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週間情報 - 全国消防長会
№2801 発行日 平成28年1月5日 発行所 全国消防長会 一般財団法人全国消防協会 担 当 企画部企画課 電話 03(3234)1321 週間情報 謹んで新年のお慶びを申し上げます。 旧年中は各消防本部(局)等の情報提供につきまして厚くお礼申し上げます。 本年も、全国消防長会、一般財団法人全国消防協会へのご支援、ご協力の程よろしく お願い申し上げます。 両会の動き ◆ 事務局職員の人事異動 全国消防長会 本会事務局職員の人事異動についてお知らせします。 平成28年1月1日付異動 採用(1名) 大倉 一晴(総務部財務課課長補佐兼経理担当係長) 消防本部の動き 行 ◆ 事 とよた消防フェスタ2015を開催 豊田市消防本部(愛知) 豊田市消防本部では、秋の火災予防運動直前の平成27年11月7日(土) 、当市消防本部中消 防署において、施設開放型イベント「とよた消防フェスタ2015」を開催し、約4,000人 の来場がありました。 人気体験コーナーのちびっこレンジャー、はしご車の試乗はもちろん、幼年消防クラブのドリ ル演奏、高校生が運営する消防版段ボール迷路、消防団員の階梯操法、震災救助訓練施設での大 学日本一の救助ロボットや災害救助犬のデモなど、会場に訪れた親子も笑顔で参加し、消防ファ ンにはたまらない1日となりました。目玉ブースの「消防士の宿舎潜入ツアー!まかない飯の試 食つき」と題した、普段覗くことができない仮眠室等を巡る署内見学ツアーでは、豊田消防伝統 「やきそば」を振る舞い、消防職員の変則勤務に見学者は、関心を寄せていました。 一日消防署長、一日消防団長に任命されたSKE48のメンバーは、若者目線でトラッキング 現象の予防策について話し、同年代の関心を引きました。最後は、みんなの「火の用心」三唱で、 当市の無火災を祈念しました。 【消防フェスタ2015の様子】 【一日消防署長等に任命されたSKE48メンバー】 1 ◆ 秋季火災予防運動「防火キャンペーン」を実施 守口市門真市消防組合消防本部(大阪) 守口市門真市消防組合消防本部守口消防署では、平成27年11月7日(土) 、守口市消防団と 連携し、秋季火災予防運動の一環として「防火キャンペーン」を実施しました。 守口消防署ガレージ前をはじめ、地下鉄守口駅改札付近及び各出入口において、各種広報グッ ズを配布し積極的な広報活動を展開しました。大人気の当消防組合キャラクター「レンダイオン」 も登場し、可愛い子ども達の笑顔が付近一帯にあ ふれ、少し肌寒い一日でしたが、とても心温まる 防火キャンペーンとなりました。 また、本予防運動期間中には、消防団と合同で 住宅防火診断を約1,000世帯に実施し、住宅 火災予防の効果的な広報活動ができました。 火災は、いつ起こるかわかりません。日頃から 火災に対して備えることで少しでも被害を抑える ことができます。今後も、より多くの市民の方々 に火災予防を心掛けていただけるよう、全力で広 報活動に取り組んでまいります。 【防火キャンペーンの様子】 訓練・演習 ◆ 秋季火災予防運動に伴う訓練を実施 ひらかた ね や が わ 枚方寝屋川消防組合消防本部(大阪) 枚方寝屋川消防組合消防本部枚方消防署では、平成27年11月10日(火) 、ひらかたパーク (以下「パーク」という。 )において、秋季火災予防運動に伴う訓練を実施しました。 今回の訓練は、地震発生によりパーク内の遊具が緊急停止し、乗客が取り残され、さらに、地 震の影響によりレジャー施設1階建物内で漏電による火災が発生したという想定のなか、株式会 社京阪レジャーサービス自衛消防隊(約30名)が通報、避難誘導及び初期消火活動を実施し、 当消防署の指揮隊、消防隊、救急隊及び救助隊が消火活動、救出活動を行いました。また、パー ク内の職員が緊急停止した遊具を手動装置で操作し、消防職員と連携して取り残された乗客を救 出するという、実災害さながらの活動が実施されました。 近畿圏内でも有数のレジャー施設であるパークが災害に見舞われることになれば、多数の負傷 者が発生し、大規模な救出活動になることが予想されます。そういったなかで、パーク内の遊具 に精通している職員の協力がなければ、スムーズな救出活動を実施することが困難な状況になる ことを今回の訓練を通して実感することができました。今後も消防とパークが相互に協力して、 災害時の活動が安全かつ迅速に行えるように連携していきます。 【救出訓練の様子】 【避難誘導訓練の様子】 2 ◆ 神奈川県県西地区消防合同訓練を実施 湯河原町消防本部(神奈川) 神奈川県県西地区2市8町を管轄する小田原市消防本部、箱根町消防本部、湯河原町消防本部 くろくら の3消防本部では、平成27年11月11日(水)、平成11年に発生した足柄上郡山北町の玄倉 川での災害を教訓に、湯河原町から真鶴町を結ぶ真鶴道路のトンネル内において、連携強化を目 的とした消防合同訓練を実施しました。 この訓練は、平成12年から毎年、県西地区各消防本部が合同で実施しているものです。 県西地域は、東名高速をはじめとし、各地に有料道路が整備されており、なかでもトンネル内 で発生する事故は大規模となりやすく、多数の負傷者発生が危惧され、また活動も危険で困難と なることが予想されることから、県西地区3消防 本部及び道路を管理する神奈川県道路公社との相 互連携体制の強化を目的とし、指揮隊1隊、救助 隊2隊、救急隊3隊、道路公社交通管理隊1隊、 訓練隊員25名が参加しました。 訓練はトンネル内において、乗用車3台が絡む 多重事故が発生し、1台から出火、残り2台の車 内にそれぞれ運転手1名が閉じ込められ、5名の 負傷者が発生したことを想定し、道路公社交通管 理隊の通報、負傷者の応急処置から始まり、出火 車両の消火、負傷者のトリアージ、閉じ込められ 【トンネル内での合同訓練の様子】 た要救助者の救出、搬送を行いました。 ◆ 山林救助訓練を実施 上伊那広域消防本部(長野) 上伊那広域消防本部高遠消防署では、平成27年11月19日(木)、山林内での救助事案を想 定した訓練を実施しました。 管轄内には、中央アルプス、南アルプスといった山々があり、その周辺の里山にはキノコ採り やトレッキングなどで多くの方が入山しています。近年、このような入山者による救助事案が増 加傾向にあり、さらに一層の安全、迅速な対応が求められています。 本訓練は、実際の山林内で訓練を行うことにより、山林内の特性を考慮した救助方法を検証、 習得することを目的に行いました。今後も同様な訓練を継続していくことで、更なる技術の向上 を図っていきたいと考えています。 【山林内での救助訓練の様子】 3 研 修 等 ◆ 市内の小規模社会福祉施設等の職員を対象とした防火管理勉強会を実施 名護市消防本部(沖縄) 名護市消防本部では、平成27年11月10日(火)、秋季全国火災予防運動の一環として、市 の社会福祉協議会と連携し、市内の小規模社会福祉施設等の防火管理者及び防火管理に関する指 導的立場にある職員を対象に、防火管理勉強会を 実施し26名が参加しました。 この勉強会では、防火管理の意義と重要性、高 齢者施設等の消防設備の法改正、自衛消防訓練の 大切さなどについて講義を行いました。参加者か らは「自分たちの事業所から火災を発生させな い。」また、「もし万が一火災が発生したならば、 被害を最小限におさえる。」等の話も聞かれ、自分 達の職場は自分達で守るという自助の意識を高め ました。 今後も、他用途の防火対象物に対しても防火管 理勉強会を開催し、市内防火対象物の更なる火災 予防を目指していきます。 【防火管理勉強会の様子】 ◆ 救急隊員研修会(POT)を実施 田方消防本部(静岡) 田方消防本部では、平成27年11月13日(金)、救急隊員研修会POT(Paramedic Orbital Training)を実施しました。 この研修会では、救急振興財団 救急救命東京研修所(ELSTA)南 浩一郎 教授を講師とし、心 肺機能停止を防ぐための救急救命処置に焦点を当て、救急救命士に求められる「病態を科学的・ 論理的に的確に観察する能力」を身に付けること を目的として実施しました。 受講者は5つのグループに分かれ、提示された 症例を各グループにて初期観察から全身観察を進 め、観察結果をもとに疾患名と判断理由をホワイ トボードに記載し、グループの代表者が発表を行 い、南教授はその内容をもとに、受講者とディス カッションを進め、疾患を導き出したポイントと なる点について指導していただきました。 今後も研修会や訓練を重ね、高い観察能力を身 に付け、高度な医学知識の習得と技術の向上に努 【救急隊員研修会の様子】 めていきたいと考えております。 4 ◆ 緊急自動車安全運転研修を実施 春日部市消防本部(埼玉) 春日部市消防本部では、平成27年11月16日(月)及び23日(月)の2日間、市内の自 動車教習所において、機関員の辞令交付後5年未満の職員44名が参加し、緊急自動車安全運転 研修を実施しました。 近年の大量退職に伴い、消防車両を運転する機 関員が若年化傾向にあります。また、若手職員の なかには、自家用車を所有せず、勤務以外では運 転をしない職員も少なくありません。 このようななか、今回の研修では限られた時間 ではありますが、運転技能チェックシートを基に 方向転換、坂道発進、狭隘道路等においての安全 性や運転技術を再確認し、技術を習得することが できました。さらには機関員のみならず、乗車し 【緊急自動車安全運転研修の様子】 ている職員全員が事故防止の意識を強く持つこと の重要性を認識する研修となりました。 ◆ 第1回秋田県消防救助研究会を開催 秋田県消防長会(秋田) 秋田県消防長会では、平成27年11月19日(木)、秋田市において県内13消防本部から職 員約320名が出席し、第1回秋田県消防救助研 究会を開催しました。 講師に総務省消防庁消防大学校の染葉助教授を 招き、基調講演として「救助対策」の講演をいた だきました。また、国際消防救助隊員によるネパ ール共和国での「国際緊急援助隊活動報告」、消防 救助隊員からの「事例研究報告」が行われました。 最後の研究討議では、建設的で活発な議論が展開 されました。 来年度以降も、県内外から講師を招き県内消防 本部で情報共有を密にし、秋田県全体の消防救助 【消防救助研究会の様子】 技術の向上を目指します。 ◆ 火災を予防する環境づくりのために「防炎講座」を開講 江別市消防本部(北海道) 江別市消防本部では、平成27年11月25日(水)、江別市コミュニティセンターにおいて、 市民を対象に「家庭から火事を出さない」をテーマに、 (公財)日本防炎協会 北海道事務所 所長 佐藤賢一氏を講師に招き「防炎講座」を開講しました。 本格的な暖房器具が必要となったこの時期、札 幌市では記録的な大雪が降り、当市でも市内全域 が白銀の世界に一変したものの、地域の自治会か ら、家庭の主婦、高齢者クラブの方など約40名 が参加し、防炎製品のエプロンを身に付けた講師 が、火災での防炎品による奏功事例について話し ました。また、燃焼実験では、燃え方の違いを実 演したり「仏壇のろうそくに火を着ける時に、う っかり着ていた服の袖口に火が付いた」などの経 験談を元にした豊富な話題により、来場者も真剣 に聞き入れていました。 【防炎講座の様子】 5 ◆ 病院、有床診療所及び社会福祉施設関係者を対象とした消防訓練研修会を開催 四日市市消防本部(三重) 四日市市消防本部では、平成27年11月17日(火) 、管内の病院、有床診療所及び社会福祉 施設関係者を対象とした消防訓練研修会を開催しました。 本研修会は、夜間に自力避難が困難な患者や入居者がいる施設関係者に対して、初期消火、避 難誘導、119番通報、火災を想定した総合訓練等の体験型の研修を通して、施設における防火 管理体制の向上を目的に実施したものです。特に119番通報については、管内設備業者の協力 を得て火災通報装置と自動火災報知設備の実機を使用し、自動火災報知設備連動起動を中心とし た通報要領研修を実施しました。 また、夜間の火災時における避難管理について施設関係者と消防職員によるグループ討議を行 い、施設関係者と消防職員の間で様々な課題が抽出され、意見交換が行われました。多くの課題 が解消するまでには至らなかったものの、参加者からは非常に有意義であったとの声をいただき ました。 【グループ討議の様子】 【総合訓練の様子】 そ の 他 ◆ 常駐型「救急ワークステーション」運用を開始 松山市消防局(愛媛) 松山市消防局では、平成27年10月1日(木) 、愛媛県立中央病院西隣に中・四国初となる常 駐型の『松山市救急ワークステーション』を整備し、開所式典に消防庁救急企画室長や県知事・ 病院関係者等を招き、運用を開始しました。 本市は、平成24年6月から愛媛県立中央病院で派遣型救急ワークステーションを実施してい ましたが、運用面で課題もあったことから、昨年 9月に「県市連携プロジェクト」の一環で、愛媛 県と松山市が「常駐型救急ワークステーション設 置」に関する覚書を締結し、県から土地の無償貸 与を受け、市が救急ワークステーションを建築し て常駐型に移行することになりました。 これにより救急救命士に課せられた病院実習が 効率よく実施できるとともに、重篤傷病者発生事 案に対し24時間365日医師同乗による出動体 制が可能となったことで、更なる市民の安全・安 【救急ワークステーションの外観】 心の確保と救命率の向上が期待されます。 6 ◆ 人命救助協力者に対する感謝状を贈呈 かみましき 上益城消防組合消防本部(熊本) 上益城消防組合消防本部では、平成27年11月 9日(月)、適切な心肺蘇生等を行った人命救助協 力者に対する感謝状の贈呈式を行いました。 この事案は、8月18日(火)、協力者の勤務す る温泉施設内で、気分不良を訴えた52歳の男性が 心肺停止となったため、胸骨圧迫と施設内に設置し てあるAEDを使用し除細動を行いました。男性は、 その後心拍再開し病院へ救急搬送され、完全社会復 帰を果たしました。今回の事例は、協力者の迅速的 確な処置の結果であり、バイスタンダーCPRの重 要性が再認識されました。 【感謝状贈呈式の様子】 ◆ 消防署長特別査察を実施 久留米広域消防本部(福岡) みづま 久留米広域消防本部では、平成27年11月9日(月)、久留米消防署長と三潴消防署長による 大型商業施設の特別査察を実施しました。 この特別査察は、秋季火災予防運動にあたり大規模商業施設関係者の防火意識の向上を図ると ともに、地域住民への防火に対する注意を促すことを目的とし実施しました。署長自ら消防設備 や避難経路、防火扉等の維持管理状況を重点的に検査し、防火の重要性を深く理解してもらうこ とができました。 【三潴消防署長特別査察の様子】 【久留米消防署長特別査察の様子】 ◆ 石神井高齢者福祉施設等自衛消防連絡会を設立 東京消防庁(東京) 東京消防庁石神井消防署では、平成27年11月25日(水)、「石神井高齢者福祉施設等自衛 消防連絡会」の設立式を実施しました。 近年、社会福祉施設からの火災が多発し、利用者が犠牲となっていることを受け、管内に多く の社会福祉施設を有する当署では、昨年から本格的 に連絡会への設立に向け検討を進めてきました。そ してこの度、管内60事業所が会員として連絡会設 立の運びとなったものです。 本連絡会は東京消防庁初の試みであり、高齢者福 祉施設等の相互協力体制の強化や施設の実態に即 した自衛消防活動力の向上、施設と地域住民との協 力体制の構築を目的としています。今後、本連絡会 の活動を通じて、社会福祉施設間の災害に対する協 力体制の充実強化が大いに期待されます。 【設立式の様子】 7 ◆ 救急救助に対する表彰状授与式を開催 川西市消防本部(兵庫) 川西市消防本部では、平成27年11月26日(木)、救急救助に対する表彰状授与式を開催し ました。 い な この事案は、10月29日(木) 、川西市内の猪名川で溺れている66歳女性を72歳男性が発 見し、岸へ引き上げようと救助活動を行ったが、 足を滑らせて水中へ転落し、その後も押し上げよ うと救助を継続した。その様子を通りがかった4 6歳男性が見つけ、川へと入水し、2人が協力し て水中から女性を岸へ押し上げました。足場が悪 く2人が自力で脱出できないでいるところ、近所 に住む61歳男性が竹竿を持って救出し、全員が 無事助かったものです。 授与式には表彰された3名のほか、救助された 女性も参列し、 「助けられた時に『ありがとう』の 言葉が出なかったので、ずっとお礼が言いたいと 思っていました。今日こうしてみなさんにお会い 【表彰状授与式の様子】 できて本当に良かったです。 」などと話されました。 ◆ 消防本部のメールアドレス変更について ○ 20601 弘前地区消防事務組合消防本部 新メールアドレス [email protected] ※理由 新消防ネットワーク整備が完了したため 平成27年12月22日から運用開始 国等の動き 消防庁通知等 ◆ 平成28年度住宅防火防災推進シンポジウムの開催希望調査について (12月18日、消防予第481号) 予防課長より、各都道府県消防防災主管部長あてに次のとおり通知されましたのでお知らせし ます。 消防庁では、住宅用火災警報器の設置促進、適切な維持管理、その他の住宅用防災機器等の普 及及び住宅の防災対策等の推進を目的として、住宅防火対策推進協議会と連携し、全国各地で「住 宅防火防災推進シンポジウム」を開催しています。 平成27年度は、ダニエル・カール氏を招き、近年のアメリカの消防事情、東日本大震災の復 興支援活動状況など貴重なお話をいただき、全国4箇所で開催することとしています。 平成28年度についても開催を予定していますので、貴都道府県内の開催を希望する消防本部 等について調査し、下記(省略)のとおり回答をいただきますようお願いします。 ○ 全文は、消防庁ホームページ (http://www.fdma.go.jp/concern/law/tuchi2712/pdf/271218_yo481.pdf)に掲載されています。 【問い合わせ先】 予防課予防係 担当:齋藤・森野 8 ◆ 消防ヒヤリハットデータベースの運用に係る事例情報及び活用事例の提供について(依頼) (12月21日、消防消第222号) 消防・救急課長より、各都道府県消防防災主管部長あてに次のとおり通知されましたのでお知 らせします。 消防庁では、消防活動における安全管理に欠かせない情報を全国の消防本部において共有する ことで事故の絶無に資するよう平成19年3月から消防ヒヤリハットデータベースを運用してい るところです。当該データベースでは、ヒヤリハット事例や事故事例を収集するとともに、その 事例を要約し、全国的に共有するシステムとして、現在3,400件を超す事例を蓄積し共有し ています。 先般、11月19日に開催された全国消防長会警防防災委員会において、近年、太陽光発電シ ステムの設置が増加傾向にあることを踏まえ、「太陽光発電システムを設置した建物火災におけ る感電防止対策」が議題となり、審議の結果、消防庁に対し、事故事例等を収集し、ヒヤリハッ ト事例及び事故事例に反映することについて要望がなされました。 これを受け、消防庁として、下記(省略)のとおり事例収集を行いますので、貴都道府県内の 市町村(消防の事務を処理する一部事務組合及び広域連合を含む。)に対し、周知をお願いしま す。 ○ 全文は、本通知により確認してください。 【問い合わせ先】 消防・救急課 職員第一係 担当:大河内、永田 報道発表 ◆ 「平成27年版消防白書」の公表(12月22日、消防庁) 消防白書は、国民の生命、身体及び財産を災害等から守る消防防災活動について紹介するもの であり、毎年刊行しています。 平成27年版消防白書では、特集において、創設20周年を迎えた緊急消防援助隊と消防団を 中核とした地域防災力の充実強化について取り上げるとともに、トピックスにおいて、この1年 における消防・防災をめぐる出来事等を記載しています。 なお、消防白書は、消防庁のホームページに掲載します。(以下省略) ○ 全文は、消防庁ホームページ (http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/h27/12/271222_houdou_1.pdf)に掲載されてい ます。 【問い合わせ先】総務課 担当:篠宮政策評価広報官、落合広報係長 9 ◆ 平成27年版 救急・救助の現況(12月22日、消防庁) 消防庁では、全国の救急業務及び救助業務の実施状況等について、毎年調査を実施しておりま す。今般、 「平成27年版 救急・救助の現況」 (救急蘇生統計を含む。 )を取りまとめましたので、 公表します。(以下省略) ○ 全文は、消防庁ホームページ (http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/h27/12/271222_houdou_2.pdf)に掲載されてい ます。 【問い合わせ先】 (救急)救急企画室救急連携係 担当:寺谷、平井、勝森 (救助)国民保護・防災部参事官付 担当:新村、石川、峰松 (航空)国民保護・防災部防災課広域応援室航空係 担当:前田、仙田、南出 ◆ 消防団を中核とした地域防災力の充実強化の在り方に関する答申(12月22日、消防庁) 第27次消防審議会(消防庁長官の諮問機関。会長・室﨑益輝神戸大学名誉教授)におい ては、平成26年2月13日に「消防団を中核とした地域防災力の充実強化の在り方」につ いて消防庁長官から諮問を行いました。 それを受け、消防審議会において審議が行われ、この度、諮問に対する答申が取りまとめ られましたのでお知らせします。(以下省略) ○ 全文は、消防庁ホームページ (http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/h27/12/271222_houdou_3.pdf)に掲載されてい ます。 【問い合わせ先】総務課 担当:橋本補佐、高柳事務官、山田事務官 ◆ 消防本部、指令センター等及び消防署所における災害対応機能の維持に係る非常用電源の確 保に関する調査結果(12月22日、消防庁) 消防庁では、 「平成27年9月関東・東北豪雨」及び「台風第21号」の影響により地方公共団 体の庁舎において停電が発生し災害対策機能に支障が生じる事例がみられたことから、消防本部、 指令センター等(指令センターを有しない119番受信施設を含む。 )及び消防署所(以下「消防 本部等」という。 )が設置されている庁舎における非常用電源の確保状況等について調査を実施し ました。 この度、消防本部等における平成27年10月1日現在の非常用電源の確保状況等について、 取りまとめましたので公表します。 本調査結果を受け、本日、消防庁では、非常用電源が未設置もしくは災害への対策がとられて いない消防本部等について、必要な取組を進めるよう通知を発出いたします。(以下省略) ○ 全文は、消防庁ホームページ (http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/h27/12/271222_houdou_4.pdf)に掲載されてい ます。 【問い合わせ先】消防・救急課 担当:吉村課長補佐、西羅係長、港事務官 10 ◆ 「天然ガススタンド併設給油取扱所の停車スペースの共用化に係る安全対策のあり方に関す る報告書」の公表(12月24日、消防庁) 消防庁では、規制改革実施計画(平成25年6月14日閣議決定)に基づき、天然ガススタン ド併設給油取扱所において、天然ガス充てんのための停車スペースと給油のための停車スペース を共用化する場合の安全対策について検討を行いました。 この度、検討結果を報告書にとりまとめましたので公表します。(以下省略) ○ 全文は、消防庁ホームページ (http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/h27/12/271224_houdou_1.pdf)に掲載されてい ます。 【問い合わせ先】危険物保安室 担当:鈴木補佐、金子係長、横山事務官 ◆ 「消防団員入団促進キャンペーン」の実施(12月25日、消防庁) 消防庁では、平成28年1月から3月までの間を「消防団員入団促進キャンペーン」期間と位 置付け、地方公共団体等と連携し、消防団員の入団促進に係る広報の全国的な展開を図ります。 (以下省略) ○ 全文は、消防庁ホームページ (http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/h27/12/271225_houdou_1.pdf)に掲載されてい ます。 【問い合わせ先】 国民保護・防災部地域防災室消防団係 担当:猪鼻課長補佐、山下係長、高村事務官 ◆ 消防法施行規則の一部を改正する省令(案)及び火災通報装置の基準の一部を改正する件(案) に対する意見募集(12月28日、消防庁) 消防庁は、消防法施行規則の一部を改正する省令(案)及び火災通報装置の基準の一部を改正 する件(案)の内容について、平成27年12月29日から平成28年2月1日までの間、意見 を募集します。(以下省略) ○ 全文は、消防庁ホームページ (http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/h27/12/271228_houdou_1.pdf)に掲載されてい ます。 【問い合わせ先】予防課 担当:五月女補佐、境 11 ◆ 配管の摩擦損失計算の基準の一部を改正する件(案)に対する意見募集 (12月28日、消防庁) 消防庁は、配管の摩擦損失計算の基準の一部を改正する件(案)の内容について、平成27年 12月29日から平成28年2月1日までの間、意見を募集します。 ○ 全文は、消防庁ホームページ (http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/h27/12/271228_houdou_2.pdf)に掲載されてい ます。 【問い合わせ先】予防課 担当:五月女補佐、境 ◆ 消防用設備等の点検の基準及び消防用設備等点検結果報告書に添付する点検票の様式の一部 を改正する件(案)等に対する意見募集(12月28日、消防庁) 消防庁は、消防用設備等の点検の基準及び消防用設備等点検結果報告書に添付する点検票の様 式の一部を改正する件(案)等の内容について、平成27年12月29日から平成28年2月 1日までの間、意見を募集します。(以下省略) ○ 全文は、消防庁ホームページ (http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/houdou/h27/12/271228_houdou_3.pdf)に掲載されてい ます。 【問い合わせ先】予防課 担当:五月女補佐、境 ※ 消防庁各課室の直通電話番号は(http://www.fdma.go.jp/neuter/about/tel.html)に掲載さ れています。 週間情報では、各本部の身近な情報を掲載していますので情報をお寄せ下さい。 週間情報への投稿は企画課へ! TEL 03-3234-1321 FAX 03-3234-1847 E-mail : [email protected] 12