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応用情報工学科 准教授松野裕 matsuno.yutaka@nihon
応用情報工学科 准教授 松野裕 [email protected] http://matsulab.org 松野の自己紹介 • 松野裕(まつのゆたか) • 2006年に東大で博士号をとって、東北大、 東大、名大、電通大などを経て、今年4月に 応用情報工学科に准教授として着任しました • 専門はコンピュータサイエンス (プログラミング言語、ソフトウエア工学など) です。最近はディペンダビリティ、システム 保証など学際的な分野を研究しています 内容 • 研究分野紹介 • 3年ゼミ、4年卒研・ゼミ、修士ゼミ内容 研究分野 • コンピュータサイエンス、特にプログラミング 言語、ソフトウエア工学 • 最近はシステムの安全性、ディペンダビリティ (日本語では安全、安心)、システム保証 プログラミング言語 • よりよいプログラミング言語:処理速度が早い、 書きやすい(わかりやすい)、管理しやすい、 フィボナッチ数:0,1からはじまり、 …を目指す C言語 #include<stdio.h> int main(void) { int n; int f0,f1,f2; f0=0; f1=1; printf("%d¥n",f0); while(f1<100000){ printf("%d¥n",f1); f2=f1+f0; f0=f1; f1=f2; } return0; 本質的でない部分 } が多い 前の2つの数の和になっている数列 0,1,1,2,3,5,8,13,21,34,… letrecfibonacci n= ifn=0||n=1then1 elsefibonacci (n- 1)+ fibonacci (n- 2) プログラムをより簡単に、 わかりやすく書ける! 最新のプログラミング言語の例 コンピュータサイエンスの 基本なので、様々な 応用があります 最近の研究トピック • 安全性、ディペンダビリティ(Dependability) – システムが利用者にとって安全・安心であること • システム保証 – システムが安全・安心であると、利用者などの 利害関係者に納得してもらうこと 自動車は 安全・安心です 利用者 自動車会社 興味があれば ぜひぜひ! 様々な人々と コミュニケーション できます 研究プロジェクト • 新技術開発財団 [市⺠・専⾨家双⽅のための放射線リスク コミュニケーショ ンデータベース構築], 2016 • 情報処理推進機構「D-Caseに基づく議論構造可視化⽀援ツールの開発と、 スマートコミュニティにおける合意形成の実証」、2015-2016 • 科研費若⼿B「概念モデルとアシュアランスケースによる国際規格認証ド キュメント⽣成に関する研究」、2015-2016 • 科研費基盤A「市⺠・⾏政・専⾨家の連携による環境監視・減災⽀援基盤の 構築と社会実装」、2015-2018 • (医学系、⼯学系、警察、企業、⾏政などとのコラボレーション研究プ ロジェクト) • 科研費基盤C「議論学を応⽤したソフトウエアインテグレイティレベルの提 案」、2015-2017 • トヨタ⾃動⾞との共同研究「消費者機械安全保証⼿法の研究」、2014 • トヨタ⾃動⾞との共同研究「エンジン制御開発の保証議論、プロセスモデル、 ⽤語モデル開発のための調査研究」、2013年 • JST CREST DEOSプロジェクト、2008-2013 研究成果 プログラミング言語 を応用した、安全・安心 合意形成のための ツールの開発 ディペンダビリティ (安全・安心)分野 の南谷先生と Avizienis先生と 世界のトップカンファレンス 多くの企業の方との、 システム保証に関する (DSN2014)に日本から唯一採択! 研究会の主催(www.dcase.jp) D-Case研究会 • 企業とシステム保証に関する研究会を主催 – www.dcase.jp 松野研予定 3年生ゼミ 10月 皆さんが社会に出て、エンジニア、研究者、 としてうまくやっていくためには、問題 発⾒・仮設検証・モデル化・プレゼンテー ションの能⼒が必ず必要になります。 松野研究室では、卒研を通して、これら の研究プロセスを体験することができます 12月 冬休み 2月 研究基礎ゼミ(週1) (研究のためのPCの使い方、データ分析、発表の仕方、論文の書き方など) C言語演習ゼミ(週1) ソフトウエア開発演習 4年生卒研 4月 (1チーム3,4人程度) 9月 2月 夏休み ゼミ(就活、院試準備含む)(週1) プロジェクト学習 ETロボコン、メカトロニクス合宿 (中村・高橋・望月研究室と合同)など 冬休み 卒研ゼミ(週2) テーマは、松野のでも、みなさんの やりたいのでもOK! 3年ゼミ • 研究の基礎 – 文章の書き方、文献の調べ方、発表の仕方、 研究のためのPCの使い方など • 情報科学の基礎 – C言語演習(基本から) • 後半では、グループに分かれて、自分たちが作 りたいソフトウエアの作成演習 – オセロなどのゲーム 初心者向けの参考書が増えて結構 簡単に作れるようになりました – iOS,Androidアプリ – OSやコンパイラなどのシステムソフトウエアの一部 C言語演習 • ゼミを通して、一冊の教科書を徹底的に演習 これはあくまで例です。 より良い教科書があれば それにします ソフトウエア開発演習 • 参考書、ウエブ情報を用いて、作りたい ソフトウエアを作ろう これもあくまで 例です 4年卒研・ゼミ • 前半は週1回のゼミ • 後半は週2回、卒論ゼミ – 自分がやりたいこともしくは、松野の研究テーマ • 企業の方をお招きした講演会、企業訪問なども 検討しています。積極的に視野を広げよう • 中村・高橋・望月研究室と共同で、 メカトロニクス合宿に参加を予定しています – 新しい研究室ですが、中村・高橋・望月研の先生方、 学生さんたちと色々相談できます • 他にETロボコンなどもやります 2016年度卒研仮テーマ (4年生に聞いてください) • • • • • • • • • • • ウエブベースSTAMPツールの開発 セキュリティ分析 &安心安全データベース Unityのアセット解析 ウエブベースSTAMPツールの開発 UML、D-Caseモデルの有効性評価 メンタルモデルによる研究室志望調査 投資に関する研究 SNS分析ツールによる震災情報の傾向調査 D-Case手法とツール開発 安心安全データベース UML、D-Caseモデルの有効性評価 4年卒研・ゼミ: プロジェクト演習 カトロコンテスト(第15回:昨年度) メカトロニクス合宿 メカトロコンテストの概要 • 1999年から開始(今年度で第16回) – 年々,技術と発想が向上 • グループによるプロジェクト – 大学院(M2,M1),学部(4年生) • 夏の研修旅行でコンテストを行う – 優秀なグループを表彰 松野研究室から、 3-5人程度 参加してもらう予定 4年卒研・ゼミ:プロジェクト演習 ETロボコン • 大学生、若手技術者参加するマインド ストームロボット競争。1チーム3名程度、 全国350チーム参加 • 2013,2014年度、松野の研究成果を用いた 富士ゼロックスチームがモデル部門で優勝 修士課程ゼミ • より自主的に研究してもらいます • 週1回の英語論文などの輪講で、 コンピュータサイエンスの基礎を習得します • 研究テーマは松野のでも、みなさんがやりた いことでもいいです。より専門的なテーマで 深く研究しましょう 研究室生活 • 基本的には自由にする予定です – 卒論がちゃんとしていれば、卒業です • ゼミは必ず出席 – わからないことは共有しましょう • 1グループ3,4名に分けて、活動してもらい ます。話し合って、お互い助けあって活動して ください あてはまればぜひ来てください (あてはまらなくても) • 時間がかかってもいいから、じっくりと考えたい • 自分で考えたことを、論理的に組み立て、人にきちん と伝えられるように、発表できるようになりたい • プログラミングの経験をある程度つみたい • コンピュータサイエンスの基礎を身につけたい • 英語をある程度できるようになっておきたい • 簡単なものでもいいから、ひと通り動くシステムを作る 経験をつみたい • 企業の方など、外部の方々といろいろコミュニケーショ ンをとりたい 修士進学・就職内定先 • 修士進学 2名(他、外部から1名進学予定) • 就職 – 就職コメント集をぜひご覧ください 院進学を希望する人を特に歓迎します!! 連絡先:[email protected] ホームページ:http://matsulab.org