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決算説明会 - 成田国際空港株式会社

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決算説明会 - 成田国際空港株式会社
成田国際空港株式会社
2016年3月期 決算説明会
2016年5月18日
Narita International Airport Corporation
(写真)第1旅客ターミナル 固定ゲート延伸箇所
目次
 経営概況
P.3
 2015年度 連結決算概要
P.15
 2016年度 連結業績予想
P.21
 参考資料
P.23
Narita International Airport Corporation
2
1. 経営概況
3
成田空港を取り巻く環境
 訪日ビザの免除・緩和、消費税免税制度拡充、円安等を背景にアジアを中心とした訪日外国人旅行者数が増加
日本全国における訪日外国人旅行者数推移(年度別)
2,500
2,000
1,467
1,500
1,000
2,136
初の2,000万人台
629
684
756
( 500
万
0
人
2004 2005 2006
)
※出典:日本政府観光局(JNTO)
855
2007
777
2008
725
834
2009 2010
(年度)
638
2011
871
2012
1,098
2013
2014
過
去
最
高
成田空港における外国人入国者数の増
前
年
同
期
46
%
増
2015
2年連続で過去最高を更新
793
807
850
855
824
924
842
757
593
500
(
万
人
)
過
去
最
高
0
2004
2005
2006
2007
2008
Narita International Airport Corporation
2009 2010
(年度)
2011
2012
アジア
129%
中国
128%
117%
134%
2013
2014
2015
176%
香港
117%
タイ
1,290
1,064
1,000
123%
総数
台湾
成田空港における国際線外国人旅客数推移(年度別)
928
(2015年度4月~2月累計)
韓国
【政府目標】訪日外国人旅行者数
2020年:4,000万人、2030年:6,000万人 を目指す
1,500
外国人入国者数 前年同期比
前
年
同
期
21
%
増
143%
シンガポール
148%
マレーシア
106%
インドネシア
117%
フィリピン
0%
50%
100%
150%
※出典:法務省出入国管理統計より集計
4
外国人旅客数・空港内店舗売上高の動向
 外国人旅客数、空港内店舗売上高ともに足元の伸び率はやや低下
成田空港における外国人旅客数の推移・空港内店舗売上高前年比
旅客数
(万人)
130
2014年度
国際線外国人旅客数
126
(万人)
115
120
107
110
115
112
109
104
97
94
99
106
104
101
100
90
2015年度
106
(万人)
93
91
87
80
82
70
83
80
93
88
86
76
60
4月
5月
2015年度前年比
国際線外国人旅客数
6月
4月
7月
5月
6月
8月
7月
9月
8月
9月
10月
上期
11月
10月
11月
12月
12月
1月
1月
2月
2月
3月
3月
下期
合計
127% 130% 127% 124% 128% 125% 127% 121% 116% 118% 123% 113% 108% 116% 121%
空港内店舗売上高
143% 146% 145% 137% 130% 125% 137% 119% 107% 104% 110% 100% 94% 105% 120%
(免税店・物販店・飲食店)
Narita International Airport Corporation
5
空港内店舗売上高・非航空系収入割合
 購買意欲の高い国際線外国人旅客数の増加に伴い、空港内店舗売上高が好調に推移
成田空港における空港内免税店・物販店・飲食店売上高の推移
売上高
免税店・物販店・飲食店売上高
(億円)
1,400
1,200
1,064
928
793 807
1,261
757
(+8%) 800
1,169
593
600
(+20%)
674 701
765
854
768
844
701 705
599
600
2004年度
972
400
679
200
0
200
2004
2005
2006
2007
2008
Narita International Airport Corporation
2009
2010
2011
航空系収入
45%
1,000
824 842
800
非航空系収入
55%
924
855
850
2015年度
(万人)
1,400
1,290
1,000
400
旅客数
国際線外国人旅客数
1,200
非航空系収入割合の拡大
2012
2013
2014
2015
2016
(予想)
非航空系収入
34%
航空系収入
66%
0
6
2015年度 航空取扱量
2015.3 実 績
[A]
2016.3 実 績
[B]
増減
[B]-[A]
%
[B]/[A]
22.8
23.5
0.7
103.1%
17.8
5.1
18.4
5.2
0.6
0.1
103.4%
101.9%
3,531
3,794
264
107.5%
2,930
3,106
175
106.0%
日本人
1,350
1,311
▲39
97.1%
外国人
1,064
1,290
226
121.3%
通過客
516
505
▲12
97.7%
600
689
88
114.7%
208
462
198
457
▲9
▲4
95.4%
99.1%
航空機発着回数(万回)
国際線
国内線
航空旅客数
(万人)
国際線
国内線
国際航空貨物量(万t)
給 油 量
(万 kl)
 航空機発着回数は、台湾線、香港線などアジア路線を中心とした国際線の新規就航、増便等により増加、4期連続で
開港以来最高値を更新。
 航空旅客数は、国際線外国人旅客が大きく伸びたことに加え、国内線旅客も好調に推移し、前期に比べて増加、2期ぶ
りに最高値を更新。
 国際航空貨物量は、前期末の米国港湾荷役遅延による特需の反動、中国経済の成長鈍化による輸出入の減少により
前期に比べて減少。
 給油量は、近距離・小型機材路線が増え長距離・大型機材路線が減少したことから、前期に比べて減少。
Narita International Airport Corporation
7
2015年度 連結決算概要
(単位:億円)
2015.3 実 績
[A]
2016.3 実 績
[B]
増減
[B]-[A]
%
[B]/[A]
営業収益
2,031
2,184
153
107.5%
営業利益
387
433
46
111.9%
経常利益
333
385
52
115.6%
親会社株主に帰属する
当期純利益
196
242
45
123.4%
 2015年度連結決算は「増収増益」。
 消費意欲の旺盛な国際線外国人旅客の増加等に伴い、旅客施設使用料収入、物販・飲食収入、構内営業料収入が
増収。
 営業収益、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益 いずれも民営化以降の最高を更新。
Narita International Airport Corporation
8
2016年度 航空取扱量見通し
2016.3 実 績
[A]
2017.3 見通し
[B]
増減
[B]-[A]
%
[B]/[A]
23.5
24.4
0.9
103.9%
国際線
18.4
19.2
0.8
104.4%
国内線
5.2
5.3
0.1
102.0%
3,794
3,909
115
103.0%
国際線
3,106
3,212
106
103.4%
国内線
689
697
9
101.3%
国際航空貨物量(万t)
198
196
▲3
98.7%
給 油 量
457
459
2
100.4%
航空機発着回数(万回)
航空旅客数
(万人)
(万 kl)

航空機発着回数は、アジア方面を中心とした新規就航、増便により前期を上回る見通し。

航空旅客数は、国際線で旺盛な訪日需要による外国人旅客の増加が続き、前期を上回る見通し。

国際航空貨物量は、海外景気減速の影響等で輸出入が減少することから、前期を下回る見通し。

給油量は、近距離・小型機材路線の割合は増加するものの発着回数の増加が寄与し、前期を上回る見通し。
Narita International Airport Corporation
9
2016年度 連結業績予想
(単位:億円)
2016.3 実 績
[A]
2017.3 予 想
[B]
増減
[B]-[A]
%
[B]/[A]
営業収益
2,184
2,300
115
105.3%
営業利益
433
449
15
103.7%
経常利益
385
401
15
104.0%
親会社株主に帰属する
当期純利益
242
274
31
113.0%
 2016年度通期連結業績予想は、「増収増益」の見通し。
 航空機発着回数、航空旅客数ともに増加し、特に消費意欲の旺盛な国際線外国人旅客数が引き続き好調に推移する
ことからリテール事業を中心に増収となり、営業収益は増収、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益
いずれも増益の予想。
 営業収益、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益 いずれも民営化以降の最高を更新する見通
し。
Narita International Airport Corporation
10
2015年度の主な取り組み
第3旅客ターミナルビル オープン
 LCCの更なる拠点化へ向けて、2015年4月8日に
第3旅客ターミナルビルがオープン
施設概要
 2015年度利用者数:609万人(当初想定:550万人)
 国内空港のターミナルビルとしては初めて「グッドデザイン金賞
(経済産業大臣賞)」を受賞
<第3旅客ターミナルビル外観>
<出発ロビー>
<フードコート>
『NARITA SKY LOUNGE 和』のオープン
 2015年4月24日、第2ターミナル本館ーサテライト間連絡通路を
拡張し、寛ぎの大空間『NARITA SKY LOUNGE 和』をオープン
 カフェバー、ボディケア店、和菓子店、GALLERY TOTO等を展開
 2015年9月、GALLERY TOTOが「日本トイレ大賞」(国土交通
大臣賞)を受賞
固定ゲートの増設
2015年12月17日、第2旅客ターミナルに固定ゲート
4スポットをオープン
2016年3月15日には第1旅客ターミナルにも固定ゲート
2スポットがオープン
<第2旅客ターミナル>
<第1旅客ターミナル>
(©DAICI ANO)
<GALLERY TOTO>
<パーソナルブース等>
Narita International Airport Corporation
<FaSoLa Cafe coffee & beer>
11
「成田ハブ化促進インセンティブ」の状況
成田ハブ化促進インセンティブの概要(2015年4月1日~2018年3月31日(3年間))
新規ネットワーク拡充のため
国際線
国内線
既存路線の増強のため
国際線ネットワーク
拡充割引
国内線ネットワーク
拡充割引
両方適用の場合、
着陸料が最大100%割引
両方適用の場合、
着陸料が最大100%割引
国際線増量割引
国内線増量割引
※ネットワーク拡充割引、増量割引の詳細は参考資料P.32に掲載
2015年度の実績
14.3億円(56社に割引を実施)
2015年度の割引総額
内訳
国際線
国内線
ネットワーク拡充割引
増量割引
ネットワーク拡充割引
増量割引
Narita International Airport Corporation
社数
備考
19社 航空会社初29路線、うち成田空港初10路線
51社 新規就航、路線開設、増便、機材大型化による重量の増加
1社 航空会社初3路線
5社 路線開設、増便による着陸料の増加
12
前中期経営計画目標の達成状況
前中期経営計画目標の達成状況
区分
航空取扱量目標
経営目標
設備投資
2015年度 目標
2015年度 実績
目標比
26万回
23.5万回
▲9.5%
航空旅客数
3,700万人
3,794万人
+2.5%
連結ROA
4.2%以上
5.0%
(連結営業利益)
360億円以上
433億円
+20.3%
連結長期債務残高
5,200億円以下
4,744億円
▲455億円
連結長期債務残高/連結営業CF倍率
8.0倍以下
7.2倍
空港内免税店・物販店・飲食店売上高
800億円
1,169億円
+46%
1,450億円
1,274億円
▲176億円
航空機発着回数
設備投資計画(2013~15年度累計)
 航空機発着回数以外の目標を全て達成
<航空取扱量目標>
 航空機発着回数は、アジア-北米間の直行便増加等の環境変化や、LCCの国際線展開が遅れたこともあり、2015年度実績は23.5万回。
 航空旅客数は、訪日外国人旅行者の急増もあり目標を上回る。
<経営目標>
 訪日外国人旅行者数の増加に加え、店舗面積の拡大等にも精力的に取り組んだ結果、空港内店舗売上高が目標を46%上回る等、リテー
ル事業が大きく成長、連結営業利益、連結ROAも目標を達成。
 営業収益が上振れたことに加え、設備投資についても予算管理を徹底しコスト削減に努めたことから、債務の返済を計画以上に進めることがで
き、連結長期債務残高、連結長期債務残高/連結営業CF倍率ともに目標を達成。
Narita International Airport Corporation
13
2016年度の主な取り組み
 新中期経営計画における5つの戦略方針に沿って取り組みを推進
世界最高水準の安全性と
安定運用の徹底追求
引き続き関係機関と連携し危機管理や安全管理体制を徹底、安全文化の醸成を図
る。
最先端AIT(いわゆるボディスキャナー)を導入し、警備・保安体制の強化を図る。
ピーク時間帯の滑走路処理能力向上のため、高速離脱誘導路の整備工事に着手。
5
つ
の
戦
略
方
針
空港機能の強化と
地域との共生・共栄
成田空港の更なる機能強化に関して、具体的な滑走路等の位置、騒音コンターなど機
能強化に伴う航空機騒音の影響及び環境対策等について、出来るだけ早期に提示で
きるよう、調査、検討を進める。
航空ネットワークの
徹底強化
引き続き『成田ハブ化促進インセンティブ』を活用しつつ、旅客動向や市場調査を通じた
効果的なプロモーション等のマーケティング活動を強力に進め、路線誘致に向け航空会
社に対して積極的に働きかけを実施。
お客さま満足度の
徹底追求
旅客ターミナルビルのトイレリニューアルへの着手、出国審査後エリア内のラウンジ整備、バ
リエーションに富んだシートの導入を実施するほか、日本文化紹介のイベントを毎日開
催。
 第2旅客ターミナルの免税店・ブランドモール『ナリタ5番街』を順次改装中
 新たに4区画・約800㎡を増床し2016年11月にオープン予定
企業グループとしての
経営体力と競争力の強化  第1旅客ターミナル4階の飲食店エリア『ガーデングルメコート』のリニューアル
 約40㎡増床し2016年12月にオープン予定
Narita International Airport Corporation
14
2. 2015年度 連結決算概要
15
2015年度 セグメント別 決算概要
(単位:億円)
2015.3 実 績
[A]
営業収益
2016.3 実 績
[B]
増減
[B]-[A]
%
[B]/[A]
2,031
2,184
153
107.5%
1,023
1,037
14
101.4%
リテール事業
669
813
144
121.5%
施設貸付事業
309
303
▲5
98.2%
29
29
▲0
99.8%
387
433
46
111.9%
47
49
1
103.6%
リテール事業
201
244
43
121.6%
施設貸付事業
135
136
1
100.8%
6
6
▲0
99.6%
経常利益
333
385
52
115.6%
親会社株主に帰属する
当期純利益
196
242
45
123.4%
(外部顧客に対する売上高)
空港運営事業
鉄道事業
営業利益
空港運営事業
鉄道事業
Narita International Airport Corporation
16
セグメント別損益の状況①
空港運営事業
(単位:億円)
2015.3 実 績
[A]
営業収益
2016.3 実 績
[B]
増減
[B]-[A]
%
[B]/[A]
1,023
1,037
14
101.4%
空港使用料収入
411
403
▲8
98.0%
旅客施設使用料収入
320
358
37
111.8%
給油施設使用料収入
161
159
▲1
99.1%
その他収入
129
116
▲13
89.7%
営業利益
47
49
1
103.6%
4.3%
4.4%
0.1%
(外部顧客に対する売上高)
(営業利益率)
 航空機発着回数は増加したものの航空機材の平均着陸重量が減少したこと等により空港使用料収入、
給油施設使用料収入は減収となったが、国際線旅客数の増加に伴い旅客施設使用料収入が増収と
なったことから、増収増益。
Narita International Airport Corporation
17
セグメント別損益の状況②
リテール事業
(単位:億円)
2015.3 実 績
[A]
営業収益
2016.3 実 績
[B]
増減
[B]-[A]
%
[B]/[A]
669
813
144
121.5%
物販・飲食収入
493
620
126
125.7%
構内営業料収入
104
115
11
110.7%
その他収入
72
78
6
108.8%
営業利益
201
244
43
121.6%
29.9%
29.8%
▲0.1%
(外部顧客に対する売上高)
(営業利益率)
 国際線外国人旅客の増加、第3旅客ターミナルビルの供用開始、店舗の増床・リニューアル等により、子会
社の物販・飲食収入及びテナントからの構内営業料収入が増加したことから、増収増益。
Narita International Airport Corporation
18
セグメント別損益の状況③
施設貸付事業
(単位:億円)
2015.3 実績
[A]
営業収益
2016.3 実績
[B]
増減
[B]-[A]
%
[B]/[A]
(外部顧客に対する売上高)
309
303
▲5
98.2%
営業利益
135
136
1
100.8%
41.3%
43.2%
1.9%
(営業利益率)
鉄道事業
(外部顧客に対する売上高)
2016.3 実績
[B]
増減
[B]-[A]
%
[B]/[A]
29
29
▲0
99.8%
6
6
▲0
99.6%
20.5%
20.5%
―
営業利益
(営業利益率)
 減価償却費の減少や、燃料
調整単価の低下による水道
光熱費の減少により、増益。
(単位:億円)
2015.3 実績
[A]
営業収益
 貨物ターミナルビル貸付の一
部解約等により、土地建物
等貸付料収入が減少し、
減収。
Narita International Airport Corporation
 ほぼ前年並み。
19
連結キャッシュ・フローの概要
(単位:億円)
2015.3 実 績
[A]
2016.3 実 績
[B]
増減
[B]-[A]
営業キャッシュ・フロー
625
662
37
投資キャッシュ・フロー
▲264
▲446
▲181
360
216
▲144
▲306
▲247
59
342
311
▲30
フリー・キャッシュ・フロー
財務キャッシュ・フロー
現金及び現金同等物の期末残高
連結キャッシュ・フローの推移
営業キャッシュ・フロー
696
(単位:億円)
800
600
400
528
425
投資キャッシュ・フロー
699
431
350
フリー・キャッシュ・フロー
625
662
360
216
200
0
▲ 200
▲ 400
▲ 177
▲ 270
▲ 267
▲ 264
▲ 446
▲ 600
2012.3
2013.3
2014.3
2015.3
2016.3
財務体質の強化に向け、引き続きキャッシュ・フロー経営を積極的に推進
Narita International Airport Corporation
20
3. 2016年度 連結業績予想
21
2016年度 セグメント別 連結業績予想
(単位:億円)
2016.3 実 績
[A]
営業収益
2017.3 予 想
[B]
増減
[B]-[A]
%
[B]/[A]
2,184
2,300
115
105.3%
1,037
1,061
23
102.2%
リテール事業
813
906
92
111.3%
施設貸付事業
303
302
▲1
99.4%
29
29
▲0
98.8%
433
449
15
103.7%
49
32
▲17
65.3%
リテール事業
244
280
35
114.3%
施設貸付事業
136
134
▲2
98.2%
6
4
▲2
65.1%
経常利益
385
401
15
104.0%
親会社株主に帰属する
当期純利益
242
274
31
113.0%
(外部顧客に対する売上高)
空港運営事業
鉄道事業
営業利益
空港運営事業
鉄道事業
 航空機発着回数が増加すること、外国人を中心とした航空旅客数が引き続き堅調に推移すること等により、空港運営事
業で空港使用料収入、旅客施設使用料収入が増収となり、また、リテール事業で物販・飲食収入、構内営業料収入が
増収となること等から、営業収益、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益いずれも、2015年度に続
けて民営化以降の最高を更新し、増収増益となる見通し。
Narita International Airport Corporation
22
参考資料
23
成田空港のネットワーク
 2016年夏ダイヤの就航都市数が124都市と開港以来最高を記録
成田空港発
就航都市一覧(経由地含む)
海外就航都市数 37カ国3地域107都市
南北アメリカ方面:3カ国 25都市
ヨーロッパ方面: 14カ国 20都市
アジア・中近東・オセアニア方面:19カ国3地域 61都市
アフリカ:1カ国1都市
124都市(海外107都市、国内17都市)
合計
欧州線 1,374,900人
●ヘルシンキ
●コペンハーゲン
アムステルダム
● デュッセルドルフ
●ワルシャワ
ロンドン● ● ●ライプツィヒ
ブリュッセル● ●フランクフルト
パリ●
●ウィーン
●チューリッヒ
ミラノ●
●マドリード
●アンカレッジ
中国線 1,845,800人
韓国線 1,160,200人
●モスクワ
●カルガリー
ハバロフスク
●
●ユジノサハリンスク
ハルビン●
アジア・アフリカ線(中東含む)
ウラジオストク
長春●
●
3,517,100人
瀋陽●
●ローマ
●イスタンブール
タシケント●
北京● ●大連
サマルカンド●
天津●
●ソウル
●鄭州●青島 ●釜山
●西安
●済州
●イスラマバード
●南京
●ラホール
成都●
●上海
武漢● ●杭州
重慶●長沙●
●デリー
台湾線
ドーハ●
廈門● ●台北
●ドバイ
広州●
●深圳
アブダビ●
●香港 ●高雄
マカオ●
1,426,200人グアム線
●ハノイ
●ムンバイ
香港線
●ダナン
ヤンゴン●
クラークフィールド●
●マニラ 1,062,600人
●バンコク
●サイパン
プノンペン● ●ホーチミン
●グアム
●セブ
アディスアベバ●
●ウランバートル
太平洋線 3,921,700人
成田空港
●コタキナバル
●コロンボ ペナン●
●クアラルンプール
シンガポール●
最近及び今後の新規就航
• 16年3月15日 マニラ/ジェットスタージャパン
• 16年3月27日 関西/デルタ航空
• 16年3月27日 ソウル/t’way航空
• 16年4月28日 武漢/全日本空輸
• 16年5月22日 ユジノサハリンスク/オーロラ航空
• 16年7月1日
ソウル/ジンエアー
• 16年7月23日 ホノルル/ハワイアン航空
• 16年9月1日
プノンペン/全日本空輸
• 16年10月19日 マドリード/イベリア航空
• 17年2月
メキシコシティ/全日本空輸
※2016年4月3日~4月16日(14日間)の定期便スケジュールに基づく
※路線毎の人数は2015年度出発旅客数実績
※下線表記は、2016年夏ダイヤ期中での新規就航予定都市
Narita International Airport Corporation
●ジャカルタ
●デンパサール
567,700人
●バンクーバー
●シアトル
●ポートランド ミネアポリス● デトロイト ●トロント
●ボストン
シカゴ● ●
●●ニューヨーク
●デンバーシンシナティ●
● ニューアーク
●オークランド
サンフランシスコ●
●メンフィス
●サンノゼ
ワシントンDC
●ロサンゼルス
●ダラスフォートワース
●サンディエゴ
●アトランタ
●ヒューストン
●ホノルル
●メキシコシティ
●コロール
オセアニア線
620,100人
●ポートモレスビー
札幌●
●ケアンズ
パペーテ●
●ヌーメア
新潟● ●仙台
●ブリスベン
●ゴールドコースト
大阪(関西、伊丹)
●シドニー
●メルボルン
小松●
●オークランド
北九州
●広島 ● ●
福岡 ●
● ●高松 名古屋
● ●
佐賀● 大分 松山
熊本●
●鹿児島
●奄美大島
●那覇
成田空港
国内就航都市数
17都市
24
航空機発着回数・航空旅客数推移(民営化以降)
航空機発着回数
(単位:万回)
航空機発着回数(全体)
航空機発着回数(国際線)
航空機発着回数(国内線)
航空旅客数(全体)
航空旅客数(国際線)
航空旅客数(国内線)
30.0
3,909
3,794
3,512
3,467
3,604
3,539
3,534
3,265
25.0
3,398
3,356
3,419
18.7
19.1
18.1
17.7
17.5
17.4
3,152
3,500
24.4
21.2
3,083
18.7
17.8
17.2
18.7
2,693
17.2
23.5
22.8
22.6
2,885
19.1
4,000
3,531
3,343
3,252
3,212
3,106
3,086
2,971
19.4
19.1
18.8
3,285
3,416
3,151
20.0
航空旅客数
(単位:万人)
2,930
17.8
17.3
19.2
18.4
17.8
3,000
2,500
16.4
15.0
2,000
1,500
10.0
1,000
4.8
5.0
3.9
1.2
0.0
114
1.3
111
1.3
115
1.3
123
1.4
113
1.5
133
2.0
169
2.3
518
5.1
600
5.2
689
5.3
697
500
372
193
0
2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2016年度
(見通し)
Narita International Airport Corporation
25
連結決算推移(民営化以降)
営業収益
(単位:億円)
営業利益
経常利益
親会社株主に帰属する当期純利益
2,300
2,184
1,998
2,000
1,894
1,843
1,715
1,994
1,798
2,031
1,892
1,878
1,735
1,712
1,500
1,000
民営化後初の
200億円超
500
417
295
420
320
147
64
333
238
117
328
235
234
141
109
59
213
125
60
320
234
99
213
131
35
2010年度
2011年度
347
275
153
398
333
387
333
199
196
2013年度
2014年度
433
385
242
449
401
274
0
2004年度
2005年度
2006年度
2007年度
2008年度
2009年度
2012年度
2015年度
2016年度
(予想)
Narita International Airport Corporation
26
長期債務残高と平均金利の推移
連結長期債務残高
(単位:億円)
政府借入(無利子)
長期借入金
社債
政府保証債
平均金利
平均金利
(※2)
(※1)
7,500
6,000
2.00%
5,971
608
497
4,500
1,198
1.39%
3,000
1.80%
5,577
5,172
386
1,161
1,066
4,927
275
1,154
4,744
164
1,169
1.36%
1.40%
1.32%
3,299
3,299
3,349
3,399
1.60%
3,409
1.19%
1,500
1.20%
1.06%
865
618
0
2011年度末
※1
※2
2012年度末
319
148
2013年度末
2014年度末
1.00%
2015年度末
社債は、財投機関債(新東京国際空港債券)を含む。
平均金利の算出にあたっては、無利子借入金を除く。
Narita International Airport Corporation
27
債務償還の見通し
連結債務償還額
(単位:億円)
900
775
800
700
600
669
111
社債
長期借入金
658
53
政府借入(無利子)
275
500
500
400
450
258
305
100
400
330
360
300
300
300
500
200
400
300
230
450
400
300
300
300
2022年度
2023年度
360
100
100
0
2016年度
2017年度
2018年度
2019年度
2020年度
2021年度
2024年度
2025年度
※ 債券に関する償還額は、額面金額を記載。
Narita International Airport Corporation
28
※
普通社債一覧(一般担保付 )
※ 成田国際空港株式会社法第7条に基づく
回号
発行総額
(億円)
年限(年)
利率(%)
発行価格
(円)
応募者
利回り
(%)
JGB
スプレッド
(bp)
発行日
償還日
第3回
300
10
1.920
99.93
1.928
T+19
2007. 2.21
2016.12.20
第4回
300
10
1.700
99.98
1.702
T+24
2008. 2.20
2017.12.20
第5回
100
10
1.730
99.95
1.735
T+25
2008. 8.20
2018. 8.20
第6回
400
10
1.800
99.92
1.809
T+49
2009. 2.20
2019. 2.20
第7回
200
10
1.474
100.0
1.474
T+16
2009. 9.25
2019. 9.25
第8回
200
10
1.562
100.0
1.562
T+22
2010. 2.10
2020. 2.10
第9回
100
10
1.477
100.0
1.477
T+14
2011. 2.21
2021. 2.19
第10回
200
10
1.094
100.0
1.094
T+9
2011. 9.20
2021. 9.17
第11回
200
10
1.067
100.0
1.067
T+12
2012. 2.20
2022. 2.18
第12回
100
10
0.879
100.0
0.879
T+6
2012. 9.20
2022. 9.20
第13回
200
10
0.802
100.0
0.802
T+7
2013. 2. 8
2023. 2. 8
第14回
100
10
0.894
100.0
0.894
T+8
2013. 7.24
2023. 7.24
第15回
200
10
0.739
100.0
0.739
T+12
2014. 2.20
2024. 2.20
第16回
200
10
0.570
100.0
0.570
T+8
2014.10.28
2024.10.28
第17回
250
10
0.489
100.0
0.489
T+13
2015. 2.20
2025. 2.20
第18回
160
10
0.556
100.0
0.556
T+23
2015.10.30
2025.10.30
第19回
200
10
0.275
100.0
0.275
T+23
2016. 2.18
2026. 2.18
 格付情報
格付会社
格付投資情報センター(R&I)
Standard & Poor's (S&P)
日本格付研究所(JCR)
Narita International Airport Corporation
長期(アウトルック)
AA(安定的)
A+(安定的)
AA+(安定的)
短期
a-1+
A-1
ー
更新日
2015年8月25日
2015年9月17日
2016年1月25日
29
財政状態(連結貸借対照表)
NAAグループ連結貸借対照表
(2016年3月31日)
流動資産
有形固定資産
579億円
流動負債
固定負債
4,471億円
資本金
資本剰余金
利益剰余金
その他包括利益
非支配株主持分
資産合計
Narita International Airport Corporation
8,542億円
299億円
369億円
445億円
社債(1年超)
3,109億円
長期借入金(1年超) 964億円
その他
397億円
純資産
2,954億円
無形固定資産
147億円
1,115億円
社債(1年内)
長期借入金(1年内)
その他
7,608億円
建物及び構築物
4,157億円
機械装置及び運搬具 381億円
工具、器具及び備品
182億円
土地
2,853億円
建設仮勘定
32億円
その他
1億円
投資その他
206億円
※単位は億円未満切捨て
負債・純資産合計
1,000億円
520億円
1,349億円
▲6億円
自己資本比率
33.5%
90億円
8,542億円
30
成田空港に乗り入れるLCC(ローコストキャリア)
成田空港に乗り入れるLCC
航空会社
本邦
LCC
4社
外国
LCC
11社
成田空港におけるLCCのシェア
発着回数(旅客便)におけるシェア
就航年月
ジェットスター・ジャパン
2012年 7月
30.0%
ピーチ・アビエーション
2013年10月
25.0%
バニラエア
2013年12月
20.0%
Spring Japan
2014年 8月
ジェットスター航空
2008年12月
エアプサン
2011年 6月
イースター航空
2011年 7月
スクート
2012年10月
チェジュ航空
2013年 7月
30.0%
セブパシフィック航空
2014年 3月
25.0%
タイ・エアアジアX
2014年 9月
20.0%
香港エクスプレス
2014年12月
15.0%
タイガーエア台湾
2015年4月
ティーウェイ航空
ジンエアー
※2016年5月18日時点
Narita International Airport Corporation
25.1%
20.6%
15.0%
10.0%
27%
程度
13.1%
5.0%
0.0%
2013年度
2014年度
2015年度
2016年度見通し
旅客数におけるシェア
10.0%
2016年3月
5.0%
2016年7月予定
0.0%
22.3%
17.3%
程度
31
10.7%
2013年度
24%
2014年度
2015年度
2016年度見通し
31
成田ハブ化促進インセンティブ
 成田ハブ化促進インセンティブの導入
国際線及び国内線ネットワークの更なる拡充と既存路線の増強を目的として、2013年度から既に導入されている国際線増量割引に加え、
3つの新たなインセンティブ(国際線ネットワーク拡充割引、国内線ネットワーク拡充割引、国内線増量割引)を導入することで、国際線・国内線
共に「着陸料を最大で1年間無料」とする航空会社向けのプロモーション施策
成田ハブ化促進インセンティブ(2015年4月1日~2018年3月31日(3年間))
新規ネットワーク拡充のため
国際線
国内線
国際線ネットワーク
拡充割引
国内線ネットワーク
拡充割引
既存路線の増強のため
国際線増量割引
国内線増量割引
両方適用の場合、
着陸料が最大100%割引
両方適用の場合、
着陸料が最大100%割引
国際線/国内線ネットワーク拡充割引
国際線/国内線増量割引
 国際線/国内線定期便としての運航実績のない空港(路線)に、航
空会社が新規就航した便の着陸料を割り引くとともに、その路線が、成
田空港と定期便で結ばれていない空港の場合は、更に割引率を加算
 割引率は、下記のとおり2段階とし、2年間適用
 国際線においては、累積重量、国内線においては累積着陸料が、前年
【内容】
 対象便 :国際線/国内線定期便(旅客便、貨物便)
 適用単位 :旅客便、貨物便毎に航空会社としての新規路線及び
成田空港としての新規路線
 割引率 :
航空会社としての新規路線
成田空港としての新規路線
計
Narita International Airport Corporation
1年目
20%
30%
50%
2年目
10%
15%
25%
度同期比で増加した場合、その増加分に対して50%の割引を適用
【内容】
 対象便
:国際線/国内線定期便
 適用単位 :航空会社単位(旅客便と貨物便は合算して算出)
 単位期間 :1年間を上期(4~9月)と下期(10~3月)に分
け、各期における累積着陸料を前年同期と比較
※国際線増量割引は、2013年4月1日から実施中
32
成田空港のアクセス向上
鉄道
バス
車
・日暮里-空港第2ビル間:最速36分
・2015年12月5日より、成田空港駅発の最終列車時刻繰り下げおよび増発
京成
・成田空港に24時過ぎに到着するイブニングライナーを新設
・東京-空港第2ビル間:最速51分
成田エクスプレス
・訪日外国人旅行者向けの割引企画乗車券を販売
JR
総武線快速
・早朝時間帯の増発
東京シャトル
・東京-空港第2ビル間:最速60分
(京成バス)
・運賃:900円~1,000円
LCCバス
THE アクセス成田
・東京路線の増発を実施
(平和交通・あすか交通・JRバス関東) ・2社合わせて10分間隔で運行
駐車場料金の早朝・深夜割引
・最大24時間分割引
駐車場
駐車スペースの拡張
・P-2駐車場を収容台数1,435台から2,090台へ46%拡張
スカイライナー
アクセス特急
本線
交通アクセス情報総合ナビゲーション・デジタルサイネージ
 成田空港に到着されたお客様に対し、ニーズにあわせ目的地まで最適な地上交通手段をご選択いただけるよう、2015年7月30日より国内の
空港で初めて、“交通アクセス情報総合ナビゲーション・デジタルサイネージ”を設置。
 主要地までの鉄道と道路の所要時
間を、時間帯や交通状況に応じて
可変表示
 スーツケースなど大きな荷物をお持ちの
お客様等に、通常検索とは別に「ゆった
り経路で検索」モードを搭載
 成田空港発の鉄道運行状況と高
速道路混雑状況を切り替え表示
 お客様の目的地であるホテル名、ランド
マーク、駅名を入力するだけで、最適な
アクセス手段と所要時間をご案内
 成田空港発の鉄道時刻表と主要
目的地行きバス時刻表を一元的に
表示
Narita International Airport Corporation
 検索結果はスマートフォンに転送可能
33
成田空港の道路アクセス向上 ―圏央道の整備―
首都圏中央連絡自動車道(圏央道)予定図

現在、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)が整備中。成田空港~北関東間の所要時間短縮が図られるだけでなく、都心渋滞回避や主
要高速道との接続など道路アクセス機能が大幅に向上。
成田空港
羽田空港
◆※1の区間の開通時期については土地収用法に基づく手続きによる用地取得等が速やかに完了する場合
◆開通予定は2015年12月9日時点です。
(出典:国土交通省関東地方整備局Webサイトより)
Narita International Airport Corporation
34
政府との関係
 成田国際空港株式会社法[平成15年法律第124号]
認可・規制・支援事項
国
土
交
通
大
臣
の
認
可
事
項
規
制
事
項
財
政
支
援
概
要
◆事業認可(成田会社法に記載された事業以外)
◆成田会社法記載事業(空港施設建設・管理、空港内での店舗運営などの事業)以外の事業を行う場合
◆新株・新株予約権の発行、社債募集、資金借入
◆社債(短期社債を除く)の募集、又は弁済期限が1年を超える資金を借り入れる場合
◆代表取締役の選定
◆代表取締役の選定、解職及び監査役の選任、解任
◆事業計画の認可
◆当該事業年度の事業計画の提出
◆重要財産の譲渡等
◆国土交通省令で定める重要財産の譲渡、担保
◆定款変更等
◆定款変更、剰余金の配当・処分、合併、分割及び解散決議
■国土交通大臣の定める基本計画への適合
■成田国際空港及び航空法に規定する航空保安施設の設置及び管理は、国土交通大臣の定める基本計画
に適合しなければならない
■財務諸表の提出
■B/S、P/L、事業報告書の提出(事業年度終了後、3ヶ月以内)
■国土交通大臣の監督・命令権限等
■国土交通大臣による監督、命令権及び報告指示、検査
●資金貸付け
●公共性維持、大規模災害等に伴う政府の財政支援(予算範囲内における無利子貸付)
●政府出資
●公共性維持、大規模災害等に伴う政府の財政支援(予算範囲内における出資)
●債務保証
●社債に係る債務に対する債務保証契約(国会議決を経た金額の範囲内)
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今後の首都圏空港機能強化に向けた検討
30万回の発着枠を念頭に置きつつ
オリンピックまでに実現(4万回増加)
時間値:64⇒68回
時間値:68⇒72回
※出典:国土交通省(第1回首都圏空港機能強化の具体化に向けた協議会)
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高速離脱誘導路の整備
※出典:国土交通省(首都圏空港機能強化の具体化に向けた協議会)
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成田空港の更なる機能強化
首都圏空港の機能強化
 2014年7月、「首都圏空港機能強化技術検討小委員会」において取りまとめられた、成田空港における技術的な選択肢
 東京オリンピック・パラリンピックまでに実現し得る主な方策:
「管制機能の高度化(2015年夏ダイヤから導入済み)」、「高速離脱誘導路の整備」、 「夜間飛行制限の緩和」
 東京オリンピック・パラリンピック以降の方策:「既存滑走路の延長」、「滑走路の増設」
四者協議会における議論の進展(※四者…国、県、周辺市町、当社)
2015年9月
 実現のための課題を整理し、具体化に向けた検討を進めていくことが確認されるとともに、国土交通省から、更なる機能強
化の具体化に向けて必要な調査を実施するよう、当社に対して指示。
2015年11月
 当社から、調査結果として、第3滑走路についてはB滑走路の南側へ整備する案、B滑走路については北側に延伸する
案が空港容量拡大・競争力向上の観点から優位であることを報告。
 また、夜間飛行制限の緩和については、地域に与える環境への影響等が密接に関係してくるため、他の機能強化策と一
体的に検討する必要があることを報告。
2016年3月
 具体的な滑走路等の位置、騒音コンターなど機能強化に伴う航空機騒音の影響及び環境対策等について早期の提示
が要請された。
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世界主要空港の空港利用料金比較(国際線:旅客1人当たり)
【2016年4月1日時点】
※出典:IATA Airport, ATC and Fuel Charges Monitor及び各空港発行の料金表
※()内は成田を100とした場合の料金水準
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世界主要空港の着陸料比較(国際線:航空機1回あたり)
【2016年4月1日時点】
※出典:IATA Airport, ATC and Fuel Charges Monitor及び各空港発行の料金表
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終わりに当たって
 本説明会は、当社の業績等について投資家の皆様に情報提供することを目的としたも
のであり、債券の募集又は売出を意図したものではありません。
 本日ご説明いたしました内容については、将来の予測や見通しに関するものが含まれて
おりますが、こうした将来の予測等には不確定な要因を含んでおり、将来の業績等を保
証するものではありません。
 将来の業績等については、様々な要因により変化するものであることをご承知おきくださ
い。
成田国際空港株式会社 財務部 IR室
TEL:0476(34)5725 同5838
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