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評価の項目・尺度 景観整備方針(重点検討事業版) ①当該事業における
景観整備方針(重点検討事業版) 【一般国道4号 鏡石拡幅事業】 ①当該事業における景観形成の目標像 のどかな田園・住宅地景観になじみ、地域生活を支えるシンボル軸の形成 ②対象となる施設や空間とこれを取り巻く周辺景観との関係に関する基本的な考え方 ②-1: 周辺の景観などへの配慮の考え方 ・のどかな田園・住宅景観と調和した控えめなデザインによる、眺望景観の保全・形成を図る。(②-1-1) ・沿道に点在する既存樹林を活かした田園・住宅地景観に溶け込む空間づくり。(②-1-2) ・既存樹林、未利用地との一体的整備による、地域住民が憩う歩道空間の形成を図る。(②-2-1) ②-2: 住民の利用を考慮した整備の考え方 ・地域の中心性を意識し、地域住民の交流空間としての市街地景観のポイントとなる交差点づくり。(②-2-2) ②-3: その他 ③(①と②を実現するための)施設や空間そのものの景観整備の具体的方針 評価の項目・尺度 予測・評価手法 ・電線地中化による景観向上効果を認識しつつ、新た ・ドライバーの視点から、フォトモンタージュを用いて ・作成したフォトモンタージュや既往知見、事例 ■開放感のある道路空間構成<②-1-1に対応> 等を参照し評価する。 ・道路附属物の統一感・規則性のある配置、シンプルな形態によ に整備される道路構造物、附属物によって眺望景観・ 開放感・眺望性を予測する。 見通し(ビスタ)が阻害されていないか評価する。 り、開放的な眺望景観を確保する。(③-1-1) ③-1: 施設や空間の規模・形状・配置等の ■交差点のシンボル空間の創出<②-2-2に対応> 設定の考え方 ・地下道の上屋施設、照明施設等附属物の適度な存在感と統一 感の形成を図る。(③-1-4) ・附属物の機能美を活かしたシンプルな形態を基本と ・ドライバー、歩行者の視点から、フォトモンタージュ ・作成したフォトモンタージュを用い、専門家の して、適度な景観変化によるまちの中心性が得られる を用いて附属物デザインは違和感がないか、歩行空 意見や地域住民の意見を参考に評価する。 間の快適性等を予測する。 道路空間となっているか評価する。 ・道路付属物が道路内部景観から得られる眺望をどれ ・ドライバーの視点から、フォトモンタージュを用いて ・作成したフォトモンタージュや既往知見、事例 ■道路付属物の細部形状・色彩<③-1-1、③-1-4に対応> 等を参照し評価する。 ・沿道の良好な眺望が得られ、自然景観に対して違和感がないよ だけ阻害しているかを尺度として、眺望の善し悪しを評 周辺景観との調和について予測する。 う、道路附属物(防護柵、照明、標識等)は、シンプルな形状、中 価する。 明度・低彩度とする。 ③-2: 細部設計、材料等の選定の考え方 ・まちの中心地としてふさわしい、歩行空間の利用への ・ドライバー、歩行者の視点から、フォトモンタージュ ・作成したフォトモンタージュを用い、専門家の ■交差点における道路付属物の統一感<③-1-4に対応> を用いて附属物デザインは違和感がないか、歩行空 意見や地域住民の意見を参考に評価する。 ・地下道の上屋等は、左右対称なシンメトリー配置とし、コンパクト 配慮、演出がされているか評価する。 ・附属物の適度な存在感、形態、色彩が違和感がない 間の快適性等を予測する。 でシンプルな形態とする。 か評価する。 ■中央分離帯の遮光フェンス化 ・中央分離帯を植樹とした場合、維持管理費がかかり、眺望や見 通しが悪くなるため、植樹は行わないこととする。 ・対向車の眩光防止効果のある遮光フェンスに統一することで維 持管理費のコスト縮減および眺望や見通しを確保する。 ③-4:その他 ・遮光フェンスにより眺望や見通しが阻害されていない ・ドライバーの視点から、フォトモンタージュを用いて ・作成したフォトモンタージュや既往知見、事例 周辺景観との調和について予測する。 等を参照し評価する。 か評価する。 ・遮光フェンスが周辺の景観になじんでいるか評価す る。