Comments
Description
Transcript
コチラ
美術Ⅰ レポート2 取り組みのヒント レポート2では、レタリング(文字をデザイン的に表す方法)の基本を体験します。 ここでは特に日本語の字体である「明朝体」と「ゴシック体」の違いを知り、明朝体の描き方 を学びます。(教科書 P.38-39) レポートの説明のように、課題は 2 つあります。 1 では 「明朝体」と「ゴシック体」の説明を読み、教科書 P.39の下にある字体の例を参考にして、 新聞や雑誌、チラシなどからそれぞれの字体を 2例づつ 見つけて、貼り付けます。 1文字ではなく、簡単な単語や文章を貼りつけてください。 2 では実際に「明朝体」で四文字熟語を描きます。 【四文字熟語の参考例】 因果応報 … よいことをすればよいことが、悪いことをすれば悪いことが起きるということ 栄枯盛衰 … 人や家などが栄えたり衰えたりすること 温故知新 … 昔の事柄や前に習ったことを復習して、新しい知識を得ること 花鳥風月 我田引水 起承転結 公明正大 古今東西 小春日和 七転八起 単刀直入 馬耳東風 … … … … … … … … … 自然の美しい景色、風物 自分の都合のよいように考え行動すること 文章の構成や物事の順序のこと 私心がなく、正しく立派であること あらゆる時代、あらゆる場所 春のように暖かい冬の晴れた日 何度失敗しても、またおきあがって努力すること 遠回しな言い方をしないで、いきなり本題に入ること 人の言うことに耳をかさず聞き流すこと 付和雷同 … 自分の考えがなく、他人の意見にすぐ賛成すること など では実際の取り組み方を詳しく説明します。 1. 4つの枠それぞれに印刷されている十字の線を目安にして、定規を使わず枠いっぱいに バランスよく、鉛筆かシャープペンシルで下書きをします。 後で太く肉付けすることを考えて、離し気味に描きます。 2. その上に縦の画は太く、横の画は細く肉付けしていきます。文字は違っても縦の画は全て 同じ太さに、横の画も同じ細さに見えるように調整しましょう。 ハネやはらい、点などはレポートの表紙裏面の「明朝体の構成要素」を参考に。 線が決定したら、定規を使ってしっかりと文字をなぞっていきます。 3. 必要な線だけを残して消しゴムできれいに消し、下の「大」のように文字の中をしっかり と黒く塗り込んで完成です。 下の参考図では「大」の文字だけ塗り込んでいますが、全ての文字を塗り込んで完成です。