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中心市街地活性化基本計画に盛り込まれた 主な医療関係事業

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中心市街地活性化基本計画に盛り込まれた 主な医療関係事業
資料4
中心市街地活性化基本計画に盛り込まれた
主な医療関係事業
1.医療モール等整備
(1)駅前再開発ビル整備
○柏市(千葉県) :商業施設及び市立図書館に併設
○岐阜市(岐阜県):高齢者向け住宅に併設
○尼崎市(兵庫県):住宅に併設
・・・・・1
・・・・・1
・・・・・2
(2)面的な再開発整備
○富良野市(北海道):診療所と高齢者向け住宅をはじめ様々な機能を有する施設
とともに再開発整備
・・・・・2
○三沢市(青森県):診療所及び医療福祉・介護施設を住宅とともに再開発整備
・・・・・3
○山形市(山形県):住宅とともに再開発整備
・・・・・3
○大田原市(栃木県):住宅及び商業施設とともに再開発整備
・・・・・4
(3)民間施設整備
○小樽市(北海道):診療所を介護付き高齢者向け住宅に併設
○秋田市(秋田県):ホテルに併設(商業施設を改装して誘致)
・・・・・4
・・・・・5
2.拠点病院整備
○砂川市(北海道):砂川市立病院の建替
○高崎市(群馬県):国立病院機構高崎病院の建替
○松江市(島根県):松江赤十字病院の建替
○北九州市[小倉地区](福岡県):小倉記念病院の移転・新築
・・・・・6
・・・・・7
・・・・・8
・・・・・8
3.医療体制整備
○丹波市(兵庫県):平日夜間・休日診療所の設置
兵庫県立柏原病院での診療体制の充実
医療市民講座の開催
○米子市(鳥取県):鳥取大学医学部のサテライトキャンパスの設置
(市民健康相談等の実施)
・・・・・9
・・・・・9
・・・・・10
・・・・・10
地方公共団体名
事業名
実施主体
支援措置名
柏市(千葉県)
事業費総額
16,239百万円
(仮称)柏駅東口D街区第一地区第一種市街地再開発事業
柏駅東口D街区第一地区第一種市街地再開発組合(予定)
事業期間
H14~H23
支援期間
H21~H23
市街地再開発事業補助金等
①事業概要・特徴等
○ 柏駅東口D街区第一地区において市街地再開発事業を実施。商業機能,公益サービス機能を
充実させるとともに,駐車場,駐輪場等を整備し,あわせて都市計画道路の整備を行う。
○ 都市計画道路を挟んで2つの敷地に,商業・公益施設棟と駐車場棟を整備の予定。
○ 商業・公益施設棟には,低層部に商業施設,中層部の柏市中央図書館(3層約6,000㎡),高層
部にクリニックモールを整備の予定。
事業予定地(現在)
②進捗状況
○ 平成20年度に都市計画決定し,現在は,今年度の事業認可に向けて準備を行っている。平成23
年度に竣工を目指している。
○ 商業床,柏市中央図書館を含む公益施設の床の大部分が保留床であり,図書館は市で整備する
こととしているが,商業,クリニックモールの保留床については,床取得者と交渉中。
○ 経済状況の悪化から,床取得者の選定に難航しており,事業期間を延長する予定。
地方公共団体名
事業名
実施主体
支援措置名
岐阜市(岐阜県)
(仮称)柏駅東口D街区第一地区第一種
市街地再開発事業(完成後)
事業費総額
-
岐阜駅西地区第一種市街地再開発事業
(福祉医療施設整備事業、医療施設設置事業)
岐阜駅西地区市街地再開発組合
(社会福祉法人 新生会、社団法人 地域医療振興協会等)
事業期間
H16~H19
支援期間
-
-
①事業概要・特徴等
○ 市街地再開発事業による保留床の一部を岐阜県住宅供給公社が参加組合員として床取得し、取
得床を高齢者向け優良賃貸住宅と福祉・医療等施設として整備。
○ 全43階中、6~14階に高齢者向け優良賃貸住宅108戸(約5300㎡)、3階に福祉医療等12施設約
3300㎡、15~42階は分譲マンションを配置整備。
○ 賃貸住宅は県公社が直営運営管理、福祉医療等施設は県公社と賃貸借契約を締結した福祉医療
等のグループが運営管理し展開。
○ 優良賃貸住宅は福祉医療等施設と連携を図り、緊急連絡や安否確認システム等による24時間365
日の日常生活をサポートしている。
○ 福祉医療等施設は高齢者優良賃貸住宅へのサポートだけでなく、中心市街地に暮らす地域住民
への福祉・医療等のサービスも提供している。
岐阜シティ・タワー43全景
②進捗状況
○
3階フロア(約3,300㎡)を福祉・医療等施設としてデイサービスセンター、有料老人ホーム、一般診
療所など12施設のテナントを整備し、平成19年10月に施設全体のグランドオープンとなった。
○ 当該事業は、床の所有者となる岐阜県住宅供給公社と賃貸借契約を締結したテナントである社会
福祉法人や医療法人が施設の運営を行っている。
○ 上層階に暮らす高齢者向け優良賃貸住宅と緊急通報含めた福祉、医療サービスを展開している。
1
3F 福祉・医療等施設等
多世代交流コーナー
地方公共団体名
事業名
尼崎市(兵庫県)
事業費総額
9,363百万円
阪神尼崎駅南地区第一種市街地再開発事業(市街地再開発
事業)
メディカルモールが設置される部分(2~3階)
実施主体
支援措置名
阪神尼崎駅南地区市街地再開発組合
事業期間
H17~H21
支援期間
H17~H21
まちづくり交付金
①事業概要・特徴等
○ 都市防災性・安全性の向上・生活サポート機能の充実を図るための駅前市街地再開発事業。
○ 都心地域の特性を活かした民間開発を促進することによって、密集した老朽木造家屋の解消、都市
防災、安全性の向上及び都心地域としての都市機能の更新を図るものであり、まちなか居住を促
進し、地域資源を活かしたにぎわいあふれる中心市街地の形成及び商業活性化の推進による魅力
あふれる中心市街地の形成に寄与するものである。
○ 地下1階、地上29階建て、鉄筋コンクリート造住宅207戸、2~3階にメディカルモールを併設
阪神尼崎駅南地区第一種市街地再開発事業
②進捗状況
○ 現在メディカルモールへの入居者を募集している。
○ 募集診療科目 1.内科 2.眼科 3.心療内科 4.歯科 5.外科 6.耳鼻咽喉科
7.脳神経外科 8.小児科 9.皮膚科 10.美容整形外科 11.整形外科
12.泌尿器科 13.レディースクリニック
○ 平成23年 3月ごろメディカルモール開院予定
地方公共団体名
事業名
実施主体
支援措置名
富良野市(北海道)
事業費総額
1,458百万円
ネーブル・タウン開発事業
ふらのまちづくり(株)
事業期間
H21~H25
支援期間
H21~H25
市街地再開発事業
①事業概要・特徴等
予定地の現況
○ 日常生活に必要な様々な機能、施設及び居住空間をコンパクトにまちなかに集積し、お年寄りや一
般市民が歩いて用事が出来る利便性に富んだ市街地の創出を目指す一環として整備。
○ 具体的に配置する施設は、温浴施設、金融機関、高齢者マンション、クリニック(個人)、行政窓口、
電気店、ブックストアー等。本事業により 車社会から脱却し、自家用車なしでも生活できるコンパクト
な「市民生活の利便性の拠点」の整備により、賑わいが創出され、基本計画の目標である歩行者通
行量の拡大を期待。
再開発イメージ図 A=1.38ha
赤枠内クリニック建設予定地(平面図)
クリニック設置場所
②進捗状況
○平成21年7月準備組織設立予定
現況測量調査(土地、建物利用含む)・建物等補償調査・資金計画・基本設計
○都市計画決定 平成22年1月予定
○施設整備工事 平成23年~平成24年12月予定
2
地方公共団体名
事業名
実施主体
支援措置名
事業費総額
三沢市(青森県)
-
街なか医療・福祉・介護施設整備事業
未定(民間事業者公募予定)
街なか医療・福祉介護施設部分
事業期間
H22~H24
支援期間
H22~H24
暮らし・にぎわい再生事業
民間賃貸住宅
市営住宅
①事業概要・特徴等
○ 市立三沢病院移転(H22~H23)後の跡地を活用して内科診療所やグループホームなどの医療
福祉・介護施設整備と運営を行う民間事業者を公募し、暮らし・にぎわい再生事業の活用による事
業者インセンティブを事業誘導のモチベーションとすることで街なかへの都市福利施設整備導入を
図る。
○ 中心市街地居住人口目標値となる、平成18年現況値の2.6%増の達成に大きく寄与する事業と
して位置付けられている。
診療所
グループホーム
介護福祉施設
②進捗状況
○ 市立三沢病院移転跡地の活用方策を市民参加により検討するため、「市立三沢病院移転跡地利
用検討委員会」が平成18年度に設立され、3ヵ年にわたり検討がなされ、平成21年2月に最終答申を
まとめ、市長に提言として提出がなされている。
○ 「市立三沢病院移転跡地利用検討委員会」からは、三沢市中心市街地活性化基本計画に掲げら
れた当該事業計画にそった提言がなされたため、今後、平成21年度内に市行政内部において民間
事業者公募方針をまとめ、平成21年度末を目処に公募を開始する予定。
地方公共団体名
山形市(山形県)
事業費総額
3,600百万円
なのかまち
事業名
七日町第5ブロック南地区市街地再開発事業
実施主体
山形中央開発㈱ほか(再開発会社設立予定)
支援措置名
事業期間
H22~H25
支援期間
H22~H25
市街地再開発事業
①事業概要・特徴等
○ 山形市内で特に商業集積の高い七日町地区において,老朽化が進む店舗等を再開発により4階
建ての店舗とクリニックモール棟と14階建ての店舗とマンション棟として整備。
○ 敷地内に公共空間を設けイベント広場等として活用するほか、隣接する御殿堰と一体的に整備す
ることで統一されたまちなみを形成。
○ クリニックモールについては、低層棟の3~4階にクリニック、調剤薬局などを配置する。
○ 市内には数多くの総合病院があるが、中心市街地へのクリニック新規開設は少なく、軽度の疾患
でも総合病院等で受診しており、近隣住民の身近な医療施設として整備を図る。
七日町第5ブロック南地区市街地再開発事業
堰
クリニック
モール
②進捗状況
店舗
○ 平成21年度の事業化に向け進めてきたが,建築資材の高騰やマンション市況の悪化にともない、
事業計画の見直しが必要となり、実施を1年遅らせ平成22年度の事業化を目指し進めている。
3
集合住宅
地方公共団体名
事業名
実施主体
支援措置名
大田原市(栃木県)
事業費総額
-
医療ビレッジ整備事業
Cブロック市街地再開発組合
医療ビレッジ入居予定棟(B棟3F)
事業期間
H18~H24
支援期間
-
C棟
権利者住宅
-
一般分譲住宅
①事業概要・特徴等
○ 再開発ビル内の低層フロアに個人診療所を集積して、医療ビレッジを整備する。
○ 具体的には、再開発ビル内の2階フロア(約600㎡)に、中心市街地内に不足している科目であり、
なおかつ調査の結果、成立可能な科目である内科、歯科、整形外科、耳鼻咽喉科を誘致し、クリ
ニックモールを平成24年度までに整備する。
○ クリニックモールは初期診療を担当する。診療機関が不足している中心市街地内に整備することに
より、地域の医療不足を解消し、高度治療を担当する総合病院との病診連携を図る。
○ クリニックモールの利用者が再開発ビル内の商業テナント等を利用することにより、 まちなかの賑
わいの創出にも寄与する。
B棟
A棟
1F:店舗
2F:交流センター
3F:医療ビレッジ
4~6F:ケア付住宅
1F: 食品スーパー
2F: 店舗、駐車場
3F:駐車場
7~11F:市営住宅
中央通り市街地再開発事業
②進捗状況
○ 現在は市内や近隣の総合病院や比較的規模の大きな開業医等に打診を行っており、好意的な状
況で推移している。
地方公共団体名
事業名
小樽市(北海道)
事業費総額
600百万円
病院・高齢者住宅整備事業
医療機関が設置される部分(1、2階)
実施主体
(株)光ハイツ・ヴェラス
事業期間
支援措置名
H20
-
支援期間
①事業概要・特徴等
○中心商店街に整備された、24時間介護スタッフ常駐の高齢者専用賃貸住宅であり診療所(内科、整
形外科)が併設されている。
○6階建のうち、2・3階は「地域密着型特定施設(29室)」、4~6階は「特定施設入居者生活介護(30室)
」事業所の指定を受けている。
○周辺医療機関との間に協力契約を結び連携を図っている。
○利便性の高い中心市街地での居住を誘導する。
○敷地面積1,518.14㎡ 延床面積4,122.36㎡ 鉄筋コンクリート造6階建
介護付高齢者専用賃貸住宅
②進捗状況
○平成21年3月に開設。
○全59室のうち、40室が入居済み(平成21年5月現在)
介護サービス(パンフレットから抜粋)
4
地方公共団体名
事業名
実施主体
支援措置名
秋田市(秋田県)
事業費総額
-
ホテル併設型医療モール整備事業
医療モールが設置される部分
秋田ビル㈱
事業期間
H20~H23
支援期間
-
-
①事業概要・特徴等
○ ホテル低層部に併設している商業施設(昭和45年築)の1~3階フロア(約7,000㎡)をリニューアル
し、2、3階の約4,800㎡に消化器科、眼科、精神科、歯科、美容外科等のテナントによる医療モー
ルを整備。
○ 具体的には、内視鏡大腸癌治療の世界的権威である医師による胃腸内科クリニックを核として、医
療テナント12科(薬局を除く)を誘致し、地方都市では初めての本格的なホテル併設型医療モール
を展開。
○ 著名な医療テナントの誘致により、県内はもとより全国的な来院者が期待され、その客室利用など
によるホテル部門への経済効果、さらには、中通一丁目地区市街地再開発事業との一体的な整備
による、地区全体への集客が期待される。
○ 実施主体は民間事業者。20年度に2階フロア、21~23年度に3階フロアの医療モールを整備。
医療モールを併設するホテル
②進捗状況
○ 20年5月にオープンした胃腸内科クリニック(450㎡)を核として、現在、2階フロアでは、4科が開業
しており、引き続き、2階の1科と3階の7科について、内科、美容外科、ペインクリニック、皮膚科等
の専門科目との具体的交渉を行っているところである。
○ 当該事業は商業系から医療系にリニューアルすることにより多額の費用が発生するため、改修費
の一部について国庫補助金の導入を検討していたが、医療法人ではない民間に対する支援措置
がなく、その資金調達が課題となっていることから、期間を1年延長することとし、23年度の完成を
目指している。
5
テナントの医療機関
(ホテルのHPより)
地方公共団体名
事業名
実施主体
支援措置名
事業費総額
砂川市(北海道)
17,938百万円
市立病院改築事業
砂川市
事業期間
H18~H24
支援期間
H18~H24
暮らし・にぎわい再生事業
①事業概要・特徴等
○老朽化・狭隘化に加え慢性的な駐車場不足の解消を図り、地域中核病院としての機能をより向上さ
せるため、現在地周辺で建替えを行うもの。病院利用者への飲食、宿泊等付帯サービスを中心に民
間企業の投資を誘発するとともに、医療、福祉、行政サービス、商業をコンパクトに集積することで来
街者の利便性と回遊性向上が期待できる。
○当院は北海道中空知地域の中核病院として機能し、産婦人科の集約、「もの忘れ外来」の設置、病
病・病診連携等医療の充実が図られているほか、へき地医療拠点病院、災害拠点病院、地域がん診
療拠点病院等、さまざまな拠点病院指定を受けており、機能のより一層の充実が求められている。
○総病床数506床、診療科18科とし、約830台駐車可能な立体駐車場を整備するほか、救命集中治療
センターの増床、周産期センターおよび救急患者用屋上ヘリポートを設置する。敷地面積19,812㎡、
延床面積42,075㎡。新本館は鉄筋鉄骨コンクリート造・免震構造で地上7階建となる。
○H22年10月に新本館を開院し、H24年8月に全工事完了の予定。
砂川市立病院(現況)
砂川市立病院(完成後)
②進捗状況
○H20年9月に工事着工。H21年3月末現在で1階床部分の型枠工事を実施中である。進捗率は15.9%。
○H22年10月に新本館を開院し、H24年8月の立体駐車場完成をもって全工事を完了する予定。
6
地方公共団体名
事業名
実施主体
支援措置名
高崎市(群馬県)
事業費総額
8,705百万円
国立病院機構高崎病院建替推進事業
独立行政法人国立病院機構高崎病院
-
事業期間
H19~H21
支援期間
-
①事業概要・特徴等
○ 独立行政法人国立病院機構高崎病院(以下「高崎病院」という。)の建替え整備に併せ、地域医療
の支援を目的とした公の施設「高崎市メディカルサポートセンター」を合築整備し、地域医療の充実
強化を図る。
○ 本事業の実施により、小児救急医療をはじめとする救命救急医療・周産期医療・高度専門医療・地
域で必要とされる診療科の増設・地域医療支援機能等の充実強化及び病床数の増が図られる。
○ 中心市街地における都市福利機能の充実が期待される。また、付帯効果として当該施設の利用者
等の中心市街地での新たな消費活動の創出が期待できる。
○ 建物は、建物の区分所有等に関する法律に基づく高崎病院と高崎市との区分所有による建物であ
り、その概要は以下のとおりとなっている。
建設地
高崎市高松町36番地(現在の病院の敷地内)
敷地面積 31,423㎡
延床面積 33,560.94㎡
(区分所有割合に基づき、約1/3にあたる11,162.47㎡は市が公の施設として設置)
建築面積 5,754.49㎡
建築規模 鉄筋コンクリート造(免震構造)
地上7階地下1階
建物高さ34.1m
総事業費 8,705百万円(解体工事費を除く。)(平成21年3月31日現在)
総事業費は、高崎病院と市が区分所有割合に相当する額をそれぞれ負担。
(内訳) 高崎病院:5,810百万円、
高崎市 :2,895百万円
(うち2/3相当額1,930百万円は県からの補助金)
②進捗状況
○ 躯体工事が終了し、現在は内装工事や外装仕上げ工事が行われており、平成21年8月末の建物
完成を目指して順調に工事が進められている。
○ 新病棟での診療開始は平成21年10月を予定している。(暫定開院)
○ 10月以降は外構工事・その他付帯工事・旧病棟の解体工事(本事業の事業費とは別途)等を経て、
22年3月にすべての事業が終了する予定。
7
国立病院機構高崎病院(現況、H21.4)
国立病院機構高崎病院(完成後、公の施
設を併設した全景)
地方公共団体名
事業名
実施主体
支援措置名
松江市(島根県)
事業費総額
17,270百万円
ほ ろ まち
母衣町地区暮らし・賑わい再生事業
松江赤十字病院
事業期間
H18~H24
支援期間
H18~H24
暮らし・にぎわい再生事業
①事業概要・特徴等
○ 地域の中核医療機関である松江赤十字病院は施設の老朽化・狭隘化が進み、良好な療養環境の
確保を図ることが困難になっていたため、平成24年度の全館開業を目途に、現地において新病院
建設(現地建替)に着手。
○ 新病院は、バリアフリー化を徹底し、ユニバーサルデザイン化。敷地内に公開空地を設け、地域環
境の向上に貢献。ブロック受付や電子カルテシステムによるデータ集中管理によって診察行為を迅
速化。病室は個室と4床室を基本とし、QOL重視の施設とする。ヘリポート設置等、地域災害拠点
病院としての対応も行う。
○ 都市機能の郊外流出が問題となる中、地域の核施設である総合病院が現地建替し、引き続き中心
市街地内に立地することは、中心市街地の賑わい低下抑止、及び快適で安全な暮らしの創出に寄
与するものである。(職員数:1,021名、1日平均外来患者数:830名、1日平均入院患者数:562名)
○ 計画概要
敷地面積:9,358㎡ 延床面積:42,210㎡ 構造:鉄骨造及び鉄骨鉄筋コンクリート造
高層棟:地下1階・地上14階 低層棟:地上6階 病床数:645床 診療科目:26科
○ 工事期間
平成19年2月~平成24年7月
松江赤十字病院(現況、H21.5)
松江赤十字病院(建替後)
②進捗状況
○ 平成20年度に引き続き、現在、高層棟を建設中。本年12月竣工予定。今年度末には、高層棟が部
分開業する予定。
[全体スケジュール]
H19年度:中央管理棟解体、高層棟着工 H20年度:高層棟建設工事
H21年度:高層棟(主に病棟)竣工、開業(部分開業) H22年度:新館棟解体、低層棟着工
H23年度:低層棟(主に外来)竣工、開業(全館開業)
地方公共団体名
事業名
実施主体
支援措置名
H24年度:外溝工事(公開空地他)
北九州市(福岡県)
事業費総額
-
小倉記念病院新築移転事業
財団法人 平成紫川会
事業期間
H20~H22
支援期間
-
-
①事業概要・特徴等
○ 都心エリア外に立地する既存の広域医療施設を小倉駅北口西側の大規模遊休地に新築移転。
○ 敷地面積:27,690㎡、延床面積:86,678㎡
○ 循環器科、心臓血管外科、脳神経外科を核とした19診療科目・658床で、特に心臓カテーテル等循
環器科は全国的な実績を誇り、多くの患者を集めている。
○ 移転により、都心エリア内の都市福利機能の充実、昼間人口の増加が図られる。
(歩行者通行量の増加見込み:3,150人/日、事業所従業者数の増加見込み:1,000人)
○ 本事業を契機とした周辺の新たな土地利用の進展等の相乗効果が期待される。
小倉記念病院(移転後)
②進捗状況
○ 平成20年10月より、建築工事に着手。
○ 現在、平成22年秋の開院を目指して工事を行っている。
小倉記念病院(現況)
8
地方公共団体名
事業名
実施主体
支援措置名
丹波市(兵庫県)
事業費総額
77百万円
平日夜間及び休日診療所設置事業
丹波市
事業期間
H21~H25
支援期間
H21~H25
-
①事業概要・特徴等
○ 平日、夜間の応急診療及び休日診療を開設し、通年での安心できる医療体制を構築する。特に小
児科を必要とする子育て世代にとっては、欠かせない制度である。休日診療はもちろん、平日の夜
8時から10時の間、柏原赤十字病院施設を利用し、応急診療室を開設する。
平日夜間応急診療室(柏原赤十字病院)
②進捗状況
休日診療所
○ 平日夜間応急診療室は、20年度、241日開設し、患者数は331人であった。1日あたり患者数が
1.4人とやや少ないため、市民への周知活動を進める必要がある。
休日診療所は、20年度、70日開設し、患者数は1,930人であった。1日あたり患者数は27人で
あり、特に15歳以下の患者が59%を占めている状況にある。
地方公共団体名
事業名
実施主体
支援措置名
事業費総額
丹波市(兵庫県)
472百万円
地域医療循環型人材育成プログラム事業
丹波市
事業期間
H21~H25
支援期間
H21~H25
-
①事業概要・特徴等
○ 県立柏原病院において、5人の医師が臨床実践することにより、診療体制の充実を図る。この事業
により取り扱い患者数が増え、中心市街地(まちなか)への流入が増えるとともに、柏原地域並び
に丹波市域における医師の育成、確保が図れるため、「安心して暮らせるまちづくり」に大いに資す
るものである。
②進捗状況
○ 20年10月より外科医、整形外科医、放射線科医各1名の計3名で事業を開始した。21年4月より
内科医2名の着任を予定している。病院全体の診療機能が向上し、入院外来患者数の増加、救急
受け入れ数の増加などの効果が現れ始めている。また、開業医からの紹介、開業医への逆紹介も
増え、医療連携も高まりつつある。
9
兵庫県立柏原病院
地方公共団体名
事業名
実施主体
支援措置名
丹波市(兵庫県)
事業費総額
9百万円
医療市民講座補助金事業
丹波市
事業期間
H21~H25
支援期間
H21~H25
-
①事業概要・特徴等
○ 市内各種団体が地域医療を考える講座等を開催した場合に補助を行う。県立柏原病院の小児科
を守る会が展開する「お医者さんを守る」活動は、全国的に注目され、地域医療の崩壊を防止す
る有効な活動であり、中心市街地及び丹波市においては「地域医療再生」に欠かせない運動と
なっている。この講座開設には、運動の基本である意識改革が中心市街地のみならず市域全域
に広がるような狙いがある。
補助対象の団体は、自治振興会・自治会等の地域団体、社会教育団体としている。
地域医療市民講座(風景)
県立柏原病院の
小児科を守る会
②進捗状況
○ 20年度、市内で26団体が実施し、延べ参加者数は1,959人であった。
従来、補助限度額を5万円としていたが、21年度から大規模な事業に対しては補助限度額を10万
円にまで拡大するほか、子育てサークル等でも開催できるよう団体の基準を緩和し、事業開催しや
すく、また多彩な開催方法が取れるように制度の拡大を行うこととしている。
地方公共団体名
事業名
実施主体
支援措置名
米子市(鳥取県)
事業費総額
-
まちなかサテライトキャンパス事業
鳥取大学医学部、米子市、米子市中心市街地活性化協議会
事業期間
H22~
支援期間
-
-
①事業概要・特徴等
○ 鳥取大学医学部のサテライトキャンパスを、中心市街地内の重点地区として設定した「にぎわいト
ライアングルゾーン」に設置する事業。
○ 設置場所は、市役所旧庁舎のほか地区内の既存建物で検討中。
○ 教養課程の鳥取市から米子市への移転の受け入れ態勢整備と、学生のまちなかへの誘引を図る。
また、複合集客施設として医学部の特性を活かし、健康相談等の市民向け事業を行うことで、生命
・健康をテーマに多くの市民との交流を図る。
②進捗状況
○ 事業実施場所の選定過程にあり。建物所有者への打診中。(平成21年3月末)
○ 講義室以外の施設については、事業実施建物が決定した後、当該建物の面積や構造等により検
討する。
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米子市中心市街地「にぎわいトライアングル
ゾーン」の風景
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