モンシロチョウの幼虫は卵の殻を食べるの

なぜなに学習相談
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学研教育情報資料センター
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資料番号３５５７
ようちゅう
たまご
から
た
モンシロチョウの 幼虫 は 卵 の殻を食べるの
ま
さき
たまご
から
た
●真っ先に 卵 の殻を食べる
しゅるい
ようちゅう
た
しょくぶつ
き
しょくそう
チョウは、種類によって、 幼虫 が食べる 植物 は、決まっています。これを 食草 といい
ようちゅう
た
しょくそう
うえ
こ
う
ます。かえった 幼虫 がすぐえさを食べられるよう、 食草 の上に、１個ずつ産みつけられた
たまご
なか
ようちゅう
そだ
たまご
いろ
へ ん か
たまご
から
とお
ようちゅう
卵 は、中の 幼虫 が育つにつれて、卵 の色が変化します。うすい 卵 の殻を通して、幼虫 の
からだ
いろ
み
体 の色がすけて見えるようになるからです。
ようちゅう
たまご
なか
から
あ
そと
で
そと
で
やがて、 幼虫 は、 卵 の中から殻をかじってあなを開け、外に出てきます。外に出たとこ
やす
じ ぶ ん
はい
たまご
から
た
ろで、ちょっとひと休みします。それからすぐ、自分が入っていた 卵 の殻を食べはじめま
ようちゅう
さいしょ
た
もの
たまご
から
ご
しょくよく
しょくそう
す。 幼虫 になって最初に食べる物が 卵 の殻といえます。その後、すごい 食欲 で 食草 をも
た
ぴ
かえ
おお
りもり食べ、だっ皮をくり返して、ぐんぐん大きくなっていきます。
から
た
●なぜ殻を食べるかは、わかっていない
たまご
で
じ ぶ ん
たまご
モンシロチョウ、アゲハ、オオムラサキ、セセリチョウなど、 卵 から出て、自分の 卵 の
から
た
かんさつ
殻を食べることが観察されているチョウは、たくさんいます。
から
た
から
た
ご
でも、なぜ殻を食べるのかは、わかっていません。殻を食べなくても、その後のチョウの
せいちょう
かんけい
成長 には、あまり関係がないようなのです。
ぴ
あと
から
た
れい
つぎ
ぴ
ザリガニのように、だっ皮した後の殻を、食べる例もあります。これは、次のだっ皮のた
ざいりょう
えいよう
せつめい
めの 材料 や、栄養のたしにされると説明されています。（監修・中山 周平）
卵の殻を食べるモンシロチョウ
無断複製：転載：翻訳を禁ず Ｇａｋｋｅｎ
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