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G06. バリニオンの定理

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G06. バリニオンの定理
埼玉工業大学 機械工学学習支援セミナー(小西克享)
テーマ G06:
バリニオンの定理-1/1
バリニオンの定理
図 1 において,力 F1 による P 点回りのモーメント M1 は,
M 1  F1  l1  F1  l cos 1  F1 cos 1  l
となり,四角形 POAB の面積に相当することが分かります.図 2 において,力 F1 による P
点回りのモーメント M1 は,四角形 POAB の面積で表されますが,これは四角形 DCEF の
面積に等しくなります.また,力 F2 による P 点回りのモーメント M2 は,四角形 POCD の
面積で表されます.よって,力 F1 と力 F2 による P 点回りのモーメントの合計は,四角形
POEF の面積で表されます.この面積は,図より力 F1 と力 F2 の合力である Fr による P 点
回りのモーメントの面積と同一になります.力が 3 つ以上作用する場合も,2 つずつ力を
合成すればよいので,すべての力によるモーメントの合計は,合力によるモーメントに等
しいといえます.これをバリニオンの定理(Varignon’s theorem)といいます.
y
y
B
l1
P
1
l
O
B
P
l
F1
1
x
A
図1
O
D
F
l1
lr
Fr
F1
l2
F2
A
C
E
x
図2
http://www.sit.ac.jp/user/konishi/JPN/L_Support/SupportPDF/VarignonTheorem.pdf
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お願い: 本資料は,埼玉工業大学在学生の学習を支援することを目的として公開しています.本資
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