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ダウンロード - 日本骨髄バンク

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ダウンロード - 日本骨髄バンク
日本骨髄 バ ンク
1994年 11月 10日 発 行 (通 巻 5号 )
発行責任者
小池
編集責任者
森
E S
欣一 (財 団理 事長 )
貞 由美 (普 及広報委 員長 )
発 行 :財 団法人 骨髄移植推進財 団
〒 160東 京都新宿区新宿 1-4-8新 宿小川 ビル4F
TEL 03-3355-5041 FAX.03-3355-5090
郵便振替口座 :00130-2-609313
ニ ュー ス
。
今 日 の コ ニ の 時 間 は 校 合 の 写 生 笑 顔 い っは い の 三 瓶 徳 子 ち ゃ ん
「Aな さん、 こん ,こ ちわ =tiま 、福島県 の小学校 5年 生 (10歳 )の 三
f徳 子 tき たぺ =「 ■こ│て 十 =′ 学校 1年 生 の夏 │■ 急 注自血病 │こ な
■ ■夏 .こ 、青篭 バ レ ク3ド ■ 一か ら骨註 液 を もらって骨誌 移IE
:、
を受 :す るこ とがで きま した。 い までは毎 日、元気 に学校 に通 って い
ます。」
if徳「 ちゃん に、聞 い てみ ま した
=
一一学校 はたの しい ?
│ヽ
I It■ 十 二 (暑 (て 、学校 3ア ー レて水:ま し
■
電子ち ‐ た
´て ■三十 二
子fて くれたの。本 当に うれ しか ったして も、
てt
こ
、
:三 百 三 メ
tし て tEて 、建強 が よ くわか らな くって、 みん な こ1■
´
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て
(3が 大 変な の」
つ ︲し め
言 ︶締
,
T きヽ
て ,
つヽ
つ 抱
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・・
り,
私
か ,
り
ヽ
つ か ,
よ だ が
げ ヽな
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﹂
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一 ﹂
´
ヽ
,
ヽ
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・
´
ヽ
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︶ ´´
,
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.
二
・ ︵一 一
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一
︵
一
一
・ヽ ^
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一
一
一
――入 院中で辛 か つた ことは ?
F、
った時 も
Lし て ヽる時 は、 もう病気 が治 らな い と雷、
二を よ: '、 :三 卒 .こ 司 し病 気 の子 が、何 人 も死 ん じゃた の一 c とで も
行子ち うん
lた の
=
一―退院 して、何 が一番 うれ しか つた ?
徳子ち やん 「 う∼ん、 もう病 院 のベ ッ ドで寝 な くて いいの は、 うれ
し■
= ヽま│ま ね、 おか あ さんの ごはんが食べ れ るのが一 番 うれ
`た
一一大き くな つた ら、何 に したいの ?
徳子 ち ゃん 「お医者 さん 1ま イヤだ よ= もう病院 へ │ま 行 きた くな tヽ も
に Fド ナーが えて、 た くさん
ん =で もね、 今年 の七 夕 の とき
=、
'冊 い たんだ」
信託 移植 がで きます ように」 って書
◎ 200例 達 成 、 あ り が と う
日本骨髄バ ンクは ドナー登録開始か ら
三 瓶 さん親子 は、 い ま、苦 しか つた 4年 間 を取 り戻 し、家族 みんな
で 力 を合 わせて健康 に明 るい毎 日を送 つてい ます。 の りこちやん、 お
父 さん、 お母 さん、 お姉 さんたち、 これか らも頑 張 つて下 さい。 三 瓶
。
徳子 ちゃん とその家族 の 皆 さんは、今年 の公共広告機構 提供 の 新聞
テ レビでの キ ャンペ ー ンにご協 力下 さい ます。
◎ 骨 髄 バ ン ク は 医 療 と して 定 着 ヘ
10万 人 の
ドナ ー 登 録 が 必 要 で す
一
ヽ
ヽ
ヽ
一
一
一
一
一
一
一
一
一
一
一
一
´
´
´
一
一
ヽ
一
一
一
一
一
一
一
一
一
一
一
一
一
一
一
一
一
一
一
一一´一一一一一
一一一一一一一一
一一
ス驚褒
,0雫 )弯
◎
ドキュメント非血 縁 骨髄移植
早川さんの場合
日本骨髄 バ ンクを通 した非血縁 ドナ ーか ら骨髄 の提供 を受 け、昨
年 の後 半 に骨髄 移植 を した患者 さんの一 人が千葉県 にお住 まいの早
川真名 さん (31歳 )で す。
早川 さん はのお仕事 は小 児不
│の 女 医 さんです。 そ の早 川 さんが健
康診断 で貧血 を指摘 され たのが 2年 前 の春、 その夏 に骨髄 異形 成症
候群 と診 lllさ れ ま した。病気 は急速 に進 行 し、lヶ 月後 に 1ま 自血病
に転化 しま した。
発病当時 の早 川真 名 き 、︱歳 の長男 機0
ち ゃんと
抗 癌 剤 の副作 用 で、つ いに髪 の毛 はす べ
て抜 け落 ちて しまった。 (移 植 0日 後 )
さいわ い化学療法 (投 薬 に よる治療 )が効 を奏 し、安定 した状態 を
保 つ こ とがで きま したが、 いつ病気が再 発す るか も知れ ませ ん。完
治させるために、早川さんは骨髄バンクに轟者登録し、骨髄移植の
道を選びました。そして幸運にも骨髄 シクで ナーが見つかり、
'ヾ
検査が進みドナーの提供同意も得られて移オ
真が可能になったのです。
│ド
早川さんが入院 したのは移植 3週 間前、 :調 間前 には個室 に移 り
移植前処置が始 まりました。致死量の何倍 もの抗癌剤で、白血病細
胞に冒された骨髄をたたくのです:そ │れ まであ化学療法 とは比べ も
のにならない苦 しさだったと早り
││さ んは言います。抗癌剤の目
1作 用
で、間 なく吐き気が襲い、睡眠効果のある吐き気止めで何 とか眠
って耐え忍びました。
│‐
こ う した闘病生活 中の ほ とん どをご主 人の正広 さん (33歳 )は 無菌
室 1務 の廊 下に泊 ま り込 んで看病 しま した。大 学時代 に知 り合 い結婚
したお二 人ですが、正広 さん はその後 一 念 発起 して医師 をめ ざ して
再 入学 した 医学生 です。移植 の時 はち ょう ど試験勉強の 時期、廊下
で勉強 しなが ら、 つ らい治療 と闘 う妻 を励 ま し続 けたのです。
Ll「
抗癌剤 の激し い副作 用 に襲 われた前処置を受 け て い
た頃、吐き気止めの睡眠作 用で眠 って耐えていた早 川
さん。脱毛に備え てあらかじめ髪 は短く切 って いる。
無菌室脇の廊下に泊 まり込むご主人の正広 さん。右のガラス窓の向こうが早川 さ
んのいる無菌室、2人 の会話に使 う専用電話 (イ ンターホン)が 壁 にかかっている。
ドナ ーの 骨髄 は移植病 院 のス タ ッフが、骨髄採取 の行 われ る病 院
││さ んの ドナ ー は遠隔地 で あったため 、
に受 け取 りに行 きます。早り
°
「
ttfl施
ξ
程
麗腋蝙難I警轟翼鰺υ
雷
1賊
ドナ ー の 骨 髄 が 早 川 さん の 体 内 で 生 着 した と主 治 医 に 告 げ られ た
直病 院 に よ
前 日ス タ ッフは現地 に向 けlLP.発 しま した。患者 さん は移本
││さ ん は
って は数 日前か ら無 菌室入 りす るところ もあ りますが、早り
1段孵 模旗θ
鶏‐
ぶ輩犠 雰思(製
移植 当 日に無 菌室 に入 りま した。 その朝 に採取 され た ドナ ーの 骨髄
が病 院 に到着 したの は午後 3時 半過 ぎ、 それか ら早 速、早川 さんの
││さ んは移植後 3ヶ 月足 らずで退院
て早り
静脈 に点滴 で骨髄 液が移植 され ま した。 移植 の行 われ たその瞬 間、
││さ んの瞳か ら涙 が こぼれてい ま した。
早り
年9省 l贅 慧 :よ tIFが
②
最 後 に、早 川真 名 さんか らの メ ッセー シて':
│
フの方 々
「私 に いの ちを分 けて くだ さった ド十一 : ∵ 三
=ス
i彗
温 か く励 ま して くだ さった多 くの皆様 二し,■
そ申 し上 │デ ま
す。本 当にあ りが とうござい ま した=_
無菌食 の う どん を食 べ る.激 しい下痢 もよ うや くお さ ま り、体 力 をつ け るため に
も頑 張 って食 べ る。
発病 当時 1歳 だ った,き 、
子 の 悠 ちゃん も 3歳 にな りま した。 お [│さ
んが元気 になって、 い ちばん うれ しいの は悠 ちゃんか も知れ ませ ん。
││さ ん は仕事 に復帰 しま
移植 か ら 1年 にな らな い今年 9月 か ら、早り
て ^
じ る
帰 い
復 て
△
蚕し
社 と
した。 今 で は以 前 と同 じように診察 を して い ます。患者 にな ったお
医者 さん は、今 また医師 に戻 るこ とが で きたのです。
骨髄提供体験手記
深まつた家族 の絆
田中喜美子 (42歳 ・会社員)
子供 たち も大 き くな りま した。 この まま年 を重ね て い くの
か 、誰 かの ため にな って い るだ ろ うか。何 か を しな くては と
す るこ とに したのです。
その後 4度 採取病 院へ 出か け ま した。休 日を とるの も大変
い うあせ りが あ りま した。注射嫌 いで、献 血 さえ一度 も経験
の な い私 に とって、骨髄 バ ンクヘ の登録 は初 めての試 みで し
で したが、 乗 りかか った船 です。採取 日が決 ま り、 自己血 を
た。 今 回、何 度 か採 血 され、 その度 に私 の 骨髄 を必要 と して
採血 す る 日程 も組 まれ ま した。 自動車 を運転す る私 は、事故
もな く風邪 もひか な い ように しな くてはな りませ ん。 責任 重
苦 しんで い る患者 さんが い る と思 って頑張 りま した。
大 です。
よ くあ るHLA型 な のか、案外早 く適合す る患者 さんが現 れ
ま した。 昨年秋 、連絡 が届 き、 くわ しい検査 の こ と、 もろ も
とう とう入院 す る 日が きま した。 雨が降 って い ます。数 日
か
前 ら喧Л
華してい る主 人は 国 もきい て くれ ませ ん。 なん とも
ろの説明書 もあ り、改 めて こ との重大 さを知 りま した。 それ
まで安易 に考 えて い た ようです。娘 と主 人 には、登録 す る旨
不安 な門出で した。病 院で はス タ ンフや患者 さん に親切 に し
「.に しい な ら来 な く
て頂 き、い たれ りつ くせ りの環境 で した。
を話 して は い ま したが、 こん なに早 く実現 す るとは思 って い
ませ んで した。
も がけ う 可 =H市 赫
ていい」 と咬呵 を きったのですが、 当 日は家族全員 と姉夫婦
てて れ
た■■姉II感
注
・
が効
きっばな しです。 かたや 私 は、手 術室 に入 り麻酔
くまで
―
「あ―、え らい こ として しもた、もうこんな痛 い こわい こ と絶
娘 は最初 か ら理解 して くれ 「私 も20歳 になった らきっ と登
録 す る」 と言 って くれ ま した。 離 れて住む息子 は麻 酔 が不安
だ った ようで 「あんな恐 い こ とや めて くれ」 と、す ぐには賛
l‐
対 いやや」 と思 って い ま した。
成 して くれ ませ ん。 とい う私 は主人 とともに、 お借 りした採
取 の ビデオ を見 て絶 句 しま した。特 に主 人は「 こんな に して
麻 酔 か ら醒め、責任 を果 たせ た こ とに充分満足 で きま した。
感激 の一 日が終 わ ったので す。全身麻酔 で採取 の瞬 間 の感激
はわか りませ んが、 きっ と出産 で赤 ちゃんがオ ギャー と生 ま
まで他人の ため にす るのか、僕 だ った ら嫌 だ」 と、男 どもは
言 い ま した。 で も、最後 には我 を通す私 の思 うようにな った
のか も知れ ませ ん。
れて くる時 の ような、何 ともい えな い気持 ちだ と思 い ます。
退院 には主人が休 日を と り、迎 えに きて くれ ま した。喧Л
華
何 度 か仕事 を中断 して検査 したの に「諸検査 の結果、今 回
の 骨髄 移植 は見合 わせ るこ とにな りま した」 との通知 です。
なの に一 ヶ月後、 同 じ患者 さんの ドナ ー に と自羽 の 矢が たち
の こ とも忘れ、や さ し くして くれ ます。 ドナ ー にな るこ との
素晴 ら しさを共 に喜 んで くれ ま した。夫婦 の 話題 も増 え ま し
た。 で も、乾杯 した い私 には ビール が苦 いの で す。気 力 がな
くだ るい 日が 続 きま した。 で も一週 間す る と、 ビール の美味
ま した。第二候補 だ ったので しょうか。 とにか く宝 〈じに も
当 た らな い私 に とって、 ラ ッキー な こ とと思 うこ とに しま し
しい こ と、 この上 あ りませ ん。
た。最終説 明 と同意確 認のため主人 と娘 とと もに出か け ま し
た。採取 の 方法 な どわか りやす く説 明 して頂 きま した。皆 が
心配 して い る麻 酔 につ いて も、過去 の事故 の例 な どこれで も
えた ようです。
か、 これで もか、 と資料 を提供 して くれ ま した。 で も、 そ こ
で は同意書 にサ イ ン をせ ず持 ち帰 り、家で話 し合 い後 日郵送
私 の 骨髄 が患者 さん に移植 され、 日一 日と回復 され るよう
に、 お祈 りして い ます。 もう一 人のわが子 へ 。 (京 都 府在 )
精神 的 にひ とまわ り大 き くな り、一層家族 の絆 カミ朱まった
ように思 い ます。 娘 も口うるさいだ けだ った母親 の見 方 を変
③
非血 縁者間骨髄移植 200例 の報告
までの統計をまとめて 10月 12日 に公表 いた しま した。 2例
日本骨髄バ ンクでは、今年 9月 上旬 に非血縁者間骨髄移植 が 200例 に達 し、 200伊 」
の再移植 を含み ますので、移植 を受 けられた患者 さん 198名 と、 ドナー 200名 に関するもの です。
なお、移植 を受 けた患者 さん 198名 の うち、生存者 は136名 (内 、退院 71名 ・ 入院中 58名 ・再発 7名 )で 、残念なか ら移植 されなが らも死亡さ
れた患者 さんが 62名 にな ります。
200例 の移植状況 は下表の通 りです。
非血縁者PB5骨 髄移植実施状況
L施 設、および ドナーの居住地と地域別採取施設
移植患者居住地 と地域別移l●
移植患者疾患別
思者 居有:地 域
平 成 5年 1月
1
●t
多肛施1講 キ
l_・
ド││■ヽ 住地
採取施設迎 或
1
31
46
12
16
16
25
12
12
12
77
59
68
71
2月
2
3
17
3月
5
8
69
l
1
9
6
12
12
14
11
5月
9
18
12
28
41
24
27
4り
7月
34
中四国
10
6
聾
14
13
1
1
198
200
i
38
9,1
50
8り
79
12月
86
平成 6年 1月
93
2月
106
3月
123
4月
134
5月
149
6月
171
7月
188
8ナ 1
199
9月
200
年齢
0115
一
一
不許
一
・
62
16■
15
1● 125
26135
13● 145
1合
計
,
10月
11月
移植患者年齢 。男女別
13
27
38
13
113
4
18
25
18
85
17
45
63
3]
198
ドナー入院日数
31Fl
■1日
6日
17日
代
=0歳
(ド
代 40rt代
合
合
計
26
骨髄提供者年齢・ 男女別
"歳
その 絶
'1.―
ナー平 均 入院 日数 ・ 46日
)
計
]22
│■
53
40
女
23
30
78
計
76
70
200
平 成 6年 9月 は途 中 まで、
再 移植 2例 を含 む。
日本 骨髄 バ ンクの登 録状況
患者 と ドナーの登録状況 (平 成 6年 9月 末現在 )
け ■
鉤
57,848
串
2,329
2,148
糸
り800
55,700
約 1,500
日本骨髄 バ ンクの登録状況 は、9月 末 までの ドナー希望登録者 (HLA型 のA・ B座 検査済 の
方)の 累計 は、57,848名 ですё しか し、その うち年齢制限超過や病気になった り、家族の同意
が得られない等の理由で登録取消しな方を考 し号│く と、55,700名 となっています。 一方、
。こあらち、すでに骨髄移植を完 了した218名 の方
患者さんの登録数は、祟計で
'1329名
亡 ゛れ`す
た患者 さん な ど登録 を取消 しされた方 を含 んだ数字 で
ヒし死
や、残念 なが ら病状 が悪イ
‐
800名
にな
じ数の合計
は、お
ります。
よそ
す。取消
しか し、 これ までの実績 で はこれ まで に登録 された患者 さん全体 の 6割 以上 に二 次適合 の
ドナ ー候補者 が見つか って い る こ とにな ります。
④
ドナー登録者 が骨髄提供 する確率
さて、 ドナ ー登録 をされて い る皆 さんが一番 興味 をお持 ちの点 は、
ご 自分が いつ 実際 に骨髄 を提供 す るこ とにな るのだろ うか 、 そ して、
その石
雀率 は どれ位 だ ろ うか とい う ところで はな い で しょうか。
日本骨髄 バ ンクの 中央骨髄 デ ー タセ ンターで は、毎 月 2 Flド ナ ー
登録者 と登録 患者 の HLAデ ー タを コ ンピュー タで検索 をか け、適合
状 況 を出 して い ます。 そ の検 索状 況 は表 の通 りですじ姜t字 だ すで 1ま
わか りに くいで しょうが、 その確 率 を10月 11日 現在 での デー タで 円
鰈i積 に よってIXI式 化 してみ ま した
すべ ての ドナ ー登録者 の 7割 以 11の 方 が、一 次検 査 (HLAtt A二・
データセンター検索状況 (10月 ll日 現在 )
55,700メ 、
有効一次検査済 ドナ ー数
二次検査依頼 ドナ ー実数 (一 次適合)40,184人 (登 録 ドナ ーの
「2
つ
ー
ー
二
54
30,530人 (登 録 ドナ
有効 次検査済 ドナ 数
4,797人 (登 録 ドユ ー ^:
二 次検査迫 合 ドナ ー累積 数
二 次検査適合患者 累積 数
1424人
(全 登録 春 ■
ビ
l
日本骨髄バンクの ドナー適合状況 (10月 11日 現在 )
=
登録致 11
B座 )で 適 合 して、二次 検査 (DRF■ )を 受 1す る ように依頼 が 出 さ,lて
││三
い ます。依頼 を受 けた一次適 合 ド十一の 4分 の 31ま す で 1二 〔
を済 ませ て い ますが、 これ │ま 登録 ド■― 全f本 355° .ニ ビて■ :そ
'キ
]:=二 ,I、 一 Itヒ │
いDR生 )が 三 分す る ヽ■― ´
tiミ 査 D華 テ
中か ら二 じ
が ります。全体 では86%の 確 率で、二 次検査 を受 けた ドナ ーだ けの
ヽ一
一
一 ,│レ
一
一ヽ
・
持 って い ます。中には 5人 、10人 と ドナーを持 つ 方 も少な lF
/
/_
\__、
ヽ
´一
´・ ´
.
割 合で も157%ほ どです .
さて、二次i資 査迫 合が あぅてか ら=― ■ ′ネー ト
´て │ま 二じ ヽ `二 ―■■ │
患者 き│レ ■HI´ A■ 1■ よ「
'(壇
エ
もあ ります e追 合 ヽ ー ■ iろ 患ごき ニ千
=t,J'、
t´
ヽ
二次検 査済 ドナ ー 3:=こ 二
人
七 _:
ん。 その全 員 に コー デ ィネ ー トが進 め られ るわ 11で │ま ら
'三
コー デ ィネー トは まず は同時 に ドナ ー候補 3人 までて進 行 します
=
│二 次適 合 ドナ ー
そ して三 次検査や最終 同意 を経 て、実際の骨髄 移植 (提 供 )と な っ
たの は、この時点 でわ ず か に220人 ほ どですか ら、ドナ ー登録者 全体
の04%と とい うこ とにな ります。骨髄 バ ンクに登録 してい る方の250
1
4,797人
人に 1人 _l確 率 とい うこ とにな ります。
まさに骨髄提 供 は 一生の うちに 1度 あ るか な いかの 貴重 な機 会 と
骨菱提 供 者 221,、
い うこ とがで きるで しょう。
世界の骨髄 バンクと日本
日米の骨髄バンクでの移植比較
ま
アメ リカの骨髄 バ ンク事業 は1987年 に開始 され、7年 日の 今年 十
年 間800夕 1の 骨髄 移1直 が 行 われ るようです .H本 で │ま 、出始 されて 3
年 日の 今年 は、年間 で 180"」 Hl後 ヒ i‖ │さ て 1ま す ,日 米 吉てそ
'し
ア メ ■■ 日ヽ ;│:]=
成 長の スヒー ト ■差 │ま ち ,ま せ rt= ヽ日│ェ
です.そ して約 130万 人の ドナ ー登録姿えを誇 るアメ リカ と、 ドナ ー登
司永壮 5万 う千 た しかな tヽ 日本骨髄 バ ンiク での HI:A適 合 のr十 は1約 一
60%で はほ同 じです .ア メ リカ │ま
IL界 中 の 多様 な民 族が 移民 してで
きた 多民族国家で あ るため HI´ AIま なかなか適 合 しな いつで す
=
日本で ドナ ー 登録 が 順調 に進 め 1ま 、来年 に もHLA適 合 の確率 が71
%以 上 とな り、 そ して、 移1直 件数 も大 幅 に増 力日す る と期 待 され て い
ます。今後 は、 善意 の ドナ ーの 方 の意思 を1に かす ため に も移lL● 医療
機 関 の整 備 ・ スタ ッフの充実が欠かせ ませ ん。
ア イ │■
γ 、 イ多
11引
ヽ ■│==り
`ン・ ││=:(し
.、
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'シ
て を三 ´t: =■ 言
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ス11∵ ヽ
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lf lゃ I.、
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バ ンタ.ま 、 ■]二
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始 して い ます。
す
¬ 本骨 髄 バ ンクヘの意
海 1物 患 者 さラし(国 籍 ■ 睡を欄 わ〕
∼
「
い
者金11を 認 め られて ます
も■理竿 をお顎 ヽヽい た します
今
=
=
`iと
登 録者 の皆さんヘ
コーディネー トマニユアルの主な要点
ドナー不適格条件を設定
非血縁者間 の 骨髄 移植 を円滑 に実施 す るため には、 ドナ ーの ご意
思 と健康状況 に十分 留意 し、適正 かつ迅速 に コー デ ィネー ト(調 整 活
これ までの経験 │こ よ り、善意の ドナ ーの健康 を守 り、 移植 を成功
させ るたつ に ドナ ー不適格条件 が明確 化 され ま した。以下 に該 当す
重力)を 行 う必要 が あ ります。過去 2年 間 の経験 か ら、改 善 を必要 とす
る点 につ いて1真 重 に検 討が加 え られ、今年 7月 に コー デ ィネー トマ
ニ ュアル が改訂 にな りま したので、 そ の概 要 をお知 らせ します。
る方 │ま 、 ドナー になれ ませ んので、 ドナ ー登録 をご遠 慮下 さい ます
ようお願 い します。
■病気 治療 中の方 、 または、服薬 中の方
│.患 者登録基準 (疾 患 :病 状 。年齢等 )の 拡 大
2.コ ーディネー ト開坤時での病状等の再半1定 │ │
■悪性腫 瘍 (ガ ン)、 膠原病 (慢 性 関節 リウマチな ど)、 心筋 梗塞、狭
心症、脳卒 中、悪性 高熱症 (本 人・家族 と も)な どの既往歴 があ る方
│
3.患 者負担金のT部 変更 曽額
減免規程の明確化
)、
4.M LC検 査か らDNAタ イ ピングヘ の 変更 (三 次検査
■高血圧 (151以 上 )、 低血圧 (89以 下 )の 方
■輸血 を受 けた こ とがあ る方、 ウイル ス性肝炎 。梅毒 等人 に移 る恐
れがあ る感 染症 を持 っている方、 貧 血 の 方、血 液 の病気 の方
(ナ
)
5.地 区 コー デ ィネー ト事務局 とコーデ イネー タニ の 配置
6.ド ナー フ ォ ロー ア ップ体 制 の整備 と徹底
7.ド ナー健康状況の不適格 条件 の明確化
■妊娠 中の 方、 出産後 1年 を経 ていない方
口せ の古
■体 重が男性 45kg・ 女性 40kg以 下 の吉 :号 ■今日
準体重 よ
`標
lI三
-1:[:
二
3万
■
―身長
,40,。 以二こ三
、 千
■ その他、医師が不適切 と認 め る疾 患 の五往 tヽ 三ろ万 三言更■ ―■
患者 さん に関係 が あ る改正点 は、1∼ 4で す。 医療 の進歩 に よ り、
疾 患や 年齢 も少 しづ つ拡大 されて きて い ます。二次検査 はHLA型 を
調べ る ものです が 、遺伝子 レベル で よ り精 密 に確 認 して移植 成績 の
レニー
く、糖尿病 、肝臓・ 腎臓・ 心臓 等 の機 能障害、 ア シ′
れん性疾 患、精神 的疾 患な ど)、 または、治療 中 の方
声1上 に役 立て る もので す。また、時 間的 な短縮 を図 るためMLC検 査
か らDNAタ イ ビングヘ の 変更 とな りま した。す で に欧米 の 骨髄 バ ン
クで │ま 、 この検査 方式 に変更 されてお り成果 を上 げて い ます。
ドナーカードをお送りします
く ―■
このたび、 ドナ ー登録者 に │ま 侶髄 バ ン タ
行す るこ とにな り、登録者 には本紙 に同三 て
ド十一 ζ
i録 者 の方 々 に とっての 改 正点 は、4∼ 7で す。 二 次適合
ド十一姜kが 急増 し、以前 の ように コー デ ィネー ト業務 を忙 しい臨床
●
「 師 の兼務 でお願 い して い くのは困難 とな って きま した。 そ こで、
各地 区 に コーデ ィネー ト事務 局 を設置 し、連絡や事務処 lHjな どを行
ヽ
、そ の後 に コー デ ィネー ターに引 き継 ぐ方式 としま した。 また、
=し
=三
今後登録 され る ドナ ー希望 者 の皆 さん に │ま 、 ■量手
・1
骨髄 デ ー タセ ンターか保健 所 でお渡 し致 します
=
なお、 この カー ドは各 自の ご意志で携 帯所持 して f=
裏 面の氏 名 1登 録 セ ンター 名な どは、すべ て こ「liヽ て ■
二
意ド
たあ る一般市民の公募 に よる コー デ ィネー ター も養成 中 です。 医
b llと ともにペ ア にな って コー デ ィネー トを行 う こ とにな り、今後 の
い。 なお、登録 セ ンター 名 と連絡 先 │ま 、本■三 十
r'
てお りますので、参考 に して くだ さい。 また、■ 1■
活躍 が期 待 さ″して い ます。
また、 ドナ ーの骨髄採取 前後 の精 神的、 肉体的 な健康状 態 を、定
希望 され る方 は骨髄 移植推 1笙 財団 までお申 し出 くだ さ
康 で安心 して骨髄提 供 で きる体制 とな るよう、一層の努力 を続 けて
い きます。
1理 1解
家1族 の
可欠です
と
同意は不‐
異 一一 ン ク の ド ナ ー
二阜 言 一
DONOR CARD
期 的 にフ ォロー ア ップ す る体制 を整備 しま した。 ドナ ーの 方 々が健
`
日本骨髄バ ンク
日本骨髄 バ ンクの ドナ ー 登録 の条
して「家族 の 同意 を得 た方」
が あ ります。 コー デ ィネー ト開始時 `│と
に │ま 、 この点 を重要 な ポイン ト
と して必ず ドナ ー候補者 にお聞 き して い ます。登録者 は20歳 以上 の
成 人で、法 律的 には家族 の 同意 は必要 あ りませ ん。 しか し、骨髄提
│■ なおギ審幸■1宥 ■ 1編 集後 1認 │■ 狩ジ恭捧
供 には 4∼ 5日 の入 院が必要 で、 ご家族が見 舞 い され た り、付 き添
い をされ る方 もあ ります。 せ っか くの善意 の登録 ・提供 が ご家族 内
ヽ
音議′
レ│夕 11人 │め 1善 1意 │で 支え│ら │れ ―
てヽ る事業です。そ
│ぐ
│る
,骨
●善意の最た ヽの 髄を提1供 │し て ださるドナーの愛とや
│● │=1本
での トラブ ルの 原因 にな るの は骨髄 バ ンクの 本意 で はあ りませ ん。
必 ず ご家族 と │^分 に話 し合 った うえで登録 をお願 い します。 また、
ご両親 と高性れて暮 され て い る方な どは、ぜ ひパ ンフ レ ッ ト等 を家族
にお送 りし、話 し合 って下 さい。
なお、三次検査 費用や コー デ ィネー ト費用 の 多 くは、患者 負担 金
│々
日 本 小 型 自 動 車 振 興 会 (オ ー トレ ー ス )か ら
公 益 資 金 の 補 助 決 定 ./
今年度、骨髄 バ ンクの 普及啓 発用 ポスター・ パ ンフ レッ ト・
リー フ レッ トの印刷 費 に対 し、 日本小型 自動車振興会 (オ ー ト
レース)よ り公益資金が補助 され るこ とにな りま した。感謝 し
てご報告 いた します。
⑥
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1骨 1髄 移す
ッフたちも、骨
勇1気 │で │す
直医療1施 1講 │の 不ター
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で賄 われてお ります。
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