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News Release インターネットにおける健康食品等の虚偽・誇大表示に 対する要請について 平 成 23 年 2 月 28 日 消 費 者 庁 消費者庁では、健康増進法第 32 条の2に基づく業務の一環として、平成 22 年9月から 11 月の期間、インターネットにおける健康食品等の虚偽・誇大表 示の監視業務を実施したところ、85 事業者による 128 商品の表示について、 同条に違反するおそれのある文言等があったことから、平成 23 年2月 28 日 に、これらの事業者に対し、表示の適正化を求めるとともに、ショッピング モール運営事業者へも協力を要請しました。 消費者庁では引き続き、これらの広告等を監視し、法に基づく適切な措置 を講じてまいります。 問い合わせ先:消費者庁食品表示課 平中 TEL:03-3507-9222(直通) News Release インターネットにおける健康食品等の虚偽・誇大表示の監視状況 1.監視方法 (1)監視期間:平成 22 年9月から 11 月 (2)検索方法:ロボット型全文検索システムを用いて、キーワードによる無 作為検索の上、検索されたサイトを目視により確認 (3)検索キーワード:ダイエット食品等についての「最高」「絶対」「究極」 等の強調表現等 「特許取得」等の行政機関等が認めたような表現等 2.要請方法 健康増進法第 32 条の2に違反するおそれのある文言等を含む表示をしてい た事業者に対し、表示の適正化を求めるメールを送信するとともに、このこ とをショッピングモール運営事業者にも通知し、協力を要請した。 3.参照条文 健康増進法(平成 14 年法律 103 号)(抜粋) (誇大表示の禁止) 第三十二条の二 何人も、食品として販売に供する物に関して広告その他の表示を するときは、健康の保持増進の効果その他内閣府令で定める事項(次条第三項に おいて「健康保持増進効果等」という。)について、著しく事実に相違する表示をし、 又は著しく人を誤認させるような表示をしてはならない。 2 略 (勧告等) 第三十二条の三 内閣総理大臣は、前条第一項の規定に違反して表示をした者があ る場合において、国民の健康の保持増進及び国民に対する正確な情報の伝達に 重大な影響を与えるおそれがあると認めるときは、その者に対し、当該表示に関し 必要な措置をとるべき旨の勧告をすることができる。 2 内閣総理大臣は、前項に規定する勧告を受けた者が、正当な理由がなくてその勧 告に係る措置をとらなかったときは、その者に対し、その勧告に係る措置をとるべ きことを命ずることができる。 3 略 News Release <参考> 実際の表示例(一部) 商品区分 野菜加工品 菓子類 豆類の調整品 コーヒーの調整品 茶の調整品 飲料等 表示内容 痩身効果を強調する表示 美肌、痩身効果を強調する表示 美肌、痩身効果を行政機関等が認めている旨の表示 痩身効果を強調する表示 痩身効果を強調する表示 痩身効果を行政機関等が認めている旨の表示 痩身効果を強調する表示 生活習慣病を予防する効果が特許製法により強化さ れている旨の表示 飲料等(濃縮タイプ) 痩身効果を強調する表示 飲料等(粉末) 痩身、若返り効果を強調する表示 痩身効果を行政機関等が認めている旨の表示 成分含有量について行政機関等が許可基準値を設け ている旨及びその含有量が多い旨の表示 調味料(オイル) 原材料の植物が他の植物と比較して栄養価が高い旨 の表示 健康食品として行政機関等が認めている旨の表示 いわゆる健康食品 痩身、排便、豊胸効果を強調する表示 (カプセル・顆粒状・ 原材料の植物が他の植物と比較して栄養価が高い旨 錠剤など) の表示 痩身、豊胸効果を行政機関等が認めている旨の表示 健康食品として行政機関等が認めている旨の表示 栄養機能食品 痩身効果を行政機関等が認めている旨の表示 痩身効果を強調する表示