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決算説明会 - 成田国際空港株式会社
成田国際空港株式会社 2016年3月期 中間決算説明会 2015年11月20日 Narita International Airport Corporation 目次 経営概況 P.3 2015年度 中間連結決算概要 P.15 2015年度 連結業績予想 P.21 参考資料 P.23 Narita International Airport Corporation 2 1. 経営概況 3 成田空港を取り巻く環境 アジア各国における訪日ビザの緩和や円安等により、訪日外客数は引き続き増加 日本全国における訪日外客数推移(暦年別) 過去最高だった2014年を上回る 成田空港における外国人入国者数の増 (2015年度4月~8月累計) 1,341 1,500 前 年 同 期 48 % 増 1,036 1,000 614 673 733 835 861 835 679 外国人入国者数 前年同期比 1,632 836 622 (500 万 人 ) 0 総数 121% アジア 125% 152% 中国 110% 韓国 2004 2005 2006 2007 2008 ※出典:日本政府観光局(JNTO) 2009 2010 (暦年) 2011 2012 2013 2014 2015 (1月~10月) 成田空港における国際線外国人旅客数推移(年度別) 初めて1,000万人を突破 1,000 793 807 850 928 855 824 924 842 757 593 500 ( 万 人 ) 0 2004 2005 2006 2007 2008 Narita International Airport Corporation 2009 2010 (年度) 2011 2012 2013 138% 台湾 191% 香港 118% タイ 1,064 前 655 年 同 期 27 % 増 2014 2015 (4月~9月) 144% シンガポール 159% マレーシア インドネシア 109% フィリピン 111% 0% 50% 100% 150% ※出典:法務省出入国管理統計より集計 4 足元の外国人旅客数・空港内店舗売上高前年比 空港内店舗の売上高は外国人旅客数の伸び率を上回って増加 成田空港における外国人旅客数の推移・空港内店舗売上高前年比 旅客数 (万人) 130 国際線外国人旅客数 126 115 120 110 107 2014年度 112 106 101 99 94 93 100 90 2015年度 82 91 87 83 80 93 88 86 76 80 70 60 4月 5月 6月 2014年度下期前年比 7月 10月 8月 9月 11月 10月 12月 11月 1月 12月 1月 2月 2月 3月 3月 下期 国際線外国人旅客数 115% 115% 115% 112% 129% 123% 118% 空港内免税店・物販店・飲食店売上高 112% 119% 118% 115% 133% 124% 120% 2015年度上期前年比 4月 5月 6月 7月 8月 9月 上期 国際線外国人旅客数 127% 130% 127% 124% 128% 125% 127% 空港内免税店・物販店・飲食店売上高 143% 146% 145% 137% 130% 125% 137% Narita International Airport Corporation 5 2015年度の主な取り組み 『成田ハブ化促進インセンティブ』の導入 LCCの拠点化 2015年4月1日から、航空ネットワークの更なる拡充を図 るため、着陸料を最大1年間無料とする『成田ハブ化促 進インセンティブ』を導入 第3旅客ターミナルビル オープン インセンティブ導入の効果 LCCの更なる拠点化へ向けて、2015年4月8日に 第3旅客ターミナルビルがオープン 上期の国際線において、夏ダイヤからの新規就航、路線開設、 増便が相次ぎ、インセンティブの対象は38社に 割引総額は当初想定以上 冬ダイヤの海外就航都市数は過去最高の106都市 下期においても新規就航、路線開設、増便の予定 『NARITA SKY LOUNGE 和』のオープン 2015年4月24日、第2ターミナル本館ーサテライト間連絡通路を 拡張し、寛ぎの大空間『NARITA SKY LOUNGE 和』をオープン <第3旅客ターミナルビル外観> <フードコート> <出発ロビー> 固定ゲートの増設 2015年12月17日、第2旅客ターミナルに固定ゲート 4スポットをオープン カフェバー、ボディケア店、和菓子店、GALLERY TOTO等を展開 2015年9月、GALLERY TOTOが「日本トイレ大賞」(国土交通 大臣賞)を受賞 <ゲート外観(イメージ)> (©DAICI ANO) <GALLERY TOTO> <パーソナルブース等> Narita International Airport Corporation <FaSoLa Cafe coffee & beer> <コンコース(イメージ)> 年度内には第1旅客ターミナルにも固定ゲート2スポットを 増設予定 6 2015年度 中間期航空取扱量 2014.9 実 績 [A] 2015.9 実 績 [B] 増減 [B]-[A] % [B]/[A] 11.6 11.8 0.2 101.6% 9.0 2.6 9.1 2.7 0.1 0.1 101.5% 101.9% 1,793 1,931 139 107.7% 1,487 1,576 90 106.0% 日本人 695 665 ▲30 95.6% 外国人 517 655 138 126.7% 通過客 275 257 ▲18 93.4% 306 355 49 116.0% 102 235 100 230 ▲2 ▲6 98.0% 97.6% 航空機発着回数(万回) 国際線 国内線 航空旅客数 (万人) 国際線 国内線 国際航空貨物量(万t) 給 油 量 (万 kl) 航空機発着回数は、アジア路線を中心とした国際線や国内線LCCの新規就航、増便等によって、前年同期に比べて 増加、4期連続で開港以来最高値を更新。 航空旅客数は、中国など中華圏を中心とした国際線外国人旅客及び国内線旅客が増加したことから、前年同期に比べ て増加、2期ぶりに最高値を更新。 国際航空貨物量は、中国経済の減速等で輸出、輸入が減少し、前年同期に比べて減少。 給油量は、近距離小型機材路線が増え長距離大型機材路線が減少したことから、前年同期に比べ減少。 Narita International Airport Corporation 7 2015年度 中間連結決算概要 (単位:億円) 2014.9 実 績 [A] 2015.9 実 績 [B] 増減 [B]-[A] % [B]/[A] 営業収益 1,000 1,128 127 112.8% 営業利益 219 257 37 117.2% 経常利益 191 236 45 123.7% 親会社株主に帰属する 中間純利益 115 154 39 134.1% 2015年度中間連結決算は、前年同期比「増収増益」。 国際線外国人旅客数の増加等により、旅客施設使用料収入、物販・飲食収入、構内営業料収入が増収。 営業利益は、第3旅客ターミナルビル供用にともなう運営費用等の増加により、空港運営事業は減益となるものの、 リテール事業の増益が寄与し、増益。 親会社株主に帰属する中間純利益は、民営化後最高益。 Narita International Airport Corporation 8 2015年度 通期航空取扱量見通し 2015.3 実績 [A] 2016.3 修正見通し [B] 増減 [B]-[A] % [B]/[A] (参考) 2016.3 前回見通し 22.8 23.5 0.7 102.9% 23.5 国際線 17.8 18.3 0.6 103.2% 18.2 国内線 5.1 5.2 0.1 102.0% 5.2 3,531 3,692 162 104.6% 3,595 国際線 2,930 3,027 97 103.3% 2,937 国内線 600 665 65 110.8% 659 国際航空貨物量(万t) 208 200 ▲8 96.2% 205 給 油 量 462 456 ▲5 98.9% 458 航空機発着回数(万回) 航空旅客数 (万人) (万 kl) 航空機発着回数は、新規就航、増便等により国際線、国内線ともに増加し、前期を上回る見通し。 航空旅客数は、国際線外国人旅客が好調なことに加え、国内線旅客も増加し、前期を上回る見通し。 国際航空貨物量は、期末にかけ米国港湾荷役遅延による特需のあった前期を下回る見通し。 給油量は、機材の小型化等により、前期を下回る見通し。 Narita International Airport Corporation 9 2015年度 通期連結業績予想 (単位:億円) 2015.3 実績 [A] 2016.3 修正予想 [B] 増減 [B]-[A] % [B]/[A] (参考) 2016.3 前回予想 営業収益 2,031 2,172 140 106.9% 2,106 営業利益 387 404 16 104.4% 362 経常利益 333 356 22 106.8% 307 親会社株主に帰属する 当期純利益 196 231 34 117.5% 202 2015年度通期業績予想は、「増収増益」の見通し。 国際線外国人旅客数の増加により、リテール事業を中心に増収となり、営業収益は増収、営業利益、経常利益、親会 社に帰属する当期純利益いずれも増益の予想。 前回予想から、営業収益、営業利益、経常利益、親会社に帰属する当期純利益いずれも上方修正。 Narita International Airport Corporation 10 リテール事業の強化 成田空港における空港内免税店・物販店・飲食店売上高の推移 旅客数 免税店・物販店・飲食店売上高 (万人) (億円) 793 807 850 928 855 824 924 842 1,000 757 800 800 593 600 674 701 765 854 768 701 705 599 679 844 972 1,166 1,104 600 400 200 0 2015年度上期実績 1,200 1,064 1,000 400 売上高 国際線外国人旅客数 1,200 非航空系収入割合の拡大 非航空系収入 55% 航空系収入 45% 200 2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 2015年度 当初予想 修正予想 0 『ナリタ5番街』の改装 第2旅客ターミナルの免税店・ブランドモール『ナリタ5番街』を順次改装中 約1,200㎡の増床を2016年秋頃までに完了予定 2015年度中に完了する主な改装 【2016年1月下旬 リニューアルオープン予定】 Fa-So-La DUTY FREE Liquor & Tobacco 【2016年3月上旬 リニューアルオープン予定】 Fa-So-La DUTY FREE Cosmetics & Perfumery ※完成イメージ Narita International Airport Corporation ※完成イメージ 11 成田空港の更なる機能強化 首都圏空港の機能強化 2014年7月、「首都圏空港機能強化技術検討小委員会」において取りまとめられた、成田空港における技術的な選択肢 東京オリンピック・パラリンピックまでに実現し得る主な方策 • 「管制機能の高度化(2015年夏ダイヤから導入済み)」、「高速離脱誘導路の整備」、「夜間飛行制限の緩和」 東京オリンピック・パラリンピック以降の方策 • 「既存滑走路の延長」、「滑走路の増設」 成田空港の更なる機能強化 2015年7月 「第3回首都圏空港機能強化の具体化に向けた協議会」 周辺9市町が「抜本的な環境対策が必要であるものの、機能強化の必要性について認識は一致したことから、今後の具体的な検討について は、国、県、市町及び空港会社が対等の立場で進めるべき」と言及。 2015年7月 「自由民主党成田国際空港推進議員連盟 総会」 第3滑走路の整備、B滑走路の延伸、夜間飛行制限の緩和といった成田空港の更なる機能強化の具体化を図ることについて決議され、 国、県、市町及び空港会社で「成田空港に関する四者協議会」を開催し、具体化に向けた協議を進めていくことを確認。 2015年8月 「空港圏自治体連絡協議会」 成田空港の更なる機能強化については、四者協議会の場で議論していくことを9市町で改めて確認。 2015年9月 「四者協議会」 実現のための課題を整理し、具体化に向けた検討を進めていくことが確認されるとともに、国土交通省から、更なる機能強化の具体化に向けて 必要な調査を実施するよう、当社に対して指示。 当社において「成田国際空港の更なる機能強化推進本部」を9月30日に立ち上げ、スピード感を持って検討できる体制を構築。 Narita International Airport Corporation 12 中期経営計画目標の達成見通し 航空取扱量目標 航空機発着回数 (単位:万回) 国際線 国内線 30.0 25.0 21.2 20.0 3.9 22.6 4.8 26万回 22.8 5.1 航空旅客数 ※()は2012年度実績からの増加率 26.0 23.5 (11%増) (23%増) 3,000 5.2 ※()は2012年度実績からの増加率 3,604 3,531 (10%増) (11%増) 372 518 600 665 2,971 3,086 2,930 3,027 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 修正見通し 3,343 国際線 3,692 3,700 2,000 15.0 10.0 国内線 (単位:万人) 4,000 3,700万人 17.3 17.8 17.8 18.3 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 修正見通し 1,000 5.0 0.0 目標 0 目標 経営目標 中期経営計画 2015年度 経営目標 2013年度 実績 2014年度 実績 2015年度 見込み 4.2%以上 (360億円以上) 4.6% (398億円) 4.5% (387億円) 4.7%程度 (404億円) 5,200億円以下 5,172億円 4,927億円 4,800億円程度 連結長期債務残高/連結営業CF 8.0倍以下 7.4倍 7.9倍 7倍程度 空港内免税店・物販店・飲食店売上高 800億円 844億円 972億円 1,166億円 連結ROA (連結営業利益) 連結長期債務残高 Narita International Airport Corporation 13 設備投資計画の進捗 設備投資計画(2013~2015年度) 安全の徹底追求 中 計 基 本 戦 略 3 本 柱 ターミナル高架橋耐震補強 パイプライン計装制御設備更新 等 選ばれる空港づくり エプロン整備 第3旅客ターミナルビル整備 固定ゲート延伸 等 中計期間 当初計画 1,450億円 2013年度(実績) 331億円 2014年度(実績) 490億円 2015年度(計画) 506億円 合計 1,327億円 経営体力の強化 第1旅客ターミナル商環境リニューアル 等 当初計画の範囲内で全ての設備投資を実施する見込み 次期中期経営計画策定に向けて 次期中期経営計画の主なテーマ 国際競争力の一層の強化のための航空ネットワークの更なる拡充 高速離脱誘導路整備による時間値拡大等の機能強化 ターミナルビルにおける混雑解消や処理能力向上のためのファストトラベルの推進 非航空系収入拡大のためのリテール事業の更なる強化 2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けた対応 等 新しい時代に相応しい日本の表玄関としての成田空港づくりを進め、あらゆるお客様から選ばれる空港、 そして厳しい競争に打ち勝つ競争力のある空港、さらに地域から愛される空港を目指す Narita International Airport Corporation 14 2. 2015年度 中間連結決算概要 15 2015年度 セグメント別 中間決算概要 (単位:億円) 2014.9 実 績 [A] 営業収益 2015.9 実 績 [B] 増減 [B]-[A] % [B]/[A] 1,000 1,128 127 112.8% 空港運営事業 517 524 6 101.4% リテール事業 312 435 122 139.4% 施設貸付事業 156 154 ▲2 98.6% 14 14 ▲0 99.8% 219 257 37 117.2% 空港運営事業 49 46 ▲3 93.7% リテール事業 94 135 41 143.6% 施設貸付事業 73 72 ▲0 98.8% 3 3 0 109.7% 経常利益 191 236 45 123.7% 親会社株主に帰属する 中間純利益 115 154 39 134.1% (外部顧客に対する売上高) 鉄道事業 営業利益 鉄道事業 Narita International Airport Corporation 16 セグメント別損益の状況① 空港運営事業 (単位:億円) 2014.9 実 績 [A] 営業収益 2015.9 実 績 [B] 増減 [B]-[A] % [B]/[A] 517 524 6 101.4% 空港使用料収入 211 205 ▲5 97.2% 旅客施設使用料収入 162 182 20 112.9% 給油施設使用料収入 82 80 ▲2 97.6% その他収入 62 56 ▲5 90.6% 営業利益 49 46 ▲3 93.7% 9.1% 8.4% ▲0.7% (外部顧客に対する売上高) (営業利益率) 航空機発着回数は増加したものの航空機材の平均着陸重量が減少したこと等により空港使用料収入、 給油施設使用料収入は減収となったが、国際線、国内線ともに航空旅客数が増加したこと等により 旅客施設使用料収入が増収となったことから、営業収益は増収。 第3旅客ターミナルビルの供用による費用の増加もあり、営業利益は減益。 Narita International Airport Corporation 17 セグメント別損益の状況② リテール事業 (単位:億円) 2014.9 実 績 [A] 営業収益 2015.9 実 績 [B] 増減 [B]-[A] % [B]/[A] 312 435 122 139.4% 225 336 110 149.1% 構内営業料収入 50 59 9 119.1% その他収入 36 39 2 107.0% 営業利益 94 135 41 143.6% 30.1% 30.9% 0.8% (外部顧客に対する売上高) 物販・飲食収入 (営業利益率) 国際線外国人旅客の増加、第3旅客ターミナルビルの供用開始、店舗増床・リニューアル等により、 子会社の物販・飲食収入及び一般テナントからの構内営業料収入が増加し、増収増益。 Narita International Airport Corporation 18 セグメント別損益の状況③ 施設貸付事業 (単位:億円) 2014.9 実績 [A] 営業収益 (外部顧客に対する売上高) 営業利益 (営業利益率) 2015.9 実績 [B] 増減 [B]-[A] % [B]/[A] 156 154 ▲2 98.6% 73 72 ▲0 98.8% 44.1% 45.0% 0.9% 鉄道事業 (単位:億円) 2014.9 実績 [A] 営業収益 (外部顧客に対する売上高) 2015.9 実績 [B] 増減 [B]-[A] % [B]/[A] 14 14 ▲0 99.8% 3 3 0 109.7% 20.4% 22.6% 2.2% 営業利益 (営業利益率) 貨物ターミナルビル貸付の 解約等により、減収減 益。 Narita International Airport Corporation ほぼ前年並み。 19 中間連結キャッシュ・フローの概要 (単位:億円) 2014.9 実 績 [A] 2015.9 実 績 [B] 増減 [B]-[A] 営業キャッシュ・フロー 295 327 31 投資キャッシュ・フロー ▲232 ▲319 ▲87 63 7 ▲56 ▲66 ▲66 ▲0 285 283 ▲1 フリー・キャッシュ・フロー 財務キャッシュ・フロー 現金及び現金同等物の中間期末残高 中間連結キャッシュ・フローの推移 営業キャッシュ・フロー 342 (単位:億円) 400 300 240 200 141 203 投資キャッシュ・フロー 352 241 295 フリー・キャッシュ・フロー 327 63 100 7 0 ▲ 100 ▲ 200 ▲ 98 ▲ 138 ▲ 111 ▲ 300 ▲ 232 ▲ 400 2011.9 2012.9 2013.9 2014.9 ▲ 319 2015.9 財務体質の強化に向け、引き続きキャッシュ・フロー経営を積極的に推進 Narita International Airport Corporation 20 3. 2015年度 連結業績予想 21 2015年度 セグメント別 通期連結業績予想 (単位:億円) 2015.3 実績 [A] 営業収益 2016.3 修正予想 [B] 増減 [B]-[A] % [B]/[A] (参考) 2016.3 前回予想 2,031 2,172 140 106.9% 2,106 1,023 669 309 29 1,030 811 301 29 6 141 ▲8 ▲0 100.7% 121.1% 97.4% 98.6% 1,021 752 302 29 387 404 16 104.4% 362 47 201 135 6 26 243 133 5 ▲21 41 ▲2 ▲1 55.0% 120.7% 98.3% 81.1% 10 216 131 5 経常利益 333 356 22 106.8% 307 親会社株主に帰属する 当期純利益 196 231 34 117.5% 202 (外部顧客に対する売上高) 空港運営事業 リテール事業 施設貸付事業 鉄道事業 営業利益 空港運営事業 リテール事業 施設貸付事業 鉄道事業 航空機発着回数、航空旅客数ともに増加、特に国際線外国人旅客数の増加に伴うリテール事業の増収が大きく寄与 し、営業収益は「増収」、民営化後最高の見通し。 営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益いずれも「増益」の見通し。 Narita International Airport Corporation 22 参考資料 23 成田空港のネットワーク 2015年冬ダイヤの就航都市数が123都市と開港以来最高を記録 成田空港発 就航都市一覧(経由地含む) 123都市(海外106都市、国内17都市) 合計 ●コペンハーゲン アムステルダム ● デュッセルドルフ ロンドン● ● ●ライプツィヒ ブリュッセル● ●フランクフルト ●ウィーン パリ● ●チューリッヒ ミラノ● ●ローマ ●アンカレッジ 中国線 1,750,000人 欧州線 1,456,000人 ●ヘルシンキ 韓国線 1,169,500人 ●クラスノヤルスク ●モスクワ ●カルガリー ●ウランバートル アジア・アフリカ線 3,180,400人 ●イスタンブール タシケント● ドーハ● アブダビ●●ドバイ ●ハバロフスク ハルビン● ウラジオストク 長春● ● 瀋陽● 北京● ●大連 天津● ●ソウル ●鄭州●青島 ●釜山 ●西安 ●イスラマバード ●ラホール ●デリー ●ムンバイ アディスアベバ● 海外就航都市数 太平洋線 3,918,400人 ●ホーチミン 台湾線 1,118,700人グアム線 588,500人 香港線 843,700人●サイパン ●セブ ●ジャカルタ ●デンパサール ※2015年11月8日~11月21日(14日間)の定期便スケジュールに基づく ※路線毎の人数は2014年度出発旅客数実績 ※下線表記は、2015年冬ダイヤ開始時以降の新規就航都市 Narita International Airport Corporation ●モンテレイ ●ホノルル ●メキシコシティ ●グアム ●コロール オセアニア線 591,600人 ●ポートモレスビー 札幌● ●ケアンズ 36カ国3地域106都市 南北アメリカ方面:3カ国 26都市 ヨーロッパ方面: 13カ国 19都市 アジア・中近東・オセアニア方面:19カ国3地域 60都市 アフリカ:1カ国1都市 ●ポートランド ミネアポリス● デトロイト ●ボストン シカゴ● ● ●●ニューヨーク ●デンバーシンシナティ● ● ニューアーク ●オークランド サンフランシスコ● ●メンフィス ●サンノゼ ワシントンDC ●ロサンゼルス ●ダラスフォートワース ●サンディエゴ ●アトランタ ●ヒューストン 成田空港 ●南京 成都● ●上海 武漢● ●杭州 重慶●長沙● 廈門● ●台北 広州●●深圳 ●香港 ●高雄 マカオ● ●ハノイ ●ダナン ヤンゴン● クラークフィールド● ●マニラ ●バンコク ●コタキナバル ●コロンボ ペナン● ●クアラルンプール シンガポール● ●バンクーバー ●シアトル パペーテ● ●ヌーメア 新潟● ●仙台 ●ブリスベン ●ゴールドコースト 大阪(関西、伊丹) ●シドニー ●メルボルン 小松● ●オークランド 北九州 ●広島 ● ● 福岡 ● ● ●高松 名古屋 ● ● 佐賀● 大分 松山 熊本● ●鹿児島 ●奄美大島 ●那覇 成田空港 国内就航都市数 17都市 24 【中間期】 航空機発着回数・航空旅客数推移(民営化以降) 航空機発着回数 (単位:万回) 航空機発着回数(全体) 航空機発着回数(国際線) 航空機発着回数(国内線) 航空旅客数(全体) 航空旅客数(国際線) 航空旅客数(国内線) 航空旅客数 (単位:万人) 1,931 15.0 1,769 1,751 1,779 1,799 1,811 1,761 1,695 2,000 1,793 1,688 1,618 1,712 1,695 1,725 1,737 1,677 1,638 1,556 10.0 9.5 9.3 9.5 8.8 8.7 8.8 1,525 9.0 8.9 8.7 1,576 1,561 1,500 1,487 9.4 9.1 9.0 10.6 9.9 9.7 9.7 1,370 11.8 11.6 11.3 1,289 9.1 9.0 8.9 8.8 8.0 1,000 5.0 500 2.4 1.8 0.6 0.0 0.6 0.6 0.7 0.7 0.7 57 56 54 63 57 61 2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 Narita International Airport Corporation 0.9 1.0 85 81 2010年度 2011年度 2.6 306 2.7 355 251 163 0 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 25 【通期】 航空機発着回数・航空旅客数推移(民営化以降) 航空機発着回数 (単位:万回) 航空機発着回数(全体) 航空機発着回数(国際線) 航空機発着回数(国内線) 航空旅客数(全体) 航空旅客数(国際線) 航空旅客数(国内線) 航空旅客数 (単位:万人) 30.0 4,000 3,512 3,467 3,534 3,604 3,539 3,265 25.0 3,398 3,356 3,419 18.7 17.4 19.1 18.1 17.7 17.5 3,500 2,885 21.2 3,083 19.1 18.7 17.8 17.2 18.7 2,693 17.2 23.5 22.8 22.6 3,000 3,086 2,971 19.4 19.1 18.8 3,152 3,531 3,343 3,252 3,416 3,151 20.0 3,285 3,692 2,930 17.8 17.3 3,027 18.3 17.8 2,500 16.4 15.0 2,000 1,500 10.0 1,000 4.8 5.0 3.9 1.2 0.0 114 2004年度 1.3 111 2005年度 1.3 115 2006年度 1.3 123 2007年度 1.4 113 2008年度 1.5 133 2.0 169 2.3 518 5.2 5.1 600 665 500 372 193 0 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 (修正見通し) (見通し) Narita International Airport Corporation 26 【中間期】 連結決算推移(民営化以降) 営業収益 (単位:億円) 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する中間純利益 1,200 1,128 1,006 1,000 853 877 981 908 980 955 994 1,000 895 840 800 600 400 242 200 189 262 213 180 131 121 65 16 203 157 77 160 115 55 219 176 115 71 35 99 202 165 109 66 30 101 233 200 128 219 191 115 257 236 154 0 2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 Narita International Airport Corporation 27 【通期】 連結決算推移(民営化以降) 営業収益 (単位:億円) 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する当期純利益 2,172 1,998 2,000 1,894 1,843 1,715 1,994 1,798 2,031 1,892 1,878 1,735 1,712 1,500 1,000 民営化後初の 200億円超 (予想) 500 417 295 420 320 147 64 333 238 117 328 235 234 141 109 59 213 125 60 320 234 99 213 131 35 347 275 153 398 333 199 404 356 387 333 196 231 0 2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度 2014年度 2015年度 (修正予想) (予想) Narita International Airport Corporation 28 財政状態(中間連結貸借対照表) NAAグループ中間連結貸借対照表 (2015年9月30日) 流動資産 有形固定資産 556億円 ※単位は億円未満切捨て 流動負債 7,565億円 建物及び構築物 4,117億円 機械装置及び運搬具 376億円 工具、器具及び備品 169億円 土地 2,842億円 建設仮勘定 57億円 その他 1億円 固定負債 4,433億円 資本金 資本剰余金 利益剰余金 その他包括利益 非支配株主持分 投資その他 214億円 資産合計 8,485億円 Narita International Airport Corporation 448億円 420億円 303億円 社債(1年超) 3,049億円 長期借入金(1年超) 1,002億円 その他 381億円 純資産 2,879億円 無形固定資産 148億円 1,171億円 社債(1年内) 長期借入金(1年内) その他 負債・純資産合計 1,000億円 520億円 1,262億円 3億円 自己資本比率 32.8% 93億円 8,485億円 29 長期債務残高と平均金利の推移 連結長期債務残高 (単位:億円) 政府借入(無利子) 長期借入金 社債 政府保証債 平均金利 7,500 6,000 2.00% 5,971 608 1,198 1.39% 3,000 1.80% 5,577 497 4,500 5,172 386 1,161 1,066 4,927 4,920 275 275 1,154 1,147 1.36% 3,299 3,399 1.60% 1.40% 1.32% 3,299 1.19% 1.19% 1,500 1.20% 865 618 0 2011年度末 ※1 ※2 平均金利 2012年度末 3,349 3,349 319 148 148 2013年度末 2014年度末 2015年度中間期末 1.00% 社債は、財投機関債(新東京国際空港債券)を含む。 平均金利の算出にあたっては、無利子借入金を除く。 Narita International Airport Corporation 30 債務償還の見通し 連結債務償還額 (単位:億円) 政府保証債 社債 長期借入金 政府借入(無利子) 900 774 800 669 700 620 111 600 662 53 274 111 500 500 450 61 258 400 308 100 400 300 300 300 300 250 500 200 400 300 100 300 148 150 450 400 300 300 2022年度 2023年度 100 0 2015年度 2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2024年度 ※1 債券に関する償還額は、額面金額を記載。 ※2 社債は、財投機関債を含む。 Narita International Airport Corporation 31 ※ 普通社債(一般担保付 )の発行実績 ※ 成田国際空港株式会社法第7条に基づく 回号 発行総額 (億円) 年限(年) 利率(%) 発行価格 (円) 応募者 利回り (%) JGB スプレッド (bp) 発行日 償還日 第1回 500 10 1.570 99.97 1.573 T+17 2005. 3. 9 2014.12.19 第2回 300 10 1.660 99.95 1.665 T+15 2006. 3. 8 2015.12.18 第3回 300 10 1.920 99.93 1.928 T+19 2007. 2.21 2016.12.20 第4回 300 10 1.700 99.98 1.702 T+24 2008. 2.20 2017.12.20 第5回 100 10 1.730 99.95 1.735 T+25 2008. 8.20 2018. 8.20 第6回 400 10 1.800 99.92 1.809 T+49 2009. 2.20 2019. 2.20 第7回 200 10 1.474 100.0 1.474 T+16 2009. 9.25 2019. 9.25 第8回 200 10 1.562 100.0 1.562 T+22 2010. 2.10 2020. 2.10 第9回 100 10 1.477 100.0 1.477 T+14 2011. 2.21 2021. 2.19 第10回 200 10 1.094 100.0 1.094 T+9 2011. 9.20 2021. 9.17 第11回 200 10 1.067 100.0 1.067 T+12 2012. 2.20 2022. 2.18 第12回 100 10 0.879 100.0 0.879 T+6 2012. 9.20 2022. 9.20 第13回 200 10 0.802 100.0 0.802 T+7 2013. 2. 8 2023. 2. 8 第14回 100 10 0.894 100.0 0.894 T+8 2013. 7.24 2023. 7.24 第15回 200 10 0.739 100.0 0.739 T+12 2014. 2.20 2024. 2.20 第16回 200 10 0.570 100.0 0.570 T+8 2014.10.28 2024.10.28 第17回 250 10 0.489 100.0 0.489 T+13 2015. 2.20 2025. 2.20 第18回 160 10 0.556 100.0 0.556 T+23 2015.10.30 2025.10.30 格付情報 格付会社 長期(アウトルック) 短期 更新日 日本格付投資情報センター(R&I) AA(安定的) A-1 2015年8月25日 Standard & Poor's (S&P) A+(安定的) a-1+ 2015年9月17日 Narita International Airport Corporation 32 成田空港に乗り入れるLCC(ローコストキャリア) 成田空港に乗り入れるLCC 航空会社 本邦 LCC 4社 成田空港におけるLCCのシェア 発着回数(旅客便)におけるシェア 就航年月 ジェットスター・ジャパン 2012年 7月 ピーチ・アビエーション 2013年10月 30.0% 25.0% 20.0% バニラエア 2013年12月 Spring Japan 2014年 8月 ジェットスター航空 2008年12月 20.6% 15.0% 10.0% 25% 程度 13.1% 5.0% 0.0% 外国 LCC 9社 エアプサン 2011年 6月 イースター航空 2011年 7月 スクート 2012年10月 25.0% チェジュ航空 2013年 7月 20.0% セブパシフィック航空 2014年 3月 15.0% タイ・エアアジアX 2014年 9月 10.0% 香港エクスプレス 2014年12月 5.0% タイガーエア台湾 2015年4月 0.0% ※2015年11月20日時点 Narita International Airport Corporation 2013年度 2014年度 2015年度見通し 旅客数におけるシェア 22% 程度 17.3% 33 10.7% 2013年度 2014年度 2015年度見通し 33 施設整備の状況 本館・サテライト間連絡通路整備 ※凡例… 2015年度における主な機能向上 ・2015年4月24日オープン 第2旅客ターミナル 到着階リニューアル 「ナリタ5番街」改修 (2016年秋頃完了予定) ・Bゾーン:2015年6月完了 ・Aゾーン:2016年2月完了予定 固定ゲート増設 第3旅客ターミナルビル ・第2旅客ターミナル:2015年12月17日オープン ・第1旅客ターミナル:2016年3月完了予定 第2旅客ターミナルビル 第3旅客ターミナルビル整備 ・2015年4月8日オープン 免税品引渡所整備 ・第1~3旅客ターミナルにて ・2015年度内完了予定 第2旅客ターミナル ゲート外観(イメージ) 第1旅客ターミナルビル 南ウイングEDS更新 ・2015年11月完了 成田VOR/DME更新 ・2015年年度末完了予定 Narita International Airport Corporation 高速離脱誘導路の整備 4階飲食店エリアリニューアル (2017年度末の供用を目指す) (2016年度完了予定) 34 成田空港のアクセス向上 鉄道 バス 車 ・日暮里-空港第2ビル間:最速36分 ・2015年12月5日より、成田空港駅発の最終列車時刻繰り下げおよび増発 京成 ・成田空港に24時過ぎに到着するイブニングライナーを新設 ・東京-空港第2ビル間:最速51分 成田エクスプレス ・訪日外国人旅行者向けの割引企画乗車券を販売 JR 総武線快速 ・早朝時間帯の増発 東京シャトル ・東京-空港第2ビル間:最速60分 (京成バス) ・運賃:900円~1,000円 LCCバス THE アクセス成田 ・東京路線の増発を実施 (平和交通・あすか交通・JRバス関東) ・2社合わせて10分間隔で運行 駐車場料金の早朝・深夜割引 ・最大24時間分割引 駐車場 駐車スペースの拡張 ・P-2駐車場を収容台数1,435台から2,090台へ46%拡張 スカイライナー アクセス特急 本線 交通アクセス情報総合ナビゲーション・デジタルサイネージ 成田空港に到着されたお客様に対し、ニーズにあわせ目的地まで最適な地上交通手段をご選択いただけるよう、2015年7月30日より国内の 空港で初めて、“交通アクセス情報総合ナビゲーション・デジタルサイネージ”を設置。 主要地までの鉄道と道路の所要時 間を、時間帯や交通状況に応じて 可変表示 スーツケースなど大きな荷物をお持ちの お客様等に、通常検索とは別に「ゆった り経路で検索」モードを搭載 成田空港発の鉄道運行状況と高 速道路混雑状況を切り替え表示 お客様の目的地であるホテル名、ランド マーク、駅名を入力するだけで、最適な アクセス手段と所要時間をご案内 成田空港発の鉄道時刻表と主要 目的地行きバス時刻表を一元的に 表示 Narita International Airport Corporation 検索結果はスマートフォンに転送可能 35 成田空港の道路アクセス向上 ―圏央道の整備― 首都圏中央連絡自動車道(圏央道)予定図 現在、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)が整備中。成田空港~北関東間の所要時間短縮が図られるだけでなく、都心渋滞回避や主 要高速道との接続など道路アクセス機能が大幅に向上。 成田空港 羽田空港 ◆※1の区間の開通時期については土地収用法に基づく手続きによる用地取得等が速やかに完了する場合 ◆開通予定は2015年10月31日時点です。 (出典:国土交通省関東地方整備局Webサイトより) Narita International Airport Corporation 36 利便性・快適性の向上に向けた取り組み ノンストップゲート化 NARITA SKY LOUNGE 和 トランジットツアーの実施 2015年3月30日より、空港入場ゲートの ノンストップ化を実現 第2ターミナル本館ーサテライト間連絡通路 を拡張し、寛ぎの大空間『NARITA SKY LOUNGE 和』をオープン トランジットのお客さまを対象に、成田空港 周辺地域観光を実施 不審者等の把握に有効なカメラシステム、 爆発物検知装置、爆発物探知犬の導入・ 配備等、新たな警備体制が整いセキュリティ レベルが向上したことで実現 2015年4月24日オープン カフェバー、ボディケア店、和菓子店、 GALLERY TOTO等を展開 2015年9月、GALLERY TOTOが「日本 トイレ大賞」(国土交通大臣賞)を受賞 2015年3月1日から 5つのモデルコースを設定 <ガイド同行型(3コース・所要時間2~3時間)> 成田市(成田山新勝寺) 芝山町(航空科学博物館) 多古町 <セルフツアー型(2コース・所要時間2.5~3時間)> GALLERY TOTO (©DAICI ANO) IT環境の改善 館内無料Wi-Fiサービスの増強 インターネット回線を300Mbpsから 800Mbpsへ増強(2015年8月から) スマートフォンによる日本滞在時のお役立ち ポータルサイトや多言語音声アプリの提供 カプセルホテル カプセルホテル『ナインアワーズ』がオープン 第2ターミナル直結の第2駐車場ビルB1Fに、 24時間営業のカプセルホテルがオープン 営業開始日:2014年7月20日 料金:宿泊 3,900円~ デイユース 1,500円/最初の1時間 酒々井プレミアム・アウトレット イオンモール成田 ムスリム観光客の受入れ整備 『Prayer Room(礼拝室)』の整備 従来より出国審査前エリアにある『Prayer Room(礼拝室)』を出国審査後のエリア にも新たに整備(2014年7月1日から) 既存の礼拝室内へのお清め用の水場整備 (以降1時間毎500円で延長可能) シャワー利用 1,000円/1時間以内 「ハラール認証レストラン」の導入 <館内ナビアプリ> <多言語音声翻訳アプリ><日本のガイドアプリ> NRT_Airport Navi NariTra TABIMORI Narita International Airport Corporation 有料待合室にてハラールミールのケータリング サービスを開始(2013年12月から) 旅客ターミナル内に、「ハラール認証レストラ ンを導入」(2014年6月26日から) 37 政府との関係 成田国際空港株式会社法[平成15年法律第124号] 認可・規制・支援事項 国 土 交 通 大 臣 の 認 可 事 項 規 制 事 項 財 政 支 援 概 要 ◆事業認可(成田会社法に記載された事業以外) ◆成田会社法記載事業(空港施設建設・管理、空港内での店舗運営などの事業)以外の事業を行う場合 ◆新株・新株予約権の発行、社債募集、資金借入 ◆社債(短期社債を除く)の募集、又は弁済期限が1年を超える資金を借り入れる場合 ◆代表取締役の選定 ◆代表取締役の選定、解職及び監査役の選任、解任 ◆事業計画の認可 ◆当該事業年度の事業計画の提出 ◆重要財産の譲渡等 ◆国土交通省令で定める重要財産の譲渡、担保 ◆定款変更等 ◆定款変更、剰余金の配当・処分、合併、分割及び解散決議 ■国土交通大臣の定める基本計画への適合 ■成田国際空港及び航空法に規定する航空保安施設の設置及び管理は、国土交通大臣の定める基本計画 に適合しなければならない ■財務諸表の提出 ■B/S、P/L、事業報告書の提出(事業年度終了後、3ヶ月以内) ■国土交通大臣の監督・命令権限等 ■国土交通大臣による監督、命令権及び報告指示、検査 ●資金貸付け ●公共性維持、大規模災害等に伴う政府の財政支援(予算範囲内における無利子貸付) ●政府出資 ●公共性維持、大規模災害等に伴う政府の財政支援(予算範囲内における出資) ●債務保証 ●社債に係る債務に対する債務保証契約(国会議決を経た金額の範囲内) Narita International Airport Corporation 38 今後の首都圏空港機能強化に向けた検討 ※出典:国土交通省(第1回首都圏空港機能強化の具体化に向けた協議会) Narita International Airport Corporation 39 高速離脱誘導路の整備 ※出典:国土交通省(首都圏空港機能強化の具体化に向けた協議会) Narita International Airport Corporation 40 料金政策① 国際線着陸料の引下げと国際線着陸料増量割引 オープンスカイを機に成田空港の国際線ネットワークの拡大及びアジア地域における競争力強化のため、2013年4月1日から、国際線着陸料正規単価の 引下げとインセンティブとしての国際線着陸料増量割引との二本立ての“戦略的な料金政策”を実施 国際線着陸料の引下げ 騒音に応じたA~Fランクのそれぞれで100円/トン引下げ(平均▲5.5%の引下げ) 国際線着陸料 増量割引の導入 着陸重量が前年同期比で増加した場合に、増加重量に対して50%の割引を適用 国内線PSFCの導入 受益と負担の適正化を図るため、2015年4月8日の第3旅客ターミナルビル供用に合わせて、従来航空会社が負担していた国内線施設使用料を廃止 し、お客さまに直接ご負担いただく国内線旅客サービス施設使用料(PSFC)を導入 第3旅客ターミナルビルをご利用のお客様 ① 国内線をご利用のお客様 ① 国内線をご利用のお客様 大人 小人 380円 190円 ※上記料金は、ご出発・ご到着それぞれのお客様から頂きます。 1,020円 510円 ③ 国際線(お乗り継ぎ)をご利用のお客様 510円 250円 ※上記料金の他、旅客保安サービス料(PSSC)として520円(大人・小人 同額料金)を併せて頂きます。 ※上記料金は国際線から国際線への同暦日内の乗り継ぎ時、第3旅客ターミナルビルからご出発される場合に 適用となります。 Narita International Airport Corporation 440円 220円 ② 国際線(ご出国)をご利用のお客様 …従来通り ※上記料金の他、旅客保安サービス料(PSSC)として520円(大人・小人 同額料金)を併せて頂きま す。 大人 小人 大人 小人 ※上記料金は、ご出発・ご到着それぞれのお客様から頂きます。 ② 国際線(ご出国)をご利用のお客様 大人 小人 第1・第2旅客ターミナルビルをご利用のお客様 大人 小人 2,090円 1,050円 ※上記料金の他、旅客保安サービス料(PSSC)として520円(大人・小人 同額料金)を併せて頂きま す。 ③ 国際線(お乗り継ぎ)をご利用のお客様 …従来通り 大人 小人 1,050円 520円 ※上記料金の他、旅客保安サービス料(PSSC)として520円(大人・小人 同額料金)を併せて頂きます。 41 料金政策② 成田ハブ化促進インセンティブの導入 国際線及び国内線ネットワークの更なる拡充と既存路線の増強を目的として、2013年度から既に導入されている国際線増量割引に加え、 3つの新たなインセンティブ(国際線ネットワーク拡充割引、国内線ネットワーク拡充割引、国内線増量割引)を導入することで、国際線・国内線 共に「着陸料を最大で1年間無料」とする航空会社向けのプロモーション施策 成田ハブ化促進インセンティブ(2015年4月1日~2018年3月31日(3年間)) 国際線 国内線 新規ネットワーク拡充のため 既存路線の増強のため 国際線ネットワーク 拡充割引 国内線ネットワーク 拡充割引 国際線増量割引 (期間延長) 国内線増量割引 国際線/国内線ネットワーク拡充割引 国内線増量割引 国際線/国内線定期便としての運航実績のない空港(路線)に、航 空会社が新規就航した便の着陸料を割り引くとともに、その路線が、成 田空港と定期便で結ばれていない空港の場合は、更に割引率を加算 割引率は、下記のとおり2段階とし、2年間適用 【内容】 対象便 :国際線/国内線定期便(旅客便、貨物便) 適用単位 :旅客便、貨物便毎に航空会社としての新規路線及び 成田空港としての新規路線 割引率 : 航空会社としての新規路線 成田空港としての新規路線 計 Narita International Airport Corporation 1年目 20% 30% 50% 両方適用の場合、 着陸料が最大100%割引 両方適用の場合、 着陸料が最大100%割引 2年目 10% 15% 25% 累積着陸料が前年度同期比で増加した場合、その増加分に対して 50%の割引を適用 【内容】 対象便 :国内線定期便(旅客便、貨物便) 適用単位 :航空会社単位(旅客便と貨物便は合算) 単位期間 :1年間を上期(4~9月)と下期(10~3月)に分 け、各期における累積着陸料を前年同期と比較 ※ 既存制度の「新規・増便割引」に換えて、「国内線ネットワーク拡充割引」及び 「国内線増量割引」を導入します ※ 現在実施している国際線増量割引については、現行制度を2018年 3月31日まで延長いたします。 (当初実施期間:2013年4月1日~2016年3月31日) 42 世界主要空港の空港利用料金比較(国際線:旅客1人当たり) 【2015年11月2日時点】 ※出典:IATA Airport, ATC and Fuel Charges Monitor及び各空港発行の料金表 ※()内は成田を100とした場合の料金水準 Narita International Airport Corporation 43 世界主要空港の着陸料比較(国際線:航空機1回あたり) 【2015年11月2日時点】 ※出典:IATA Airport, ATC and Fuel Charges Monitor及び各空港発行の料金表 Narita International Airport Corporation 44 終わりに当たって 本説明会は、当社の業績等について投資家の皆様に情報提供することを目的としたも のであり、債券の募集又は売出を意図したものではありません。 本日ご説明いたしました内容については、将来の予測や見通しに関するものが含まれて おりますが、こうした将来の予測等には不確定な要因を含んでおり、将来の業績等を保 証するものではありません。 将来の業績等については、様々な要因により変化するものであることをご承知おきくださ い。 成田国際空港株式会社 財務部 IR室 TEL:0476(34)5725 同5838 Narita International Airport Corporation 45