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授業科目名 経済史(経済学部・専門教育科目) (Economic History
授業科目名 経済史(経済学部・専門教育科目) (Economic History) 必修の区分 ※ 単位数 4.0 開講年次 2 講師名 定藤 博子 所属 オフィスアワー・場所 ※ 連絡先 ※ 講義目的及び到達目標 講義目的:現代社会がどのように発展してきたのかを、グローバルな視点で理解する 。 現代の多くの社会問題が過去と密接な関わりを持つことを知る。 到達目標:現代社会の成立過程と発展経路を経済学的な思考をもって理解し、 今日の多くの経済問題に対し、自ら論理的に考えられるようになる。 講義内容・授業計画 I 講義内容 本講義では、経済理論を理解するとともに、歴史的知識を修得し、現代社会の成立ち を知る。 II授業計画 第1回 ガイダンス・経済史を研究する意味① 第2回 経済史を研究する意味② 第3回 経済成長① 第4回 経済成長② 第5回 経済の歴史的発展に関するさまざまな見方① 第6回 経済の歴史的発展に関する様々な見方② 第7回 市場経済の発展① 第8回 市場経済の発展② 第9回 生産組織①工場と企業① 第10回 生産組織①工場と企業② 第11回 生産組織②奴隷制・地主制・問屋制① 第12回 生産組織②奴隷制・地主制・問屋制② 第13回 金融取引と制度① 第14回 金融取引と制度② 第15回 金融取引と制度③ 第16回 中間まとめ 第17回 大いなる分岐―「豊かな国」と「貧しい国」のルーツをたどる 第18回 西洋の勃興―最初のグローバル化 第19回 産業革命―なぜイギリスではじまったのか 第20回 工業化の標準モデル―ドイツとアメリカのキャッチアップ①ドイツ 第21回 工業化の標準モデル―ドイツとアメリカのキャッチアップ②アメリカ 第22回 偉大なる帝国―インドの工業化の挫折 第23回 南北アメリカ―なぜ南北格差が生じたのか 第24回 アフリカ―なぜ貧しいままなのか 第25回 後発工業国と標準モデル―帝政ロシアと近代日本のキャッチアップ①ロシア 第26回 後発工業国と標準モデル―帝政ロシアと近代日本のキャッチアップ②日本 第27回 ビッグプッシュ型工業化―ソ連・戦後日本と東アジアの奇跡①ソ連 第28回 ビッグプッシュ型工業化―ソ連・戦後日本と東アジアの奇跡②日本 第29回 ビッグプッシュ型工業化―ソ連・戦後日本と東アジアの奇跡③東アジア 第30回 全体のまとめ・期末試験に向けて テキスト 岡崎哲二『コア・テキスト経済史』(新世社、2005年) ロバート C. アレン 『なぜ豊かな国と貧しい国が生まれたのか』(NTT出版、2012年) 参考文献 適宜紹介します。 成績評価の基準 期末試験80点。レポート20点。 履修上の注意・履修要件 歴史はであるが、暗記科目ではない。経済学的な思考の基礎を学ぶ。 興味をもって、受講してほしい。 地域に関する学修 該当しない 備考 私語厳禁。