...

自動校正付きpH計 MAC-355(PDF:330KB)

by user

on
Category: Documents
6

views

Report

Comments

Transcript

自動校正付きpH計 MAC-355(PDF:330KB)
SPECIFICATION SHEET
リフトアップ式 浸漬型・採水型
MAC−355型
自動校正付きpH計
MAC−355型は,電極の洗浄とJIS標準液による 2 点校
正を自動化した現場設置型pH計です。
煩わしい保守作業の軽減とともに,長期間信頼性の高
いpH計測が可能です。
各種プラントの諸設備において,pH制御または監視
用として御使用いただけます。
特 長
1.保守作業の省力化
周期的に電極の洗浄および標準液校正を行いますの
浸漬型
タイプA検出器
で,保守作業の省力化に役立ちます。
採水型検出器
また危険場所や環境の悪い設置場所での保守作業負担
を,大きく軽減することができます。
2.信頼性の高いpH計測
ポールスタンド
組付け仕様
JIS標準液pH7とpH4またはpH9による 2 点校正を自動
的に高精度(繰返し性±0.05pH)で行いますので,長期
間安定で信頼性の高いpH監視やpH制御を継続するこ
とができます。
5.適切で実用的な自己診断メッセージ
校正不能や電極破損が生じると「計器故障」信号として
3.洗浄効果の高いリフトアップ式空中ジェット洗浄
一括で出力します。この時,計器の 7 種類のエラーメ
電極ホルダをエアーシリンダにより試料水から引き上
ッセージにより適切な対処をしていただけます。
げ,空中で高圧洗浄水を電極感応部に噴射します。
また電極汚れや標準液不足,洗浄薬液不足が生じると
圧力損失が少なく,ジェット効果が高い洗浄方式です。
また薬液洗浄も同様に薬液が試料水と接触しないの
で,希釈による効果低下の恐れはありません。
4.シンプルで確実なリフトアップ式空中校正
「保守要」として 3 種類のアラーム信号を出力するので,
必要な時に適切な保守を行っていただけます。
6.プラントの自動化に対応したリモート機能
自動洗浄と自動校正の開始は計器内のカレンダタイマ
自動洗浄を行った後,同様に空中で 2 種類の pH標準
ーおよび制御室からのスタート信号で行うことがで
液を順番に電極感応部に送液し接触させます。
き,洗浄中または校正中アンサー信号を出力します。
試料水や洗浄水(薬液)とコンタミする恐れがないので
また,プラントが停止した時電極が汚れないようリフ
安定で確実性の高い自動校正を,しかも短時間(約10
トアップさせる待機動作の指令を行うことができ,待
機中アンサー信号を出力します。
分)
に行うことが出来ます。
構 成 図
電極リード線 5m
伝送出力(DC 4∼20mA)・警報接点出力
リモート入出力信号(洗浄/校正/待機)
電源(AC 100V)
指示変換器
計装エアー(0.2∼0.7MPa)
標準液送液部
洗浄水(0.2∼0.5MPa)
送液チューブ 5m
リフトアップ式
検出器
薬液タンク
薬液送液部
標準仕様
製
品
名:自動校正付きpH計
型
名:MAC−355
測 定 対 象:溶液のpH(水素イオン濃度)
測 定 方 式:ガラス電極法
測 定 範 囲:pH−1.00∼15.00
(mV;−800∼800 温度;0∼100.0℃)
表
示:液晶デジタル 最小表示 0.01pH
(mV;1 温度;0.1)
伝 送 出 力:DC 4∼20mA入出力絶縁型
負荷抵抗 600Ω以下
出力幅任意設定;1pH単位で5pH幅以上
(出荷時pH0.00∼14.00に設定)
出力ホールド設定;自動洗浄,自動校正時お
よび保守(待機)モード時に伝送出力を直
前値ホールドまたは任意設定値ホールド
する(出荷時 直前値ホールドに設定)
警報接点出力:計器故障信号;エラーメッセージE1∼E6,
E10発生時に無電圧「閉」接点を出力
電源断信号;検知時に無電圧「閉」接点を出力
電極警報信号;アラームメッセージA1,A2,
A3発生時に無電圧「閉」接点を出力
標準液不足信号;アラームメッセージA4発
生時無電圧「閉」接点出力
洗浄液不足信号;アラームメッセージA5発
生時無電圧「閉」接点出力
接点容量;AC 125V 1A,DC 30V 1A抵抗負荷
制御接点入力:自動校正スタート信号;100mS幅以上の「閉」
接点入力にて校正開始
自動洗浄スタート信号;100mS幅以上の「閉」
接点入力にて洗浄開始
待機指令信号;無電圧ステータス「閉」接点入
力にて待機動作
制御接点出力:校正中信号;自動校正中に無電圧「閉」接点を
出力
洗浄中信号;自動洗浄中に無電圧「閉」接点を
出力
待機中(点検中)信号;待機モード中(保守モ
ード中)に無電圧「閉」接点を出力
接点容量;AC 125V 1A,DC 30V 1A抵抗負荷
電
源:AC 100V±10% 50/60Hz
消費電力;約10VA
(自動校正時約30VA)
性
能:直 線 性;±0.03pH(等価入力にて)
繰返し性;±0.02pH
(等価入力にて)
温度補償範囲:0∼100℃(温度補償電極と組合せてガラス電
極の温度特性を自動補償)
自動校正方式:リフトアップ式標準液滴下校正
校正点;2点(pH7とpH4またはpH9のJIS標準
液を使用)
校正周期;0∼240時間(出荷時48時間に設定)
実施月.日.時刻を設定
校正時間;約10分(pH電極の特性が正常な場合)
校正液タンク容量;5 Lタンク 2 個
(補給周期…約1ヵ月/2日1回の自動校正)
自動洗浄方式:リフトアップ式高圧水ジェット・薬液ジェッ
ト間欠洗浄
洗浄周期;0∼24.0時間
(出荷時6.0時間に設定)
実施時刻を設定
洗浄時間;約 4 分
洗浄用薬液;5%塩酸
タンク容量;20L
消費量;100mL/1回
待 機 動 作:リフトアップ式間欠水噴射
(電極の汚れと乾燥を防止する)
指令方法;手動(現場)またはリモート
水噴射周期;1∼180分(出荷時10分に設定)
組合せpH電極:5600型 または 5601型 リード線 5 m付き
試料水pH温度補償 :pH温度係数既知の試料水についてpH値を
補償する
温度補償範囲;0∼100℃ 換算温度25℃
温度係数設定範囲;−0.100∼+0.100pH/℃
構
造:IP54(JIS C 0902防じん 防まつ形)
屋外設置の場合は,防雨・日除け処置(屋根
をつける)が必要
取 付 方 法:変換器・送液部;50Aポールまたは壁・ラック
取り付け
検出部;50Aポールまたはフランジ取り付け
浸漬型,フランジ接続採水型
材
質:変換器;アルミ鋳物
送液部;SPCC
検出部;SUS304,PVC,ポリプロピレン
塗
装
色:変換器;マンセル5PB8/1相当
送液部;マンセル5Y7/1相当SPCC
供 給 空 気:計装エアー
圧 力;0.2∼0.7MPa
消費量;約20L/洗浄,校正1回
接続口;Rc 1/4(エアーフィルタ内蔵)
供 給 洗 浄 水:水道水(工水可)
圧 力;0.2∼0.5MPa
消費量;10∼20L/洗浄,校正1回
接続口;Rc 1/(Y形ストレーナ40メッシュ付属)
2
ケーブル配線口:外径6∼12mm用ケーブルグランド 5 個
(ケーブルグランドを外すと電線管接続ねじ
G 1/2)
試 料 水 条 件:温 度;0∼60℃(高温仕様は80℃まで可)
圧 力;大気圧
流 速;1 m/sec以下
電気伝導率;10 mS/m(100μS/cm)以上
周 囲 温・湿 度:0∼50℃ 95%RH以下
質
量:変換器;4 kg
送液部;約23kg
検出器;約6 kg
オプション
サ ン シ ェ ー ド:屋外露天設置の場合,直射日光による変
換器と送液部内部の過熱や雨風による腐
食を防ぎます。
薬液タンクカバー:屋外露天設置の場合,ポリエチレンタン
ク等の紫外線による劣化を防止します。
また,送液チューブも耐候性に優れた
PFAチューブです。
ソーダライムユニット:スパン校正にpH9標準液を使用する場合
に,空気中のCO2による酸化を防ぎます。
標準液加温ユニット:冬季に送液部内標準液を加温し,高い校
正精度を維持します。
深 槽 用 取 付 金 具:水面まで1m以上の深槽用の浸漬型検出
器用取付金具で,特殊仕様により対応で
きます。
−2−
校正動作
アラーム・エラーメッセージの内容
電極ホルダ上昇 水ジェット洗浄
アラームメッセージ(副表示)
伝送出力ホールド
20秒
A1
ゼロ調整の残り幅が少ない
対処:電極を洗浄し内部液
(KCl)
を交換する
50秒
A2
スパン調整の残り幅が少ない
対処:電極を洗浄する
120秒
A3
ゼロ調整,スパン調整共に残り幅が少ない
対処:電極を洗浄または新品に交換する
60秒
A4
標準液が残り少ない
対処:標準液を補給する
60秒
A5
洗浄液
(薬液)
が残り少ない
対処:洗浄液(薬液)
を補給する
<薬液ジェット洗浄>
<水ジェット洗浄>
<pH7標準液送液>
<送液停止応答待ち>
<送液再開安定判別>
15∼30秒
エラーメッセージ(主表示)
<ゼロ校正>
E1
ゼロ調整不能
E2
スパン調整不能
E3
ゼロ調整,スパン調整共に不能
E4
指示が不安定のため校正不能
60秒
E5
温度センサーが断線または短絡している
E6
ガラス電極が破損している
60秒
E10
コンピュータのメモリーが異常
<水ジェット洗浄>
約10分
10秒
<pH4(9)標準液送液>
<送液停止応答待ち>
<送液再開安定判別>
15∼30秒
<スパン校正>
<水ジェット洗浄>
10秒
<電極ホルダ下降>
60秒
測 定 開 始
伝送出力ホールド解除
変換器各部の名称
副表示
<表示器>
主表示
MEAS/
表示器
pH
ST-BY
7. 00
MODE
操作キー
ERROR EMPTY
WASH
CAL
ALARM
電極リード線端子台
入出力信号端子台
<操作キー>
MEAS
ST-BY
MODE
ヒューズ 3A
電源端子台
CLEAR
電源スイッチ
ENT
配線口
(6ケ所)
−3−
外形寸法図
本体部
400
355±10
1
名 称
指示変換器・制御部
標準液送液部
薬液タンク
受皿
薬液送液部
ポールスタンド
材質・備考
アルミ鋳物
SPCC,標準液タンク収納
20L PE
PE
PC
50A SUS304
記号
A
B
C
D
E
F
G
H
J
K
L
M
名 称
規格・備考
洗浄水接続口
Rc 1/2
計装エアー接続口
Rc 1/4
洗浄水出口(検出器へ)
φ8チューブ継手
標準液出口(検出器へ)
φ6チューブ継手 2個
駆動用エアー出口(検出器へ) φ4チューブ継手 2個
薬液用エアー出口(薬液送液部へ) φ6チューブ継手
薬液出口(検出器へ)
φ6チューブ継手
ドレン口
プラグ付き
φ6∼φ12ケーブル用グランド
電極リード線 または 専用ケーブル配線口 (G
1/2)
φ6∼φ12ケーブル用グランド
電源ケーブル配線口
(G 1/2)
φ6∼φ12ケーブル用グランド
伝送出力ケーブル配線口
(G 1/2)
φ6∼φ12ケーブル用グランド
入出力接点信号ケーブル配線口 (G
1/2)
K
J
L
M
2
pH ANALYZER
WITH AUTOMATIC CALIBRATOR
6
1600±10
500
X
X
G
650±10
5
3
D
E
100
40
4
B
H
315±1
(基礎ボルト位置)
385
4−φ14
取付穴
50
浸漬型検出器 タイプA
508±10
F
A
X-X 矢視図
浸漬型検出器 タイプB
250
ストローク
600
ストローク
100±10
●
538±10
C
450±1
(基礎ボルト位置)
550
●
採水型検出器
250
ストローク
35
1
1
50Aパイプ
2
2
3
1
3
4
4
7
6
1008±20
3
5
5
900±20
2
6
7
8
290
1600±10
185±10
4
φ155
B
4−φ19
φ155
20
7
(3) 20
G.L.
槽壁より200∼360
8
20
A
φ125
(100)
試料水入口
545±10
φ90
18
110
φ39
5
試料水出口
φ120
●
No
1
2
3
4
5
6
210
●
単位:mm
A フランジ規格:25A JIS 10K FF 相当
B フランジ規格:50A JIS 10K FF 相当
フランジの寸法許容差は,
JIS B 2220, 2239に準ずる
6
4−φ19
φ39
No
1
2
3
4
5
6
7
名 称
取付金具
送液・エア チューブ
電極ホルダ
駆動部
洗浄校正槽
保護筒
KCl補充口
材質・備考
SUS304
5m
PP または 透明PVC, FKM
ステンレス製エアシリンダ
透明PVC
PP
No
1
2
3
4
5
6
7
8
名 称
KCl補充口
電極ホルダ
エアシリンダ
取付金具
防臭キャップ
洗浄校正槽
取付フランジ
保護筒
材質・備考
PP または 透明PVC, FKM
ステンレス製, ストローク250
SUS304
EPDM
透明PVC
PP
PP
−4−
No
1
2
3
4
5
6
7
8
名 称
KCl補充口
電極ホルダ
エアシリンダ
取付金具
防臭キャップ
洗浄校正槽
取付フランジ
ケース
材質・備考
PP または 透明PVC
ステンレス製, ストローク250
SUS304
透明PVC
PP
PP または 透明PVC
記号
SV1
SV2
SV3
SV4
SV5
P1
P2
FM1
FM2
RG1
RG2
AC
T1
T2
T3
FS1
FS2
FS3
ST
SC1
SC2
フローシート
検出部
標準液送液部
SC1
SC2
SV3
RG1
EB EA P
B
A
RG2
FM1
ストローク
FM2
600または250
OUT
SV1
B(下降)
OUT
SV2
IN
IN
FS1
P1
FS2
P2
T1
AC
T2
電極ホルダ
IN
L:1600 または1000
SV4
A(上昇)
B A D C
洗浄校正液
名 称
規格・備考
標準液A 電磁弁
標準液B 電磁弁
エアーシリンダ駆動 電磁弁
水ジェット洗浄 電磁弁
薬液洗浄 電磁弁
標準液A 送液ポンプ
標準液B 送液ポンプ
標準液A 流量計(ニードルバルブ付) 設定 100±10mL/min
標準液B 流量計(ニードルバルブ付) 設定 100±10mL/min
エアーシリンダ駆動減圧弁(エアーフィルタ付) 設定 0.20±0.01MPa
設定 0.05∼0.08MPa
薬液洗浄減圧弁
エアーシリンダ
標準液A タンク
容量5L PE
標準液B タンク
容量5L PE
薬液タンク
容量20L PE
標準液A フロートスイッチ
標準液B フロートスイッチ
洗浄液(薬液)フロートスイッチ
洗浄水用ストレーナ
ステンレス製,付属
ホルダ下降スピードコントローラ
ホルダ上昇スピードコントローラ
F E
Rc1/4
D
C
E
3
Rc1/2
F
薬液送液部
NC
COM
5m付属
SV5
NO
計装エアー 0.2∼0.7MPa
FS3
3
1
2
洗浄水 0.2∼0.5MPa
pH電極
ST
T3
端子接続図
指示変換器・制御部
電極リード線
伝送出力 DC 4∼20mA
負荷抵抗 600Ω以下
検出器
1
2
3
4
5
E
70
+
+
R
71
−
−
TC
40
S.E
S
校正スタート信号入力(無電圧「閉」接点パルス 100msec幅以上)
42
洗浄スタート信号入力(無電圧「閉」接点パルス 100msec幅以上)
43
待機指令信号入力(無電圧「閉」接点ステータス)
51
52
53
※
54
P1 SV1
電極ホルダ
P2 SV2
SV3
薬液送液部
SV5
FS3
J
K
N
O
SV4
※
FS1 FS2
E
A
B
C
D
E
F
G
H
J
K
L
M
N
O
55
56
57
58
59
COM
自動校正中接点「閉」
接点定格抵抗負荷 DC 30V 1A
自動洗浄中接点「閉」
洗浄中信号出力
接点定格抵抗負荷 DC 30V 1A
保守モード時接点「閉」
点検中(待機中)信号出力 接点定格抵抗負荷 DC 30V 1A
アラームメッセージ A1, A2, A3 発生時接点「閉」
電極警報信号出力 接点定格抵抗負荷 DC 30V 1A 標準液不足信号出力 アラームメッセージ A4 発生時接点「閉」
接点定格抵抗負荷 DC 30V 1A 洗浄液(5%HCl)不足信号出力 アラームメッセージ A5 発生時接点「閉」
接点定格抵抗負荷 DC 30V 1A 計器故障信号出力 エラーメッセージ E1∼E6, E10 発生時接点「閉」
接点定格抵抗負荷 DC 30V 1A 校正中信号出力
COM
電源断信号出力
D種
※ 多芯ケーブル(付属)
−5−
(
(
(
90 AC
91 AC
E
D種
D種
COM
41
50
標準液送液部
受信計
G
(
)
)
(
(
)
(
電源供給
AC 100V 50/60Hz(30VA)
)
)
電源断時接点「閉」接点
接点定格抵抗負荷 DC 30V 1A
(
)
)
)
設置要領図
浸漬型
300以上
メンテナンス
スペース
400
300以上
メンテナンス
スペース
電極ホルダ取外しは,
上昇位置から
さらに 300mmの
上方空間が必要です。
2
※
1
pH ANALYZER
WITH AUTOMATIC CALIBRATOR
8
※
4
10
9
1600±10
3
名 称
ポールスタンド
指示変換器・制御部
標準液送液部
標準液タンク
送液・エアーチューブ
薬液タンク
薬液タンク受皿
コネクタボックス※
専用ケーブル ※
電極リード線
電極ホルダ
備 考
チューブ長 5m
20L
FC−4型(オプション)
EC−10型(オプション)
※ コネクタボックス・専用ケーブルが必要
ない場合は,電極リード線が2へ直結と
なります。
50Aパイプ
(外径φ60.5)
263∼464
計装エアー供給
0.2∼0.7MPa
6
600
ストローク
750以上
メンテナンススペース
300以上
●
No
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
5
FL
4−φ14
取付穴
315±1
(基礎ボルト位置)
385
水面
設置条件
次の条件に適合する場所に設置して下さい。
1. 本体と検出器間の距離は,最大5m以内であること。(5mチューブ標準付属)
(本体と検出器は,極力至近に設置してください)
2. 周囲温度が0∼50℃の範囲の所。
3. 腐食ガス,振動の無い所。
4. モーターなど誘導性障害を起こす電気機器から離れている所。
5. 本体の前/左右方向にメンテナンススペースを確保出来ること。
6. 検出器の上方は電極ホルダが取り外し出来るスペースを確保出来ること。
7. FL は GLより 2m以上高い位置にならないこと。
●
水面
水面変動範囲
φ39
<浸漬型検出器>
採水型
750以上
300以上
メンテナンススペース
メンテナンス
スペース
400
洗浄校正槽は
試料水に浸透させ
ないで下さい
MAX 1000
35
60
450以内
50
(検出器を
パイプの最下端に
取付けた場合)
545±10
450±1
(基礎ボルト位置)
550
200
∼360
1600±10
GL
596∼684
7
100
11
洗浄水供給
(水道水相当)
0.2∼0.5MPa
ストレーナー
(40メッシュ相当)
No
1
2
3
4
5
6
300以上
メンテナンス
スペース
2
1
※
名 称
備 考
ポールスタンド
指示変換器・制御部
標準液送液部
標準液タンク
送液・エアーチューブ チューブ長 5m
薬液タンク
20L
No
名 称
備 考
7 薬液タンク受皿
8 コネクタボックス※ FC−4型(オプション)
9 専用ケーブル ※ EC−10型(オプション)
10 電極リード線
11 電極ホルダ
※ コネクタボックス・専用ケーブルが必
要ない場合は,電極リード線が2へ直
結となります。
8
pH ANALYZER
100
5
洗浄水供給
(水道水相当)
0.2∼0.5MPa
ストレーナー
(40メッシュ相当)
7
GL
450±1
(基礎ボルト位置)
550
50
50Aパイプ
(外径φ60.5)
計装エアー供給
0.2∼0.7MPa
6
10
9
300以上
4
250
ストローク
※
35
315±1
(基礎ボルト位置)
385
4−φ14
取付穴
11
50A JIS 10K FF
1008±20
3
1600±10
WITH AUTOMATIC CALIBRATOR
FL
−6−
210
<採水型検出器>
設置条件
次の条件に適合する場所に設置して下さい。
1. 本体と検出器間の距離は,最大5m以内であること。(5mチューブ標準付属)
(本体と検出器は,極力至近に設置してください)
2. 検出器の試料水出口側は背圧がかからないよう極力短い水平配管(50A)
で大気開放にすること。
3. 周囲温度が0∼50℃の範囲の所。
4. 腐食ガス,振動の無い所。
5. モーターなど誘導性障害を起こす電気機器から離れている所。
6. 本体の前/左右方向にメンテナンススペースを確保出来ること。
7. 検出器の上方は電極ホルダが取り外し出来るスペースを確保出来ること。
8. FL は GLより 2m 以上高い位置にならないこと。
25A JIS 10K FF
(流量調整弁)
試料水 排水
(大気開放)
2∼10L/分
試料水
電極ホルダ取外しは,
上昇位置から
さらに 300mmの
上方空間が必要です。
製品コード
MAC355−2−
電源*1
AC 100V 50/60Hz
伝送出力(DC 4∼20mA)範囲
0∼14pH
その他指定
検出器*2
浸漬型タイプA
浸漬型タイプB
採水型
洗浄方式*3
高圧水ジェットおよび薬液ジェット
薬液ジェット不要(高圧水ジェットのみ)
組込み電極*4
組込電極不要のとき
5600型 PVC製ホルダに組込み
5600型 PP製ホルダに組込み
5601型 PP製ホルダに組込み
その他指定
電極リード線長さ
組込電極不要のとき
5m(標準)
10m
使用標準液
pH7とpH4
pH7とpH9*5
設置方式*6
ステンレス製ポールスタンドに組付け
サンシェードと薬液タンクカバー・PFAチューブ(屋外仕様1)
なし
あり*7
標準液加温ユニット(屋外仕様2)
なし
あり*8
表記の形態
標準
英文指定
1
A
Y
1
2
3
1
2
0
A
B
C
Y
0
K
M
A
B
1
0
1
0
1
A
B
*1. 電源電圧がAC100V以外の場合は,降圧トランス
(ZP−30 140VAまたは500VA,仕様による)
を別途ご下命ください。
*2. 浸漬型タイプA検出器は,ホルダ材質:透明PVCまたはPP,長さ:1.6m,リフトストローク:600mm 取付け金具
(50Aポール用)付きです。
浸漬型タイプB検出器は,ホルダ材質:透明PVCまたはPP,長さ:1.0m,リフトストローク:250mm 50A JIS 10K フランジ取り合いです。
採水型検出器は,ホルダと測定槽材質:透明PVCまたはPP,ホルダ長さ:1.0m,リフトストローク:250mm,
測定槽サンプルIN:25A JIS 10K,サンプルOUT:50A JIS 10K フランジ
(大気開放)
取り合いです。
なお,採水型を選定した場合,その材質は「組込み電極」にて選定したホルダー材質と同じになります。
ただし,5601型を選定した場合は,PPに限定されます。
*3. 水ジェット洗浄は,リフトアップ式空中洗浄方式で0.2∼0.5MPaの高圧洗浄水を電極に噴射します。そして薬液ジェット洗浄は,0.05MPa
の空気圧で薬液(5%HClなど)を電極に噴射します。
清掃工場などの洗煙処理や汚水処理設備での薬注pH制御ラインでは汚れが激しいので,1の複合洗浄方式で対応します。
最終放流水など高圧水ジェット洗浄だけで十分な洗浄効果が得られると確認されている場合は,2の薬液ジェット不要で対応することがで
きます。
*4. 耐熱性
(使用温度範囲)
は組合せホルダの材質により下記の通りです。
5600とPVC製ホルダ … 0∼60℃ 5600とPP製ホルダ … 0∼70℃ 5601とPP製ホルダ … 60∼80℃
(屋外設置の場合,紫外線によりPP製ホルダは劣化するので,PVC製ホルダを推奨します。)
*5. pH9標準液は空気中の炭酸ガスが溶け込みpH値が低下することがあるため,タンクにソーダライムユニットを装備します。
*6. 変換器と送液部をステンレス製
(SUS304無塗装)ポールスタンド
(L1600)に組付けた一体設置型を標準とします。
変換器と送液部をポールスタンドではなく,壁またはラックなどに取付る場合は,特殊としてください。
*7. 屋外露天設置の場合に,変換器と送液部のサンシェードおよび薬液タンクカバー・PFAチューブは,性能維持・計器保護と安全上必要です。
直射日光下での計器内部加熱をサンシェードで防止,また紫外線によるポリエチレン製薬液タンクの劣化を日除けカバーで防止し,ポリエ
チレン製の薬液送液チューブ5mをPFA
(ふっ素樹脂)
製チューブと専用継手に交換します。
*8. 標準液加温ユニットは,設置場所の温度が冬季に5℃以下(0℃以上)
になる場合,性能維持,計器保護上,必要です。
標準液タンク内の温度を15℃以上に加温して,ポンプの送液性能と電極の応答性能を良好に保ちます。
【その他のオプションと特殊仕様】
深槽用検出器,重防食耐塩塗装,壁またはラック取付け,送液部∼検出器のチューブ内凍結防止対策,送液部内結露防止エアーパージ対策,
圧縮空気供給
(べビコン)
ユニットなどの特殊仕様については,お問い合せください。
−7−
●コネクタボックス
130
メンテナンス
スペース
関連機器
パイプ
70±2
90
型
構
質
ケ
ベ
25∼50A
70±2
90
︵
G
124±10
4−M8ボルト/φ10穴
50±2
電極リード線配線口
ケーブル配線口 ︶
(G )
73
名:FC−4
造:屋外型
量:約0.9kg
ー
ス:ABS樹脂
ー
ス:ABS樹脂
:梨地クロームメッキ
色
取 付 方 法:25A∼50Aパイプまたは壁,板に取り付け
可能
φ101±2
220±10
変換器と電極が離れて設置され,電極付属のリード線
で変換器までの配線ができない場合に使用します。
FC−4型 外形寸法図
●専用ケーブル
専用ケーブルはpH/ORP計用の特殊ケーブルで変換
器,コネクタボックス間に使用します。
型
名:EC−10
外
径:φ8
絶
縁
物:ポリエチレンおよびビニール
外
被:ビニール
芯線間絶縁抵抗:10 5 MΩ以上/100m
延 長 距 離:最長100m,途中中継使用不可
標
準
長:5m∼100mまで5m単位
質
量:約0.5kg/5m
導体(0.3mm2)
ポリエチレン絶縁体(自然色)
介 在
半導電性PVC
布テープ巻
シールド
シールド
PETテープ巻
ポリエチレンコアシース
(黒色)
PVCシース
導体(0.3mm2)
ポリエチレン絶縁体(青色)
ポリエチレン絶縁体(緑色)
ポリエチレン絶縁体(赤色)
EC−10型 断面図
●電圧変換ユニット
(降圧トランス)
供給する電源電圧がAC 100V以上の場合に必要となる
単位:mm
ステップダウントランスです。
125
135
50Aパイプ
取付サドル
125
ケース
ケーブルグランド
35±5.5
型
名:ZP−30(現場設置型)
一 次 電 圧:AC 240/220/200/120/115/110V
二 次 電 圧:AC 100V
容
量:140VA
配
線
口:φ6∼φ12ケーブル用グランド 2個
ケース材質・構造:ポリカーボネイト・IP65
取 付 方 法:50Aポール取り付け
● 発行日 2013-11-6
Fly UP