになります。
逆にセロトニンの過剰燃焼は (虚5) 心身が不安定になってしまします。
6)ベータエンドルフィン ( 虚・実
)
ベータエンドルフィンは、特殊なホルモンで、脳内の麻薬でもあります。麻薬は緊急時に用いるように、
脳内でも快感を得たときに出ます(5)。通常は数値(1)で放出されていません。 ベータエンドルフィ
ンが(2∼3)の人は仕事、趣味などでワクワクできるものをなにか持っている人です。
7 ) 甲 状 腺 ホ ル モ ン ( 虚・実
)
甲状腺ホルモンのエネルギーが正常な状態では、過剰分泌(虚3)しています。基礎代謝の維持または促
進が起こるし、全身の各細胞で呼吸量、エネルギー産生量が増大する、生存に非常に重要なホルモンです。
甲状腺ホルモンが少なくなると(5∼3)、活動量の低下、冷え性、むくみなどが起こります。
8 ) 副 腎 皮 質 ホ ル モ ン ( 虚・実
)
副腎は腎臓の上に右左1個ずつあります 。 副 腎 の 外 側 を 皮 質 と 呼 ん で い ま す が 副 腎 皮 質 で 作 ら れ
るホルモンは、ステロイドホルモンと呼ばれています。第一の糖質ステロイドは生命維持のため
に最も重要なホルモンです。血糖を上昇させます。蛋白代謝を促進します。炎症を抑える作用や
ストレスに打ち勝つ作用を持っています。 副腎皮質ホルモンのエネルギー状態が悪いと(3)
疲れやすい、脱力感、体重減少、低血糖、悪心、嘔吐、など副腎皮質の機能低下が疑われる
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