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第2章 平成 26 年度 新規事業 及び 重点事業

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第2章 平成 26 年度 新規事業 及び 重点事業
第2章
平成 26 年度
新規事業
及び
重点事業
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妊婦歯科健診
【平成 26 年度新規事業】
担当:健康推進課 母子保健チーム
(1)事業目的
歯周病の妊娠女性は、低出生体重児を出産するリスクが高く、また低出生体重児は生活
習慣病発症の重要な要因となっている。このようなことから、妊婦を対象とした歯科健康
診査を実施し、低出生体重児の出産リスクの軽減を図る。
(2)事業内容
妊婦を対象に、虫歯・歯周病予防のための歯科健康診査を実施する。
①対象者 : 市内に住所を有する妊婦
②受診場所 : 指定医療機関
③個人負担金 : 無料
④受診回数 : 妊娠期間中に1回
⑤実施場所 : 市が指定する医療機関
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思春期保健対策事業
【平成 26 年度新規事業】
担当:健康推進課 母子保健チーム
(1)事業目的
妊娠の低年齢化及び20歳未満の人口中絶件数が増加傾向にあるなど、思春期の性を取
り巻く環境は大きく変化している。このような状況を踏まえ、思春期にある生徒とその保
護者が性や妊娠、出産等について正しい知識を身につけ、将来安心して妊娠・出産を迎え
られるよう、関係機関と連携の上、思春期保健対策に向けた事業を実施する。
(2)事業内容
■思春期保健講演会
思春期保健に精通する外部講師を招き、10代の若者を持つ保護者や養護教諭等思春期
保健に関わる専門職、及び地域住民等を対象とした講演会を開催し、思春期保健に係る周
知・啓発に努める。
■思春期保健ワークショップ
思春期にある生徒とその保護者の意識・行動の変容を働きかけていくため、関係機関で
構成するワークショップを開催する。また、このワークショップを通じて、支援者が活用
できる資材を作成し支援者の資質向上を図るとともに、思春期保健推進に向けた関係機関
とのサポート体制を構築する。
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母子訪問強化事業
【平成 26 年度新規事業】
担当:地域保健課 地域保健チーム
(1)事業目的
核家族化や家族形態の多様化に伴い、深刻化、複雑化している妊婦や母子の処遇困難ケー
スが増加しており、今まで以上に相談業務従事者のスキルアップが求められている。
これらの課題に対応するため、専門研修会の実施や、専門家等による訪問時の助言・指
導を通じて、相談員の資質の向上を図る。
(2)事業内容
■専門研修の実施
相談員の資質向上と連携強化のための研修会を実施する。
■訪問相談・個別ケース対応に関する助言指導の実施
対応困難なケースや訪問指導の手法等について、専門家等が訪問指導への同行等を行い
ながら、個別対応に関する助言・指導を行うことを通じて、相談員の資質の向上を図る。
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医療安全対策の推進
【平成 26 年度重点事業】
担当:総務医薬課 医事薬事チーム
(1)事業目的
多様化する患者、家族などからの医療に関する心配や相談等に対応し、また、病院、診
療所その他の医療を提供する施設に対し、医療安全に関する研修及び情報提供等を行うこ
とによって、医療提供施設における患者サービスの向上を図り、医療の安全と信頼を高め
ることを目的とする。
(2)事業内容
■医療安全相談窓口職員の資質の向上
OJT や研修会の受講等により、相談窓口職員としての知識やコミュニケーションスキル
の向上に努めるとともに、相談対応マニュアルを充実させ、患者、家族などからの医療に
関する心配や相談等に適切、迅速に対応できるようにする。
■関係する機関・団体などの連携・協力
患者、家族などからの医療に関する心配や相談等に適切に対応するため、関係する機関、
団体等との連絡調整を行う。
■医療安全研修会の開催
病院、診療所その他医療を提供する施設の管理者及び従事者を対象に医療安全対策や院
内感染対策などの研修会を開催し、医療提供施設における医療の安全確保、患者サービス
の向上等を支援する。
■医療安全に関する情報の提供
厚生労働省からの医療安全に関する通知やその他医療安全に関する情報を医師会等の医
療関係機関に情報提供するとともに、広く市民へ周知する必要のある情報についてはホー
ムページ等により提供する。
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食品衛生の向上
【平成 26 年度重点事業】
担当:衛生対策課 食品衛生チーム
(1)事業目的
食の安全・安心を確保するため、食品等事業者に対し、自主管理体制構築の推進を図る
とともに、市民への食中毒予防のための啓発活動に努める。
(2)事業内容
■食品等事業者による自主管理体制構築の推進
営業等施設への計画的な立入検査や食品の収去検査等の機会を捉え、食品等事業者に助
言及び指導を実施する。
衛生講習会の開催や食品衛生協会(事業者が自主的に食品衛生の普及啓発活動を行って
いる団体)との連携により食品等事業者自らが衛生管理体制を構築し実践するよう努める。
■市民への食中毒予防のための啓発活動の実施
食品衛生に関するチラシの配布、ホームページや市報等の広報やキャンペーン等を利用
した効果的な情報提供を行う。
また、求めに応じ「出前講座」等の食中毒予防の衛生講習会を開催し食品衛生に関する
正しい知識の普及啓発に努める。
生活衛生関係施設の監視指導の充実
【平成 26 年度重点事業】
担当:衛生対策課 生活衛生チーム
(1)事業目的
理・美容所や公衆浴場等生活衛生関係施設については、衛生管理の不備により健康被害
が発生する可能性があるため、その予防を目的として、施設に対する適切かつ効果的な監
視指導に努める。
(2)事業内容
■生活衛生関係施設の監視指導の充実
美容施術の多様化に伴う健康被害や公衆浴場におけるレジオネラ症の発生等、生活衛生
関係施設に起因する危害の防止に重点をおいた監視指導に努める。
特に、今年度から、公衆浴場等の浴槽水におけるレジオネラ属菌の行政検査を取り入れ
ることにより、レジオネラ症予防の強化を図る。
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動物愛護事業の推進
【平成 26 年度重点事業】
担当:衛生対策課 生活衛生チーム
(1)事業目的
犬・猫の殺処分数削減や野良猫対策等動物愛護に関する多くの課題に対し、新たに策定
された「第2次福岡県動物愛護推進計画」の取組み方針を踏まえながら、関係団体との協
働により対策に努める。
(2)事業内容
犬・猫の殺処分数削減を主な目的として、ボランティアとの協働による譲渡事業の推進
をはじめ、
「どうぶつYOU友フェスティバル」その他動物愛護啓発の充実を図る。
また、野良猫対策として、昨年度から行っている獣医師会との協働による「飼い主のい
ない猫の不妊・去勢手術支援事業」を継続しながら、地域猫活動の普及についても検討を
行っていく。
健康危機管理における検査体制の充実
【平成 26 年度重点事業】
担当:衛生対策課 試験検査チーム
(1)事業目的
健康危機管理において、保健所の実施する試験検査の最も大きな役割は原因の究明であ
る。健康被害の原因は、医薬品、食中毒、感染症、飲料水その他多岐にわたるが、原因物
質の特定のための試験検査は、被害拡大防止のためにも、迅速かつ適切に実施される必要
がある。平常時から健康危機発生に備えた準備を整え、発生時には適切に対応できるよう
に検査体制を確立し、また、様々な健康危機に対応できるように検査機能の充実を図る。
(2)事業内容
■食中毒危機管理における検査体制の充実
食中毒の病因物質のひとつであるノロウイルスの検査体制を充実させ、より確実な原因
究明を実施し、広域発生や集団発生などの規模の大きい食中毒事例にも対応できる体制を
整える。
■公衆浴場等の監視体制及びレジオネラ症対策の充実
公衆浴場や旅館等の立入時に浴槽水等を採水して水質検査を実施し、より効果的・効率
的な監視を実施する。
また、公衆浴場等が関与すると疑われるレジオネラ症患者が発生した場合に、原因究明
及び被害拡大防止のための調査を市独自で実施できる体制を整備する。
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自殺対策
【平成 26 年度重点事業】
担当:保健予防課 精神保健チーム
(1)事業目的
自殺の原因は、うつ病等の精神疾患の問題だけでなく、多重債務、失業等の様々な危機
的要因が複雑に関係しており、自殺対策は社会全体で取り組むべき問題といえる。
こうした状況を踏まえ、平成20年度より推進している自殺対策に継続して取り組む必要
があり、平成26年度においては引き続き、自殺の危険を示すサインに気づき、適切な対応
をとることができる人材(ゲートキーパー)の養成を重点的に実施する。
(2)事業内容
■人材育成および地域における支援体制の強化
セーフコミュニティ自殺予防対策委員会と協働し、ゲートキーパーの養成に努める。
また、うつ病等の早期発見・早期治療を図るため、かかりつけ医・産業医と精神科医の
連携を強化する「かかりつけ医うつ病アプローチ研修会」を引き続き開催し、市職員にも
ゲートキーパーの役割を認識してもらうため、職員研修を実施する。
■関係機関の連携強化
自殺対策連絡協議会、庁内連絡会議及び職域メンタルヘルス連絡会議等を開催し、内外
の関係機関との情報の共有及び連携の強化を図る。
■普及啓発の実施
①うつ病対策講演会の開催 2回実施(市民対象、職域対象)
②自殺予防週間(9月10日~9月16日)及び3月の自殺対策強化月間における街頭啓発
③図書館等と連携した啓発
市立図書館、大学図書館などと連携し、予防啓発に努める。
■自死遺族支援(自死遺族のつどい「わかち合いの会」)
自殺した者の家族(遺族)が、互いに語り合い、悲しみや自責の念から回復していくこ
とを目的とした「わかち合いの会」を開催する。
■心の健康相談の開催
精神科医による「心の健康相談」や随時、保健師・精神保健福祉士による相談を行い、
うつ病等による精神的な問題を抱える人などへの支援を行う。
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結核対策強化事業
【平成 26 年度重点事業】
担当:保健予防課 感染症チーム
(1)事業目的
久留米市における結核罹患率は、平成23年に28.8と国・県を大きく上回っていたため、
平成24年度より結核対策強化事業を開始した。平成24年の罹患率は26.2と若干減少し、平
成25年は13.6と国(16.1)・県(16.0)を下回った。しかし、新規登録患者の半数以上が
高齢者である一方、働き盛り年代の患者も少なくなく、幅広い年代において発生している
状況にある。また、外国籍割合は国・県と比べると高い状況にある。
患者診断時には、約43%の患者が排菌状態であり、周囲へ感染させる恐れがある状態
で、医師からの発生届が出されている。さらにハイリスク疾患患者においては、発病から
短期間で排菌に至る可能性があることも推察される。
この現状を踏まえ、結核の早期発見・早期診断を推進し、更なる感染拡大防止を図る必
要があるため、結核対策強化事業を実施する。
(2)事業内容
■医療機関等に対する重点啓発事業
・医師を対象とした結核対策研修会の実施
結核専門医師による「結核発病リスクの要因把握と早期診断」の講演
・結核予防週間(9月24日~9月30日)における啓発ポスター、パンフレット配布
配布先:市内の医療機関、介護保険関係の高齢者施設、市内商業施設等
■外国人留学生に対する啓発事業
・大学や専門学校等と連携による英語や中国語でのチラシの作成及び配布
■働き盛り世代への啓発事業
・結核の現状についてのチラシの配布
・商工会議所月刊誌への記事の掲載、チラシの折り込み(約5,000枚)
■結核患者管理体制の強化等
・DOTS(直接服薬確認療法)事業の充実 対象者を潜在性結核感染症患者を含む、医療が必要な全結核患者とする。
・登録結核患者の適正な病状把握の実施
治療終了患者について約2~3年の間、最近6ヶ月以内の病状に関する診断結果を把握
し、再発の早期発見に努める。
■市民に対する結核に関する啓発強化
・地区担当保健師から民生児童委員への「結核のチラシ」を用いた啓発の実施
・出前講座「知れば防げる!感染症」の実施
・広報紙・ホームページへの情報掲載
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予防接種事業の充実と推進
【平成 26 年度重点事業】
担当:保健予防課 感染症チーム
(1)事業目的
予防接種法に基づいて、市民への各種予防接種を実施することで、感染症に対する免疫
確保を図り、まん延防止と感染予防に努める。
(2)事業内容
■定期予防接種の実施
・A 類疾病……集団予防に重点を置き努力義務あり
BCG、4 種混合(ジフテリア・破傷風・百日咳・ポリオ)、2 種混合(ジフテリア・破傷風)、
MR(麻しん・風しん)、日本脳炎、ヒブ、小児用肺炎球菌、子宮頸がん予防等の予防接
種全般の市民への周知及び通知を行い、実施計画に基づいた各種予防接種を実施する。
・B 類疾病……個人の発病や重症化予防を目的とする
65 歳以上の市民を対象に、季節性インフルエンザの予防接種を実施する。
■水痘、成人用肺炎球菌の定期接種化
・水痘(A 類疾病)及び高齢者の肺炎球菌(B 類疾病)の導入に向けた実施体制の整備
・医師会と連携を図り、実施計画に基づいたスムーズな導入
・対象者への周知
・ポスター、チラシ等での周知
■予防接種事故の予防
・各医師会との連携
・事故防止啓発チラシとマニュアルの作成、医療機関への配布
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母子保健事業の充実
【平成 26 年度重点事業】
担当:健康推進課 母子保健チーム
(1)事業目的
妊娠期間中から、出産後の育児期まで、あらゆる場面で、情報提供や指導、相談等の事
業を実施し、出産や育児にまつわる不安を解消・軽減に加え、特に専門的なサービスが必
要なケースについては、庁内の所管部局や関係機関等に繋ぐ等きめ細かな対応に努める。
また、関係機関との連携を深め、ネットワークの構築を推進する。
(2)事業内容
■妊娠・出産支援の充実
①母子健康手帳の交付(妊娠届出の受付け)
妊娠届出の際に行う「妊婦さんサポートアンケート」調査から、支援を要するハイリス
ク妊婦を抽出し、妊娠期から出産後まで必要な指導等、早期からの支援を実施する。
また、妊婦との最初の接点である妊娠届出時における問題の早期把握及び早期支援を目
的に、平成26年度から窓口での対応を専門職による完全実施とし、受付・交付窓口を保
健所及び保健センター(市内5ヶ所)に集約する。
②妊婦健康診査
安全な妊娠・出産及び健診費用の負担軽減と積極的な受診推進のため、14回の妊婦健
診助成を実施する。
③妊娠期の健康教育(マタニティ教室・すこやかマタニティ・プレパパママ教室)
妊婦及び家族を対象とした健康教育を実施する。
④妊娠期からのケアサポート事業の充実
妊娠期からの早期支援のため、産科医療機関等と情報を共有し、連携の強化を図る。
⑤女性の健康相談
不妊や更年期の悩みに対して相談に応じ、精神的な安定を図るともに、必要な支援を行
う。
⑥不妊に悩む方への特定不妊治療費助成
体外受精及び顕微授精による不妊治療の費用の一部を助成する。
⑦妊娠ほっとライン(妊娠に関する悩み相談)
思いがけない妊娠など妊娠に関する相談を専用電話やメールでの相談に応じる。
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■育児支援の充実
①小児科医療機関との連携強化
連携シートを活用し、小児科医療機関と気になるケースについての情報共有化を図り早
期支援を行う。
②乳幼児健診
4か月児、10か月児、1歳6か月児・3歳児に対し、各々の月齢・年齢に応じた健診を行
い、乳幼児の健全な育成を図る。
・乳幼児健診要フォロー者への対応
健診によってフォローが必要と認められる者には、電話相談、各種相談案内、関係
機関への紹介等を行うとともに、必要に応じて各種の教室への参加を促すなど、早期
の支援を行う。
・乳幼児健診未受診者への対応
4か月児、10か月児、1歳6か月児、3歳児の各健診未受診者に対して、電話連絡や家
庭訪問 等を行い、受診率の向上を図るとともに、関係部局と連携をとりながら、乳
幼児虐待の未然防止に努める。
■ハイリスク児への育児支援の充実
①医療給付の実施
ハイリスク児などを対象として、小児慢性特定疾患治療研究事業医療費、育成医療費、
未熟児養育医療費などの医療給付を行うとともに、相談や訪問等の支援を実施する。
②発達障害児への支援
発育発達に関する相談(ママパパきもち楽々相談・気になるお子さん相談・ことばの相
談)を実施。併せて、発達障害育児支援教室を実施する。
③相談・教室事業の実施
低出生体重児を持つ保護者を対象に、育児支援教室(リトルにこにこ親子教室)などの
相談教育を実施。また、多胎児サークル活動への支援を実施する。
④虐待の予防
要支援家庭や要保護児等については、事例検討会などを通じて、庁内関係部局や関係機
関と密な連携をとり、虐待予防に努める。
■思春期保健対策の充実
思春期保健を推進するため、講演会を開催するとともに、ワークショップを通じて支援
者の資質向上、並びに関係機関とのサポート体制を構築する。
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生活習慣病予防対策
【平成 26 年度重点事業】
担当:健康推進課 健康増進チーム
(1)事業目的
各種がん検診や、35歳から40歳未満の方々等を対象とした生活習慣病予防健診や、久留
米市国保加入者を対象とした特定健診、特定保健指導を推進・実施するとともに、地区担
当保健師と連携した健康教育や健康相談等を通じて、生活習慣病予防に関する事業を展開
し、健康で安心して暮らすことができるまちづくりの実現に努める。
また、第2期「健康くるめ21計画」の目標に沿って、健康づくりに向けた取り組みを
行なう。
(2)事業内容
■健康診査及び保健指導の実施
生活習慣病予防の観点から内臓脂肪型肥満に着目した健診を行い、その結果から対象者
に応じた効果的、効率的な保健指導を実施する。
① 生活習慣病予防健診(35~39歳及び40歳以上の各医療保険未加入者)
② 特定健診(40~74歳の久留米市国保)の実施
③ 特定保健指導の実施
■がん検診等の実施
① 各種がん検診等
がん疾患等を早期に発見し、適切な医療へ結びつけるための検診(胃がん検診、肺
がん検診、前立腺がん検診、大腸がん検診、乳がん検診、子宮頸がん検診、骨粗しょ
う症検診、歯周疾患検診)を実施する。
② がん検診推進事業
女性特有がん検診(乳がん、子宮頸がん)、大腸がん検診については、受診率向上
のため、無料クーポン券を対象者に個別配付する。
■健康教育・相談の実施
① 健診普及啓発事業
② お腹まわりスッキリ相談
③ 依頼型健康講座
④ まちかど栄養・糖尿病予防相談
■健康くるめ21計画の推進
① ウォーキングの推進
② ラジオ体操推進・支援事業
③ 血圧改善支援事業
④ 地域健康づくりリーダー育成
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重症神経難病患者及び末期がん患者等の在宅医療体制の整備
【平成 26 年度重点事業】
担当:健康推進課 健康増進チーム
(1)事業目的
重症神経難病患者や、末期がん患者等医療依存度の高い患者の望む医療が提供される在
宅医療体制整備についての取組みを進め、関係機関の連携を図ることにより患者の療養生
活のQOL向上を目指す。
また、相談窓口での対応をはじめ、療養者の希望に寄り添った在宅療養環境づくりを図
るため、関係機関の質の向上および連携強化、市民啓発に努める。
(2)事業内容
■関係者による会議の開催
重症神経難病患者や末期がん患者等の望む適切な医療を受けることができる支援体制を
整備するため、医師会や歯科医師会、薬剤師会等の関係機関と会議を開催し、現状・課題
の共有及び検討を行うとともに、ネットワーク構築を目指す。 内容:難病患者の療養状況、在宅医療推進事業の進捗状況説明及び意見交換
■病状急変時支援体制の整備
重症神経難病患者の個別支援を引き続き行うとともに、希望する患者の緊急時対応とし
て、難病患者情報票による消防署と医療機関の連携体制を組み、患者の望む医療が提供さ
れる在宅療養環境づくりを目指す。
■在宅医療の推進
医療を必要としながら在宅で生活を望む患者・家族等に対し、療養上必要な情報提供や
相談対応を行うなど総合的な支援を行うとともに、関係機関との連携を強化及び在宅医療
に関する市民啓発を実施し、在宅医療の推進に取組む。
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栄養改善業務の定着・充実・強化、食育の推進
【平成 26 年度重点事業】
担当:健康推進課 健康増進チーム
(1)事業目的
市民の健康の保持・増進並びに生活習慣病予防を目的として、正しい栄養知識の普及と
食生活改善を図るため、ライフステージに応じた栄養指導を行う。
また、難病患者等に対する栄養指導など、様々な対象者へ食生活支援と食育に着目した
事業を実施するとともに、特定かつ多数の者に対して継続的に食事を供給する施設に対し
て、適切な栄養管理が行われるよう、必要な指導及び助言を行うなど、市民の健康づくり
を支援する。
(2)事業内容
■食と健康づくりの環境整備
①外食栄養成分表示店の促進
登録店舗拡大や、市民に対して、食を通じた健康に関する情報発信を行うために、登録
店対象や登録条件の見直しを行い、栄養成分表示、減塩、バランスのとれた料理の提供、
食を通じた健康に関する情報発信など、健康づくりを応援する飲食店等の増加に努める。
②専門栄養相談の実施
栄養の改善、その他の生活習慣の改善に関する相談、難病患者、合併症患者等、病態に
応じた生活の質の向上のための栄養指導、身体障害者・知的障害者等の自立支援等、専門
的な知識及び技術を活かした栄養指導を行なう。また、健診結果等から、生活習慣病につ
ながる可能性が高い人に対し、栄養指導を行えるような体制づくりに努める。
■食育・生活習慣病予防の推進
平成25年度を始期とした第2期「健康くるめ21」計画に掲げた生活習慣病の予防に取り
組むための行動指標や数値目標に向けて取り組むとともに、第2次久留米市食育推進プラ
ンの基本的施策を計画的に推進する。地域や団体による生活習慣病予防のための活動の支
援・情報提供等を行い、生活習慣病予防のための食習慣を身につける方が増加するよう取
り組む。
①高校、大学生への食育
②食生活改善推進員協議会が行なう生活習慣病予防に向けた取り組みなどの活動の支援
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保健師による地区活動
【平成 26 年度重点事業】
担当:地域保健課 地域保健チーム
(1)事業目的
協働とまちづくりの視点をもって、市の地区担当保健師が、地域住民の保健・健康づく
りに関して、地域を「見る・つなぐ・動かす」視点で取り組み、地域との信頼関係を構築
することで、住民が主体的に健康づくりに取り組むまちづくりを目指す。
(2)事業内容
あらゆる世代の市民を対象として、保健と疾病予防など個人の健康ニーズに対応した支
援を行う。
地区活動を通して、地区全体の健康課題を把握し、個人の生活、地域に関わりの深い団
体や関係機関の活動状況、および社会資源などの地区情報を把握し、市民が主体的になっ
て取り組む健康づくり活動となるよう検討し、支援を行う。
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