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ゲームセンター等への年少者の立入り制限の条例改正

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ゲームセンター等への年少者の立入り制限の条例改正
「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」の改正に伴い条例の一部が改正されました。
風俗営業の許可を受けたゲームセンターの営業者等に関する規制が改正され,16歳未満の年少者に係る
入店時間の規制が次のように変わります。
※凡例
・「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」は「法」
・当県の「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律施行条例」は「条例」
ゲームセンター等への年少者の入店時間規制の改正(条例第9条関係)
≪改正前(現行条例)≫
16歳未満の年少者の入店は午後6時まで,その時間以降は保護者同伴であっても入
店させることを禁止
改
正
≪改正後≫
午後6時から午後10時前の時間において,16歳未満の年少者を客として入店させ
る場合は,保護者の同伴を求めなければならない
<条例>
第9条(ゲームセンター等への年少者の立入りの制限)
法第2条第1項第5号の営業を営む風俗営業者は,午後6時以後午後10時前の時間において,16歳未満の者を営業所に客
として立ち入らせるときは保護者(親権者,未成年後見人,寄宿舎の管理人その他少年を現に保護監督する者をいう。第17
条において同じ。)の同伴を求めなければならない。
改正イメージ
現
行
開店 18 19 20 21 22 23
改
0
(時)
開店
18
19
20
正
21
22
23
0
(時)
16歳以上
18歳未満
○ ○ ○ ○ ○ × ×
閉
店
○
○
○
○
○
×
×
閉店
16歳未満
○ × × × × × ×
閉
店
○
▲
▲
▲
▲
×
×
閉店
【○は入店可,×は入店不可,▲は保護者同伴であれば入店可】
主な質問
※ 16歳未満の年少者を「子ども」と表記します。
<質問1>改正された理由を教えてください。
法律の改正により,風俗営業の許可を受けたゲームセンター等への子どもの入店制限
に関し,保護者同伴規定が新たに盛り込まれたことから条例を改正しております。
条例は,学校の在校生に限らず,16歳未満の有職少年や幼稚園・保育園等の幼児を含めた全ての少年
を対象としていることを前提とした上で,今回改正した理由としては
① カラオケボックスやゲームコーナーなどの入店時間に関する規制は,県青少年保護育成条例で午
後11時から翌日の午前4時まで,一方,許可を受けたゲームセンターは,条例で午後6時まで
(その時間以降は保護者同伴でも禁止)となっており,時間の差が課題となっていたこと
② ゲームセンター内における少年補導件数が減少していること
③ 保護者同伴であれば,子どもがゲームセンターで飲酒・喫煙やたまり場となるおそれが極めて低
いこと
等を踏まえ,保護者同伴の場合は,法律で定める午後10時まで入店を認めることとしたものです。
<質問2>ショッピングセンター等の一角にあるゲームコーナーは条例の対象となりますか?
条例の対象となるゲームセンターは,風俗営業の許可を受けた専門的な店舗のみが該当します。
大きなショッピングセンター等のフロアの一角に設けられたいわゆるゲームコーナーは,法の規制対象
外(許可対象外)となっていますが,県青少年保護育成条例で規制の対象となっております。
<質問3>「保護者」は,祖父母や実兄姉,親戚でもいいですか?
「保護者」とは,親権者,未成年後見人,寄宿舎の管理人その他少年を現に保護監督する者を言いま
す。
親の代わりに,祖父母等が遊びに連れて行くケースもありますので,16歳未満の子どもの動静を管理
し,客観的に保護監督する意志のある者についても認められます。
ただし,成人した実兄姉の場合,弟・妹に飲酒・喫煙をさせる行為など,保護監護していない者につい
ては,該当しません。
<質問4>保護者同伴でゲームセンターに入店後,保護者が隣の店舗で買い物等をするため,子ど
もだけを店内に残してもいいですか?
子どもだけを店内に残すことは保護者同伴に当たりません。同伴とは,入店時から退店時まで,保護者
が常に子どもの動向を把握できる状態と解釈しております。
ご質問のように店内に子どもだけを残した場合は,ゲームセンターの店員が確認のために声をかけ,必
要に応じて保護者へ確認を求めることになります。
新設「特定遊興飲食店営業」の年少者の入店時間規制(条例第17条関係)
18歳未満の年少者は,この度の条例改正により新設された「特定遊興飲食店営業」に
ついては,午後6時から午後10時までの間,保護者が同伴していなければ入店できません。
※ 18歳未満の年少者の入店に関し,法では,原則として午後10時から翌日の午前6時までの間に入店させることを禁
止した上で,午後10時から翌日の午前0時前までの時間帯に限り,保護者同伴であれば入店させることができるとなっ
ております。当県では,飲酒や遊興といった歓楽的,享楽的な雰囲気による年少者への影響に鑑み,上記の時間について
条例で規制しております。
<条例>
第17条(特定遊興飲食店営業者の遵守事項)
特定遊興飲食店営業者は,次に掲げる事項を遵守しなければならない。
・・・中略・・・
(3) 午後6時以後午後10時前の時間において,18歳未満の者を営業所に客として立ち入らせるときは保護者の同伴を求める
こと。
問合せ先…
鹿児島県警察本部生活安全企画課生活安全許可センター
(099-206-0110/内線3036・3037)
もしくは最寄りの警察署まで
詳細は,ホームページをご覧ください。
鹿児島県警察 風俗営業 条例
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