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業務仕様書

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業務仕様書
資 料 2
「ツーリズムEXPOジャパン 2016」に係る
出
展
ブ ー ス 設
営
業務仕様書
平 成 28 年 3月
岩
手
県
等
業
務
この「業務仕様書」
(以下「仕様書」という。
)は、岩手県(以下「県」という。
)が実施する「
『ツ
ーリズムEXPOジャパン 2016』に係る出展ブース設営等業務」
(以下「本業務」という。
)に係る受
託候補者の選定に関して、県が、契約する事業者(以下「受託者」という。
)に要求する本業務の概要
や仕様を明らかにし、企画コンペに参加しようとする者(以下「参加者」という。
)の提案に具体的な
指針を示すものです。
1 本業務の概要
(1) 目的
アジア最大級の旅の総合イベント「ツーリズムEXPOジャパン 2016」
(主催:公益社団法人日
本観光振興協会、一般社団法人日本旅行業協会)において、岩手県県北・沿岸地域を中心とした「い
わて」の“いま”を伝え、観光情報や復興の状況を発信することにより、誘客に繋げることを目的
とします。
また、三陸鉄道や世界遺産などの地域資源に着目した展示により、岩手全体が復興に向かうイメ
ージを創出し、
「岩手ファン」の拡大を図ります。
ツーリズムEXPOジャパン 2016 の概要
会
期:平成 28 年9月 22 日(木)~25 日(日) 4日間
【展示会】 23 日 業界・プレス向け
場
24・25 日 一般向け
所:東京ビッグサイト 東展示棟
出展規模:141 カ国・地域から 1,161 企業・団体 (2015 実績)
来場者数:173,602 人(2015 実績)
※ 首都圏を中心とした旅行愛好者や観光関係者などの来場が見込まれる。
※ その他詳細は、
「ツーリズムEXPOジャパン 2016 開催概要」を参照のこと。
U R L: http://www.t-expo.jp/
(2) 業務の名称等
① 業務の名称
「ツーリズムEXPOジャパン 2016」に係る出展ブース設営等業務 一式
② 業務の内容
「ツーリズムEXPOジャパン 2016」に係る出展ブース設営等
ア 出展ブースの企画及び装飾(県関係機関、出展者等との事前調整含む)
イ 事業効果分析(事業終了後のフォローアップ)
ウ その他、出展者説明会への出席のほか業務目的を達成するための企画提案(任意)
(3) 委託期間
委託契約締結の日から平成 28 年 11 月 30 日までとします。
(4) 委託予定額
5,335,000円 以内(税込)
※ 委託予定額は、ブース出展料、県職員の旅費を除く全ての経費であること。
2 提案条件
(1) 共通事項
① 企画提案書は9部提出してください。
② 提出する企画提案は各者1案までとします。提案書提出後の追加、修正は原則認めません。
ただし、提案内容に影響を与えない軽微な修正である場合は、参加者から申告を受けたうえで
これを認めることがあります。
1
③ 企画提案書は、A4版とし、左綴じにまとめるものとします。
④ 企画提案書には次の資料も添付してください。
ア 本業務の実施に要する費用の内訳を明らかにした費用積算内訳書
※ 費用積算内訳書については、積算した金額に当該金額の 100 分の8に相当する額を加算
した金額(当該金額に1円未満の端数があるときは、その端数金額を切り捨てた金額)を
もって積算額としますので、コンペ参加者は、消費税及び地方消費税に係る課税事業者で
あるか免税事業者であるかを問わず、積算した金額の 100 分の 108 に相当する金額を費用
積算内訳書に記載してください。
イ 会社の概要書(名称、所在地、代表者氏名、主な実績)
ウ 事業全体のスケジュール、実施体制(任意様式)
エ ブースイメージ図
⑤ 企画提案に当たり、記事、写真、イラスト等を使用する場合は、提案者がその所有者、保有
者等から承諾を得ることとします。
⑥ 決定した制作物に関する著作権は県に帰属するものとします。
⑦ 事業効果の分析結果の納品は制作物のほか、データをCD-R等の電子媒体で提出するもの
とします。
⑧ 審査の結果、委託予定業者として選定された者は、契約締結後に、県との間で協議・調整を
行ったうえで、ブース設営等を実施することとなります。
なお、その際、企画コンペにおいて提案した企画案の実現が著しく困難となった場合、また
は企画を大幅に変更せざるを得なくなった場合は、選定を取り消す(契約を解除する)ことが
あります。
(2) 企画提案の構成
次に掲げる要素を網羅した内容の企画提案としてください。
《トータルコンセプト》
「いわて・三陸を体感する」とし、ブース来訪者が“いわて”
、
“三陸”へ「足を伸ばして行っ
てみたい」と思えるような、臨場感のある企画及び装飾としてください。
なお、ブースは、
「日本ゾーン」に出展する予定です。
《ブース設営及び装飾》
① ブース装飾面積、方式
8小間(1小間 W3m×D3m=9㎡) 合計 72 ㎡、小間(区画)渡し装飾方式
※ このほか、会場内にてレンタルルーム(W3m×D3m×H2.7m)を借り受ける予定。
同室内で各種備品・荷物等を効率的に保管できるよう配慮すること。
② ブース内にもストックヤード(パンフレット、備品用)を設けること。
環境に配慮したブース設営・装飾に心がけるとともに、今回の業務で制作する成果物は可能
な限り再利用できるような仕様とすること。
《ブース出展内容》
① パンフレットの配布やポスター展示など一般的な観光PRに加え、ブースにおいてアトラク
ション(企画提案事項)を実施すること。なお、一過性のイベント用プログラムではなく、旅
先での体験に具体的につながるようなプログラムと出演者を調整すること。
② ブースでのイベントを実施していない時間帯にも来場者が常時足を運ぶような集客性の高い
展示内容を工夫するとともに、ブースの魅力向上のため、実現可能な範囲で当該イベント出展
に合わせてタイアップ可能な民間企業・団体(メディア含む)があれば盛り込むこと。
2
③ 出演者数名がブース内で地域をPRするスペースを確保し、一般向けにそれぞれ「いわて・
三陸」への旅行行動に結びつくイベントを実施すること。
④ パンフレットラック等を配置するなど、来場者が観光パンフレットを自由に閲覧し持ち帰り
できるレイアウトとすること。
⑤ 各種展示が映えるよう、ブース内の色調統一など可能な範囲で装飾に配慮すること。
⑥ ブース来訪者及びアンケート協力者に対し、市販価格 100 円程度のノベルティを合計 2,000
個程度提供すること。なお、以下の点に留意すること。
・ ブース来訪者向けとアンケート協力者向けのノベルティを同じ物品としないこと。
・ ノベルティは菓子等地域特産品とすること。また、その地域特産品の情報についてブース
内において積極的にPRを行うこと。
・ 来場者が関心を持つノベルティとすること。
・ アトラクションにおいて試食等を実施する場合、その個数はノベルティ配布個数の集計か
らは除外すること。
《アトラクション出展》
ブース出展と連動し、アトラクションとして各種プログラムを実施すること。
トータルコンセプトを踏まえ、来場者の五感に訴える擬似体験プログラムや東日本大震災津波
による被災から復旧した観光施設に関連するプログラム、来場者が足を止めるような映像配信等
を行うとともに、新しい観光資源や旅行スタイルなどを具体的に提案したコンテンツを盛り込み、
単なる情報提供ではなく「いわて・三陸」への旅行行動に直接結び付く内容とすること。
○ 留意事項
・ アトラクション出展内容は、提案内容を踏まえ受託者と協議するものであること。
・ 過去のプログラム例を参考に、新規性のあるプログラムの実施について検討すること。な
お、過去のプログラムの実施を妨げるものではないこと。
<過去のプログラム例>
① 地域特産品等の試食体験
② 三陸鉄道と連携した企画(ホタテ絵馬、ジオラマ展示、車窓映像など)
③ 世界遺産登録に関連した企画(橋野鉄鉱山・高炉跡、平泉、御所野縄文遺跡)
④ 琥珀採掘体験
⑤ 海女衣装体験
⑥ 縄文文化体験
《効果の分析》
会場を訪れる来場者に対し「いわて・三陸」の観光地に関するアンケートを実施し、結果をと
りまとめ、その結果等を活用して本事業の効果分析を行うこと。また、ノベルティ配布等により
確実に収集する仕組みを設けるとともに、成果分析の手法等を定めたうえで実施すること。
なお、アンケートの個別項目については本企画提案の内容に含めないこととするが、別途協議
時に実施案を作成すること。
ほか、以下の点に留意すること。
・ アンケートの想定数は、業界・プレス向け 200 枚、一般来場者向け 500 枚とすること。
・ アンケート集計及び事業効果の分析をした実績報告書を提出すること。
3
3 契約に関する条件
(1) 再委託等の制限
① 受託者は、本業務の全部又は本業務の企画若しくは制作等のうち監理業務部分を一括して第
三者に委託し、又は請け負わせてはいけません。
② 受託者は、本業務の一部を第三者に委託することができますが、その際は事前に、再委託の
内容、再委託先(商号又は名称)
、その他再委託先に対する管理方法等、必要事項を県に対し
て文書で報告しなければなりません。
(2) 再委託の相手方
受託者は、上記「(1) 再委託等の制限」②により本業務の一部を第三者に委託する場合は、その
相手方を、岩手県内に主たる営業所を有する者の中から選定するように努めなければなりません。
やむを得ず、県外に主たる営業所を有する者に委託する場合は、県に対してその理由を明示しなけ
ればなりません。
(3) 業務履行に係る関係人に関する措置要求
① 県は、本業務の履行につき著しく不適当と認められる場合は、受託者に対して、その理由を
明示した文書により、必要な措置をとるべきことを請求することができます。
② 県は、上記「(1) 再委託等の制限」②により受託者から委託を受けた者で本業務の履行につ
き著しく不適当と認められる場合は、受託者に対して、その理由を明示した文書により、必要
な措置をとるべきことを請求することができます。
③ 受託者は、上記①、②による請求があったときは、当該請求に係る事項について必要な措置
を講じ、その結果を、請求を受けた日から 10 日以内に、県に対して文書により通知しなけれ
ばなりません。
(4) 権利の帰属等
本業務の実施により制作された成果物及び資料又はその利用に関する著作権、所有権等に関して
は、原則として委託料の支払いの完了をもって受託者から県に移転することとするが、その詳細に
ついては、県及び受託者間で協議の上、別途契約書により定めます。
(5) 機密の保持
受託者は、本業務を通じて知り得た情報を機密情報として扱い、目的外の利用、第三者に開示、
漏えいしてはなりません。契約終了後もまた同様とします。
(6) 個人情報の保護
受託者は、本業務を履行する上で個人情報を取り扱う場合は、個人情報保護条例(平成 13 年3
月 30 日岩手県条例第7号)を遵守しなければなりません。
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