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参考資料 - 福井県勝山市 WEBかつやま
31 男女共同参画社会基本法 (平成十一年法律第七十八号) 基 本 と な る 事 項 を 定 め る こ と に よ り 、男 女 共 我 が 国 に お い て は 、日 本 国 憲 法 に 個 人 の 尊 重 と 法 の 下 の 平 等 が う た わ れ 、男 女 平 等 の 実 同参画社会の形成を総合的かつ計画的に推 現 に 向 け た 様 々 な 取 組 が 、国 際 社 会 に お け る 進することを目的とする。 取 組 と も 連 動 し つ つ 、着 実 に 進 め ら れ て き た (定義) が、なお一層の努力が必要とされている。 第二条 一 方 、少 子 高 齢 化 の 進 展 、国 内 経 済 活 動 の こ の 法 律 に お い て 、次 の 各 号 に 掲 げ 成熟化等我が国の社会経済情勢の急速な変 る 用 語 の 意 義 は 、当 該 各 号 に 定 め る と こ ろ に 化 に 対 応 し て い く 上 で 、男 女 が 、互 い に そ の よる。 人 権 を 尊 重 し つ つ 責 任 も 分 か ち 合 い 、性 別 に 一 男女共同参画社会の形成 男女が、社 か か わ り な く 、そ の 個 性 と 能 力 を 十 分 に 発 揮 会 の 対 等 な 構 成 員 と し て 、自 ら の 意 思 に することができる男女共同参画社会の実現 よって社会のあらゆる分野における活 は、緊要な課題となっている。 動 に 参 画 す る 機 会 が 確 保 さ れ 、も っ て 男 女 が 均 等 に 政 治 的 、経 済 的 、社 会 的 及 び こ の よ う な 状 況 に か ん が み 、男 女 共 同 参 画 社会の実現を二十一世紀の我が国社会を決 文 化 的 利 益 を 享 受 す る こ と が で き 、か つ 、 定 す る 最 重 要 課 題 と 位 置 付 け 、社 会 の あ ら ゆ 共に責任を担うべき社会を形成するこ る 分 野 に お い て 、男 女 共 同 参 画 社 会 の 形 成 の とをいう。 二 促進に関する施策の推進を図っていくこと 積極的改善措置 前号に規定する機会 に係る男女間の格差を改善するため必 が重要である。 こ こ に 、男 女 共 同 参 画 社 会 の 形 成 に つ い て 要 な 範 囲 内 に お い て 、男 女 の い ず れ か 一 の基本理念を明らかにしてその方向を示し、 方 に 対 し 、当 該 機 会 を 積 極 的 に 提 供 す る 将 来 に 向 か っ て 国 、地 方 公 共 団 体 及 び 国 民 の ことをいう。 男女共同参画社会の形成に関する取組を総 合 的 か つ 計 画 的 に 推 進 す る た め 、こ の 法 律 を (男女の人権の尊重) 制定する。 第三条 男 女 共 同 参 画 社 会 の 形 成 は 、男 女 の 個 人 と し て の 尊 厳 が 重 ん ぜ ら れ る こ と 、男 女 が性別による差別的取扱いを受けないこと、 第一章 男女が個人として能力を発揮する機会が確 総則 保されることその他の男女の人権が尊重さ れ る こ と を 旨 と し て 、行 わ れ な け れ ば な ら な い。 (目的) 第一条 こ の 法 律 は 、男 女 の 人 権 が 尊 重 さ れ 、 か つ 、社 会 経 済 情 勢 の 変 化 に 対 応 で き る 豊 か で活力ある社会を実現することの緊要性に (社会における制度又は慣行についての配 かんがみ、男女共同参画社会の形成に関し、 慮) 基 本 理 念 を 定 め 、並 び に 国 、地 方 公 共 団 体 及 第四条 び 国 民 の 責 務 を 明 ら か に す る と と も に 、男 女 て は 、社 会 に お け る 制 度 又 は 慣 行 が 、性 別 に 共同参画社会の形成の促進に関する施策の よ る 固 定 的 な 役 割 分 担 等 を 反 映 し て 、男 女 の 32 男女共同参画社会の形成に当たっ 社会における活動の選択に対して中立でな り、男女共同参画社会の形成の促進に関し、 い 影 響 を 及 ぼ す こ と に よ り 、男 女 共 同 参 画 社 国の施策に準じた施策及びその他のその地 会の形成を阻害する要因となるおそれがあ 方公共団体の区域の特性に応じた施策を策 る こ と に か ん が み 、社 会 に お け る 制 度 又 は 慣 定し、及び実施する責務を有する。 行が男女の社会における活動の選択に対し て及ぼす影響をできる限り中立なものとす (国民の責務) るように配慮されなければならない。 第十条 国 民 は 、職 域 、学 校 、地 域 、家 庭 そ の 他 の 社 会 の あ ら ゆ る 分 野 に お い て 、基 本 理 念 に の っ と り 、男 女 共 同 参 画 社 会 の 形 成 に 寄 与するように努めなければならない。 (政策等の立案及び決定への共同参画) 第五条 男 女 共 同 参 画 社 会 の 形 成 は 、男 女 が 、 (法制上の措置等) 社 会 の 対 等 な 構 成 員 と し て 、国 若 し く は 地 方 第十一条 政 府 は 、男 女 共 同 参 画 社 会 の 形 成 公共団体における政策又は民間の団体にお の促進に関する施策を実施するため必要な ける方針の立案及び決定に共同して参画す 法制上又は財政上の措置その他の措置を講 る 機 会 が 確 保 さ れ る こ と を 旨 と し て 、行 わ れ じなければならない。 なければならない。 (年次報告等) (家庭生活における活動と他の活動の両立) 第十二条 政 府 は 、毎 年 、国 会 に 、男 女 共 同 第六条 男 女 共 同 参 画 社 会 の 形 成 は 、家 族 を 参画社会の形成の状況及び政府が講じた男 構 成 す る 男 女 が 、相 互 の 協 力 と 社 会 の 支 援 の 女共同参画社会の形成の促進に関する施策 下 に 、子 の 養 育 、家 族 の 介 護 そ の 他 の 家 庭 生 についての報告を提出しなければならない。 活における活動について家族の一員として 2 の 役 割 を 円 滑 に 果 た し 、か つ 、当 該 活 動 以 外 同参画社会の形成の状況を考慮して講じよ の活動を行うことができるようにすること うとする男女共同参画社会の形成の促進に を旨として、行われなければならない。 関 す る 施 策 を 明 ら か に し た 文 書 を 作 成 し 、こ 政 府 は 、毎 年 、前 項 の 報 告 に 係 る 男 女 共 れを国会に提出しなければならない。 (国際的協調) 第七条 男女共同参画社会の形成の促進が 国際社会における取組と密接な関係を有し て い る こ と に か ん が み 、男 女 共 同 参 画 社 会 の 第二章 男女共同参画社会の形成の促進に 形 成 は 、国 際 的 協 調 の 下 に 行 わ れ な け れ ば な 関する基本的施策 らない。 (男女共同参画基本計画) (国の責務) 第十三条 第八条 の促進に関する施策の総合的かつ計画的な 国 は 、第 三 条 か ら 前 条 ま で に 定 め る 政 府 は 、男 女 共 同 参 画 社 会 の 形 成 男女共同参画社会の形成についての基本理 推 進 を 図 る た め 、男 女 共 同 参 画 社 会 の 形 成 の 念( 以 下「 基 本 理 念 」と い う 。)に の っ と り 、 促 進 に 関 す る 基 本 的 な 計 画( 以 下「 男 女 共 同 男女共同参画社会の形成の促進に関する施 参 画 基 本 計 画 」と い う 。)を 定 め な け れ ば な 策 ( 積 極 的 改 善 措 置 を 含 む 。 以 下 同 じ 。) を らない。 総 合 的 に 策 定 し 、及 び 実 施 す る 責 務 を 有 す る 。 2 男 女 共 同 参 画 基 本 計 画 は 、次 に 掲 げ る 事 項について定めるものとする。 一 (地方公共団体の責務) 第九条 総合的かつ長期的に講ずべき男女共 同参画社会の形成の促進に関する施策 地 方 公 共 団 体 は 、基 本 理 念 に の っ と 33 る 施 策 を 策 定 し 、及 び 実 施 す る に 当 た っ て は 、 の大綱 二 男女共同参画社会の形成に配慮しなければ 前 号 に 掲 げ る も の の ほ か 、男 女 共 同 参 ならない。 画社会の形成の促進に関する施策を総合 的かつ計画的に推進するために必要な事 (国民の理解を深めるための措置) 項 3 第十六条 内 閣 総 理 大 臣 は 、男 女 共 同 参 画 会 議 の 意 国 及 び 地 方 公 共 団 体 は 、広 報 活 動 見 を 聴 い て 、男 女 共 同 参 画 基 本 計 画 の 案 を 作 等 を 通 じ て 、基 本 理 念 に 関 す る 国 民 の 理 解 を 成し、閣議の決定を求めなければならない。 深めるよう適切な措置を講じなければなら 4 ない。 内 閣 総 理 大 臣 は 、前 項 の 規 定 に よ る 閣 議 の 決 定 が あ っ た と き は 、遅 滞 な く 、男 女 共 同 参画基本計画を公表しなければならない。 (苦情の処理等) 5 第十七条 前 二 項 の 規 定 は 、男 女 共 同 参 画 基 本 計 画 国 は 、政 府 が 実 施 す る 男 女 共 同 参 の変更について準用する。 画社会の形成の促進に関する施策又は男女 (都道府県男女共同参画計画等) 共同参画社会の形成に影響を及ぼすと認め 第十四条 都 道 府 県 は 、男 女 共 同 参 画 基 本 計 られる施策についての苦情の処理のために 画 を 勘 案 し て 、当 該 都 道 府 県 の 区 域 に お け る 必要な措置及び性別による差別的取扱いそ 男女共同参画社会の形成の促進に関する施 の他の男女共同参画社会の形成を阻害する 策 に つ い て の 基 本 的 な 計 画( 以 下「 都 道 府 県 要因によって人権が侵害された場合におけ 男 女 共 同 参 画 計 画 」と い う 。)を 定 め な け れ る被害者の救済を図るために必要な措置を ばならない。 講じなければならない。 2 都 道 府 県 男 女 共 同 参 画 計 画 は 、次 に 掲 げ (調査研究) る事項について定めるものとする。 一 第十八条 都道府県の区域において総合的かつ が男女共同参画社会の形成に及ぼす影響に 長期的に講ずべき男女共同参画社会の 関する調査研究その他の男女共同参画社会 形成の促進に関する施策の大綱 二 の形成の促進に関する施策の策定に必要な 前号に掲げるもののほか、都道府県 調査研究を推進するように努めるものとす の区域における男女共同参画社会の形 る。 成の促進に関する施策を総合的かつ計 画的に推進するために必要な事項 3 (国際的協調のための措置) 市 町 村 は 、男 女 共 同 参 画 基 本 計 画 及 び 都 第十九条 道 府 県 男 女 共 同 参 画 計 画 を 勘 案 し て 、当 該 市 国 は 、男 女 共 同 参 画 社 会 の 形 成 を 国 際 的 協 調 の 下 に 促 進 す る た め 、外 国 政 府 又 町村の区域における男女共同参画社会の形 は国際機関との情報の交換その他男女共同 成の促進に関する施策についての基本的な 参画社会の形成に関する国際的な相互協力 計 画( 以 下「 市 町 村 男 女 共 同 参 画 計 画 」と い の円滑な推進を図るために必要な措置を講 う 。)を 定 め る よ う に 努 め な け れ ば な ら な い 。 4 国 は 、社 会 に お け る 制 度 又 は 慣 行 ずるように努めるものとする。 都 道 府 県 又 は 市 町 村 は 、都 道 府 県 男 女 共 同参画計画又は市町村男女共同参画計画を (地方公共団体及び民間の団体に対する支 定 め 、又 は 変 更 し た と き は 、遅 滞 な く 、こ れ 援) を公表しなければならない。 第二十条 女共同参画社会の形成の促進に関する施策 (施策の策定等に当たっての配慮) 第十五条 国 は 、地 方 公 共 団 体 が 実 施 す る 男 及び民間の団体が男女共同参画社会の形成 国 及 び 地 方 公 共 団 体 は 、男 女 共 同 の 促 進 に 関 し て 行 う 活 動 を 支 援 す る た め 、情 参画社会の形成に影響を及ぼすと認められ 34 一 報の提供その他の必要な措置を講ずるよう 内閣官房長官以外の国務大臣のうち から、内閣総理大臣が指定する者 に努めるものとする。 二 第三章 男女共同参画会議 男女共同参画社会の形成に関し優れ た 識 見 を 有 す る 者 の う ち か ら 、内 閣 総 理 大 臣が任命する者 (設置) 第二十一条 2 内閣府に、男女共同参画会議 る議員の総数の十分の五未満であってはな (以下「会議」という。)を置く。 らない。 3 (所掌事務) 第二十二条 第 一 項 第 二 号 の 議 員 の う ち 、男 女 の い ず れ か 一 方 の 議 員 の 数 は 、同 号 に 規 定 す る 議 員 会 議 は 、次 に 掲 げ る 事 務 を つ か の総数の十分の四未満であってはならない。 さどる。 一 前 項 第 二 号 の 議 員 の 数 は 、同 項 に 規 定 す 4 男女共同参画基本計画に関し、第十 第一項第二号の議員は、非常勤とする。 三条第三項に規定する事項を処理する (議員の任期) こと。 第二十六条 二 前号に掲げるもののほか、内閣総理 前条第一項第二号の議員の任 期 は 、二 年 と す る 。た だ し 、補 欠 の 議 員 の 任 大臣又は関係各大臣の諮問に応じ、男 期は、前任者の残任期間とする。 女共同参画社会の形成の促進に関する 2 基本的な方針、基本的な政策及び重要 ことができる。 前 条 第 一 項 第 二 号 の 議 員 は 、再 任 さ れ る 事項を調査審議すること。 三 四 前二号に規定する事項に関し、調査 (資料提出の要求等) 審議し、必要があると認めるときは、 第二十七条 内閣総理大臣及び関係各大臣に対し、 る た め に 必 要 が あ る と 認 め る と き は 、関 係 行 意見を述べること。 政 機 関 の 長 に 対 し 、監 視 又 は 調 査 に 必 要 な 資 政府が実施する男女共同参画社会の 会 議 は 、そ の 所 掌 事 務 を 遂 行 す 料 そ の 他 の 資 料 の 提 出 、意 見 の 開 陳 、説 明 そ 形成の促進に関する施策の実施状況を の他必要な協力を求めることができる。 監視し、及び政府の施策が男女共同参 2 画社会の形成に及ぼす影響を調査し、 特 に 必 要 が あ る と 認 め る と き は 、前 項 に 規 定 必要があると認めるときは、内閣総理 す る 者 以 外 の 者 に 対 し て も 、必 要 な 協 力 を 依 大臣及び関係各大臣に対し、意見を述 頼することができる。 会 議 は 、そ の 所 掌 事 務 を 遂 行 す る た め に べること。 (政令への委任) (組織) 第二十三条 第二十八条 会 議 は 、議 長 及 び 議 員 二 十 四 人 こ の 章 に 定 め る も の の ほ か 、会 議の組織及び議員その他の職員その他会議 以内をもって組織する。 に関し必要な事項は、政令で定める。 (議長) 第二十四条 議 長 は 、内 閣 官 房 長 官 を も っ て 附 充てる。 2 則 抄 議長は、会務を総理する。 (施行期日) 第一条 (議員) 第二十五条 議 員 は 、次 に 掲 げ る 者 を も っ て 充てる。 35 こ の 法 律 は 、公 布 の 日 か ら 施 行 す る 。 福井県男女共同参画推進条例 平成十四年十月十一日 福井県条例第五十九号 福井県男女共同参画推進条例を公布する。 福井県男女共同参画推進条例 目 次 前文 第一章 総則(第一条―第七条) 第二章 男女共同参画の推進に関する基本的施策等 第一節 男女共同参画の推進に関する基本計画(第八条) 第二節 男女共同参画の推進に関する基本的な施策(第九条―第十六条) 第三節 男女共同参画の推進に関する普及啓発(第十七条―第十九条) 第四節 男女共同参画の推進に関する推進体制の整備等(第二十条―第二十三条) 第三章 福井県男女共同参画審議会(第二十四条―第二十九条) 附則 すべての人は、個人として尊重され、法 ら、男女共同参画の推進に関する取組を積 の下に平等であり、男女の人権は、性別に 極的に展開していくことが必要である。 かかわりなく尊重されなければならない。 ここに、わたしたちは、男女共同参画社 福井県では、男女平等の実現に向けて、 会の実現を目指すことを決意し、男女共同 国際社会や国の動きと協調しつつ、女性の 参画の推進についての基本理念を明らかに 就業率や夫婦共働きの割合が高いという地 し、男女共同参画を総合的かつ計画的に推 域特性を踏まえ、様々な取組が進められて 進するために、この条例を制定する。 きた。 しかしながら、社会の様々な分野におい 第一章 総則 て、性別による固定的な役割分担意識やそ (目的) れに基づく制度または慣行が依然として根 強く存在しており、真の男女平等の実現に 第一条 は多くの課題が残されている。 この条例は、男女共同参画の推進 に関し、基本理念を定め、ならびに県、 これらの課題に対処して、男女が、互い 県民および事業者の責務を明らかにする の人権を尊重し、協力し合い、その個性と とともに、県の施策の基本となる事項を 能力を発揮することができる男女共同参画 定めることにより、男女共同参画を総合 社会を実現し、ゆとりと創造力あふれる福 的かつ計画的に推進し、もって男女共同 井を築いていくためには、県、市町、県民 参画社会を実現することを目的とする。 および事業者が連携し、および協働しなが 36 (定義) 第二条 と社会の支援の下に、家庭生活におけ この条例において、次の各号に掲 る活動について家族の一員としての役 げる用語の意義は、それぞれ当該各号に 割を果たし、かつ、当該活動以外の活 定めるところによる。 動を行うことができるようにすること。 一 男女共同参画 男女が、社会の対等 五 男女共同参画の推進が国際社会にお な構成員として、自らの意思によって ける取組と密接な関係を有しているこ 社会のあらゆる分野における活動に参 とにかんがみ、国際的協調の下に行わ 画する機会が確保され、もって男女が れること。 均等に政治的、経済的、社会的および (県の責務) 文化的利益を享受することができ、か つ、共に責任を担うことをいう。 二 積極的改善措置 第四条 県は、前条に定める基本理念(以下 前号に規定する機 「基本理念」という。)にのっとり、男女 会に係る男女間の格差を改善するため 共同参画の推進に関する施策(積極的改 必要な範囲内において、男女のいずれ 善措置を含む。以下同じ。)を総合的に策 か一方に対し、当該機会を積極的に提 定し、および実施する責務を有する。 2 供することをいう。 県は、男女共同参画の推進に影響を及 ぼすと認められる施策を策定し、および (基本理念) 第三条 実施するに当たっては、男女共同参画の 推進について配慮するものとする。 男女共同参画は、次に掲げる理念 を基本として推進されなければならない。 3 県は、男女共同参画の推進に当たって 男女の個人としての尊厳が重んぜら は、県民、事業者およびこれらの者で組 れること、男女が性別による差別的取 織する民間団体(以下「県民等」という。) 扱いを受けないこと、男女が個人とし ならびに市町と連携し、および協力して て能力を発揮する機会が確保されるこ 取り組むよう努めるものとする。 一 (平一七条例六五・一部改正) とその他の男女の人権が尊重されるこ と。 二 (県民の責務) 社会のあらゆる分野における制度ま 第五条 たは慣行が男女の社会における活動の 県民は、職場、学校、地域、家庭 選択に対して及ぼす影響をできる限り その他の社会のあらゆる分野において、 中立なものとなるように見直されるこ 基本理念にのっとり、性別による固定的 と。 な役割分担意識に基づく制度および慣行 三 男女が、社会の対等な構成員として、 の改善その他の男女共同参画の推進に努 県における政策または民間団体におけ めなければならない。 2 る方針の立案および決定に共同して参 推進に関する施策に協力するよう努めな 画する機会が確保されること。 四 県民は、県が実施する男女共同参画の ければならない。 家族を構成する男女が、相互の協力 37 (事業者の責務) 第六条 定めるものとする。 事業者は、基本理念にのっとり、 一 その事業活動を行うに当たっては、男女 同参画の推進に関する施策の大綱 共同参画の推進に努めなければならない。 2 二 前号に掲げるもののほか、男女共同 参画の推進に関する施策を総合的かつ 事業者は、男女が共に職場における活 計画的に推進するために必要な事項 動と家庭等における活動とを両立するこ 3 とができるよう、職場環境の整備に努め なければならない。 3 総合的かつ長期的に講ずべき男女共 知事は、基本計画を定めるに当たって は、あらかじめ福井県男女共同参画審議 事業者は、県が実施する男女共同参画 会の意見を聴かなければならない。 4 の推進に関する施策に協力するよう努め 知事は、基本計画を定めるに当たって は、県民等の意見を反映することができ なければならない。 るよう配慮するものとする。 (性別による権利侵害の禁止) 第七条 5 何人も、性別を理由とするあらゆ 滞なく、これを公表するものとする。 6 る差別的取扱いをしてはならない。 2 知事は、基本計画を定めたときは、遅 何人も、性的な言動により相手方の生 前三項の規定は、基本計画の変更につ いて準用する。 活環境を害する行為および性的な言動に 対する相手方の対応によりその者に不利 第二節 益を与える行為をしてはならない。 3 男女共同参画の推進に関する基本 的な施策 何人も、配偶者その他の男女間におけ (県民等の理解を深めるための措置) る暴力行為(精神的に苦痛を与える行為 を含む。第十五条において同じ。)をして 第九条 はならない。 県は、広報活動等を通じて、基本 理念に関する県民等の理解を深めるよう 適切な措置を講ずるとともに、男女共同 第二章 第一節 男女共同参画の推進に関する基本 参画の推進に関する教育および学習の機 的施策等 会の充実に努めるものとする。 男女共同参画の推進に関する基本 (制度および慣行の改善を促進するため 計画 の措置) 第十条 知事は、男女共同参画の推進に関 て、性別による固定的な役割分担意織の する施策を総合的かつ計画的に推進する 改革および当該意織に基づく制度または ため、男女共同参画の推進に関する基本 慣行の改善を促進するため、情報の提供、 的な計画(以下「基本計画」という。)を 人材の養成その他の必要な措置を講ずる 定めるものとする。 ものとする。 第八条 2 県は、社会のあらゆる分野におい 基本計画は、次に掲げる事項について 38 (家庭生活における活動とそれ以外の活 おける暴力行為を根絶し、および被害者 動との両立のための支援) の保護を図るために、情報の提供、相談 第十一条 その他の必要な措置を講ずるものとする。 県は、家族を構成する男女が、 共に家庭生活における活動と職業生活に (市町、県民等の活動に対する支援) おける活動その他の活動とを両立するこ 第十六条 とができるように、必要な支援を行うよ 県は、市町が実施する男女共同 参画の推進に関する施策および県民等が う努めるものとする。 行う男女共同参画の推進に関する活動を (農山漁村における男女共同参画の推進) 第十二条 支援するため、情報の提供その他の必要 県は、農山漁村において、男女 な措置を講ずるものとする。 (平一七条例六五・一部改正) が、農林水産業の経営およびこれに関連 する活動または地域における活動に共同 して参画することができるよう、必要な 第三節 環境の整備に努めるものとする。 啓発 (働く場における男女共同参画の推進) 第十三条 男女共同参画の推進に関する普及 (男女共同参画推進員の設置) 県は、すべての働く場において、 第十七条 県民の協力を得て男女共同参画 男女が性別にかかわらず個々の能力を発 の推進を図るため、男女共同参画の推進 揮することができるよう、必要な環境の に係る普及啓発その他の活動を行う男女 整備に努めるものとする。 共同参画推進員を置く。 (政策等の決定過程における男女共同参 (男女共同参画月間) 画の推進) 第十四条 第十八条 県は、市町および民間団体にお 男女共同参画についての県民等 の関心と理解を深めるため、男女共同参 ける政策および方針の決定過程において、 画月間を設ける。 2 男女が共同して参画する機会が確保され 男女共同参画月間は、六月とする。 るように、情報の提供その他の必要な支 (表彰) 援を行うよう努めるものとする。 2 県は、附属機関その他これに準ずるも 第十九条 知事は、男女共同参画を積極的 のにおける委員の任命または委嘱に当た に推進する県民等を表彰することができ っては、積極的改善措置を講ずるよう努 る。 めるものとする。 (平一七条例六五・一部改正) 第四節 男女共同参画の推進に関する推進 体制の整備等 (暴力の根絶) 第十五条 県は、配偶者その他の男女間に 39 (年次報告) (推進体制の整備等) 第二十条 県は、男女共同参画の推進に関 第二十三条 知事は、毎年、男女共同参画 する施策を総合的に策定し、および実施 の推進の状況および男女共同参画の推進 するための体制を整備するとともに、必 に関する施策の実施の状況について報告 要な財政上の措置その他の措置を講ずる 書を作成し、公表するものとする。 よう努めるものとする。 2 福井県生活学習館を男女共同参画の推 第三章 福井県男女共同参画審議会 進のための拠点施設とする。 (福井県男女共同参画審議会) (相談および苦情の処理) 第二十一条 第二十四条 男女共同参画の推進に関する 重要事項について調査審議等を行うため、 知事は、性別による差別的取 扱いその他の男女共同参画の推進を阻害 福井県男女共同参画審議会(以下「審議 する行為について、県民等から相談があ 会」という。)を置く。 ったときは、関係機関と連携して適切な (所掌事務) 処理に努めるものとする。 2 知事は、県が実施する男女共同参画の 第二十五条 推進に関する施策または男女共同参画の 所掌する。 推進に影響を及ぼすと認められる施策に 一 この条例の規定により審議会の権限 ついて、県民等から苦情、意見その他の に属させられた事項の処理に関するこ 申出があったときは、当該申出に対し適 と。 切な処理をするよう努めるものとする。 3 審議会は、次に掲げる事務を 二 知事は、前項に規定する申出の処理に 男女共同参画の推進に関する重要事 項についての調査審議および建議に関 当たり特に必要があると認めるときは、 すること。 福井県男女共同参画審議会の意見を聴く (組織) ものとする。 第二十六条 (調査研究等) 第二十二条 織する。 2 県は、男女共同参画に関する 男女いずれか一方の委員の数は、委員 施策を効果的に推進するため、男女共同 の総数の十分の四未満であってはならな 参画に関する情報の収集および分析なら い。 3 びに調査研究を行うものとする。 2 審議会は、委員十人以内で組 県は、必要があると認めるときは、事 委員は、学識経験を有する者のうちか ら、知事が委嘱する。 4 業者に対し、その事業活動における男女 委員の任期は、二年とし、再任される 共同参画の状況に関する調査について協 ことを妨げない。ただし、当該委員が欠 力を求めることができる。 けた場合における補欠の委員の任期は、 前任者の残任期間とする。 40 (会長および副会長) 第二十七条 表されたものとみなす。 審議会に会長および副会長を 置き、委員の互選によりこれを定める。 2 附 (施行期日) 会長は、会務を総理し、審議会を代表 1 する。 3 副会長は、会長を補佐し、会長に事故 この条例は、次の各号に掲げる区分に 応じ、それぞれ当該各号に定める日から があるとき、または会長が欠けたときは、 施行する。 その職務を代理する。 一から四まで 五 (会議) 審議会の会議は、会長が招集 する。 審議会の会議は、委員の過半数が出席 しなければ開くことができない。 3 会長は、審議会の議長となり、議事を 整理する。 4 審議会の議事は、出席した委員の過半 数で決し、可否同数のときは、会長の決 するところによる。 (その他) 第二十九条 この章に定めるもののほか、 審議会の運営に関し必要な事項は、会長 が審議会に諮って定める。 附 則 (施行期日) 1 この条例は、平成十四年十一月一日か ら施行する。 (経過措置) 2 この条例の施行の際現に策定され、お よび公表されている男女共同参画の推進 に関する県の基本的な計画であって、男 女共同参画の推進に関する施策の総合的 かつ計画的な推進を図るためのものは、 第八条の規定により策定され、および公 41 略 前各号および次号に掲げる規定以外 の規定 第二十八条 2 則(平成十七年条例第六五号) 平成十八年三月三日 勝山市男女共同参画推進条例 平 成 18 年 9 月 26 日 勝山市条例第 4 号 目次 前文 第1章 総則(第1条―第 6 条) 第2章 性別による権利侵害の禁止(第 7 条・第8条) 第3章 基本的施策(第9条―第14条) 第4章 勝山市男女共同参画審議会(第15条―第17条) 第5章 雑則(第18条) 附則 決 定過程 への 女性の 参画 の状況 にも 偏り が 前文 見 られ、 女性 が平等 に参 画する には 多く の 勝 山市 は、県 下最 大河川 であ る九頭 竜 川 課題が残されている。 中 流域に 位置 し、白 山山 系の豊 かな 自然 の もと発展してきた。 『豊かな自然との共生の このよ うな 現状を 踏ま え、勝 山市 では 、 もと「ひと」を大切にする参加と交流の「ま 国 等の取 組と 協調し つつ 、男女 共同 参画 社 ち 」づく り』 を基本 理念 として 設定 し、 少 会 、女性 の自 立をめ ざし た活動 を推 進し て 子 ・長 寿 化 等 に 対 応 し た 人 に や さ し い ま ち いく必要がある。 男女共 同参 画社会 の実 現には 、性 別に と づくりを目指している。 我 が国 では、 日本 国憲法 にお いて「 個 人 ら われな い個 人の人 権の 尊重が 不可 欠で あ の 尊重と 法の 下の平 等」 がうた われ 、男 女 り 、一人 ひと りがキ ラリ と輝き 、男 女が と の 人権は 、性 別にか かわ りなく 尊重 され な も に思い やり 、とも に責 任を担 い合 うま ち ければならないとされている。 「男女共同参 づくりをめざす必要がある。 画 社会基 本法 」を制 定し 、男女 が互 いに そ よ って ここに 、市 、市民 及び 事業者 が 一 の 人権を 尊重 しつつ 責任 も分か ち合 い、 性 丸 となっ て男 女共同 参画 社会の 実現 に向 け 別 にかか わり なく、 その 個性と 能力 を十 分 て 取り組 むこ とを決 意し 、この 条例 を制 定 に 発揮す るこ とがで きる 男女共 同参 画社 会 する。 の実現を 21 世紀の最重要課題と位置づけ、 社 会のあ らゆ る分野 にお いて男 女共 同参 画 第1章 社 会の形 成の 促進に 関す る施策 の推 進を 図 ってきている。 総則 (目 的) 第 1条 この 条例は 、男 女共同 参画 の推 進 に 関し 、基本 理念 を定め 、市 、市民 及 び 事 業者 の責務 を明 らかに する 等、男 女 共 同 参画 の推進 に関 する基 本と なる事 項 を 定 める ことに より 、男女 共同 参画を 総 合 的 かつ 計画的 に推 進し、 男女 共同参 画 社 会を実現することを目的とする。 勝 山市 にあっ ては 、女性 の就 業率や 共 働 き 世帯の 割合 は高く 、ま た女性 は、 家庭 に お いても 、家 事、育 児及 び介護 の主 たる 担 い 手とな って いる。 しか しなが ら、 依然 と し て性別 によ る固定 的な 役割分 担意 識や こ れ に基づ く地 域の慣 行な どは根 強く 、方 針 42 (3) 男 女がと もに 社会の 対等 な構 成 員 と して 、職 場 、学 校、 地 域、 家庭 そ の 他 のあ らゆ る 分野 にお け る方 針の 立 案 及 び決 定に 平 等に 参画 す る機 会が 確 保されること。 (4) 家 族を構 成す る男女 が、 相互 の 協 力 及び 社会 の 支援 の下 に 、家 事、 子 育 て 、介 護そ の 他の 家庭 生 活に おけ る 活 動 と社 会生 活 にお ける 活 動を 両立 し てできること。 (5) 男 女が、 互い の性を 理解 し、 尊 重 す ると とも に 、生 涯を 通 じて 健康 な 生 活 を営 むこ と がで きる よ う配 慮す る こと。 (6) 男 女共同 参画 の推進 が国 際社 会 に お ける 取組 み と密 接な 関 係を 有し て いることを考慮して行うこと。 (定 義) 第 2条 この 条例に おい て、次 の各 号に 掲 げ る用 語の意 義は 、それ ぞれ 当該各 号 に 定めるところによる。 (1) 男 女共同 参画 男女 が、 社会 の 対 等 な構 成員 と して 、自 ら の意 思に よ っ て 社会 のあ ら ゆる 分野 に おけ る活 動 に 参 画す る機 会 が確 保さ れ るこ とに よ り 、 等し く政 治 的、 経済 的 、社 会的 及 び 文 化的 利益 を 受け 、か つ 、と もに 責 任を担うことをいう。 (2) 積 極的改 善措 置 前 号に 規定 す る 機 会に つい て の男 女間 の 格差 を改 善 す る ため 必要 な 範囲 内に お いて 、男 女 の い ずれ か一 方 に対 し、 当 該機 会を 積 極的に提供することをいう。 (3) 市 民 市 内に 住所を 有す る者 、 勤務する者及び在学する者をいう。 (4) 事 業者 個人 又は法 人そ の他 の 団 体 にか かわ ら ず、 市内 に おい て事 業 を行うすべてのものをいう。 (5) セクシュアル・ハラスメント 相 手 の 意に 反し た 性的 な性 質 の言 動に よ り 、 相手 に不 快 感若 しく は 不利 益を 与 え、又は生活環境を害することをいう。 (6) ド メステ ィッ ク・バ イオ レンス 配偶者(婚姻の届出をしていないが、事 実 上 婚姻 関係 と 同様 の状 態 にあ る者 を 含む)又は配偶者であった者、恋人その 他 親 密な 関係 に ある 者に よ る身 体的 又 は 精 神的 な苦 痛 を与 える 暴 力そ の他 心 身に有害な影響を及ぼす言動をいう。 (市の責務) 第 4条 市は 、基本 理念 にのっ とり 、男 女 共同参画の推進に関する施策(積極的改 善措置を含む。)を総合的に策定し、実施 しなければならない。 2 市は 、男 女共同 参画 施策の 実施 にあ た り、市民、事業者、国、他の地方公共団 体及び関係機関と相互に連携、協力する よう努めるものとする。 (市民の責務) 第 5条 市民 は、基 本理 念に対 する 理解 を 深め、職場、学校、地域、家庭その他の 社会のあらゆる分野において、積極的に 男女共同参画の推進に寄与するよう努め なければならない。 2 市民は、市が実施する男女共同参画推進 施策に協力するよう努めなければならな い。 (基本理念) 第 3条 男女 共同参 画社 会の形 成は 、次 に 掲げる事項を基本理念として推進されな ければならない。 (1) 男 女の個 人と しての 尊厳 が重 ん ぜ ら れ、 男女 が 、性 別に よ る差 別的 取 扱 い を受 ける こ とな く、 そ の個 性が 尊 重 さ れる とと も に、 その 能 力を 発揮 で きるよう配慮されること。 (2) 社 会にお ける 制度又 は慣 行が 、 性 別 によ る固 定 的な 役割 分 担等 によ っ て 、 社会 にお け る活 動の 自 由な 選択 に 対 し て、 差別 的 影響 を及 ぼ すこ との な いよう配慮されること。 (事業者の責務) 第 6条 事業 者は、 男女 が職場 にお ける 活 動 に対 等に参 画す る機会 の確 保に努 め な ければならない。 2 事業 者は 、事業 活動 を行う にあ たっ て は 、基 本理念 にの っとり 、男 女共同 参 画 を 推進 するた めに 市が実 施す る男女 共 同 参 画施 策に積 極的 に協力 する よう努 め な ければならない。 43 3 (普及啓発のための広報及び支援) 第 12条 市 は、男 女共 同参画 の推 進に つ いて、市民及び事業者の理解を促進する ために必要な広報活動を行い、情報の提 供、その他の必要な支援を行うものとす る。 事業 者は 、男女 が職 場にお ける 活動 と 家庭等における活動の両立を支援するた め、職場環境の整備に努めなければなら ない。 第2章 性別による権利侵害の禁 止等 (附属機関等の委員) 第 13条 市 は、附 属機 関等の 委員 の構 成 に関し、男女の数に配慮するよう努める ものとする。 (性別による権利侵害の禁止) 第 7条 何人 も、職 場、 学校、 地域 、家 庭 その他の社会のあらゆる分野において、 直接的又は間接的であるかを問わず性別 による差別的取扱いを行ってはならない。 2 何人 も、 職場、 学校 、地域 、家 庭そ の 他の社会のあらゆる分野において、セク シュアル・ハラスメント及びドメスティ ック・バイオレンスを行ってはならない。 (相談及び苦情の処理) 第 14条 市 長は、 相談 窓口を 設置 し、 性 別 によ る差別 的取 扱いそ の他 の男女 共 同 参 画の 推進を 阻害 された こと に対し て 、 市 民又 は事業 者か ら相談 又は 苦情が あ っ た とき は、関 係機 関と連 携し てその 解 決 に 向け て適切 な対 応をす るよ う努め る も のとする。 2 市長 は、 市が実 施す る男女 共同 参画 の 推 進に 関する 施策 又は男 女共 同参画 の 推 進 に影 響を及 ぼす と認め られ る施策 に つ い て、 市民又 は事 業者か ら相 談又は 苦 情 が あっ たとき は、 適切な 対応 をする よ う 努めるものとする。 (情報に関する配慮) 第 8条 何人 も、情 報を 公衆に 表示 する 場 合において、性別による固定的な役割分 担及びセクシュアル・ハラスメントやド メスティック・バイオレンス等、個人の 尊厳を傷つける嫌がらせや暴力を助長し、 及び連想させる表現を行ってはならない。 第3章 基本的施策 (基本計画) 第 9条 市長 は、男 女共 同参画 推進 施策 を 総合的かつ計画的に実施するため、男女 共同参画の推進に関する基本的な計画 (以下「基本計画」という。)を定めなけ ればならない。 2 市長 は、 基本計 画を 策定す るに あた っ ては、あらかじめ、第15条の規定によ り設置する勝山市男女共同参画審議会の 意見を聴かなければならない。 3 市長は、基本計画を定めたときは、速 やかにこれを公表するものとする。 第4章 勝山市男女共同参画審議会 (勝山市男女共同参画審議会の設置) 第 15条 市 長の附 属機 関とし て、 勝山 市 男女共同参画審議会(以下「審議会」と いう。)を置く。 (審議会の任務) 第 16条 審 議会は 、市 長の諮 問に 応じ 、 基本計画及び男女共同参画の推進に関す る重要事項について、調査、審議する。 2 審議会は、男女共同参画の推進に関し、 必要と認める事項について調査、審議し、 市長に意見を述べることができる。 (実施状況の公表) 第 10条 市 長は、 基本 計画に 基づ く施 策 の 実施 状況に つい て、こ れを 公表す る も のとする。 (調査研究) 第 11条 市 は、男 女共 同参画 推進 施策 を 効果的に実施していくため、必要な調査 研究を行うものとする。 44 (組 織) 第 17条 審 議会は 、委 員15 人以 内で 組 織する。 2 委員 は、 次に掲 げる 者のう ちか ら、 市 長が委嘱する。 (1)公募による市民 (2) 男女 共同参 画に 関わり をも つ市 内 各種団体の代表者 (3)その他市長が必要と認める者 3 委員 の任 期は、 2年 とする 。た だし 、 委員に欠員が生じた場合の補欠委員の任 期は、前任者の残任期間とする。 4 委員は、再任されることができる。 第5章 雑則 (委 任) 第 18条 こ の条例 に定 めるも のの ほか 、 必要な事項は、市長が別に定める。 附 則 (施行期日) 1 こ の条例 は、 平成1 8年 10月 1 日 から施行する。 (経過措置) 2 この条例の施行の際、現に策定され、 公 表 さ れてい る 男 女共同 参 画 の推進 に 関 す る 市の計 画 で あって 、 男 女共同 参 画 の 施 策を総 合 的 かつ計 画 的 に実施 す る た め のもの は 、 第9条 の 規 定によ り 策定され、公表されたものとみなす。 45 勝山市男女共同参画審議会設置要綱 (目的) 第1条 (任期) 第4条 勝山市男女共同参画基本計画及 委員の任期は、2年とする。た だし、再任を妨げない。 び男女共同参画の推進に関する重要事 2 項について、調査、審議し、男女共同 委員の欠員により補充された委員の 任期は、前任者の残任期間とする。 参画社会の実現を図るため、勝山市男 女共同参画審議会(以下「審議会」とい (会議) う。)を設置する。 第5条 (組織) 第2条 る。 審議会は、委員15名以内で組 織する。 2 3 審議会の議事は、出席した委員の過 公募による市民 (庶務) 男女共同参画に関わりをもつ市 第6条 内各種団体の代表者 審議会の庶務は、男女共同参画 の担当課において行う。 (3)その他市長が必要と認める者 3 会議の議長は、会長がこれにあたる。 の決するところによる。 が委嘱する。 (2) 2 半数で決し、可否同数のときは、議長 委員は、次に掲げる者の中から市長 (1) 審議会の会議は、会長が招集す 男女いずれか一方の委員の数が委員 (その他) の総数の10分の4未満とならないよ 第7条 うに努める。 この要綱に定めるもののほか必 要な事項は、市長が定める。 (会長及び副会長) 第3条 附 審議会に会長1人、副会長1人 この要綱は、平成19年2月26日か を置く。 2 ら施行する。 会長、副会長は、委員の互選により 決定する。 3 会長は、審議会を代表し、会務を総 括する。 4 則 副会長は、会長を補佐し、会長に事 故あるとき、又は会長が欠けたときは、 その職務を代理する。 46 勝山市男女共同参画審議会委員名簿 (敬称略) № 役職 氏 名 千代美 備 考 1 会 長 多田 ふくいソフィア勝山部会推薦 2 副会長 西脇 吉幸 勝山青年会議所推薦 3 北川 博正 人権擁護委員 4 酒井 ヒロミ 勝山市連合婦人会推薦 5 定池 りゆ子 県職員(生活学習館長) 6 嶋田 清子 公募 7 島田 さよ子 小学校長 8 鈴木 佐智江 JAテラル越前女性部推薦 9 滝川 克己 勝山商工会議所推薦 10 仲村 保 勝山市区長連合会推薦 11 前田 耕一 公募 12 森内 廣秋 勝山市壮年連絡協議会推薦 13 森景 秀一 公募 14 山岸 祐子 勝山市民生委員・児童委員協議会推薦 (任期:平成19年2月26日∼平成21年1月31日) 47 勝山市男女共同参画推進本部設置要綱 (目 的) 第1条 この要綱は、男女共同参画社会の実現 をはかるため、勝山市男女共同参画推進本部 (本部長及び副本部長の職務) (以下「本部という。)の設置について必要な事 第5条 項を定めるものとする。 2 本部長は本部を統括する。 副本部長は、本部長を補佐し、本部長に事 故があるときは、その職務を代理する。 (所掌事務) 本部の所掌事務は、次のとおりとする。 (会 第2条 第6条 (1) 男女共同参画行政に関する施策の基 2 本的事項を審議すること。 (2) 議) 本部の会議は、 本部会と幹事会とする。 本部会は、本部長が必要に応じて招集し、 本部長が議長となる。 男女共同参画行政に関する施策の推 3 進に関し関係部局間の連絡調整を行う 幹事会は、本部長の命を受けて幹事長が招 集し、幹事長が議長となる。 こと。 (3) その他男女共同参画行政に関する施 策の推進に関し必要と認めらけること。 (そ の 他) 第7条 (組 関し必要な事項は、本部長が別に定めるもの 織) 第3条 この要綱に定めるもののほか、本部に とする。 本部は、本部長、副本部長及び本部員 を持って組織する。 2 本部長は市長をもってあて、副本部長は副 附 市長をもってあてる。 3 則 この要綱は、平成13年4月17日から施行 本部員は、教育長以下勝山市行政組織規則 第5条第1号に規定する部等の長、教育部長、 する。 この要綱は、平成 16年4月1日から施行す 会計管理者をもってあてる。 る。 (幹 この要綱は、平成19年4月1日から施行す 事) る。 第4条 本部に幹事長及び幹事を置く。 2 幹事長は、未来創造課長をもってあてる。 3 幹事は、勝山市行政組織規則第5条第1号 に規定する課等の長、議会事務局長、監査委 員事務局長、勝山市教育委員会事務局組織規 則第1条に規定する課の長及び農業委員会 事務局長、消防本部次長をもってあてる。 4 幹事長は本部の事務を統括し、幹事は本部 の事務を補助する。 48 勝山市男女共同参画推進本部名簿 役 本 部 本 部 長 副本部長 委 員 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 幹 事 幹 事 長 幹 事 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 〃 職 平成20年度 市 長 副市長 教育長 市長公室長 総務部長 市民・環境部長 健康福祉部長 産業部長 建設部長 会計管理者 教育部長 消防長心得 山岸 正裕 松山 保雄 山 範男 髙木 和昭 松村 誠一 酒井 重光 松本 孝治 山本 一郎 境井 義樹 杼木 実 石田 忠夫 三屋 忠男 未来創造課長 秘書・広報課長 総務課長 税務課長 市民課長 市民相談室長 生活環境課長 福祉・児童課 健康長寿課長 商工観光課長 旧機業場開設準備室長 農林政策課長 建設課長 市街地活性化推進室長 上下水道課長 会計課長 議会事務局長心得 監査委員事務局長 教育総務課長 生涯学習課長 史蹟整備課長 自然体験・スポーツ課長 農業委員会事務局長 山根 敏博 石倉 充男 (総務部長兼務) 福田 豊彦 (市民・環境部長兼務) 稲垣 一穂 三屋 修一 (健康福祉部長兼務) 石蔵 ふじ江 (産業部長兼務) 大林 市一 辻 尊志 (建設部長兼務) 小林 喜幸 柳原 寛治 (会計管理者兼務) 鳥山 昌久 宮塚 龍二 (教育部長兼務) 上山 忠恒 齊藤 雅昭 矢戸 松蔵 (農林政策課長兼務) 49 男女共同参画関係用語の解説 (内閣府男女共同参画局ホームページから抜粋) 行 か 用 語 家族経営協定 行 解 説 家族経営が中心の日本の農業が、魅力ある職業となり、男女を問わず意 欲をもって取り組めるようにするためには、経営内において家族一人ひと りの役割と責任が明確となり、それぞれの意欲と能力が十分に発揮できる 環境づくりが必要です。 「家族経営協定」は、これを実現するために、農業経営を担っている世 帯員相互間のルールを文書にして取り決めたものです。 国際婦人年 1972年の第27回国連総会において女性の地位向上のため世界規模の 行動を行うべきことが提唱され、1975年を国際婦人年とすることが決 定されました。また、1976年∼1985年までの10年間を「国連婦 人の10年」としました。 固定的役割分担 男女を問わず個人の能力等によって役割の分担を決めることが適当であ るにもかかわらず、男性、女性という性別を理由として、役割を固定的に 分けることをいいます。 「男は仕事・女は家庭」、「男性は主要な業務・女性は補助的業務」等は 固定的な考え方により、男性・女性の役割を決めている例です。 さ 仕事と子育ての両立 行 支援 少子・高齢化が進展する中で、仕事と育児や家族の介護を両立できるよ うにすることは、わが国の経済社会の活力を維持する上でも、男女が安心 して子供を産み育て、家族としての責任を果たすことができる社会を形成 していく上でも重要です。 男女共同参画会議の下では、仕事と子育ての両立支援策に関する専門調 査会では、 「仕事と子育ての両立支援策の方針に関する意見」を提出し、平 成13年7月に閣議決定しました。 本決定では、 「政府は、以下の施策を、基本的には平成13・14年度に 開始し、遅くても平成16年度までに実施する。これらの事業については、 特段の配慮をし必要な予算を確保し、緊急に実施する。」とし、以下の5つ の柱立ての下で、提言と具体的目標・施策を記述しました。 <1>両立ライフへ職場改革 大のサービスをー <3>多様で良質な保育サービスを べてに放課後児童対策を ジェンダー(社会的性 別) <2>待機児童ゼロ作戦ー最小コストで最良・最 <4>必要な地域す <5>地域こぞって子育てを 人間には生まれついての生物学的性別(セックス/sex)がある。一方、 社会通念や慣習の中には、社会によって作り上げられた「男性像」、「女性 像」があり、このような男性、女性の別を「社会的性別」(ジェンダー/ gender)という。 「社会的性別」は、それ自体に良い、悪いの価値を含むも のではなく、国際的にも使われている。 50 さ ジェンダー(社会的性 「社会的性別」 (ジェンダー)が性差別、性別による固定的役割分担、偏見 行 別)の視点 等につながっている場合もあり、これらが社会的に作られたものであるこ とを意識していこうとするものである。 このように、 「社会的性別の視点」でとらえられる対象には、性差別、性 別による固定的役割分担及び偏見等、男女共同参画社会の形成を阻害する と考えられるものがある。その一方で、対象の中には、男女共同参画社会 の形成を阻害しないと考えられるものもあり、このようなものまで見直し を行おうとするものではない。社会制度・慣行の見直しを行う際には、社 会的な合意を得ながら進める必要がある。 女子に対するあらゆ 1979年12月、第34回国連総会において採択され、1981年9 る形態の差別撤廃に 月に発効しました。2004年3月26日現在の締約国数は177カ国。 関する条約(女子差別 我が国は1980年 7 月に署名、1985年 6 月に批准しました。 撤廃条約) 締約国は、条約の実施状況について、条約を批准してから1年以内に第1 次報告を、その後は少なくとも4年ごとに報告を提出することとなってい ます。 世界女性会議 1975年の国際婦人年以降、5∼10年ごとに開催されている女性問 題に関する国際会議。 第1回(国際婦人年女性会議)は1975年にメ キシコシティで、第2回(「国連婦人の十年」中間年世界会議)は1980 年にコペンハーゲンで、第3回(「国連婦人の十年」ナイロビ世界会議)は 1985年にナイロビで、第4回世界女性会議は1995年に北京で開催 された。 セクシュアル・ハラス 男女共同参画会議女性に対する暴力に関する専門調査会報告書「女性に メント(性的嫌がら 対する暴力についての取り組むべき課題とその対策」(平成 16 年3月)で せ) は、セクシュアル・ハラスメントについて、「継続的な人間関係において、 優位な力関係を背景に、相手の意思に反して行われる性的な言動であり、 それは、単に雇用関係にある者の間のみならず、施設における職員とその 利用者との間や団体における構成員間など、様々な生活の場で起こり得る ものである。 」と定義しています。 なお、 「人事院規則 10-10」では、セクシュアル・ハラスメントを「他の 者を不快にさせる職場における性的な言動及び職員が他の職員を不快にさ せる職場外における性的な言動」と定義しています。 また、 「事業主が職場における性的な言動に起因する問題に関して雇用管 理上配慮すべき事項についての指針」(平成 10 年労働省告示第 20 号)で は、 「職場において行われる性的な言動に対する女性労働者の対応により当 該女性労働者がその労働条件につき不利益を受けるもの」を対価型セクシ ュアルハラスメント、 「当該性的な言動により女性労働者の就業環境が害さ れるもの」を環境型セクシュアルハラスメントと規定しています。 51 さ 積極的改善措置 行 「積極的改善措置」 (いわゆるポジティブ・アクション)とは、様々な分 野において、活動に参画する機会の男女間の格差を改善するため、必要な 範囲内において、男女のいずれか一方に対し、活動に参画する機会を積極 的に提供するものであり、個々の状況に応じて実施していくものです。 積極的改善措置の例としては、国の審議会等委員への女性の登用のため の目標の設定や女性国家公務員の採用・登用の促進等が実施されています。 男女共同参画社会基本法では、積極的改善措置は国の責務として規定さ れ、また、国に準じた施策として地方公共団体の責務にも含まれています。 た 男女共同参画社会 行 男女が、社会の対等な構成員として、自らの意思によって社会のあらゆ る分野における活動に参画する機会が確保され、もって男女が均等に政治 的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、かつ、共に責 任を担うべき社会。 男女共同参画週間 男女が、互いにその人権を尊重しつつ喜びも責任も分かち合い、性別に かかわりなく、その個性と能力を十分に発揮することができる男女共同参 画社会の形成に向け、男女共同参画社会基本法(平成11年6月23日法 律第78号)の目的及び基本理念に関する国民の理解を深めるため、平成 13年度から毎年6月23日から6月29日までの1週間 を「男女共同参 画週間」を設けています。 この週間において、地方公共団体、女性団体その他の関係団体の協力の下 に、男女共同参画社会の形成の促進を図る各種行事等を全国的に実施して います。 ドメスティック・バイ 「配偶者からの暴力」の項参照。 オレンス は 行 配偶者からの暴力 「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律の一部を改正 する法律」(平成16年6月2日公布、平成16年12月2日施行)では、 配偶者からの暴力を「配偶者からの身体に対する暴力(身体に対する不法 な攻撃であって生命又は身体に危害を及ぼすものをいう。 )又はこれに準ず る心身に有害な影響を及ぼす言動(以下「身体に対する暴力等」という。) をいい、配偶者からの身体に対する暴力等を受けた後に、その者が離婚を し、又はその婚姻が取り消された場合にあっては、当該配偶者であった者 から引き続き受ける身体に対する暴力等を含むものとする。」と定義してい ます。 なお、内閣府においては、対象範囲に恋人も含むより広い概念として、 「夫・パートナーからの暴力」という用語を使用する場合もあります。こ こで「夫」という言葉を用いているのは、女性が被害者になることが圧倒 的に多いからです。 ちなみに、一般的に使用されている「ドメスティック・バイオレンス (Domestic Violence)」や「DV」は、法令等で明確に定義された言葉で はありません。 52 男女共同参画の推移 年 1975 世 界 メキシコシティ第1回 日 本 福井県 総理府に「婦人問題 (S50) 「 国 際 婦 人 年 世 界 会 担当室」設置 議」開催 「婦人問題企画推 「世界行動計画」採択 進本部」設置 「国連婦人の10年」 (1976 年∼1985 年)が 定められた 1976 「国連婦人10年」始 (S51) まる 1977 「国内行動計画」策 定 (S52) 1978 厚生部婦人児童 (S53) 課に「婦人担当 室」を配置 1979 国連において「女子差 (S54) 別撤廃条約」採択 1980 コペンハ−ゲンで第2 「 女 子 差 別 撤 廃 条 (S55) 回「国連婦人10年の 約」署名 中間年世界会議」開催 1983 「企画開発部青 (S58) 少年課」を「青少 年婦人課」に改称 「婦人対策室」設 置 1985 ナイロビで第3回「国 「 女 子 差 別 撤 廃 条 「 福 井 県 婦 人 の (S60) 連婦人10年最終年世 約」批准 地位向上推進連 絡会」設立 界会議」開催 「婦人の地位向上のた めのナイロビ将来戦 略」採択 1986 (S61) 「男女雇用機会均 等法」施行 53 勝山市 男女共同参画の推移 年 世 界 日 本 福井県 「西暦 2000 年に 1987 向けての新国内行 (S62) 動計画」策定 1988 「21 世紀をめざ (S63) すふくい女性プ ラン」県内行動計 画策定 1989 「青少年婦人課」 (H1) を「青少年女性 課」に「婦人対策 室」を「女性対策 室」に改称 1990 (H2) 「婦人の地位向上のた めのナイロビ将来戦略 に関する第1回見直し と評価に伴う勧告及び 結論」採択 1991 「新国内行動計画」 の第1次改定 (H3) 男女「共同参加」か ら「共同参画」に表 現が改められる 1992 「育児休業法」施行 「婦人担当大臣」誕 (H4) 生 1994 総理府に「男女共同 参画室」及び「男女 (H6) 共同参画審議会」 内閣に「男女共同参 画推進本部」設置 1995 (H7) 北京で第4回世界女性 「青少年女性課 会議開催 女性対策室」を 「 北 京 宣 言 」「 行 動 綱 「青少年女性課 領」採択 女性政策課」に改 称 54 勝山市 男女共同参画の推移 年 世 界 1996 (H8) 日 本 福井県 勝山市 「男女共同参画 企画課内に「国際 2000 年プラン− 交流女性対策係」 男女共同参画社会 設置 の形成の促進に関 する平成12年ま での国内行動計画」 策定 1997 「男女雇用機会均 等法」改正 (H9) 1998 「ふくい男女共 (H10) 同参画プラン」策 定 1999 「男女共同参画社 (H11) 会基本法」公布・施 行 「育児・介護休業 法」施行 2000 ニュ−ヨ−クで第5回 「 男 女 共 同 参 画 基 「女性政策室」を 「 国 際 交 流 女 性 (H12) 「女性 2000 年会議」開 本計画」制定 催 「スト−カ−行 「 男 女 共 同 参 画 対策係」を「国際 室」に改称 交流女性係」に改 「政治宣言」「北京宣言 為 等 の 規 制 等 に 関 「 男 女 共 同 参 画 称 及び行動綱領実施のた する法律」公布・施 を考える日」制定 めの更なる行動とイニ 行 シアティブ」採択 2001 内閣府に「男女共同 「国際交流女性 (H13) 参画局」及び「男女 係」を「国際交 共同参画会議」設置 流・男女共同参画 「配偶者からの暴 推進係」に改称 力の防止及び被害 「勝山市男女共 者の保護に関する 同参画推進本部」 法律」公布・施行 設置 「勝山市男女共 同参画基本計画 策定ワ−キング グル−プ」設置 55 男女共同参画の推移 年 世 界 2002 日 本 福井県 勝山市 「改正育児・介護休 「 福 井 県 男 女 共 機 構 改 革 に 伴 い 業法」施行 (H14) 同参画推進条例」 「 男 女 共 同 参 画 女 性 の チ ャ レ ン ジ 公布・施行 支援策の推進決定 推進室」設置 「 福 井 県 男 女 共 「第 4 次勝山市 同参画計画」策定 総合計画」に「男 女共同参画社会 の推進」盛り込む 「男女共同参画 基本計画」策定 2003 「福井県男女共 「勝山市男女共 (H15) 同参画審議会」設 同参画推進会議」 置 2004 設置 機構改革に伴い 男女共同参画社会将来 市民生活課「生活 (H16) 像策定(2020 年) 安全・男女参画グ ル−プ」設置 2005 「北京+10 記念シンポ 「 男 女 共 同 参 画 基 (H17) ジウム」開催 本計画(第2次)」制 定 2006 「 配 偶 者 暴 力 防 未来創造課に「人 (H18) 止 お よ び 被 害 者 権・男女参画グル 保 護 の た め の 福 −プ」設置 井県基本計画」策 「勝山市男女共同 定 参画推進条例」制 「福井県男女共 定 同参画計画」改定 2007 「勝山市男女共同 (H19) 参画審議会」設置 「男女共同参画 都市宣言」 56